JPH06264793A - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料制御装置Info
- Publication number
- JPH06264793A JPH06264793A JP5052395A JP5239593A JPH06264793A JP H06264793 A JPH06264793 A JP H06264793A JP 5052395 A JP5052395 A JP 5052395A JP 5239593 A JP5239593 A JP 5239593A JP H06264793 A JPH06264793 A JP H06264793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel supply
- fuel
- engine speed
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/12—Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration
- F02D41/123—Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration the fuel injection being cut-off
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン１の減速時にエンジン回転数のヒス
テリシスをもって燃料供給の停止を行うようにした燃料
制御装置に対し、例えば車両が微低速の走行中でエンジ
ン回転数があまり上がらない状態からエンジン１が減速
されたときにも燃料供給の停止を行い、燃費の向上を図
る。 【構成】 ヒステリシス回転域で燃料供給が行われる状
態でエンジン１の減速が検出されたときには、燃料供給
を強制的に停止させるようにする。
テリシスをもって燃料供給の停止を行うようにした燃料
制御装置に対し、例えば車両が微低速の走行中でエンジ
ン回転数があまり上がらない状態からエンジン１が減速
されたときにも燃料供給の停止を行い、燃費の向上を図
る。 【構成】 ヒステリシス回転域で燃料供給が行われる状
態でエンジン１の減速が検出されたときには、燃料供給
を強制的に停止させるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの燃料制御
装置に関し、特に、エンジンの減速時に燃料供給を停止
して燃費の向上を図るようにしたものに関する。
装置に関し、特に、エンジンの減速時に燃料供給を停止
して燃費の向上を図るようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種燃料供給の停止を行う
ようにしたエンジンの燃料制御装置として、例えば特開
昭５９―５８３９号公報等に示されるように、エンジン
の減速時に燃料供給の停止を行うエンジン回転数にヒス
テリシスを設け、エンジン回転数がそのヒステリシス回
転域の下限回転数よりも低下するまで燃料供給を停止
し、上記下限回転数よりも高い上限回転数以上に上昇し
たときに燃料供給の停止を再開するようにしたものが知
られている。
ようにしたエンジンの燃料制御装置として、例えば特開
昭５９―５８３９号公報等に示されるように、エンジン
の減速時に燃料供給の停止を行うエンジン回転数にヒス
テリシスを設け、エンジン回転数がそのヒステリシス回
転域の下限回転数よりも低下するまで燃料供給を停止
し、上記下限回転数よりも高い上限回転数以上に上昇し
たときに燃料供給の停止を再開するようにしたものが知
られている。
【０００３】特に、自動変速機を搭載した車両では、エ
ンジンがトルクコンバータを介して自動変速機に連結さ
れるので、エンジンの回転変動が大きく、燃料供給又は
その停止のハンチングを確実に防止するために、上記ヒ
ステリシスの回転域を大きく設定することが行われてい
る。
ンジンがトルクコンバータを介して自動変速機に連結さ
れるので、エンジンの回転変動が大きく、燃料供給又は
その停止のハンチングを確実に防止するために、上記ヒ
ステリシスの回転域を大きく設定することが行われてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、エンジン回転数がヒステリシス回転域の下限
回転数よりも下がったときには、その後、上限回転数以
上まで上昇しないと燃料供給の停止が再開されないの
で、例えば車両が微低速の走行状態にあってエンジン回
転数があまり上がらず、上記ヒステリシス回転域で燃料
供給が行われているときに、エンジンが減速されたとし
ても、その燃料供給は停止されないことなり、燃費向上
の面で不満が残る。
ものでは、エンジン回転数がヒステリシス回転域の下限
回転数よりも下がったときには、その後、上限回転数以
上まで上昇しないと燃料供給の停止が再開されないの
で、例えば車両が微低速の走行状態にあってエンジン回
転数があまり上がらず、上記ヒステリシス回転域で燃料
供給が行われているときに、エンジンが減速されたとし
ても、その燃料供給は停止されないことなり、燃費向上
の面で不満が残る。
【０００５】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記の燃料供給停止の
条件を改良することにより、ヒステリシス回転域でもエ
ンジンの減速時には燃料供給の停止を行うようにして、
燃費の向上を図ることにある。
あり、その目的とするところは、上記の燃料供給停止の
条件を改良することにより、ヒステリシス回転域でもエ
ンジンの減速時には燃料供給の停止を行うようにして、
燃費の向上を図ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、ヒステリシス回転域で燃料供
給が行われている状態でエンジンが減速された条件が満
たされたときには、強制的に燃料供給の停止を実行する
ようにした。
に、請求項１の発明では、ヒステリシス回転域で燃料供
給が行われている状態でエンジンが減速された条件が満
たされたときには、強制的に燃料供給の停止を実行する
ようにした。
【０００７】すなわち、この発明では、図１に示すよう
に、エンジン１に燃料を供給する燃料供給手段１３を備
え、エンジン１の減速時にエンジン回転数がヒステリシ
ス回転域の下限回転数よりも低下するまで上記燃料供給
手段１３による燃料供給を停止し、上記下限回転数より
も高い上限回転数以上に上昇したときに燃料供給の停止
を再開するようにしたエンジンの燃料制御装置が前提で
ある。
に、エンジン１に燃料を供給する燃料供給手段１３を備
え、エンジン１の減速時にエンジン回転数がヒステリシ
ス回転域の下限回転数よりも低下するまで上記燃料供給
手段１３による燃料供給を停止し、上記下限回転数より
も高い上限回転数以上に上昇したときに燃料供給の停止
を再開するようにしたエンジンの燃料制御装置が前提で
ある。
【０００８】そして、エンジン回転数が上記ヒステリシ
ス回転域の上下限回転数間にありかつ燃料供給手段１３
が燃料供給状態にあるときにエンジン１が減速されたこ
とを検出する減速検出手段２９と、この減速検出手段２
９によりエンジン１の減速状態が検出されたとき、エン
ジン回転数が下限回転数よりも低くなるまでは燃料供給
の停止を行うように上記燃料供給手段１３を制御する制
御手段３０とを設けたことを特徴としている。
ス回転域の上下限回転数間にありかつ燃料供給手段１３
が燃料供給状態にあるときにエンジン１が減速されたこ
とを検出する減速検出手段２９と、この減速検出手段２
９によりエンジン１の減速状態が検出されたとき、エン
ジン回転数が下限回転数よりも低くなるまでは燃料供給
の停止を行うように上記燃料供給手段１３を制御する制
御手段３０とを設けたことを特徴としている。
【０００９】
【作用】上記の構成により、請求項１の発明では、例え
ば車両の微低速走行中でエンジン回転数があまり上がら
ずにヒステリシス回転域の上下限回転数間にあり、かつ
燃料供給手段１３が燃料供給状態にあるときにエンジン
１が減速されると、そのことが減速検出手段２９により
検出され、この減速検出手段２９の出力を受けた制御手
段３０により、エンジン回転数が下限回転数よりも下が
るまでは燃料供給手段１３による燃料供給の停止が行わ
れる。こうしてヒステリシス回転域であってもエンジン
１の減速時には強制的に燃料供給の停止が行われるの
で、燃費の向上を図ることができる。
ば車両の微低速走行中でエンジン回転数があまり上がら
ずにヒステリシス回転域の上下限回転数間にあり、かつ
燃料供給手段１３が燃料供給状態にあるときにエンジン
１が減速されると、そのことが減速検出手段２９により
検出され、この減速検出手段２９の出力を受けた制御手
段３０により、エンジン回転数が下限回転数よりも下が
るまでは燃料供給手段１３による燃料供給の停止が行わ
れる。こうしてヒステリシス回転域であってもエンジン
１の減速時には強制的に燃料供給の停止が行われるの
で、燃費の向上を図ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図６は本発明の実施例の全体構成を示し、１はシ
リンダ２を有するシリンダブロック３の上面にシリンダ
ヘッド５を組み付けてなるエンジンで、上記シリンダ２
内にはピストン６が往復動可能に嵌挿され、このピスト
ン６頂面とシリンダ２とシリンダヘッド５下面とに囲ま
れて燃焼室７が形成されている。
する。図６は本発明の実施例の全体構成を示し、１はシ
リンダ２を有するシリンダブロック３の上面にシリンダ
ヘッド５を組み付けてなるエンジンで、上記シリンダ２
内にはピストン６が往復動可能に嵌挿され、このピスト
ン６頂面とシリンダ２とシリンダヘッド５下面とに囲ま
れて燃焼室７が形成されている。
【００１１】８は上記燃焼室７に吸気を供給する吸気通
路、９は該吸気通路８の燃焼室７への開口端を開閉する
吸気弁で、上記吸気通路８には上流側から順に、吸入空
気量を検出するエアフローメータ１０と、吸気通路８を
絞るスロットル弁１１と、サージタンク１２と、吸気通
路８に燃料を噴射供給する燃料供給手段としてのインジ
ェクタ１３とが配設されている。
路、９は該吸気通路８の燃焼室７への開口端を開閉する
吸気弁で、上記吸気通路８には上流側から順に、吸入空
気量を検出するエアフローメータ１０と、吸気通路８を
絞るスロットル弁１１と、サージタンク１２と、吸気通
路８に燃料を噴射供給する燃料供給手段としてのインジ
ェクタ１３とが配設されている。
【００１２】一方、１４は燃焼室７内の排気ガスを排出
するための排気通路、１５は該排気通路１４の燃焼室７
への開口端を開閉する排気弁で、上記排気通路１４には
排気ガスを浄化する触媒装置１６が配設されている。
するための排気通路、１５は該排気通路１４の燃焼室７
への開口端を開閉する排気弁で、上記排気通路１４には
排気ガスを浄化する触媒装置１６が配設されている。
【００１３】さらに、１７は上記燃焼室７内の吸気に点
火する点火プラグで、この点火プラグ１７はディストリ
ビュータ１８を介してイグニッションコイル１９に接続
されている。２０はシリンダブロック３のウォータジャ
ケット４内の冷却水温度を検出する水温センサである。
火する点火プラグで、この点火プラグ１７はディストリ
ビュータ１８を介してイグニッションコイル１９に接続
されている。２０はシリンダブロック３のウォータジャ
ケット４内の冷却水温度を検出する水温センサである。
【００１４】上記インジェクタ１３はコントロールユニ
ット２１から燃料噴射信号を受けて燃料を噴射し、また
イグニッションコイル１９は同コントロールユニット２
１からの点火信号を受けて点火プラグ１７に高圧の点火
電圧を供給するようになっている。上記コントロールユ
ニット２１には、上記エアフローメータ１０からの吸入
空気量信号と、ディストリビュータ１８からのクランク
角信号と、水温センサ２０からの水温信号と、上記スロ
ットル弁１１が全閉状態にあることを示すアイドルスイ
ッチ２２からのアイドル信号とが入力されている。
ット２１から燃料噴射信号を受けて燃料を噴射し、また
イグニッションコイル１９は同コントロールユニット２
１からの点火信号を受けて点火プラグ１７に高圧の点火
電圧を供給するようになっている。上記コントロールユ
ニット２１には、上記エアフローメータ１０からの吸入
空気量信号と、ディストリビュータ１８からのクランク
角信号と、水温センサ２０からの水温信号と、上記スロ
ットル弁１１が全閉状態にあることを示すアイドルスイ
ッチ２２からのアイドル信号とが入力されている。
【００１５】上記コントロールユニット２１では、イン
ジェクタ１３の燃料噴射制御のために図４に示す制御を
実行する。まず、ステップＳ１で上記センサ及びスイッ
チからの各種信号を読み込み、ステップＳ２では減速燃
料カットフラグＦがＦ＝１にセットされているかどうか
を判定する。この判定がＦ＝０のＮＯのときには、ステ
ップＳ３において、ディストリビュータ１８からのクラ
ンク角信号を基づいて演算されるエンジン回転数Ｎｅ
と、エアフローメータ１０で検出された吸入空気量に基
づいて得られるエンジン負荷とからエンジン１の運転状
態を求めて、このエンジン１の運転状態に応じた燃料噴
射制御を実行した後、リターンする。一方、ステップＳ
２の判定がＦ＝１のＹＥＳのときには、ステップＳ４で
減速燃料カットを実行した後、リターンする。
ジェクタ１３の燃料噴射制御のために図４に示す制御を
実行する。まず、ステップＳ１で上記センサ及びスイッ
チからの各種信号を読み込み、ステップＳ２では減速燃
料カットフラグＦがＦ＝１にセットされているかどうか
を判定する。この判定がＦ＝０のＮＯのときには、ステ
ップＳ３において、ディストリビュータ１８からのクラ
ンク角信号を基づいて演算されるエンジン回転数Ｎｅ
と、エアフローメータ１０で検出された吸入空気量に基
づいて得られるエンジン負荷とからエンジン１の運転状
態を求めて、このエンジン１の運転状態に応じた燃料噴
射制御を実行した後、リターンする。一方、ステップＳ
２の判定がＦ＝１のＹＥＳのときには、ステップＳ４で
減速燃料カットを実行した後、リターンする。
【００１６】上記減速燃料フラグＦのＦ＝１へのセット
は図２に示す条件の下で行われる。すなわち、スロット
ル弁１１が全閉状態にあることを示す上記アイドルスイ
ッチ２２がＯＮ状態にあることを判定するアイドルスイ
ッチ判定部２３と、回転スイッチ部２４がＯＮ状態にあ
ることを判定する回転スイッチ判定部２５との各出力信
号が共に「Ｈｉ」のときに、減速燃料フラグＦがＦ＝１
へセットされる。上記回転スイッチ部２４はコントロー
ルユニット２１に内蔵されているもので、図３に示すよ
うに、エンジン回転数Ｎｅの低下時には該エンジン回転
数Ｎｅがヒステリシス回転域の下限回転数ＮＬ（例えば
ＮＬ＝１０００ｒｐｍ）になるまでＯＮ状態となり、逆
にエンジン回転数Ｎｅの上昇時には該エンジン回転数Ｎ
ｅがヒステリシス回転域の上限回転数ＮＨ（例えばＮＨ
＝１６００ｒｐｍ）になるまでＯＦＦ状態となるもので
ある。つまり、この減速燃料フラグＦのＦ＝１へのセッ
トは、図５に示すように、エンジン１の運転領域が減速
燃料カット領域にあるときに行われるものである。
は図２に示す条件の下で行われる。すなわち、スロット
ル弁１１が全閉状態にあることを示す上記アイドルスイ
ッチ２２がＯＮ状態にあることを判定するアイドルスイ
ッチ判定部２３と、回転スイッチ部２４がＯＮ状態にあ
ることを判定する回転スイッチ判定部２５との各出力信
号が共に「Ｈｉ」のときに、減速燃料フラグＦがＦ＝１
へセットされる。上記回転スイッチ部２４はコントロー
ルユニット２１に内蔵されているもので、図３に示すよ
うに、エンジン回転数Ｎｅの低下時には該エンジン回転
数Ｎｅがヒステリシス回転域の下限回転数ＮＬ（例えば
ＮＬ＝１０００ｒｐｍ）になるまでＯＮ状態となり、逆
にエンジン回転数Ｎｅの上昇時には該エンジン回転数Ｎ
ｅがヒステリシス回転域の上限回転数ＮＨ（例えばＮＨ
＝１６００ｒｐｍ）になるまでＯＦＦ状態となるもので
ある。つまり、この減速燃料フラグＦのＦ＝１へのセッ
トは、図５に示すように、エンジン１の運転領域が減速
燃料カット領域にあるときに行われるものである。
【００１７】また、以上の条件とは別に、アクセルペダ
ル（図示せず）の戻し操作があって上記アイドルスイッ
チ２２がＯＦＦ状態からＯＮ動作したことを判定するア
イドルスイッチ切換判定部２６の信号が「Ｈｉ」である
か、又は前回に減速燃料カットが行われたことを判定す
る減速燃料カット判定部２７の信号が「Ｈｉ」であり、
かつ、エンジン回転数Ｎｅが上記ヒステリシス回転域の
下限回転数ＮＬ（１０００ｒｐｍ）よりも高いことを判
定するヒステリシス回転域判定部２８の信号が「Ｈｉ」
であるときにも、減速燃料フラグＦがＦ＝１へセットさ
れる。この場合のフラグＦのＦ＝１へのセットは、燃料
カットの実行後、エンジン回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬ
よりも高いヒステリシス回転域にあって燃料供給状態に
あり、その状態でアクセルペダルの戻し操作によりエン
ジン１が減速状態になったときに行われるものである。
すなわち、この実施例では、上記アイドルスイッチ切換
判定部２６、減速燃料カット判定部２７及びヒステリシ
ス回転域判定部２８により、エンジン回転数Ｎｅがヒス
テリシス回転域の上下限回転数ＮＨ，ＮＬ間にありかつ
インジェクタ１３が燃料供給状態にあるときにエンジン
１が減速されたことを検出する減速検出手段２９が構成
される。
ル（図示せず）の戻し操作があって上記アイドルスイッ
チ２２がＯＦＦ状態からＯＮ動作したことを判定するア
イドルスイッチ切換判定部２６の信号が「Ｈｉ」である
か、又は前回に減速燃料カットが行われたことを判定す
る減速燃料カット判定部２７の信号が「Ｈｉ」であり、
かつ、エンジン回転数Ｎｅが上記ヒステリシス回転域の
下限回転数ＮＬ（１０００ｒｐｍ）よりも高いことを判
定するヒステリシス回転域判定部２８の信号が「Ｈｉ」
であるときにも、減速燃料フラグＦがＦ＝１へセットさ
れる。この場合のフラグＦのＦ＝１へのセットは、燃料
カットの実行後、エンジン回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬ
よりも高いヒステリシス回転域にあって燃料供給状態に
あり、その状態でアクセルペダルの戻し操作によりエン
ジン１が減速状態になったときに行われるものである。
すなわち、この実施例では、上記アイドルスイッチ切換
判定部２６、減速燃料カット判定部２７及びヒステリシ
ス回転域判定部２８により、エンジン回転数Ｎｅがヒス
テリシス回転域の上下限回転数ＮＨ，ＮＬ間にありかつ
インジェクタ１３が燃料供給状態にあるときにエンジン
１が減速されたことを検出する減速検出手段２９が構成
される。
【００１８】また、上記判定部２６〜２８及び制御フロ
ーのステップＳ２，Ｓ４により、上記減速検出手段２９
にてエンジン１の減速状態が検出されたとき、エンジン
回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬよりも下がるまでは燃料供
給の停止を行うように上記インジェクタ１３を制御する
制御手段３０が構成される。
ーのステップＳ２，Ｓ４により、上記減速検出手段２９
にてエンジン１の減速状態が検出されたとき、エンジン
回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬよりも下がるまでは燃料供
給の停止を行うように上記インジェクタ１３を制御する
制御手段３０が構成される。
【００１９】したがって、上記実施例においては、エン
ジン１の減速時、その運転領域が図５に示す減速燃料カ
ット領域にあると、インジェクタ１３からの燃料噴射が
停止され、この燃料カットにより燃費の向上が図られ
る。
ジン１の減速時、その運転領域が図５に示す減速燃料カ
ット領域にあると、インジェクタ１３からの燃料噴射が
停止され、この燃料カットにより燃費の向上が図られ
る。
【００２０】上記燃料カットは、エンジン回転数Ｎｅが
ヒステリシス回転域の下限回転数ＮＬ（＝１０００ｒｐ
ｍ）よりも低下するまで行われ、エンジン回転数Ｎｅが
下限回転数ＮＬ以下に下がると、燃料カットが停止され
てインジェクタ１３からの燃料噴射が再開される。そし
て、その後、エンジン回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬより
上昇しても上限回転数ＮＨ（＝１６００ｒｐｍ）になる
まで燃料噴射が行われ、エンジン回転数Ｎｅが上限回転
数ＮＨ以上になって初めて燃料カットが行われる。
ヒステリシス回転域の下限回転数ＮＬ（＝１０００ｒｐ
ｍ）よりも低下するまで行われ、エンジン回転数Ｎｅが
下限回転数ＮＬ以下に下がると、燃料カットが停止され
てインジェクタ１３からの燃料噴射が再開される。そし
て、その後、エンジン回転数Ｎｅが下限回転数ＮＬより
上昇しても上限回転数ＮＨ（＝１６００ｒｐｍ）になる
まで燃料噴射が行われ、エンジン回転数Ｎｅが上限回転
数ＮＨ以上になって初めて燃料カットが行われる。
【００２１】そして、この実施例では、例えば車両が微
低速の走行状態にあってエンジン回転数Ｎｅがあまり上
がらず、エンジン回転数Ｎｅが上記ヒステリシス回転域
の上下限回転数ＮＨ，ＮＬ間にあり、かつインジェクタ
１３が燃料供給状態にあるとき、アクセルペダルが戻し
操作されてエンジン１が減速状態になると、そのときに
は本来は燃料噴射を行う領域であるにも拘らず強制的に
燃料カットが行われ、この燃料カットはエンジン回転数
Ｎｅが下限回転数ＮＬよりも下がるまで維持される。そ
の結果、本来は燃料噴射を行う領域で強制的に燃料供給
の停止が行われるので、燃費の向上を図ることができ
る。
低速の走行状態にあってエンジン回転数Ｎｅがあまり上
がらず、エンジン回転数Ｎｅが上記ヒステリシス回転域
の上下限回転数ＮＨ，ＮＬ間にあり、かつインジェクタ
１３が燃料供給状態にあるとき、アクセルペダルが戻し
操作されてエンジン１が減速状態になると、そのときに
は本来は燃料噴射を行う領域であるにも拘らず強制的に
燃料カットが行われ、この燃料カットはエンジン回転数
Ｎｅが下限回転数ＮＬよりも下がるまで維持される。そ
の結果、本来は燃料噴射を行う領域で強制的に燃料供給
の停止が行われるので、燃費の向上を図ることができ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よると、エンジンの減速時にエンジン回転数のヒステリ
シスをもって燃料供給の停止を行うようにした燃料制御
装置に対し、上記ヒステリシス回転域で燃料供給が行わ
れる状態でエンジンの減速が検出されたときには、燃料
供給を強制的に停止させるようにしたことにより、例え
ば車両が微低速の走行中でエンジン回転数があまり上が
らない状態からエンジンが減速されたときにも燃料供給
の停止を行うことができ、よって燃費の向上に有効に寄
与することができる。
よると、エンジンの減速時にエンジン回転数のヒステリ
シスをもって燃料供給の停止を行うようにした燃料制御
装置に対し、上記ヒステリシス回転域で燃料供給が行わ
れる状態でエンジンの減速が検出されたときには、燃料
供給を強制的に停止させるようにしたことにより、例え
ば車両が微低速の走行中でエンジン回転数があまり上が
らない状態からエンジンが減速されたときにも燃料供給
の停止を行うことができ、よって燃費の向上に有効に寄
与することができる。
【図１】本発明の構成図である。
【図２】本発明の実施例において減速燃料カットフラグ
のセット条件を模式的に示す説明図である。
のセット条件を模式的に示す説明図である。
【図３】エンジン回転数に応じた回転スイッチ部の作動
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図４】コントロールユニットでの燃料噴射制御動作を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図５】減速燃料カット領域を示す特性図である。
【図６】実施例の全体構成を示す説明図である。
１ エンジン １３ インジェクタ（燃料供給手段） ２１ コントロールユニット ２６ アイドルスイッチ切換判定部 ２７ 減速燃料カット判定部 ２８ ヒステリシス回転域判定部 ２９ 減速検出手段 ３０ 制御手段 Ｎｅ エンジン回転数 ＮＨ ヒステリシス回転域上限回転数 ＮＬ ヒステリシス回転域下限回転数
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンに燃料を供給する燃料供給手段
を備え、エンジンの減速時にエンジン回転数がヒステリ
シス回転域の下限回転数よりも低下するまで上記燃料供
給手段による燃料供給を停止し、上記下限回転数よりも
高い上限回転数以上に上昇したときに燃料供給の停止を
再開するようにしたエンジンの燃料制御装置において、 エンジン回転数が上記ヒステリシス回転域の上下限回転
数間にありかつ上記燃料供給手段が燃料供給状態にある
ときにエンジンが減速されたことを検出する減速検出手
段と、 上記減速検出手段によりエンジンの減速状態が検出され
たとき、エンジン回転数が下限回転数よりも低くなるま
で燃料供給の停止を行うように上記燃料供給手段を制御
する制御手段とを設けたことを特徴とするエンジンの燃
料制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052395A JPH06264793A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | エンジンの燃料制御装置 |
| KR1019940004747A KR0137251B1 (ko) | 1993-03-12 | 1994-03-11 | 엔진의 연료제어장치 |
| US08/212,886 US5445131A (en) | 1993-03-12 | 1994-03-14 | Fuel control system for engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052395A JPH06264793A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | エンジンの燃料制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264793A true JPH06264793A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12913622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5052395A Pending JPH06264793A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | エンジンの燃料制御装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5445131A (ja) |
| JP (1) | JPH06264793A (ja) |
| KR (1) | KR0137251B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3627419B2 (ja) * | 1997-01-16 | 2005-03-09 | 日産自動車株式会社 | エンジンの空燃比制御装置 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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