JP2618675B2 - 操作パネルスイッチ - Google Patents

操作パネルスイッチ

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JP2618675B2
JP2618675B2 JP63053722A JP5372288A JP2618675B2 JP 2618675 B2 JP2618675 B2 JP 2618675B2 JP 63053722 A JP63053722 A JP 63053722A JP 5372288 A JP5372288 A JP 5372288A JP 2618675 B2 JP2618675 B2 JP 2618675B2
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宏一 三戸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子機器の操作パネル部に用いられるスイ
ッチに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の操作パネルスイッチは、表面をフラッ
トにして、かつ薄形化が必要なことから、例えば第9図
及び第9図のA−A断面を示す第10図に示したように、
第1のケース1と、第2のケース2と、両ケース1,2の
間に配置したスイッチ部3と、第2のケース2に設けた
操作ボタン4とから構成されている。スイッチ部3は、
上側絶縁基板5と下側絶縁基板6にそれぞれ接点7,8を
設けて対向させ、両基板間に、接点部に開口を有するス
ペーサ9を配置したものである。
上記構成において、操作ボタン4を手で押下すると、
上側絶縁基板5が湾曲して接点7,8が互いに接触し、手
を離すと接点が離れるので、スイッチをオン、オフする
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の従来例は、第1のケース1
と第2のケース2との固定方法として、ネジ10による固
定、あるいはカシメ、接着による固定方法が採られてい
るため、ネジ部品が必要であったり、カシメ、接着に多
くの時間を要し、特に分解する場合は、多大の時間を必
要とする。さらには、ネジ穴がつぶれたり、カシメ部が
破壊するなど、再生が困難になる等の問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するも
ので、固定に他の部品を必要としないばかりでなく、着
脱が容易で生産性が高く、しかも再生不能にならず、サ
ービス性の良好な操作パネルスイッチを提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、第1及び第2
のケースが、互いに操作面と平行にスライドして嵌合す
るスライド嵌合部と、このスライド嵌合部の終端で位置
決めを行うスライドストッパ部とをそれぞれ有し、か
つ、スライドストッパ部が互いに当接したとき、一方の
ケースに形設された爪状弾性突起部が他方のケースに形
成された段部に係合して両ケースをロックする構成とし
たものである。
(作 用) 従って、本発明によれば、スイッチ部を挟んで第1の
ケースと第2のケースとをスライド嵌合させ、弾性突起
部を段部に係合させてロックすることにより容易に組立
が完了し、また、分解する場合は、弾性突起部を段部か
ら外して両ケースの嵌合を解けば、容易に分解すること
ができる。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第1
図及び第2図は、本発明の一実施例を示したものであ
る。なお第2図は、第1図(b)のB−B断面を示して
いる。11は第1のケース、12は第2のケース、13はスイ
ッチ部、14は操作ボタンである。スイッチ部13は、上側
絶縁基板15と下側絶縁基板16にそれぞれ接点17,18を設
けて対向させ、両基板間に、接点部に開口を有するスペ
ーサ19を配置しており、これは従来例と同様の構成とな
っている。
ケースの詳細な構成について、第3図の分解斜視図を
用いて説明する。第1のケース11には、その四隅に断面
コの字状のスライド嵌合部11aが形成されており、一
方、第2のケースにも、それに対応する突起状のスライ
ド嵌合部12aが形成されている。また、第1のケースに
スライドストッパ部11bが、第2のケースにこれに対応
するスライドストッパ部12bがそれぞれ形成されてい
る。さらに、第2のケースに爪状の弾性突起部12cが、
これに対して第1のケースにロック用の段部11cがそれ
ぞれ形成されている。
そこで、本実施例の組立において、上側絶縁基板15、
スペーサ19、下側絶縁基板16からなるスイッチ部を挟ん
で、第1図(a)に示したように、第1のケース11に対
して第2のケース12を載置した後、両ケースのスライド
嵌合部11aと12aとを嵌合させ、第1図(b)のように、
スライドストッパ部11b,12bが互いに突き当たるまで第
2のケース12を矢印P方向にスライドさせる。このと
き、第4図に示したように、第2のケースに設けた弾性
突起部12cが、第1のケースの段部11cに係合し、その結
果、第1のケース11と第2のケース12とは相対的移動が
できないようにロックされる。
また、必要に応じて分解する場合は、弾性突起部12c
を治具等を用いて段部11cから外した状態で第2のケー
ス12を矢印Pとは反対方向に引っ張れば、両ケースの嵌
合を容易に解くことができる。
以上のように構成された本実施例では、第1のケース
と第2のケースの固定に他の部品を必要とせず、しかも
着脱作業が極めて容易で時間もかからず、かつ確実であ
る。
第5図及び第6図は、本発明の他の実施例を示したも
ので、21は第1のケース、22は下側絶縁基板を兼ねた第
2のケース、23はスイッチ部、24は操作ボタン、25は上
側絶縁基板、27,28は接点、29はスペーサである。ここ
では、第2のケースとして絶縁基板が使用され、また、
弾性突起部21cが第1のケース側に設けられてもよいこ
とを示している。
第7図及び第8図は、本発明のさらに他の実施例を示
したもので、31は第1のケース、32は第2のケース、33
はスイッチ部、34は操作ボタン、35はダイヤフラム、36
は絶縁基板、37,38は接点、39はスペーサ、また、30は
表面に被せたパネルである。このように、操作部にパネ
ルが貼られていても、また操作ボタンがケースから突出
していなくても、さらにスイッチ部にダイヤフラムが介
在しても構わないことを示している。
なお、スイッチとして、タクティルフィーリングのな
い押しボタンスイッチ、ダイヤフラム等によるタクティ
ルフィーリングを有する押しボタンスイッチの外、スラ
イドスイッチ、ロータリスイッチ、シーソスイッチ等ど
のようなスイッチを使用してもよい。さらに、スイッチ
操作が、いずれのケース側から操作できる構造であって
も、また両方から操作できる構造であっても、勿論構わ
ない。
(発明の効果) 本発明は、上記実施例より明らかなように、第1のケ
ースと第2のケースとを互いにスライド嵌合させるのみ
で固定できるようにしたもので、固定するための別部品
を必要とせず、しかも簡単に、かつ強固に固定すること
ができる。さらに、弾性突起部を湾曲させて段部から外
すことにより、容易に分解することができ、何度でも着
脱が可能である。
また、操作面と平行な方向に爪状弾性突起部を有する
ため、操作面のフラット化が容易にできるだけでなく、
操作パネルスイッチの薄形化が可能になる。
さらに、スイッチ操作方向の固定は爪状弾性突起部で
なく、スライド嵌合部で固定されるため、スイッチ操作
方向のガタツキを少なくでき、また、固定のかかりしろ
を大きくとれるため、この方向の強度を強くすることが
できという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の平面図で、ケースの固定
方法を示す図、第2図は、第1図(b)のB−B断面
図、第3図は、第1図の分解斜視図、第4図は、弾性突
起部の係合を示す図、第5図は、本発明の他の実施例の
分解斜視図、第6図は、同断面図、第7図は、本発明の
さらに他の実施例の分解斜視図、第8図は、同断面図、
第9図は、従来例の平面図、第10図は、第9図のA−A
断面図である。 11,21,31……第1のケース、12,22,32……第2のケー
ス、13,23,33……スイッチ部、14,24,34……操作ボタ
ン、17,18,27,28,37,38……接点、11a,12a……スライド
嵌合部、11b,12b……スライドストッパ部、11c……段
部、12c,21c,32c……弾性突起部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作面の裏面側となる第1のケース(11)
    及び操作面側となる第2のケース(12)と、この第1、
    第2の両ケース間に配置されたスイッチ部(13)と、前
    記第1、第2のケースの少なくとも一方に設けられ前記
    スイッチ部を操作面に対して垂直方向から操作する操作
    部(14)とを備え、前記第1及び第2のケースは、互い
    に操作面と平行にスライドして嵌合するスライド嵌合部
    (11a,12a)と、このスライド嵌合部の終端で位置決め
    を行うスライドストッパ部(11b,12b)とをそれぞれ有
    し、かつ、前記スライドストッパ部が互いに当接したと
    き、一方のケースに形設された爪状弾性突起部(12c)
    が他方のケースに形設された段部(11c)に係合して両
    ケースをロックする構成としたことを特徴とする操作パ
    ネルスイッチ。
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