JP4215576B2 - 押釦スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は押釦スイッチに係り、特に押圧した際のストロークが大きく取れるロングストローク対応の押釦スイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のロングストローク対応の押釦スイッチとしては、ステムやプッシャー下面のドーム型可動接点との接触部をゴム材などの弾性体で形成し、接点オン後も弾性体が撓んでステムやプッシャーが更に移動してストロークを大きくした押釦スイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
以下、従来の押釦スイッチの構造を図に基づいて説明する。図6は従来の押釦スイッチの押圧前の状態を示す一部断面図、図7は押圧後の状態を示す一部断面図である。
【0004】
図において、従来の押釦スイッチは、有底のベース10と、該ベースの底部11の中央と周辺に配設された固定接点21、22と、固定接点22に接続された端子24と、周辺の固定接点22と常時接触したドーム型可動接点23と、該可動接点23を押圧するプッシャー30と、ベース10及びプッシャー30を覆うカバー40とを備えている。
プッシャー30は、本体31と接触部32を有し、全体を弾性体からなる軟質のゴム材で形成されている。尚24は、外部への接続端子である。
【0005】
この押釦スイッチを操作する際、プッシャー30を押し下げてドーム型可動接点23を押圧すると、最初プッシャー自体が圧縮され、その後、全体としてドーム型可動接点23を反転させる押圧力に達した時に、ドーム型可動接点23が反転してスイッチがオンする。
ドーム型可動接点23には、スイッチがオンに切り換わった後にも第7図に示すように惰性による押圧力が加わる。この結果、更にプッシャー30が押圧されて移動することによりオーバーストロークとなり、ドーム型可動接点23を反転した状態で更に押圧することとなる。
【0006】
【特許文献1】
実開平4−43828号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の押釦スイッチの構成においては、ゴム材などの弾性体を介してドーム型可動接点を押圧反転させるため、弾性体がつぶれて変形しながらドーム型時可動接点が反転することとなり、接点がオンになるまでの操作フィーリングがドーム型可動接点のみの時と異なり、所望の操作フィーリングを得ることができないという問題があった。
【0008】
従って、本発明では上述した問題点を解決し、接点切り換わり後のストロークを大きくでき、所望の操作フィーリングを得ることができる押釦スイッチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、収納部を有するハウジングと、前記収納部に一定の間隔を有して配設された第1の固定接点、及び第2の固定接点と、前記第1の固定接点に一端が電気的に接続され、前記収納部内に変位可能に設けられた第1の可動接点と、反転可能な膨出部を有する金属板からなり、前記第2の固定接点に一端が電気的に接続されると共に、反転時に前記第1の可動接点と接離可能な第2の可動接点とを備え、前記収納部の前記第1の可動接点の下方には、前記第1の可動接点が変位した際に受け入れ可能な収容部を設け、前記第2の可動接点が押圧されて反転した際に、前記第1及び第2の可動接点が電気的に接続され、前記第1及び第2の可動接点の接触を保ったまま前記第1の可動接点が前記収容部内に変位可能に形成すると共に、前記第2の可動接点の反転後の押圧時に、前記第1の可動接点の変位範囲を規制する絶縁性の規制部を形成した構成とした。
【0010】
また、第2の解決手段として、前記収容部を、前記ハウジングの内底部に設けた凹溝部で形成し、該凹溝部の内底面で前記規制部を形成した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記第1の可動接点を、平板状の金属板で形成し、前記収納部内の下方向にのみ変位可能に配設した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記第1の可動接点は、前記第1の固定接点と接続される平板状の基板部と、該基板部から延出して片持ち支持された舌片部とからなる構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第1の可動接点、または前記第2の可動接点の少なくとも一方の当接面に、突起部を設けた構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図5に示す。図1は本発明に係る押釦スイッチの断面図、図2は押釦スイッチの押圧時を示す断面図、図3は押釦スイッチのオーバーストローク時を示す断面図、図4は第1の可動接点の変形例を示す平面図、図5は第1の可動接点の変形例を示す正面図である。
【0012】
図において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で方形状に形成されており、上面が開口されて、開口内に有底の収納部1aを有する箱型に形成されている。このハウジング1の収納部1aの内底面には、導電性の金属板からなる第1の固定接点2、及び第2の固定接点3が、一部を前記収納部内に表出されて配設されている。また、前記収納部1aの中央には収納部1aの内底面より下方に窪んだ状態の収容部となる凹溝部1bが設けられている。この凹溝部1bの内底面は平坦面となっており、この平坦面が後述する第1の可動接点が変位(屈曲)した際の規制部1cを構成している。
【0013】
前記第1の固定接点2は、前記収納部1aのやや中央寄りに、前記凹溝部1bを挟んで対向された状態で一対配設されている。この第1の固定接点2、2は、ハウジング1の内底部内で屈曲されて一体的に導通した状態で埋設されており、その一端側が、ハウジング1の側面部から突出されて、図示しない第1の接続端子を有している。
また、この第1の固定接点2の外側で、前記収納部1aの内壁部寄りには、第2の固定接点3が同じく対向された状態で一対配設されている。この第2の固定接点3、3も同様に、ハウジング1の内底部内で屈曲されて一体的に導通した状態で埋設されており、その一端側が、ハウジング1の側面部から突出されて、図示しない第2の接続端子を有している。
【0014】
第1の可動接点4は、ステンレスやりん青銅などの導電性のばね性を有する薄板金属板から形成されている。この第1の可動接点4は、円形の平板状をした金属板からなり、この外周縁部4aが、前記第1の固定接点2、2と電気的に接続された状態で前記第1の固定接点上に載置されたものとなっている。また、第1の可動接点4の中央部が、後述する第2の可動接点5と接続される接触部4bとなっている。また、この接触部4bは、下方へ押圧された際には、下方へ変位されて前記凹溝部1b内に収容されるものとなっている。
【0015】
第2の可動接点5は、同じくステンレスやりん青銅などのばね性を有する薄板金属板からなり、この第2の可動接点5は、中央に反転可能な膨出部5aを有するドーム状に形成されている。また、この膨出部5aの中央下面には1個ないし複数個の先球状突起部5bが設けられており、この突起部5bが、膨出部5aが下方へ反転した際に、下方に配設された前記第1の可動接点4の中央の接触部4bと接触して電気的に接続されるものとなる。また、第2の可動接点5の外周縁部5cが、前記第2の固定接点3、3と電気的に接続された状態で前記第2の固定接点上に載置されたものとなっている。
【0016】
インシュレータ6は、弾性を有する樹脂性の薄板状シート材からなり、前記ハウジング1の収納部1aの開口を覆うように、ハウジング1の上面側に貼着されている。また、このインシュレータ6の中央下面側が、前記第2の可動接点5のドーム状の膨出部5aの上面側に当接した状態となっており、図示しないステムなどの押圧操作により、インシュレータ6を介して第2の可動接点5の膨出部5aが下方へ押圧されて反転するものとなっている。
【0017】
カバー7は、薄板状の金属板からなり、前記インシュレータ6の外周部の上面側を覆うように係合されており、前記ハウジング1の上面側に嵌着されて一体的に取り付けられている。
【0018】
次に、上記構成の押釦スイッチの動作を図2及び図3を用いて説明する。
まず、図1に示す初期状態においては、図示しない押圧操作用のステムが押圧されないので、インシュレータ6は下方へ押圧されずに、第2の可動接点5は反転されずに、膨出部5aの下面に設けられた突起部5bと、第1の可動接点4の中央の接触部4bとは離間された状態となっており、スイッチはオフ状態となっている。
【0019】
この状態から、図示しないステムを押圧操作すると、図2に示すように、インシュレータ6はステムによって下方へ押圧され、下方に配設された第2の可動接点5の膨出部5aが下方へ押圧されることにより、膨出部5aが下方へ反転して下面に設けられた突起部5bが、下方に配設された第1の可動接点4の中央の接触部4bと接触して電気的に接続される。この状態では、スイッチはオン状態となり、第1、及び第2の可動接点4、5を介して、第1、及び第2の固定接点2、3が接続され、図示しない第1、第2の接続端子を通して信号が送信されるものとなる。
【0020】
この場合、第1の可動接点4は、平板状の金属板で形成されており、収納部1a内の下方向にのみ変位可能に配設されているので、第2の可動接点5が反転してオンするまでのストロークをバラツキなく設定できることから、可動接点を舌片状等に上方に突出させて形成するものと比べて、接点オン位置のバラツキを小さくすることができるものとなっている。
【0021】
更に、この状態から、図示しないステムを更に押圧操作すると、図3に示すように、インシュレータ6はステムによって更に下方へ押圧され、第2の可動接点5の膨出部5aが更に下方へ押し下げられる。この時、第1の可動接点4は、外周縁部4aが、前記第1の固定接点2、2と電気的に接続された状態で前記第1の固定接点2、2上に載置されたものとなっており、第1の可動接点4の中央部が、下方へ変位可能なように配設されているので、接触部4bが第2の可動接点5の突起部5bと接触した状態で、接触部4bは収納部1aに設けられた凹溝部1b内に変位(屈曲)して収容されるものとなる。
【0022】
このように、第1の可動接点4が、第2の可動接点5と接触して、スイッチがオンした後に、第1の可動接点4が変位(屈曲)して、ハウジング1の収納部1aの凹溝部1b内に収容される間が、オーバーストロークとなって、ステムの押圧操作時のフルストロークが大きく設定できるものとなっている。
【0023】
また、この凹溝部1bの内底面は、平坦面となるように形成されており、この平坦面を第1の可動接点4の最下方変位時に直接当接するストッパー面、すなわち規制部1cとしてあるので、収容部の内底面の深さの設定を変えるだけで、オーバーストロークの規制部1cを簡単に形成できるので、第1の可動接点4の変位範囲を、素材である金属板の有する弾性復元範囲(変形しても蘇生可能な範囲)に規制するのを容易に行うことができるものとなっている。
尚、上記実施例では、凹溝部1bの深さを変える代わりに、凹溝部の内壁の幅の設定を変えることで、凹溝内壁の上部エッジで規制部を構成しても良い。また、凹溝部はハウジングを掘り下げて形成する代わりに、第1の固定接点2の高さよりも低い高さでハウジング底面から上面に向けて突出壁を形成したものでも良く、その場合、突出壁は環状に点在させても、円環状に連続させて形成しても良い。
【0024】
図4、図5は、本発明の第1の可動接点4の他の実施例を示している。
この場合、第1の可動接点4には、平板状の基板部4cと、この基板部4cから同一高さで延出して片持ち支持された舌片部4dが形成されたものとなっている。
このように、第1の固定接点2と接続される平板状の基板部4cと、この基板部4cから延出して片持ち支持された舌片部4dを設けることにより、舌片部4dが、第2の可動接点5と接触する際には、弾性をもって撓んだ状態で接触するので、接触部が摺動することでセルフクリーニング作用が発生し、接触信頼性が向上されるものとなる。
【0025】
また、舌片部4dの上面側に先球状の突起部(図示せず)を設けるようにしても良く、前記第2の可動接点5の膨出部5aの中央下面に先球状の突起部5bを設ける構成と合わせて、第1の可動接点4、または第2の可動接点5の少なくとも一方の当接面に、突起部を設けることにより、互いの接点部に異物や塵埃などが侵入した場合でも、この突起部によりセルフクリーニング作用が助長されるので、耐塵埃性が向上されるものとなる。
尚、第1の可動接点4と、第2の可動接点5の両方に突起部を対向配置する場合は、何れか一方の突起部を他方よりも幅広に形成しておくことにより、可動接点の変位(屈曲)に追従して確実に接触させることができる。
【0026】
上記した実施例によれば、収納部1aの第1の可動接点4の下方に、第1の可動接点4が変位(屈曲)した際に受け入れ可能な凹溝部1b(収容部)を設けて、第2の可動接点5が押圧されて反転した際には、第1及び第2の可動接点4、5が電気的に接続されて、第1及び第2の可動接点4、5の接触を保ったまま第1の可動接点4が凹溝部1b内に変位(屈曲)可能に形成すると共に、第2の可動接点5の反転後の押圧時には、第1の可動接点4の変位範囲を規制する規制部1cを形成するようにしたので、金属板からなる反転可能な膨出部5aを有する第2の可動接点5の反転で、押圧時の良好な操作フィーリングとスイッチオンまでのストロークを確保することができ、スイッチオン後も第2の可動接点5と第1の可動接点4との接触を保ったまま、凹溝部1b内に第1の可動接点4が変位(屈曲)することによりオーバーストロークを得ることができるので、接点切り換わり後のストロークを大きくできると共に、所望の操作フィーリングを得ることができるものとなっている。
【0027】
尚、上記実施例においては、前記規制部1cを、ハウジング1の内底面に設けた凹溝部1bで形成するようにしたが、規制部の構成はこれに限らず、ハウジング1の内底面を平坦状にして第1の固定接点2の突出高さで形成される空間を収容部として、平坦なハウジング内底面を規制部としても良く、別途設ける押圧操作用のステムとカバー、或いはステムとハウジングとで規制部を設けるようにしても良い。
また、第1の可動接点4と、第1の固定接点2とを別部品で構成するようにしたが、第1の可動接点4から接続端子を延出させることにより、第1の可動接点と、第1の固定接点を一体に形成するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の押釦スイッチは、収納部を有するハウジングと、収納部に一定の間隔を有して配設された第1の固定接点、及び第2の固定接点と、第1の固定接点に一端が電気的に接続され、収納部内に変位可能に設けられた第1の可動接点と、反転可能な膨出部を有する金属板からなり、第2の固定接点に一端が電気的に接続されると共に、反転時に第1の可動接点と接離可能な第2の可動接点とを備え、収納部の第1の可動接点の下方には、第1の可動接点が変位した際に受け入れ可能な収容部を設け、第2の可動接点が押圧されて反転した際に、第1及び第2の可動接点が電気的に接続され、第1及び第2の可動接点の接触を保ったまま第1の可動接点が収容部内に変位可能に形成すると共に、第2の可動接点の反転後の押圧時に、第1の可動接点の変位範囲を規制する規制部を形成したことから、金属板からなる反転可能な膨出部を有する第2の可動接点の反転で、押圧時の良好な操作フィーリングとスイッチオンまでのストロークを確保することができ、スイッチオン後も第2の可動接点と第1の可動接点との接触を保ったまま、収容部内に第1の可動接点が変位することによりオーバーストロークを得ることができるので、接点切り換わり後のストロークを大きくできると共に、所望の操作フィーリングを得ることができる。
【0029】
また、収容部を、ハウジングの内底部に設けた凹溝部で形成し、凹溝部の内面で規制部を形成したことから、収容部の内面の幅や内底面の深さの設定を変えるだけで、オーバーストロークの規制部を簡単に形成できるので、第1の可動接点の変位範囲を、弾性復元範囲に規制するのを容易に行うことができる。
また、第1の可動接点を、平板状の金属板で形成し、収納部内の下方向にのみ変位可能に配設したことから、第2の可動接点が反転してオンするまでのストロークをバラツキなく設定できるので、接点オン位置のバラツキを小さくすることができる。
【0030】
また、第1の可動接点は、第1の固定接点と接続される平板状の基板部と、基板部から延出して片持ち支持された舌片部とからなることから、舌片部が第2の可動接点と接触する際には、弾性をもって撓むので、接点部が摺動することでセルフクリーニング作用が発生し、接触信頼性が向上される。
また、第1の可動接点、または第2の可動接点の少なくとも一方の当接面に、突起部を設けたことから、互いの接点部に異物や塵埃などが侵入した場合でも、突起部によりセルフクリーニング作用が助長されるので、耐塵埃性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である押釦スイッチを示す断面図である。
【図2】本発明の押釦スイッチの押圧時を示す断面図である。
【図3】本発明の押釦スイッチのオーバーストローク時を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の可動接点の他の実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の可動接点の他の実施例を示す正面図である。
【図6】従来の押釦スイッチの押圧前の状態を示す一部断面図である。
【図7】従来の押釦スイッチの押圧後の状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b 凹溝部
1c 規制部
2 第1の固定接点
3 第2の固定接点
4 第1の可動接点
4a 外周縁部
4b 接触部
4c 基板部
4d 舌片部
5 第2の可動接点
5a 膨出部
5b 突起部
5c 外周縁部
6 インシュレータ
7 カバー
Claims (5)
- 収納部を有するハウジングと、前記収納部に一定の間隔を有して配設された第1の固定接点、及び第2の固定接点と、前記第1の固定接点に一端が電気的に接続され、前記収納部内に変位可能に設けられた第1の可動接点と、反転可能な膨出部を有する金属板からなり、前記第2の固定接点に一端が電気的に接続されると共に、反転時に前記第1の可動接点と接離可能な第2の可動接点とを備え、前記収納部の前記第1の可動接点の下方には、前記第1の可動接点が変位した際に受け入れ可能な収容部を設け、前記第2の可動接点が押圧されて反転した際に、前記第1及び第2の可動接点が電気的に接続され、前記第1及び第2の可動接点の接触を保ったまま前記第1の可動接点が前記収容部内に変位可能に形成すると共に、前記第2の可動接点の反転後の押圧時に、前記第1の可動接点の変位範囲を規制する絶縁性の規制部を形成したことを特徴とする押釦スイッチ。
- 前記収容部を、前記ハウジングの内底部に設けた凹溝部で形成し、該凹溝部の内面で前記規制部を形成したことを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ。
- 前記第1の可動接点を、平板状の金属板で形成し、前記収納部内の下方向にのみ変位可能に配設したことを特徴とする請求項1、又は2記載の押釦スイッチ。
- 前記第1の可動接点は、前記第1の固定接点と接続される平板状の基板部と、該基板部から延出して片持ち支持された舌片部とからなることを特徴とする請求項3記載の押釦スイッチ。
- 前記第1の可動接点、または前記第2の可動接点の少なくとも一方の当接面に、突起部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の押釦スイッチ。
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