JPH0626554Y2 - 作業車の安全装置 - Google Patents

作業車の安全装置

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JPH0626554Y2
JPH0626554Y2 JP7124788U JP7124788U JPH0626554Y2 JP H0626554 Y2 JPH0626554 Y2 JP H0626554Y2 JP 7124788 U JP7124788 U JP 7124788U JP 7124788 U JP7124788 U JP 7124788U JP H0626554 Y2 JPH0626554 Y2 JP H0626554Y2
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vehicle
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JP7124788U
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亨 坂本
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は、作業用補助制動装置が作動していないとき
は、アウトリガの接地操作及び作業装置の操作を不能に
する作業車の安全装置に関するものである。
(2)従来の技術 トラック等の車両に高所作業装置等の作業装置を架装し
た作業車は、例えば実開昭62−203198号公報に
記載されているように従来より公知であり、車両の前後
左右に車両を支持するアウトリガを設け、この車両上に
旋回自在に設けたターンテーブルに伸縮ブームを枢支
し、伸縮ブームは伸縮ブームとターンテーブルとの間に
配設した起伏シリンダにより起伏し、伸縮ブームの先端
には作業台が平衡保持されている。
(3)考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の作業車は、通常後輪を制動する駐車ブレ
ーキをかけるだけでアウトリガの接地作動及び伸縮ブー
ム等の作業装置の作動を行っていたため、傾斜地等で作
業を行うとき等にアウトリガの接地操作順序を間違え
て、先に駐車ブレーキの制動がかけられている後輪を浮
かすようにリヤアウトリガの接地操作を行ってしまう
と、後輪が浮くために作業車に制動力が働かなくなり、
作業車が滑り出してしまうという問題があった。
(4)問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、車輪を制動
する主制動装置を備え、車体に走行用原動機により作動
するアウトリガ及び作業装置を備えた作業車において、
前記主制動装置及びその配管の一部を共用し液圧により
発生する制動力を保持するために圧力を固定し作業車を
走行停止状態に保つ作業用補助制動装置と、この作業用
補助制動装置の作動を検出する第1検出器と、PTOの
断接を検出する第2検出器と、前記第1検出器及び第2
検出器からの信号により作業用補助制動装置が作動して
おらず、かつPTOが接続されているときに作動してア
ウトリガの接地操作及び作業装置の操作を不能にする操
作停止装置と、を備えたものである。
(5)作用 上記の構成により、アウトリガを接地させるときは、作
業車を設置させる位置で作業用補助制動装置を作動させ
るとともに、PTOを接続することにより、操作停止装
置は作動せず、アウトリガを接地させることができる。
また、作業用補助制動装置を作動させずにPTOを接続
すると、第1検出器及び第2検出器からの信号により操
作停止装置が作動して、アウトリガの接地操作を不能に
する。
(6)実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第3図に示すように、高所作業車は、車体(1)の左右
の前後に車体(1)を支持するアウトリガ(2)がそれ
ぞれ設けられ、車体(1)上には旋回自在にターンテー
ブル(3)が設けられ、このターンテーブル(3)には
テレスコープ状に連結された伸縮ブーム(4)の基端が
枢支され、伸縮ブーム(4)は伸縮装置(図示せず)に
より伸縮するとともに、起伏シリンダ(5)の伸縮によ
り起伏し、伸縮ブーム(4)の先端には作業台(6)が
平衡保持され、作業車の運転室(18)内にはPTOを
断続させる操作レバー(19)が設けられ、この操作レ
バー(19)にはPTOの断続を検出する第2検出器
(20)が取付けられている。
第2図は、作業用補助制動装置の回路図を示し、ブレー
キペダル(7)と、このブレーキペダル(7)により作
動するマスターシリンダ(8)と、このマスターシリン
ダ(8)と管路(10)により連結されマスターシリン
ダ(8)から送られる圧油により作動して圧油を吐出す
るハイドロマスタ(9)と、このハイドロマスタ(9)
から吐出される圧油により作動して各車輪をそれぞれ制
動するフロントブレーキ(11)及びリヤブレーキ(1
2)と、より構成される主制動装置のマスターシリンダ
(8)とハイドロマスタ(9)を連結する管路(10)
に作動することによりマスターシリンダ(8)よりハイ
ドロマスタ(9)へ供給される圧油がマスターシリンダ
(8)へ戻るのを阻止する電磁切換弁(13)が挿入さ
れ、この電磁切換弁(13)は、駐車ブレーキ(図示せ
ず)を作動させることにより閉じるスイッチ(14)
と、作業用補助制動装置を作動させるときに閉じる操作
スイッチ(15)の両方が閉じたときに作動するコント
ローラ(16)により作動し、コントローラ(16)に
は作業用補助制動装置が作動したことを検出する第1検
出器(17)が取付けられている。
第1図は安全装置の回路図を示し、作業車のエンジンに
よって駆動されるポンプ(21)は管路(22)により
作動停止装置である3ポート2位置の電磁切換弁(2
3)に連結され、電磁切換弁(23)は、各アウトリガ
(2)をそれぞれ操作する操作弁(24)を介して伸縮
ブーム(4)を操作する操作弁(図示せず)に連結され
るとともに、管路(25)によりタンク(26)への戻
り管路(27)に連結されている。第1検出器(17)
及び第2検出器(20)は比較器(28)に連結され、
比較器(28)は電磁切換弁(23)のソレノイド(2
3a)に連結されて、第1検出器(17)及び第2検出
器(20)からの信号により作業用補助制動装置が作動
していない状態でPTOを接続したときに出力してソレ
ノイド(23a)を励磁し、電磁切換弁(23)を(I
I)位置に切換えて、ポンプ(21)から吐出された圧
油を管路(25)及び戻り管路(27)を介してタンク
(26)へ循環させる。
上記の構成により、高所作業車を使用して作業を行うと
きは、駐車ブレーキを作動させてスイッチ(14)を閉
じるとともに、操作スイッチ(15)を閉じてコントロ
ーラ(16)を作動させ、ブレーキペダル(7)を踏ん
でハイドロマスタ(9)を作動させてフロントブレーキ
(11)及びリヤブレーキ(12)を作動させることに
より、コントローラ(16)の作動で電磁切換弁(1
3)が切換わり、電磁切換弁(13)が電磁切換弁(1
3)とハイドロマスタ(9)との間に圧油を封じ込めて
ハイドロマスタ(9)を作動状態に保持するので、フロ
ントブレーキ(11)及びリヤブレーキ(12)が作動
状態に保持されて作業用補助制動装置が作動し、この状
態で操作レバー(19)を操作してPTOを接続させる
と、第1検出器(17)及び第2検出器(20)からの
信号により比較器(28)は作業用補助制動装置が作動
しているとともにPTOも接続しているので、ソレノイ
ド(23a)を励磁せずに電磁切換弁(23)を(I)
位置に保持し、ポンプ(21)から吐出された圧油を操
作弁(24)に送るので、操作弁(24)を操作するこ
とによりアウトリガ(2)が作動する。
また、駐車ブレーキを作動させなかったり、操作スイッ
チ(15)を閉じなかったり等して作業用補助制動装置
を作動させない状態で、操作レバー(19)を操作して
PTOを接続させると、第1検出器(17)及び第2検
出器(20)からの信号により比較器(28)が出力し
てソレノイド(23a)を励磁し、電磁切換弁(23)
を(II)位置に切換えて、ポンプ(21)から吐出され
た圧油を管路(25)及び戻り管路(27)を介してタ
ンク(26)に循環させてしまうので、操作弁(24)
を操作してもアウトリガ(2)は作動しない。
(7)考案の効果 以上のように、本考案は、全輪を制動した状態に保持す
る作業用補助制動装置を設けるとともに、この作業用補
助制動装置が作動していない状態でPTOを接続する
と、操作停止装置が作動してアウトリガの操作及び作業
装置の操作を不能にするので、傾斜地等での作業時でも
作業車が滑ることのない作業車の安全装置が提供され、
本考案は作業車の安全性の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は安全装置の回路
図、第2図は作業用補助制動装置の回路図、第3図は高
所作業車の側面図である。 17……第1検出器、20……第2検出器、21……ポ
ンプ、23……電磁切換弁、23a……ソレノイド、2
4……操作弁、25……管路、26……タンク、27…
…戻り管路、28……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を制動する主制動装置を備え、車体に
    走行用原動機により作動するアウトリガ及び作業装置を
    備えた作業車において、前記主制動装置及びその配管の
    一部を共用し液圧により発生する制動力を保持するため
    に圧力を固定し作業車を走行停止状態に保つ作業用補助
    制動装置と、この作業用補助制動装置の作動を検出する
    第1検出器と、PTOの断接を検出する第2検出器と、
    前記第1検出器及び第2検出器からの信号により作業用
    補助制動装置が作動しておらず、かつPTOが接続され
    ているときに作動してアウトリガの接地操作及び作業装
    置の操作を不能にする操作停止装置と、を備えたことを
    特徴とする作業車の安全装置。
JP7124788U 1988-05-30 1988-05-30 作業車の安全装置 Expired - Lifetime JPH0626554Y2 (ja)

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JP7124788U JPH0626554Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30 作業車の安全装置

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JPH01174400U JPH01174400U (ja) 1989-12-12
JPH0626554Y2 true JPH0626554Y2 (ja) 1994-07-20

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JP5856416B2 (ja) * 2011-09-27 2016-02-09 株式会社タダノ 作業車両の盗難防止装置

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JPH01174400U (ja) 1989-12-12

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