JPH06265984A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH06265984A
JPH06265984A JP7854893A JP7854893A JPH06265984A JP H06265984 A JPH06265984 A JP H06265984A JP 7854893 A JP7854893 A JP 7854893A JP 7854893 A JP7854893 A JP 7854893A JP H06265984 A JPH06265984 A JP H06265984A
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JP
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voltage
main capacitor
capacitor
transistor
resistor
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JP7854893A
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Yoshiro Ichihara
義郎 市原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇圧動作の制御不能により生じる恐れのあっ
た、主コンデンサへの異常電圧による該主コンデンサの
損傷を事前に防止する。 【構成】 主コンデンサ28の異常電圧を検知する検知
手段29と、前記主コンデンサの充電電圧を放電する放
電手段300と、前記検知手段にて異常電圧が検知され
た場合、昇圧手段での昇圧動作を停止すると共に、前記
放電手段を動作させて主コンデンサの放電を行わせる異
常制御手段101,33,35とを設け、主コンデンサ
に定格以上の異常電圧が充電されたことを検知下場合に
は、直ちに昇圧動作を停止すると共に、主コンデンサの
充電電圧を放電するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラと共に使用され
る、例えば発光停止の為のスイッチ手段として絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタを備えたストロボ装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに内蔵され、もしくはカメ
ラと共に使用されている公知のストロボ装置は、よく知
られているように、キセノン放電管等の放電管と、該放
電管の放電を開始させるためのトリガパルスを発生する
トリガ回路と、該放電管の放電を停止させる発光停止回
路とによって構成されている。そして、上記の発光停止
回路には、放電管の電流をオンオフさせるために逆阻止
三端子サイリスタが設けられると共に、該サイリスタを
転流させるための転流用サイリスタと転流用コンデンサ
が設けられている。
【0003】前述の公知のストロボ装置では、放電管の
放電停止手段として逆阻止三端子サイリスタが用いられ
ているため、迅速な電流遮断を行えないという欠点ばか
りでなく、前述の様な転流回路を要するため回路構成素
子数が多く、装置が大型になるという欠点も有してい
た。
【0004】このような現状を考慮して、本願出願人
は、発光停止手段としてサイリスタの代りに、絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタ(IGBT)を使用する新
規な構成のストロボ装置を提案している。
【0005】また、ストロボ装置の小型化を達成する為
に上記の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGB
T)備えたものにおいて、ストロボ発光・制御を司る制
御部をIC化し、マイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと記す)等でコントロールするものも提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例装置においては、マイコン等を含むICにおい
て、ICが何らかの原因(ノイズ,温度上昇,過電圧
等)で破壊された場合、昇圧回路での昇圧コントロール
が不能になり、最悪昇圧動作が止らないという事態が生
じ、主コンデンサに定格以上の電圧が加わっていまって
該主コンデンサの安全性が損なわれる恐れを招いてい
た。
【0007】このため、従来、充電時間をIC外部のタ
イマ回路等にて計測し、一定時間経過後に昇圧動作を禁
止する必要があった。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、昇圧動作
の制御不能により生じる恐れのあった、主コンデンサへ
の異常電圧による該主コンデンサの損傷を事前に防止す
ることのできるストロボ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、主コンデンサ
の異常電圧を検知する検知手段と、前記主コンデンサの
充電電圧を放電する放電手段と、前記検知手段にて異常
電圧が検知された場合、昇圧手段での昇圧動作を停止す
ると共に、前記放電手段を動作させて主コンデンサの放
電を行わせる異常制御手段とを設け、主コンデンサに定
格以上の異常電圧が充電されたことを検知下場合には、
直ちに昇圧動作を停止すると共に、主コンデンサの充電
電圧を放電するようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるストロボ
装置を具備したカメラの回路構成を示すブロック図であ
る。
【0012】図1において、1は電源スイッチ、2は電
源電池、3は発振用pnpトランジスタ、4はコンデン
サである。5はnpnトランジスタで、そのコレクタに
pnpトランジスタ3のベースが接続されている。6は
抵抗で、npnトランジスタ5のベース,エミッタにそ
れぞれ接続されている。7はダイオードで、そのカソー
ドは抵抗6に接続されている。8はダイオードで、その
カソードはnpnトランジスタ5のエミッタに接続さ
れ、アノードは接地される。9は電源電池2を昇圧する
発振トランス、10は発振トランス9に接続される抵
抗、11は抵抗10の両端に接続されるコンデンサであ
る。
【0013】上記発振用pnpトランジスタ3からコン
デンサ11までにて昇圧回路を構成している。
【0014】12は昇圧回路の出力を整流する高圧整流
用ダイオード、13はコンデンサである。28は発光エ
ネルギー蓄積用のコンデンサであり、上記ダイオード1
2のカソードに接続されている。14,15は抵抗で、
主コンデンサ28の充電電圧を検知する分圧抵抗となっ
ており、分圧電圧、すなわち充電状態を示すSEN信号
として出力される。16はアノードがダイオード12の
カソードに接続されるダイオード、17は前記ダイオー
ド16のカソードに接続される抵抗、18はストロボ発
光の為のトリガ用のサイリスタ、19は前記サイリスタ
18のゲートに接続されるコンデンサ、20は前記サイ
リスタ18のゲートとGND接地間に接続される抵抗、
21は前記サイリスタ18のゲートに接続される抵抗、
22は前記サイリスタ18のアノードに接続されるトリ
ガ用コンデンサ、23は前記トリガ用コンデンサ22に
接続されるトリガコイルである。
【0015】24は閃光放電管で、その陽極は主コンデ
ンサ28に接続されている。25はアノードが前記閃光
放電管24の陰極に接続されるダイオード、26は抵抗
である。27は例えばIGBT(絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタ)のような大電流スイッチ素子で、その
コレクタには前記ダイオード25のカソード及び抵抗1
6が接続される(なお、抵抗26は高抵抗に設定され
る)。
【0016】300は、前記IGBT27と抵抗26で
構成される、主コンデンサ28をディスチャージする放
電回路(但し、抵抗26は高抵抗に設定にされ、閃光放
電管24の放電発光時、放電管24に大電流が流れるよ
うにしている)。
【0017】29はコンパレータで、主コンデンサ28
の充電電圧を前記SEN信号により検知し、定格を越え
る電圧を検知することにより、充電完了を示すER信号
を出力する。30は定電圧回路で、電源スイッチ1のオ
ン時に駆動され、定電圧であるVref2,Vcc及び
VDを発生し、それぞれ前記コンパレータ29の基準比
較電圧Vref2,後述するカメラの制御回路100の
電源Vcc,IGBT駆動部の電源VDとして用いられ
る。31はアノードが前記コンパレータ29の出力に接
続され、カソードが後述するGT1信号に接続されるダ
イオードである。32は前記コンパレータ29の出力に
接続される抵抗、33はベースに前記抵抗32が接続さ
れ、コレクタに後述するGT2信号が接続され、エミッ
タは接地されるnpnトランジスタである。34は前記
コンパレータ29の出力に接続される抵抗、35はnp
nトランジスタでベースが前記抵抗34に接続され、コ
レクタが前記ダイオード7のアノードに接続されるnp
nトランジスタである。
【0018】36はシンクロ接点スイッチ(SWX)
で、オン時にストロボ発光のトリガがかかる。
【0019】100は例えばマイコンやストロボ制御回
路を含むIC化されたカメラの制御回路で、以下の10
0番台の回路を備えている(ここでは特にストロボ制御
に必要な回路のみを示している)。
【0020】101はGT1,GT2,ST,TRG,
OSC信号を出力し、又ST,CRG信号等が入力さ
れ、各回路を制御するマイクロコントローラで、MP
U,ROM,RAM等のメモリ,AD,DAコンバータ
やインターフェース回路を内蔵し、カメラのソフトウェ
ア制御を行うことができる。102はコンパレータで、
主コンデンサ28の電圧を検知する分圧抵抗14,15
の出力であるSEN信号と基準比較電圧Vref1とを
比較し、ストロボ発光するのに充分な電圧にストロボ充
電レベルが達したか否かのCRG信号を出力するコンパ
レータ、103は前記カメラの制御回路100内の定電
圧回路で、前記コンパレータ102の基準比較電圧Vr
ef1を発し、なおかつ他の回路の定電圧源となってい
る。
【0021】200は前記IGBT27のゲートをドラ
イブする駆動回路で、以下の200番台の回路を備えて
いる。
【0022】201はコンデンサで、前記定電圧回路3
0の出力電圧端子に接続される。202はpnpトラン
ジスタで、そのエミッタはコンデンサ201に、コレク
タはIGBT27のゲートにそれぞれ接続されている。
203はnpnトランジスタで、そのコレクタは前記p
npトランジスタ202のベースに接続される。204
は抵抗で、前記npnトランジスタ203のベースに接
続され、又信号GT1を介して前記カメラの制御回路1
00内のマイクロコントローラ101や、ダイオード3
1のカソードに接続されている〔GT1信号がローレベ
ル(以下、“LL”と記す)からハイレベル(以下、
“HL”と記す)に反転することで、FSP信号がON
となる〕。205はnpnトランジスタで、そのコレク
タがpnpトランジスタ202に接続されている。20
6は抵抗で、前記npnトランジスタ205のベースに
接続され、又信号GT2を介してカメラの制御回路10
0内のマイクロコントローラ101や、npnトランジ
スタ33のコレクタに接続される(GT2信号が“L
L”から“HL”に反転することでFSP信号がOFF
となる)。
【0023】37は、カメラの制御回路100内のマイ
クロコントローラ101よりのST信号入力が“LL”
から“HL”に反転すると、調光のための測光積分用コ
ンデンサ(不図示)の充電を開始し、適正露出になった
らSP信号を“HL”から“LL”に反転させる公知の
調光回路で、このSP信号を受け取るマイクロコントロ
ーラ101はストロボ発光制御部に発光停止を伝える。
38は測光センサであるところのシリコンフォトダイオ
ード(SPD)である。
【0024】次に、図2のフローチャートに基づいて、
上記カメラの制御回路100内のマイクロコントローラ
101の動作(ステップ406を除いた401〜41
9)や上記のカメラの制御回路100の外部に設けられ
て昇圧動作を禁止したりするコンパレータ29等の動作
(ステップ406,420,421)について説明す
る。 [ステップ401] 電源スイッチ1(SW1)がオン
であるか否かを判別し、オンであることによりステップ
402へ進む。また、オフであった場合には一連の動作
を終了する。 [ステップ402] 電源スイッチ1がオンになったの
で、定電圧回路30を起動する。
【0025】これにより、定電圧回路30に定電圧Vr
ef2,Vcc及びVDが発生し、これらはカメラの制
御回路100の電源Vcc,IGBT27の駆動回路2
00の電源VD,コンパレータ29の基準比較電圧Vr
ef2(異常電圧に相当する主コンデンサ28の分圧電
圧に相当する)としてそれぞれ用いられる。また、これ
と同時にカメラ制御回路100内の定電圧回路103に
定電圧Vref1が発生し、これはコンパレータ102
の基準電圧等に用いられる。 [ステップ403] 初期設定を行う。つまり、プログ
ラムのフラグをクリアしたり、メモリの内容をリセット
したりする。 [ステップ404] 分圧抵抗14,15から成る主コ
ンデンサ28の充電状態を示すSEN信号と基準比較電
圧Vref1(主コンデンサ28の適正発光のための充
電完了電圧の分圧電圧に相当する)の比較を行っている
コンパレータ102よりの信号CRGが“HL”か“L
L”かを調べ、“HL”であれば主コンデンサ28の充
電レベルがストロボ発光させるに十分なレベルに達した
として、つまり充電完了であるとしてステップ407へ
進む。一方、“LL”であれば充電完了していないとし
てステップ405へ進む。 [ステップ405] 昇圧動作を開始させるためにOS
C信号を“LL”から“HL”にする。
【0026】これにより、ダイオード7を介してトラン
ジスタ5のベースに“HL”が印加され、該トランジス
タ5がオンし、これに伴ってトランジスタ3もオンし、
発振トランス9に電池電源2の電源が供給されて発振が
スタートする。これにて発振トランス9の二次側に高圧
電圧が発生し、ダイオード12,16を介して主コンデ
ンサ28への充電が開始される。 [ステップ406] コンパレータ29により、カメラ
の制御回路100の破壊等により主コンデンサ28の充
電電圧が定格以上(基準比較電圧Vref2以上)の異
常電圧になったかどうかを判別する。この結果、異常電
圧でないときにはステップ404に戻り、充電完了電圧
になるまでこのループ(ステップ406→404→40
5→406)を繰り返す。また、主コンデンサ28の充
電電圧が異常電圧になったらステップ420へ進む。
【0027】上述した様に、ストロボ充電完了であると
判別した場合には、ステップ404からステップ407
へ進む。 [ステップ407] 分圧抵抗14,15から成る主コ
ンデンサ28の充電状態を示すSEN信号にて充電完了
と認識し、これをラッチする。 [ステップ408] 昇圧動作を開始させるための上記
OSC信号を“HL”から“LL”にする。
【0028】これにより、ダイオード7を介してトラン
ジスタ5のベースに“LL”が印加され、トランジスタ
5はオフし、トランジスタ3もオフして発振トランス9
への電流が遮断され、発振動作(昇圧動作)が停止す
る。 [ステップ409] カメラのストロボシンクロスイッ
チであるスイッチ36(SWX)がオンされているか否
かを判別し、オンされていなければステップ405へ戻
り、再度OSC信号を“HL”にしてストロボ充電を再
開し、その後ステップ404にてストロボ充電完了か否
かの判別を行う。また、スイッチ36(SWX)がオン
されている場合にはステップ410へ進む。 [ステップ410] 上記ステップ408で充電完了の
認識のためのラッチを行ったが、ここではこれを解除す
る。 [ステップ411] 調光回路37へのST信号を“L
L”から“HL”にする。
【0029】これにより、調光回路37において調光の
ための測光積分コンデンサ(不図示)の充電が開始され
る、つまり調光がスタートする。 [ステップ412] GT2信号を“HL”から“L
L”に出力し、抵抗206を介してトランジスタ205
のベースを“LL”にし、これをオフにする(発光許
可)。 [ステップ413] GT1信号を“LL”から“H
L”にし、抵抗204を介してトランジスタ203のベ
ースを“HL”にし、これをオンにする。
【0030】これにより、トランジスタ202もオンと
なって、定電圧回路30に発生した電源VDがIGBT
27のゲートに入力され、該IGBT27がオンする
(FSP信号“LL”→“HL”)。 [ステップ414] TRG信号パルスを出力し、抵抗
21を介してサイリスタ18のゲートをオンする。 [ステップ415] サイリスタ18のゲートをオンす
ることにより、オン前に抵抗17を介してトリガコンデ
ンサ22にチャージされた電荷がディスチャージされ、
トリガトランス23の一次側にパルスが発生し、更に二
次側にはトリガトランス23により高圧パルスが出力さ
れる。
【0031】これにより、閃光放電管24にトリガがか
かり、主コンデンサ28の電流は該閃光放電管24,ダ
イオード25を介してIGBT27のコレクタ・エミッ
タを介して流れる。すなわち、ストロボ発光が開始され
る。なお、抵抗26は高抵抗に設定されており、閃光放
電管24には大電流が流れることになる。 [ステップ416] ストロボ発光開始後、SPD38
により得られる被写体光量が適正光量に達したか否かを
調光回路37からの信号STの状態により判別する。こ
の結果、上記ST信号が“LL”ならば適正光量に達し
ていないとしてステップ415へ戻り、ストロボ発光を
継続させる。その後、上記ST信号が“LL”から“H
L”に反転すると、適正光量に達したとしてステップ4
17へと進む。 [ステップ417] 上記のGT2信号を“LL”から
“HL”にし、抵抗206を介してトランジスタ205
をオフして、IGBT27を完全にオフ状態とする。 [ステップ418] 上記のGT1信号を“HL”から
“LL”にし、抵抗204を介してトランジスタ203
をオフに、又トランジスタ202をオフし、定電圧回路
30からの電源VD出力をIGBT27のゲートと切り
離す(FSP信号“HL”→“LL”)。 [ステップ419] 上記IGBT27のオフにより、
閃光放電管24,ダイオード25,IGBT27に流れ
ていた電流が止り、ストロボ発光が停止する。そしてス
テップ1に戻る。
【0032】上述した様に、主コンデンサ28の充電電
圧が異常電圧になったら、ステップ406からステップ
420へ進む。 [ステップ420] 主コンデンサ28の充電電圧が異
常電圧になると、コンパレータ29の出力が“LL”か
ら“HL”になり、抵抗34を介してトランジスタ35
をオンし、OSC信号を強制的に“LL”にする。
【0033】これにより、ダイオード7を介してトラン
ジスタ5がオフに、又トランジスタ3もオフになること
から、発振動作が強制的に停止する(発振停止)。 [ステップ421] コンパレータ29の出力が“L
L”から“HL”になることで、抵抗32を介してトラ
ンジスタ33のベースが“HL”してこれがオンし、こ
れに伴ってトランジスタ205がオフし、又ダイオード
31を介してトランジスタ203がオンしてトランジス
タ202がオンすることで、IGBT27もオンするこ
とになる。
【0034】これにより、定格電圧以上にチャージされ
た主コンデンサ28の電荷が抵抗26を介してIGBT
27に流れ、ディスチャージがなされる。そして、ステ
ップ401へ戻る。
【0035】本実施例によれば、ICにより構成される
カメラの制御回路100の破壊等によりストロボ装置に
備わった主コンデンサ28の充電電圧が定格電圧以上に
充電されているか否かを検知する手段(コンパレータ2
9)を、前記カメラの制御回路100外に設け、該検知
手段にて定格電圧以上であることを検知した場合には、
ストロボ装置の昇圧動作を不能状態にし、かつ発光制御
用のスイッチ素子(IGBT27)を用いて主コンデン
サ28のディスチャージを行うようにしている為、上記
主コンデンサ28の過充電による破壊等を防ぐことが可
能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主コンデンサの異常電圧を検知する検知手段と、前記主
コンデンサの充電電圧を放電する放電手段と、前記検知
手段にて異常電圧が検知された場合、昇圧手段での昇圧
動作を停止すると共に、前記放電手段を動作させて主コ
ンデンサの放電を行わせる異常制御手段とを設け、主コ
ンデンサに定格以上の異常電圧が充電されたことを検知
下場合には、直ちに昇圧動作を停止すると共に、主コン
デンサの充電電圧を放電するようにしている。
【0037】よって、昇圧動作の制御不能により生じる
恐れのあった、主コンデンサへの異常電圧による該主コ
ンデンサの損傷を事前に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるストロボ装置を備えた
カメラの回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの主要部分の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
3,5 トランジスタ 7 ダイオード 9 発振トランス 24 閃光放電管 27 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(I
GBT) 28 主コンデンサ 29 コンパレータ 31 ダイオード 33,35 トランジスタ 100 カメラの制御回路 101 マイクロコントローラ 200 駆動回路 300 放電回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光放電管と、該閃光放電管へ発光エネ
    ルギーを供給する主コンデンサと、昇圧動作を行って前
    記主コンデンサへの充電を行う昇圧手段と、前記閃光放
    電管の発光を停止するスイッチ手段と、該スイッチ手段
    を動作させる駆動手段とを備えたストロボ装置におい
    て、前記主コンデンサの異常電圧を検知する検知手段
    と、前記主コンデンサの充電電圧を放電する放電手段
    と、前記検知手段にて異常電圧が検知された場合、前記
    昇圧手段での昇圧動作を停止すると共に、前記放電手段
    を動作させて主コンデンサの放電を行わせる異常制御手
    段とを設けたことを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】 放電手段は、高い抵抗値を持つ抵抗とス
    イッチ手段とから成り、前記抵抗は閃光放電管と並列に
    接続され、スイッチ手段は閃光放電管の発光を停止する
    スイッチ手段を兼用されることを特徴とする請求項1記
    載のストロボ装置。
JP7854893A 1993-03-15 1993-03-15 ストロボ装置 Pending JPH06265984A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193003A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nikon Corp 閃光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193003A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nikon Corp 閃光装置

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