JPS61237314A - 押ボタンスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の操作パネルに用いる押ボタンスイッ
チ駆動機構に関するものである。

従来の技術 近年、機器の電子化がさかんに行われている中で、電子
機器の操作パネル部に用いる押ボタンスイッチは、良好
な、節度感を有しかつ安価なものが望まれている。従来
のこの種の押ボタンスイッチとしては例えば第６図〜第
６図に示すような構造となっていた。即ち、図に示すよ
うに基板１の上に接点２を有した絶縁シート３とその上
に接点２に対応する位置に透孔４をもったスペーサ５と
、このスペーサ５によシ保持されたダイヤフラム６と、
その上に、接点２と対向する接点７を有した絶縁シート
８と、ボタン９を有した樹脂ケース１０とこれを覆うパ
ネル１１よシ構成され、ダイヤフラム６の反転によシ節
度感を得ていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成においてはダイヤフラムｅをス
ペーサ５の透孔４に一つ一つ挿入しなければならず工数
がかかシ、さらに、ボタン９を有した樹脂ケース１０が
必要で、材料費も高価であった０ 本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、構成の簡素化を図り、安価で生産性に優れた押ボタン
スイッチを提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題を解決するために、本発明は、ボタン、ケース
、節度感発生バネ及び押バネを金属板や樹脂シートにて
一体成形したものである。

作　　用 この構成によりボタン、ケース、節度感発生バネ及び押
バネを安価な金属板や樹脂シートにて一体形成すること
によシ、工数及び材料費を削減することができる。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第４図を用いて説明す
る。まず、第１図に示すものは本発明の特徴とする押ボ
タンスイッチの駆動機構部であシ、一枚の弾性をもつ金
属板や樹脂シートによって構成される。すなわち、金属
板や樹脂シート全体はケース１２として利用され、一定
の間隔をおいて下方に押出したＶ字状の支持部１３が設
けられ、この支持部１３間に１つのスイッチの駆動機構
が形成される。まず左側の支持部１３に近接して切起し
による下方に折曲した支持部１３と同じ高さをもつ支持
片１４が設けられ、この支持片１４に隣接してＵ字状に
変曲させたダンパー１５が設けられ、このダンパー１６
の両端から平行にスリット１６が形成され、このスリッ
ト１６の右端近くでダンパー１５と平行に切断を行い、
この切断部を下方にＵ字状に折曲して接触部１７を形成
し、この接触部１７．スリット１６．ダンパー１５に囲
まれた部分がボタン１８となる。このボタン１８にはス
リット１６と平行に補強リプ１９が形成されボタン１８
の強度を高めている。また、ボタン１８の中央部には下
方に切起した押バネ２ｏが設けである。

また、ボタン１８の接触部１７側のケース１２には、先
端に水平部をもち、この水平部から垂直に近い急傾斜部
を設け、この急傾斜部から緩やかな傾斜の緩傾斜部をも
った節度感発生バネ２１が設けられ、この節度感発生バ
ネ２１とボタン１８の接触部１７を係合させるためボタ
ン１８の長さ方向の中間に相当するケース１２に半円状
の絞シ部２２を形成しである。

このような駆動機構部を多数個同時に一枚の金属板や樹
脂シートに形成する。

そして押ボタンスイッチとするには、第２図に示すよう
なスイッチ機構部上に上述の駆動機構部を組合せる。

すなわち、スイッチ機構部は、硬質の基板２３上に上面
に接点２４を設けた絶縁シート２５を配置し、この絶縁
シート２５上に、接点部に対応する位置に透孔２６を設
けたスペーサ２７を配置し、このスペーサ２７の上に下
面に接点２８を有する絶縁シート２９を配置して構成さ
れ、この対向する接点２４．２８上にボタン１８が位置
するようにケース１２を組合せ、このケース１２上に表
示パネル３ｏを配置することで押ボタンスイッチが構成
される。

なお、表示パネル３０．絶縁シート２９は少なくとも可
撓性を有する材料で構成される。

このような構成で、定常状態においては、第２図ａに示
すように押バネ２ｏの先端が接点２８に対応する絶縁シ
ート２９上に浩接し、ボタン１８の接触部１７は節度感
発生バネ２１の緩傾斜部の下端部に当接している。

この状態から、第２図すに示すように指３１によシ操作
すべき部分のボタン１８を表示パネル田の上から押圧す
る。

この押圧によシボタン１８はダンパー１５を支点として
下動し、ボタン１８の接触部１７は節度感発生バネ２１
の急傾斜部を滑り水平部に尚る。この動作で節度感が得
られる。このボタン１８の下動によシ押バネ２ｏは絶縁
シート２９を介して接点２８を下動させ、さらに指３１
による押圧が進めば、節度バネ２１が下方にたわみ、接
点２８は接点２４に当接してスイッチＯＮの状態となる
。

この状態から指３１による抑圧を解除すれば、絶縁シー
ト２９０弾性力、押バネ２ｏの復帰力、節度感発生バネ
２１の復帰力によってボタン１８は第２図ａの定常状態
に復帰する。

なお、上記動作において節度感発生バネ２１の形状を改
良することによシ操作フィーリングを任意に設定でき、
節度感発生バネ２１の水平部の先端にフックを設けるこ
とにより、任意のボタン１８のストロークを得ることが
できる。

また、第３図′に示す実施例は、ボタン１８を水平状態
を保ちながら上下動する構成としたもので、第１図で示
した実施例と異なる点は、ダンパー１６をボタン１８の
・−辺の部分的に２個所設け、このダンパー１５側にも
接触部１７と節度感発生バネ２１を設け、さらに押バネ
２０を互いに逆方向から切起して２個形成した構成とし
たものである。

そして、この材料を弾性金属板あるいは底面に金属を蒸
着した弾性を有する樹脂の成形体とする。

このような駆動機構にすれば、基板３２の上に２つの接
点３３．３４を設けた構成とし、この上に上述の駆動機
構部を配置して第４図に示す押ボタンスイッチとし、指
３１で抑圧操作することで第４図すに示すように２つの
押バネ２ｏが接点３３３４に相互に接触して短絡されス
イッチＯＮとなる。。

抑圧を解除すると押バネ２０．節度感発生バネ２１の弾
性力でボタン１８は上動復帰し、第４図ａの定常状態に
戻る。

発明の効果 以上のように本発明の押ボタンスイッチは、ボタン、ケ
ース、節度感発生バネ、押バネを一体に形成しているた
め、構成部品が著しく少なくなり、組立ても容易で生産
性の大幅な向上が図れ、コストの低減化に著しく有利と
なるなどの利点をもち工業的価値の大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の押ボタンスイッチの一実施例における
駆動機構部の要部の斜視図、第２図ａ。 ｂは同本発明の押ボタンスイッチの動作を示す断面図、
第３図は他の実施例の駆動機構部の要部の斜視図、第４
図ａ、ｂは開弁ボタンスイッチの動作を示す断面図、Ｍ
Ｓ図は従来の押ボタ／スイッ、　チの要部の分解斜視図
、第６図は同断面図である。 １２・・−・・ケース、１３・・・・・・支持部、１４
・・・・・・支持片、１５・へ・・・・ダンパー、１６
・・・・・・スリット、１７・・・・・・接触部、１８
・・・・・・ボタン、１９・・・・・−補強リプ、２０
・・・・・・押バネ、２１−・・・・・節度感発生バネ
、２２・・・・・・絞り部、２３・・・・・・基板、２
４，２８，３３゜３４・・・・・・接点。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）弾性金属板又は弾性樹脂成形体より一体成形され
   たケース、ボタン及びボタンの端の接触部が係合し、ボ
   タンの押圧により摺動して節度感を発生する節度感発生
   バネにより構成された駆動機構部をスイッチ機構部に組
   合せてなる押ボタンスイッチ。
2. （２）ケースとボタンの結合部にダンパーを設けたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の押ボタンスイ
   ッチ。
3. （３）ボタンに下方に突出し、スイッチ機構部を制御す
   る押バネを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の押ボタンスイッチ。