JP3384909B2 - カメラのフィルム巻上げ制御装置 - Google Patents

カメラのフィルム巻上げ制御装置

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JP3384909B2
JP3384909B2 JP10058895A JP10058895A JP3384909B2 JP 3384909 B2 JP3384909 B2 JP 3384909B2 JP 10058895 A JP10058895 A JP 10058895A JP 10058895 A JP10058895 A JP 10058895A JP 3384909 B2 JP3384909 B2 JP 3384909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのフィルム巻上
げ制御装置に関し、より詳細には、フィルムの巻上げ中
はストロボの充電を禁止するカメラのフィルム巻上げ制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコン等のコントローラを使用
せずにフィルム給送用モータによりフィルムを自動的に
給送する簡易なカメラのフィルム巻上げ方式としては、
図2に示すように、電源電池Eに機械式のスイッチSW
を介してフィルム巻上げ用フィルム給送用モータMを接
続し、スイッチSWをオンして1駒分のフィルムの巻上
げが完了したとき、機械的な手段でスイッチSWをオフ
してフィルム給送用モータへの通電を停止する構成にな
っている。
【0003】このようなモータ制御回路では、1駒分の
フィルムが巻上げられるときは、スイッチSWを機械的
にオフさせることができるので問題ないが、フィルムの
最終駒の巻上げ時、あるいは電源電圧が所定電圧以下に
低下したときなどには、フィルムの巻上げが1駒分の途
中で停止してしまい、スイッチSWがオフされないた
め、フィルム給送用モータに大きな電流が流れ続けると
いう不都合が生じる。従来、このような場合のフィルム
給送用モータへの通電を停止するモータ制御方式とし
て、図3に示す制御回路が知られている。
【0004】図3において、この従来のモータ制御回路
は、フィルム巻上げ用のフィルム給送用モータMの駆動
トランジスタQ1、このモータ駆動トランジスタQ1を
制御する第1スイッチングトランジスタQ2および第2
スイッチングトランジスタQ3、撮影の終了に伴うレリ
ーズ釦の押下げ解除に連動してオフされるレリーズ連動
スイッチRLsw 、充電抵抗R3に直列に接続され、フィ
ルム1駒分の巻上げ時間よりやや長い時定数を有する時
定コンデンサC、常時はフィルム給送用モータMを短絡
する接点Sに接続し、レリーズ釦の押下げ解除動作に連
動して巻上げ接点W側へ切り替えられるモータスイッチ
Mswを備えている。
【0005】モータ駆動トランジスタQ1のコレクタ
は、モータスイッチMswのモータ短絡接点Sに接続され
ると共に、フィルム給送用モータの負極側に接続され、
エミッタは電源電池Eの負極に接続されている。また、
フィルム給送用モータMの正極側は、電源電池Eの正極
側に接続されている。
【0006】第1スイッチングトランジスタQ2のエミ
ッタは、モータスイッチMswの巻上げ接点Wを介して電
源電池Eの正極に接続可能とされ、そのコレクタは、抵
抗R1を介して電源電池Eの負極に接続されている。ま
た、第1スイッチングトランジスタQ2のベース・エミ
ッタ間には、ベース抵抗R2を介して時定コンデンサC
が接続されているとともに、この時定コンデンサCとベ
ース抵抗R2との接続点と電源電池Eの負極間には、充
電用抵抗R3が接続されて時定回路が構成されている。
さらに、時定コンデンサCの両端には、レリーズ連動ス
イッチRLsw が並列に接続されている。
【0007】第2スイッチングトランジスタQ3のエミ
ッタは、モータスイッチMswの巻上げ接点Wに接続さ
れ、そのコレクタは、抵抗R4を介してモータ駆動トラ
ンジスタQ1のベースに接続されている。また、第2ス
イッチングトランジスタQ3のベースは、第1スイッチ
ングトランジスタQ2のコレクタに接続されている。S
Tはストロボ回路であり、上記モータ制御回路に対し並
列に電源電池Eに接続されている。
【0008】また、このストロボ回路STは、フィルム
給送用モータMのフィルム巻上げ動作時にストロボ回路
STへの通電が禁止されように構成されている。即ち、
ストロボ回路STは、逆流防止用のダイオードDを介し
てモータ駆動トランジスタQ1のコレクタに接続されて
おり、モータ駆動トランジスタQ1がオンとなっている
間は、ストロボ回路STの発振動作が行われないように
構成されている。
【0009】上記のように構成されたモータ制御回路に
おいて、図3に示すように、モータスイッチMswが巻上
げ接点Wに接続され、レリーズ連動スイッチRLsw がオ
フされた撮影終了直後では、第1スイッチングトランジ
スタQ2はオフ、第2スイッチングトランジスタQ3は
オン、モータ駆動トランジスタQ1もオンとなるため、
フィルム給送用モータMに通電され、このフィルム給送
用モータMは、回転を開始し、フィルムの巻上げを行
う。このとき、ストロボ回路STへの通電が禁止され
る。
【0010】一方、時定回路の時定コンデンサCには、
フィルムの巻上げ開始時点から充電が始まり、フィルム
の1駒分の巻上げが終了する時間以上になると、時定コ
ンデンサCの充電電圧は、第1スイッチングトランジス
タQ2の順方向バイアス電圧に達するため、第1スイッ
チングトランジスタQ2はオンされる。これにより、第
2スイッチングトランジスタQ3はオフし、モータ駆動
トランジスタQ1もオフしてフィルム給送用モータMへ
の通電が停止される。モータ駆動トランジスタQ1がオ
フすると、ダイオードDを通して電流が流れなくなり、
これに代えてストロボ回路STの発振動作が開始され
る。
【0011】尚、電源電池Eの電圧が所定値以上の値で
あって、通常の1駒のフィルムの巻上げが行われるとき
は、時定コンデンサCの充電が完了する前にモータスイ
ッチMswが機械的手段によりモータ短絡接点S側に切り
替ってフィルム給送用モータMは短絡されると同時にモ
ータ駆動トランジスタQ1もオフとなる。また、撮影に
際し、レリーズ釦が押下されるとレリーズ連動スイッチ
RLsw がオンして、時定コンデンサCの充電電荷がレリ
ーズ連動スイッチRLsw を通して放電される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなモータ制御回路では、フィルムの最終駒が巻上げ
られる時あるいは、電源電池Eが所定電圧以下に低下し
て1駒分のフィルム巻上げができなくなると、上述した
ように、モータ駆動トランジスタQ1が一旦オフとなる
が、ストロボ回路等のような、フィルム巻上げ時の電流
よりも電流消費の大きい負荷がかかると、電源電池の電
圧が大きく降下し、時定コンデンサCに充電された電荷
が逆放電する。
【0013】その結果、時定コンデンサCの電荷が第1
スイッチングトランジスタQ2の順方向バイアス電圧以
下になると、即ち、時定コンデンサCの負極側の電位が
上昇すると、第1スイッチングトランジスタQ2のベー
ス電位が上昇してオフされてしまい、モータ駆動トラン
ジスタQ1がオンしてフィルム給送用モータMへの通電
が再び開始されてしまう。そして、以後、この時定コン
デンサCが充電と逆放電を繰返すことにより、フィルム
給送用モータMのオン/オフも繰り返されて無用な電力
消費が行われてしまうという不都合があった。
【0014】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、フィルムの最終駒が
巻上げられるときや電源電池が消費され所定電圧以下に
低下して1駒巻上げの途中でフィルムの巻上げが不能に
なったような場合、フィルム給送用モータへの通電を断
ち、電源電池の無駄な消耗を防止し得ると共に、上記の
ようにして一旦フィルム給送用モータへの通電が断たれ
た後、ストロボ回路への充電動作等が行われることによ
る電源電圧の低下に起因して一旦通電を断ったフィルム
給送用モータへの再通電が開始されたり、通電と通電停
止が繰り返されるという従来技術の持つ不都合を解消し
得るカメラのフィルム巻上げ制御装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、フィルム給送用モータでフィルム巻上
げ中にストロボ回路の充電を禁止するようにしたカメラ
のフィルム巻上げ制御装置において、可動接片が電源電
池の正極側に接続され、この可動接片が、常時は前記フ
ィルム給送用モータの正負極間を短絡するモータ短絡接
点側に接触し、撮影完了後のレリーズ釦の押し下げ解除
で巻上げ接点側に接触し、フィルムの1駒分の巻上げ完
了に伴い前記モータ短絡接点側に接触するモータスイッ
チと、1駒のフィルム巻上げ時間より若干長い時定数を
持つ時定コンデンサと充電用抵抗の直列回路からなり前
記モータスイッチの巻上げ接点を介し電源に接続される
時定回路と、前記時定コンデンサに並列に接続されカメ
ラのレリーズ釦の押し下げでオンとなり撮影完了後のレ
リーズ釦の押し下げ解除でオフとなるレリーズ連動スイ
ッチと、前記モータスイッチの巻上げ接点に一端が接続
された制限抵抗と、前記時定コンデンサと充電用抵抗と
の接続点にベース抵抗を介してベースが接続され、前記
制限抵抗の他端にエミッタが接続され、前記時定回路の
時定コンデンサと充電用抵抗との接続間電位が所定電位
に達するとオフからオンに転ずる第1スイッチングトラ
ンジスタと、電源に対し前記フィルム給送用モータと直
列に接続されたモータ駆動トランジスタと、このモータ
駆動トランジスタと前記第1スイッチングトランジスタ
との間に接続され、第1スイッチングトランジスタのオ
ン−オフ動作に応じて前記モータ駆動トランジスタをオ
フ−オン動作の制御を司る第2スイッチングトランジス
タと、を具備し、 撮影後、レリーズ釦の押し下げ解除
で前記モータスイッチの可動接片がモータ短絡接点側か
ら巻上げ接点側に切り替ると共に上記レリーズ連動スイ
ッチがオフとされた時点から前記時定回路で定まる時定
時間の経過前は、前記モータ駆動トランジスタを介して
前記フィルム給送用モータに通電し、前記時定時間が経
過してもフィルム1駒分の巻上げが行われない場合は、
前記第1スイッチングトランジスタをオンとし、前記モ
ータ駆動トランジスタをオフとして前記フィルム給送用
モータへの通電を断つと共に、前記制限抵抗を介して前
記第1スイッチングトランジスタに正帰環をかけて、当
該オン状態を保持させるように構成したことを特徴とす
るものである。
【0016】また、本発明は、さらに、前記電源電池の
直流電圧をスイッチング素子と変換トランスと整流素子
とにより昇圧して閃光放電管のメインコンデンサに充電
するDC−DCコンバータと前記フィルム給送用モータ
の正極および負極との間を逆流防止用のダイオードを介
して接続し、前記モータ駆動トランジスタがオンしてい
る間は前記スイッチング素子による発振動作を禁止し、
前記モータ駆動トランジスタがオフした時点から該発振
動作の禁止を解除するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0017】さらに、本発明における前記第2スイッチ
ングトランジスタは、エミッタが前記制限抵抗の他端に
接続され、コレクタが抵抗を介して前記モータ駆動トラ
ンジスタのベースに接続され、ベースが前記第1スイッ
チングトランジスタのコレクタに接続されると共に抵抗
を介して前記電源の負極側に接続され、前記第1スイッ
チングトランジスタのオン−オフ動作と反対のスイッチ
ング動作をするように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0018】
【作用】可動接片が電源電池の正極側に接続されたモー
タスイッチは、常時、即ちフィルム巻上げ完了後は、フ
ィルム給送用モータの正・負極間を短絡するモータ短絡
接点側に接続しているが、撮影終了後のレリーズ釦の押
し下げ解除で巻上げ接点側と接触し、フィルムの1駒分
の巻上げが完了すると、機械的手段によりモータ短絡接
点Sに切り替わり、フィルム給送用モータの両端が短絡
される。
【0019】フィルムの1駒分の巻上げが行われる場合
には、レリーズ釦の押し下げ解除でモータスイッチがオ
ンとされ、時定回路が起動されるが、所定の時定時間が
経過する前にモータスイッチが巻上げ接点からモータ短
絡接点に切替るので、モータ駆動トランジスタはオフと
なり、フィルム給送用モータは、その通電が断たれて停
止する。
【0020】一方、フィルムの最終駒到来時や電源電池
の低下時において、フィルムの1駒分巻上げが不能とな
り途中でフィルム巻上げが停止された場合には、モータ
スィッチがモータ巻上げ接点側に切り替ってから所定の
時定時間が経過すると、時定回路を形成する時定コンデ
ンサと充電抵抗との接続点電位が低下するため、第1ス
イッチングトランジスタは、そのベース電位が下がりオ
ンとなり、それに従って第2スイッチングトランジスタ
がオフとなり、モータ駆動トランジスタをオフとさせて
フィルム給送用モータへの通電を断つ。
【0021】モータ駆動トランジスタがオフとなること
で逆流防止用ダイオードを介してフィルム給送用モータ
の両端に接続されたDC−DCコンバータは、スイッチ
ング素子の発振動作の禁止が解かれてメインコンデンサ
への充電を開始する。
【0022】このDC−DCコンバータによるメインコ
ンデンサへの充電動作のように大電流を消費する負荷が
電源に接続されると、電源電圧が低下し、それに伴って
時定コンデンサの逆放電が行われる場合があるが、制限
抵抗を介して第1スイッチングトランジスタのエミッタ
電位を上げてそのベース電流を増大させるように正帰環
がかかるように構成してあるので、一旦オンとなった第
1スイッチングトランジスタが上記のような電源電圧の
低下によって再びオフとなるのが抑制される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るカメラのフィルム巻上げ制
御装置の回路構成を示す回路図である。同図において、
10はモータ制御回路、20はストロボ回路である。
【0024】モータ制御回路10は、フィルム給送用モ
ータM、このフィルム給送用モータMへの通電を制御す
るNPN形のモータ駆動トランジスタ101、このモー
タ駆動トランジスタ101を制御するPNP形の第1ス
イッチングトランジスタ102およびPNP形の第2ス
イッチングトランジスタ103、レリーズ釦の押下げで
オンとされ撮影の終了に伴うレリーズ釦の押下げ解除に
連動してオフとされるレリーズ連動スイッチ104、フ
ィルム1駒分の巻上げ時間より若干長い時定数(時定時
間)を有する時定コンデンサ105と充電用抵抗112
とからなる時定回路、通常は可動接片がフィルム給送用
モータMを短絡するモータ短絡接点S側に接続され、レ
リーズ釦の押下げ解除に連動してフィルム巻上げ接点W
側へ切り替えられ、フィルムが1駒分巻上げられると機
械的手段により自動的にモータ短絡接点Sに切り替えら
れるモータスイッチ106、フィルム給送用モータMの
回転方向を切り替える巻上げ/巻戻し用スイッチ10
7、巻戻しスイッチ108等を備えている。
【0025】これらのうち、モータスイッチ106は、
その共通接点Cとが、電源電池Eの正極に接続され、こ
の共通接点Cと常に接続されている可動接片Mが、モー
タ短絡接点Sとモータ巻上げ接点Wに選択的に橋絡され
るように構成されている。また、巻上げ/巻戻し用スイ
ッチ107は、その共通接点Cがフィルム給送用モータ
107の正極および負極の両端にそれぞれ接続され、こ
の共通接点Cに接続されている可動接片Mが巻戻し接点
Rとモータ巻上げ接点Wに選択的に橋絡されるように構
成されている。
【0026】モータ駆動トランジスタ101のコレクタ
は、モータスイッチ106のモータ短絡接点Sに接続さ
れると共に巻上げ/巻戻し用スイッチ107の巻上げ接
点Wに接続され、そのエミッタは、電源電池Eの負極に
接続されている。また、フィルム給送用モータMの両端
は、巻上げ/巻戻し用スイッチ107の各共通接点Cに
接続され、さらに巻上げ/巻戻し用スイッチ107の一
方の巻戻し接点Rは、巻戻しスイッチ108を介して電
源電池Eの正極に接続可能な状態とされ、他方の巻戻し
接点Rは、電源電池Eの負極に接続され、巻上げ接点W
の一方は、上記モータ駆動トランジスタ101のコレク
タに接続され、他方の巻上げ接点Wは、電源電池Eの正
極に接続されている。
【0027】第1スイッチングトランジスタ102のエ
ミッタは、制限抵抗109を介してモータスイッチ10
6の巻上げ接点Wに接続され、そのコレクタは抵抗11
0を介して電源電池Eの負極に接続されている。また、
上記制限抵抗109と第1スイッチングトランジスタ1
02と抵抗110とからなる直列回路に対し、時定コン
デンサ105と充電用抵抗112との直列回路からなる
時定回路が並列に接続されている。
【0028】この時定コンデンサ105と充電用抵抗1
12との接続点と第1スイッチングトランジスタ102
のベースとの間には、ベース抵抗111が接続されてい
る。そして、時定コンデンサ105の両端には、レリー
ズ連動スイッチ104が並列に接続されている。
【0029】第2スイッチングトランジスタ103のエ
ミッタは、制限抵抗109を介してモータスイッチ10
6の巻上げ接点Wに接続され、そのコレクタは、抵抗1
13を介してモータ駆動トランジスタ101のベースに
接続され、さらに、第2スイッチングトランジスタ10
3のベースは、第1スイッチングトランジスタ102の
コレクタに接続されている。
【0030】ストロボ回路20は、公知のもので、スイ
ッチング素子としてのNPN形のスイッチングトランジ
スタ201、ダイオード202、コンデンサ203、発
光ダイオード204、抵抗205および変換トランス
(昇圧トランス)206からなるDC−DCコンバータ
と、メインコンデンサ207、閃光放電管208、トリ
ガトランス209、トリガコンデンサ210、抵抗21
1、212およびストロボスイッチ213を備えてい
る。また、214は図示しないカメラのシャッタの全開
時にオンとなるトリガスイッチ(X接点)である。ま
た、DC−DCコンバータとフィルム給送用モータMの
両端間は、逆流防止用のダイオードD1,D2を介して
接続されている。
【0031】次に、上記のように構成された本実施例の
フィルム巻上げ制御装置の動作について場合を分けて説
明する。 (1)1駒分のフィルム巻上げが行われる場合 撮影に際し、不図示のレリーズ釦が押下されると、カメ
ラのシャッタが動作してフィルムへの露光が行われる。
このシャッタがほぼ全開に達すると、シャッタに連動す
るトリガスイッチ214がオンとされ、予め充電されて
いたトリガコンデンサ210の充電電荷がトリガトラン
ス209を介して放電され、このトリガトランス209
の2次側に発生するトリガパルスを閃光放電管208に
加えることで、メインコンデンサ207の電荷を閃光放
電管208に放電することにより、閃光放電管208を
閃光させる。
【0032】一方、レリーズ釦が押下されると、レリー
ズ連動スイッチ104がオンして時定コンデンサ105
の充電電荷は該スイッチ104を通して放電される。ま
た、レリーズ釦が押下されたとき、モータスイッチ10
6はモータ短絡接点Sに接続されており、フィルム給送
用モータMの両端を短絡状態に保持する。
【0033】撮影の終了に伴いレリーズ釦の押下げが解
除されると、レリーズ連動スイッチ104はオフし、モ
ータスイッチ106は、巻上げ接点W側に切り替わる。
これに伴い時定コンデンサ105には、電源電池E、モ
ータスイッチ106の共通接点C、可動接片M、モータ
巻上げ接点W、時定コンデンサ105、充電用抵抗11
2、電源電池Eの経路で充電が開始される。このとき、
時定回路の時定時間内にあっては、第1スイッチングト
ランジスタ102は、そのベース電位はハイレベルに保
持されるため、オフになっている。
【0034】そのため、第2のスイッチングトランジス
タ103はオンし、モータ駆動トランジスタ101もオ
ンしてフィルム給送用モータMに通電し、このフィルム
給送用モータMを回転させることにより、1駒分のフィ
ルム巻上げを行う。1駒分のフィルム巻上げが正常に終
了すると、機械的手段によりモータスイッチ106は、
モータ短絡接点S側に切り替わるため、モータ駆動トラ
ンジスタ101は、ベース電位が0となるので、オフと
なりフィルム給送用モータMは通電を断たれて停止す
る。
【0035】モータ駆動トランジスタ101がオフする
ことにより、逆流防止用ダイオードD1,D2を介して
アースされていたDC−DCコンバータのスイッチング
トランジスタ201のベースがハイレベルになるため、
DC−DCコンバータが動作を開始して、変換トランス
206の出力側に昇圧されて出力される交番的な出力を
整流用コンデンサ215により直流化してメインコンデ
ンサ207を充電する。
【0036】(2)フィルムの最終駒到来時または電源
電池電圧の低下時においてフィルムの1駒分の巻上げが
不能である場合 フィルムが最終駒に達してパトローネからフィルムをそ
れ以上繰り出せなくなってフィルム給送用モータMがロ
ックされたり、あるいは電源電池Eが消耗して所定電圧
以下となって、フィルム巻上げ途中でフィルム給送用モ
ータMが停止されたような場合、次のような動作が行わ
れる。
【0037】即ち、フィルム給送用モータMへの通電開
始と同時に時定コンデンサ105への充電が開始され、
その充電電荷が増加するにつれて、第1スイッチングト
ランジスタ102のベース電圧も次第に下がり、時定コ
ンデンサ105の充電電圧が所定のレベルに達するまで
の間に、フィルム1駒分の巻上げが行われない場合に
は、第1スイッチングトランジスタ102がオンし、第
2スイッチングトランジスタ103およびモータ駆動ト
ランジスタ101がオフしてフィルム給送用モータMへ
の通電を停止する。例えば、フィルム給送用モータMが
ロックされる前の時点では、モータ駆動トランジスタ1
01および第2スイッチングトランジスタ103がオン
しているため、第2スイッチングトランジスタ103の
エミッタには、電源電池Eからモータスイッチ106の
巻上げ接点Wおよび制限抵抗109を通して電流I2
流れていたものとする。
【0038】このときのトランジスタ103のエミッタ
電圧V1は、電源電圧Vccから制限抵抗109の降下
電圧V2を差し引いた値(V1=Vcc−V2)とな
る。そして、時定コンデンサ105の充電電圧が所定レ
ベルに達すると、第1スイッチングトランジスタ102
がオンし、第2スイッチングトランジスタ103および
モータ駆動トランジスタ101がオフとなり、フィルム
給送用モータMへの通電が断たれる。これに伴い制限抵
抗109に流れる電流は、第1スイッチングトランジス
タ102のベース電流I1のみとなる。このベース電流
1は、トランジスタ101,103がオンしていると
きの電流I2より十分に小さいため、制限抵抗109に
よる電圧降下V3も小さくなる。
【0039】これに対して、第1スイッチングトランジ
スタ102がオンした時のエミッタ電圧V1は、上昇
し、このエミッタ電圧V1が上昇すると、第1スイッチ
ングトランジスタ102のベース電流も増加し、第1ス
イッチングトランジスタ102が更にオンされ易くな
る。即ち、ベース電流が増加するにしたがってエミッタ
電圧V1が増々大きくなるという正帰還が起こる。電源
電圧が降下することで時定コンデンサ105が逆放電さ
れる状態になっても、抵抗111の抵抗値を大きくとる
ことで、その逆放電時間を長く保持し、フィルム給送用
モータMへの通電が再び行われるのを防止する。
【0040】すなわち、図2に示す従来のモータ制御回
路では、第1スイッチングトランジスタQ2のベース電
圧が時定コンデンサCの逆放電によりローからハイにな
った時は直ちに第1スイッチングトランジスタQ2がオ
フし、モータ駆動トランジスタQ1がオンしてフィルム
給送用モータMへの通電が再び開始されることになる
が、本実施例のモータ制御回路では、第1スイッチング
トランジスタ102のベースに正帰還をかけることによ
り、時定コンデンサ105の逆放電で第1のスイッチン
グトランジスタ102のベース電圧が上がっても、この
第1スイッチングトランジスタ102は直ちにオフせ
ず、そのオフ時間を遅延させる。これにより、フィルム
給送用モータが再オンされたり、オン/オフを繰返すの
が防止される。
【0041】このように本実施例においては、第1スイ
ッチングトランジスタ102および第2スイッチングト
ランジスタ103のエミッタ側に制限抵抗109を接続
することにより、第1スイッチングトランジスタ102
のベースに正帰還をかけ、ベース電圧を相対的に低下さ
せ、第1スイッチングトランジスタ102のオンからオ
フへの移行にヒステリシス特性を持たせたから、従来の
ようなストロボ回路への通電で一時的に電源電圧が大き
く降下することがあっても、フィルム給送用モータMへ
の再通電またはオン/オフの繰返しといった事態を未然
に防止することができる。
【0042】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変
形実施することができる。例えば、モータ制御回路に使
用するトランジスタの種類等は実施例に示すトランジス
タに限定されるものではなく、また、その個数も増減可
能なものである。また、フィルム巻上げ中に、ストロボ
回路の作動を禁止する手段は、図示の実施例に限定され
るものではなく、要は、フィルム巻上げ中にストロボの
発振動作をさせないような構成であればよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳しく述べたところより明らかなよ
うに、本発明によれば、フィルムの巻上げが1駒分確実
に行われる場合にはモータスイッチがモータ短絡接点側
に切り替り、フィルム給送用モータへの通電は断たれる
ので、電源電池の無用の消費が防止されると共に、フィ
ルムの最終駒の到来時や電源電池の末期における電源電
圧の低下時において、フィルムの1駒分の巻上げが不能
となり途中でフィルム巻上げが停止された場合において
も、モータスイッチがモータ巻上げ接点側に切り替って
からフィルム1駒分の給送時間よりやや長い時間に設定
された時定回路が第1スイッチングトランジスタをオン
とさせ、第2スイッチングトランジスタを介してモータ
駆動トランジスタをオフとさせ、フィルム給送用モータ
への通電を直ちに停止させるように構成してあるので、
電源電池の無用な消耗およびフィルム給送用モータへの
過大な電流供給に起因する故障の発生を未然に防止し得
るカメラのフィルム巻上げ制御装置を提供することがで
きる。
【0044】また、本発明によれば、フィルムの最終駒
の巻上げ時あるいは電源電池の消耗による電源電圧の低
下時においてフィルムの1駒分の巻上げが不能となった
場合において、所定の時定時間が経過して第1スイッチ
ングトランジスタがオンとなり、モータ駆動トランジス
タがオフとされた状態下で、ストロボ回路のような大き
な負荷が電源電池に接続されてその電源電圧が低下する
に伴い、時定コンデンサが逆放電をしても、制限抵抗を
介して第1スイッチングトランジスタのエミッタ電位を
上げてそのベース電流を増大させるように正帰環をかけ
る構成とし、且つ第1スイッチングトランジスタにベー
ス抵抗を回路挿入し、時定コンデンサの逆放電時間を長
くするように構成したので、一旦フィルム給送用モータ
への通電が停止された後、時定コンデンサの逆放電に伴
い第1スイッチングトランジスタがオフとなり、モータ
駆動トランジスタが再びオンとなったり、オン/オフを
繰り返すといった従来技術の欠陥を、簡略且つ安価な構
成により解消し、フィルム給送用モータへの過大な電流
の連続的あるいは断続的な供給を防止し、電源電池の無
用な消耗およびフィルム給送用モータの損傷を未然に防
止し得るカメラのフィルム巻上げ制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのフィルム巻上げ制御装置
の一実施例の回路構成を示す回路図である。
【図2】従来におけるフィルム給送用モータ制御回路の
一例を示す回路図である。
【図3】従来におけるフィルム巻上げ制御装置の他の例
を示す回路図である。
【符号の説明】
10 モータ制御回路 20 ストロボ回路 101 モータ駆動トランジスタ 102 第1スイッチングトランジスタ 103 第2スイッチングトランジスタ 104 レリーズ連動スイッチ 105 時定コンデンサ 106 モータスイッチ 107 巻上げ/巻戻し用スイッチ 108 巻戻しスイッチ 109,110,111,112,205,211,2
12 抵抗 D1,D2 逆流防止用ダイオード 201 スイッチングトランジスタ 202 ダイオード 203 コンデンサ 204 発光ダイオード 206 変換トランス 207 メインコンデンサ 208 閃光放電管 209 トリガトランス 210 トリガコンデンサ 213 ストロボスイッチ 214 トリガスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−52737(JP,A) 特開 昭56−72428(JP,A) 特開 昭52−34717(JP,A) 特開 昭63−6534(JP,A) 特開 昭58−122524(JP,A) 特開 平2−118547(JP,A) 特開 昭55−18611(JP,A) 特開 昭60−91335(JP,A) 実開 昭59−73729(JP,U) 実開 昭59−77133(JP,U) 実開 昭56−142034(JP,U) 実開 昭56−164223(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム給送用モータでフィルム巻上げ
    中にストロボ回路の充電を禁止するようにしたカメラの
    フィルム巻上げ制御装置において、 可動接片が電源電池の正極側に接続され、この可動接片
    が、常時は前記フィルム給送用モータの正負極間を短絡
    するモータ短絡接点側に接触し、撮影完了後のレリーズ
    釦の押し下げ解除で巻上げ接点側に接触し、フィルムの
    1駒分の巻上げ完了に伴い前記モータ短絡接点側に接触
    するモータスイッチと、 1駒のフィルム巻上げ時間より若干長い時定数を持つ時
    定コンデンサと充電用抵抗の直列回路からなり前記モー
    タスイッチの巻上げ接点を介し電源に接続される時定回
    路と、 前記時定コンデンサに並列に接続されカメラのレリーズ
    釦の押し下げでオンとなり撮影完了後のレリーズ釦の押
    し下げ解除でオフとなるレリーズ連動スイッチと、 前記モータスイッチの巻上げ接点に一端が接続された制
    限抵抗と、 前記時定コンデンサと充電用抵抗との接続点にベース抵
    抗を介してベースが接続され、前記制限抵抗の他端にエ
    ミッタが接続され、前記時定回路の時定コンデンサと充
    電用抵抗との接続間電位が所定電位に達するとオフから
    オンに転ずる第1スイッチングトランジスタと、 電源に対し前記フィルム給送用モータと直列に接続され
    たモータ駆動トランジスタと、 このモータ駆動トランジスタと前記第1スイッチングト
    ランジスタとの間に接続され、第1スイッチングトラン
    ジスタのオン−オフ動作に応じて前記モータ駆動トラン
    ジスタをオフ−オン動作の制御を司る第2スイッチング
    トランジスタと、 を具備し、 撮影後、レリーズ釦の押し下げ解除で前記
    モータスイッチの可動接片がモータ短絡接点側から巻上
    げ接点側に切り替ると共に上記レリーズ連動スイッチが
    オフとされた時点から前記時定回路で定まる時定時間の
    経過前は、前記モータ駆動トランジスタを介して前記フ
    ィルム給送用モータに通電し、前記時定時間が経過して
    もフィルム1駒分の巻上げが行われない場合は、前記第
    1スイッチングトランジスタをオンとし、前記モータ駆
    動トランジスタをオフとして前記フィルム給送用モータ
    への通電を断つと共に、前記制限抵抗を介して前記第1
    スイッチングトランジスタに正帰環をかけて、当該オン
    状態を保持させるように構成したことを特徴とするカメ
    ラのフィルム巻上げ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源電池の直流電圧をスイッチング
    素子と変換トランスと整流素子とにより昇圧して閃光放
    電管のメインコンデンサに充電するDC−DCコンバー
    タと前記フィルム給送用モータの正極および負極との間
    を逆流防止用のダイオードを介して接続し、前記モータ
    駆動トランジスタがオンしている間は前記スイッチング
    素子による発振動作を禁止し、前記モータ駆動トランジ
    スタがオフした時点から該発振動作の禁止を解除するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1のカメラのフィ
    ルム巻上げ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第2スイッチングトランジスタは、
    エミッタが前記制限抵抗の他端に接続され、コレクタが
    抵抗を介して前記モータ駆動トランジスタのベースに接
    続され、ベースが前記第1スイッチングトランジスタの
    コレクタに接続されると共に抵抗を介して前記電源の負
    極側に接続され、前記第1スイッチングトランジスタの
    オン−オフ動作と反対のスイッチング動作をするように
    構成したことを特徴とする請求項1のカメラのフィルム
    巻上げ制御装置。
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