JPH0626482Y2 - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH0626482Y2
JPH0626482Y2 JP5212288U JP5212288U JPH0626482Y2 JP H0626482 Y2 JPH0626482 Y2 JP H0626482Y2 JP 5212288 U JP5212288 U JP 5212288U JP 5212288 U JP5212288 U JP 5212288U JP H0626482 Y2 JPH0626482 Y2 JP H0626482Y2
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JPH01156107U (ja
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裕治 脇田
秀昭 春名
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塵埃の発生を避けなければならない、例え
ば、半導体の製造室内で使用するのに好適な、収納物を
固定棚に対して出し入れさせるための移載装置に関す
る。
従来の技術とその課題 従来、発塵を少なくしたこの種の移載装置の1例として
実開昭62−124906の考案がある。
この移載装置は、昇降する基台に設けたモータユニット
上を固定棚に対して接近離間方向にリニアガイドレール
が移動し、さらに、このリニアガイドレール上を同方向
にワーク支持台が移動して、このワーク支持台で前記固
定棚に対し収納物を搬入搬出するようになっている。
ところが、このような構造であると、モータユニット上
をリニアガイドレールと、ワーク支持台が継ぎ足すよう
にして移動するため、内部機構が露出し、この3者内の
塵埃が洩れて外部に飛散する問題点がある。
そこで、このような問題点に対処するものとして、第7
図、第8図に示すような移載装置Aがある。
この移載装置Aは、固定棚の棚10に沿って水平移動
(第7図の紙面に対し垂直方向)する支柱11に昇降
(第7図の上下端方向)するように具えられた昇降機1
2と、一端が前記昇降機12内の駆動モータ(図示省
略)に具えられた駆動アーム13と、この駆動アーム1
3に中間軸14により屈曲自在に連結された従動アーム
15と、この従動アーム15の先端に枢着され、収納物
Wを吊下げ保持するフック16とを有している。
そして、収納物Wの搬出は、第7図に示すように、駆
動,従動アーム13,15が右の方に延びている実線の
位置で昇降機12を僅かに上昇させて、フック16で収
納物Wを棚10から吊り上げた後、各アーム13,15
を想像線のように垂直回動させ、左の方に延ばして行っ
ている。搬入はこの逆の動作によって行われる。
この構造は、アーム13,15を箱状にして塵埃が外部
に漏れないように封じ込めることができるが、フック1
6と収納物Wとの間に収納物Wを吊るすための空間
,H(第8図)が必要であり、大きなフック16
と、厚みLの従動アーム15が棚10を出入りするた
め、棚10の上下、左右の間隔を広げなければならず、
固定棚全体が大きくなる問題点がある。
課題を解決するための手段 本考案は、連結軸で水平屈曲自在に連結された駆動アー
ムと従動アームを具え、駆動軸が前記駆動アームの端部
に、収納物積載手段が前記従動アームの端部にそれぞれ
設けられた腕機構と、前記駆動アームの回動を前記連結
軸に伝達して前記従動アームを回動させる作動機構とを
有し、前記駆動アームは前記作動機構を収納する箱状で
あり、前記収納物積載手段は薄板状である移載装置によ
り前記課題を解決したものである。
作用 棚から収納物を搬出するには、先ず、駆動軸で駆動アー
ムを水平回動して、作動機構により従動アームを棚の方
に水平に延ばし、積載手段のみを棚に進入させる。そし
て、この積載手段が収納物の下側まで進入したとき、駆
動アームの水平回動を停止する。継ぎに移載装置全体を
僅かに上昇させ、積載手段上に収納物を下側から掬うよ
うにして載せる。その後、駆動アームを逆転水平回動さ
せ、作動機構により従動アームを棚から離す方向に回動
し、収納物を搬出する。その際、収納物は棚から略々直
線的に搬出される。
収納物を棚に収納するには、先ず、駆動アームを水平回
動して、作動機構により従動アームを棚の方に延ばし、
収納物を積載した積載手段のみを棚のやや上側に進入さ
せる。この積載手段が棚の上側まで移動したとき、駆動
アームの水平回動を停止する。そして、移載装置全体を
僅かに下降させ、棚上に収納物を載せる。その後、駆動
アームを逆転させ、従動アームを棚から離す方向に回動
し、棚から積載手段を抜き出す。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
移載装置Bは、主に、フレーム20と、駆動機構21
と、腕機構22と、腕機構22を作動する作動機構23
と、収納物Wを積載する収納物積載手段24とで構成さ
れ、固定棚C,Cに沿い、床に対して垂直の状態で
水平移動(第1図の紙面に対し垂直の方向)する支柱D
に昇降(第1図の上下端方向)自在に設けられている。
先ず、フレーム20は移載装置B全体を支えるもので、
支柱Dに昇降自在に設けられている。
次に、駆動機構21を説明する。
駆動機構21は、支柱Dに対して平行な出力軸30を有
しフレーム20に取り付けられた駆動モータ31と、一
対のベアリング32,33によりフレーム20に回転自
在に支持された駆動軸34と、出力軸30と駆動軸34
の間に設けられ出力軸30の回転を減速して駆動軸34
に伝達する減速機35と、後述する腕機構22内の塵埃
を集塵機(図示省略)で外部に吸い出すための吸引孔3
6とで構成されている。
次に、腕機構22を説明する。
腕機構22は、駆動軸34にねじ40により取り付けら
れた箱状の水平回動可能(第1図の紙面に対し垂直方
向)の駆動アーム41と、駆動アーム41の開口部を蓋
するように設けられたカバー42と、駆動アーム41の
先端にベアリング43により回転自在に設けられた連結
軸44と、連結軸44の外端に取り付けられ水平回動可
能の従動アーム45とで構成されている。駆動アーム4
1の内部は吸引孔36と連通している。
次に、作動機構23を説明する。
作動機構23は、駆動軸34と同軸的にフレーム20に
ねじ46により設けられた駆動スプロケット47と、駆
動スプロケット47と対をなし連結軸43に一体に設け
られた従動スプロケット48と、駆動、従動スプロケッ
ト47,48に掛け渡したチェーン49とで構成されて
いる。
収納物積載手段24は、従動アーム45の先端に一体に
形成されフォーク状をしており、内部には機械的要素が
組み込まれていないので、全体が薄板状になっている。
次に固定棚C,Cについて説明する。
固定棚C,Cは夫々複数の棚60,60を有し
ている。棚60,60は側面から見ると(第1図)
先細形状になっており、平面的に見ると(第2図)収納
物積載手段24が入るだけの間隔を有する櫛歯状になっ
ている。
次に動作を説明する。
第1図において、右側の第1の固定棚Cの棚60
ら、左側の第2の固定棚Cの棚60に収納物Wを移
すものとする。
先ず、移載装置Bは、積載手段24の上面が棚60
りやや低くなる位置で昇降停止(昇降機構は図示省
略。)する。これは、後述するが収納物Wを掬い上げる
ようにして、積載手段24に収納物Wを載せるためであ
る。
この時、腕機構22は第2図の想像線で示すように、駆
動アーム41と従動アーム45は重なった状態になって
いる。
次に、駆動モータ31を駆動させ、減速機35で駆動軸
34を減速回転して、駆動アーム41を第2図において
水平左回転(紙面に平行で反時計方向の回転)させる。
駆動アーム41の左回転に伴い連結軸44が、駆動、従
動スプロケット47,48とチェーン49からなる作動
機構23の作用により右回転(時計方向)させられ、従
動アーム45は駆動アーム41の重なりから、水平右回
転する。この結果、駆動,従動アーム41,45からな
る腕機構22は水平回動しながら延び、収納物積載手段
24が固定棚Cに接近し、収納物Wの下側に進入して
いく。
腕機構22が第2図の実線のように、一直線に延びた時
点で、駆動モータ31を停止させる。
そして、移載装置Bを支柱Dに沿ってやや上昇させ、収
納物積載手段24で収納物Wを棚60から掬い上げる
ようにして持ち上げる。
その後、再度、駆動モータ31を作動させ、駆動軸34
を前記とは逆の右回転(時計方向)させると、駆動アー
ム41も水平右回転し、従動アーム45は作動機構23
により水平左回動させられる。
すると、駆動,従動アーム41,45は第3図のように
右に延びた状態から互いに屈曲し、第1の固定棚C
ら離れ、一旦重なり状態を経た後、左に延び、第2の固
定棚Cに接近していく。即ち、腕機構22は収納物W
を収納物積載手段24に積載して第1の固定棚Cから
第2の固定棚Cに搬送していくことになる。この間、
搬送物Wは向きを180度変換させられながら直線移動
する。
腕機構22が左方向の直線状態になり、収納物積載手段
24が第2の固定棚Cの棚10のやや上方に移動し
た時点で、腕機構22の作動を停止する。そして、移載
装置Bを下降させると収納物Wは棚60に載せられ
る。収納物Wの最終的な積載位置は棚60,60
に突接した突起99によって決められる。
第2の固定棚Cに収納物Wを載せた後は、駆動アーム
41を水平左回転させ、駆動,従動アーム41,45を
第2図の重ねた想像線の位置にもどし、次の動作に備え
る。
第4図,第5図は、前記の収納物積載手段24と異なる
形態の収納物積載手段54を示すもので、収納物Wを上
下で確実に挟んで、収納物Wが搬送中に収納物積載手段
54上で位置がずれたり、落下したりするのを防止する
ものである。
この場合、移載装置Eのフレーム50、駆動機構51、
作動機構53、駆動アーム61は、前記移載装置Bのフ
レーム20、駆動機構21、作動機構23、駆動アーム
41と同一の構成である。
収納物積載手段54は、連結軸44の外端に固定したカ
ップ状の支持体71と、支持体71の側面に水平に取り
付けた下側舌片72と、支持体71の上部に固定された
薄型のシリンダ73と、シリンダ73によって昇降する
上側舌片74と、上側舌片74が回動するのを規制する
筒状のガイド75及び軸76と、上側舌片74の昇降状
態を検知する近接スイッチ77とで構成されている。
上,下側舌片74,72は薄板状である。この内、支持
体71と、下側舌片72の根元部分は従動アーム55で
もあり、前記駆動アーム61とで腕機構52を構成して
いる。
なお、実用新案登録請求の範囲において「薄板状」と
は、上記のような構成のものを含む趣旨である。
次に、収納物積載手段54が搬送物Wを挟んで搬送する
動作を説明する。
先ず、シリンダ73により上側舌片74を上昇させ、
上,下側舌片74,72を互いに離間させた状態で作動
機構53と駆動アーム61の作動により棚10を接近
させる。上,下側舌片74,72が収納物Wの上下面と
対向した位置で腕機構52を停止する。その停止位置で
シリンダ73により上側舌片74を下降させ、収納物W
を挟み、移載装置全体Eを僅かに上昇させて、棚60
から収納物Wを持ち上げる。
そして、収納物Wを挟んだまま第2の固定棚Cに搬送
し、棚10を載せた後は、上側舌片74を上昇させ、
挟持を解除する。
次に、第6図の移載装置Fは、搬送中において、収納物
Wの向きを90度変換したい場合の実施例の概略平面図
で、腕機構62が駆動,中間、従動アーム81,86,
85で構成されている。
この場合の作動機構93は、固定の駆動スプロケット9
7と、駆動アーム81に回転自在に設けた中間軸87
と、中間軸87と一体の第1の中間スプロケット82
と、この中間スプロケット82と前記駆動スプロケット
97の間に掛け渡した駆動チェーン89と、中間アーム
86内に位置するように駆動アーム81に固定した第2
の中間スプロケット90と、中間アーム86に回転自在
に設けた連結軸84と一体の従動スプロケット88と、
第2の中間スプロケット90と従動スプロケット88に
掛け渡した従動チェーン92とで構成されている。
駆動,中間アーム81,86は箱状になっており、作動
機構93の各部品が収納されている。
従動アーム85は薄板状で、この先端は収納物積載手段
94になっている。
動作は、第6図に示すように、各アーム81,86,8
5は、駆動アーム81の回転と作動機構93の作用によ
り、(a)の状態から、(b)、(c)の状態を経て、
(d)の状態になり、収納物Wの向きを90度変換して
搬送する。
このようにアームの数は増やすことが可能であり、この
場合、収納物の変換角度はスプロケットの歯数の設定に
より90度以外自由に設定できる。また、チェーン、ス
プロケットによらず、ベルト、プーリでもよいことは当
然である。
考案の効果 以上のように、本考案の移載装置によると、収納物を積
載する収納物積載手段が薄板状であり、且つ水平回動で
きるようにしたので、棚に収納物積載手段を進入させる
際の空間が少なくてすみ、棚を小形にできる。
又、作動機構が箱状をなす駆動アームに収納されている
ので、塵埃の飛散を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の移載装置の正面断面図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は動作説明平面図、 第4図は収納物積載手段が第1図と異なる第2実施例の
第1図に相当する図、 第5図は第4図の平面図、 第6図(a)乃至(d)は他の実施例の移載装置の概略
平面図兼動作図、 第7図は従来例の正面図、 第8図は第7図の従来例のフックの右側面図である。 W……収納物 B,E,F……移載装置 22,52,62……腕機構 23,53,93……作動機構 24,54,94……収納物積載手段 34……駆動軸 41,61,81……駆動アーム 44,84……連結軸 45,55,85……従動アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結軸で水平屈曲自在に連結された駆動ア
    ームと従動アームを具え、駆動軸が前記駆動アームの端
    部に、収納物積載手段が前記従動アームの端部にそれぞ
    れ設けられた腕機構と、 前記駆動アームの回動を前記連結軸に伝達して前記従動
    アームを回動させる作動機構を有し、 前記駆動アームは前記作動機構を収納する箱状であり、
    前記収納物積載手段は薄板状であることを特徴とする、 移載装置。
JP5212288U 1987-12-01 1988-04-20 移載装置 Expired - Lifetime JPH0626482Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5212288U JPH0626482Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 移載装置
US07/265,839 US4964776A (en) 1987-12-01 1988-11-01 Article transfer and storage system
US07/821,891 US5249904A (en) 1987-12-01 1992-01-15 Stock handling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5212288U JPH0626482Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156107U JPH01156107U (ja) 1989-10-26
JPH0626482Y2 true JPH0626482Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=31278130

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JP5212288U Expired - Lifetime JPH0626482Y2 (ja) 1987-12-01 1988-04-20 移載装置

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