JP4513813B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成した蓄電装置に関する。
従来の電池は、その外装材として金属板を用いるもの、プラスチック板を用いるもの、あるいはガス透過を防ぐためプラスチック板に金属薄膜層を施したものなどが用いられている。金属材料は、強度はあるものの、充放電の際に発熱する電池の変形に対して回復力がなく、特に変形−回復を繰り返すような場合には、外装材に過剰な負荷がかかる。外装材としてプラスチック材料を使用した場合にも、同様な問題が発生する。
この問題を解決するために、外装材をゴム弾性を有するシートで形成した二次電池が提案されている(特許文献1参照)
この構成によれば、充放電の際に発熱する電池の膨張又は収縮に応じて外装材を弾性変形させることができ、プラスチックや金属よりも変形に対する回復力の優れた外装材を提供することができる。
特開平06−267515号公報
しかしながら、電気自動車、ハイブリッド自動車などの駆動用又は補助電源として搭載される二次電池には、車両の寿命期間、つまり、10〜15年間の長期間に渡って、車両走行に伴う振動や衝撃が加わるため、これらの振動や衝撃から二次電池を保護する必要がある。
したがって、外装材をゴム弾性を有するシートで覆うのみの構成では、車両走行に伴う振動や衝撃により二次電池に過剰な負荷がかかるおそれがある。
そこで、本願発明は、変形に対する回復力の優れた弾性ゴムの利点を生かしつつ、振動や衝撃にも強い蓄電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明の蓄電装置は、一つの観点として、複数の蓄電
要素を積層した蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成した蓄電装置であって、前記外装部
材の機械的強度を高める補強部材を前記外装部材に内在させており、前記蓄電体は前記
蓄電要素の積層方向に沿った第1の側面及びこの第1の側面に隣接する第2の側面を
有しており、各前記蓄電要素の電圧を検出するための複数の電圧検出端子が前記第1の
側面から突出しており、これらの電圧検出端子は、前記蓄電体の前記積層方向の一端側
から他端側に向かって、前記蓄電体の前記積層方向の端面を含む平面方向に漸次シフト
するように配列されており、前記蓄電体の正極端子及び負極端子が前記第2の側面から
突出していることを特徴とする。また、本願発明の蓄電装置は、別の観点として、蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成した蓄電装置であって、前記外装部材には、前記外装部材の機械的強度を高める補強部材と、両端部が前記外装部材の外部に突出したブラケットとが内在しており、前記ブラケットよりも上側の前記弾性ゴムと下側の前記弾性ゴムとが、前記ブラケットに形成された開口部内の前記弾性ゴムを介して繋がっており、前記ブラケットの両端部に該蓄電装置を固定するための固定部を有することを特徴とする。
ここで、前記補強部材は、前記弾性ゴムよりも機械的強度の高い材料で形成することができる。また、前記補強部材は金属又は樹脂で形成することができる。また、前記補強部材は、線状部材を網目状に配列することにより形成することができる。
また、前記外装部材に、該蓄電装置を締結固定するための締結固定部を一体形成するとよい。また、前記締結固定部を、前記外装部材の一部を用いて形成するとよい。前記締結固定部は、締結部材を締結するための締結穴部を有し、前記締結穴部にスリーブを設けるとよい
本願発明の蓄電装置の製造方法は、蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成し、前記外装部材の機械的強度を高める補強部材を前記外装部材に内在させた蓄電装置の製造方法であって、前記蓄電体及び前記補強部材がセットされた金型に、該金型の外部に前記蓄電体の正極端子、負極端子及び電圧検出端子を突出させた状態で液状の弾性ゴムを充填することにより前記蓄電装置を製造する。

これらの蓄電装置は、車両(例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車)の駆動用又は補助電源として使用することができる。
本発明によれば、変形に対する回復力の優れた弾性ゴムの利点を生かしつつ、振動や衝撃から蓄電体を確実に保護することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1乃至図4を参照しながら、本発明の実施例である電池ユニット(蓄電装置)について説明する。ここで、図1は電池ユニットをフロアパネルに固定した車両の前後方向の断面図であり、図2は電池ユニットの分解斜視図である。図3は図2のバイポーラ型電池のX−X´断面図であり、図4は電池ユニットの斜視図である。
本発明の実施例である車両用の電池ユニット1は、ハイブリッド車両の駆動電源であり、助手席8下側のフロアパネル9に固定される。
電池ユニット1は、バイポーラ型電池(蓄電体)2と、このバイポーラ型電池2を覆う電池ケース3(外装部材)と、この電池ケース3に内在する補強部材4とから構成されており、電池ケース3は弾性ゴムによって形成され、補強部材4は補強ワイヤーを網目状に配列することにより形成されている。
電池ケース3には、フランジ部(締結固定部)3aが一体形成されており、このフランジ部3aの取り付け穴部(締結穴部)31aに挿入された締結ボルト7b(締結部材)に締結ナット(締結部材)7aを締結することにより、電池ユニット1はフロアパネル9に固定される。
電池ケース3に補強部材4を内在させることにより、車両走行に伴って発生する振動や衝撃から、バイポーラ型電池2を保護することができる。また、電池ケース3を弾性ゴムで形成することにより、充放電の際に発生するバイポーラ型電池2の熱変形に応じて電池ケース3を弾性変形させることができる。
次に、図1及び図2を参照しながら、本実施例の電池ユニットについて詳細に説明する。
バイポーラ型電池2は、図3に示すように、固体電解質層14を介して複数の電極体11を積層した構成となっている。
各電極体11は、集電体11aと、集電体11aの一方の面に形成された正極層11bと、他方の面に形成された負極層11cとを有する。すなわち、各電極体11は、バイポーラ型の電極構造となっている。なお、正極層11b、負極層11c及びこれらの間に介在する固体電解質層14により、蓄電要素が構成される。
ただし、バイポーラ型電池2の積層方向両端に位置する最外層集電体11a´、11a´´には、一方の面にのみ電極層(正極層又は負極層)が形成されている。
最外層集電体11a´、11a´´の平面には、電流引き出し用の正極端子19a及び負極端子19bが電気的及び機械的に接続されている(図2参照)。なお、正極端子19a、負極端子19bの接続方法として、溶接を例示できる。
また、各電極体11の板厚方向の面には、電圧を検出するための電圧検出端子18が電気的及び機械的に接続されている。各電圧検出端子18は、バイポーラ型電池2の積層方向に直交する方向(Y軸方向)において異なる位置に接続されており、具体的には、Z軸反対方向にむかって、Y軸方向に漸次シフトするように配置されている(図2参照)。このように、各電圧検出端子18の引き出し位置をY軸方向において異ならせることにより、各電圧検出端子18への配線が容易となる。なお、電圧検出端子18の接続方法として、溶接を例示できる。
正極層11b及び負極層11cの各電極層には、正極及び負極に応じた活物質が含まれている。また、各電極層11b、11cには、必要に応じて、導電助材、バインダ、イオン伝導性を高めるための高分子ゲル電解質、高分子電解質、添加剤などが含まれる。
正極活物質としては、例えば、遷移金属とリチウムとの複合酸化物を用いることができる。具体的には、LiCoOなどのLi・Co系複合酸化物、LiNiOなどのLi・Ni系複合酸化物、スピネルLiMnなどのLi・Mn系複合酸化物、LiFeOなどのLi・Fe系複合酸化物がある。この他にも、LiFePOなどの遷移金属とリチウムのリン酸化合物や硫酸化合物や、V、MnO、TiS、MoS、MoOなどの遷移金属酸化物や硫化物や、PbO、AgO、NiOOHなどがある。
一方、負極活物質としては、例えば、金属酸化物、リチウム−金属複合酸化物、カーボンを用いることができる。
固体電解質層14としては、高分子固体電解質や無機固体電解質を用いることができる。
高分子固体電解質としては、例えば、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリプロピレンオキシド(PPO)、これらの共重合体を用いることができる。この高分子固体電解質中には、イオン伝導性を確保するためにリチウム塩が含まれる。リチウム塩としては、例えば、LiBF、LiPF、LiN(SOCF、LiN(SO、又はこれらの混合物を用いることができる。
図2に図示するように、電池ケース3は、上壁部3c、下壁部3d及び側壁部3eから構成され、内部にバイポーラ型電池2を収容するための収容部3bが形成されている。
電池ケース3の長手方向の側壁部3e(XZ平面の側壁部)におけるX軸方向両端部には、フランジ部3aが形成されており(図2、図4参照)、このフランジ部3aには車両の上下方向(Z軸方向)に延びる取り付け穴部31aが形成されている。各取り付け穴部31a内には、金属材料からなる筒状のスリーブ34が圧入されている。
図1に図示するように、フロアパネル9には、板厚方向に延びるネジ穴部9aが形成されており、このネジ穴部9aには、フロアパネル9の背面側から締結ボルト7bが締結されている。この締結ボルト7bは、その長さがフロアパネル9の板厚寸法よりも大きく設定されており、車室側(フロアパネル9の上側)の領域に延出している。
スリーブ34に締結ボルト7bを挿通させ、スリーブ34から延出する締結ボルト7bの先端部に締結ナット7aを締結することにより、電池ユニット1をフロアパネル9に固定することができる。
上述の構成において、弾性ゴムからなる取り付け穴部31a内にスリーブ34を圧入させることにより、締結ナット7aの締結トルクを確保することができる。
図2に図示するように、電池ケース3の長手方向の側壁部3e(XZ平面の側壁部)には、正極及び負極端子19a、19bを電池ユニット1の外側にそれぞれ引き出すための、正極及び負極端子用スリット32a、32bが形成されている。
また、電池ケース3の短尺方向の側壁部3e(YZ平面の側面)には、各電圧検出端子18を電池ユニット1の外側に引き出すための複数の検出端子用スリット31が形成されている。
ここで、電池ケース3を構成する弾性ゴムは、天然ゴム、合成ゴムのいずれでもよく、広い温度範囲でゴム弾性を失わず電気化学的に安定であるとともに、有機溶媒に対して溶解しないものが好ましい。具体的には、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリクロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、ブタジエンアクリロニトリルゴム、アクリルゴム、フッ素ゴムなどを使用できる。
電池ケース3を弾性ゴムで構成することにより、充放電の際に発生するバイポーラ型電池2の熱変形に応じて電池ケース3を弾性変形させることができる。これにより、電池ケース3に割れが発生するのを防止でき、バイポーラ型電池2を確実に封止することができる。
電池ケース3には、図4に図示するように、補強部材4が内在している。補強部材4は、弾性ゴム(電池ケース)よりも機械的強度(剛性)の高い金属、樹脂などで形成することができる。
本実施例では、弾性ゴムよりも機械的強度の高い補強ワイヤー4aを網目状に配列することにより補強部材4としており、この補強部材4を正極端子19a,負極端子19b,電圧検出端子18に干渉しないように電池ケース3の上壁部3cと側壁部3eの一部とに内在させている。
電池ケース3に補強部材4を内在させることにより、車両走行に伴って発生する振動や衝撃から、バイポーラ型電池2を長期的(車両の耐用年数)に保護することができる。
電池ユニット1は、下記の方法により製造することができる。まず、バイポーラ型電池2及び補強部材4を不図示の金型にセットし、この金型に液状の弾性ゴムを流し込む。なお、バイポーラ型電池2を金型にセットした状態において、正極端子19a、負極端子19b、電圧検出端子18はそれぞれ金型の外側に突出している。
したがって、金型に流し込まれた弾性ゴムは、突出した正極端子19a、負極端子19b、電圧検出端子18を回避するように、金型内に充填される。これにより、弾性ゴムを流し込むと同時(電池ケース3の成型と同時)に、正極端子19a、負極端子19b、電圧検出端子18をそれぞれ電池ケース3の外側に引き出すための正極及び負極端子用スリット32a、32b、検出端子用スリット31を形成することができる。
また、金型にはフランジ部3aに対応した形状部が設けられている。したがって、電池ケース3及びフランジ部3aを一体形成することができる。
このように、本実施例によれば、電池ユニット1を金型で射出成型する際に、正極及び負極端子用スリット32a、32b、検出端子用スリット31及びフランジ部3aを同時に形成することができる。これにより、フランジ部3aの取り付けや、正極及び負極端子用スリット32a、32b、検出端子用スリット31を形成する手間がなくなり、電池ユニット1を効率良く製造することができる。
また、電池ケース3の外側に正極端子19a、負極端子19bが突出しているため、電流の引き出しが容易となる。
さらに、バイポーラ型電池2の周りを弾性ゴムで覆うことにより、各蓄電要素の位置ズレを防止できる。
図5及び図6を参照しながら、本発明の実施例2について説明する。ここで、図5は実施例2の電池ユニット1´の斜視図であり、図6(a)は図5のY−Y´断面図であり、図6(b)は金属ブラケット6の平面図である。なお、実施例1と同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
金属ブラケット6は、電池ケース3内に配置されるブラケット本体部61と、電池ケース3外に配置されるブラケット固定部62とから構成され、ブラケット本体部61の両端部において下向きに屈曲形成された屈曲部63を介してブラケット本体部61及びブラケット固定部62は繋がっている。
ブラケット固定部62には、取り付け穴部62aが形成されており、この取り付け穴部62a内にはフロアパネル9の背面側から締結ボルト7bが締結されている。実施例1と同様に、フロアパネル9の上側から締結ボルト7bを締結ナット7aに締結することにより、電池ユニット1´をフロアパネル9に固定することができる。
ブラケット本体部61には、弾性ゴムを通すための開口部61aが二つ形成されている。
電池ユニット1´は、バイポーラ型電池2、補強部材4及び金属ブラケット6を金型にセットし、この金型に液状の弾性ゴム(電池ケース3の資材となる弾性ゴム)を流し込むことにより製造することができる。
この際、金型に流し込まれた弾性ゴムは、ブラケット本体部61の開口部61aを通ってブラケット本体部61の下側に流動し、開口部61a内の弾性ゴムを介してブラケット本体部61bの上側の弾性ゴムと下側の弾性ゴムとが接続される。
上述の構成によれば、電池ユニット1´に平面(XY平面)方向の外力が加わると、開口部61a内の弾性ゴムに金属ブラケット6が当接するため、金属ブラケット6の位置ずれを防止できる。また、実施例1と同様の効果を得ることができる。
(他の実施例)
上述の実施例では、補強ワイヤー4aを網目状に配列することにより補強部材4を形成したが、図7に図示する構成とすることもできる。すなわち、図7(a)に図示するように金属板で構成された補強部材4を電池ケース3に内在させてもよい。
さらに、複数の金属パイプ4cを矩形状に連結した骨組み状の補強部材4(図7(b)参照)や、図7(b)の構成に筋交4dを付加した補強部材4(図7(c)参照)を使用することもできる。
また、補強部材4は、正極端子19a、負極端子19b、電圧検出端子18に干渉しなければ、電池ケース3のどの位置に内在させてもよい。例えば、電池ケース3の下壁部3dに内在させてもよい。
また、電池ユニット1を、運転席と助手席との間、後部トランクルームの下部などに配置することもできる。さらに、バイポーラ型電池2は耐熱性が高いため、エンジンルームに配置することもできる。エンジンルームは、前述の座席下部よりも振動の強い領域であるが、本発明では電池ケース3に補強部材4を内在させているため、振動からバイポーラ型電池2を効果的に保護することができる。
上述の実施例では、バイポーラ型電池を例にして説明したが、バイポーラ型ではない二次電池(蓄電装置)についても本発明を適用することができる。ここで、バイポーラ型ではない二次電池では、集電体を二つの異なる金属で構成し、集電体の一方の面に正極層、他方の面に負極層を施した電極が用いられたりする。例えば、アルミニウム金属に正電極層が形成され、銅に負電極層が形成された電極を用いたリチウムイオン電池についても適用することができる。
また、蓄電装置としての電気二重層キャパシタにも本発明は適用することができる。この電気二重層キャパシタは、複数の正極及び負極を、セパレータを介在させて交互に重ね合わせたものである。
そして、この電気二重層キャパシタにおいては、例えば、集電体としてアルミ箔、正極活物質及び負極活物質として活性炭、セパレータとしてポリエチレンからなる多孔質膜を用いることができる。
また、複数の電池ユニット1を車両の前後方向に並設して、電池集合体にしてもよい。
電池ユニットをフロアパネル上に固定した車両の前後方向の断面図である。 電池ユニットの分解斜視図である。 図2のバイポーラ型電池のX−X´断面図である。 電池ユニットの斜視図である。 電池ユニット1´の斜視図である。 (a)は図5のY−Y´断面図であり、(b)は金属ブラケットの平面図である。 補強部材の他の実施例の概略図である。
符号の説明
1 1´ 電池ユニット
2 バイポーラ型電池
3 電池ケース
3a フランジ部
4 補強部材
4a 補強ワイヤー
6 金属ブラケット
7a 締結ナット
7b 締結ボルト
8 助手席
9 フロアパネル
11a 集電体
11b 正極層
11c 負極層
14 固体電解質層
18 電圧検出端子
19a 19b 端子
31 検出端子用スリット
31a 取り付け穴部
32a 32b 端子用スリット
61 ブラケット本体部
62 ブラケット固定部
63 屈曲部

Claims (10)

  1. 複数の蓄電要素を積層した蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成した蓄電装置であって、
    前記外装部材の機械的強度を高める補強部材を前記外装部材に内在させており、
    前記蓄電体は前記蓄電要素の積層方向に沿った第1の側面及びこの第1の側面に隣接する第2の側面を有しており、
    各前記蓄電要素の電圧を検出するための複数の電圧検出端子が前記第1の側面から突出しており、これらの電圧検出端子は、前記蓄電体の前記積層方向の一端側から他端側に向かって、前記蓄電体の前記積層方向の端面を含む平面方向に漸次シフトするように配列されており、
    前記蓄電体の正極端子及び負極端子が前記第2の側面から突出していることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記補強部材を、前記弾性ゴムよりも機械的強度の高い材料で形成したことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記補強部材を金属又は樹脂で形成したことを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  4. 前記補強部材を、線状部材を網目状に配列することにより形成したことを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  5. 該蓄電装置を締結固定するための締結固定部を前記外装部材に一体形成したことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の蓄電装置。
  6. 前記締結固定部を、前記外装部材の一部を用いて形成したことを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  7. 前記締結固定部は、締結部材を締結するための締結穴部を有し、前記締結穴部にスリーブを設けたことを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  8. 前記蓄電体は車両用であることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の蓄電装置。
  9. 蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成し、前記外装部材の機械的強度を高める補強部材を前記外装部材に内在させた蓄電装置の製造方法であって、
    前記蓄電体及び前記補強部材がセットされた金型に、該金型の外部に前記蓄電体の正極端子、負極端子及び電圧検出端子を突出させた状態で液状の弾性ゴムを充填することにより前記蓄電装置を製造する蓄電装置の製造方法。
  10. 蓄電体の外装部材を弾性ゴムで構成した蓄電装置であって、
    前記外装部材には、前記外装部材の機械的強度を高める補強部材と、両端部が前記外装部材の外部に突出したブラケットとが内在しており、前記ブラケットよりも上側の前記弾性ゴムと下側の前記弾性ゴムとが、前記ブラケットに形成された開口部内の前記弾性ゴムを介して繋がっており、前記ブラケットの両端部に該蓄電装置を固定するための固定部を有することを特徴とする蓄電装置。
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