JP2000152675A - 電動機用保護回路 - Google Patents

電動機用保護回路

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JP2000152675A
JP2000152675A JP10316088A JP31608898A JP2000152675A JP 2000152675 A JP2000152675 A JP 2000152675A JP 10316088 A JP10316088 A JP 10316088A JP 31608898 A JP31608898 A JP 31608898A JP 2000152675 A JP2000152675 A JP 2000152675A
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Masahiko Endo
政彦 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスターコントローラがイニシャル動作また
は不安定な動作をしている時には電動機の駆動を停止さ
せることができる電動機用保護回路を得る。 【解決手段】 マスターコントローラ2の電源電圧Vm
と基準電圧V1 とを比較してVm≧V1 の時に充電開始
指令を出し、Vm<V1 の時に放電指令を出す第1の電
圧比較器11と、第1の電圧比較器11が充電開始指令
を出した際に充電用コンデンサ18に対する充電を開始
し、第1の電圧比較器11が放電指令を出した際に充電
用コンデンサ18から放電を行わせる充電回路12と、
充電回路12の充電電圧Vcと基準電圧V1 とを比較し
てVc≧V1 の時に駆動許可指令を電動機駆動回路4に
与え、Vc<V1 の時に停止指令を電動機駆動回路4に
与える第2の電圧比較器13と設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等で使用さ
れる電動機を保護する電動機用保護回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機等で使用される電動機は、複写機
本体に設置されているマスターコントローラからの駆
動,停止等の指令を受けて動作している。マスターコン
トローラは、CPUを中心に動作しているため、電源投
入後一定時間はイニシャル動作時間となり、基本的には
電動機に適切な動作指示が送れない。このため、イニシ
ャル動作時間の終了までは電動機に通電を行わない等の
処置がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、何らかのトラブルにより電動機への通電
がマスターコントローラより先になされたり、マスター
コントローラの電源が瞬時に落ちて再びイニシャル動作
に入ったりして、電動機への駆動・停止指示が適切に行
われない状態が発生すると、電動機が本来停止すべきと
ころで動作したりして第2のトラブルに発展することが
あった。
【0004】本発明の目的は、マスターコントローラが
イニシャル動作または不安定な動作をしている時には電
動機の駆動を停止させることができる電動機用保護回路
を得ることにある。
【0005】本発明の他の目的は、マスターコントロー
ラのイニシャル動作時間が経過するまでは電動機駆動回
路に駆動許可指令を確実に出さないようにすることがで
きる電動機用保護回路を得ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、第1の電圧比較器と
第2の電圧比較器との基準電圧形成部を共通化できる電
動機用保護回路を得ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、電動機用保護回路の
構成の簡略化を図ることができる電動機用保護回路を得
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスターコン
トローラからの駆動,停止等の指令が電動機駆動回路に
与えられて電動機の制御を行う制御信号付与線路に並列
に設けられて該電動機の保護を行う電動機用保護回路を
改良するものである。
【0009】本発明に係る電動機用保護回路において
は、マスターコントローラの電源電圧と基準電圧とを比
較して、電源電圧が基準電圧以上の時に充電開始指令を
出し、電源電圧が基準電圧より低い時に放電指令を出す
第1の電圧比較器と、該第1の電圧比較器が充電開始指
令を出した際に充電用コンデンサに対する充電を開始
し、該第1の電圧比較器が放電指令を出した際に充電用
コンデンサから放電を行わせる充電回路と、該充電回路
の充電電圧と基準電圧とを比較して、充電電圧が基準電
圧以上の時に駆動許可指令を電動機駆動回路に与え、充
電電圧が基準電圧より低い時に停止指令を電動機駆動回
路に与える第2の電圧比較器とを備えている。
【0010】このような電動機用保護回路では、第1の
電圧比較器でマスターコントローラの電源電圧を監視し
ていて、該電源電圧が基準電圧以上の時に充電開始指令
を出して充電回路の充電用コンデンサの充電を開始し、
該充電用コンデンサが充電を開始してから充電電圧が基
準電圧以上になるまでは第2の電圧比較器が駆動許可指
令を電動機駆動回路に出さないようになっているので、
電源投入直後のマスターコントローラのイニシャル動作
時間内には電動機が動作をしないようにすることができ
る。また、マスターコントローラの電源電圧が落ちた時
には、第1の電圧比較器が放電指令を充電回路に出して
充電用コンデンサの放電を行うので、第2の電圧比較器
は電動機駆動回路に停止指令が出て電動機を停止させる
ことができる。
【0011】本発明で充電用コンデンサは、充電を開始
してから基準電圧に到達する充電時間が、少なくともマ
スターコントローラのイニシャル動作時間を確保できる
時間に設定されていることが好ましい。このようになっ
ていると、マスターコントローラのイニシャル動作時間
が経過するまでは、電動機駆動回路に駆動許可指令が出
ないので、電動機は動作せず、電動機の制御不能動作を
防止することができる。
【0012】また本発明においては、第1の電圧比較器
の基準電圧と第2の電圧比較器の基準電圧は、共通の基
準電圧形成部から供給されるようになっていることが好
ましい。このようになっていると、基準電圧形成部が1
つでよく、回路の簡略化を図ることができる。
【0013】また本発明においては、第1の電圧比較器
の基準電圧と第2の電圧比較器の基準電圧は、それぞれ
のツェナーダイオードのツェナー電圧として設定され、
第1の電圧比較器ではマスターコントローラの電源電圧
をツェナーダイオードに与えることにより基準電圧との
比較を行い、第2の電圧比較器では充電用コンデンサの
充電電圧をツェナーダイオードに与えることにより基準
電圧との比較を行う構成になっていることが好ましい。
このようになっていると、電動機用保護回路の構成の簡
略化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電動機用保
護回路における実施の形態の第1例を示したものであ
る。
【0015】図示のように、電動機1はCPUを内蔵す
るマスターコントローラ2からの駆動,停止等の指令が
制御信号付与線路3を介して電動機駆動回路4に与えら
れて駆動,停止等の制御が行われるようになっている。
マスターコントローラ2は、電動機1に対する駆動指令
を該マスターコントローラ2の出力端をハイレベルHと
することにより与え、停止指令を該マスターコントロー
ラ2の出力端をローレベルLとすることにより与えるよ
うになっている。
【0016】電動機駆動回路4は、電動機1に電源ライ
ン5から電力を与える制御を行うコレクタ設置タイプの
パワートランジスタ6と、マスターコントローラ2から
指令でパワートランジスタ6の導通,遮断の制御を行う
エミッタ接地形の制御トランジスタ7と、パワートラン
ジスタ6のベースと制御トランジスタ7のコレクタを接
続する抵抗8と、電動機1に並列接続されたフライホイ
ールダイオード9とで構成されている。
【0017】制御信号付与線路3には、電動機1の保護
を行う電動機用保護回路10が並列に設けられている。
【0018】この電動機用保護回路10は、マスターコ
ントローラ2の電源電圧Vm と基準電圧V1 とを比較し
て電源電圧Vm が基準電圧V1 以上の時に充電開始指令
を出し、電源電圧Vm が基準電圧V1 より低い時に放電
指令を出す第1の電圧比較器11と、この第1の電圧比
較器11が充電開始指令を出した際に充電用コンデンサ
18に対する充電を開始し、第1の電圧比較器11が放
電指令を出した際に充電用コンデンサ18から放電を行
わせる充電回路12と、該充電回路12の充電電圧Vc
と基準電圧V1 とを比較して充電電圧Vcが基準電圧V
1 以上の時に駆動許可指令を電動機駆動回路4に与え、
充電電圧Vcが基準電圧V1 より低い時に停止指令を電
動機駆動回路4に与える第2の電圧比較器13とを備え
た構成になっている。
【0019】第1の電圧比較器11は、抵抗14と抵抗
15とが直列接続された基準電圧形成部16を備え、該
基準電圧形成部16で形成した基準電圧V1 とマスター
コントローラ2の電源電圧Vm とを電圧比較器本体17
で比較し、Vm ≧V1 の時には電圧比較器本体17の出
力端がハイレベルHとなって充電開始指令を出し、Vm
<V1 の時に電圧比較器本体17の出力端がローレベル
Lとなって放電指令を出すように構成されている。
【0020】充電回路12は、電圧比較器本体17の出
力端と接地間に接続された充電用コンデンサ18と、こ
の充電用コンデンサ18の出力端と電源ライン19との
間に接続された充電用抵抗20と、この充電用抵抗20
に並列接続されたダイオード21とで構成されている。
【0021】第2の電圧比較器13は、充電用コンデン
サ18の充電電圧Vcと基準電圧形成部16で形成した
基準電圧V1 とを電圧比較器本体22で比較し、Vc≧
V1の時には電圧比較器本体22の出力端がハイレベル
Hとなって駆動許可指令を出し、Vc<V1 の時に電圧
比較器本体22の出力端がローレベルLとなって停止指
令を出すように構成されている。第2の電圧比較器13
の基準電圧形成部16は、第1の電圧比較器11の基準
電圧形成部16と兼用されている。
【0022】電圧比較器本体22からの各指令は、電動
機駆動回路4の制御トランジスタ7におけるベースに与
えられるようになっている。また、制御トランジスタ7
のベースには、第2の電圧比較器13には電圧比較器本
体22の出力端がハイレベルHとなった際に、即ち駆動
許可指令が出た際に、該ベースにベース電流を供給する
電源ライン23が抵抗24を介して接続されている。
【0023】次に、この電動機用保護回路10の動作に
ついて説明する。
【0024】(イ)電源投入直後のマスターコントロー
ラ2のイニシャル時の動作 マスターコントローラ2の電源電圧Vm と基準電圧V1
とを電圧比較器本体17で比較する。このとき、Vm ≧
V1 であれば、電圧比較器本体17の出力端がハイレベ
ルHとなって充電開始指令を出し、これにより充電用コ
ンデンサ18に電源ライン19から充電用抵抗20を経
て充電が開始される。充電用コンデンサ18の充電が進
んで、充電電圧Vcと基準電圧V1 との関係が、Vc≧
V1 になった時に、電圧比較器本体22の出力端がハイ
レベルHとなって、駆動許可指令を電動機駆動回路4に
出す。
【0025】この状態で、マスターコントローラ2が駆
動指令を出し、その出力端がハイレベルHとなっている
と、制御トランジスタ7のベースに電源ライン23から
抵抗24を介してベース電流が供給され、該制御トラン
ジスタ7がオンとなる。該制御トランジスタ7がオンと
なると、パワートランジスタ6のベースに電源ライン5
からベース電流が供給され、該パワートランジスタ6が
オンとなり、電動機1が動作状態になる。この電動機1
が動作状態になるまでの時間は、充電用コンデンサ18
の充電電圧Vcが基準電圧V1 に達する時間で決まる。
【0026】(ロ)マスターコントローラ2の電源が落
ちたとき マスターコントローラ2の電源電圧Vm が基準電圧V1
より下がると、電圧比較器本体17の出力端がローレベ
ルLとなって、放電指令を充電回路12に出す。これに
より、充電回路12の充電用コンデンサ18の両端間が
電圧比較器本体17を経て短絡されて、Vc<V1 とな
り、電圧比較器本体22の出力端がローレベルLとなっ
て、停止指令を電動機駆動回路4に出す。このように電
圧比較器本体22の出力端がローレベルLとなると、電
動機駆動回路4の制御トランジスタ7におけるベースが
該電圧比較器本体22を経て接地され、該制御トランジ
スタ7がオフとなり、このためパワートランジスタ6が
オフとなり、電動機1が停止する。
【0027】このように、本例の電動機用保護回路10
によれば、マスターコントローラ2がイニシャル動作ま
たは不安定な動作をしている時には電動機1の駆動を停
止させることができる。
【0028】図2は、本発明に係る電動機用保護回路に
おける実施の形態の第2例を示したものである。
【0029】この電動機用保護回路10も、第1の電圧
比較器11と、充電回路12と、第2の電圧比較器13
とで構成されている点は、第1例と同様である。
【0030】即ち、この電動機用保護回路10も、マス
ターコントローラ2の電源電圧Vmと基準電圧V1 とを
比較して電源電圧Vm が基準電圧V1 以上の時に充電開
始指令を出し、電源電圧Vm が基準電圧V1 より低い時
に放電指令を出す第1の電圧比較器11と、この第1の
電圧比較器11が充電開始指令を出した際に充電用コン
デンサ18に対する充電を開始し、第1の電圧比較器1
1が放電指令を出した際に充電用コンデンサ18から放
電を行わせる充電回路12と、該充電回路12の充電電
圧Vcと基準電圧V1 とを比較して充電電圧Vcが基準
電圧V1 以上の時に駆動許可指令を電動機駆動回路4に
与え、充電電圧Vcが基準電圧V1 より低い時に停止指
令を電動機駆動回路4に与える第2の電圧比較器13と
を備えた構成になっている。
【0031】本例の第1の電圧比較器11は、マスター
コントローラ2の電源電圧Vm がツェナー電圧(基準電
圧V1 )を超えると導通するツェナーダイオード23
と、このツェナーダイオード23が導通した際に不適性
バイアスになって遮断することによりコレクタがハイレ
ベルHとなって充電開始指令を出すと共に電源電圧Vm
がツェナー電圧(基準電圧V1 )より低くてツェナーダ
イオード23が遮断した際に適性バイアスになって導通
することによりコレクタがローレベルLになって放電指
令を出すトランジスタ24と、該トランジスタ24のベ
ースと接地間に接続された抵抗25とを備えて構成され
ている。
【0032】充電回路12は、前述した第1例と同様な
構成になっている。
【0033】第2の電圧比較器13は、充電回路12に
おける充電用コンデンサ18の充電電圧Vcがツェナー
電圧(基準電圧V1 )を超えると導通するツェナーダイ
オード26と、このツェナーダイオード26が導通した
際に不適性バイアスになって遮断することによりコレク
タがハイレベルHとなって駆動許可指令を出すと共に充
電電圧Vcがツェナー電圧(基準電圧V1 )より低くて
ツェナーダイオード26が遮断した際に適性バイアスに
なって導通することによりコレクタがローレベルLにな
って停止指令を出すトランジスタ27と、該トランジス
タ27のベースと接地間に接続された抵抗28とを備え
て構成されている。
【0034】次に、この電動機用保護回路10の動作に
ついて説明する。
【0035】(イ´)電源投入直後のマスターコントロ
ーラ2のイニシャル時の動作 マスターコントローラ2の電源電圧Vm がツェナー電圧
(基準電圧V1 )以上となっていれば、即ち、Vm ≧V
1 であれば、ツェナーダイオード23が導通する。ツェ
ナーダイオード23が導通すると、トランジスタ24が
不適性バイアスになって遮断する。トランジスタ24の
遮断により、そのコレクタがハイレベルHとなって充電
開始指令を出す。これにより充電用コンデンサ18に電
源ライン19から充電用抵抗20を経て充電が開始され
る。充電用コンデンサ18の充電が進んで、充電電圧V
cとツェナー電圧(基準電圧V1 )との関係がVc≧V
1になった時に、ツェナーダイオード26が導通する。
ツェナーダイオード26が導通すると、トランジスタ2
7が不適性バイアスになって遮断する。トランジスタ2
7の遮断により、そのコレクタがハイレベルHとなって
駆動許可指令を電動機駆動回路4に出す。
【0036】この状態で、図1に示すマスターコントロ
ーラ2が駆動指令を出し、その出力端がハイレベルHと
なっていると、制御トランジスタ7のベースに電源ライ
ン23から抵抗24を介してベース電流が供給され、該
制御トランジスタ7がオンとなる。該制御トランジスタ
7がオンとなると、パワートランジスタ6のベースに電
源ライン5からベース電流が供給され、該パワートラン
ジスタ6がオンとなり、電動機1が動作状態になる。こ
の電動機1が動作状態になるまでの時間も、充電用コン
デンサ18の充電電圧Vcが基準電圧V1 に達する時間
で決まる。
【0037】(ロ´)マスターコントローラ2の電源が
落ちたとき マスターコントローラ2の電源電圧Vm がツェナー電圧
(基準電圧V1 )より下がると、ツェナーダイオード2
3が遮断する。ツェナーダイオード23が遮断すると、
トランジスタ24が適性バイアスになって導通する。ト
ランジスタ24の導通により、そのコレクタがローレベ
ルLとなって放電指令を出す。これにより充電用コンデ
ンサ18がトランジスタ24を経て放電する。この充電
用コンデンサ18の放電により、充電電圧Vcが低下し
てツェナー電圧(基準電圧V1 )より下がると、ツェナ
ーダイオード26が遮断する。これによりトランジスタ
27が適性バイアスになって導通する。トランジスタ2
7の導通により、そのコレクタがローレベルLとなって
停止指令を図1に示す電動機駆動回路4に出す。
【0038】このようにトランジスタ27が導通する
と、電動機駆動回路4の制御トランジスタ7におけるベ
ースが該トランジスタ27を経て接地され、該トランジ
スタ27がオフとなり、このためパワートランジスタ6
がオフとなり、電動機1が停止する。
【0039】このように、第2例の電動機用保護回路1
0でも、マスターコントローラ2がイニシャル動作また
は不安定な動作をしている時には電動機1の駆動を停止
させることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る電動機用保護回路では、第
1の電圧比較器でマスターコントローラの電源電圧を監
視していて、該電源電圧が基準電圧以上の時に充電開始
指令を出して充電回路の充電用コンデンサの充電を開始
し、該充電用コンデンサが充電を開始してから充電電圧
が基準電圧以上になるまでは第2の電圧比較器が駆動許
可指令を電動機駆動回路に出さないようになっているの
で、電源投入直後のマスターコントローラのイニシャル
動作時間内には電動機が動作をしないようにすることが
できる。また、マスターコントローラの電源電圧が落ち
た時には、第1の電圧比較器が放電指令を充電回路に出
して充電用コンデンサの放電を行うので、第2の電圧比
較器は電動機駆動回路に停止指令が出て電動機を停止さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機用保護回路における実施の
形態の第1例を示した回路図である。
【図2】本発明に係る電動機用保護回路における実施の
形態の第2例を示した回路図である。
【符号の説明】
1 電動機 2 マスターコントローラ 3 制御信号付与線路 4 電動機駆動回路 5 電源ライン 6 パワートランジスタ 7 制御トランジスタ 8 抵抗 9 フライホイールダイオード 10 電動機用保護回路 11 第1の電圧比較器 12 充電回路 13 第2の電圧比較器 14 抵抗 15 抵抗 16 基準電圧形成部 17 電圧比較器本体 18 充電用コンデンサ 19 電源ライン 20 充電用抵抗 21 ダイオード 22 電圧比較器本体 23 電源ライン 24 抵抗 25 抵抗 26 ツェナーダイオード 27 トランジスタ 28 抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターコントローラからの駆動,停止
    等の指令が電動機駆動回路に与えられて電動機の制御を
    行う制御信号付与線路に並列に設けられて前記電動機の
    保護を行う電動機用保護回路において、 前記マスターコントローラの電源電圧と基準電圧とを比
    較して前記電源電圧が前記基準電圧以上の時に充電開始
    指令を出し、前記電源電圧が前記基準電圧より低い時に
    放電指令を出す第1の電圧比較器と、 前記第1の電圧比較器が前記充電開始指令を出した際に
    充電用コンデンサに対する充電を開始し、前記第1の電
    圧比較器が前記放電指令を出した際に前記充電用コンデ
    ンサから放電を行わせる充電回路と、 前記充電回路の充電電圧と基準電圧とを比較して前記充
    電電圧が前記基準電圧以上の時に駆動許可指令を前記電
    動機駆動回路に与え、前記充電電圧が前記基準電圧より
    低い時に停止指令を前記電動機駆動回路に与える第2の
    電圧比較器とを備えていることを特徴とする電動機用保
    護回路。
  2. 【請求項2】 前記充電用コンデンサは充電を開始して
    から前記基準電圧に到達する充電時間が、少なくとも前
    記マスターコントローラのイニシャル動作時間を確保で
    きる時間に設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電動機用保護回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の電圧比較器の前記基準電圧と
    前記第2の電圧比較器の前記基準電圧は、共通の基準電
    圧形成部から供給されるようになっていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の電動機用保護回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の電圧比較器の前記基準電圧と
    前記第2の電圧比較器の前記基準電圧は、それぞれのツ
    ェナーダイオードのツェナー電圧として設定され、前記
    第1の電圧比較器では前記マスターコントローラの電源
    電圧を前記ツェナーダイオードに与えることにより前記
    基準電圧との比較を行い、前記第2の電圧比較器では前
    記充電用コンデンサの充電電圧を前記ツェナーダイオー
    ドに与えることにより前記基準電圧との比較を行う構成
    になっていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の電動機用保護回路。
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JP2005229782A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Sanyo Electric Co Ltd モータ駆動装置
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