JPH04272625A - 押釦スイッチおよびその製造方法 - Google Patents

押釦スイッチおよびその製造方法

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JPH04272625A
JPH04272625A JP3058049A JP5804991A JPH04272625A JP H04272625 A JPH04272625 A JP H04272625A JP 3058049 A JP3058049 A JP 3058049A JP 5804991 A JP5804991 A JP 5804991A JP H04272625 A JPH04272625 A JP H04272625A
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    • H01H2233/01Key modules mounted on laykey
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    • H01H2233/016Snap coupling with limited freedom

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器のキー
ボード等、各種データを入力する装置として用いられる
押釦スイッチおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の押釦スイッチの要部概略
構造を示す断面図である。図6において、この押釦スイ
ッチ41は、大きくはメンブレン接点シート42と、押
釦キー43と、補強板44とで構成されている。さらに
詳述すると、メンブレン接点シート42は、ポリエステ
ル材等を使用して可撓性を有する薄板状に各々形成され
ている上部接点シート45,スペーサ46,下部接点シ
ート47を順次積層して一体化されている。また、この
メンブレン接点シート42には、押釦キー43が取り付
けられる部分に対応して複数の接点部48が形成されて
いる。加えて、接点部48の部分におけるスペーサ45
の一部には窓孔49が設けられている。さらに、この窓
孔49と対応している上部接点シート45の部分におけ
る下面と下部接点シート47の部分における上面には、
それぞれ導電インクを塗布してなる接点50,51が設
けられている。なお、これら接点50,51は、上部接
点シート49の下面に形成された印刷配線(不図示)と
下部接点シート47の上面に形成された印刷配線(不図
示)にそれぞれ電気的に接続されている。また、接点部
48の外側における部分には、上下に貫通した穴52が
形成されている。そして、このメンブレン接点シート4
2において、通常は接点50と接点51との間はスペー
サ45により離され(オフ)ており、接点50を上部接
点シート45の上側より押下すると上部接点シート45
が下部接点シート47側に撓み変形する。すると、接点
50が接点51に圧接され、導通(オン)が得られる状
態になっている。補強板44は、メンブレン接点シート
42が載せられるもので、メンブレン接点シート42を
密着させ易く樹脂材で板状に形成されている。また、メ
ンブレン接点シート42の各接点部48における穴52
と対応している位置には、上下に貫通した穴53が形成
されている。押釦キー43は、樹脂製のハウジング54
と、同じく樹脂製のキートップ55と、復帰用のバネ部
材56と、接点押下用のバネ部材57とで構成されてい
る。このうち、ハウジング54は、下面が開口された空
洞状の下部ハウジング部54aと、この下部ハウジング
部54aの上面54Aより上方へ突出されている上部ハ
ウジング部54bとでなり、また上部ハウジング部54
bの中心には下部ハウジング部54a内へ通じる貫通穴
58が設けられている。さらに、下部ハウジング部54
aの下面54B側には、メンブレン接点シート42の穴
52と対応してねじ穴59が設けられている。次に、キ
ートップ55は、上部ハウジング部54bの貫通穴58
内に摺動自在に配設されるキーレバー部55aと、この
キーレバー部55aの上端に一体に形成されたキートッ
プ部55bとを有している。加えて、キートップ55と
ハウジング54との間には、キートップ55の抜け止め
を行うための図示せぬ係止爪(不図示)が設けられてい
る。そして、この押釦キー43を組み立てる場合は、ハ
ウジング54にキートップ55を取り付ける前に、まず
上部ハウジング部54bの外周に復帰用のバネ部材56
を装着し、次いでキーレバー部55aを貫通穴58内に
バネ部材56を圧縮させながら挿入する。また、この挿
入が所定量なされて図示せぬ係止爪が下部ハウジング5
4a内まで挿入されると、上記係止爪が下部ハウジング
54a内に係止されて抜け止めされる。その後、下部ハ
ウジング部54a内に突出しているキーレバー部55a
の下端に接点押下用のバネ部材57を取り付けると押釦
キー43の組立が完了する。次に、さらに押釦キー43
とメンブレン接点シート42と補強板44とをそれぞれ
結合させて押釦スイッチ41を組み立てる場合は、まず
補強板44上にメンブレン接点シート42を載せる。ま
た、この後から接点部48に対応して押釦キー43を配
置する。さらに、この状態で、ビス60を補強板44の
下側より穴53,52を通してねじ穴59に螺合させて
締め付ける。すると、メンブレン接点シート42と補強
板44との固定と同時に、押釦キー43もメンブレン接
点シート42上に固定される。
【0003】図7は、図6に示す押釦スイッチ41の動
作説明図である。そこで、図7と共に押釦スイッチ41
の動作を次に説明する。まず、キートップ55に押下力
が付加されていないとき、このキートップ55は図7(
a)に示すように、復帰用のバネ部材56の付勢力で上
方に押し上げられた状態になっている。また、接点押下
用のバネ部材57はキートップ55と共に上方に変位さ
れ、メンブレン接点シート42の上部接点シート45よ
り離れている。これにより、接点50と接点51との間
も離れ、ここでの接点部48はオフの状態におかれてい
る。次に、キートップ55が復帰用のバネ部材56の付
勢力に抗して押下され、接点押下用のバネ部材56が上
部接点シート45上に当接されると、この圧力で上部接
点シート45が下部接点シート47側へ撓み変形し、図
7(b)に示すように接点50が接点51に圧接されて
オン状態になる。さらにキートップ55が押下されると
、図7(c)に示すようにキートップ部55bの下面が
上部ハウジング54の上面54Aに当接され、それ以上
の押下が規制される。また、この状態からキートップ5
5の押下力が取り除かれると、復帰用のコイルスプリン
グ57の付勢力等によって、キートップ部55bが押し
戻され、図7(b)の状態を経て図7(a)の状態まで
復帰し、接点50と接点51との間が離れて再びオフ状
態になる。
【0004】したがって、この押釦スイッチ41の構造
では、キートップ55の摺動案内は、キーレバー部55
aと貫通穴58との摺接で行われることになるので、キ
ーレバー部55aをガイドする貫通穴58内の内周面と
キーレバー部55aとが摺動している部分D0(図6参
照)の寸法がある一定以上必要とされる。そして、この
摺接している部分D0の寸法が十分に得られない場合は
、キートップ55の押下時にキーレバー部55aと貫通
穴58との間に引っかかり等が生じてスムースに摺動さ
れず、接点部48の動作不良を起こし信頼性を低下させ
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造の押釦スイッチ41において、全高さ寸法を小さ
くしたい場合は、キートップ55のストローク量を短く
するか、キーレバー部55aあるいはハウジング54の
高さ寸法を短くし、キーレバー部55aをガイドする貫
通穴58内の内周面とキーレバー部55aとが摺接して
いる部分D0の寸法を、例えば図8に示すように短くす
る必要がある。しかし、この種における押釦スイッチ4
1のストローク量は一般に3〜5ミリメートルが適当と
されているので、ストローク量を短くするにも限界があ
る。また、上述したようにキーレバー部55aをガイド
する部分D0の寸法にも限界があるのを考慮すると、キ
ートップ55に十分なストローク量が得られると同時に
押下感触に優れ、かつ全高さ寸法の小さい押釦スイッチ
を実現するのは難しく、構造上も既に限界があると考え
られていた。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は全高さ寸法を小さくし、かつキートップ
の十分なストローク量が得られるとともに押下感触を向
上させることができる押釦スイッチを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る押釦スイッチは、メンブレン接点シート
の接点部を押下しその接点部を開閉操作するための押釦
キーを、シート状の基板部と筒状のケース部とを一体に
設けてなるハウジングと、前記ケース部に摺動自在に支
持されているとともに前記ケース部の周面よりも外側に
延出している部分に前記基板部側へ突出された接点押下
部を形成してなるキートップと、前記キートップに復帰
位置側への付勢力を付与しているバネ部材とを設けて構
成し、前記接点部を前記接点押下部に対向させて前記メ
ンブレン接点シートを前記基板上に配設したものである
【0008】
【作用】これによれば、キートップを押下すると、キー
トップに設けられている接点押下部によりメンブレン接
点シートの接点部が押され、その接点部が閉操作される
。そして、従来の押釦スイッチにおいてはメンブレン接
点シートの接点部をキートップが摺動自在に保持されて
いるケース部の真下に設けていたのを、本押釦スイッチ
ではケース部の周面よりも外側で、かつハウジングとキ
ートップとの間にメンブレン接点シートの接点部を設け
ているので、ケース部内でのキートップのストローク量
を大きくしてもメンブレン接点シートの接点部と当接す
ることもなく、ケース部内でのストローク量を比較的自
由に設定できる。したがって、従来の押釦スイッチでメ
ンブレン接点シートを配設していた部分までキートップ
のストローク量を延ばすことも可能になるので、スイッ
チの全高さ寸法を大きくしなくても十分なストローク量
が得られる。これに伴って、キートップとケース部との
接触面寸法を大きくすることも可能になり、キートップ
とケース部間の摺接保持が確実に行え、キートップの摺
接動作をよりスムースにすることができる。また、メン
ブレン接点シートは押釦キーのハウジング上に取り付け
るので、従来必要としていた補強板が不要になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は、本発明に係る押釦スイッチの
一実施例を示す概略縦断側面図である。図1において、
この押釦スイッチ1は、大きくは押釦キー2と、メンブ
レン接点シート3と、コイルスプリングでなる復帰用の
バネ部材4などで構成されている。
【0010】さらに詳述すると、押釦キー2は、ハウジ
ング5と、このハウジング5上に配設される複数のキー
トップ6とを備えている。このうち、ハウジング5は、
平板状の基板部7と、この基板部7の上面より上方に向
かって突出された筒状のケース部8とを一体に有して樹
脂材で形成されている。また、ケース部8には、中心に
上下に貫通した第1のガイド穴9が設けられているとと
ともに、この第1のガイド穴9を挟んだ左右両側にそれ
ぞれ第2のガイド穴10が設けられている。なお、この
第2のガイド穴10の上面の一部は天壁8aによって閉
じられ、開口寸法が狭められている。一方、キートップ
6は、キートップ部11と、このキートップ部11の下
面側より下方に向かって突出されたキーレバー部12と
、同じくキートップ部11の下面側より下方に向かって
突出された一対の係止片13,13とで構成されており
、キーレバー部12がケース部7の第1のガイド穴9に
摺動自在に挿入可能になっている。これに対して、一対
の係止片13,13は、第1のガイド穴9にキーレバー
部12を対応させたときに、第2のガイド穴10にそれ
ぞれ対応する状態になっている。また、キーレバー部1
2を第1のガイド穴9に対応させるとともに、一対の係
止片13を第2のガイド穴10に対応させ、この状態で
キーレバー部12を第1のガイド穴9に向かって押し込
むとともに係止爪13を第2のガイド穴10に向かって
押し込むと、このキーレバー部12および各係止片13
が第1のガイド穴9および第2のガイド穴10内にそれ
ぞれ挿入されるようになっている。さらに、この挿入後
は各係止片13の先端に設けられている係止爪14が天
壁8aの内側に係合され、この係合によりケース部8に
対するキートップ6の抜け止めが行える。加えて、キー
トップ部11の下面側には、ハウジング5にキートップ
6が取り付けられたときに、ケース部8よりも外側に延
出している部分に位置して接点押下部15が一体に設け
られている。この接点押下部15は、キートップ部11
の内側より外側に向かうに従って下方へ延びる舌片状に
形成されており、弾性を有して上下方向に弾性変形可能
になっている。なお、図1では図示しないがこの押釦キ
ー2のハウジング5における左右両側には、それぞれ上
下に貫通した位置決め用の穴16(図3参照)が設けら
れている。
【0011】  次に、メンブレン接点シート3は、上
部接点シート17と、スペーサ18と、下部接点シート
19とを順次積層して薄板状に形成されている。これら
上部接点シート17,スペーサ18,下部接点シート1
9は各々ポリエステル等で作られており、それぞれが可
撓性を有した状態になっている。また、ハウジング5上
の複数のケース部8と対応する部分には各々開口部20
が形成されているとともに、ハウジング5の上記穴16
と対応する位置には上下に貫通して位置決め用の穴25
(図3参照)が形成されている。加えて、各キートップ
部11の接点押下部15と対応する位置には各々接点部
21が設けられている。さらに、接点部21におけるス
ペーサ18の一部には窓孔22が設けられているととも
に、この窓孔22に対応する上部接点シート17の下面
と下部接点シート19の上面に導電インクをそれぞれ塗
布してなる接点23,24が設けられている。なお、接
点23は上部接点シート17の下面に形成された印刷配
線(不図示)と電気的に接続され、接点24は下部接点
シート19の上面に形成された印刷配線(不図示)と電
気的に接続されている。そして、このメンブレン接点シ
ート3において、接点23と接点24との間はスペーサ
18によって通常は離され(オフ)ており、接点23を
上部接点シート17の上側より押下すると、上部接点シ
ート17が下部接点シート19側に撓み変形される。す
ると、接点23が接点24に圧接され、この接触により
導通(オン)が得られる状態になっている。
【0012】次に、上記押釦スイッチ1の製造方法を図
1と共に図3により説明する。ここでは、図面を簡略化
するために、要部のみを示し細部構造は省略している。 図に示す如く、組立を始めるに当たっては板状の治具3
1と、同じく板状の印刷治具33がそれぞれ用意される
。このうち、治具31には、ハウジング5の位置決め用
の穴16とメンブレン接点シート3の位置決め用の穴2
5に対応して、一対のピン32,32が上方に向かって
突設されている。以下に、この方法を工程(a)から工
程(f)まで、順を追って説明する。 工程(a)「治具にハウジングを固定」では、治具31
上に、ピン32に穴16を対応させてハウジング5を載
せる。すると、ピン32が穴16内に挿入され、治具3
1に対するハウジング5の前後方向における位置決めが
なされる。 工程(b)「ハウジングにメンブレン接点シートを載せ
る」では、ハウジング5の上から治具31上に、ピン3
2に穴25を対応させてメンブレン接点シート3を載せ
る。このとき、ハウジング5の基板部7より突出してい
るケース部8が開口部20内を通って逃がされ、メンブ
レン接点シート3の上方に突出された状態になる。 工程(c)「メンブレン接点シート上にバネ部材を載せ
る」では、ケース部8を中心にして、バネ部材4をメン
ブレン接点シート3上に各ケース部8毎にそれぞれ載せ
る。 工程(d)「キートップを挿入」では、第1のガイド穴
9にキーレバー部12を対応させるとともに第2のガイ
ド穴10に係止片13を対応させ、この状態でキートッ
プ6をハウジング5側に押し付ける。すると、キートッ
プ部11とメンブレン接点シート3との間でバネ部材4
を圧縮変形させてキーレバー部が第1のガイド穴9に挿
入されるとともに、係止片13が第2のガイド穴10内
に挿入される。また、挿入後は係止片13の先端に設け
られている係止爪14が天壁8aの内側に係合されて抜
け止め状態になり、これによって押釦スイッチ1が略完
成する。 工程(e)「印刷」では、工程(d)までを終了した押
釦スイッチ1を印刷治具33上に載せる。次いで、印刷
治具33に設けられている摺動ピン34を突出させ、こ
の突出により押釦スイッチ1を押し上げ、キートップ6
の上面に印刷を施す。 工程(f)「打鍵試験」では、メンブレン接点シート3
を図示せぬ試験機に接続するとともに、押釦キー2を叩
いてその時の状態を検査する。 したがって、この製造方法に従って押釦スイッチ1を作
ると、各部品を組み付けるときに、押釦スイッチ1を何
度も裏返したりすることなく、各部品を同一方向より順
次組み立てることができる。これにより自動組立も可能
になる。
【0013】次に、図2は、押釦スイッチ1の各接点部
21における動作説明図である。そこで、図1と共にこ
の押釦スイッチ1の動作を次に説明する。まず、キート
ップ6に押下力が付加されていないときは、図1および
図2(a)に示すように、キートップ6は復帰用のバネ
部材4の付勢力で、係止爪14がケース部8の天壁8a
の内側に係合されるまで押し上げられた状態になってい
る。また、この状態では、接点押下部15がメンブレン
接点シート3より離れている。これにより接点23と接
点24との間も離れ、ここでの接点部21はオフの状態
におかれている。次に、キートップ6に押下力が付与さ
れると、復帰用のバネ部材4の付勢力に抗してキートッ
プ6が下方に移動される。そして、バネ性を有した接点
押下部15が上部接点シート17上に当接される。する
と、この接点押下部15からの押下力で、上部接点シー
ト17が下部接点シート19側へ撓み変形され、図2(
b)に示すように接点23が接点24に圧接されてオン
状態になる。そして、さらにキートップ6が押下される
と、図2(c)に示すようにキートップ部11の下面1
1Aがケース部8の天面に当接され、それ以上の押下が
規制される。また、キートップ6の押下力が取り除かれ
ると、復帰用のバネ部材4の付勢力等によってキートッ
プ6が押し戻され、接点23と接点24との間が離れて
再びオフ状態になる。
【0014】すなわち、この実施例による押釦スイッチ
1によれば、従来の押釦スイッチ41(図6参照)では
メンブレン接点シート42の接点部48を、キートップ
55が摺動自在に保持されているケース部(ハウジング
54)の下側に設けていたのを、この押釦スイッチ1で
はケース部8よりも外側で、かつハウジング5とキート
ップ部11との間に設け接点押下部15により押圧操作
するようにしているので、キーレバー部12の摺動でき
る位置、すなわちキートップ6のストローク量を上記従
来の押釦スイッチ41でメンブレン接点シート42を配
設していた部分まで延ばすことが可能になる。これによ
って、十分なストローク量と、これに伴う十分な押下感
触を得ることが可能になり、押釦スイッチの全高さ寸法
を小さくして低背形の押釦スイッチを実現させることが
できる。また、キートップ6とケース部8との接触面の
部分D1(図1参照)の寸法を大きくすることも可能に
なり、この部分D1の寸法を大きくすることによってキ
ートップ6とケース部8との間の摺接保持が確実に行え
るようになり、キートップ6の摺動動作がスムースに行
え操作上における信頼性の向上が図れる。さらに、従来
の押釦スイッチで用いていた補強板44をハウジング5
の基板部7によって兼ねることができるので補強板44
が不要になり、部品点数を減らし、軽量化も可能になる
【0015】次に、図4は本発明に係る押釦スイッチの
一変形例を示す概略縦断面図である。図4において、図
1と同一符号を付したものは図1と同一のものを示して
いる。そして、この変形例では図1に示した押釦スイッ
チ1の復帰用のバネ部材4に代えて、ケース部8の天壁
8aとキートップ部11の下面11Aとの間に、復帰用
のバネ部材26としてタクタイルゴムを設けたもので、
このタクタイルゴムによってオペレータにクリック感を
得ることができるようにしたものである。なお、その他
の動作等は図1に示した押釦スイッチ1の構造の場合と
同じである。
【0016】図5は、本発明に係る押釦スイッチの他の
変形例を示す概略縦断面図である。図5において、図1
と同一符号を付したものは図1と同一のものを示してい
る。そして、この変形例では、キートップ6の押下に連
動して接点部21を押圧する接点押下部27を、キート
ップ部12の下面より下方へ単純に突出した状態に設け
、キートップ6を成形するときの金型(不図示)が簡単
になるようにしたものであり、その他の動作等は図1に
示した押釦スイッチ1の構造の場合と同じである。なお
、図5中の符号28は、接点押下部27における過度の
押下量を吸収するのにハウジング5の基板部7に形成し
た凹部である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば従
来の押釦スイッチにおいてメンブレン接点シートの接点
部をキートップが摺動自在に保持されているケース部の
真下に設けていたのを、ケース部の周面よりも外側で、
かつハウジングとキートップとの間にメンブレン接点シ
ートの接点部を設けているので、ケース部内でのキート
ップのストローク量を大きくしてもメンブレン接点シー
トの接点部と当接することもなく、ケース部内でのスト
ローク量を比較的自由に設定できる。また、ストローク
量を大きく得ることができることから、キートップとケ
ース部との間の接触面寸法を大きくすることも可能にな
り、キートップとケース部間の摺動保持が確実に行え、
キートップの摺動動作をよりスムースにすることができ
る。したがって、スイッチの全高さ寸法を大きくしなく
ても十分なストローク量が得られて押下感触の向上が図
れるとともに、信頼性に優れ、かつ低背形の押釦スイッ
チが可能になる。また、メンブレン接点シートは押釦キ
ーのハウジング上に取り付けるので、従来必要としてい
た補強板が不要になり、部品点数の削減によるコストダ
ウンと軽量化等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押釦スイッチの一実施例を示す概
略縦断側面図である。
【図2】図1に示した同上押釦スイッチの動作説明図で
ある。
【図3】図1に示した同上押釦スイッチの製造方法説明
図である。
【図4】本発明に係る押釦スイッチの一変形例を示す概
略縦断側面図である。
【図5】本発明に係る押釦スイッチの他の変形例を示す
概略縦断側面図である。
【図6】従来の押釦スイッチの一例を示す概略縦断側面
図である。
【図7】図6に示した同上押釦スイッチの製造方法を説
明するための図である。
【図8】従来の押釦スイッチで全高さ寸法を小さくする
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1  押釦スイッチ 2  押釦キー 3  メンブレン接点シート 4,26  復帰用のバネ部材 5  ハウジング 6  キートップ 7  基板部 8  ケース部 15,27  接点押下部 21  接点部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メンブレン接点シートと、前記メンブ
    レン接点シートの接点部を押下しその接点部を開閉操作
    する押釦キーとを備えた押釦スイッチにおいて、前記押
    釦キーを、シート状の基板部と筒状のケース部を一体に
    設けてなるハウジングと、前記ケース部に摺動自在に支
    持されているとともに前記ケース部の周面よりも外側に
    延出している部分に前記基板部側へ突出された接点押下
    部を形成してなるキートップと、前記キートップに復帰
    位置側への付勢力を付与しているバネ部材とを設けて構
    成し、前記接点部を前記接点押下部に対向させて前記メ
    ンブレン接点シートを前記基板部上に配設してなること
    を特徴とする押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】  前記ケース部を逃がす開口部を設けて
    前記メンブレン接点シートを形成するとともに、前記ケ
    ース部内に挿入される前記キートップの下端側に挿入後
    前記ハウジングの裏面側で抜け止め係止される係止爪を
    設け、前記開口部内に前記ケース部を挿入させて前記基
    板上に前記接点スイッチを配設した後、前記ケース部に
    前記ばね部材を載置し、次いで前記ばね部材を覆って前
    記キートップを前記筒状部内に挿入して前記バネ部材を
    圧縮させるとともに前記係止爪を前記ハウジングの裏面
    側に係止させて抜け止めしてなることを特徴とする請求
    項1の押釦スイッチの製造方法。
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