JPH10302735A - リチウムイオン2次電池 - Google Patents
リチウムイオン2次電池Info
- Publication number
- JPH10302735A JPH10302735A JP9112054A JP11205497A JPH10302735A JP H10302735 A JPH10302735 A JP H10302735A JP 9112054 A JP9112054 A JP 9112054A JP 11205497 A JP11205497 A JP 11205497A JP H10302735 A JPH10302735 A JP H10302735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium ion
- secondary battery
- ion secondary
- films
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より簡単な工程で十分な密封性を得ることが
できるリチウムイオン2次電池を提供する。 【解決手段】 正極10、負極12、電解液14がフィ
ルム16中に密封された構造であるリチウムイオン2次
電池において、フィルム16の電極リード取り出し部1
8を含む周囲には、ブチルゴム20の層が形成されてい
る。フィルム16により密封する際には、ブチルゴム2
0の部分を指で押すことにより簡単にフィルム16同士
及びフィルム16と正極10、負極12とを接着するこ
とができ、簡易な工程で高い密封性を有するリチウムイ
オン2次電池を得ることができる。
できるリチウムイオン2次電池を提供する。 【解決手段】 正極10、負極12、電解液14がフィ
ルム16中に密封された構造であるリチウムイオン2次
電池において、フィルム16の電極リード取り出し部1
8を含む周囲には、ブチルゴム20の層が形成されてい
る。フィルム16により密封する際には、ブチルゴム2
0の部分を指で押すことにより簡単にフィルム16同士
及びフィルム16と正極10、負極12とを接着するこ
とができ、簡易な工程で高い密封性を有するリチウムイ
オン2次電池を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封方法が改良さ
れたリチウムイオン2次電池に関する。
れたリチウムイオン2次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン2次電池は、ケース内に
正極、負極、電解液等を封入することにより構成されて
いる。この電解液の酸化防止等のために、通常完全密封
する必要がある。特開平2−139850号公報にも、
完全密封型構造のリチウム電池の例が示されている。
正極、負極、電解液等を封入することにより構成されて
いる。この電解液の酸化防止等のために、通常完全密封
する必要がある。特開平2−139850号公報にも、
完全密封型構造のリチウム電池の例が示されている。
【0003】このような密封構造をフィルム型リチウム
イオン2次電池において実現する方法としては、フィル
ムを熱溶着する方法が考えられる。すなわち、フィルム
として使用されるポリエチレン等の低融点プラスチック
スを熱溶着することにより電極取り出し部分等の密封性
を保つ方法である。
イオン2次電池において実現する方法としては、フィル
ムを熱溶着する方法が考えられる。すなわち、フィルム
として使用されるポリエチレン等の低融点プラスチック
スを熱溶着することにより電極取り出し部分等の密封性
を保つ方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の密
封方法においては、ポリエチレン等が電解液として使用
される有機溶媒に腐食されやすいので、耐久性に劣ると
いう問題があった。
封方法においては、ポリエチレン等が電解液として使用
される有機溶媒に腐食されやすいので、耐久性に劣ると
いう問題があった。
【0005】また、密封用のフィルムとしてポリエチレ
ンのみを使用する場合には、ポリエチレンの強度がさほ
ど高くないため、フィルムの強度を向上させる必要があ
る。このため、アルミ箔やポリエチレンテレフタレート
(PET)等と多層構造とする必要がある。従って、フ
ィルムのコストが高くなるという問題があった。更に、
このようなポリエチレンの熱溶着を行うためには、専用
の設備が必要であるという問題もあった。
ンのみを使用する場合には、ポリエチレンの強度がさほ
ど高くないため、フィルムの強度を向上させる必要があ
る。このため、アルミ箔やポリエチレンテレフタレート
(PET)等と多層構造とする必要がある。従って、フ
ィルムのコストが高くなるという問題があった。更に、
このようなポリエチレンの熱溶着を行うためには、専用
の設備が必要であるという問題もあった。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、より簡単な工程で十分な密封性
を得ることができるリチウムイオン2次電池を提供する
ことにある。
のであり、その目的は、より簡単な工程で十分な密封性
を得ることができるリチウムイオン2次電池を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、正極と負極と電解液とからなる電池がフ
ィルム内に封入されたリチウムイオン2次電池におい
て、フィルムはブチルゴムにより密封されていることを
特徴とする。
に、本発明は、正極と負極と電解液とからなる電池がフ
ィルム内に封入されたリチウムイオン2次電池におい
て、フィルムはブチルゴムにより密封されていることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0009】図1には、本発明に係るリチウムイオン2
次電池の実施形態が示される。図1において、正極1
0、負極12、電解液14が、フィルム16内に封入さ
れた構造となっている。このフィルム16の、電極リー
ド取り出し部18を含む周囲には、ブチルゴム(イソプ
レンイソブチレンラバー)20の層が形成されている。
このブチルゴム20は、ブチルゴム、充填剤、可塑剤、
粘着助剤、安定剤等を混合して作られる感圧型粘着テー
プである。
次電池の実施形態が示される。図1において、正極1
0、負極12、電解液14が、フィルム16内に封入さ
れた構造となっている。このフィルム16の、電極リー
ド取り出し部18を含む周囲には、ブチルゴム(イソプ
レンイソブチレンラバー)20の層が形成されている。
このブチルゴム20は、ブチルゴム、充填剤、可塑剤、
粘着助剤、安定剤等を混合して作られる感圧型粘着テー
プである。
【0010】上記ブチルゴム20は、ポリエチレン等を
熱溶着する場合に比べて、フィルム及び電極リード等の
金属との接着力が高い。また、有機溶媒に対する耐腐食
性も高い。しかも、ブチルゴムは、常温において指で押
さえるだけで十分な接着力を得ることができ、フィルム
の接着のための特別な設備を設ける必要がない。
熱溶着する場合に比べて、フィルム及び電極リード等の
金属との接着力が高い。また、有機溶媒に対する耐腐食
性も高い。しかも、ブチルゴムは、常温において指で押
さえるだけで十分な接着力を得ることができ、フィルム
の接着のための特別な設備を設ける必要がない。
【0011】したがって、簡単な工程で高い密着性が得
られる。また、フィルムにポリエチレンを使用しなくて
もよいので、強度が高く、有機溶媒に対する耐腐食性の
高いフィルムを使用することができる。このため、強度
を向上させるためにフィルムを多層構造としなくてす
み、また高強度、高耐腐食性のリチウムイオン2次電池
を得ることができる。さらに、熱溶着の必要がないの
で、電池の温度が高くなることがない。このため、電解
液の熱分解も防止することができる。
られる。また、フィルムにポリエチレンを使用しなくて
もよいので、強度が高く、有機溶媒に対する耐腐食性の
高いフィルムを使用することができる。このため、強度
を向上させるためにフィルムを多層構造としなくてす
み、また高強度、高耐腐食性のリチウムイオン2次電池
を得ることができる。さらに、熱溶着の必要がないの
で、電池の温度が高くなることがない。このため、電解
液の熱分解も防止することができる。
【0012】なお、ブチルゴムはゴムの性質を有するの
で、様々なフィルム形状すなわち様々な電池形状に対応
できるという効果もある。
で、様々なフィルム形状すなわち様々な電池形状に対応
できるという効果もある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムの密封にブチルゴムを使用しているので、指で
押さえるだけで十分な接着力を得ることができ、簡易な
工程で高い密封性を有するリチウムイオン2次電池を得
ることができる。
フィルムの密封にブチルゴムを使用しているので、指で
押さえるだけで十分な接着力を得ることができ、簡易な
工程で高い密封性を有するリチウムイオン2次電池を得
ることができる。
【図1】 本発明に係るリチウムイオン2次電池の実施
形態の構造を示す図である。
形態の構造を示す図である。
10 正極、12 負極、14 電解液、16 フィル
ム、18 電極リード取り出し部、20 ブチルゴム。
ム、18 電極リード取り出し部、20 ブチルゴム。
Claims (1)
- 【請求項1】 正極と負極と電解液とからなる電池がフ
ィルム内に封入されたリチウムイオン2次電池におい
て、前記フィルムはブチルゴムにより密封されているこ
とを特徴とするリチウムイオン2次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112054A JPH10302735A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | リチウムイオン2次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112054A JPH10302735A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | リチウムイオン2次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302735A true JPH10302735A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14576883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9112054A Pending JPH10302735A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | リチウムイオン2次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10302735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010104136A (ko) * | 2000-05-13 | 2001-11-24 | 김순택 | 파우치 전지 |
CN1303718C (zh) * | 1999-03-26 | 2007-03-07 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117866A (en) * | 1979-03-02 | 1980-09-10 | Citizen Watch Co Ltd | Thin type cell |
JPS5787063A (en) * | 1980-11-18 | 1982-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Battery |
JPS58129745A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-02 | Toshiba Corp | 薄形密閉式蓄電池 |
JPS60181856U (ja) * | 1984-05-14 | 1985-12-03 | 富士電気化学株式会社 | 薄形電池 |
JPS60257069A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 薄形電池 |
JPS6261268A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-17 | Toppan Printing Co Ltd | 偏平型電気化学セル |
JPS63244551A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | Ube Ind Ltd | 薄形電池 |
JPH0315150A (ja) * | 1989-03-30 | 1991-01-23 | Devars Ms Co | 真空シール包材で包んだバッテリー及びその製造方法 |
JPH06267515A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-22 | Ricoh Co Ltd | シート状二次電池および該電池を利用した電子素子 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP9112054A patent/JPH10302735A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117866A (en) * | 1979-03-02 | 1980-09-10 | Citizen Watch Co Ltd | Thin type cell |
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CN1303718C (zh) * | 1999-03-26 | 2007-03-07 | 松下电器产业株式会社 | 叠合片封装型电池 |
KR20010104136A (ko) * | 2000-05-13 | 2001-11-24 | 김순택 | 파우치 전지 |
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