JP3511682B2 - 電気接続子 - Google Patents

電気接続子

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JP3511682B2
JP3511682B2 JP20053694A JP20053694A JP3511682B2 JP 3511682 B2 JP3511682 B2 JP 3511682B2 JP 20053694 A JP20053694 A JP 20053694A JP 20053694 A JP20053694 A JP 20053694A JP 3511682 B2 JP3511682 B2 JP 3511682B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品を電気的に接
続するための電気接続子に関する。
【0002】
【従来の技術】電気部品の負荷側と制御側、または信号
側と制御側を電気的に接続するための電気接続子とし
て、図7及び図8に示すものがある。このものは、ピン
端子20を刃受け端子21に挿入することにより電気的接続
を図るものであり、ピン端子20及び刃受け端子21をそれ
ぞれリード線22,23 の一端とかしめ接続し、リード線2
2,23 の他端をプリント基板(図示せず)等に半田付け
接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の電気接続子は、
ピン端子と刃受け端子の着脱が容易であるとともに、ピ
ン端子及び刃受け端子はリード線でもってプリント基板
に接続されているため、この電気接続子に外部よりの機
械的ストレスが直接加わりにくい構造となっている。し
かしながら、ピン端子及び刃受け端子は、リード線をか
しめ接続しなければならないため、リード線の被覆の除
去、接続のための位置決め、かしめ作業など複数の製造
工程が必要であり、製造の手間がかかっていた。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、製造が容易な電
気接続子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の電気接続子は、大略長板状をなす
基部の一端部に幅方向に所定間隔を有して対向する対向
片を連設し両対向片を連結する連結片とともに第1挟着
部を設けた第1接続子本体と、大略長板状をなす基部の
一端部に幅方向に第1接続子本体の基部の幅より僅かに
広い間隔を有して対向する対向片を連設し両対向片を連
結する連結片とともに第2挟着部を設けた第2接続子本
体と、よりなり、第1挟着部により第2接続子本体の基
部を、第2挟着部により第1接続子本体の基部を、それ
ぞれ挟着してなる構成としている。
【0006】また、請求項2記載の電気接続子は、請求
項1記載の両接続子本体の少なくとも一方の基部に、そ
の対向片に隣接する位置に幅狭部を設け、他方の対向片
を幅狭部より僅かに広い間隔を有して形成してなる構成
としている。
【0007】また、請求項3記載の電気接続子は、請求
項1または2記載の両接続子本体を両挟着部の並ぶ方向
であって両挟着部と重ならない位置において溶接接合し
てなる構成としている。
【0008】また、請求項4記載の電気接続子は、請求
項1乃至3記載の両接続子本体の少なくとも一方の基部
に、外部よりの機械的ストレスを吸収する折り曲げ状の
吸収部を設けてなる構成としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、第1接続子本体
及び第2接続子本体は、大略長板状であってその一端部
にお互いを挟着できるようになっているため、リード線
が不要となり製造が容易となるとともに、各接続子本体
を挟着することにより面接触となるため、電気的接続の
信頼性が高くなる。
【0010】また、請求項2記載の構成によれば、請求
項1の作用に加えて、一方の接続子本体の対向片で他方
の接続子本体の幅狭部を挟みこむことにより、各接続子
本体を挟着する場合の位置決めがし易くなる。
【0011】また、請求項3記載の構成によれば、請求
項1または2の作用に加えて、両接続子本体を溶接接合
するため、機械的接続の信頼性が高くなる。
【0012】また、請求項4記載の構成によれば、請求
項1乃至3の作用に加えて、外部より機械的ストレスが
各接続子本体に加わっても吸収部でを吸収するため、曲
がったり、挟着がはずれたりがしにくくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。図1は電気接続子の挟着前の斜視図
であり、電気接続子は、第1接続子本体1 と第2接続子
本体11とより構成されている。
【0014】第1接続子本体1 は、電気部品の負荷側や
制御側等に接続されるものであって、導電性金属で大略
長板状に形成された基部2 の一端部2aに、後述する第2
接続子本体11の基部より僅かに広い間隔を有する対向片
3,3 を連設し、その対向片3,3 を連結する連結片4 と並
設して第1挟着部5 を設けている。この第1挟着部5
は、第2接続子本体11の対向片の間隔より僅かに狭い間
隔を有す幅狭部6 を有している。また、一端部2aの連結
片4 、第1挟着部5 と重ならない位置に第2接続子本体
11と溶接するための溶接部7 がある。さらに、一端部2a
の端面2bと反対側の位置には、外部よりの一端部2aに加
わる機械的ストレスを吸収する折り曲げ状の吸収部8 を
有している。また、図示していないが、基部2 の他端部
は、プリント基板に固定や半田付け接続されたり、ピン
端子等に接続されたりする。
【0015】一方、第2接続子本体11も、電気部品の負
荷側や制御側等に接続されるものであって、導電性金属
で大略長板状に形成された基部12の一端部12a に、第1
接続子本体1 の幅狭部6 より僅かに広い間隔を有する対
向片13,13 を連設し、その対向片13,13 を連結する連結
片14と並設して第2挟着部15を設けている。この第2挟
着部15は、第1接続子本体1 の対向片3,3 の間隔より僅
かに狭い間隔を有している。また、一端部12a の第2挟
着部15、連結片14と重ならない位置に第1接続子本体1
と溶接するための溶接部17がある。さらに、一端部12a
の端面12b と反対側の位置には、外部よりの一端部12a
に加わる機械的ストレスを吸収する折り曲げ状の吸収部
18を有している。また、図4に示すように、基部12の他
端部12cは、プリント基板19に固定されている。
【0016】次に、第1接続子本体1 と第2接続子本体
11の接続の仕方について説明する。図1に示すように、
第1接続子1 の第1挟着部5 の幅狭部6 と第2接続子11
の対向片13,13 が対向するように、そして、第1接続子
1 の対向片3,3 と第2接続子11の第2挟着部15が対向す
るように、両接続子本体1,11を重ね合わせる。このと
き、幅狭部6 と対向片13,13 により両接続子本体1,11の
位置決めがなされる。そして、図2に示すように、対向
片3,3 と対向片13,13 をかしめて両接続子本体1,11を挟
着する。さらに、溶接部7 と溶接部17をスポット溶接で
接続する。
【0017】このように、2か所でかしめ接続し、1か
所溶接を行うことにより、電気的及び機械的接続の信頼
性を確保できるとともに、作業性が向上し生産コストが
安くなる。また、吸収部8,18により外部よりの一端部2
a,12aに加わる機械的ストレスを吸収するので、第1接
続子本体1 及び第2接続子本体11が曲がったり、挟着が
はずれたりがしにくくなる。
【0018】次に、本発明の第2実施例を図5及び図6
に基づいて説明する。この実施例は、各接続子本体の構
造を少し変えたものである。
【0019】第1接続子本体1 は、導電性金属で大略長
板状に形成された基部2 の一端部2aに、第2接続子本体
11の第2挟着部15より僅かに広い間隔を有する対向片3,
3 を連設し、その対向片3,3 を連結する連結片4 と並設
して第1挟着部5 を設けている。この第1挟着部5 は、
第2接続子本体11の対向片の間隔より僅かに狭い外幅を
有する略U字状の幅狭部6 を有している。また、連結片
4 の略中央部には、第1挟着部5 側より延びる幅1mm程
度の溝部4aがある。また、一端部2aの連結片4、第1挟
着部5 と重ならない位置に第2接続子本体11と溶接する
ための溶接部7がある。また、図示していないが、基部2
の他端部は、プリント基板に固定や半田付け接続され
たり、ピン端子等に接続されたりする。
【0020】一方、第2接続子本体11も、電気部品の負
荷側や制御側等に接続されるものであって、導電性金属
で折り曲げ形成して大略長板状の基部12の一端部12a
に、第1接続子本体1 の幅狭部6 より僅かに広い間隔を
有する対向片13,13 を連設し、その対向片13,13 を連結
する連結片14と並設して第2挟着部15を設けている。こ
の第2挟着部15は、第1接続子本体1 の対向片3,3 の間
隔より僅かに狭い間隔を有している。また、一端部12a
の第2挟着部15、連結片14と重ならない位置に第1接続
子本体1 と溶接するための溶接部17がある。また、図示
していないが、基部12の他端部も、プリント基板に固定
や半田付け接続されたり、ピン端子等に接続されたりす
る。
【0021】次に、第1接続子本体1 と第2接続子本体
11の接続の仕方について説明する。第1接続子1 の第1
挟着部5 の幅狭部6 と第2接続子11の対向片13,13 が対
向するように、そして、第1接続子1 の対向片3,3 と第
2接続子11の第2挟着部15が対向するように、両接続子
本体1,11を重ね合わせる。このとき、折り曲げ形成され
た基部12は、溝部4aに嵌まり込むとともに、幅狭部6 と
対向片13,13 により両接続子本体1,11の位置決めがなさ
れる。そして、対向片3,3 と対向片13,13 をかしめて両
接続子本体1,11を挟着する。さらに、溶接部7 と溶接部
17をスポット溶接で接続する。
【0022】なお、本実施例は一例を示すものであり、
要は、2個の導電性金属からなる板材をかしめ接続する
ものであればよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の電気接続子は、第1接続
子本体及び第2接続子本体は、大略長板状であってその
一端部にお互いを挟着できるようになっているため、リ
ード線が不要となり製造が容易となるとともに、各接続
子本体を挟着することにより面接触となるため、電気的
接続の信頼性が高くなる。
【0024】また、請求項2記載の電気接続子は、請求
項1の効果に加えて、一方の接続子本体の対向片で他方
の接続子本体の幅狭部を挟みこむことにより、各接続子
本体を挟着する場合の位置決めがし易くなるので、各接
続子本体同士を挟着する作業が容易となる。
【0025】また、請求項3記載の電気接続子は、請求
項1または2の効果に加えて、両接続子本体を溶接接合
するため、機械的接続の信頼性が高くなる。
【0026】また、請求項4記載の電気接続子は、請求
項1乃至3の効果に加えて、外部より機械的ストレスが
各接続子本体に加わっても吸収部でを吸収するため、曲
がったり、挟着がはずれたりがしにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気接続子の挟着前
の斜視図である。
【図2】その電気接続子の挟着後の斜視図である。
【図3】その第1接続子本体の斜視図である。
【図4】その第2接続子本体の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す電気接続子の第1接
続子本体の斜視図である。
【図6】その第2接続子本体の斜視図である。
【図7】本発明の従来例を示す電気接続子の一部品であ
るピン端子の斜視図である。
【図8】その別の部品である刃受け端子の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第1接続子本体 2 基部 3 対向片 4 連結片 4a 溝部 5 第1挟着部 6 幅狭部 7 溶接部 8 吸収部 11 第2接続子本体 12 基部 13 対向片 14 連結片 15 第2挟着部 16 幅狭部 17 溶接部 18 吸収部 19 プリント基板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大略長板状をなす基部の一端部に幅方
    向に所定間隔を有して対向する対向片を連設し両対向片
    を連結する連結片とともに第1挟着部を設けた第1接続
    子本体と、大略長板状をなす基部の一端部に幅方向に第
    1接続子本体の基部の幅より僅かに広い間隔を有して対
    向する対向片を連設し両対向片を連結する連結片ととも
    に第2挟着部を設けた第2接続子本体と、よりなり、第
    1挟着部により第2接続子本体の基部を、第2挟着部に
    より第1接続子本体の基部を、それぞれ挟着してなる電
    気接続子。
  2. 【請求項2】 前記両接続子本体の少なくとも一方の
    基部に、その対向片に隣接する位置に幅狭部を設け、他
    方の対向片を幅狭部より僅かに広い間隔を有して形成し
    てなる請求項1記載の電気接続子。
  3. 【請求項3】 前記両接続子本体を両挟着部の並ぶ方
    向であって両挟着部と重ならない位置において溶接接合
    してなる請求項1または2記載の電気接続子。
  4. 【請求項4】 前記両接続子本体の少なくとも一方の
    基部に、外部よりの機械的ストレスを吸収する折り曲げ
    状の吸収部を設けてなる請求項1乃至3記載の電気接続
    子。
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