JPH04129436U - 長ストローク薄型押釦スイツチ - Google Patents
長ストローク薄型押釦スイツチInfo
- Publication number
- JPH04129436U JPH04129436U JP4525291U JP4525291U JPH04129436U JP H04129436 U JPH04129436 U JP H04129436U JP 4525291 U JP4525291 U JP 4525291U JP 4525291 U JP4525291 U JP 4525291U JP H04129436 U JPH04129436 U JP H04129436U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キートップの中心部を押釦スイッチ本体の中
心部と一致させることにより小形化を図った長ストロー
ク押釦スイッチを提供すること。 【構成】 下面に押圧部13、14を有するキートップ
11と、キートップ11の下方に配置された板バネ15
と、板バネ15の下方に配置されたドーム接点18とを
備え、板バネ15は、キートップ11の下面周辺部に対
向する周辺部31と、周辺31部に一端が連設され、他
端がキートップ11の下面周辺部の下方に位置する主可
撓部32と、主可撓部32のキートップ11の下面中央
部に対応する位置に形成されたドーム接点押圧部33
と、主可撓部32の他端両側に折り返し連設され、キー
トップ11が下方に押圧された時に押圧部13、14に
押圧される二つの折り返し翼部34、35とから構成さ
れていることを特徴とする。
心部と一致させることにより小形化を図った長ストロー
ク押釦スイッチを提供すること。 【構成】 下面に押圧部13、14を有するキートップ
11と、キートップ11の下方に配置された板バネ15
と、板バネ15の下方に配置されたドーム接点18とを
備え、板バネ15は、キートップ11の下面周辺部に対
向する周辺部31と、周辺31部に一端が連設され、他
端がキートップ11の下面周辺部の下方に位置する主可
撓部32と、主可撓部32のキートップ11の下面中央
部に対応する位置に形成されたドーム接点押圧部33
と、主可撓部32の他端両側に折り返し連設され、キー
トップ11が下方に押圧された時に押圧部13、14に
押圧される二つの折り返し翼部34、35とから構成さ
れていることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は押釦スイッチに関し、特にドーム型接点を有する長ストローク押釦ス
イッチの構造に関するものである。
【0002】
ドーム型接点を有する押釦スイッチは、キートップの押し下げ動作によりドー
ム型接点の頂部を押圧してドーム型接点を窪ませて対向する接点に接触させ、こ
れによりスイッチの開閉を行う。このドーム型接点を窪ませるために接点頂部に
加えられる押圧力はドーム型接点の材料、形状あるいは寸法などにより定まる固
有の値を有しており、キートップの押し下げ動作を直接伝達することによりドー
ム型接点を窪ませることは困難である。このためこの種の押釦スイッチにおいて
は、キートップの押し下げ動作を長ストロークの板バネを介してドーム型接点の
頂部に伝達している。
【0003】
図4は従来の長ストローク押釦スイッチの一例を示す側面図である。キートッ
プ41の下面には長ストロークのヒンジ型板バネ42の先端部が接触しており、
その中央部に設けられた凸部43によりドーム型接点44の頂部45を押圧する
ように構成されている。ドーム型接点44の周辺部は押釦スイッチ本体46の内
部に配置された第1の固定接点(図示せず)に接触している。この第1の固定接
点にはターミナル47および48の一端が接続されている。このような従来の長
ストローク押釦スイッチにおいては、キートップ41を押し下げることによりヒ
ンジ型板バネ42の先端部が下方に押し下げられ、これにより板バネ42の中央
部に設けられた凸部43によりドーム型接点44の頂部45を押圧する。ドーム
型接点44の頂部45が徐々に押し下げられると、押釦スイッチ本体46の内部
中央部に配置された第2の固定接点(図示せず)に接触し、この第2の固定接点
と上記第1の固定接点とをドーム型接点44により相互に接続するように成って
いる。
【0004】
このような従来の長ストローク押釦スイッチにおいては、長ストロークのヒン
ジ型板バネを用いているため、キートップの中心部は押釦スイッチ本体の中心部
から離れた位置に配置される結果となり、押釦スイッチの寸法が大きくなる欠点
があった。
従って本考案は、上記従来の欠点を除去し、キートップの中心部を押釦スイッ
チ本体の中心部と一致させることにより小形化を図った長ストローク押釦スイッ
チを提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案によれば、下面に押圧部を有するキートップと、該キートップの下方に
配置された板バネと、該板バネの下方に配置されたドーム接点とを備え、上記板
バネは、上記キートップの下面周辺部に対向する周辺部と、該周辺部に一端が連
設され、他端が上記キートップの下面周辺部の下方に位置する主可撓部と、該主
可撓部の上記キートップの下面中央部に対応する位置に形成されたドーム接点押
圧部と、上記主可撓部の他端両側に折り返し連設され、上記キートップが下方に
押圧された時に上記押圧部に押圧される二つの折り返し翼部とから構成されてい
ることを特徴とする長ストローク薄型押釦スイッチが提供される。
【0006】
また、本考案によれば、上記板バネが、一枚の金属板から、上記周辺部、上記
主可撓部及び上記二つの折り返し翼部を打ち抜き形成してあることを特徴とする
長ストローク薄型押釦スイッチが提供される。
【0007】
さらに、本考案によれば、上記板バネが、上記主可撓部が上記周辺部から上記
他端に向かって上昇し、上記二つの折り返し翼部の先端部が、上記キートップの
下面中央に向かって上昇するように構成されていることを特徴とする長ストロー
ク薄型押釦スイッチが提供される。
【0008】
図1は本考案の一実施例による長ストローク薄型押釦スイッチの分解斜視図、
図2は同長ストローク薄型押釦スイッチの要部を示し、(a)は板バネの斜視図
、(b)は板バネの側面図、(c)はシールテープの斜視図、図3は同長ストロ
ーク薄型押釦スイッチの側断面図である。
【0009】
以下、図1乃至図3により本実施例を説明する。キートップ11はほぼ正方形
の表面押圧部12を有し、その下面に2個の押圧部13および14(図3参照)
が分離配置された底面が解放された薄型の箱状に形成されている。このキートッ
プ11の押圧部13、14の下方には板バネ15が配置されている。この板バネ
15の下方にはほぼ正方形のシールテープ16、ほぼ円形の絶縁シート17およ
びドーム接点18が順次配置されている。これらの板バネ15、シールテープ1
6、絶縁シート17およびドーム接点18はほぼ正方形のスイッチ基体19に積
層配置される。スイッチ基体19は箱状のキートップ11の内側面に摺接してキ
ートップ11が上下方向にスライド可能な様に構成されている。スイッチ基体1
9の上面には絶縁シート17およびドーム接点18が収納されるほぼ円形の凹部
20が形成されている。この凹部20の内部周辺の対向位置には2個の固定接点
21、22からなる第1の固定接点が配置されており、中央部には第2の固定接
点23が配置されている。第1の固定接点21、22はそれぞれスイッチ基体1
9の側面から下方に導出された第1および第2のターミナル24、25に接続さ
れている。また第2の固定接点23はスイッチ基体19の側面から下方に導出さ
れた第3のターミナル26に接続されている。
【0010】
図2(a)に示すように、板バネ15はキートップ11の下面周辺部に対向す
る周辺部31と、この周辺部31に一端が連設され、他端がキートップ11の下
面周辺部の下方に位置する主可撓部32と、この主可撓部32のキートップ11
の下面中央部に対応する位置に形成されたドーム接点押圧部33と、主可撓部3
2の他端両側に折り返し連設され、キートップ11が下方に押圧された時その下
面に配置された2個の押圧部13、14に押圧される2個の折り返し翼部34、
35とから構成される。この板バネ15は図2(b)の側面図に示すように、水
平な周辺部31から主可撓部32が斜め上方に延長され、上端36において折り
返し翼部34、35が主可撓部32の延在方向に交差して斜め上方に折り返し延
長されている。
【0011】
なお、板バネ15は一枚のほぼ正方形の弾性金属板をその中央部において、主
可撓部32および2個の折り返し翼部34、35を打ち抜き形成し、周辺部31
はほぼ円形の中央打ち抜き部37が形成される。
また図2(c)は板バネ15の周辺部31とシールテープ16との接触領域(
ハッチング部分)を示す図で、両者はこの接触領域で熱接着される。この部分は
シールテープ16を補強しシール性の強化に寄与する。
【0012】
このように構成された本実施例の長ストローク薄型押釦スイッチの動作を図3
を参照して説明する。キートップ11を下方に押し下げるとキートップ11はス
イッチ基体19の側面に沿って下方にスライドし、表面押圧部12の下面に形成
された2個の押圧部13および14が板バネ15の折り返し翼部34、35を下
方に押し下げる。折り返し翼部34、35が下方に押し下げられるとこの下方向
の力は板バネ15の主可撓部32に伝達されて主可撓部32を下方に押し下げる
。
このため主可撓部32に形成されたドーム接点押圧部33はシールテープ16お
よび絶縁シート17を介してドーム接点18の頂部27を下方に押圧する。ドー
ム接点18はその頂部27の下方への押圧により徐々に変形し、その頂部27が
第2の固定接点23に接触する。この時第1の固定接点21、22および第2の
固定接点23はドーム接点18を介して相互に接続される。
キートップ11の押圧を停止すると、板バネ15の復元力によりキートップ1
1は上方にスライドし、これとともにドーム接点押圧部33も上方に移動してド
ーム接点18の押圧を解除する。このためドーム接点18は元の状態に復帰し、
第1の固定接点21、22と第2の固定接点23は開路状態に復帰する。
【0013】
以上説明した本考案の長ストローク薄型押釦スイッチにおいては、折り返し形
の長ストローク板バネを用いているため、キートップの中心部を押釦スイッチ本
体の中心部と一致させることができ、これによって押釦スイッチの小形化、薄型
化が実現できる。
【図1】図1は本考案の一実施例による長ストローク薄
型押釦スイッチの分解斜視図である。
型押釦スイッチの分解斜視図である。
【図2】図2は図1に示す長ストローク薄型押釦スイッ
チの要部を示し、(a)は板バネの斜視図、(b)は板
バネの側面図、(c)はシールテープの斜視図である。
チの要部を示し、(a)は板バネの斜視図、(b)は板
バネの側面図、(c)はシールテープの斜視図である。
【図3】図3は図1に示す長ストローク薄型押釦スイッ
チの側断面図である。
チの側断面図である。
【図4】図4は従来の長ストローク押釦スイッチの一例
を示す側面図である。
を示す側面図である。
11 キートップ
12 表面押圧部
13 押圧部
14 押圧部
15 板バネ
16 シールテープ
17 絶縁シート
18 ドーム接点
19 スイッチ基体
20 凹部
21 第1の固定接点
22 第1の固定接点
23 第2の固定接点
24 第1のターミナル
25 第2のターミナル
31 周辺部
32 主可撓部
33 ドーム接点押圧部
34 折り返し翼部
35 折り返し翼部
Claims (3)
- 【請求項1】 下面に押圧部を有するキートップと、該
キートップの下方に配置された板バネと、該板バネの下
方に配置されたドーム接点とを備え、上記板バネは、上
記キートップの下面周辺部に対向する周辺部と、該周辺
部に一端が連設され、他端が上記キートップの下面周辺
部の下方に位置する主可撓部と、該主可撓部の上記キー
トップの下面中央部に対応する位置に形成されたドーム
接点押圧部と、上記主可撓部の他端両側に折り返し連設
され、上記キートップが下方に押圧された時に上記押圧
部に押圧される二つの折り返し翼部とから構成されてい
ることを特徴とする長ストローク薄型押釦スイッチ。 - 【請求項2】 上記板バネは、一枚の金属板から、上記
周辺部、上記主可撓部及び上記二つの折り返し翼部を打
ち抜き形成してあることを特徴とする請求項1記載の長
ストローク薄型押釦スイッチ。 - 【請求項3】 上記板バネは、上記主可撓部が上記周辺
部から上記他端に向かって上昇し、上記二つの折り返し
翼部の先端部は、上記キートップの下面中央に向かって
上昇するように構成されていることを特徴とする請求項
2記載の長ストローク薄型押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4525291U JPH04129436U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 長ストローク薄型押釦スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4525291U JPH04129436U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 長ストローク薄型押釦スイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129436U true JPH04129436U (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=31925175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4525291U Withdrawn JPH04129436U (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 長ストローク薄型押釦スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129436U (ja) |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP4525291U patent/JPH04129436U/ja not_active Withdrawn
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JPH04129436U (ja) | 長ストローク薄型押釦スイツチ | |
JP4247029B2 (ja) | 押釦スイッチ | |
JP2005019112A (ja) | 押釦スイッチ | |
JP3401529B2 (ja) | プッシュボタンスイッチ | |
JPS58150232U (ja) | 押釦スイツチ | |
TW563145B (en) | Push button switch | |
JPS5923117U (ja) | 押ボタンスイツチ | |
JPH0427062Y2 (ja) | ||
JP2588859Y2 (ja) | 押釦スイッチ | |
JPH0441541Y2 (ja) | ||
JPH0217388Y2 (ja) | ||
JPH0249619Y2 (ja) | ||
JPH0411317Y2 (ja) | ||
JP4215576B2 (ja) | 押釦スイッチ | |
JPS5995533U (ja) | 静電容量形キ−スイツチ | |
JPH0341383Y2 (ja) | ||
JPS5824345Y2 (ja) | 押釦スイツチ | |
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JPH0338740Y2 (ja) | ||
JPH0528668Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |