JPH07211368A - スルーホールを有するフレキシブルケーブル - Google Patents
スルーホールを有するフレキシブルケーブルInfo
- Publication number
- JPH07211368A JPH07211368A JP7007894A JP789495A JPH07211368A JP H07211368 A JPH07211368 A JP H07211368A JP 7007894 A JP7007894 A JP 7007894A JP 789495 A JP789495 A JP 789495A JP H07211368 A JPH07211368 A JP H07211368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- hole
- flexible cable
- parts
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
- H05K3/363—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、はんだ付け性のチェツクが目
視により確認できると共に、リード部の切断および曲り
が生じないフレキシブルケーブルを提供することにあ
る。 【構成】テープ部４の片側面に複数本の金属箔によるリ
ード線５が形成されたフレキシブルケーブルであって、
上記各リード線５に接続されるように複数本の端子部２
が設けられた回路基板１に半田接続するためにスルーホ
ール６を有するフレキシブルケーブル３において、上記
各リード線５よりも上記回路基板の各端子部２を太く
し、上記テープ部の端部に設けた上記リード部の上記端
子部への接続部が、単一のスルーホール６であって、か
つ、上記リード部とほぼ平行に設けられたテープ部分が
残存するように設けられたスルーホールが形成されてい
る。
視により確認できると共に、リード部の切断および曲り
が生じないフレキシブルケーブルを提供することにあ
る。 【構成】テープ部４の片側面に複数本の金属箔によるリ
ード線５が形成されたフレキシブルケーブルであって、
上記各リード線５に接続されるように複数本の端子部２
が設けられた回路基板１に半田接続するためにスルーホ
ール６を有するフレキシブルケーブル３において、上記
各リード線５よりも上記回路基板の各端子部２を太く
し、上記テープ部の端部に設けた上記リード部の上記端
子部への接続部が、単一のスルーホール６であって、か
つ、上記リード部とほぼ平行に設けられたテープ部分が
残存するように設けられたスルーホールが形成されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スルーホールを有する
フレキシブルケーブルであって、特に、液晶表示素子と
プリント配線基板との間等の接続に用いられＴＣＰ（テ
ープキャリアパッケージ）等のフレキシブルケーブルの
構造に関する。
フレキシブルケーブルであって、特に、液晶表示素子と
プリント配線基板との間等の接続に用いられＴＣＰ（テ
ープキャリアパッケージ）等のフレキシブルケーブルの
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリント配線基板素子（ＰＣＢ）
等の基板素子１と接続される外部引出接続用のリード
は、多点同時接続がてきるフレキンブルケーブルが多用
されている。この接続構造は、図１に示すように、素子
１の端子部２に対応してフレキシブルケーブル３のテー
プ部４に銅箔よりなるリード部５が形成され、前記端子
部２およびリード部５にはそれぞれ半田メッキ等が施さ
れており、両者を加熱電極て加圧してリフロソルダリン
グするようにしていた。
等の基板素子１と接続される外部引出接続用のリード
は、多点同時接続がてきるフレキンブルケーブルが多用
されている。この接続構造は、図１に示すように、素子
１の端子部２に対応してフレキシブルケーブル３のテー
プ部４に銅箔よりなるリード部５が形成され、前記端子
部２およびリード部５にはそれぞれ半田メッキ等が施さ
れており、両者を加熱電極て加圧してリフロソルダリン
グするようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、この構造はリード部５の接続部がテープ部４の下に
あるので、端子部２との半田付け性の確認は外観的には
判別が困難である。すなわち、全てのリード部５がそれ
ぞれ対応する端子部２にはんだ付けされたか否かは、リ
ード部５ごとに破壊試験を行う必要がある。
は、この構造はリード部５の接続部がテープ部４の下に
あるので、端子部２との半田付け性の確認は外観的には
判別が困難である。すなわち、全てのリード部５がそれ
ぞれ対応する端子部２にはんだ付けされたか否かは、リ
ード部５ごとに破壊試験を行う必要がある。
【０００４】単線の半田付け性の確認は、リード部側の
はんだの被覆状況で目視により十分判定できるが、フレ
キシブルケーブルのように多点同時接続構造は、前記の
ように目視による判定ができないので、抜き取り試験に
よりロット管理をする必要があり、製品の信頼性は劣る
ことになる。
はんだの被覆状況で目視により十分判定できるが、フレ
キシブルケーブルのように多点同時接続構造は、前記の
ように目視による判定ができないので、抜き取り試験に
よりロット管理をする必要があり、製品の信頼性は劣る
ことになる。
【０００５】このような欠点を解消するものとして、図
２に示すようにテープ部４の端部よりリード部５の接続
部を突出して形成し、このリード部５の突出部を端子部
２に接続することが行なわれている。このように、リー
ド部５の接続部はテープ部４より露出しているので、リ
ード部５側に露出するはんだの形状、量などではんだ付
け性のチヱックが目視により容易に確認できる。
２に示すようにテープ部４の端部よりリード部５の接続
部を突出して形成し、このリード部５の突出部を端子部
２に接続することが行なわれている。このように、リー
ド部５の接続部はテープ部４より露出しているので、リ
ード部５側に露出するはんだの形状、量などではんだ付
け性のチヱックが目視により容易に確認できる。
【０００６】しかしながら、この構造はフレキシブルケ
ーブルに加わる外力、特に折れ曲げ応力などによりリー
ド部５が切断され易い。また、リフロ前に簡単にリード
部５の接続部が曲り易く、端子部２との位置決めが困難
となるという欠点を有する。
ーブルに加わる外力、特に折れ曲げ応力などによりリー
ド部５が切断され易い。また、リフロ前に簡単にリード
部５の接続部が曲り易く、端子部２との位置決めが困難
となるという欠点を有する。
【０００７】〔発明の目的〕本発明の目的は、はんだ付
け性のチェツクが目視により確認できると共に、リード
部の切断および曲りが生じないフレキシブルケーブルを
提供することにある。
け性のチェツクが目視により確認できると共に、リード
部の切断および曲りが生じないフレキシブルケーブルを
提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフレキシブルケーブルは、テープ部の片側
面に複数本の金属箔によるリード線が形成されたフレキ
シブルケーブルであって、上記各リード線に接続される
ように複数本の端子部が設けられた基板素子に半田接続
するためにスルーホールを有するフレキシブルケーブル
において、上記各リード線よりも上記基板素子の各端子
部を太くし、上記テープ部の端部に設けた上記リード部
の上記端子部への接続部が、単一のスルーホールであっ
て、かつ、上記リード部とほぼ平行に設けられたテープ
部分が残存するように設けられたスルーホールが形成さ
れていることを特徴とする。
に、本発明のフレキシブルケーブルは、テープ部の片側
面に複数本の金属箔によるリード線が形成されたフレキ
シブルケーブルであって、上記各リード線に接続される
ように複数本の端子部が設けられた基板素子に半田接続
するためにスルーホールを有するフレキシブルケーブル
において、上記各リード線よりも上記基板素子の各端子
部を太くし、上記テープ部の端部に設けた上記リード部
の上記端子部への接続部が、単一のスルーホールであっ
て、かつ、上記リード部とほぼ平行に設けられたテープ
部分が残存するように設けられたスルーホールが形成さ
れていることを特徴とする。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、各リード線よりも上記回路
基板の各端子部を太くすることによって、リフロー時の
接続を確実たらしめ、かつ、はんだ付け性のチェックが
目視により確認できると共に、リード部の切断および曲
がりを減少するといった基本的作用の他、リフロー時の
熱の伝導効率を向上し、上記スルーホール内のリード部
と平行に設けられたテープ部によって接続後においても
素子基板の熱膨張等を起因とする「ずれ」に対して補強
と復元力を与えるという様々な付随的な作用を有するの
である。
基板の各端子部を太くすることによって、リフロー時の
接続を確実たらしめ、かつ、はんだ付け性のチェックが
目視により確認できると共に、リード部の切断および曲
がりを減少するといった基本的作用の他、リフロー時の
熱の伝導効率を向上し、上記スルーホール内のリード部
と平行に設けられたテープ部によって接続後においても
素子基板の熱膨張等を起因とする「ずれ」に対して補強
と復元力を与えるという様々な付随的な作用を有するの
である。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図３および図４に
よつて説明する。なお、図１と同じまたは相当部材は同
一符号を付して説明する。素子１の端子部２には、はん
だ付けできるようにはんだがめっきなどにより付けられ
ている。フレキシブルケーブル３には、テープ部４にス
ルホール６を形成し、リード部５の一部を露出させてい
る。このようなフレキシブルケーブル３は、テープ部４
にスルーホール６を形成し、銅箔を接着剤で張り合わ
せ、エッチングでリード部５を形成させることにより容
易に製作できる。前記リード部５の露出した部分には、
はんだ付けが容易に行なえるように端子部２と同様には
んだめっきなどを施す。そこで、素子１の端子部２にフ
レキシブルケーブル３のリード部５のスルーホール６部
分を重ね合せ、加熱電極で加圧してリフロソルダリング
する。
よつて説明する。なお、図１と同じまたは相当部材は同
一符号を付して説明する。素子１の端子部２には、はん
だ付けできるようにはんだがめっきなどにより付けられ
ている。フレキシブルケーブル３には、テープ部４にス
ルホール６を形成し、リード部５の一部を露出させてい
る。このようなフレキシブルケーブル３は、テープ部４
にスルーホール６を形成し、銅箔を接着剤で張り合わ
せ、エッチングでリード部５を形成させることにより容
易に製作できる。前記リード部５の露出した部分には、
はんだ付けが容易に行なえるように端子部２と同様には
んだめっきなどを施す。そこで、素子１の端子部２にフ
レキシブルケーブル３のリード部５のスルーホール６部
分を重ね合せ、加熱電極で加圧してリフロソルダリング
する。
【００１１】このように、端子部２に対応したテープ部
４の部分にはスルーホール６が形成され、リード部５の
接続部が露出しているので、容易に接続状態が観察で
き、接続不良が除外できる。また、リード部５の端部は
テープ部４で接続されているので、フレキシブルケーブ
ル３に外力が働いても、リード部５で受ける応力はテー
プ部４で支えられることになり、リード部５は断線しに
くいと共に、リード部５の変形がなくなり、位置決めが
容易に行える。
４の部分にはスルーホール６が形成され、リード部５の
接続部が露出しているので、容易に接続状態が観察で
き、接続不良が除外できる。また、リード部５の端部は
テープ部４で接続されているので、フレキシブルケーブ
ル３に外力が働いても、リード部５で受ける応力はテー
プ部４で支えられることになり、リード部５は断線しに
くいと共に、リード部５の変形がなくなり、位置決めが
容易に行える。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、素子の端子部に対応し
たフレキシブルケーブルのテープ部にスルーホールを形
成してなるので、はんだ付け性のチェツクが目視により
容易に確認できると共に、リード部の切断および曲りが
著しく減少する。
たフレキシブルケーブルのテープ部にスルーホールを形
成してなるので、はんだ付け性のチェツクが目視により
容易に確認できると共に、リード部の切断および曲りが
著しく減少する。
【図１】従来のフレキシブルケーブル平面図である。
【図２】従来のフレキシブルケーブル平面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図４】図３に示したＡ−Ａ線断面図である。
１…基板素子、２…端子部、３…フレキシブルケーブ
ル、４…テープ部、５…リード部、６…スルーホール。
ル、４…テープ部、５…リード部、６…スルーホール。
Claims (1)
- 【請求項１】テープ部の片側面に複数本の金属箔による
リード線が形成されたフレキシブルケーブルであって、
上記各リード線に接続されるように複数本の端子部が設
けられた基板素子に半田接続するためにスルーホールを
有するフレキシブルケーブルにおいて、 上記各リード線よりも上記基板素子の各端子部を太く
し、上記テープ部の端部に設けた上記リード部の上記端
子部への接続部が、単一のスルーホールであって、か
つ、上記リード部とほぼ平行に設けられたテープ部分が
残存するように設けられたスルーホールが形成されてい
ることを特徴とするフレキシブルケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007894A JPH07211368A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スルーホールを有するフレキシブルケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007894A JPH07211368A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スルーホールを有するフレキシブルケーブル |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58065472A Division JPH0626153B2 (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | フレキシブルケーブルのはんだ接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211368A true JPH07211368A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11678296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7007894A Pending JPH07211368A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | スルーホールを有するフレキシブルケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07211368A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013506298A (ja) * | 2009-09-23 | 2013-02-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 電気的接続部及びその製造法 |
| US8492673B2 (en) | 2008-12-23 | 2013-07-23 | HGST Netherlands B.V. | Reducing a generation of contaminants during a solder reflow process |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140294A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-01 | Hitachi Ltd | Method of thermally connecting solderlessly flexible circuit board |
| JPS56142693A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-07 | Sharp Kk | Method of connecting printed board |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7007894A patent/JPH07211368A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140294A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-01 | Hitachi Ltd | Method of thermally connecting solderlessly flexible circuit board |
| JPS56142693A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-07 | Sharp Kk | Method of connecting printed board |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8492673B2 (en) | 2008-12-23 | 2013-07-23 | HGST Netherlands B.V. | Reducing a generation of contaminants during a solder reflow process |
| JP2013506298A (ja) * | 2009-09-23 | 2013-02-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 電気的接続部及びその製造法 |
| JP2015167238A (ja) * | 2009-09-23 | 2015-09-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 電気的構成部分組立品及び可撓性ライティング組立品 |
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