JPH0626124U - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JPH0626124U
JPH0626124U JP5032592U JP5032592U JPH0626124U JP H0626124 U JPH0626124 U JP H0626124U JP 5032592 U JP5032592 U JP 5032592U JP 5032592 U JP5032592 U JP 5032592U JP H0626124 U JPH0626124 U JP H0626124U
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JP
Japan
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switch
switch knob
knob
coil spring
push
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JP5032592U
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成史 杉浦
勝也 畔柳
秀樹 宇野
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Kojima Industries Corp
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Kojima Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチノブの表面に触れても容易に横方向
へ動くことのない、各スイッチノブ間の間隔が均一なプ
ッシュスイッチを提供する。 【構成】スイッチノブ6の非押下状態において、コイル
ばね10はαだけ縮設した状態となり、コイルばね10
はロッド5を介してスイッチノブ6をパネル11へ押圧
付勢する。これによりスイッチノブ6の表面に触れても
容易に横方向へ動くことはない。そして、スイッチノブ
6を押下すると、スイッチノブ6に接続されているロッ
ド5は板ばね9及びコイルばね10の付勢力に抗して押
下され、接点手段が接続し、プッシュスイッチ1はオン
状態となる。それから、操作者がスイッチノブ6から指
を離すと、プッシュスイッチ1はコイルばね10の付勢
力により、元の状態に復帰するが、回路の電気的接続に
よりオン状態は維持される。そして他のスイッチが押さ
れると別の機能に切り替える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種のキーボードに用いられるプッシュスイッチに係り、特にスイ ッチノブのがたつきを防止するプッシュスイッチの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種のキーボードに用いられるプッシュスイッチが知られている(実開 昭63−77230号公報参照)。
【0003】 図5は、複数のプッシュスイッチを備えるキーボード例えば自動車のインスト ルメントパネルのエアコン制御部を示す斜視図である。プッシュスイッチ1は、 図5に示すように、キーボードハウジング2に一列に複数個配置されている。
【0004】 そして、それぞれのプッシュスイッチ1は、図6に示すように、基板3上に固 定されたスイッチ本体4を有しており、スイッチ本体4にはロッド5が進退自在 に支持されている。更に、ロッド5には、スイッチノブ6が接続されており、ス イッチノブ6の頭部はキーボードハウジング2より所定量だけ露出するように配 設されている。また、スイッチノブ6間には、スイッチノブ6の押下距離を規制 すると共にスイッチノブ6をスイッチ本体4に向けて案内する案内部7が設けら れており、案内部7はキーボードハウジング2と一体に形成されている。
【0005】 そして、それぞれのスイッチ本体4には、図7に示すように、基板3に穿設さ れた穴(図示せず)に挿入して電気的に接続するための端子8が下方に設けられ ており、スイッチ本体4内部には、板ばね9と、ロッド5を上方に付勢するコイ ルばね10が設けられている。また、ロッド5の下端部には球状部材14が取り 付けられており、球状部材14はスイッチノブ6の押下状態において板ばね9と 係合し、接点手段をオン状態に維持するようになっている。
【0006】 従って、操作者が、図8に示すように、スイッチノブ6を押下すると、スイッ チノブ6は案内部7に案内されて所定停止位置まで押し下げられる。すると、ス イッチノブ6に接続されているロッド5はコイルばね10の付勢力に抗して押下 され、接点手段が接続し、プッシュスイッチ1はオン状態となる。そして、操作 者がスイッチノブ6から指を離すと、ロッド5はコイルスプリングの付勢力によ り元の状態へ復帰するが、接点構造のオンは維持される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のプッシュスイッチを備えるキーボードは、以上のように構成されている ので、スイッチノブ6が押下されていない状態において、スイッチノブ6の表面 に触れると、スイッチノブ6は、図9に示すように、容易に横方向へ動いてしま うという問題点があった。また、外力がかかっていない状態においても、各スイ ッチノブ6の表面は正確には同一平面を構成せず、各スイッチノブ6間の間隔も 不均一となり、外観上、見苦しいという美観的な問題点がある。
【0008】 そこで、この問題点を解消するものとして、コイルばね10の他に弾性材を別 設し、この弾性材によりスイッチノブを常に付勢するプッシュスイッチが提案さ れている(実公平4−7536号公報及び実開平3−48817号公報参照)。 しかしながら、実公平4−7536号公報及び実開平3−48817号公報に 記載されているプッシュスイッチでは、弾性材を別設しなければならず、部品点 数が増大すると共に組み立て工程が増大するという問題点があった。
【0009】 この考案は、上記のような課題を解消するためになされたもので、スイッチノ ブの表面に触れても容易に横方向へ動くことのない、各スイッチノブ間の間隔が 均一となるキーボードにおけるプッシュスイッチを提供することを目的とするも のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述事情に鑑みなされたもので、本考案に係るプッシュスイッチは 、基板上に固定されかつ弾性体を内蔵するスイッチ本体と、スイッチ本体内部の 弾性体を介して進退自在に支持されたスイッチノブと、スイッチノブと係合する パネルと、を備え、前記弾性体が、スイッチノブの非押下動作状態においてもス イッチノブをパネルへ向けて付勢する位置にスイッチ本体を配置したことを特徴 とするものである。
【0011】
【作用】
上述構成に基づき、本考案に係るプッシュスイッチは、操作者が、スイッチノ ブを押下すると、スイッチノブはスイッチ本体内部の弾性体の付勢力に抗して押 下され、接点手段が接続し、プッシュスイッチはオン状態となる。そして、操作 者がスイッチノブから指を離すと、弾性体の付勢力によりスイッチノブは押し戻 され、非押下状態(オフ状態)に戻る。この非押下動作状態において、スイッチ ノブは、弾性体によりパネルへ向けて付勢されており、スイッチノブの表面に触 れても容易に横方向へ動くことはない。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図を用いて説明する。
【0013】 図1は、本考案に係るプッシュスイッチを示す断面図である。
【0014】 プッシュスイッチ1は、図1に示すように、基板上に固定されたスイッチ本体 4と、スイッチ本体4に進退自在に支持されているロッド5と、ロッド5の上端 に固定されたスイッチノブ6と、キーボードハウジングを構成するパネル11と により構成されている。そして、スイッチノブ6の外周部分にはパネル11に係 止される係止部6aが一体に形成されており、スイッチノブ6の頭部がパネル1 1より所定量だけ露出するようになっている。更に、ロッド5は正面視逆T字状 をしており、ロッド5の下端部5aはスイッチ本体4内に収納されている。
【0015】 そして、それぞれのスイッチ本体4は、スイッチケース12と、スイッチケー ス12の下方に設けられかつ基板に穿設された穴(図示せず)に挿入して電気的 に接続するための端子8と、スイッチ本体4内部に設けられている節度を発生さ せる板ばね9と、ロッド5を上方に付勢するコイルばね10と、ロッド5の下端 部5a、板ばね9及びコイルばね10を覆うスイッチカバー13とにより構成さ れており、スイッチノブ6がパネル11に当接した状態でコイルばね10が所定 距離(α)だけ縮設された位置すなわちロッド5の下端部5aの上面5bがスイ ッチカバー13より所定距離(α)した位置に配置されている。また、ロッド5 の下端部5aには球状部材14が取り付けられており、球状部材14はスイッチ ノブ6の押下状態において板ばね9と係合し、節度感を発生させるようになって いる。所定距離(α)は0.5mm程度が望ましいことが実験により判明してい る。
【0016】 なお、一般的なプッシュスイッチでは、スイッチノブ6がパネル11に当接し た状態でコイルばね10が所定距離(α)だけ縮設された位置に配置しても、所 定距離(α)分のストロークを見込んでいないので組み付け誤差、寸法誤差等に よりスイッチノブ6がパネル11に当接した状態でコイルばね10が所定距離( α)だけ縮設しないことがあり、また接点手段がオン状態になってしまう虞があ り、そこで本考案においては、予め所定距離(α)だけ縮設された位置に配置す ることを考慮して接点手段の離間距離を所定距離(α)分長くしている。
【0017】 また、所定距離(α)を確保するために、図2に示すように、スイッチノブ6 の上端から端子8の下端までの距離Aを所定距離(α)分縮め、または、ロッド 5の上端から下端部5aの上面までの距離Bを所定距離(α)分延ばしてもよい 。
【0018】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0019】 従って、操作者が図3に示すように、スイッチノブ6を押下すると、スイッチ ノブ6に接続されているロッド5は板ばね9及びコイルばね10の付勢力に抗し て押下され、接点手段が接続し、プッシュスイッチ1はオン状態となる。それか ら、操作者がスイッチノブ6から指を離すと、ロッド5は、コイルばね10の付 勢力により元の位置に復帰するが、電気的接続によりオン状態は維持される。
【0020】 そして、他のスイッチが押されると電気的接続により他の機能が設定される。 この際、コイルばね10は所定距離(α)だけ縮設した状態となり、コイルばね 10はロッド5を介してスイッチノブ6をパネル11へ押圧付勢する。これによ りスイッチノブ6の表面に触れても容易に横方向へ動くことがなく、各スイッチ ノブ間の間隔は常に均一となる。
【0021】 なお、上述実施例においては、プッシュスイッチとしてメカ式のプッシュスイ ッチを例にとり説明したが、本考案はこれに限定されず、図4に示すようなラバ ーコンタクトスイッチにも適用できる。なお、図4において、15は接点、16 はゴムの弾性材により構成されたスイッチ本体であり、スイッチ本体16は所定 距離(α)だけ撓む位置に配設されており、ロッド5を介してスイッチノブ6を パネル11へ押圧付勢するようになっている。
【0022】 また、上述実施例においては、プッシュスイッチとしてノンロック式のプッシ ュスイッチを例にとり説明したが、本考案はこれに限定されず、ロック式のスイ ッチでもよい。この場合は、1つのスイッチが押下した状態にあって他のスイッ チを押下した場合、前記1つのスイッチを元の状態に復帰させるためのカム装置 等を備えることはいうまでもないことである。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、スイッチノブの非押下動作状態におい てもスイッチ本体内の弾性体によりスイッチノブをパネルへ向けて付勢するよう に構成したので、常にスイッチノブをスイッチ本体内の弾性体によりパネルへ向 けて付勢して、特別な弾性体を用いることなく、スイッチノブの表面に触れても 容易に横方向へ動くことを防止でき、これにより各スイッチノブ間の間隔を均一 にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプッシュスイッチを示す断面図で
ある。
【図2】本考案に係るプッシュスイッチを示す断面図で
ある。
【図3】本考案の動作を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図5】一般的な複数のプッシュスイッチを備えるキー
ボードを示す斜視図である。
【図6】従来のキーボードを示す断面図である。
【図7】従来のプッシュスイッチを示す断面図である。
【図8】従来の動作を示す断面図である。
【図9】従来の動作を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プッシュスイッチ 3 基板 4 スイッチ本体 5 ロッド 6 スイッチノブ 8 端子 9 板ばね 10 コイルばね 11 パネル 12 スイッチケース 13 スイッチカバー 15 接点 16 スイッチ本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に固定されかつ弾性体を内蔵する
    スイッチ本体と、 スイッチ本体内部の弾性体を介して進退自在に支持され
    たスイッチノブと、 スイッチノブと係合するパネルと、 を備え、前記弾性体が、スイッチノブの非押下動作状態
    においてもスイッチノブをパネルへ向けて付勢する位置
    にスイッチ本体を配置したことを特徴とするプッシュス
    イッチ。
JP1992050325U 1992-07-17 1992-07-17 プッシュスイッチ Expired - Lifetime JP2556149Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5451376U (ja) * 1977-09-19 1979-04-09
JPS61197621U (ja) * 1985-05-31 1986-12-10
JPH0261032U (ja) * 1988-10-28 1990-05-07

Patent Citations (3)

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JP2556149Y2 (ja) 1997-12-03

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