JPH0626075Y2 - 電動機駆動装置 - Google Patents

電動機駆動装置

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JPH0626075Y2
JPH0626075Y2 JP1988140684U JP14068488U JPH0626075Y2 JP H0626075 Y2 JPH0626075 Y2 JP H0626075Y2 JP 1988140684 U JP1988140684 U JP 1988140684U JP 14068488 U JP14068488 U JP 14068488U JP H0626075 Y2 JPH0626075 Y2 JP H0626075Y2
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JP
Japan
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electric motor
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remaining
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JP1988140684U
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JPH0265097U (ja
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薫 中島
忠一 曽根
正禎 池田
智 浜田
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、例えば可変速給水ポンプに連結される電動
機を駆動するためのインバータなどから成る電動機駆動
装置に関するものであり、特に、電動機への給電停止後
の惰行期間中に限り、再度の電動機始動を遅延により阻
止すべく設定される待機状態を視認可能とするような改
良に係わるものである。
<従来技術> 従来より、インバータを起動させて、そこから電動機に
電力供給を行うことで、ポンプ等の負荷を始動させるよ
うにした電動機駆動装置が知られているが、この場合、
電動機を一旦停止させ再び回転させようとする際、電動
機の慣性により惰行回転が続行している間は惰行回転中
の電動機が発電機として働くので、この間に再度、イン
バータを起動させようとすると、過電流が流れてインバ
ータなどに支障を与える。
これを解決するものとして、インバータの起動時には、
起動操作時から電動機への給電開始時までに、惰行回転
中の電動機と負荷が停止するのに十分な所定の遅延時間
を付与することで、電動機を待機状態とし、電動機の惰
行回転が完全に停止した後に、初めて、起動操作に応動
する電動機の始動が実行されるようにした電動機駆動装
置が知られている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来技術においては、遅延時間が付与されているこ
とにより、起動操作に応動して直ちに電動機の駆動が開
始されるのを防いでいるので、不慣れな操作者は遅延時
間経過中の待機状態をインバータ等の故障状態と誤認す
る恐れがあり、この場合、かかる待機状態の間に通電部
に触れて感電したり、待機状態の期間を経過して、始動
した途端の電動機に触れて、これに巻き込まれたりする
等不慮の事故に繋るという問題点があった。
<問題点を解決するための手段> この考案は、上記従来技術に基づく電動機の待機状態と
故障状態との誤認の問題点に鑑み、第1図に示されるよ
うに、起動手段8からの起動信号Stに対して、電動機1
停止時の惰行期間に相当する期間だけの遅延を付与し
て、その間を待機状態期間とする遅延手段7を設け、待
機状態の期間中に限って、プリセット値からクロックパ
ルス数を減算カウントすることで、待機期間の残存期間
を計時する残存期間計時手段9と、そこで計時中の残存
期間を表示する残存期間表示手段10とを付設することに
より、上記問題点を解決せんとするものである。
<作用> この考案はの構成は、第1図に示されるように、起動手
段8を作動させると、起動信号Stが生成され、該起動信
号に関しては、これが電動機1の駆動手段3、6に入力
されるまでに遅延手段7により所定期間、即ち少なくと
も電動機1の惰行期間だけの遅延が付与されるが、この
間、残存期間計時手段9がプリセット値としての待機期
間の値から所定のクロックパルスの各パルスごとに所定
値づつを減算カウントして、待機期間の残存期間の値を
計時し、これに応動して残存期間表示手段10が待機期間
の残存期間の値を視認可能に表示するように作用する。
<実施例> 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、誘導電動機1は給水ポンプ2に連結さ
れており、該電動機1はインバータ3の負荷側にリレー
遮断器4を介して接続されている。該インバータ3は電
源側にもリレー遮断器5を介して接続されており、両リ
レー遮断器4、5は運転状態保持回路6に対して開閉駆
動可能に接続され、該インバータ3自体も運転状態保持
回路6の出力端子に接続されているが、かかる運転状態
保持回路としては、R-Sフリップフロップが好適に採用
される。そして、インバータ3と運転状態保持回路6と
により電動機駆動手段が構成されている。
運転状態保持回路6のセット入力端子は、起動遅延手段
としての遅延回路7の出力端子に接続され、該遅延回路
7の入力端子は起動手段としての起動スイッチ8に接続
され、該回路7の出力端子は残存期間計時手段としての
減算カウンタ9の入力端子に接続されている。減算カウ
ンタ9は残存期間表示手段としてのデジタル表示器10に
接続されている。一方、運転状態保持回路6のリセット
入力端子には、停止手段としての停止スイッチ11が接続
されている。
インバータ3は、例えば商用交流電源から可変周波数交
流電源への周波数変換回路から成り、起動スイッチ8は
操作時に起動信号Stを生成するものであり、停止スイッ
チ11は操作時に停止信号Spを生成するものである。ま
た、遅延回路7は起動信号Stの運転状態保持回路6に向
けての入力を所定時間の間遅延させるものであり、単安
定マルチバイブレータで好適に構成される。なお、遅延
回路7での所定時間は、リレー遮断器4、5が開成して
電動機1への駆動電力供給が停止された時点から、電動
機の惰行回転が完全に停止する時点までの惰行期間に等
しい待機状態期間に選定されており、遅延回路7はこの
期間中に起動信号Stが入力されてもこれを無効にするよ
うに構成されている。
次に、上記のように構成された実施例の作動につき第2
図のタイムチャートをも参照しながら以下に説明する。
電動機1が完全に停止している状態である時点t1にて起
動スイッチ8が操作されると、起動信号Stが生成され
(第2図(a)参照)、これが遅延回路7に入力される。
すると、これに応答して、遅延回路7が遅延動作状態と
なり、その遅延動作状態の期間中継続する遅延動作中信
号Stoが出力され(第2図(c)参照)、これが減算カウン
タ9に供給されて、該カウンタ9が所定のプリセット値
からの減カウントを実行する。
即ち、減算カウンタ9には、待機期間を表わすプリセッ
ト値が予め設定されていて、該カウンタ中に内蔵された
パルス発振器からクロックパルスが発生するたびに、所
定値がプリセット値から減算カウントされ、これによ
り、待機期間の残存期間が計時され、時々刻々減少する
残存期間を表わす残存期間信号Sdが出力される。この残
存期間信号Sdに応答して、ディジタル表示器10が待機期
間の残存期間を表示し、これにより、操作者は、待機状
態を故障状態から区別して視認可能であるばかりか、待
機期間の残存期間を知って、次の作業に備えることがで
きる。
そして、待機期間の零消滅、換言すれば、遅延回路7で
の遅延動作の終了する時点t2では、遅延された起動信号
S′tが運転状態保持回路6のセット入力端子に供給さ
れると(第2図(b)参照)、運転状態保持回路6は、
「1」にセットされるので、以降「0」にリセットされ
るまで継続するインバータ起動信号Siを出力し(第2図
(d)参照)、リレー遮断器4、5を閉成すると同時にイ
ンバータ3を起動させる。かくて、電動機1への給電が
継続的に行われる。
電動機1の始動後における或る時点t3にて停止スイッチ
12が操作されると、停止信号Spが生成され(第2図(e)
参照)、これが運転状態保持回路6のリセット入力端子
に供給されて、該回路6が「0」にリセットされる。こ
れによりインバータ起動信号Siが「0」に反転消滅する
ので、リレー遮断器4、5が開成する。リレー遮断器
4、5の開成時点以降、電動機1が慣性により惰行回転
している惰行期間は、停止信号Spの生成後における期間
Toである(第2図(e)参照)。
上記時点t3の以降の期間Toにおける或る時点t4にて、電
動機1の再始動を行うべく起動スイッチ8が操作される
と、起動信号Stの生成により遅延信号Stoが出力され、
上述したと同様に、減算カウンタ9の計時作動でデジタ
ル表示器10による残存期間の表示が行われる。
そして、第2図(a)の破線で示されるように、期間Toの
間に起動スイッチ11が再操作されても、起動信号Stは無
効となり、待機期間の積み重ねによる延長は禁止され
る。
ところで、上記実施例では、残存期間計時手段として、
減算カウンタ9を用いて、プリセット値からクロックパ
ルス数を減算する構成を採用しているが、本質的には、
プリセット値で表わされる待機期間から、クロックパル
ス数で表わされる経過時間を減算すれば、待機期間の残
存期間が計時可能であるので、かかる計時のための公知
公用の代替手段は、この明細書で言うところの、残存期
間計時手段9に包含される。
<効果> 以上のようにこの考案によれば、起動手段の操作により
生成された起動信号を所定期間だけ遅延させる遅延手段
と、そこで遅延された起動信号が入力されたとき、電動
機に駆動電力を供給する電動機駆動手段とから成る電動
機駆動装置において、遅延手段で遅延される所定期間を
電動機の駆動電力供給停止時の惰行期間に等しい待機期
間に選定し、該遅延手段での遅延動作中に、プリセット
値としての待機期間から経過時間を減算することで待機
期間の残存期間を計時する残存期間計時手段を設け、後
続の残存期間表示手段にて残存期間を表示する構成とし
たことにより、電動機への駆動電力の供給停止後におけ
る再始動に際して、待機状態を故障状態から区別して視
認可能であるので、不慣れな操作者による不慮の事故を
確実に防止できるという優れた効果が奏される。その
上、その待機期間の残存期間を量的にも視認できるの
で、操作者が待機期間中に次の作業に備えるのに便利で
あるという効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図に示す構成中の要部の作動を示すタイムチャー
トである。 1……電動機 3……インバータ(電動機駆動手段) 6……運転状態保持回路(電動機駆動手段) 7……遅延回路 8……起動スイッチ(起動手段) 9……減算カウンタ(残存期間計時手段) 10……デジタル表示器(残存期間表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池田 正禎 東京都中央区銀座1丁目3番1号 株式会 社荏原電産内 (72)考案者 浜田 智 東京都中央区銀座1丁目3番1号 株式会 社荏原電産内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動信号Stを生成する起動手段8と、 起動信号Stを所定の遅延期間だけ遅延させる遅延手段7
    と、 所定の遅延期間だけ遅延された起動信号S′tが入力さ
    れたとき、電動機1に駆動電力を供給する電動機駆動手
    段3、6とから成る電動機駆動装置において、 電動機駆動手段3、6による電動機1への駆動電力の供
    給が停止された時点から該電動機の惰行回転が停止する
    時点までの待機期間に相当する前記遅延手段7での所定
    の遅延期間中、プリセット値としての待機期間から経過
    時間を減算して待機期間の残存期間を計時する残存期間
    計時手段9と、 残存期間計時手段9にて計時された待機期間の残存期間
    を表示する残存期間表示手段10とを設けたことを特徴と
    する電動機駆動装置。
JP1988140684U 1988-10-28 1988-10-28 電動機駆動装置 Expired - Lifetime JPH0626075Y2 (ja)

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JPH0265097U JPH0265097U (ja) 1990-05-16
JPH0626075Y2 true JPH0626075Y2 (ja) 1994-07-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277074A (ja) * 1985-09-25 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 電動機再起動制限装置
JPH01138983A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Akuto Denshi Kk モータの起動時間測定方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277074A (ja) * 1985-09-25 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 電動機再起動制限装置
JPH01138983A (ja) * 1987-11-25 1989-05-31 Akuto Denshi Kk モータの起動時間測定方法

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