JPH04118532U - 押釦スイツチのキートツプ - Google Patents

押釦スイツチのキートツプ

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Publication number
JPH04118532U
JPH04118532U JP5098491U JP5098491U JPH04118532U JP H04118532 U JPH04118532 U JP H04118532U JP 5098491 U JP5098491 U JP 5098491U JP 5098491 U JP5098491 U JP 5098491U JP H04118532 U JPH04118532 U JP H04118532U
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JP
Japan
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key top
switch
pressing
switch body
push button
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5098491U
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English (en)
Inventor
厚志 田嶋
Original Assignee
日本航空電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本航空電子工業株式会社 filed Critical 日本航空電子工業株式会社
Priority to JP5098491U priority Critical patent/JPH04118532U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法及び組立精度のバラツキがあっても信頼
性のあるスイッチング操作を行なえる押釦スイッチのキ
ートップを提供することにある。 【構成】 キートップ4は下端に設けられた鍔部42の
周縁側から、鍔部42との結合部分を支点にキートップ
4の押圧方向に弾性的に揺動するヒンジ部42cを内側
に向けて延出させ、そのヒンジ部42cの先端にスイッ
チ本体を押圧する押部42dを形成したことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は情報処理機器などの操作部に用いられる押釦スイッチのキートップの 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のキートップとしては図4(a)に示すものが従来から知られており、 例えばFAXやPPC等の操作用押釦スイッチに組み込まれる。同図においてキ ートップ1は略直方体形状に成形されたものであり、上端側に押圧部12を設け その周囲側面の下端側に鍔部11を形成している。鍔部11は下面中央に押部1 1aを突設すると共に、下面の各辺側の真ん中位置に夫々ストッパ部11bを設 けている。次に、この様なキートップ1が組み込まれた押釦スイッチ2(以下ス イッチという)を図4(b)に示す。このスイッチ2を組み立てるには、キート ップ1がスイッチケース21の角孔21aに押圧部12を臨ませつつスイッチケ ース21内へ挿入される。次いで、スイッチ本体22を配設したプリント基板3 が、キートップ1の押部11aにスイッチ本体22の頭部を合わせながらスイッ チケース21の底面に固定される。以上の如く組み立てられたスイッチ2は、ス イッチ本体22をオンオフするキートップ1の移動量に対応してストッパ部11 bとプリント基板3との離間距離Sが設定されている。この様なスイッチ2を操 作するには、キートップ1の押圧部12を手指により押圧してキートップ1を押 し下げる。この為、押部11aがスイッチ本体22の頭部を押圧してスイッチ本 体22をオン状態にすると同時に、ストッパ部11bがプリント基板3の表面に 当接してキートップ1の下方への移動を阻止する。次に押圧部12に加えた押圧 力を解除すると、キートップ1はスイッチ本体22内の可動接片(図示せず)の 弾性復帰力によって元の位置に戻りスイッチ本体22がオフになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記キートップ1が組み込まれるスイッチ2では、離間距離S(図 4(b)参照)のバラツキを抑えキートップ1の移動量を設定範囲内にする為、 キートップ1の成形条件及び組立精度をキートップ1の移動量に合わせて厳しく 管理されることで、ストッパ部11bの突出寸法精度を上げなければならなかっ た。即ち、ストッパ部11bの突出寸法が設定寸法よりも短い場合、離間距離S は長くなりキートップ1の移動量が増える。この為、図5(a)に示す如くキー トップ1が必要以上に押し下げられ、キートップ1の押部11aによってスイッ チ本体22を破損する恐れがあった。又、逆にストッパ部11bの突出寸法が設 定寸法よりも長い場合、離間距離Sは短くなりキートップ1の移動量が減少する 。この為、図5(b)に示す様にキートップ1を操作しても、キートップの押部 11aがスイッチ本体22の頭部を押圧する前にストッパ部11bとプリント基 板3とが当接する為、スイッチ本体22をオン状態にできなかった。しかし、実 際にはキートップ1のストッパ部11bの突出寸法精度を高めることには製造技 術上の限界があり、またスイッチへの組立精度のバラツキもあってキートップ1 の移動量となる離間距離Sの寸法精度がバラ付き、その為、スイッチ本体22の 信頼性のあるスイッチング操作を得るのが困難であった。更には、キートップ1 に強い押圧力を加えながら繰り返しスイッチング操作を行なっていると、ストッ パ部11bの先端がプリント基板3との当接により次第に潰れたり或は磨耗する 。この為、ストッパ部11bの突出寸法が短くなって離間距離Sを増加させるこ とから、図5(a)に示した様にキートップ1が過度に押し下げられスイッチ本 体22を破損する恐れもあった。それ故に、本考案は上述したような欠点を解決 するためになされたもので有り、ストッパ部の突出寸法精度に左右されることな く、スイッチ本体の信頼性のあるスイッチング操作を行なえる押釦スイッチのキ ートップが得られる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案はキートップの押圧部を押圧操作することにより、上記キートップの下 面に突設された押部がプリント基板上のスイッチ本体を押圧しオンオフ動作を行 なう押釦スイッチのキートップにおいて、上記キートップは下端に設けられた鍔 部の周縁側から、上記鍔部との結合部分を支点に上記キートップの押圧方向に弾 性的に揺動するヒンジ部を内側に向けて延出させ、上記ヒンジ部に上記押部を形 成したものである。以上の如く構成された上記キートップは、上記スイッチ本体 のオンオフに必要な移動量よりも大きな移動量が得られるように設定されて、上 記スイッチケース内に組み込まれる。この為、キートップの寸法精度に影響され ることなく確実に上記スイッチ本体をオンできる。又、キートップを必要以上に 押し下げた際には、上記ヒンジ部が上方へ撓み上記スイッチ本体に過度の押圧力 が加わるのを防ぐ為、信頼性を増したスイッチング操作を行なえる押釦スイッチ のキートップが得られる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図1乃至図3を参照しつつ説明する。図1に示 すキートップ4は、略直方体形状の押圧部41と押圧部41の周囲側面の下端側 に形成された鍔部42とを、例えばABS樹脂等の合成樹脂材によって一体成形 されたものである。鍔部42は下面中央に押圧部41内まで達する矩形凹部42 bが凹設されると共に、下面の各辺側の真ん中位置に夫々ストッパ部42aを突 設している。矩形凹部42bの一側内壁面からは、鍔部42と略同一厚さに形成 されたヒンジ部42cが先端部分を矩形凹部42bの略中央に位置するように延 出される。そのヒンジ部42cの先端には、スイッチ本体22を押圧する押部4 2dが突設されている。又、押圧部41の側面には、矩形凹部42bに連通する 孔42eがヒンジ部42cの延出方向に貫設されている。
【0006】 この孔42eは、ヒンジ部42cが上方へ撓まされた際の逃げ孔になると共に 、成形加工時の抜き孔も兼ねている。次に、図2に示す如く本考案のキートップ 4を用いてスイッチ5を組み立てるには、キートップ4がスイッチケース21の 角孔21aに押圧部41を臨ませつつスイッチケース21内に、挿入される。次 いで、スイッチ本体22を配設したプリント基板3が、キートップ4の押部42 dにスイッチ本体22の頭部を対応させるようにスイッチケース21の底面に固 定される。この為、キートップ4はスイッチ本体22内の可動接片(図示せず) の弾力によってスイッチケース21の内壁面に鍔部42を当接させると共に、角 孔21aから押圧部41を突出させて組み立てられる。この場合、ストッパ部4 2aとプリント基板3との離間距離Sは、キートップ4を押圧することによって スイッチ本体22を確実にオン状態にするため、予めスイッチ本体22のオンオ フに必要なキートップ4の移動量よりも移動量が得られるように設定される。次 にスイッチ5を操作するには、キートップ4の押圧部41を手指によりスイッチ 本体22の可動接片の弾力に抗して押圧する。この為、キートップ4は角孔21 aに沿って下方へ移動され、図3(a)に示す如くヒンジ部42cの先端の押部 42dをプリント基板3上のスイッチ本体22に押圧してオン状態にする。更に キートップ4を押し下げていくと、図3(b)に示す如くヒンジ部42cがスイ ッチ本体22からの反力を受けて上方へ撓み、スイッチ本体22に加わるキート ップ4の押圧力を緩和する。尚もキートップ4を押圧し続けると、ストッパ部4 2aがプリント基板3に当接してキートップ4の移動を阻止する。その後、キー トップ4の押圧部41から手指を離し押圧操作を解除すると、キートップ4はヒ ンジ部42cに蓄えられた弾性復帰力によって図3(a)の状態に戻る。次いで 、スイッチ本体22内の可動接片の弾力により、図2の状態に復帰するためスイ ッチ本体22がオフになる。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のキートップは、スイッチ本体を押圧する押部がヒ ンジ部を介して一体成形されたものであり、ヒンジ部の弾性によりキートップの 寸法精度のバラツキ及び組立精度のバラツキを吸収してスイッチ本体を確実にオ ンオフ操作することができる。この為、上記キートップが組み込まれたスイッチ では、キートップの成形条件や組立精度のバラッキに影響されることなく確実に スイッチ本体をオンオフし得る。
【0008】 又、キートップの移動量が大きくなっても、ヒンジ部が上方へ撓みスイッチ本 体に過度の押圧力が加わるのを防ぐため、スイッチ本体を破損することなく信頼 性を増したスイッチング操作を行なえる押釦スイッチのキートップが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキートップを示す斜視図。
【図2】本考案に係る押釦スイッチの構造を示す断面
図。
【図3】(a)及び(b)は図2の押釦スイッチの動作
を説明する断面図。
【図4】従来例を示し、同図(a)はキートップの斜視
図、同図(b)は押釦スイッチの構造を示す断面図。
【図5】(a)及び(b)は図4(b)の押釦スイッチ
の動作を説明する断面図である。
【符号の説明】
1,4 キートップ 11,42 鍔部 11a,42d 押部 12,41 押圧部 2,5 スイッチ 21 スイッチケース 22 スイッチ本体 42c ヒンジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップの押圧部を押圧操作すること
    により、上記キートップの下面に突設された押部がプリ
    ント基板上のスイッチ本体を押圧しオンオフ動作を行な
    う押釦スイッチのキートップにおいて、上記キートップ
    は下端に設けられた鍔部の周縁側から上記鍔部との結合
    部分を支点に上記キートップの押圧方向に弾性的に揺動
    するヒンジ部を内側に向けて延出させ、上記ヒンジ部に
    上記押部を形成したことを特徴とする押釦スイッチのキ
    ートップ。
JP5098491U 1991-04-08 1991-04-08 押釦スイツチのキートツプ Withdrawn JPH04118532U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5098491U JPH04118532U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 押釦スイツチのキートツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5098491U JPH04118532U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 押釦スイツチのキートツプ

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Publication Number Publication Date
JPH04118532U true JPH04118532U (ja) 1992-10-23

Family

ID=31928083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5098491U Withdrawn JPH04118532U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 押釦スイツチのキートツプ

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JP (1) JPH04118532U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154867A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Ansei:Kk 防水スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19950713