JPH0626153B2 - フレキシブルケーブルのはんだ接続構造 - Google Patents
フレキシブルケーブルのはんだ接続構造Info
- Publication number
- JPH0626153B2 JPH0626153B2 JP58065472A JP6547283A JPH0626153B2 JP H0626153 B2 JPH0626153 B2 JP H0626153B2 JP 58065472 A JP58065472 A JP 58065472A JP 6547283 A JP6547283 A JP 6547283A JP H0626153 B2 JPH0626153 B2 JP H0626153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- flexible cable
- connection structure
- terminal
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はフレキシブルケーブルのはんだ接続構造に関す
る。
る。
従来、素子と接続される外部引出接続用のリードは、多
点同時接続ができるフレキシブルケーブルが多用されて
いる。この接続構造は、第1図に示すように、素子1の
端子部2に対応してフレキシブルケーブル3のテープ部
4に銅箔よりなるリード部5が形成され、前記端子部2
およびリード部5にはそれぞれはんだめつきなどが施さ
れており、両者を加熱電極で加圧してリフロソルダリン
グする。
点同時接続ができるフレキシブルケーブルが多用されて
いる。この接続構造は、第1図に示すように、素子1の
端子部2に対応してフレキシブルケーブル3のテープ部
4に銅箔よりなるリード部5が形成され、前記端子部2
およびリード部5にはそれぞれはんだめつきなどが施さ
れており、両者を加熱電極で加圧してリフロソルダリン
グする。
しかしながら、この構造はリード部5の接続部がテープ
部4の下にあるので、端子部2とのはんだ付け性の確認
は外観的には判別が困難である。すなわち、全てのリー
ド部5がそれぞれ対応する端子部2にはんだ付けされた
か否かは、リード部5ごとに破壊試験を行う必要があ
る。
部4の下にあるので、端子部2とのはんだ付け性の確認
は外観的には判別が困難である。すなわち、全てのリー
ド部5がそれぞれ対応する端子部2にはんだ付けされた
か否かは、リード部5ごとに破壊試験を行う必要があ
る。
単線のはんだ付け性の確認は、リード部側のはんだの被
覆状況で目視により十分判定できるが、フレキシブルケ
ーブルのように多点同時接続構造は、前記のように目視
による判定ができないので、抜き取り試験によりロツト
管理をする必要があり、製品の信頼性は劣る。
覆状況で目視により十分判定できるが、フレキシブルケ
ーブルのように多点同時接続構造は、前記のように目視
による判定ができないので、抜き取り試験によりロツト
管理をする必要があり、製品の信頼性は劣る。
このような欠点を解消するものとして、第2図に示すよ
うにテープ部4の端部よりリード部5の接続部を突出し
て形成し、このリード部5の突出部を端子部2に接続す
ることが行なわれている。このように、リード部5の接
続部はテープ部4より露出しているので、リード部5側
に露出するはんだの形状、量などではんだ付け性をチエ
ツクが目視により容易に確認できる。
うにテープ部4の端部よりリード部5の接続部を突出し
て形成し、このリード部5の突出部を端子部2に接続す
ることが行なわれている。このように、リード部5の接
続部はテープ部4より露出しているので、リード部5側
に露出するはんだの形状、量などではんだ付け性をチエ
ツクが目視により容易に確認できる。
しかしながら、この構造はフレキシブルケーブル3に加
わる外力、特に折れ曲げ応力などによりリード部5が切
断され易い。またリフロ前に簡単にリード部5の接続部
が曲り易く、端子部2との位置決めが困難となるという
欠点を有する。
わる外力、特に折れ曲げ応力などによりリード部5が切
断され易い。またリフロ前に簡単にリード部5の接続部
が曲り易く、端子部2との位置決めが困難となるという
欠点を有する。
本発明の目的は、はんだ付け性のチエツクが目視により
確認できると共に、リード部の切断および曲りが生じな
いフレキシブルケーブルのはんだ接続構造を提供するこ
とにある。
確認できると共に、リード部の切断および曲りが生じな
いフレキシブルケーブルのはんだ接続構造を提供するこ
とにある。
本発明は、素子の端子部に対応したフレキシブルケーブ
ルのテープ部にスルホールを形成したことを特徴とす
る。
ルのテープ部にスルホールを形成したことを特徴とす
る。
以下、本発明の一実施例を第3図および第4図によつて
説明する。なお、第1図と同じまたは相当部材には同一
符号を付して説明する。素子1の端子部2には、はんだ
付けできるようにはんだがめつきなどにより付けられて
いる。フレキシブルケーブル3には、テープ部4にスル
ホール6を形成し、リード部5の一部を露出させてい
る。このようなフレキシブルケーブル3は、テープ部4
にスルホール6を形成し、銅箔を接着剤で張り合わせ、
エツチングでリード部5を形成させることにより容易に
製作できる。前記リード部5の露出した部分には、はん
だ付けが容易に行なえるように端子部2と同様にはんだ
めつきなどを施す。そこで、素子1の端子部2にフレキ
シブルケーブル3のリード部5のスルホール6部分を重
ね合せ、加熱電極で加圧してリフロソルダリングする。
説明する。なお、第1図と同じまたは相当部材には同一
符号を付して説明する。素子1の端子部2には、はんだ
付けできるようにはんだがめつきなどにより付けられて
いる。フレキシブルケーブル3には、テープ部4にスル
ホール6を形成し、リード部5の一部を露出させてい
る。このようなフレキシブルケーブル3は、テープ部4
にスルホール6を形成し、銅箔を接着剤で張り合わせ、
エツチングでリード部5を形成させることにより容易に
製作できる。前記リード部5の露出した部分には、はん
だ付けが容易に行なえるように端子部2と同様にはんだ
めつきなどを施す。そこで、素子1の端子部2にフレキ
シブルケーブル3のリード部5のスルホール6部分を重
ね合せ、加熱電極で加圧してリフロソルダリングする。
このように、端子部2に対応したテープ部4の部分には
スルホール6が形成され、リード部5の接続部が露出し
ているので、容易に接続状態が観察でき、接続不良が除
外できる。またリード部5の端部はテープ部4で接続さ
れているので、フレキシブルケーブル3に外力が働いて
も、リード部5で受ける応力はテープ部4で支えられる
ことになり、リード部5は断線しにくいと共に、リード
部5の変形がなくなり、位置決めが容易に行なえる。
スルホール6が形成され、リード部5の接続部が露出し
ているので、容易に接続状態が観察でき、接続不良が除
外できる。またリード部5の端部はテープ部4で接続さ
れているので、フレキシブルケーブル3に外力が働いて
も、リード部5で受ける応力はテープ部4で支えられる
ことになり、リード部5は断線しにくいと共に、リード
部5の変形がなくなり、位置決めが容易に行なえる。
本発明によれば、素子の端子部に対応したフレキシブル
ケーブルのテープ部にスルホールを形成してなるので、
はんだ付け性のチエツクが目視により容易に確認できる
と共に、リード部の切断および曲りが著しく減少する。
ケーブルのテープ部にスルホールを形成してなるので、
はんだ付け性のチエツクが目視により容易に確認できる
と共に、リード部の切断および曲りが著しく減少する。
第1図および第2図はそれぞれ従来例の平面図、第3図
は本発明の一実施例を示す平面図、第4図は第3図のA
−A線断面図である。 1……素子、2……端子部、3……フレキシブルケーブ
ル、4……テープ部、5……リード部、6……スルホー
ル。
は本発明の一実施例を示す平面図、第4図は第3図のA
−A線断面図である。 1……素子、2……端子部、3……フレキシブルケーブ
ル、4……テープ部、5……リード部、6……スルホー
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 紘美 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (56)参考文献 特公 昭56−32750(JP,B2) 実公 昭56−25510(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】テープ部の片側に複数の金属箔によるリー
ド部が形成されたフレキシブルケーブルを、前記リード
部に接続される複数の端子部が設けられた素子に多点同
時はんだ接続する接続構造において、前記テープ部は、
前記リード部の前記端子部への接続部において、前記端
子への前記リード部の接続状態が目視観察できるよう
に、単一のスルーホールが形成されていることを特徴と
するフレキシブルケーブルのはんだ接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065472A JPH0626153B2 (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | フレキシブルケーブルのはんだ接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065472A JPH0626153B2 (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | フレキシブルケーブルのはんだ接続構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007894A Division JPH07211368A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スルーホールを有するフレキシブルケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191275A JPS59191275A (ja) | 1984-10-30 |
JPH0626153B2 true JPH0626153B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=13288082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58065472A Expired - Lifetime JPH0626153B2 (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | フレキシブルケーブルのはんだ接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626153B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168554A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-08 | Agency Of Ind Science & Technol | センサ−用保護膜 |
JP2613243B2 (ja) * | 1988-03-09 | 1997-05-21 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置の製造方法 |
JP5626653B2 (ja) * | 2010-07-15 | 2014-11-19 | 大日本印刷株式会社 | サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、ハードディスクドライブ、サスペンション用基板の製造方法、およびサスペンションの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6055990B2 (ja) * | 1979-08-27 | 1985-12-07 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58065472A patent/JPH0626153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59191275A (ja) | 1984-10-30 |
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