JP3405177B2 - 中継端子及びその中継端子を用いた電気接続箱 - Google Patents

中継端子及びその中継端子を用いた電気接続箱

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JP3405177B2
JP3405177B2 JP06136198A JP6136198A JP3405177B2 JP 3405177 B2 JP3405177 B2 JP 3405177B2 JP 06136198 A JP06136198 A JP 06136198A JP 6136198 A JP6136198 A JP 6136198A JP 3405177 B2 JP3405177 B2 JP 3405177B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バスバー及び電
装品の端子同士を電気的に接続するための中継端子及び
その中継端子を用いた電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、リレーの端子と配線
用のバスバーの端子とを接続する場合、図及び図
示すような中継端子41が用いられている。この中継端
子41は、いわゆるファストン接続方式と呼ばれるもの
で、平板状の基部42の両側には上下各一対の円弧片4
3a,43b,44a,44bが基部42の中央に向か
って半円を描くように延びている。そして、各円弧片4
3a,43b,44a,44bの一端と基部42との間
に形成される隙間が、電装品としてのリレー45の端子
46、又はバスバー47の端子48が挿入される挿入部
49,50になっている。
【0003】又、前記中継端子41によって接続される
リレー45の端子46は、厚みが0.8mm程度に設定
されているのが一般的である。一方、バスバー47の端
子48の厚みは、ワイヤーハーネスに接続されるタブサ
イズから定められ、0.64mm、又は0.8mmに設
定されているのが一般的である。そして、中継端子41
の挿入部49,50は、最大0.8mmの端子46を挿
入できる幅に設定されている。このため、厚みが0.8
mmであるリレー45の端子46と、厚みが0.64m
mのバスバー端子48を接続する際には、厚みの薄い端
子48の中央側に突出部51を叩き出す加工が施されて
いた。これによって、一方の端子48の見かけ上の厚み
を0.64mmから0.8mmに調整し、両挿入部4
9,50の幅が同一なる中継端子41であっても対応で
きるようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、自動
車における種々の機能の増加により電気的負荷が高ま
り、回路の簡素化と低コストが求められた結果、大電流
対応のリレーが開発された。このため、これに対応する
端子のサイズも大きくなり、厚みが1.2mmの端子も
出現した。その結果、前述したバスバー47の端子48
の中央部を叩き出して突出部51を形成する方法で対応
することが困難であった。
【0005】この発明は、前述した事情に鑑みなてされ
たものであって、その目的は、接続される両端子の厚み
が大幅に異なる場合でも容易に接続することを可能にす
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、中継端子本体の両端部に
対向配置されかつ互いに形状が異なる一対の挿入部を設
、一方の挿入部にバスバーの端子を挿入するととも
に、他方の挿入部に電装品の端子を挿入することによ
り、前記両端子同士を電気的に接続する中継端子におい
て、前記一方の挿入部を、板状の基部とその板状の基部
の両側から中央側に向かってそれぞれ半円状をなすよう
に延びる一対の円弧片との間に形成するとともに、前記
他方の挿入部を、四角筒状の基部とその四角筒状の基部
の開口縁部から同基部内に延びる舌片との間に形成し、
前記各挿入部の幅を異なるように設定し、前記板状の基
部の内側面に、前記一方の挿入部に挿入されるバスバー
の端子と接触する突部を形成し、前記舌片と対向する四
角筒状の基部の内側面に、前記他方の挿入部に挿入され
る電装品の端子と接触するとともにその電装品の端子の
挿入方向に延在する突部を形成したものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】請求項に記載の発明は、ケース内にバス
バー及び電装品を設け、そのバスバー及び電装品の端子
を、前記請求項1に記載の中継端子を介して接続するよ
うにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1,図2
に示すように、電気接続箱5のケース6は合成樹脂によ
り上面を開口したほぼ箱型に形成され、そのケース6の
開口縁には係止部8が形成されている。そして、ケース
6の上面開口部にはカバー7が着脱可能に装着され、そ
のカバー7の下端縁が係止部8に係合して、カバー7が
ケース6上に係止保持されるようになっている。ケース
6の底壁上面には取付座部9形成され、この取付座部9
上には金属板よりなるバスバー21が配設されている。
バスバー21の端子15には中継端子本体10を介して
電装品としての着脱可能なリレー19が電気的に接続さ
れている。
【0012】前記中継端子本体10はファストン接続方
式になっている。この中継端子本体10では、平面状の
基部11の上下両側からそれぞれ一対の上部円弧片12
a,12b及び下部円弧片13a,13bが半円を描く
ようにして基部11の中央側に延設されている。そし
て、上記上下両円弧片12a,12b,13a,13b
のうち、上部円弧片12a,12bの端部と基部11と
の間の隙間は、下部円弧片13a,13bの端部と基部
11との間の隙間よりも幅広に設定されている。即ち、
上側の隙間は、厚みが1.2mmである前記リレー19
の端子14を圧入できる幅Aに設定され、下側の隙間
は、厚みが0.64mm又は0.8mmのバスバー21
の端子15を圧入できる幅Bに設定されている。
【0013】又、基部11の上下には、中継端子本体1
0の内側に向かって突出する突部16,17が形成され
ている。そして、図2に示すように、上側の隙間である
上部挿入部18にリレー19の端子14を挿入し、下側
の隙間である一方の挿入部としての下部挿入部20にバ
スバー21の端子15を挿入することにより、中継端子
本体10を介してリレー19とバスバー21とが電気的
に接続される。
【0014】さて、中継端子本体10を用いて、リレー
19とバスバー21とを接続する際には、まず、中継端
子本体10の下部挿入部20に、バスバー21の端子1
5を挿入する。これによって、バスバー21の端子15
は一方の面を基部11の突部17に接触させ、他方の面
を下部円弧片13a,13bの端部に接触させた状態
で、中継端子本体10内の下部側に固定される。つい
で、中継端子本体10の上部挿入部18に、リレー19
の端子14を挿入する。これによって、端子14はその
一方の面が基部11の突部16に接触され、他方の面を
上部円弧片12a,12bに接触された状態で、中継端
子本体10内の上部側に固定される。この結果、リレー
19とバスバー21は、中継端子本体10を介して電気
的に接続され電装品として機能するようになる。
【0015】従って、この実施形態の中継端子本体10
によれば以下に示す効果がある。 ・この中継端子本体10では、上部挿入部18の幅A
が、リレー19の端子14の厚みに対応するように設定
され、下部挿入部20の幅Bが端子15の厚みに対応す
るように設定されている。このため、厚みが大幅に異な
る端子14,15同士を簡単に接続することができる。
又、その際、従来技術のように、薄い方の端子15に叩
き出しによる加工を施して、見かけ上の厚みを厚い方の
端子14に揃える必要がなくなる。従って、端子15の
形状を簡素化することができるとともに、両端子14,
15同士を容易に接続することができる。
【0016】・中継端子本体10の両端部に一対の挿入
部18,20が対向配置されているため、中継端子本体
10と端子14,15との接続を簡単に行うことができ
る。 ・中継端子本体10を、板状の基部11と、その基部1
1の両側から中央側に向かって延びる上下両円弧片12
a,12b,13a,13bとから構成した。そして、
上下各円弧片12a,12b,13a,13bと基部1
1との間に上下各挿入部18,20を形成した。そのた
め、両端子14,15を確実に接続することができる。
【0017】・端子14,15の厚みを大幅に変更する
場合でも、叩き出し等による端子15の厚みを調節する
という余分な製造工程を省略できる。従って、製造工程
の減少により、電気接続箱5全体の製造コストを低減す
ることができる。
【0018】(第2実施形態)次に、この発明の第2の
実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に
説明する。
【0019】図3及び図4に示すように、この実施形態
の中継端子本体22は、上部側の基部23が四角筒状に
形成され、その上部開口縁部24から弾性を有する舌片
25が基部23の内部に向かって延びている。この中継
端子本体22は舌片接続方式と呼ばれるもので、上記舌
片25は、その先端が基部23のリレー19の端子14
に当接している。舌片25と対向する基部23の側面
には、二個の突部28a,28bが基部23の内部に向
かって形成され、この突部28a,28bと舌片25と
の間に他方の挿入部としての上部挿入部29形成され
ている。突部28a,28bは、上部挿入部29に対す
るリレー19の挿入方向に延在している。上部挿入部2
9の最狭部の間隔は、厚みが1.2mmのリレー19の
端子14を舌片25の弾性力に抗して軽く圧入できる幅
Cに設定されている。又、この中継端子本体22の下部
側は、前記中継端子本体10の下部側と同様の構成にな
っている。従って、同一部分に同一符号を記している。
【0020】従って、この第2実施形態においても、前
述した第1実施形態とほぼ同様の効果を発揮させること
ができる。また、この第2実施形態においては、中継端
子本体22の上下を異なる接続方式で構成することによ
り、中継端子本体22を端子14,15に接続する際
に、その上下向きを容易に判別することができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】なお、前記各実施形態は次のように構成し
てもよい。 ・リレー19の端子14とバスバー21の端子15を接
続する以外にも、バスバー21の端子15と、電装品と
してのヒューズの端子とを接続することに具体化するこ
と。
【0025】・上部挿入部18,29の幅を下部挿入部
0の幅よりも狭くすること。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、挿入部
の幅を互いに異なるように設定したため、端子の厚みが
大幅に異なる場合でも、端子同士を容易に接続すること
が可能になる。又、厚みの異なる端子に対する中継端子
本体の接続向きを間違えることがない。更には、一方の
挿入部に対してバスバーの端子を確実に接続できるとと
もに、他方の挿入部に対して電装品の端子の着脱作業を
スムーズに行うことができる。
【0027】
【0028】
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態による中継端子を示す
斜視図。
【図2】電気接続箱の内部を示す一部切欠き断面図。
【図3】第2実施形態による中継端子を示す斜視図。
【図4】その中継端子を介して端子同士を接続した状態
を示す断面図。
【図5】従来技術における中継端子とそれに接続される
端子を示す斜視図。
【図6】その中継端子を介して端子同士を接続した状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
6…ケース、22…中継端子本体、11,23…基部
3a,13b…下部円弧片、14,15…端子、2
0,29…挿入部、24…開口縁部、25…舌片、
7,28a,28b…突部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 31/06 H01R 4/58 H02G 3/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継端子本体の両端部に対向配置されか
    つ互いに形状が異なる一対の挿入部を設け、一方の挿
    部にバスバーの端子を挿入するとともに、他方の挿入部
    に電装品の端子を挿入することにより、前記両端子同士
    を電気的に接続する中継端子において、前記一方の挿入部を、板状の基部とその板状の基部の両
    側から中央側に向かってそれぞれ半円状をなすように延
    びる一対の円弧片との間に形成するとともに、前記他方
    の挿入部を、四角筒状の基部とその四角筒状の基部の開
    口縁部から同基部内に延びる舌片との間に形成し、 前記
    各挿入部の幅を異なるように設定し 前記板状の基部の内側面に、前記一方の挿入部に挿入さ
    れるバスバーの端子と接触する突部を形成し、前記舌片
    と対向する四角筒状の基部の内側面に、前記他方の挿入
    部に挿入される電装品の端子と接触するとともにその電
    装品の端子の挿入方向に延在する突部を形成し た中継端
    子。
  2. 【請求項2】 ケース内にバスバー及び電装品を設け、
    そのバスバー及び電装品の端子を、前記請求項1に記載
    の中継端子を介して接続するようにした電気接続箱。
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