JPH039217Y2 - - Google Patents

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JPH039217Y2
JPH039217Y2 JP1985060491U JP6049185U JPH039217Y2 JP H039217 Y2 JPH039217 Y2 JP H039217Y2 JP 1985060491 U JP1985060491 U JP 1985060491U JP 6049185 U JP6049185 U JP 6049185U JP H039217 Y2 JPH039217 Y2 JP H039217Y2
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JP
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stem
click
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holder
coil spring
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JP1985060491U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワードプロセツサ、パーソナルコン
ピユータ等のキーボードに用いられる押釦スイツ
チに関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の押釦スイツチとしては、実開昭
59−128124号公報に提案されている。
これを第7図に示す拡大縦断面図に従つて説明
すると、下ケース1aと上ケース1bとによりケ
ース本体1を形成し、このケース本体1の内部に
設けたステム2を、復帰用コイルばね3を介して
往復動可能に設け、ステム2の往復動によつてケ
ース本体1の内周位置に設けたスイツチ素子4を
オン・オフする接点用板ばね5を設け、この接点
用板ばね5に対向する位置にクリツク用板ばね6
を配置したものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の押釦スイツチにおけるステム2を押下す
ると、第8図に示すように、クリツク用板ばね6
によつて作動力が上昇していき、ピークAに達す
ると下降し、B点で復帰用コイルばね3によつて
押し切るまで、なだらかに上昇する。
このように、同図において、B点からC点へな
だらかに上昇するため、操作者の指に与えるフイ
ードバツクとしては弱く感じる。
ところで、人間の指先に与えるタクテイールフ
イードバツクは、第6図においてBからCへの移
動量イを極力小さくする必要がある。
また、BからCへの作動力ロの変化も大きい方
がフイードバツクとしては大きいが、ステムを押
し切つたときの作動力に制限があるので、Cの作
動力は任意には設定できない。
従つて、BからCへの移動量の小さいことが必
要になつてくる。
本考案は、上記の点に着目し、BからCへの移
動量を極力小さくすることにより、良好なタクテ
イールフイードバツクを持たせてクリツク感を明
確にし、もつて押釦スイツチとしての操作性を向
上させることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の構成は、
ケース本体の内部に設けたステムを復帰用コイル
ばねを介して往復動自在に設け、このステムの往
復動操作によつてスイツチ素子をオン・オフする
接点用板ばねをステムに当接し、この接点用板ば
ねと対向する位置に設けたクリツク用板ばねをス
テムに弾接させた押釦スイツチにおいて、上記ス
テムの下部にホルダーを往復動可能に設け、この
ホルダーの下端をケース本体の内部底面に当接自
在に設けると共に、ホルダーとステムとの間にク
リツク用コイルばねを介在させたものである。
(作用) ステムを押圧すると、復帰用コイルばねが、縮
んでステムが下降し、接点用板ばねによりスイツ
チ素子をオンすると共に、クリツク用板ばねによ
りクリツク感を発する。
その時、ホルダーが下ケースの内底面に接し、
更に押圧すると、復帰用コイルばねがクリツク用
コイルばねと一緒に縮むようになるので、ここで
急激に作動力(押圧力)が増大するため、クリツ
ク感が明確に得られる。
(実施例) 第1図乃至第6図は、本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は押釦スイツチの分解斜視図、
第3図〜第5図は押釦スイツチの動作状態を示す
拡大縦断面図である。
図面において、11はケース本体で、このケー
ス本体11は、下ケース11aと上ケース11b
を組付けて構成し、上ケース11bに形成した貫
通孔11cにステム12を突出させ、ステム12
の下部に装着させた復帰用コイルばね13を下ケ
ース11aの内部底面に設けて、ステム12を往
復動可能に設ける。
また、ケース本体11の側部内周にスイツチ素
子14を配置する。このスイツチ素子14は、押
圧部14aを有する保持枠14bと、導電性の可
動接点板14cと、非導電性のスペーサ14dと
固定接点板14eとを組付けて構成する。
更に、スイツチ素子14には、接点用板ばね1
5を取付け、この接点用板ばね15に設けた折曲
部15aの下部をステム12のストローク範囲内
において当接するように設ける。
この接点用板ばね15に対向する位置で、かつ
ケース本体11の内周側壁にクリツク用板ばね1
6を配置し、このクリツク用板ばね16の基部1
6aを保持板17と側壁との間に挟持させ、クリ
ツク用板ばね16の先端部側には、ステム12の
ストローク領域側に突出してステム12に弾接す
るクリツク用折曲部16bを設ける。
また、ステム12の下部に嵌合孔12aを形成
し、この嵌合孔12aにホルダー18の上部に割
溝状の弾性を有する係止片18aをスナツプイン
式に嵌合し、係止片18aに上端に形成した突起
18bを嵌合孔12aの係止部12bに係止して
ホルダー18が嵌合孔12aから抜け出さないよ
うにしている。
更に、ホルダー18の下端に、下ケース11a
の内底面に形成した突部11dに当接する当接部
18cを設ける。
ホルダー18には、クリツク用コイルばね19
を介挿し、このクリツク用コイルばね19の一端
をステム12の下面に、他端を当接部18cの上
面に押圧係合させる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
まず、第3図に示す状態において、図示しない
キートツプを押圧してステム12を押下すると、
復帰用コイルばね13が縮んでステム12が下降
し、接点用板ばね15によりスイツチ素子14を
オンすると共に、クリツク用板ばね16により、
第6図に示すように作動力が上昇してピークAに
達すると下降し、この時、操作者は指にクリツク
感触が得られる。
この状態において、第4図に示すようにホルダ
ー18の当接部18cが下ケース11aの突起1
1dに当接し、更にステム12を押圧すると、第
5図に示すように、クリツク用コイルばね19が
復帰用コイルばね13と同時に圧縮するので、作
動力は第6図においてBからCへ急に立ち上がつ
て作動力が急激に増大し、以後はキーを押し切る
までなだらかに上昇するため、BからCへの移動
量を極力小さくすることができ、極めて良好なタ
クテイールフイードバツクを持つことになる。
(考案の効果) 以上のことから明らかなように、本考案による
と、次のような有用な効果がある。
即ち、ステムを押圧するとスイツチ素子がオン
すると共にクリツク用板ばねによりクリツク感を
発し、その時クリツク用コイルばねが復帰用コイ
ルばねと同時に縮み、ここで急激に作動力が増大
するため、操作者は、前記のクリツク感を一層明
確に感じとることができ、従来の押釦スイツチと
比較して、操作性を著しく向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は押釦スイツチの分解斜視図、
第2図はスイツチ素子の分解斜視図、第3図〜第
5図は本考案における押釦スイツチの動作状態を
示す拡大縦断面図、第6図は本考案における押釦
スイツチのクリツク特性図であり、第7図は従来
の押釦スイツチの拡大縦断面図、第8図は従来に
おける押釦スイツチのクリツク特性図である。 11……ケース本体、11a……下ケース、1
1b……上ケース、12……ステム、13……復
帰用コイルばね、14……スイツチ素子、15…
…接点用板ばね、16……クリツク用板ばね、1
8……ホルダー、19……クリツク用コイルば
ね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体の内部に設けたステムを復帰用コイ
    ルばねを介して往復動自在に設け、このステムの
    往復動操作によつてスイツチ素子をオン・オフす
    る接点用板ばねをステムに当接し、この接点用板
    ばねと対向する位置に設けたクリツク用板ばねを
    ステムに弾接させた押釦スイツチにおいて、上記
    ステムの下部にホルダーを往復動可能に設け、こ
    のホルダーの下端をケース本体の内部底面に当接
    自在に設けると共に、ホルダーとステムとの間に
    クリツク用コイルばねを介在させたことを特徴と
    する押釦スイツチ。
JP1985060491U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH039217Y2 (ja)

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JP1985060491U JPH039217Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JP1985060491U JPH039217Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS61176743U JPS61176743U (ja) 1986-11-04
JPH039217Y2 true JPH039217Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=30587888

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2618675B2 (ja) * 1988-03-09 1997-06-11 松下電器産業株式会社 操作パネルスイッチ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495486A (ja) * 1972-05-06 1974-01-18
JPS5441229A (en) * 1977-09-02 1979-04-02 W Eichi Buusu Ando Co Ltd Method of making mold
JPS566754A (en) * 1979-06-27 1981-01-23 Kubota Ltd Freezing method of refrigerating mold

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JPS61176743U (ja) 1986-11-04

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