JPH0427062Y2 - - Google Patents

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JPH0427062Y2
JPH0427062Y2 JP18766586U JP18766586U JPH0427062Y2 JP H0427062 Y2 JPH0427062 Y2 JP H0427062Y2 JP 18766586 U JP18766586 U JP 18766586U JP 18766586 U JP18766586 U JP 18766586U JP H0427062 Y2 JPH0427062 Y2 JP H0427062Y2
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 スライダの上下動でスイツチを動作させる押釦
スイツチであり、 中空筒形状のスライダに装着した板ばねの突片
の弾性変形を利用してスナツプアクシヨンが得ら
れるようにしたことにより、 オペレータがスイツチの動作を感覚的に感知で
きるようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案は上下動するスライダがスイツチを動作
させる押釦スイツチ、特にスライダにスナツプア
クシヨンの得られる板ばねを装着し、操作性を向
上せしめた構成に関する。
〔従来の技術〕
第3図はシート状スイツチを具えた従来の押釦
スイツチの主要構成を示す側面図である。
第3図において、イは非操作状態、ロは操作状
態であり、押釦スイツチ1はパネル2に装着した
操作部3とスイツチ部4からなる。
操作部3はハウジング31と、ハウジング31
に一体形成した筒状ガイド32の内面に沿つて上
下動するスライダ33と、スライダ33の頭部に
嵌着したキートツプ(押釦)34と、ハウジング
31の下面に装着したアクチエータ35を有す
る。
スイツチ部4は絶縁スペーサ41を介して一対
の絶縁シート42、43を積層し、シート42の
上面に固定電極44を、シート43の下面に可動
電極45を形成してなる。
押釦スイツチ1において、キートツプ34を押
下するとスライダ33が降下し、弾性変形したア
クチエータ35の弾性変形部に固着した突起36
が可撓性を有するシート43の所定部を押圧す
る。すると、可動電極45は固定電極44に接触
する。
次いで、該押圧力を除去するとアクチエータ3
5およびシート43は、それら自体が有する弾性
復元力で形状復帰し、可動電極45は固定電極4
4から離れる。
このような押釦スイツチ1の押下特性Aは、第
4図に示すように、キートツプ34のストローク
によつて押下力が直線的に増加し、例えば第3図
ロに示すようにガイド32の上端面にスライダ3
3の根元面が当接すると、押下力は衝撃的に増加
してキートツプ34のストロークが停止し、可動
電極45と固定電極44は所定の圧力で接触す
る。
第5図と第6図は、シート状スイツチを具えた
従来の他の押釦スイツチの主要構成を示す側面図
である。
第3図と共通部分に同一符号を使用した第5図
において、押釦スイツチ11はパネル2の装着し
た操作部5とスイツチ部4からなる。
操作部5はハウジング31と、ハウジング31
に一体形成した筒状ガイド32の内面に沿つて上
下動するスライダ51と、スライダ51の頭部に
嵌着したキートツプ34と、ハウジング31の下
面に装着したアクチエータ35からなり、スライ
ダ51の下面には突起52を形成してなる。
このような押釦スイツチ11は、押釦スイツチ
1と同様に操作し可動電極45と固定電極44が
開閉するが、キートツプ34を押下したとき、ス
ライダ51の下面に接するアクチエータ35の弾
性変形部の先端部37は、突起52に引つ掛かる
ようになる。そのため、その押下特性Bは第7図
に示すように、押下力が急峻に増加し減少するピ
ークbができる。従つて、オペレータはピークb
を指先に感知し、スイツチ部4の閉成を感覚的に
知ることができるため、押釦スイツチ1より操作
性が優れる。
第3図と共通部分に同一符号を使用した第6図
において、押釦スイツチ12はパネル2に装着し
た操作部6とスイツチ部4からなる。
操作部6はハウジング31と、ハウジング31
に一体形成した筒形状ガイド32の内面に沿つて
上下動するスライダ61と、スライダ61の頭部
に嵌着したキートツプ34と、ハウジング31の
下面に装着したアクチエータ35からなり、スラ
イダ61の下面に凹所62を形成してなる。
このような押釦スイツチ12は、押釦スイツチ
1と同様に操作し可動電極45と固定電極44が
開閉するが、キートツプ34を押下したとき、ス
ライダ61の下面に接するアクチエータ35の電
性変形部の先端部37は、凹所62に引つ掛かる
ようになる。そのため、その押下特性Cは第8図
に示すように、キートツプ34のストロークの中
間部から押下力が減少する。従つて、オペレータ
は押下力の減少時cを指先に感知し、スイツチ部
4の閉成を感覚的に知ることができるため、押釦
スイツチ1より操作性が優れる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
一般に押釦スイツチは、オペレータの手指を介
しスイツチの開閉動作を感知できることが望まし
い。そこで、従来はスイツチ部に収容した可動ば
ねの弾性変形、例えば円形ドーム形状の皿形ばね
の凹凸反転動作を利用していた。
しかし、可動ばねは接点の接触圧力に係わり、
電気的接続の信頼性および接点寿命に大きく影響
するため、動作を感知する性能が不充分であつた
り、可動ばねが該感知性能の配慮で大形化する等
の問題点があつた。
特に、通称メンブレンスイツチと呼ばれ可動ば
ねを使用しない薄型スイツチを利用した押釦スイ
ツチは、動作確認のスナツプアクシヨンが得られ
ないという問題点があり、かかる問題点に対処し
た従来の押釦スイツチ11および12は、突起5
2または凹所62が繰り返し操作で摩耗、変形
し、スナツプアクシヨンが不明確になるという問
題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点の除去を目的とした本考案は第1図
によれば、一側に縦長スリツト73を有する中空
筒形状のスライダ71と、 スリツト73より狭幅で弾性変形可能な突片7
4を有する板ばね72とを具え、 スライダ71に装着した板ばね72の突片74
が、スリツト73を内側から斜め上方の外側に向
けて貫通し、スライダ71の押下によりガイド3
2の上端部と当接しスライダ71内に向けて弾性
変形した突片74の先端部75が、ガイド32の
内面を摺動するように形成してなることを特徴と
する押釦スイツチ13である。
〔作用〕
上記手段においてスライダを押下すると、板ば
ねの突片は先端部がスライダ内に押し込まれる弾
性変形を生じ、該突片先端部は該弾性変形でスラ
イダガイド面に当接したのち該ガイド面に沿つて
摺動するようになる。
そこで、押下力は該弾性変形によつて増大し、
突片先端部がガイド面に当接し摺動するようにな
ると突片をガイド面で支承するため、押下力は低
減するようになり、オペレータは突片による該押
下力の増大、低減を手指に感知し、スイツチの動
作を感覚的に確認することができる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例による押釦スイツチ
の主要構成と操作を説明するための側面図、第2
図は該押釦スイツチの動作特性図である。
第3図と共通部分に同一符号を使用した第1図
において、押釦スイツチ13はパネル2に装着し
た操作部7とスイツチ部4からなる。
スイツチ部4の上方に位置する操作部7は、プ
ラスチツクをモールド形成してなるハウジング3
1と、ハウジング31に一体形成した筒形状のガ
イド32の内面に沿つて上下動するスライダ71
と、スライダ71に装着した板ばね72と、スラ
イダ71の頭部に嵌着したキートツプ34と、ハ
ウジング31の下面に装着したアクチエータ35
を具えてなる。
プラスチツクをモードル形成してなるスライダ
71は、キートツプ34の嵌着用冠部を有する中
空筒形状であり、その一側に縦長のスリツト73
を設けてなる。
ばね性を有する金属板をプレス形成し側面視ほ
ぼコ字形状の板ばね72は、弾性変形可能な突片
74を具え、スライダ71に装着したときスリツ
ト73より狭幅の突片74は、スリツト73の内
側から斜め上方の外側に突出し、この先端部75
はガイド32の内側より上方かつ外側に位置する
ようになる。
そこで、キートツプ34を押下すると突片74
は、第1図ロに示す如くその斜面がガイド32の
上端縁に当接したのち、スライダ71の中へ押し
込まれるように弾性変形し第1図ハに示す如く、
先端部75がガイド32の内面に当接したのちは
該内面を摺動しながら降下する。一方、スライダ
71の押下によつて押圧されるアクチエータ35
は、従来の押釦スイツチ1のそれと同様に弾性変
形し、可動電極45は固定電極44に接触する。
次いで、キートツプ34の押下力を除くと、ア
クチエータ35とシート43および突片74は、
それら自体が有する弾性復元力で第1図イの状態
に形状復帰し、固定電極44と可動電極45とが
開離するようになる。
第2図において、押釦スイツチ13の押下特性
Dは、突片74の弾性変形領域dで押下力が増大
し、突片先端部75がガイド32の内面に当接し
摺動する領域eで直線的に増加する。
従つて、オペレータは弾性変形領域dにおける
押下力増を感知し、押釦スイツチ13の動作を感
覚的に確認できるようになる。
なお、上記実施例において突片74の先端部7
5はガイド32のスライダガイド面を摺動する
が、そのことで該ガイド面に傷付けられることを
なくすため、ガイド32に先端部75の摺動する
縦溝を形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、押釦スイ
ツチの動作を感覚的に感知するスナツプアクシヨ
ンが得られ、しかも該スナツプアクシヨンは繰り
返し操作に対し安定している効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による押釦スイツチ
の主要構成と操作を説明するための側面図、第2
図は第1図の押釦スイツチの動作特性図、第3図
は従来の第1の押釦スイツチの主要構成を示す側
面図、第4図は第3図の押釦スイツチの押下特性
図、第5図は従来の第2の押釦スイツチの主要構
成を示す側面図、第6図は従来の第3の押釦スイ
ツチの主要構成を示す側面図、第7図は第5図の
押釦スイツチの押下特性図、第8図は第6図の押
釦スイツチの押下特性図、である。 図中において、13は押釦スイツチ、31はハ
ウジング、32はガイド、35はアクチエータ、
71はスライダ、72は板ばね、73はスリツ
ト、74は突片、75は突片先端部、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング31のガイド32に沿つて上下動す
    るスライダ71がアクチエータ35を介しスイツ
    チを動作させる押釦スイツチにおいて、 一側に縦長スリツト73を有する中空筒形状の
    該スライダ71と、 該スリツト73より狭幅で弾性変形可能な突片
    74を有する板ばね72とを具え、 該スライダ71に装着した該板ばね72の突片
    74が、該スリツト73を内側から斜め上方の外
    側に向けて貫通し、該スライダ71の押下により
    該ガイド32の上端部と当接し該スライダ71内
    に向けて弾性変形した該突片74の先端部75
    が、該ガイド32の内面を摺動するように形成し
    てなることを特徴とする押釦スイツチ。
JP18766586U 1986-12-05 1986-12-05 Expired JPH0427062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18766586U JPH0427062Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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JP18766586U JPH0427062Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05

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JPS6393028U JPS6393028U (ja) 1988-06-16
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