JPS63312452A - 構造物の模様仕上げ材 - Google Patents
構造物の模様仕上げ材Info
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- JPS63312452A JPS63312452A JP14950787A JP14950787A JPS63312452A JP S63312452 A JPS63312452 A JP S63312452A JP 14950787 A JP14950787 A JP 14950787A JP 14950787 A JP14950787 A JP 14950787A JP S63312452 A JPS63312452 A JP S63312452A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、建築土木構造物の壁面、床面、屋上、橋脚、
屋根或は道路面などの表面に凹凸模様を発現させる為の
新規な模様仕上げ材に関するものである。
屋根或は道路面などの表面に凹凸模様を発現させる為の
新規な模様仕上げ材に関するものである。
(従来の技術)
上記構造物の表面には、タイル模様、レンガ模様或は石
模様等の凹凸模様が付されたりする。斯かる模様の形成
方法としては、磁器タイル、モルタルブロック板、着色
ブロック、アスファルトブロック或はテラゾータイル等
を貼り付は目地部に目地材を充填して仕上げる方法や、
コンクリート若しくはモルタル仕上げの際に格子状の枠
木をあてがい鏝塗り施工後この枠木を外して突部表面と
凹部とに夫々別の色で塗装仕上げする方法等が挙げられ
る。
模様等の凹凸模様が付されたりする。斯かる模様の形成
方法としては、磁器タイル、モルタルブロック板、着色
ブロック、アスファルトブロック或はテラゾータイル等
を貼り付は目地部に目地材を充填して仕上げる方法や、
コンクリート若しくはモルタル仕上げの際に格子状の枠
木をあてがい鏝塗り施工後この枠木を外して突部表面と
凹部とに夫々別の色で塗装仕上げする方法等が挙げられ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
然し乍ら、上記のような凹凸模様の形成方法に於いては
、以下のような問題点があった。即ち、前者の如く貼り
付けにより仕上げする場合は、磁器タイル等を適当な接
着剤を介して一枚づつ貼り付けなければならず、しかも
目地部には目地材等を充填するなどの処置が必要とされ
、目地形成時にタイル面を汚さないことが肝要であり、
その作業は極めて煩雑で且つ高度な技仙も要する。そし
てこのようなタイル等による凹凸模様は、目地部とのコ
ントラストが模様に深みをもたせる決め手となるが、現
実には目地部の深さはせいぜい2〜4mであって(タイ
ル等の厚みがあっても目地材が充填される為)、遠くか
ら見た時には目地部による平面的な格子模様として視覚
されても、立体感のある凹凸模様としては認識されなく
なる。
、以下のような問題点があった。即ち、前者の如く貼り
付けにより仕上げする場合は、磁器タイル等を適当な接
着剤を介して一枚づつ貼り付けなければならず、しかも
目地部には目地材等を充填するなどの処置が必要とされ
、目地形成時にタイル面を汚さないことが肝要であり、
その作業は極めて煩雑で且つ高度な技仙も要する。そし
てこのようなタイル等による凹凸模様は、目地部とのコ
ントラストが模様に深みをもたせる決め手となるが、現
実には目地部の深さはせいぜい2〜4mであって(タイ
ル等の厚みがあっても目地材が充填される為)、遠くか
ら見た時には目地部による平面的な格子模様として視覚
されても、立体感のある凹凸模様としては認識されなく
なる。
一方、後者のようにモルタル仕上げをする際に枠木を用
いて鏝仕」−げする場合は、枠木の太さを変えることに
より目地部の深さ等の調整が可能であるが、突部と凹部
とのコントラストをより一層明瞭にする為には、色の異
なる塗料等によりこの両部位を塗装仕上げする必要があ
り、その作業は上記同様煩雑で且つ被測も要する。しか
も、突部の表面は鏝仕上げがなされるから平坦とならざ
るを得す、全体として単調な凹凸模様しか得られない欠
点があった。
いて鏝仕」−げする場合は、枠木の太さを変えることに
より目地部の深さ等の調整が可能であるが、突部と凹部
とのコントラストをより一層明瞭にする為には、色の異
なる塗料等によりこの両部位を塗装仕上げする必要があ
り、その作業は上記同様煩雑で且つ被測も要する。しか
も、突部の表面は鏝仕上げがなされるから平坦とならざ
るを得す、全体として単調な凹凸模様しか得られない欠
点があった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、極めて簡易な施
工で深みのある凹凸模様が現出され、しかも下地が曲面
であってもまた多少凹凸があっても施工し得る極めて至
便で安価且つ新規な構造物の模様仕上げ材を提供せんと
するものである。
工で深みのある凹凸模様が現出され、しかも下地が曲面
であってもまた多少凹凸があっても施工し得る極めて至
便で安価且つ新規な構造物の模様仕上げ材を提供せんと
するものである。
(問題点を解決する為の手段)
上記目的を達成する為の本発明の構成を添付の実施例図
に基づき説明する。第1図は本発明の仕上げ材の一例を
示す斜視図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は本発明仕上げ材の製造方法の一例を示す概略工程図、
第4図及び第5図は本発明仕上げ材の適用例を示す断面
図である。即ち、本発明の構造物の模様仕上げ材Sは、
不織布若しくは織布等の基布2に樹脂混入モルタル若し
くはレジンモルタルの基層1を含浸一体とした可撓性基
材3の片面に、各種モルタルによる複数の成型模様層4
・・・を一体的に隔設配置し、これら模様層4・・・の
間の基材3表面を目地部5として成ることを要旨とし、
互いに隣接する成型模様層4・・・同士の間に上記基材
3が露出視覚され、この露出部分を目地部5とし、該目
地部5と成型模様層4・・・どの錯綜により深みのある
凹凸模様を形成せんとするものである。
に基づき説明する。第1図は本発明の仕上げ材の一例を
示す斜視図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
は本発明仕上げ材の製造方法の一例を示す概略工程図、
第4図及び第5図は本発明仕上げ材の適用例を示す断面
図である。即ち、本発明の構造物の模様仕上げ材Sは、
不織布若しくは織布等の基布2に樹脂混入モルタル若し
くはレジンモルタルの基層1を含浸一体とした可撓性基
材3の片面に、各種モルタルによる複数の成型模様層4
・・・を一体的に隔設配置し、これら模様層4・・・の
間の基材3表面を目地部5として成ることを要旨とし、
互いに隣接する成型模様層4・・・同士の間に上記基材
3が露出視覚され、この露出部分を目地部5とし、該目
地部5と成型模様層4・・・どの錯綜により深みのある
凹凸模様を形成せんとするものである。
上記基布2としては、無機(岩綿、耐アルカリガラス繊
維、カーボン繊維、金属繊維等)若しくは有機(ビニル
樹脂系繊維、ポリプロピレン樹脂系繊維等)の織布若し
くは不織布が採用され、織布の概念の中には上記繊維に
よる各種ネット等が、また不織布の概念の中にはニード
ルパンチカーペット及びアスベストシート等も含まれる
。
維、カーボン繊維、金属繊維等)若しくは有機(ビニル
樹脂系繊維、ポリプロピレン樹脂系繊維等)の織布若し
くは不織布が採用され、織布の概念の中には上記繊維に
よる各種ネット等が、また不織布の概念の中にはニード
ルパンチカーペット及びアスベストシート等も含まれる
。
亦、上記基布2に含浸一体とされる基層1は、樹脂若し
くは合成ゴム及びセメントを粘結剤とし細砂を骨材とす
る所謂樹脂混入モルタル、或は樹脂若しくは合成ゴムの
みを粘結剤とし細砂を同じく骨材として含む所謂レジン
モルタルにより形成される。ここで採用される樹脂若し
くは合成ゴムは、エチレン酢ビ(EVA) 、アクリロ
ニトリル(AC)、スチレンブタジェンラバー(S B
R)、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂及びポリエス
テル樹脂等の軟らかく且つ可撓性のある樹脂若しくは合
成ゴムが挙げられ、これらは乳化液又は−液若しくは二
液(以上)硬化形の樹脂として上記骨材に混練される。
くは合成ゴム及びセメントを粘結剤とし細砂を骨材とす
る所謂樹脂混入モルタル、或は樹脂若しくは合成ゴムの
みを粘結剤とし細砂を同じく骨材として含む所謂レジン
モルタルにより形成される。ここで採用される樹脂若し
くは合成ゴムは、エチレン酢ビ(EVA) 、アクリロ
ニトリル(AC)、スチレンブタジェンラバー(S B
R)、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂及びポリエス
テル樹脂等の軟らかく且つ可撓性のある樹脂若しくは合
成ゴムが挙げられ、これらは乳化液又は−液若しくは二
液(以上)硬化形の樹脂として上記骨材に混練される。
成型模様層4は、通常のモルタル、軽量モルタル、着色
モルタル、樹脂混入モルタル及びレジンモルタルによる
成型層であり、その厚みは用途に4一 応じ1〜2W11から3o〜50mmのものが適宜採択
される。亦、該成型模様層4の平面形状としては、方形
、円形その他の多角形が自由に採択され、更に表面形状
は平坦なものから大小凹凸模様を有したものまで含む。
モルタル、樹脂混入モルタル及びレジンモルタルによる
成型層であり、その厚みは用途に4一 応じ1〜2W11から3o〜50mmのものが適宜採択
される。亦、該成型模様層4の平面形状としては、方形
、円形その他の多角形が自由に採択され、更に表面形状
は平坦なものから大小凹凸模様を有したものまで含む。
(作用)
上記構成の模様仕上げ材Sに於いては、1枚の基材3上
に複数の成型模様層4・・・が一体とされて成るから、
これを被仕上げ面に貼り付けてゆくことにより広範囲の
仕上げがさしたる被測も要さず簡易且つ短時間になされ
る。亦、成型模様層4・・・同士の間に基材3の表面が
一部露出し、この露出部分が目地部5として視覚され、
該目地部5と成型模様層4・・・どのコントラストによ
り深みのある凹凸模様が発現される。そして成型模様層
4・・・の厚みを適宜選択することによりこのコントラ
ストを所望のモチーフに任意に合せることができる。
に複数の成型模様層4・・・が一体とされて成るから、
これを被仕上げ面に貼り付けてゆくことにより広範囲の
仕上げがさしたる被測も要さず簡易且つ短時間になされ
る。亦、成型模様層4・・・同士の間に基材3の表面が
一部露出し、この露出部分が目地部5として視覚され、
該目地部5と成型模様層4・・・どのコントラストによ
り深みのある凹凸模様が発現される。そして成型模様層
4・・・の厚みを適宜選択することによりこのコントラ
ストを所望のモチーフに任意に合せることができる。
更に、上記基材3は、可撓性を有しているので、被仕上
げ面が既設のALCやRCの如く凹凸があっても、また
橋脚や柱の表面の如く曲面であっても、被仕上げ面に沿
ってそのまま貼り付けることが出来る。また、基材3は
弾性樹脂を粘結剤とするモルタルの基層1と基布2とが
含浸一体とされているから、その構造強度と腰の強さと
が相乗して極めて強靭であり、施工時や輸送時の変形外
力に対してもクラックが生じることがなく、取扱い性に
優れている。
げ面が既設のALCやRCの如く凹凸があっても、また
橋脚や柱の表面の如く曲面であっても、被仕上げ面に沿
ってそのまま貼り付けることが出来る。また、基材3は
弾性樹脂を粘結剤とするモルタルの基層1と基布2とが
含浸一体とされているから、その構造強度と腰の強さと
が相乗して極めて強靭であり、施工時や輸送時の変形外
力に対してもクラックが生じることがなく、取扱い性に
優れている。
(実施例)
次に実施例について説明する。
第3図は、本発明の模様仕上げ材Aの製造方法の一例を
示すものである。図に示す型枠6は、塩ビフィルム、ス
チレンペーパー等を真空成型したもの(成型時に発泡さ
せたものも含む)或はウレタン樹脂を注入成型したもの
であり、複数の独立した凹所61・・・とこれら凹所6
1・・・を区画する同一高さの連続した縦横の突条62
とより成り、更にこの凹所61・・・の底部には細かな
凹凸611 ・・が形成されている。
示すものである。図に示す型枠6は、塩ビフィルム、ス
チレンペーパー等を真空成型したもの(成型時に発泡さ
せたものも含む)或はウレタン樹脂を注入成型したもの
であり、複数の独立した凹所61・・・とこれら凹所6
1・・・を区画する同一高さの連続した縦横の突条62
とより成り、更にこの凹所61・・・の底部には細かな
凹凸611 ・・が形成されている。
この型枠6の凹所61 ・内に、上述の成型模様層4の
為に準備したモルタル組成物を第3図(イ)の如く充填
し、上記突条62の上面と面一になるよう鏝仕上げする
。このモルタル組成物の配合は、通常のモルタルの場合
; セメント:砂(4〜5号):水=1:2〜3 : 0.
4〜0.6、樹脂混入モルタルの場合; セメント:砂(同上):樹脂乳化液(EVA、 AC,
SBR等の乳化液):水=1=2〜3 : 0.1〜0
.4 : 0.3〜0.6、レジンモルタルの場合; 反応系樹脂(反応硬化形樹脂、即ちエポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ウレタン樹脂等):砂(同上)=1=3
〜10(なお、反応系樹脂としては、二液硬化形のもの
及び−液で大気中の水分により硬化するものも含む)、 が夫々望ましく採用される。
為に準備したモルタル組成物を第3図(イ)の如く充填
し、上記突条62の上面と面一になるよう鏝仕上げする
。このモルタル組成物の配合は、通常のモルタルの場合
; セメント:砂(4〜5号):水=1:2〜3 : 0.
4〜0.6、樹脂混入モルタルの場合; セメント:砂(同上):樹脂乳化液(EVA、 AC,
SBR等の乳化液):水=1=2〜3 : 0.1〜0
.4 : 0.3〜0.6、レジンモルタルの場合; 反応系樹脂(反応硬化形樹脂、即ちエポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、ウレタン樹脂等):砂(同上)=1=3
〜10(なお、反応系樹脂としては、二液硬化形のもの
及び−液で大気中の水分により硬化するものも含む)、 が夫々望ましく採用される。
上記の如く凹所61・・・内にモルタル組成物を充填し
た後、第3図(ロ)に示す如く直ちに型枠6の全体を上
記基布2にて覆い、更に第3図(ハ)に示す如くこの基
布2の上から基層1の為に準備したモルタルペースト1
0を流し込み基布2の繊維間に該ペースト10を含浸さ
せると共に上記凹所61 ・内に充填されたモルタル組
成物と融和一体化させる。この場合、先にモルタルペー
スト10を流し込んだ後該ペースト10に基布2を押し
つけ含浸・融和一体化させることも可能である。該モル
タルペースト10の配合は、樹脂混入モルタルの場合; セメント:砂(同上):樹脂乳化液(EVA、 AC,
SBR等の乳化液):水=1:1〜2:0.2〜0.5
: 0.3〜0.4、レジンモルタルの場合; 反応系樹脂(同上):砂(同上)=1:3〜10、が夫
々望ましく採用される。
た後、第3図(ロ)に示す如く直ちに型枠6の全体を上
記基布2にて覆い、更に第3図(ハ)に示す如くこの基
布2の上から基層1の為に準備したモルタルペースト1
0を流し込み基布2の繊維間に該ペースト10を含浸さ
せると共に上記凹所61 ・内に充填されたモルタル組
成物と融和一体化させる。この場合、先にモルタルペー
スト10を流し込んだ後該ペースト10に基布2を押し
つけ含浸・融和一体化させることも可能である。該モル
タルペースト10の配合は、樹脂混入モルタルの場合; セメント:砂(同上):樹脂乳化液(EVA、 AC,
SBR等の乳化液):水=1:1〜2:0.2〜0.5
: 0.3〜0.4、レジンモルタルの場合; 反応系樹脂(同上):砂(同上)=1:3〜10、が夫
々望ましく採用される。
斯くして、上記モルタルを養生硬化させ、型枠6を離型
させると、基材3の基層1を構成するモルタルと成型模
様層4・・・を構成するモルタルとが融和結合し、第1
図及び第2図に示す如く表面に細かな凹凸模様41・・
・を有した成型模様層4・・・と可撓性基材3とが一体
とされた模様仕上げ材Sが得られる。
させると、基材3の基層1を構成するモルタルと成型模
様層4・・・を構成するモルタルとが融和結合し、第1
図及び第2図に示す如く表面に細かな凹凸模様41・・
・を有した成型模様層4・・・と可撓性基材3とが一体
とされた模様仕上げ材Sが得られる。
第4図は、本発明模様仕上げ材Sを既設のALC構造物
の垂直壁面Wに適用した例を示す。この場合、壁面Wを
研磨するなどの不養生をした後樹脂混入セメントを塗っ
て接着層Aを形成し、この接着層Aに本発明の仕上げ材
Sの基材3裏面を押しつけ貼り付けてゆくことにより仕
上げ施工がなされる。この時、基材3が可撓性を有して
いるので、該基材3を反り返るようにしながらその一側
部より押しつけるようにすれば、接着層Aとの界面に気
泡等が残らず強固な接着状態が得られる。
の垂直壁面Wに適用した例を示す。この場合、壁面Wを
研磨するなどの不養生をした後樹脂混入セメントを塗っ
て接着層Aを形成し、この接着層Aに本発明の仕上げ材
Sの基材3裏面を押しつけ貼り付けてゆくことにより仕
上げ施工がなされる。この時、基材3が可撓性を有して
いるので、該基材3を反り返るようにしながらその一側
部より押しつけるようにすれば、接着層Aとの界面に気
泡等が残らず強固な接着状態が得られる。
亦、壁面Wに多少の凹凸があってもそれに沿って密着的
に貼着一体とされる。
に貼着一体とされる。
第5図は、既設建屋の屋上Rに適用した例を示すもので
あり、該屋上Rのコンクリート基盤R1上にアスファル
ト若しくはシート防水層R2を覆設した後、上記同様の
接着層Aを介して本発明の模様仕上げ材Sを貼合一体と
して成る。この場合にも基材3が可撓性を有しているの
で、上記防水層R2の凹凸に沿って貼り付けることが出
来、気泡等を取り込むことなく密着的に貼り付けること
ができる。
あり、該屋上Rのコンクリート基盤R1上にアスファル
ト若しくはシート防水層R2を覆設した後、上記同様の
接着層Aを介して本発明の模様仕上げ材Sを貼合一体と
して成る。この場合にも基材3が可撓性を有しているの
で、上記防水層R2の凹凸に沿って貼り付けることが出
来、気泡等を取り込むことなく密着的に貼り付けること
ができる。
その他、図には示さないが橋脚や柱表面、床或は歩道等
に施工が可能であり、その独特の深みのある凹凸模様或
は施工性の良さ等により従来にない利益がもたらされる
。また、凹凸模様41・・・は図例に限定されず、例え
ば割石模様等も採用可能である。
に施工が可能であり、その独特の深みのある凹凸模様或
は施工性の良さ等により従来にない利益がもたらされる
。また、凹凸模様41・・・は図例に限定されず、例え
ば割石模様等も採用可能である。
(発明の効果)
叙上の如く、本発明の模様仕上げ材は、可撓性のある基
材に複数の成型模様層を一体とし、且つこれら模様層の
間に露出する基材表面を目地部とするものであるから、
これを被仕上げ面に貼り付けるだけで簡易且つ短時間に
その模様仕上げ施工がなされる。そして、各模様層の間
に露出する基材表面が直接目地部として視覚されるから
、従来のように目地仕上げと云った煩わしく且つ被測を
要する作業が不要とされ、しかも模様層の厚みによりこ
の目地部をより浮き立たせることが出来、従来にない深
みのある凹凸模様が発現される。更に、基材は可撓性を
有しているから、被仕上げ面に多少の凹凸があっても、
また曲面であっても自由に貼り付けることができる。加
えて、基材は、弾性樹脂を含むモルタルの基層と基布と
が含浸一体とされて成るから、該基層の構造強度と基布
の腰の強さとが相乗して極めて強靭なものとなり、施工
時や輸送時に変形外力が加わってもクラック等が生じる
懸念がなく、その取扱いの良さも特筆されるべき利点と
して挙げられる。
材に複数の成型模様層を一体とし、且つこれら模様層の
間に露出する基材表面を目地部とするものであるから、
これを被仕上げ面に貼り付けるだけで簡易且つ短時間に
その模様仕上げ施工がなされる。そして、各模様層の間
に露出する基材表面が直接目地部として視覚されるから
、従来のように目地仕上げと云った煩わしく且つ被測を
要する作業が不要とされ、しかも模様層の厚みによりこ
の目地部をより浮き立たせることが出来、従来にない深
みのある凹凸模様が発現される。更に、基材は可撓性を
有しているから、被仕上げ面に多少の凹凸があっても、
また曲面であっても自由に貼り付けることができる。加
えて、基材は、弾性樹脂を含むモルタルの基層と基布と
が含浸一体とされて成るから、該基層の構造強度と基布
の腰の強さとが相乗して極めて強靭なものとなり、施工
時や輸送時に変形外力が加わってもクラック等が生じる
懸念がなく、その取扱いの良さも特筆されるべき利点と
して挙げられる。
このように数多くの利点を有する本発明はその実用価値
極めて大である。
極めて大である。
第1図は本発明の仕上げ材の一例を示す斜視図、第2図
は第1図のn−n線断面図、第3図は本発明仕上げ材の
製造方法の一例を示す概略工程図、第4図及び第5図は
本発明仕上げ材の適用例を示す断面図である。 (符号の説明) 1・・・基層、 2・・・基布、 3・・・基材、 4
・・・成型模様層、 5・・・目地部、 S・・・仕上
げ材−以上− 出願人 株式会社 セントラルエンジニャリング代理人
弁理士(6235)松野英彦 第2図 (ロ) 2 第4図 、°寥 ′4 .:’5 W8・・ 第5図
は第1図のn−n線断面図、第3図は本発明仕上げ材の
製造方法の一例を示す概略工程図、第4図及び第5図は
本発明仕上げ材の適用例を示す断面図である。 (符号の説明) 1・・・基層、 2・・・基布、 3・・・基材、 4
・・・成型模様層、 5・・・目地部、 S・・・仕上
げ材−以上− 出願人 株式会社 セントラルエンジニャリング代理人
弁理士(6235)松野英彦 第2図 (ロ) 2 第4図 、°寥 ′4 .:’5 W8・・ 第5図
Claims (1)
- 1、不織布若しくは織布等の基布に樹脂混入モルタル若
しくはレジンモルタルの基層を含浸一体とした可撓性基
材の片面に、各種モルタルによる複数の成型模様層を一
体的に隔設配置し、これら模様層間に露出する基材表面
を目地部として成る構造物の模様仕上げ材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950787A JPS63312452A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 構造物の模様仕上げ材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950787A JPS63312452A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 構造物の模様仕上げ材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312452A true JPS63312452A (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=15476652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14950787A Pending JPS63312452A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 構造物の模様仕上げ材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63312452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280972A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Ohbayashi Corp | 接合用シート状部材、接合用シート状部材の製造方法、及びコンクリート躯体の表面処理方法 |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP14950787A patent/JPS63312452A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280972A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Ohbayashi Corp | 接合用シート状部材、接合用シート状部材の製造方法、及びコンクリート躯体の表面処理方法 |
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