JPH0626164A - 目地材 - Google Patents
目地材Info
- Publication number
- JPH0626164A JPH0626164A JP4753091A JP4753091A JPH0626164A JP H0626164 A JPH0626164 A JP H0626164A JP 4753091 A JP4753091 A JP 4753091A JP 4753091 A JP4753091 A JP 4753091A JP H0626164 A JPH0626164 A JP H0626164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- curing type
- resin
- type resin
- component curing
- Prior art date
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚れが生じない目地の形成を可能とする。
【構成】 タイルパネル１を形成するにあたり、タイル
４，４間に形成される目地空間Ｍ内に２液硬化タイプ或
いは１液硬化タイプの樹脂７の樹脂層を形成させた。
４，４間に形成される目地空間Ｍ内に２液硬化タイプ或
いは１液硬化タイプの樹脂７の樹脂層を形成させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、タイル間に形成され
る目地空間内に充填される目地材の改良に関するもので
ある。
る目地空間内に充填される目地材の改良に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、例えばタイルパネル
の表面には多数枚のタイルが貼設されており、各タイル
間で目地空間が形成されているが、この目地空間内には
従来、白セメント又は骨材，混和材を混入したモルタル
で構成される目地材が充填されていた。しかし、この白
セメント等からなる目地材は吸水性が大で面状が粗く、
そのため水等が付着しやすく、かつ埃等も付着しやすい
ため極めて汚れやすく、又、カビ等が発生して目地の汚
れが顕著となるという問題点があった。
の表面には多数枚のタイルが貼設されており、各タイル
間で目地空間が形成されているが、この目地空間内には
従来、白セメント又は骨材，混和材を混入したモルタル
で構成される目地材が充填されていた。しかし、この白
セメント等からなる目地材は吸水性が大で面状が粗く、
そのため水等が付着しやすく、かつ埃等も付着しやすい
ため極めて汚れやすく、又、カビ等が発生して目地の汚
れが顕著となるという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、汚れが生じない目地材
を提供せんことを目的とし、その要旨は、タイル間に形
成される目地空間内に充填される目地材であって、該目
地材は、２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂で
構成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、汚れが生じない目地材
を提供せんことを目的とし、その要旨は、タイル間に形
成される目地空間内に充填される目地材であって、該目
地材は、２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂で
構成されていることである。
【０００４】
【作用】目地空間内に充填される目地材を２液硬化タイ
プ或いは１液硬化タイプの樹脂で構成したことにより、
目地空間内に短時間で硬化させて充填することができ、
目地の形成を極めて短時間で行うことができ、又、目地
空間内への接着性が大であり、水密性に優れた目地を形
成することができるとともに、水，埃等が付着しにく
く、汚れにくい目地とすることができる。
プ或いは１液硬化タイプの樹脂で構成したことにより、
目地空間内に短時間で硬化させて充填することができ、
目地の形成を極めて短時間で行うことができ、又、目地
空間内への接着性が大であり、水密性に優れた目地を形
成することができるとともに、水，埃等が付着しにく
く、汚れにくい目地とすることができる。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１はタイルパネルの要部拡大断面構成図であ
り、タイルパネル１は、その裏面側が石膏ボード等で構
成される下地２となっており、その表面に接着剤３を介
し多数のタイル４，４，４が貼設されており、タイル
４，４間にて目地空間Ｍが形成され、この目地空間Ｍ内
に目地材が充填されている。
する。図１はタイルパネルの要部拡大断面構成図であ
り、タイルパネル１は、その裏面側が石膏ボード等で構
成される下地２となっており、その表面に接着剤３を介
し多数のタイル４，４，４が貼設されており、タイル
４，４間にて目地空間Ｍが形成され、この目地空間Ｍ内
に目地材が充填されている。
【０００６】本例においては、目地空間Ｍの内側にバッ
クアップ目地５が充填されており、このバックアップ目
地５はセメントモルタル等を用いて構成されており、そ
の他、石膏，アクリル等であっても良い。又、このバッ
クアップ目地５の表面には撥水剤６の薄い層が形成さ
れ、さらにその表面に２液硬化タイプ或いは１液硬化タ
イプの樹脂７の表層が形成されたものとなっている。
クアップ目地５が充填されており、このバックアップ目
地５はセメントモルタル等を用いて構成されており、そ
の他、石膏，アクリル等であっても良い。又、このバッ
クアップ目地５の表面には撥水剤６の薄い層が形成さ
れ、さらにその表面に２液硬化タイプ或いは１液硬化タ
イプの樹脂７の表層が形成されたものとなっている。
【０００７】前記撥水剤６としては、蝋，パラフィン，
固形ワックス等の撥水剤を用いることができる。又、前
記２液硬化タイプの樹脂７としては、エポキシ，ポリエ
ステル等の樹脂を用いることができ、又、前記１液硬化
タイプの樹脂７としては、ウレタン，シリコン等の樹脂
を用いることができる。尚、前記撥水剤６の層は前記バ
ックアップ目地５を形成させた後に、その表面に薄く塗
布されたものであり、さらに前記２液硬化タイプ或いは
１液硬化タイプの樹脂７の表層は、図２で示すような方
法、又は図３及び図４で示すような方法で目地空間Ｍに
塗布される。
固形ワックス等の撥水剤を用いることができる。又、前
記２液硬化タイプの樹脂７としては、エポキシ，ポリエ
ステル等の樹脂を用いることができ、又、前記１液硬化
タイプの樹脂７としては、ウレタン，シリコン等の樹脂
を用いることができる。尚、前記撥水剤６の層は前記バ
ックアップ目地５を形成させた後に、その表面に薄く塗
布されたものであり、さらに前記２液硬化タイプ或いは
１液硬化タイプの樹脂７の表層は、図２で示すような方
法、又は図３及び図４で示すような方法で目地空間Ｍに
塗布される。
【０００８】即ち図２においては、２液硬化タイプ或い
は１液硬化タイプの樹脂を入れるタンク１０にはホース
１１が接続され、さらにホース１１の下端部に横方向に
伸びるバー１２が設けられ、このバー１２に多数のノズ
ル１３，１３，１３が垂設された装置を用い、各ノズル
１３，１３間の間隔は目地空間Ｍ，Ｍの間隔に設定され
ており、この各ノズル１３から２液硬化タイプ或いは１
液硬化タイプの樹脂を流出させて目地空間Ｍに塗布する
ものである。
は１液硬化タイプの樹脂を入れるタンク１０にはホース
１１が接続され、さらにホース１１の下端部に横方向に
伸びるバー１２が設けられ、このバー１２に多数のノズ
ル１３，１３，１３が垂設された装置を用い、各ノズル
１３，１３間の間隔は目地空間Ｍ，Ｍの間隔に設定され
ており、この各ノズル１３から２液硬化タイプ或いは１
液硬化タイプの樹脂を流出させて目地空間Ｍに塗布する
ものである。
【０００９】又、図３の方法は図４に示すように、目地
空間Ｍに対応した碁盤目状の透線２１，２１を形成した
スクリーン２０を用い、このスクリーン２０をタイルパ
ネル１の上面に敷設して、このスクリーン２０上にスク
リーン印刷の技術を応用して２液硬化タイプ或いは１液
硬化タイプの樹脂を塗り、透線２１を通し目地空間Ｍ内
に２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂を塗布す
るものである。尚、２液硬化タイプの樹脂の場合は、同
じ方法により２種の樹脂をそれぞれ塗布し混合しても良
い。
空間Ｍに対応した碁盤目状の透線２１，２１を形成した
スクリーン２０を用い、このスクリーン２０をタイルパ
ネル１の上面に敷設して、このスクリーン２０上にスク
リーン印刷の技術を応用して２液硬化タイプ或いは１液
硬化タイプの樹脂を塗り、透線２１を通し目地空間Ｍ内
に２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂を塗布す
るものである。尚、２液硬化タイプの樹脂の場合は、同
じ方法により２種の樹脂をそれぞれ塗布し混合しても良
い。
【００１０】このような方法により、目地空間Ｍに塗布
された２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂を硬
化促進のため加熱し、目地空間Ｍ内で硬化させることが
でき、その硬化は短時間で行うことができる。
された２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂を硬
化促進のため加熱し、目地空間Ｍ内で硬化させることが
でき、その硬化は短時間で行うことができる。
【００１１】尚、前記撥水剤６の層は無くても良いが、
２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂の充填性を
より良好化させるために、バックアップ目地５と２液硬
化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂間に塗布したもの
である。
２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂の充填性を
より良好化させるために、バックアップ目地５と２液硬
化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂間に塗布したもの
である。
【００１２】このように目地空間Ｍの表面に２液硬化タ
イプ或いは１液硬化タイプの樹脂の表層を形成したこと
により、目地空間Ｍの表層の強度が増大され、かつ光沢
を呈し、目地空間Ｍの表面の美観を向上させることがで
きる。又、目地空間Ｍ内への接着性が大で充填密度が良
好であるため目地空間Ｍの水密性を向上させることがで
き、面状が緻密であるため埃，水等の付着がなく、汚れ
の発生を防ぐことができ、さらにカビの発生をも良好に
抑えることができる。又、２液硬化タイプ或いは１液硬
化タイプの樹脂は着色し易いため任意の色の目地を容易
に形成することができる。
イプ或いは１液硬化タイプの樹脂の表層を形成したこと
により、目地空間Ｍの表層の強度が増大され、かつ光沢
を呈し、目地空間Ｍの表面の美観を向上させることがで
きる。又、目地空間Ｍ内への接着性が大で充填密度が良
好であるため目地空間Ｍの水密性を向上させることがで
き、面状が緻密であるため埃，水等の付着がなく、汚れ
の発生を防ぐことができ、さらにカビの発生をも良好に
抑えることができる。又、２液硬化タイプ或いは１液硬
化タイプの樹脂は着色し易いため任意の色の目地を容易
に形成することができる。
【００１３】尚、前記バックアップ目地５を省略して目
地空間Ｍに２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂
又は撥水剤６のみ、又はこれらの混合剤のみを充填して
目地を形成させることもできる。
地空間Ｍに２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂
又は撥水剤６のみ、又はこれらの混合剤のみを充填して
目地を形成させることもできる。
【００１４】
【発明の効果】本発明の目地材は２液硬化タイプ或いは
１液硬化タイプの樹脂で構成したことにより、短時間で
目地を形成することができ、作業性が良好なものとな
り、又、目地の強度及び美観の向上を図ることができ、
面状が密であるため水，埃等の付着を防ぎ、又、カビの
発生をも防ぐことができる。さらに容易に着色して任意
の色の目地を形成することができる。
１液硬化タイプの樹脂で構成したことにより、短時間で
目地を形成することができ、作業性が良好なものとな
り、又、目地の強度及び美観の向上を図ることができ、
面状が密であるため水，埃等の付着を防ぎ、又、カビの
発生をも防ぐことができる。さらに容易に着色して任意
の色の目地を形成することができる。
【図１】タイルパネルにおけるタイル間の目地空間内に
充填された目地材の拡大断面構成図である。
充填された目地材の拡大断面構成図である。
【図２】ノズルを用いた塗布状態の作業説明図である。
【図３】スクリーンを用いた塗布状態の側面図である。
【図４】スクリーンの平面図である。
１ タイルパネル ２ 下地 ４ タイル ５ バックアップ目地 ６ 撥水剤 ７ ２液硬化タイプ或いは１液硬化タイプの樹脂 １３ ノズル ２０ スクリーン Ｍ 目地空間
Claims (1)
- 【請求項１】 タイル間に形成される目地空間内に充填
される目地材であって、該目地材は、２液硬化タイプ或
いは１液硬化タイプの樹脂で構成されていることを特徴
とする目地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047530A JP2572682B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | タイルパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047530A JP2572682B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | タイルパネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626164A true JPH0626164A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2572682B2 JP2572682B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=12777680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3047530A Expired - Lifetime JP2572682B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | タイルパネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001311228A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 目地用保護材および保護方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01150843U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-18 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3047530A patent/JP2572682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01150843U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2572682B2 (ja) | 1997-01-16 |
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