JP2000060180A - インバータ装置の瞬停再始動方法 - Google Patents
インバータ装置の瞬停再始動方法Info
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- JP2000060180A JP2000060180A JP10223945A JP22394598A JP2000060180A JP 2000060180 A JP2000060180 A JP 2000060180A JP 10223945 A JP10223945 A JP 10223945A JP 22394598 A JP22394598 A JP 22394598A JP 2000060180 A JP2000060180 A JP 2000060180A
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- inverter device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 過電流や過電圧を発生させることなくインダ
クションモータを再始動させるインバータ装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 インダクションモータ１の回転軸にパル
ス発生装置２が取り付けられ、このパルス発生装置２は
インダクションモータ１の回転に比例して図２のような
一定周期のパルス信号を出力する。そして、インバータ
装置３が駆動中に瞬時停電が発生し復電を検知するとイ
ンバータ装置３のマイコンは、パルス発生装置２のパル
ス信号からインダクションモータ１の回転周波数を演算
で求める。
クションモータを再始動させるインバータ装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 インダクションモータ１の回転軸にパル
ス発生装置２が取り付けられ、このパルス発生装置２は
インダクションモータ１の回転に比例して図２のような
一定周期のパルス信号を出力する。そして、インバータ
装置３が駆動中に瞬時停電が発生し復電を検知するとイ
ンバータ装置３のマイコンは、パルス発生装置２のパル
ス信号からインダクションモータ１の回転周波数を演算
で求める。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、瞬時停電検出機能
を備えたインバータ装置の復電時の再始動に関するもの
である。
を備えたインバータ装置の復電時の再始動に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のインバータ装置で瞬時停電からの
復電する時にインダクションモータを再始動させる場
合、瞬時停電に入る直前の出力周波数を記憶しておき、
復電したときにこの周波数からユーザーがパラメータ設
定した周波数分を引いた周波数の交流波形を出力して、
インダクションモータを再始動していた。
復電する時にインダクションモータを再始動させる場
合、瞬時停電に入る直前の出力周波数を記憶しておき、
復電したときにこの周波数からユーザーがパラメータ設
定した周波数分を引いた周波数の交流波形を出力して、
インダクションモータを再始動していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
法では、瞬停直後にインダクションモータはフリーラン
状態になり復電時のインダクションモータの回転速度に
相当する回転周波数とインバータの出力する交流波形の
駆動周波数がずれる可能性が高く、過電流や過電圧を起
こしやすいという問題点を有していた。
法では、瞬停直後にインダクションモータはフリーラン
状態になり復電時のインダクションモータの回転速度に
相当する回転周波数とインバータの出力する交流波形の
駆動周波数がずれる可能性が高く、過電流や過電圧を起
こしやすいという問題点を有していた。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、過電流や過電圧を発生させることなくインダクショ
ンモータを再始動させるインバータ装置を提供すること
を目的とする。
で、過電流や過電圧を発生させることなくインダクショ
ンモータを再始動させるインバータ装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、瞬時停電から復電する時に、フリーラン
状態のインダクションモータの回転周波数を検出して、
前記検出した回転周波数を用いて前記インダクションモ
ータを再始動させるインバータ装置の瞬停再始動方法で
あり、回転する度に一定のパルス信号を出力するパルス
発生装置をインダクションモータに設け、前記パルス信
号出力をマイコンで演算処理してインダクションモータ
の回転周波数を検出し、前記回転周波数を復電時の駆動
周波数とするもので、インダクションモータを過電流や
過電圧を発生させることなく再始動することができる。
めに本発明は、瞬時停電から復電する時に、フリーラン
状態のインダクションモータの回転周波数を検出して、
前記検出した回転周波数を用いて前記インダクションモ
ータを再始動させるインバータ装置の瞬停再始動方法で
あり、回転する度に一定のパルス信号を出力するパルス
発生装置をインダクションモータに設け、前記パルス信
号出力をマイコンで演算処理してインダクションモータ
の回転周波数を検出し、前記回転周波数を復電時の駆動
周波数とするもので、インダクションモータを過電流や
過電圧を発生させることなく再始動することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために本発
明は、瞬時停電検出機能を備えたインバータ装置におい
て、瞬時停電から復電する時に、フリーラン状態のイン
ダクションモータの回転周波数を検出して、前記検出し
た回転周波数を用いて前記インダクションモータを再始
動させるインバータ装置の瞬停再始動方法である。
明は、瞬時停電検出機能を備えたインバータ装置におい
て、瞬時停電から復電する時に、フリーラン状態のイン
ダクションモータの回転周波数を検出して、前記検出し
た回転周波数を用いて前記インダクションモータを再始
動させるインバータ装置の瞬停再始動方法である。
【０００７】また、モータが回転する度に一定のパルス
信号を出力するパルス発生装置をインダクションモータ
に設け、前記パルス信号出力をマイコンで演算処理して
インダクションモータの回転周波数を検出し、前記回転
周波数を復電時の駆動周波数とする請求項１記載のイン
バータ装置の瞬停再始動方法である。
信号を出力するパルス発生装置をインダクションモータ
に設け、前記パルス信号出力をマイコンで演算処理して
インダクションモータの回転周波数を検出し、前記回転
周波数を復電時の駆動周波数とする請求項１記載のイン
バータ装置の瞬停再始動方法である。
【０００８】このように、フリーラン状態のインダクシ
ョンモータの回転周波数をパルス発生装置のパルス信号
出力をマイコンで演算処理して検出し、復電時のインダ
クションモータの駆動周波数として出力電圧を０Ｖから
駆動周波数に応じた電圧まで徐々に上げるので、過電流
や過電圧を発生させることなくインダクションモータを
再始動できるという作用を有する。
ョンモータの回転周波数をパルス発生装置のパルス信号
出力をマイコンで演算処理して検出し、復電時のインダ
クションモータの駆動周波数として出力電圧を０Ｖから
駆動周波数に応じた電圧まで徐々に上げるので、過電流
や過電圧を発生させることなくインダクションモータを
再始動できるという作用を有する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図１から図
２を用いて説明する。
２を用いて説明する。
【００１０】図１において、１はインダクションモー
タ、２はフォトインタラプタなどのパルス発生装置、３
はインダクションモータ１を指定の周波数で駆動するイ
ンバータ装置、４はインバータ装置３の交流電源であ
る。
タ、２はフォトインタラプタなどのパルス発生装置、３
はインダクションモータ１を指定の周波数で駆動するイ
ンバータ装置、４はインバータ装置３の交流電源であ
る。
【００１１】インダクションモータ１の回転軸にパルス
発生装置２が取り付けられ、このパルス発生装置２はイ
ンダクションモータ１の回転に比例して図２のような一
定周期のパルス信号を出力する。そして、インバータ装
置３が駆動中に瞬時停電が発生し復電を検知するとイン
バータ装置３のマイコンは、パルス発生装置２のパルス
信号からインダクションモータ１の回転周波数を演算で
求める。
発生装置２が取り付けられ、このパルス発生装置２はイ
ンダクションモータ１の回転に比例して図２のような一
定周期のパルス信号を出力する。そして、インバータ装
置３が駆動中に瞬時停電が発生し復電を検知するとイン
バータ装置３のマイコンは、パルス発生装置２のパルス
信号からインダクションモータ１の回転周波数を演算で
求める。
【００１２】つまり、パルス信号の周期Ｔからインダク
ションモータの回転周波数Ｆを次式から求めることがで
きる。
ションモータの回転周波数Ｆを次式から求めることがで
きる。
【００１３】Ｆ＝Ｋ／（２×Ｔ×Ｐ） ここで、Ｐはパルス発生装置がインダクションモータ１
回転中に出力するパルス数、Ｋはインダクションモータ
の極数である。
回転中に出力するパルス数、Ｋはインダクションモータ
の極数である。
【００１４】このように、インバータ装置のマイコンは
周期Ｔからモータの回転周波数Ｆを求め、これと同じ周
波数の交流波形をインバータは駆動周波数として出力
し、出力電圧を０Ｖから駆動周波数に応じた電圧まで徐
々に上げていくので、インダクションモータは過電流や
過電圧を発生することなく再始動できる。
周期Ｔからモータの回転周波数Ｆを求め、これと同じ周
波数の交流波形をインバータは駆動周波数として出力
し、出力電圧を０Ｖから駆動周波数に応じた電圧まで徐
々に上げていくので、インダクションモータは過電流や
過電圧を発生することなく再始動できる。
【００１５】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明に
よれば、瞬停から再始動する時に、パルス発生装置のパ
ルス信号をマイコンで演算処理して回転周波数を求めイ
ンバータの駆動周波数とするもので、インダクションモ
ータを過電流や過電圧を発生させることなく再始動する
ことができる。
よれば、瞬停から再始動する時に、パルス発生装置のパ
ルス信号をマイコンで演算処理して回転周波数を求めイ
ンバータの駆動周波数とするもので、インダクションモ
ータを過電流や過電圧を発生させることなく再始動する
ことができる。
【図１】本発明の実施例におけるインバータ装置の構成
図
図
【図２】パルス発生装置のパルス信号の波形図
１ インダクションモータ ２ パルス発生装置 ３ インバータ装置 ４ 交流電源
Claims (2)
- 【請求項１】 瞬時停電検出機能を備えたインバータ装
置において、瞬時停電から復電する時に、フリーラン状
態のインダクションモータの回転周波数を検出して、前
記検出した回転周波数を用いて前記インダクションモー
タを再始動させるインバータ装置の瞬停再始動方法。 - 【請求項２】 モータが回転する度に一定のパルス信号
を出力するパルス発生装置をインダクションモータに設
け、前記パルス信号出力をマイコンで演算処理してイン
ダクションモータの回転周波数を検出し、前記回転周波
数を復電時の駆動周波数とする請求項１記載のインバー
タ装置の瞬停再始動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223945A JP2000060180A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | インバータ装置の瞬停再始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10223945A JP2000060180A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | インバータ装置の瞬停再始動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000060180A true JP2000060180A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16806171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10223945A Pending JP2000060180A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | インバータ装置の瞬停再始動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000060180A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006087154A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toshiba Corp | インバータ駆動ブロワ制御装置 |
| CN108075707A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-05-25 | 中冶南方（武汉）自动化有限公司 | 基于V/f控制模式下的异步电机再启动方法及系统 |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP10223945A patent/JP2000060180A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006087154A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toshiba Corp | インバータ駆動ブロワ制御装置 |
| JP4733948B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2011-07-27 | 株式会社東芝 | インバータ駆動ブロワ制御装置 |
| CN108075707A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-05-25 | 中冶南方（武汉）自动化有限公司 | 基于V/f控制模式下的异步电机再启动方法及系统 |
| CN108075707B (zh) * | 2017-11-16 | 2021-02-02 | 中冶南方（武汉）自动化有限公司 | 基于V/f控制模式下的异步电机再启动方法及系统 |
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