JPH06267515A - シート状二次電池および該電池を利用した電子素子 - Google Patents

シート状二次電池および該電池を利用した電子素子

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JPH06267515A
JPH06267515A JP5080072A JP8007293A JPH06267515A JP H06267515 A JPH06267515 A JP H06267515A JP 5080072 A JP5080072 A JP 5080072A JP 8007293 A JP8007293 A JP 8007293A JP H06267515 A JPH06267515 A JP H06267515A
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sheet
battery
rubber
secondary battery
polymer
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JP5080072A
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Okitoshi Kimura
興利 木村
Toshiyuki Osawa
利幸 大澤
Toshiyuki Kahata
利幸 加幡
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Ricoh Co Ltd
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、人体にやさしく、変形に強
く漏液等のない外装材を備えた信頼性の高いシート状二
次電池および該電池を利用した電子素子を提供すること
にある。 【構成】 外装材として、ゴム弾性を有するシートを使
用することを特徴とするシート状二次電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状二次電池に関
する。
【0002】
【従来技術】近年、電子機器は、小型化、薄型化、軽量
化の傾向が著しく、特に、OA機器の分野においては、
デスクトップ型からラップトップ型、ノートブック型へ
と、小型軽量化が進んでいる。また、このような小型軽
量化は、電子手帳、電子スチールカメラ等の新しい電子
機器の分野にも進んでいる。さらに、このような電子機
器の分野において、従来のハードディスク、フロッピー
ディスク等の小型化に加えて、新しい小型のメモリメデ
ィアとしてメモリカードの開発も進められている。この
ような電子機器の小型化、薄型化、軽量化に伴ない、電
子機器等に電力を供給する電池についても、駆動用、バ
ックアップ用を問わず、小型化、薄型化、軽量化の開発
傾向をもっている。特に、薄型化を意図するものとし
て、ペーパー電池、薄型扁平電池、あるいはプレート状
電池と称される薄型の電池が近年開発されている。図1
で示されるような、従来の薄型電池は、その外装材とし
て金属板を用いるもの、プラスチック板を用いるもの、
あるいはガス透過を防ぐためプラスチック板に金属薄膜
層をほどこしたものなどが用いられている。これら外装
材は例えば金属と金属の組合せで構成されるもの、金属
プラスチックで組合せ構成されるもの、プラスチックと
プラスチックの組合せで構成されるものが提案されてい
る。金属材料は強度はあるものの、電池の変形に対して
回復力がなく特に変形−回復を繰り返させられるような
電池の使用に対しては金属疲労をおこし、電池が破損す
る可能性がある。また、人体、あるいは生物に使用され
る電池の場合(ペースメーカ用電池、低周波治療器
等)、特に電池が人体に対して直接接触する可能性があ
る用途に使用する場合は、異物による不快感は、もちろ
んとして、金属アレルギーなどの障害をひきおこすこと
もありえる。プラスチック外装の場合、人体にはやさし
いが、従来のプラスチック外装の電池は、やはり変形に
対する回復力がなく、何度も変形−回復を繰り返えさせ
られると、プラスチックがぜい化をおこしてもろくな
り、電池が破損する恐れがあった。また、人体関連に電
池を使用する場合、電池の安全性を中心とする信頼性が
高いことが必要である。例えば電池のショート等による
漏液があってはならない。従来の薄型電池は、電解液を
使用しているため漏液の危険性があるのに対し、電解液
成分を固体電解質とすることにより、より安全性の高い
電池とすることが可能である。また電池の電極開発面か
らはリチウムを負極活物質とするリチウム二次電池が理
論上高い起電力を持ち、理論エネルギー密度も高いこと
から、ニカド、ニッケル水素電池に代わる電池として実
用化が期待されている。しかし、現在試作発表あるいは
販売されているリチウム二次電池はリチウム本来の特性
を充分に生かしきっているとはいえず、寿命、性能、エ
ネルギー密度、安全性が充分であるとはいえなく、さら
に、リチウム金属の性能劣化、ショートによる漏液等の
問題点を有している。
【0003】
【目的】本発明者らは、このような不具合を考え、人体
にやさしく、変形に強く漏液等のない外装材を備えた信
頼性の高いシート状二次電池および該電池を利用した電
子素子の提供を目的とする。
【0004】
【構成】本発明は、ゴム弾性を有するシートを外装材と
する二次電池および、該電池と電子部品要素、例えばフ
レキシブルな回路を有するシート状電子素子に関する。
本発明に使用されるゴム弾性を有するシート状外装材と
は天然ゴム、合成ゴムどちらも使用可能である。好適に
は、広い温度範囲でゴム弾性を失わず電気化学的に安定
であると共に、有機溶媒に対して溶解しないものが好ま
しい。具体的には、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレ
ンゴム、ポリクロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム(SBR)、ブチルゴム、シリコンゴム、ブタジエン
アクリロニトリルゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム等が
使用できる。シート状外装材の厚みとしては、ゴムの弾
性力によるが、ゴムシートがコシを持たない程度の厚み
が好ましい。これは電池とした場合に自由な形状に変形
できるためである。具体的な厚みとしては2mm以下、
より好ましくは1mm以下である。2mm以上であると
シート自体がコシをもつようになり、変形させづらくな
るとともに、電池の体積エネルギー密度を下げることに
なるので好ましくない。一般にゴム材料は金属に比較し
て、ガス透過性が大きいため、ゴムシートに防ガス層を
もうけることが好ましい。防ガス層としては、例えば金
属の薄膜層が用いられる。金属として、Al等の軽く安
価で延展性を有する材料を使用することが好ましい。該
材料の層は、蒸着、スパッタ等の手法でゴムシート上に
形成することができる。この場合、好ましくは発電要素
側に近い面に防ガス層を設けることが好ましい。これは
電池が変形された時、より内部に近い側の方が変形に対
するストレス(伸びちぢみ)を受けにくいためである。
また防ガス性をシート状外装材に付与することは、防ガ
ス性の高い材料例えば金属、結晶性カーボン、高分子等
の粉末をゴム材料に混合し、シート状に加工することに
よっても行うことができる。これはガス成分のシート中
での透過距離を長くすることによるものである。混合す
る粉体としては軽いものが好ましく、具体的にはAl、
グラファイトを用いることができる。また、粒径として
は少さいほど好ましく、一般に10μm以下のものを使
用することが好ましい。また、ゴム材料への混合量は多
ければ多い程好ましいが、シートに加工した時にゴムシ
ートしての性状を失なわないことが必要とされる。本発
明のゴム弾性を有するシートは導電性であることが好ま
しい。これは電池内部に存在する電極材料から何らかの
形で電極端子を外部に導びく必要があるためで、外装材
が絶縁体である場合には、例えば図3の如く外部電極端
子を導いてくることが必要となる。これに対して外装材
であるゴム弾性を有するシートが導電性であれば図2の
外装材を直接電極端子として使用できる。また、ゴム弾
性を有するシートへの導電性の付与は、必ずしもシート
全体に付与する必要はなく、必要とされる個所のみであ
ってもよい。導電性を有するゴム弾性シートとしては、
ゴム弾性を有する材料に導電性粉体を混合して慣用の方
法でシート状に加工することにより作製する。導電性粉
体としては、導電性が0℃で10-3Ω・cm以下のもの
を使用することが好ましい。10-3Ω・cm以上である
と電池の内部インピーダンスが上がることになるので好
ましくない。このような条件を満たす材料としては金属
材料としてはAl(2.5×10-5Ω・cm)、Au
(2.05×10-5Ω・cm)、Ag(1.47×10
-5Ω・cm)、Cu(1.55×10-5Ω・cm)、N
i(6.2×10-5Ω・cm)、Pt(9.81×10
-5Ω・cm)等が使用できる。有機材料としては、結晶
性カーボン(グラファイト10-3-4Ω・cm)を使用
できる。ゴム弾性シートとしての電気伝導度は、10-2
Ω・cm以下とすることが好ましい。したがって前記導
電性粉末は、ゴム弾性シートとしての電気伝導度が10
-2Ω・cm以下になるような量をゴム材料に混合してシ
ート状に加工することが好ましい。10-2Ω・cm以上
であると電気のインピーダンスが上がり電流特性を悪化
させることになる。導電性粉体としては、カーボン、金
属あるいはポリマー等の粉末が使用できる。特に、防ガ
ス性と導電性を兼ね備えた粉体を使用すると、防ガス性
と導電性を同時に付与することができ、好ましい。本発
明のゴム弾性を有するシート状外装体は図2の外装の両
方に用いることもできるし、片側だけに用い他方を他の
材質とすることも可能である。
【0005】本発明の電池の電解質成分は、高分子固体
電解質を用いることが好ましい。具体的にはポリエチレ
ンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリアクリルアミドなどをポリマーマトリクス
とし、先に述べた電解質塩をポリマーマトリクス中に溶
解せしめた複合体、低分子量ポリエチレンオキサイド、
クラウンエーテルなどのイオン解離基をポリマー主鎖に
グラフト化した高分子固体電解質が挙げられるが、より
好ましくはイオン伝導度、可撓性の面からアルキレンオ
キシド及び/又はフルフリル基を有する高分子材料に非
水電解液を含有する粘弾性体を使用することが好まし
い。この固体電解質は、本発明の電池に用いられる電極
活物質との親和性が良く高分子活物質と電解質界面にお
けるイオンの出入りがスムーズに進行し、内部インピー
ダンスの低減、エネルギー密度の向上、サイクル特性の
向上に寄与できるものであり、溶媒と電解質塩とからな
る通常の電解液にアルキレンオキシド及び/あるいはフ
ルフリル基を有するアクリレートを溶解させ、これを重
合することによって製造することができる。得られる固
体電解質は粘弾性体の性状を示し、イオン伝導度10-3
S/cm以上、弾性率103〜105dyn/cm2、2
00%以上の伸びを有するものとして製造することが可
能である。これを使用することにより、内部インピーダ
ンス、エネルギー密度、サイクル寿命に優れ、可撓性を
有するシート状電池が製造できる。重合性化合物として
は、不飽和カルボン酸エステル、ポリエンとポリチオー
ルとの組合せ等が挙げられる。なお、不飽和カルボン酸
エステルとしては単官能、多官能(メタ)アクリレート
が挙げられる。単官能アクリレートの具体例としては、
アルキル(メタ)アクリレート〔メチル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、トリフルオロエ
チル、(メタ)アクリレート等〕、脂環式(メタ)アク
リレート〔テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレー
ト等〕、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート〔ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアク
リレート等〕、ヒドロキシポリオキシアルキレン(オキ
シアルキレン基の炭素数は好ましくは1〜4)(メタ)
アクリレート〔ヒドロキシポリオキシエチレン(メタ)
アクリレート、ヒドロキシポリオキシプロピレン(メ
タ)アクリレート等〕及びアルコキシ(アルコキシ基の
炭素数は好ましくは1〜4)(メタ)アクリレート〔メ
トキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート等〕が挙げられる。
また、多官能アクリレートの具体例としては、UV、E
B硬化技術〔(株)総合技術センター発行〕142頁〜
152頁記載の光重合性モノマー及び光重合性プレポリ
マーのうち3官能以上のモノマー、プレポリマー〔トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトール(トル)ペンタ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート
等〕が好ましい〔なお、本明細書における(メタ)アク
リレートは、アクリレート又はメタアクリレートを意味
する。〕。
【0006】本発明の固体リチウム電池に用いられる負
極材料としてはリチウム金属及び炭素質材料が用いるこ
とができるが、サイクル特性、安全性等の面から炭素質
材料を用いることが好ましく、中でも後述する炭素質材
料と、上記した高分子固体電解質とは親和性が良く、す
ぐれた電極特性を発揮する。炭素質負極活物質としては
グラファイト、ピッチコークス、合成高分子、天然高分
子の焼成体があげられるが、本発明ではフェノール、
ポリイミドなどの合成高分子、天然高分子を400〜8
00℃の還元雰囲気で焼成することにより得られる絶縁
性乃至半導性炭素体、石炭、ピッチ、合成高分子、あ
るいは天然高分子を800〜1300℃での還元雰囲気
で焼成することにより得られる導電性炭素体、コーク
ス、ピッチ、合成高分子、天然高分子を2000℃以上
の温度で還元雰囲気下焼成することにより得られるグラ
ファイト系炭素体が用いられるが、の炭素体が好まし
く、中でもメゾフェーズピッチ、コークスを2500℃
以上の温度で還元雰囲気下焼成してなる炭素体が電位平
坦性にすぐれ、好ましい電極特性を有する。炭素体のシ
ート化は炭素体と結着剤から湿式抄紙法を用いたり炭素
材料に適当な結着剤を混合した塗料から塗布法により作
製される。電極はこれを必要に応じて集電体に塗布、接
着、圧着等の方法により担持することにより製造するこ
とができる。集電体としては、ニッケル、銅、チタン、
ステンレス等の金属からなる導電体のホイル、中でも銅
が好ましい。導電性高分子シート、金網、パンチングメ
タル、エキスパンドメタルが良好で、負極の放電容量の
向上および内部抵抗の低減を図ることができるため好ま
しい。また、集電性の向上をはかるためにグラファイ
ト、各種金属粉体を混合することも有効である。本発明
は炭素シート、高分子固体電解質との複合化において優
れた電流特性を示す。負極炭素シート電極と高分子固体
電解質の複合は高分子固体電解質調整液を炭素体シート
に含浸した後、光又は熱により固体化することができ
る。この優れた電流特性は固体電解質調整液が特定の炭
素には含浸しやすく良好な固体電解質炭素体界面を形成
しやすいことにあると考えられる。このようにして得ら
れた負極固体電解質の複合体はシート電池要素として折
り曲げ等の機械特性に優れる。
【0007】本発明の電池において用いられる正極活物
質は、TiS2,MoS2,CoS5,V25,MnO2
CoO2等の遷移金属酸化物、遷移金属カルコゲン化合
物及びこれらとLiとの複合体(Li複合酸化物;Li
MnO2,LiMn24,LiCoO2等)、有機物の熱
重合物である一次元グラファイト化物、フッ化カーボ
ン、グラファイト、あるいは10-2S/cm以上の電気
伝導度を有する導電性高分子、具体的にはポリアニリ
ン、ポリピロール、ポリアズレン、ポリフェニレン、ポ
リアセチレン、ポリアセン、ポリフタロシアニン、ポリ
−3−メチルチオフェン、ポリピリジン、ポリジフェニ
ルベンジジン等の高分子及びこれらの誘導体が挙げられ
るが、シート状電池の性質上、可撓性を有することが好
ましいことを考慮すると弾性材料である導電性高分子を
使用することが好ましい。導電性高分子は、成形、加工
性の点で、プラスチックであるために、従来にない特徴
を生かすことができ、しかも100%の放電深度に対し
ても高いサイクル特性を示す。以上のような利点を導電
性高分子は有しているものの、導電性高分子を正極に用
いた二次電池には、活物質の密度が低いため体積エネル
ギー密度が低く、また電解液中に電極反応に充分足りる
だけの電解質が必要であり、且つ充放電反応に伴い電解
液濃度の変化が大きいため、液抵抗等の変化が大きく、
スムーズな充放電反応を行なうには、過剰な電解液が必
要となるという問題点がある。このことはエネルギー密
度を向上させる点で不利となる。これに対し、体積エネ
ルギー密度の高い活物質として、上記無機カルコゲナイ
ド化合物、無機酸化物を正極に用いることが考えられる
が、これらは充放電に伴う電極反応でのカチオンの電極
中の拡散速度が遅く、急速充放電が難しく、且つ過放電
に対し可逆性が悪く、サイクル寿命が低下するという問
題点がある。また、無機活物質はそのままでは成形する
ことが難しいため、結着剤として四弗化エチレン樹脂粉
末等を用いて加圧成形することが多いが、その場合電極
の機械的強度は充分とは言えない。このような不具合を
解決するため、有機および無機の複合活物質を使用する
ことが考えられる。この場合、使用される高分子活物質
としてはいずれも電気化学ドーピングにより高い電気伝
導度を示し、電極材料としては10-1S/cm以上の電
気伝導度を有することが要求される。また、イオンの拡
散性においても高いイオン伝導性が要求される。これら
の高分子材料は、電気伝導度の高さが集電能を有し、高
分子としての結着能を持ち、更には活物質としても機能
する。これらの高分子材料の中でも、重量当りの電気容
量が比較的大きく、しかも汎用非水電解液中で安定に充
放電を行なうことのできる点で、ポリピロール、ポリア
ニリン類が好ましい。中でもポリアニリンは、特定の条
件下でゴム化し無機フィラーとの複合においても弾性体
を形成し、極めて高い機械強度を持つシート電極に成型
することが可能である。このような電極の製造方法とし
ては中性電解質塩の存在が極めて重要である。例えば溶
媒に中性電解質塩を溶解し、これにポリアニリン及び無
機フィラーを分散または溶解し、乾燥及び又は加圧する
ことにより得られる。導電性高分子の複合化は無機活物
質のインピーダンスを飛躍的に向上せしめることができ
るとともに前記高分子固体電解質との親和性が良く、電
極としてすぐれた電流特性をもたせることができる。
【0008】本発明のシート状固体リチウム電池は、外
装材の面積が広いため電池基板上にIC、コンデンサ等
の電子回路部品の面実装基板として電池面を利用するこ
とによりさらに機器のコンパクト化が可能となる。電池
面への実装方法としては、該シートをそのまま使用する
か、あるいはそれとガラスエポキシ基板、キャリアフィ
ルム等とを張り合わせる方法などがある。また、電子部
品の電池面への実装は図6の如く、電池外装材部分、特
に上下の電池外装板を固定しているフレーム14の大き
さを調整することより任意の大きさの基板として電子部
品の実装基板として使用することができる。このような
形態により多くの電子部品を薄く一体化でき、またTA
B方式の回路との組合せによりペーパー状デバイスも可
能となる。このように電池外装材の上に回路を効率良く
機能的に登載できることはもちろん電池内部要素に電磁
波遮蔽効果等の機能を持たせることも可能である。ま
た、図7の様にA部に高誘電体を用いてより高効率の平
面アンテナを形成させることが可能である。この場合、
高誘電率の材質をAの部分に使用することで平面アンテ
ナの送受信の高効率化が可能であるし、電池内部の封止
部に用いているフレーム14(ポリマー等)と同様な材
質で形成することも可能でこの場合平面アンテナの形成
がより容易にできるという利点を有する。さらに図8の
如く、Dにメタルクラッド材を用いて回路の熱を効率的
に放熱させる機能を持たせることもできる。これは電子
機器の小型化に伴い回路の高密度実装が進み、体積当り
の発熱量が大きくなってきたためである。この場合にD
は導電体であるのでアースの代りにも使用できるという
利点を有する。電池端子は回路状に配置されることによ
り、面実装の一部として配線が可能である。
【0009】
【実施例】
実施例1 負極:メゾフェーズピッチを2500℃で還元雰囲気下
焼成した炭素繊維をLiBF4を溶解したポリフッ化ビ
ニリデンのN−メチルピロリドン溶液に分散スラリー状
とし、粗面化した銅シートに塗布乾燥した。プレス加圧
をさらに加え、120μmの塗膜とした(75×40×
0.12mm)。これをブチルゴムを主成分とするゴム
に導電剤としてグラファイトを加え電導度10-2Ω・c
mとしたシート(90×55×1mm)の中心部にNi
系導電性接着剤を用いて固定した。これに86.9%3
MLiBF4、PC/DME(7/3)、12.8%エ
トキシジエチレングリコールアクリレート、0.2%ト
リメチロールプロパントリアクリレート、0.1のベン
ゾインイソプロプルエーテルの組成の電解液を減圧下充
分しみこませ、高圧水銀灯の光を照射し、電解液を固体
化した。 正極:ポリアニリン/五酸化バナジウム複合正極は0.
5モルアニリン、5.5規定テトラフルオロホウ酸より
なる溶液中に平均粒子径5μmの五酸化バナジウム粉末
を加え低温で約6時間撹拌しポリアニリン/五酸化バナ
ジウム複合体を作製した。得られた複合体粉末を洗浄後
乾燥し、LiBF4とともにNメチルピロリドンに溶解
分散後、粗面化したニッケルシートに塗布し120μm
の塗膜とした。負極の場合と同様に導電性ゴムシートに
固定し、セパレータを積層したのち固体電解質調製液を
含浸光照射により、固体化した。 正、負極をはり合わせ、周辺をブチルゴム系接着剤で封
止してシート状電池を作製した。本電池は2.0〜3.
7Vで30mAhの容量を有するとともに、フレキシブ
ルで100回の90°折り曲げに対しても容量がさがる
ことはなかった。
【0010】実施例2 低周波治療用回路をチップ抵抗、TAB等の薄型素子を
用いてポリイミド基板上に実装した。この基板を実施例
1の電池の外装部に接着したのち、他方の外装部に導電
性ゲル(人体に接触させ低周波を伝搬するための高分
子)を設置し、2つのゲルパッドを回路の低周波発振部
に接続して図4に示すような低周波治療器を得た。得ら
れた低周波治療器は名刺大の大きさでフレキシブルであ
り人体にはりつけて使用することが可能であった。また
電池が金属外装ではないため金属アレルギー等の障害は
おこらなかった。
【0011】実施例3 可視光を感知する小型光センサー及び該感知した光によ
り電子音を発する回路をポリイミド基板上に実装した。
これを実施例1電池の横に配し結線した。この素子は可
視光に対して電子音を発することができる。この素子を
ハガキサイズの紙の中に実装し、図5に示すような光に
より電子音を発するメロディーカード(郵便ハガキ)を
作製した。電池がフレキシブルであるためカードの変形
が自由であるとともに、金属を使用していないため軽
量、かつ変形に対する応力が非常に小さく、また硬さを
感じなかった。
【0012】
【効果】本発明のシート状二次電池は、小型電子機器用
として実装効率が高く、機器のコンパクト化に有効であ
るとともにゴム弾性を有する外装を有しているため、可
撓性にすぐれ人体にやさしく、変形に強い電池とするこ
とができる。また、外装材の面積が広いため、該外装材
上にIC、コンデンサ等の電子回路部品の面実装基板と
して電池面及びフレーム部を利用することによりさらに
機器のコンパクト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴム弾性を有する外装材を有するシート状二次
電子の構成を示す斜視図である。
【図2】外装材として、導電性かつゴム弾性を有するシ
ートを使用した二次電池の断面構造を示す図である。
【図3】外装材として、非導電性かつゴム弾性を有する
シートを使用した二次電池の断面構造を示す図である。
【図4】実施例2で得た低周波治療器の構成を示す図で
ある。
【図5】実施例3で得たメロディカードの構成を示す図
である。
【図6】(a)本発明のカード型固体二次電池の1例の
斜視図である。 (b)前記(a)の電池用のフレームを示す図である。
【図7】前記(b)のフレームCが高誘電率の材質で形
成された固体二次電池を示す。
【図8】前記(b)のフレームCがメタルクラッド材で
形成された固体二次電池を示す。
【符号の説明】
1 外装材 2 外装材(導電性) 3 外装材(絶縁体) 4 電極端子 5 電極 6 セパレータ 7 電池 8 回路 9 ゲル 10 電池端子 11 内蔵された電池要素 12 チップ 13 平面アンテナ 14 電池フレーム 15 平面アンテナ A 高誘電体 D フレーム(メタルクラッド材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装材として、ゴム弾性を有するシート
    を使用することを特徴とするシート状二次電池。
  2. 【請求項2】 ゴム弾性を有するシートが、防ガス性お
    よび/または導電性を有するものである請求項1記載の
    シート状二次電池。
  3. 【請求項3】 炭素質よりなる負極、高分子固体電解質
    および導電性高分子と無機活物質の複合体よりなる正極
    を有する請求項1または2記載のシート状二次電池。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2または3記載のシート
    状二次電池の外装材の少なくとも一方の面に電子部品要
    素を実装している電子素子。
JP5080072A 1993-03-15 1993-03-15 シート状二次電池および該電池を利用した電子素子 Pending JPH06267515A (ja)

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