JP2000260295A - 電装品ブロック及びバスバー - Google Patents

電装品ブロック及びバスバー

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JP2000260295A JP11061707A JP6170799A JP2000260295A JP 2000260295 A JP2000260295 A JP 2000260295A JP 11061707 A JP11061707 A JP 11061707A JP 6170799 A JP6170799 A JP 6170799A JP 2000260295 A JP2000260295 A JP 2000260295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成であるにもかかわらずナット部材の
脱落を防止でき、かつ製造工程の煩雑化を防止できる電
装品ブロックを提供する。 【解決手段】ヒュージブルリンクブロック1は、ブロッ
ク本体11とバスバー12とを備えている。ブロック本
体11の表層板11aの裏面側において収容部14と対
応する箇所には、ヒュージブルリンク13の接続端子1
5及びナット21が装着される装着部17が形成されて
いる。バスバー12は、上方に突出した2本の接続片2
3を備えている。各接続片23の先端側のほぼ中央に
は、挿通孔23aが透設されている。挿通孔23aの直
下において同挿通孔23aから離間した箇所には、接続
片23の一部からなり、略「L」字状をなす折曲片24
が形成されている。折曲片24の基端にある折曲線24
cは、上下方向に沿って延びるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両内など
に搭載される電装品ブロック及びバスバーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の種々の電子部品等の
電装品は、電装品ブロックに搭載された状態で車両内に
搭載される。中でも、内部にバスバーが敷設された電装
品ブロックにおいては、各種電装品の端子がバスバーに
電気的に接続された状態になっている。電装品のうち特
に大電流が流れるものは、端子がバスバーに締結された
状態で固定される。これにより端子とバスバーとの接触
面積が大きく確保されるため、電装品に大電流を通電す
ることができる。
【0003】従来、こうした電装品ブロックとしては、
例えば図7に示すようなヒュージブルリンクブロック
(以下「F/Lブロック」という)51がある。このF
/Lブロック51は、合成樹脂からなるブロック本体5
2とその内部に敷設されたバスバー53とによって構成
されている。ブロック本体52は、ヒュージブルリンク
54の接続端子55が装着される装着部56が設けられ
ている。その装着部56内には、ナット57がブロック
本体52の下方から挿入配置されている。そして、ナッ
ト57には、バスバー53と接続端子55とを介してボ
ルト58が螺着されている。すなわち、バスバー53と
接続端子55とは締結固定されている。このため、バス
バー53と接続端子55との間の接触面積が大きく確保
され、大電流の通電が可能となる。
【0004】また、装着部56内には、ロック部(ラン
ス)59がブロック本体52と一体に形成されている。
ロック部59は、ナット57が挿入配置されたときに同
ナット57の下部に係合するようになっている。このた
め、ボルト58が螺着される前においても、装着部56
からのナット57の抜け落ちが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このF/L
ブロック51においては、装着部56内にロック部59
を形成しておく必要がある。このため、ロック部59が
形成される金型を用いてブロック本体52を成形する必
要がある。したがって、金型の構成が複雑となり、金型
の製造コストが増大してしまう。
【0006】こうした不都合を解消するために、装着部
56内にロック部59を設けない代わりに、ナット57
を圧入して同装着部56内に同ナット57を保持させる
技術も提案されている。すなわち、この技術では、装着
部56におけるナット57の配置部分を、ナット57よ
りもやや小さめに形成するようにしている。しかしなが
ら、ナット57を装着部56内に圧入する工程が増える
ばかりでなく、そのための専用の圧入装置が必要にな
る。このため、製造工程が煩雑となるとともに、製造コ
ストが増大する。
【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、簡単な構成であるにもかかわら
ずナット部材の脱落を防止でき、かつ製造工程の煩雑化
を防止できる電装品ブロックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、接続端子を有する電
装品が装着されるブロック本体と、そのブロック本体内
に敷設されるバスバーとからなり、前記ブロック本体に
おける前記接続端子の装着部にはナット部材が該ブロッ
ク本体の下方から挿入配置され、そのナット部材に締結
部材を螺着することによって前記接続端子と前記バスバ
ーとが接続される電装品ブロックにおいて、前記バスバ
ーは、前記締結部材の挿通が可能な挿通孔と、前記挿通
孔の下方にて折曲形成された折曲片とを備え、該折曲片
の基端にある折曲線は上下方向に沿って延びるように形
成され、かつ同折曲片の先端は前記ナット部材の下部に
当接するように形成されていることを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電装品ブロックにおいて、前記折曲片は、略L字状
をなすことを要旨とする。請求項3に記載の発明では、
電装品ブロック内に敷設されるバスバーであって、前記
電装品ブロックに搭載される電装品の接続端子との接続
箇所には、該端子との接続に用いられる締結部材の挿通
が可能な挿通孔と、前記挿通孔の下方にて折曲形成され
た折曲片とを備え、該折曲片の基端にある折曲線が上下
方向に沿って延びるように形成されていることを要旨と
する。
【0010】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、折曲片の先端がナ
ット部材の下面に当接しているため、この折曲片によっ
てナット部材は装着部内に保持される。したがって、簡
単な構成であるにもかかわらず、ナット部材の抜け落ち
を防止することができる。しかも、前記従来の技術のよ
うな圧入工程を必要としないため、製造工程の煩雑化も
防止することができる。
【0011】さらに、折曲片は上下方向に折曲線が形成
されるように折り曲げられているため、折曲片の曲げ方
向とナット部材から受ける荷重の方向とが異なる。した
がって、ナット部材から受ける荷重や、締結部材をナッ
ト部材に螺着させた際に生じる螺着力によって、折曲片
の基端部が変形・破損することが防止される。
【0012】請求項2に記載の発明によると、電装品及
びナット部材の装着時に端子先端がナット部材の下面か
ら突出する場合であっても、端子先端が邪魔になること
なくナット部材を装着部内に保持することができる。す
なわち、折曲片は略L字状をなしているため、その水平
に延びる部分を接続端子の先端の下方に位置させ、同水
平に延びる部分から上方に垂直に延びる部分をナット部
材の下部に当接させることができる。したがって、接続
端子の先端の長さにかかわらず、ナット部材を抜け落ち
ないように保持することができる。すなわち、装着部に
装着可能な電装品の種類が多くなる。
【0013】請求項3に記載の発明によると、例えば、
締結部材とナット部材とを用いてバスバーと電装品の接
続端子とを接続する際に、ナット部材を折曲片によって
抜け落ちないように保持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。図1に示す
ように、電装品ブロックとしてのヒュージブルリンクブ
ロック(以下「F/Lブロック」という)1は、合成樹
脂からなるブロック本体11と、そのブロック本体11
内に敷設されるバスバー12とを備えている。
【0015】ブロック本体11の所定箇所には、電装品
としてのヒュージブルリンク13を収容可能な収容部1
4が形成されている。ヒュージブルリンク13は板状を
なす2本の接続端子15を有している。各接続端子15
にはそれぞれ貫通孔15aが透設されている。ブロック
本体11の表層板11aには各接続端子15を挿通可能
なスリット状の挿通孔16がそれぞれ透設されている。
【0016】また、同表層板11aの裏面側において収
容部14と対応する箇所には、各接続端子15が装着さ
れる装着部17が形成されている。この装着部17は、
表層板11aの裏面から下方に延設された隔壁によって
構成されている。そして、図3にも併せ示すように、こ
の装着部17内には、ナット21をブロック本体11の
下方から挿入配置することが可能なナット収容溝22が
2箇所に設けられている。各ナット収容溝22は、装着
部17のほぼ中央に延設された隔壁17aを挟んで左右
対称に設けられている。各ナット21は直方体状のフラ
ンジ21aを備えている。そして、各ナット21が各ナ
ット収容溝22内に挿入配置されたときには、図2に示
すように、フランジ21aがナット収容溝22に収容さ
れた状態となる。また、各ナット21はヒュージブルリ
ンク13の各接続端子15間に位置し、各ナット21の
雌ねじ孔は接続端子15の貫通孔15aと一致する。
【0017】一方、バスバー12は、所定の形状に打ち
抜き加工された金属板からなり、上方に突出した2本の
接続片23を備えている。これら接続片23同士は、電
気的に隔絶されている。各接続片23の先端側のほぼ中
央には、挿通孔23aが透設されている。各挿通孔23
aは、バスバー12をブロック本体11に敷設した際に
前記接続端子15の貫通孔15aと連通する位置に透設
されている。
【0018】挿通孔23aの直下において同挿通孔23
aから離間した箇所には、接続片23の一部からなる折
曲片24が形成されている。折曲片24は、略「L」字
状に形成されている。この折曲片24は、図5に併せ示
すように、接続片23における挿通孔23aの下方部分
を略「L」字状に打ち抜き、その打ち抜いた部分を90
゜折り曲げることによって形成されている。このため、
折曲片24は、水平方向に延びる水平部24aと垂直上
方向に延びる垂直部24bとを備えている。図4に示す
ように、水平部24aは長さL1に設定され、垂直部2
4bは長さL2に設定されている。水平部24aの長さ
L1は、接続片23がブロック本体11の装着部17に
装着された状態(図2参照)において、垂直部24bが
ナット21のフランジ部21aの直下に位置する長さで
ある。また、垂直部24bの長さL2は、同状態におい
て、ナット21の雌ねじ孔が接続端子15の貫通孔15
aと一致する位置で同折曲片24の上縁がフランジ部2
1aの下面と当接する長さである。
【0019】また、折曲片24の基端にある折曲線24
cは、挿通孔23aの中心を通る垂線上に位置してい
る。すなわち、該折曲線24cは上下方向に沿って延び
るように形成されている。なお、図4に示すように、挿
通孔23aの中心から折曲線24cの上縁までの長さL
3は、前記接続端子15の貫通孔15aの中心から同端
子15の先端までの長さL4よりも、やや長く設定され
ている。このため、図2に示すように、接続端子15の
先端が邪魔になることなく、接続片23をブロック本体
11の装着部17に装着することができる。
【0020】次に、こうした電装品ブロック1の組み付
け手順を説明する。まず、図3に示すように、ヒュージ
ブルリンク13をブロック本体11の上方から装着す
る。このとき、各接続端子15をブロック本体11の挿
通孔16に挿通させる。そして、ブロック本体11の装
着部17に対して、各ナット21を下方から挿入配置す
る。すなわち、各ナット21のフランジ部21aをナッ
ト収容溝22に対して下方から収容する。
【0021】続いて、バスバー12をブロック本体11
内に敷設する。すなわち、図4に示すように、各接続片
23を装着部17の下方から装着する。このとき、同図
に示すように、各折曲片24を互いに対向させた状態で
各接続片23を装着部17に装着する。
【0022】そして、図2に示すように、締結部材とし
てのボルト25を、接続片23の挿通孔23a及び接続
端子15の貫通孔15aに挿通した状態でナット21に
螺着する。これにより、接続片23と接続端子15とが
電気的に接続される。
【0023】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)バスバー12がブロック本体11内に敷設された
際には、折曲片24の垂直部24bの先端がナット21
のフランジ部21aの下面に当接する。このため、ボル
ト25によって螺着される以前に、ナット収容部22内
からのナット21の抜け落ちを防止することができる。
しかも、ナット21の抜け落ちを防止するための構造を
ブロック本体11に設ける必要がないため、ブロック本
体11を成形するための金型が複雑になることもない。
したがって、金型の製造コストの高騰を抑制することが
できる。また、ナット21を装着部17内に圧入する必
要もないため、製造工程の煩雑化も防止することができ
る。
【0024】(2)折曲片24は、上下方向に折曲線2
4cが形成されるように折り曲げられているため、折曲
片24の曲げ方向とナット21から受ける荷重の方向と
が異なる。したがって、ナット21から受ける荷重や、
ボルト25をナット21に螺着させた際に生じる螺着力
によって、折曲片24の基端部が変形や破損してしまう
ことを防止することができる。
【0025】(3)折曲片24は水平部24aと垂直部
24bとを備えていて、全体として略「L」字状に形成
されている。また、挿通孔23aの中心から折曲線24
cの上縁までの長さL3は、ヒュージブルリンク13の
接続端子15の貫通孔15aの中心から同端子15の先
端までの長さL4よりも、やや長く設定されている。こ
のため、折曲部24とヒュージブルリンク13の接続端
子15とが接触して、接続片23の装着部17への装着
が不能となることがない。すなわち、図2に示したよう
に、水平部24aを接続端子15の先端の下方に位置さ
せて、垂直部24bをナット21の下部に当接させるこ
とができる。したがって、ヒュージブルリンク13の接
続端子15の先端が邪魔になることなく、バスバー12
の接続片23を装着部17に装着することができる。そ
の結果、接続端子15の先端の長さにかかわらず装着部
17からナット21を抜け落ちないように保持すること
ができる。すなわち、装着部17に装着可能なヒュージ
ブルリンク13の種類が多くなる。
【0026】(4)折曲片24は、挿通孔23aから下
方に離間して形成されている。このため、ナット21の
雌ねじ孔とフランジ部21aの下縁とが離れている場合
であっても、折曲片24の垂直部24bの上縁をフラン
ジ部21aの下部に当接させることができる。
【0027】(5)折曲片24の折曲線24cは、挿通
孔23aの中心を通る垂直線上に形成されている。この
ため、1つの折曲片24によっても、安定した状態でナ
ット21を保持することができる。
【0028】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図6に示すように、バスバー12の接続片23に2
つの折曲片24を形成するようにしてもよい。このよう
にすれば、より安定した状態でナット21を保持するこ
とができる。また、折曲片24の数は、2つに限らず3
つ以上でもよい。
【0029】・ 折曲片24の折曲線24cは、挿通孔
23aの下方であれば、挿通孔23aの中心を通る垂直
線上に限らず、どの位置に形成されていてもよい。 ・ 折曲片24の形状は、略「L」字状に限定されな
い。すなわち、水平部24aのみを備える形状や、垂直
部24bの先端部分にさらに水平部を設けた形状であっ
てもよい。要するに、折曲片24はナット21の下部に
当接可能な形状であればどのような形状であっても適用
できる。
【0030】・ ナット21を装着部17に圧入するよ
うにしてもよい。すなわち、このようにすれば、ナット
21の圧入工程が増えるものの、ナット21を装着部1
7内により確実に保持することができる。
【0031】・ 本発明の配電ブロックは、前記実施形
態におけるF/Lブロック1に限定されず、リレーブロ
ック等に具体化してもよい。また、電装品として、ヒュ
ージブルリンク13に限らず、リレーやヒューズ等を用
いてもよい。
【0032】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1,2のいずれか1つにおいて、前記折
曲片は、前記挿通孔と離れた位置に形成されているこ
と。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、ナッ
ト部材の雌ねじ孔と同ナット部材の下縁とが離れている
場合であっても、折曲片の上縁をナット部材の下部に当
接させることができる。
【0033】(2) 請求項1,2、技術的思想(1)
のいずれかに1つおいて、前記バスバーの挿通孔の中心
から前記折曲片の基端にある折曲線の上縁までの長さ
は、前記締結部材を挿通可能にするために前記接続端子
に透設された貫通孔の中心から同端子の先端までの長さ
よりも長く設定されていること。この技術的思想(2)
に記載の発明によれば、接続端子の先端の長さにかかわ
らず装着部からナット部材を抜け落ちないように保持す
ることができる。すなわち、適用可能な電装品の種類を
増やすことができる。
【0034】(3) 請求項1,2、技術的思想
(1),(2)のいずれかに1つおいて、前記折曲片の
基端にある折曲線は、前記挿通孔の中心を通る垂直線上
に位置すること。この技術的思想(3)に記載の発明に
よれば、1つの折曲片によっても安定した状態でナット
部材を装着部内に保持することができる。
【0035】(4) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(3)のいずれか1つにおいて、前記折曲片は、前記
挿通孔の下方に複数個形成されていること。この技術的
思想(4)に記載の発明によれば、より安定した状態で
ナット部材を装着部内に保持することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、簡単な構成であるにもかかわらずナット
部材の脱落を防止でき、かつ製造工程の煩雑化を防止で
きる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、接続端子
の先端の長さにかかわらずナット部材を抜け落ちないよ
うに保持することができ、適用可能な電装品の種類を増
やすことができる。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、例えば、
締結部材とナット部材とを用いてバスバーと電装品の接
続端子とを接続する際に、ナット部材を折曲片によって
抜け落ちないように保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の配電ブロックの一部を拡
大して示す分解斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施形態の配電ブロックの組み付け手順を示
す断面図。
【図4】同実施形態の配電ブロックの組み付け手順を示
す断面図。
【図5】同実施形態の配電ブロックに敷設されるバスバ
ーの一部を拡大して示す斜視図。
【図6】本発明の配電ブロックに敷設されるバスバーの
他の実施形態を示す斜視図。
【図7】(a)は従来の配電ブロックの一部を拡大して
示す断面図、(b)は(a)のB−B線断面図。
【符号の説明】
1…配電ブロックとしてのヒュージブルリンクブロック
(F/Lブロック)、11…ブロック本体、12…バス
バー、13…電装品としてのヒュージブルリンク、15
…接続端子、15a…貫通孔、17…装着部、21…ナ
ット部材としてのナット、21a…フランジ部、22…
ナット収容溝、23…接続片、23a…挿通孔、24…
折曲片、24a…水平部、24b…垂直部、24c…折
曲線、25…締結部材としてのボルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を有する電装品が装着されるブ
    ロック本体と、そのブロック本体内に敷設されるバスバ
    ーとからなり、前記ブロック本体における前記接続端子
    の装着部にはナット部材が該ブロック本体の下方から挿
    入配置され、そのナット部材に締結部材を螺着すること
    によって前記接続端子と前記バスバーとが接続される電
    装品ブロックにおいて、 前記バスバーは、前記締結部材の挿通が可能な挿通孔
    と、前記挿通孔の下方にて折曲形成された折曲片とを備
    え、該折曲片の基端にある折曲線は上下方向に沿って延
    びるように形成され、かつ同折曲片の先端は前記ナット
    部材の下部に当接するように形成されていることを特徴
    とする電装品ブロック。
  2. 【請求項2】 前記折曲片は、略L字状をなすことを特
    徴とする請求項1に記載の電装品ブロック。
  3. 【請求項3】 電装品ブロック内に敷設されるバスバー
    であって、前記電装品ブロックに搭載される電装品の接
    続端子との接続箇所には、該端子との接続に用いられる
    締結部材の挿通が可能な挿通孔と、前記挿通孔の下方に
    て折曲形成された折曲片とを備え、該折曲片の基端にあ
    る折曲線が上下方向に沿って延びるように形成されてい
    ることを特徴とするバスバー。
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WO2024090494A1 (ja) * 2022-10-26 2024-05-02 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ付きワイヤハーネス

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