JPH0625982A - インクジェット捺染方法 - Google Patents

インクジェット捺染方法

Info

Publication number
JPH0625982A
JPH0625982A JP4200408A JP20040892A JPH0625982A JP H0625982 A JPH0625982 A JP H0625982A JP 4200408 A JP4200408 A JP 4200408A JP 20040892 A JP20040892 A JP 20040892A JP H0625982 A JPH0625982 A JP H0625982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
ink jet
fabric
ink
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4200408A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kusaki
一男 草木
Toshiichi Nunoo
敏一 布生
Kazuyoshi Morimoto
和義 森本
Kazuo Iwata
一男 岩田
Michiyo Nishimura
三千代 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP4200408A priority Critical patent/JPH0625982A/ja
Publication of JPH0625982A publication Critical patent/JPH0625982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00443Copy medium
    • G03G2215/00523Other special types, e.g. tabbed
    • G03G2215/00527Fabrics, e.g. textiles

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット方式により濃度の高い捺染製
品が得られる捺染方法を提供する。 【構成】 アゾイック系の下漬剤を付与した布帛に対
し、下漬剤を発色させる顕色剤を含有するインクをイン
クジェット方式により付与して布帛に捺染模様を形成す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式に
よる布帛の捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛の捺染方法として一般に実施
されてきた方法は、スクリーン捺染法,ローラー捺染
法,ロータリースクリーン捺染法等で、捺染糊を布帛に
印捺し、乾燥した後に、乾熱又は湿熱処理するという方
法であったが、近年捺染技術の高度化,多品種小ロット
化,省力化等の要求が高まり、インクジェット方式によ
る捺染方法がクローズアップされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このインクジェット方
式による捺染においては、インクとして反応性染料,直
接染料等が用いられてきたが、インクが安定な濃度範囲
ではインクを布帛に付与した場合に十分な濃度が得られ
ず、色相が限定されるためスクリーン捺染法等により得
られる製品に対抗できず、インクジェット方式の利点が
生かしきれないという問題があった。
【0004】本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
であって、インクジェット方式により濃度の高い捺染製
品が得られる捺染方法を提供することをその目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、アゾイッ
ク系の下漬剤を付与した布帛に対し、下漬剤を発色させ
る顕色剤を含有するインクをインクジェット方式により
付与して布帛に捺染模様を形成することを特徴とするイ
ンクジェット捺染方法により達成される。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明において用いる布帛とは織物,編
物,不織布等を言い布帛を構成する繊維としては、アゾ
イック系の染料で染着する綿,麻,羊毛,絹等の天然繊
維、ポリエステル,ポリアミド等の合成繊維等が挙げら
れるが、効果の点からは綿が好ましい。
【0008】本発明において、下漬剤としてはナフトー
ルAS,ナフトールAS−D,ナフトールAS−OL,
ナフトールAS−LB,ナフトールAS−BT,ナフト
ールAS−GR,ナフトールAS−LAG等が挙げられ
るが、これに限定されるものではない。上記下漬剤を1
〜4重量部,水酸化ナトリウム1〜4重量部及び必要で
あれば、マイグレーション防止剤,浸透剤等を加え水溶
液を調製し、この水溶液をパッド−ドライ法等で布帛に
付与するようにする。勿論ウィンス,ジッガー等の公知
の漬込法により付与してもよい。
【0009】かかる下漬剤を発色させる顕色剤としては
レッドB,スカーレットR,ブルーBB,レッド3G
L,オレンジGC,バイオレットB,オレンジRD等が
挙げられるが、これに限定されるものではない。顕色剤
を含有するインクの下漬剤を付与した布帛への適用は、
ノズル内に発熱抵抗素子を埋め込み、その発熱によりイ
ンクを沸騰させ、その泡の圧力によりインクを吐出させ
るバブルジェット方式、圧電素子に電気信号を加えて変
形させインク室の体積変化を励起してインク粒子を飛ば
すパルスジェット方式、超音波振動しているノズルから
インクを加圧連続噴射させて粒子化し、粒子を荷電量に
制御一定電界中を通過偏向させ記録,非記録粒子に分け
て記録する荷電制御方式等により実施される。
【0010】顕色剤を付与した布帛は乾燥し、次いで熱
湯発色法,加熱シリンダー発色法,スチーマ発色法,ソ
ーダ発色法等で顕色し、水洗,湯洗,ソーピング等を行
い、必要であれば仕上加工を施し、製品となす。
【0011】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に説
明する。尚、実施例中「部」とあるのは「重量部」を意
味する。
【0012】実施例1 経糸50番単糸,緯糸50番単糸からなる経密度136
本/インチ,緯密度72本/インチの綿100%の平織
物を準備し、この織物を公知の方法で、毛焼,糊抜,精
練,晒,シルケット加工した。
【0013】その後、この織物に、ナフトールAS−D
(化成ヘキスト(株)社製)2.5部,ニッシンゾール
VC−2(日新化学(株)社製,浸透剤)0.5部,水
酸化ナトリウム2部,アルギン酸ソーダ(Mタイプ)
0.5部及び水94.5部からなる処理液をパディング
装置を用いて施与し、マングルで絞り率65%に絞った
後、120℃,2分間乾燥した。
【0014】次に、C.I. A.D.C5(ソルト)
4部及び水96部からなる顕色剤のインクをパルスジェ
ット方式のインクジェットプリンターに搭載し、上記織
物に8ドット/mmの連続プリントを実施した。
【0015】次に、このようにして得た布帛を120℃
にて1分乾燥後、飽和蒸気102℃にて8分間蒸熱処理
した後、水洗,湯洗,ソーピング,水洗,乾燥を行い、
実施例1の製品を得た。
【0016】実施例2 顕色剤のインクとしてC.I. A.D.C20(ソル
ト)4部及び水96部を用いた他は実施例1と同様の処
理を行い、実施例2の製品を得た。
【0017】比較例1 実施例1と同様の織物に、アルギン酸ソーダ(滲み防止
剤)0.5部,炭酸ナトリウム(固着反応剤)3部,尿
素(ヒドロトロープ剤)5部及び水91.5部からなる
処理液をパディング装置を用いて施与し、マングルで絞
り率65%に絞った後、120℃,2分間乾燥した。
【0018】次に、C.I. Reactive Re
d24(反応染料)12部(安定な限界濃度),ジエチ
レングリコール10部,尿素5部,及び水73部からな
るインクをパルスジェット方式のインクジェットプリン
ターに搭載し、上記織物に8ドット/mmの連続プリン
トを実施した。
【0019】次に、このようにして得た布帛を120℃
にて1分乾燥後、飽和蒸気102℃にて8分間蒸熱処理
した後、水洗,湯洗,ソーピング,水洗,乾燥を行い、
比較例1の製品を得た。
【0020】比較例2 インクとしてC.I. Reactive Blue7
2 10部(安定な限界濃度),ジエチレングリコール
10部,尿素5部及び水75部を用いた他は比較例1と
同様の処理を行い、比較例2の製品を得た。
【0021】比較例3 実施例1と同様の織物にアルギン酸ソーダ(滲み防止
剤)0.5部,食塩(固着反応剤)5部,尿素(ヒドロ
トロープ剤)5部,及び水89.5部からなる処理液を
パディング装置を用いて施与し、マングルで絞り率65
%に絞った後、120℃,2分間乾燥した。
【0022】次に、C.I. Direct Red7
9(直接染料)8部(安定な限界濃度),尿素5部,食
塩3部及び水84部からなるインクをパルスジェット方
式のインクジェットプリンターに搭載し、8ドット/m
mの連続プリントを実施した。
【0023】次に、このようにして得た布帛を120℃
にて1分乾燥後、飽和蒸気108℃にて8分間蒸熱処理
した後、水洗,湯洗,ソーピング,水洗,乾燥を行い、
比較例3の製品を得た。
【0024】比較例4 インクとしてC.I. Direct Blue86
7部(安定な限界濃度),尿素5部及び水88部を用い
た他は比較例3と同様の処理を行い、比較例4の製品を
得た。
【0025】実施例1〜2及び比較例1〜4で得た製品
の最大吸収波長540mmのK/S値を測定した。実施
例1のK/S値は7.87,実施例2のK/S値は8.
37,比較例1のK/S値は7.01,比較例2のK/
S値は7.58,比較例3のK/S値は6.75,比較
例4のK/S値は7.13であった。
【0026】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、アゾイック
系の下漬剤を発色させる顕色剤を含有するインクをイン
クジェット方式によって下漬剤を付与した布帛に適用し
て捺染模様を形成するものであり、しかも従来の捺染品
とほぼ同程度の濃度が得られるので、インクジェット方
式による利点を十分に生かしきれ、工業的に頗る有用で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アゾイック系の下漬剤を付与した布帛に
    対し、下漬剤を発色させる顕色剤を含有するインクをイ
    ンクジェット方式により付与して布帛に捺染模様を形成
    することを特徴とするインクジェット捺染方法。
JP4200408A 1992-07-03 1992-07-03 インクジェット捺染方法 Pending JPH0625982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200408A JPH0625982A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 インクジェット捺染方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4200408A JPH0625982A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 インクジェット捺染方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0625982A true JPH0625982A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16423824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4200408A Pending JPH0625982A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 インクジェット捺染方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625982A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001146689A (ja) * 1999-11-16 2001-05-29 Murakami:Kk 柔軟性織布を基材とする被印刷体及びそれを用いた印刷体並びに柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02191781A (ja) * 1988-12-09 1990-07-27 Hoechst Ag アルカリ性に予下漬け処理を施した繊維材料上にアゾ‐顕色染料のほかに反応性染料で捺染を形成するための一相法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02191781A (ja) * 1988-12-09 1990-07-27 Hoechst Ag アルカリ性に予下漬け処理を施した繊維材料上にアゾ‐顕色染料のほかに反応性染料で捺染を形成するための一相法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001146689A (ja) * 1999-11-16 2001-05-29 Murakami:Kk 柔軟性織布を基材とする被印刷体及びそれを用いた印刷体並びに柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2607448B2 (ja) インクジェット捺染方法
JP2732999B2 (ja) インクジェット方式による着色防染方法
JP2818021B2 (ja) 布帛の捺染方法
JPH0625982A (ja) インクジェット捺染方法
JP3187562B2 (ja) 布帛の捺染方法
JPH0625576A (ja) インクジェット捺染用インク
JP2607446B2 (ja) 布帛の捺染方法
JP2593830B2 (ja) 布帛の捺染方法
JPH05148775A (ja) インクジエツト方式による布帛の捺染方法
JP3162967B2 (ja) 布帛の捺染方法
JP2607451B2 (ja) インクジェット捺染用布帛およびその捺染法
JP2758788B2 (ja) インクジェット用布帛
JPH05295674A (ja) 高堅牢度インクジェットプリント布帛
JPH07258982A (ja) 高堅牢度インクジェットプリント布帛
JP2883714B2 (ja) 布帛の捺染方法
JP3717773B2 (ja) インクジェット捺染方法及び捺染布帛
JP2700981B2 (ja) インクジェット方式によるぼかし捺染法
JPH0931866A (ja) 布帛の捺染方法
JP2959692B2 (ja) インクジェット捺染方法
JP2959691B2 (ja) インクジェット捺染方法
JPH06207383A (ja) 多色捺染布帛及びその製造方法
JPH05239391A (ja) インクジェット捺染用インク
JP2000129582A (ja) セルロース繊維含有材料の捺染方法
JP2607447B2 (ja) 布帛の捺染方法
JP2607450B2 (ja) インクジェット捺染用布帛およびその捺染法