JP3198048B2 - 短絡用端子組立体 - Google Patents
短絡用端子組立体Info
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- housing
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/08—Short-circuiting members for bridging contacts in a counterpart
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブスバー回路等の
各回路間に架橋される短絡用端子組立体に関するもので
ある。
各回路間に架橋される短絡用端子組立体に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、車輛等の内部電気回路においてボ
ックス内に接続端子を突出させて成る接続部の所定端子
間に嵌装された中電流ヒューズが、組立車種の変更に伴
い不要になった場合、例えば、特開平6-310186号公報に
開示されているように、前記中電流ヒューズに代わり予
め用意された短絡用端子組立体を嵌装し直して車輛内の
電気回路変更を行っていた。
ックス内に接続端子を突出させて成る接続部の所定端子
間に嵌装された中電流ヒューズが、組立車種の変更に伴
い不要になった場合、例えば、特開平6-310186号公報に
開示されているように、前記中電流ヒューズに代わり予
め用意された短絡用端子組立体を嵌装し直して車輛内の
電気回路変更を行っていた。
【０００３】図５及び図６は、従来の車輛内の電気回路
変更例を示したものである。図５は各パーツを一部破断
して示した斜視図であり、図６は図５で使用されている
短絡用端子組立体の断面図である。絶縁性基板内に埋設
された第１ブスバー１及び第２ブスバー２の各タブ11,1
2をボックス内に突出させて成る接続部３に対し中電流
ヒューズ４は、内蔵する雌端子（図示せず）に前記各タ
ブ11,12 を嵌着させることによって前記ボックスを閉蓋
するように嵌装されていた。一方、車種の変更等に伴う
車輛内の電気回路変更によって前記中電流ヒューズ４を
除去して前記各タブ11,12 間を短絡させる場合、その短
絡用端子組立体は次のような構造体が多用されていた。
変更例を示したものである。図５は各パーツを一部破断
して示した斜視図であり、図６は図５で使用されている
短絡用端子組立体の断面図である。絶縁性基板内に埋設
された第１ブスバー１及び第２ブスバー２の各タブ11,1
2をボックス内に突出させて成る接続部３に対し中電流
ヒューズ４は、内蔵する雌端子（図示せず）に前記各タ
ブ11,12 を嵌着させることによって前記ボックスを閉蓋
するように嵌装されていた。一方、車種の変更等に伴う
車輛内の電気回路変更によって前記中電流ヒューズ４を
除去して前記各タブ11,12 間を短絡させる場合、その短
絡用端子組立体は次のような構造体が多用されていた。
【０００４】即ち、前記短絡用端子組立体は、前記接続
部３のボックス内に嵌装可能な筐体部５と蓋体部６によ
って画成される内部空間に全体が逆Ｕ字状短絡用端子７
を装着して成っていた。更に詳しく示した図６から明ら
かなように、前記筐体部５は、開放されたその上方端面
が前記蓋体部６によって閉蓋される一方、その下方端面
は、前記各タブ11,12 が嵌入可能な各開口部13が透設さ
れている以外は、実質的に閉止状態にあり且つ該下方端
面中央から前記上方端面に向けて突設した端子保持部14
を具備して成っている。又、前記逆Ｕ字状短絡用端子７
は、縦断面形状が略逆Ｕ字状に折曲加工された板状の短
絡架橋部８の突片を該短絡架橋部８の両外面に対向する
ように湾曲加工された各弾性ソケット部９を具備し、且
つ前記短絡架橋部８の両内面に前記端子保持部14の係止
凹部11に係合可能なランス部10を切り起こして成ってい
る。
部３のボックス内に嵌装可能な筐体部５と蓋体部６によ
って画成される内部空間に全体が逆Ｕ字状短絡用端子７
を装着して成っていた。更に詳しく示した図６から明ら
かなように、前記筐体部５は、開放されたその上方端面
が前記蓋体部６によって閉蓋される一方、その下方端面
は、前記各タブ11,12 が嵌入可能な各開口部13が透設さ
れている以外は、実質的に閉止状態にあり且つ該下方端
面中央から前記上方端面に向けて突設した端子保持部14
を具備して成っている。又、前記逆Ｕ字状短絡用端子７
は、縦断面形状が略逆Ｕ字状に折曲加工された板状の短
絡架橋部８の突片を該短絡架橋部８の両外面に対向する
ように湾曲加工された各弾性ソケット部９を具備し、且
つ前記短絡架橋部８の両内面に前記端子保持部14の係止
凹部11に係合可能なランス部10を切り起こして成ってい
る。
【０００５】前記逆Ｕ字状短絡用端子７は、前記筐体部
５の上方端面から該筐体部５内に挿入された前記端子保
持部14に対し逆Ｕ字状の折曲加工内面が嵌着する。しか
る後、前記筐体部５の上方端面が前記蓋体部６によって
閉蓋され、車輛内の電気回路変更に備えていた。又、別
の逆Ｕ字状短絡用端子7aとして、前記板状の短絡架橋部
８を電線短絡架橋部8a及び弾性ソケット部9aに変更した
タイプも提案されている。前述した従来の短絡用端子組
立体は、そのヒューズ架橋部を逆Ｕ字状に折曲させてヒ
ューズ部材の内部装着状態の安定化を図っていた前記中
電流ヒューズ４との互換性から、前記逆Ｕ字状短絡用端
子７の板状の短絡架橋部８も前記ヒューズ架橋部と同様
に逆Ｕ字状に折曲して前記筐体部５内に嵌装されてい
た。
５の上方端面から該筐体部５内に挿入された前記端子保
持部14に対し逆Ｕ字状の折曲加工内面が嵌着する。しか
る後、前記筐体部５の上方端面が前記蓋体部６によって
閉蓋され、車輛内の電気回路変更に備えていた。又、別
の逆Ｕ字状短絡用端子7aとして、前記板状の短絡架橋部
８を電線短絡架橋部8a及び弾性ソケット部9aに変更した
タイプも提案されている。前述した従来の短絡用端子組
立体は、そのヒューズ架橋部を逆Ｕ字状に折曲させてヒ
ューズ部材の内部装着状態の安定化を図っていた前記中
電流ヒューズ４との互換性から、前記逆Ｕ字状短絡用端
子７の板状の短絡架橋部８も前記ヒューズ架橋部と同様
に逆Ｕ字状に折曲して前記筐体部５内に嵌装されてい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の短絡用端子組立体は、前記中電流ヒューズ４と
の互換性を考慮して、前記筐体部５、蓋体部６及び逆Ｕ
字状短絡用端子７に大別される構造を採っているので、
課せられた機能の割りには部品点数が多く比較的複雑な
構成になっていた。更に、この短絡用端子組立体は、逆
Ｕ字状に折曲加工された前記板状の短絡架橋部８の両先
端部が外力を受けて外側（端子保持部14から外れる方
向）に撓むと、前記弾性ソケット部９も同方向にずれて
前記開口部13を貫通する前記各タブ11,12 と合致せず、
所望する回路が閉成されない惧れがあった。
た従来の短絡用端子組立体は、前記中電流ヒューズ４と
の互換性を考慮して、前記筐体部５、蓋体部６及び逆Ｕ
字状短絡用端子７に大別される構造を採っているので、
課せられた機能の割りには部品点数が多く比較的複雑な
構成になっていた。更に、この短絡用端子組立体は、逆
Ｕ字状に折曲加工された前記板状の短絡架橋部８の両先
端部が外力を受けて外側（端子保持部14から外れる方
向）に撓むと、前記弾性ソケット部９も同方向にずれて
前記開口部13を貫通する前記各タブ11,12 と合致せず、
所望する回路が閉成されない惧れがあった。
【０００７】本発明は、前述した従来の短絡用端子組立
体の問題点を解消し、廉価で取扱が簡便な構造の短絡用
端子組立体を提供することを目的とするものである。
体の問題点を解消し、廉価で取扱が簡便な構造の短絡用
端子組立体を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
ハウジング内部にＵ字状短絡用端子を嵌着した短絡用端
子組立体において、前記ハウジングが、その筐体部の一
方端面を実質的に閉止状態に、他方端面を開放部として
且つその中空内部を二分割するように前記一方端面から
前記他方端面の前記開放部に向けて突出する端子保持部
を具備して成り、前記Ｕ字状短絡用端子が、縦断面形状
が略Ｕ字状に折曲加工された短絡架橋部、及び前記短絡
架橋部の突片を該短絡架橋部の両外面に対向するように
湾曲加工された各弾性ソケット部を具備して成り、前記
Ｕ字状短絡用端子が、前記ハウジングの前記開放部から
該ハウジングの各中空内部に挿入されて前記端子保持部
に嵌着されることを特徴とする短絡用端子組立体によっ
て達成される。
ハウジング内部にＵ字状短絡用端子を嵌着した短絡用端
子組立体において、前記ハウジングが、その筐体部の一
方端面を実質的に閉止状態に、他方端面を開放部として
且つその中空内部を二分割するように前記一方端面から
前記他方端面の前記開放部に向けて突出する端子保持部
を具備して成り、前記Ｕ字状短絡用端子が、縦断面形状
が略Ｕ字状に折曲加工された短絡架橋部、及び前記短絡
架橋部の突片を該短絡架橋部の両外面に対向するように
湾曲加工された各弾性ソケット部を具備して成り、前記
Ｕ字状短絡用端子が、前記ハウジングの前記開放部から
該ハウジングの各中空内部に挿入されて前記端子保持部
に嵌着されることを特徴とする短絡用端子組立体によっ
て達成される。
【０００９】更に、本発明のかかる目的は、前記ハウジ
ングの前記端子保持部が、前記短絡架橋部を吊設、保持
するために前記一方端面寄りの両外面に突設した各係止
突起、及び前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した内底面に
略合致する形状に形成された当接端部を具備して成るこ
とを特徴とする短絡用端子組立体によって達成される。
ングの前記端子保持部が、前記短絡架橋部を吊設、保持
するために前記一方端面寄りの両外面に突設した各係止
突起、及び前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した内底面に
略合致する形状に形成された当接端部を具備して成るこ
とを特徴とする短絡用端子組立体によって達成される。
【００１０】更に、本発明のかかる目的は、前記Ｕ字状
短絡用端子の前記短絡架橋部が、前記一方端面寄りの両
端末部を外方に向けて折曲加工された各ランス部、前記
端子保持部に係合、吊持可能なように前記各ランス部の
近傍に透設した各係合孔、及び前記当接端部を所定位置
に係止可能なように前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した
内底面に突設した係止凸部を具備して成ることを特徴と
する短絡用端子組立体によって達成される。
短絡用端子の前記短絡架橋部が、前記一方端面寄りの両
端末部を外方に向けて折曲加工された各ランス部、前記
端子保持部に係合、吊持可能なように前記各ランス部の
近傍に透設した各係合孔、及び前記当接端部を所定位置
に係止可能なように前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した
内底面に突設した係止凸部を具備して成ることを特徴と
する短絡用端子組立体によって達成される。
【００１１】更に、本発明のかかる目的は、前記ハウジ
ングの前記筐体部の一方端面が、端子取り外し孔及び端
子嵌着孔を透設して成ることを特徴とする短絡用端子組
立体によって達成される。
ングの前記筐体部の一方端面が、端子取り外し孔及び端
子嵌着孔を透設して成ることを特徴とする短絡用端子組
立体によって達成される。
【００１２】本発明の短絡用端子組立体は、ハウジング
内部にＵ字状短絡用端子を嵌着した短絡用端子組立体に
おいて、前記ハウジングが、その筐体部の一方端面を実
質的に閉止状態に、他方端面を開放部として且つその中
空内部を二分割するように前記一方端面から前記他方端
面の前記開放部に向けて突出する端子保持部を具備して
成り、前記Ｕ字状短絡用端子が、縦断面形状が略Ｕ字状
に折曲加工された短絡架橋部、及び前記短絡架橋部の突
片を該短絡架橋部の両外面に対向するように湾曲加工さ
れた各弾性ソケット部を具備して成るので、前記Ｕ字状
短絡用端子が、前記ハウジングの前記開放部から該ハウ
ジングの各中空内部に挿入されて前記端子保持部に嵌着
され、所望する回路閉成の準備が完了する。
内部にＵ字状短絡用端子を嵌着した短絡用端子組立体に
おいて、前記ハウジングが、その筐体部の一方端面を実
質的に閉止状態に、他方端面を開放部として且つその中
空内部を二分割するように前記一方端面から前記他方端
面の前記開放部に向けて突出する端子保持部を具備して
成り、前記Ｕ字状短絡用端子が、縦断面形状が略Ｕ字状
に折曲加工された短絡架橋部、及び前記短絡架橋部の突
片を該短絡架橋部の両外面に対向するように湾曲加工さ
れた各弾性ソケット部を具備して成るので、前記Ｕ字状
短絡用端子が、前記ハウジングの前記開放部から該ハウ
ジングの各中空内部に挿入されて前記端子保持部に嵌着
され、所望する回路閉成の準備が完了する。
【００１３】更に、本発明の短絡用端子組立体は、前記
ハウジングの前記端子保持部が、前記短絡架橋部を吊
設、保持するために前記一方端面寄りの両外面に突設し
た各係止突起、及び前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した
内底面に略合致する形状に形成された当接端部を具備し
て成る一方、前記Ｕ字状短絡用端子の前記短絡架橋部
が、前記一方端面寄りの両端末部を外方に向けて折曲加
工された各ランス部、前記端子保持部に係合、吊持可能
なように前記各ランス部の近傍に透設した各係合孔、及
び前記当接端部を所定位置に係止可能なように前記短絡
架橋部のＵ字状に折曲した内底面に突設した係止凸部を
具備して成るので、前記端子保持部に対する前記Ｕ字状
短絡用端子の係合、吊持状態が一層安定し、前記各タブ
寄りの前記短絡架橋部のＵ字状折曲部及び前記弾性ソケ
ット部に位置ずれが生じ難い。
ハウジングの前記端子保持部が、前記短絡架橋部を吊
設、保持するために前記一方端面寄りの両外面に突設し
た各係止突起、及び前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した
内底面に略合致する形状に形成された当接端部を具備し
て成る一方、前記Ｕ字状短絡用端子の前記短絡架橋部
が、前記一方端面寄りの両端末部を外方に向けて折曲加
工された各ランス部、前記端子保持部に係合、吊持可能
なように前記各ランス部の近傍に透設した各係合孔、及
び前記当接端部を所定位置に係止可能なように前記短絡
架橋部のＵ字状に折曲した内底面に突設した係止凸部を
具備して成るので、前記端子保持部に対する前記Ｕ字状
短絡用端子の係合、吊持状態が一層安定し、前記各タブ
寄りの前記短絡架橋部のＵ字状折曲部及び前記弾性ソケ
ット部に位置ずれが生じ難い。
【００１４】更に、本発明の短絡用端子組立体は、前記
ハウジングの前記筐体部の一方端面が、端子取り外し孔
及び端子嵌着孔を透設して成るので、前記Ｕ字状短絡用
端子の前記ハウジングに対する着脱操作が一層迅速に行
われる。
ハウジングの前記筐体部の一方端面が、端子取り外し孔
及び端子嵌着孔を透設して成るので、前記Ｕ字状短絡用
端子の前記ハウジングに対する着脱操作が一層迅速に行
われる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の短絡用端子組立体の一実
施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述す
る。図１は、本発明の短絡用端子組立体20の縦断面図、
図２は本発明の短絡用端子組立体20を構成するＵ字状短
絡用端子40の斜視図、図３は本発明の短絡用端子組立体
20を構成するハウジング30の縦断面図、図４は図３のハ
ウジング30における開放部35から見たハウジング30の平
面図である。
施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述す
る。図１は、本発明の短絡用端子組立体20の縦断面図、
図２は本発明の短絡用端子組立体20を構成するＵ字状短
絡用端子40の斜視図、図３は本発明の短絡用端子組立体
20を構成するハウジング30の縦断面図、図４は図３のハ
ウジング30における開放部35から見たハウジング30の平
面図である。
【００１６】本発明の短絡用端子組立体20の構造は、ハ
ウジング30と該ハウジング30内部に嵌着されたＵ字状短
絡用端子40に大別される。前記ハウジング30は、その筐
体部31の一方端面を実質的に閉止状態に、他方端面を開
放部35として且つその中空内部を二分割するように前記
一方端面から前記他方端面の前記開放部35に向けて突出
する端子保持部32を具備して成り、前記Ｕ字状短絡用端
子40が、縦断面形状が略Ｕ字状に折曲加工された短絡架
橋部41、及び前記短絡架橋部41の突片を該短絡架橋部41
の両外面に対向するように湾曲加工された各雌型端子、
所謂弾性ソケット部42を夫々具備して成っている。従っ
て、前記Ｕ字状短絡用端子40は、前記ハウジング30の前
記開放部35から該ハウジング30の各中空内部に挿入され
て前記端子保持部32に嵌着されるだけで前記短絡用端子
組立体20の組み立てが完了する。
ウジング30と該ハウジング30内部に嵌着されたＵ字状短
絡用端子40に大別される。前記ハウジング30は、その筐
体部31の一方端面を実質的に閉止状態に、他方端面を開
放部35として且つその中空内部を二分割するように前記
一方端面から前記他方端面の前記開放部35に向けて突出
する端子保持部32を具備して成り、前記Ｕ字状短絡用端
子40が、縦断面形状が略Ｕ字状に折曲加工された短絡架
橋部41、及び前記短絡架橋部41の突片を該短絡架橋部41
の両外面に対向するように湾曲加工された各雌型端子、
所謂弾性ソケット部42を夫々具備して成っている。従っ
て、前記Ｕ字状短絡用端子40は、前記ハウジング30の前
記開放部35から該ハウジング30の各中空内部に挿入され
て前記端子保持部32に嵌着されるだけで前記短絡用端子
組立体20の組み立てが完了する。
【００１７】更に、前記ハウジング30の前記端子保持部
32は、前記短絡架橋部41を吊設、保持するために、前記
一方端面寄りの両外面に突設した各係止突起34、及び前
記短絡架橋部41のＵ字状に折曲した内底面に略合致する
形状に形成された当接端部33を具備して成る一方、前記
Ｕ字状短絡用端子40の前記短絡架橋部41は、前記一方端
面寄りの両端末部を外方に向けて折曲加工された各ラン
ス部44、前記端子保持部32に係合、吊持可能なように前
記各ランス部44の近傍に透設した各係合孔43、及び前記
当接端部33を所定位置に係止可能なように前記短絡架橋
部41のＵ字状に折曲した内底面に突設した係止凸部45を
具備して成っている。
32は、前記短絡架橋部41を吊設、保持するために、前記
一方端面寄りの両外面に突設した各係止突起34、及び前
記短絡架橋部41のＵ字状に折曲した内底面に略合致する
形状に形成された当接端部33を具備して成る一方、前記
Ｕ字状短絡用端子40の前記短絡架橋部41は、前記一方端
面寄りの両端末部を外方に向けて折曲加工された各ラン
ス部44、前記端子保持部32に係合、吊持可能なように前
記各ランス部44の近傍に透設した各係合孔43、及び前記
当接端部33を所定位置に係止可能なように前記短絡架橋
部41のＵ字状に折曲した内底面に突設した係止凸部45を
具備して成っている。
【００１８】従って、前記係合孔43と前記係止突起34及
び前記当接端部33と係止凸部45との係合作用によって前
記端子保持部32に対する前記Ｕ字状短絡用端子40の係
合、吊持状態が一層安定し、前記各タブ11,12 寄りの前
記短絡架橋部41のＵ字状折曲部及び前記弾性ソケット部
42に位置ずれが生じ難くなる。なお、外力が作用して万
一前記各ランス部44間を拡げるような変形が生じても、
前記各タブ11,12 寄りの前記短絡架橋部41のＵ字状の折
曲部近傍まで拡張変形が波及することは殆どないので、
前記弾性ソケット部42と前記各タブ11,12 との接続に悪
影響を及ぼす位置ずれが生じない。
び前記当接端部33と係止凸部45との係合作用によって前
記端子保持部32に対する前記Ｕ字状短絡用端子40の係
合、吊持状態が一層安定し、前記各タブ11,12 寄りの前
記短絡架橋部41のＵ字状折曲部及び前記弾性ソケット部
42に位置ずれが生じ難くなる。なお、外力が作用して万
一前記各ランス部44間を拡げるような変形が生じても、
前記各タブ11,12 寄りの前記短絡架橋部41のＵ字状の折
曲部近傍まで拡張変形が波及することは殆どないので、
前記弾性ソケット部42と前記各タブ11,12 との接続に悪
影響を及ぼす位置ずれが生じない。
【００１９】更に、前記ハウジング30の前記筐体部31の
一方端面は、前記ランス部44を適当な治具で押圧可能な
端子取り外し孔36及び端子嵌着時に前記端子保持部32の
一部を適当な治具で押圧可能なピン嵌着孔37を夫々透設
して成ることによって、前記Ｕ字状短絡用端子40の前記
ハウジング30に対する着脱操作が一層迅速に行われる。
一方端面は、前記ランス部44を適当な治具で押圧可能な
端子取り外し孔36及び端子嵌着時に前記端子保持部32の
一部を適当な治具で押圧可能なピン嵌着孔37を夫々透設
して成ることによって、前記Ｕ字状短絡用端子40の前記
ハウジング30に対する着脱操作が一層迅速に行われる。
【００２０】
【発明の効果】以上、記述した本発明の短絡用端子組立
体20は、次に記すような新規な効果を奏するものであ
る。即ち、本発明の短絡用端子組立体は20は、前記ハウ
ジング30が、前記筐体部31の一方端面を実質的に閉止状
態に、他方端面を前記開放部35として且つその中空内部
を二分割するように前記一方端面から前記他方端面の前
記開放部35に向けて突出する前記端子保持部32を具備し
て成る一方、前記Ｕ字状短絡用端子40が、縦断面形状が
略Ｕ字状に折曲加工された前記短絡架橋部41、及び前記
短絡架橋部41の突片を該短絡架橋部41の両外面に対向す
るように湾曲加工された前記各弾性ソケット部42を具備
して成るので、前記短絡用端子組立体20の全体の部品点
数が少なく、コストダウンを図ることが可能になった。
又、前記Ｕ字状短絡用端子40が、前記ハウジング30の前
記開放部35から該ハウジング30の各中空内部に挿入され
て前記端子保持部32に嵌着され、所望する回路閉成の準
備を迅速に完了されることが可能になった。
体20は、次に記すような新規な効果を奏するものであ
る。即ち、本発明の短絡用端子組立体は20は、前記ハウ
ジング30が、前記筐体部31の一方端面を実質的に閉止状
態に、他方端面を前記開放部35として且つその中空内部
を二分割するように前記一方端面から前記他方端面の前
記開放部35に向けて突出する前記端子保持部32を具備し
て成る一方、前記Ｕ字状短絡用端子40が、縦断面形状が
略Ｕ字状に折曲加工された前記短絡架橋部41、及び前記
短絡架橋部41の突片を該短絡架橋部41の両外面に対向す
るように湾曲加工された前記各弾性ソケット部42を具備
して成るので、前記短絡用端子組立体20の全体の部品点
数が少なく、コストダウンを図ることが可能になった。
又、前記Ｕ字状短絡用端子40が、前記ハウジング30の前
記開放部35から該ハウジング30の各中空内部に挿入され
て前記端子保持部32に嵌着され、所望する回路閉成の準
備を迅速に完了されることが可能になった。
【００２１】更に、本発明の短絡用端子組立体20は、前
記端子保持部32が、前記短絡架橋部41を吊設、保持する
ために、前記一方端面寄りの両外面に突設した前記各係
止突起34、及び前記短絡架橋部41のＵ字状に折曲した内
底面に略合致する形状に形成された前記当接端部33を具
備して成る一方、前記短絡架橋部41が、前記一方端面寄
りの両端末部を外方に向けて折曲加工された前記各ラン
ス部44、前記端子保持部32に係合、吊持可能なように前
記各ランス部44の近傍に透設した前記各係合孔43、及び
前記当接端部33を所定位置に係止可能なように前記短絡
架橋部41のＵ字状に折曲した内底面に突設した前記係止
凸部45を具備して成るので、前記端子保持部32に対する
前記Ｕ字状短絡用端子40の係合、吊持状態が一層安定
し、前記各タブ11,12 寄りの前記短絡架橋部41のＵ字状
折曲部及び前記弾性ソケット部42に位置ずれが発生する
ことを抑制可能になった。
記端子保持部32が、前記短絡架橋部41を吊設、保持する
ために、前記一方端面寄りの両外面に突設した前記各係
止突起34、及び前記短絡架橋部41のＵ字状に折曲した内
底面に略合致する形状に形成された前記当接端部33を具
備して成る一方、前記短絡架橋部41が、前記一方端面寄
りの両端末部を外方に向けて折曲加工された前記各ラン
ス部44、前記端子保持部32に係合、吊持可能なように前
記各ランス部44の近傍に透設した前記各係合孔43、及び
前記当接端部33を所定位置に係止可能なように前記短絡
架橋部41のＵ字状に折曲した内底面に突設した前記係止
凸部45を具備して成るので、前記端子保持部32に対する
前記Ｕ字状短絡用端子40の係合、吊持状態が一層安定
し、前記各タブ11,12 寄りの前記短絡架橋部41のＵ字状
折曲部及び前記弾性ソケット部42に位置ずれが発生する
ことを抑制可能になった。
【００２２】更に、本発明の短絡用端子組立体20は、前
記ハウジング30の前記筐体部31の一方端面が、前記端子
取り外し孔36及び端子嵌着孔37を透設して成るので、前
記Ｕ字状短絡用端子40の前記ハウジング30に対する着脱
操作を一層迅速化することが可能になった。
記ハウジング30の前記筐体部31の一方端面が、前記端子
取り外し孔36及び端子嵌着孔37を透設して成るので、前
記Ｕ字状短絡用端子40の前記ハウジング30に対する着脱
操作を一層迅速化することが可能になった。
【図１】図１は、本発明の短絡用端子組立体の縦断面図
である。
である。
【図２】図２は、本発明の短絡用端子組立体を構成する
Ｕ字状短絡用端子の斜視図である。
Ｕ字状短絡用端子の斜視図である。
【図３】図３は、本発明の短絡用端子組立体を構成する
ハウジングの縦断面図である。
ハウジングの縦断面図である。
【図４】図４は、図３のハウジングにおける開放部から
見たハウジングの平面図である。
見たハウジングの平面図である。
【図５】図５は、各パーツを一部破断して示した従来の
短絡用端子組立体の斜視図である。
短絡用端子組立体の斜視図である。
【図６】図６は、図５で使用されている短絡用端子組立
体の断面図である。
体の断面図である。
１ 第１ブスバー ２ 第２ブスバー ３ 接続部 ４ 中電流ヒューズ ５ 筐体部 ６ 蓋体部 7,7a 逆Ｕ字状短絡用端子 8,8a 短絡架橋部 ９ 弾性ソケット 10 ランス部 11 係止凹部 12 第１ブスバータブ 13 第２ブスバータブ 14 端子保持部 20 本発明の短絡用端子組立体 30 ハウジング 31 筐体部 32 端子保持部 33 当接端部 34 係止突起 35 開放部 36 端子取り外し孔 37 端子嵌着孔 40 Ｕ字状短絡用端子 41 短絡架橋部 42 弾性ソケット 43 係合孔 44 ランス部 45 係止凸部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 11/01 H01R 31/08
Claims (4)
- 【請求項１】 ハウジング内部にＵ字状短絡用端子を嵌
着した短絡用端子組立体において、 前記ハウジングが、その筐体部の一方端面を実質的に閉
止状態に、他方端面を開放部として且つその中空内部を
二分割するように前記一方端面から前記他方端面の前記
開放部に向けて突出する端子保持部を具備して成り、 前記Ｕ字状短絡用端子が、縦断面形状が略Ｕ字状に折曲
加工された短絡架橋部、及び前記短絡架橋部の突片を該
短絡架橋部の両外面に対向するように湾曲加工された各
弾性ソケット部を具備して成り、 前記Ｕ字状短絡用端子が、前記ハウジングの前記開放部
から該ハウジングの各中空内部に挿入されて前記端子保
持部に嵌着されることを特徴とする短絡用端子組立体。 - 【請求項２】 前記ハウジングの前記端子保持部が、前
記短絡架橋部を吊設、保持するために前記一方端面寄り
の両外面に突設した各係止突起、 及び前記短絡架橋部のＵ字状に折曲した内底面に略合致
する形状に形成された当接端部を具備して成ることを特
徴とする請求項１に記載の短絡用端子組立体。 - 【請求項３】 前記Ｕ字状短絡用端子の前記短絡架橋部
が、前記一方端面寄りの両端末部を外方に向けて折曲加
工された各ランス部、 前記端子保持部に係合、吊持可能なように前記各ランス
部の近傍に透設した各係合孔、 及び前記当接端部を所定位置に係止可能なように前記短
絡架橋部のＵ字状に折曲した内底面に突設した係止凸部
を具備して成ることを特徴とする請求項１又は請求項２
に記載の短絡用端子組立体。 - 【請求項４】 前記ハウジングの前記筐体部の一方端面
が、端子取り外し孔及び端子嵌着孔を透設して成ること
を特徴とする請求項１、請求項２又は請求項３に記載の
短絡用端子組立体。
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|---|---|---|---|
| JP15842996A JP3198048B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 短絡用端子組立体 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15842996A JP3198048B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 短絡用端子組立体 |
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| JPH1012302A JPH1012302A (ja) | 1998-01-16 |
| JP3198048B2 true JP3198048B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=15671574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15842996A Expired - Fee Related JP3198048B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 短絡用端子組立体 |
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| CN1050810C (zh) * | 1993-06-09 | 2000-03-29 | 利尔Eeds因特瑞尔公司 | 复合式联接器 |
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1996
- 1996-06-19 JP JP15842996A patent/JP3198048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1997
- 1997-06-13 US US08/874,343 patent/US5921810A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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