JP2001146689A - 柔軟性織布を基材とする被印刷体及びそれを用いた印刷体並びに柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法 - Google Patents

柔軟性織布を基材とする被印刷体及びそれを用いた印刷体並びに柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法

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上 義 光 村
Takashi Takahashi
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Makoto Kosaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄手の織布に電子計算機上で作成した画像や
文字を直ちに印刷が可能で、製版作業がないことから、
少量の印刷に適した柔軟性織布を基材とする被印刷体、
及び、印刷体、及び、印刷方法を提供する。 【解決手段】 剛軟度が70mm以下の柔軟性織布の表
面にインクジェット方式により印刷を施すために用いる
柔軟性織布を基材とする被印刷体において、該柔軟性織
布が滲み防止剤を含浸したものであり、裏面側に接着層
を介して支持基盤層が積層されていることを特徴とす
る、柔軟性織布を基材とする被印刷体。及び、滲み防止
剤を含浸した剛軟度が70mm以下の柔軟性織布層と、
該柔軟性織布層上にインクジェット方式により印刷して
形成したインキ層とから構成されていることを特徴とす
る、柔軟性織布を基材とする印刷体。及び、柔軟性織布
に滲み防止剤を含浸して乾燥させた後、該柔軟性織布の
裏面側に接着層を介して支持基盤層を積層させた後、イ
ンクジェット方式により印刷を施すことを特徴とする、
柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性織布の表面
にインクジェット方式により印刷を施すための柔軟性織
布を基材とする被印刷体及びそれを用いた印刷体並びに
柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、織布にインクジェット方式により
印刷を施すためには、該織布を送るロールが織布を左右
均等な力で押さえて送ることができない為に、織布に歪
みが生じたり、皺が生じて、印刷される画像に歪みが生
じてしまう。従って、織布を送るロールが、織布を押さ
える力に僅かな違いが生じてもロールの送りに歪みが生
じ難い様な、剛軟度が80mmを超える織布にしか印刷
を行うことができなかった。それ故、剛軟度が70mm
以下の柔軟性織布を基材とする被印刷体に印刷を施すに
は、平板状台に柔軟性織布を広げて載置し、その上にス
クリーン印刷版のような押さえ板を押圧して柔軟性織布
を固定させた後、水性顔料を用いたインキをスキージー
のような平板で擦って印刷を施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様なスク
リーン印刷では、少量生産には向かないことから、イン
クジェット方式による印刷を試みた。けれども、柔軟性
織布にインクジェット方式による印刷を施す場合には、
柔軟性織布がロールを通過する際に、織布を押さえる力
に僅かな違いが生じるだけで、織布に歪みが生じたり、
皺が生じて、印刷される画像に歪みが生じるため、満足
な印刷画像を描くことはできず、実用に供することはで
きなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、柔軟性織布をインクジ
ェット方式による印刷を施す場合には、該柔軟性織布が
ロールを通過する際に、織布を押さえる左右の力に僅か
な違いが生じても、織布を送る左右の力に差異が生じ難
いように、織布を支持基盤層に積層してから印刷を施せ
ば、織布に歪みが生じたり、皺が生じることがなく、印
刷される画像に歪みが生じ難く、良好な印刷画像を描く
ことができるとの知見に基づき本発明を完成するに至っ
たものである。すなわち、本発明の柔軟性織布を基材と
する被印刷体は、剛軟度が70mm以下の柔軟性織布の
表面にインクジェット方式により印刷を施すために用い
る柔軟性織布を基材とする被印刷体において、該柔軟性
織布が滲み防止剤を含浸したものであり、裏面側に接着
層を介して支持基盤層が積層されていること、を特徴と
するものである。また、本発明のもう一つの発明である
柔軟性織布を基材とする印刷体は、滲み防止剤を含浸し
た剛軟度が70mm以下の柔軟性織布層と、該柔軟性織
布層上にインクジェット方式により印刷して形成したイ
ンキ層とから構成されていること、を特徴とするもので
ある。更に、本発明のもう一つの発明である柔軟性織布
を基材とする被印刷体に印刷する方法は、柔軟性織布に
滲み防止剤を含浸して乾燥させた後、該柔軟性織布の裏
面側に接着層を介して支持基盤層を積層させた後、イン
クジェット方式により印刷を施すこと、を特徴とするも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】[I] 柔軟性織布を基材とする被
印刷体 (1) 構 造 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体は、滲み防止
剤が含浸される柔軟性織布層と、該柔軟性織布層の裏面
側に形成される接着層と、該接着層を介して積層されて
いる支持基盤層とから基本的に構成されているものであ
る。 (2) 構成層
【0006】(a) 柔軟性織布層 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体において用い
られる柔軟性織布としては、剛軟度が70mm以下、好
ましくは30〜65mm、特に好ましくは40〜60m
mの薄手の柔軟性を有する織布である。具体的には、例
えば、ポンジー(pongee)、スウェード(sue
de)、トロピカル(tropical)と称する生地
を挙げることができる。この様な生地としては、一般に
ポリエステル系、ナイロン系、アクリル系、ポリビニル
アルコール系、ポリウレタン系等の合成樹脂製の繊維で
ある合成繊維、アセテート等の半合成繊維、レーヨン等
の再生繊維、木綿等の天然繊維等の繊維を平織、綾織等
によって織った、密度が80〜170本/インチ×70
〜90本/インチの薄手の柔軟性織布を挙げることがで
きる。これら柔軟性織布の中でもポリエステル系織布、
ナイロン系織布を用いることが、特にポリエステル系織
布を用いることが好ましい。従って、ポリエステルポン
チ、ポリエステルスウェード、ポリエステルトロピカル
を用いることが好ましい。上記剛軟度を超える厚手の織
布を用いて印刷すると、得られる印刷体は、インキが含
浸されてより一層光を透過しなくなり、しなやかさが無
いために、風によって揺れることが無くなるので、暑苦
しく感じる。この柔軟性織布層の厚みは、一般に50〜
300μm、好ましくは70〜150μmである。上記
剛軟度の測定は、JIS L 1096剛軟性A法(4
5°カンチレバー法)によって測定することができる。
一般に剛軟度は縦方向と横方向に付いて測定されるが、
両方向が上記範囲のものであることが好ましい。しか
し、本発明においては特に縦方向の剛軟度が重要であ
る。
【0007】滲み防止剤 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体において用い
られる柔軟性織布には、滲み防止剤が含浸されているこ
とが重要である。上記滲み防止剤としては、例えば、ポ
リオレフィンワックス、弗素化合物挙げることができ
る。これらの中でもポリオレフィンワックスを用いるこ
とが好ましい。この滲み防止剤は柔軟性織布に対して一
般に0.2〜10、好ましくは1〜5の割合で含浸して
使用する。これら滲み防止剤を水性溶媒に溶解した溶液
に柔軟性織布を浸積することにより含浸が行われる。上
記滲み防止剤を含浸させずに印刷を行うならば、インキ
が柔軟性織布の繊維の内部にまで染み込んで滲んでしま
うために良好な画像を印刷することができない。
【0008】(b) 接着層 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体の柔軟性織布
の裏面側に積層される接着層としては、アクリルエマル
ジョン、天然ゴム、合成ゴムのディスパージョン等の接
着剤を挙げることができる。具体的には、例えば、アク
リル系エマルジョン等を挙げることができる。上記接着
層を用いずに後記支持基盤層を積層した場合には、イン
クジェット方式により印刷を行う際に、印刷用柔軟性織
布を印刷機のローラーを通過させる際にローラーの左右
における僅かな送り速度の違い等のズレによって柔軟性
織布と支持基盤層とが剥離されたり、送り速度の違いに
より画像に歪みが生じてしまう。この接着層の厚みは、
一般に1〜100μm、好ましくは2〜20μmであ
る。
【0009】(d) 支持基盤層 上記本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体の柔軟性
織布の裏面側に接着層を介して積層される支持基盤層と
しては、合成樹脂フィルム、パルプ紙、合成紙等の基材
層を挙げることができる。具体的には、例えば、パルプ
紙、合成紙、和紙、合成樹脂フィルム等を挙げることが
できる。これらの中でもパルプ紙を用いることが好まし
い。この支持基盤層の厚みは、一般に30〜300μ
m、好ましくは70〜200μmである。
【0010】[II] 柔軟性織布を基材とする被印刷体に
印刷する方法 (1) 滲み防止剤の含浸 柔軟性織布を基材とする被印刷体を滲み防止剤の水性媒
体中に浸積して含浸させた後、乾燥させたものである。
上記滲み防止剤の含浸は、柔軟性織布を基材とする被印
刷体に滲み防止剤の希釈水溶液を塗布又は溶液中に含浸
させることにより行われる。また、必要により帯電防止
剤を含浸させることができる。
【0011】(2) 接着層/支持基盤層の形成 柔軟性織布の裏面側には、接着層を直接形成し、その接
着層の柔軟性織布と反対側に支持基盤層を積層すること
により形成することができる。
【0012】(3) 印 刷 柔軟性織布の表面上には、インクジェット方式により印
刷が行われる。 (a) インクジェット方式による印刷 上記市販のスクリーン印刷用直間法フィルムの透明樹脂
基材フィルム上に印刷画像層を形成する際に行われる印
刷は、卓上型パーソナルコンピューター等の電子計算機
に接続されたインクジェットプロッター等のインクジェ
ット方式の印刷機の用紙の代わりに、上記柔軟性織布と
支持基盤層との積層体をセットして、柔軟性織布上に印
刷画像を印刷する。この様な印刷画像は、近年、電子計
算機の顕著な進歩によって、各種記号や文字を容易に入
力することができるようになり、上記印刷機により簡便
に印刷したり、電子計算機上で設計した設計図面を拡大
したり縮小できたり、写真画像をスキャナーにより取り
込んで、画像として描画することが簡単にできるように
なったことから、従来のように、写真製版によりわざわ
ざネガ型又はポジ型のフィルムにせずに、電子計算機上
で作成した画像や文字を直ちにスクリーン印刷用の版と
して基材層上に印刷することができる。
【0013】(b) 印刷機 上記インクジェット方式による印刷に用いる印刷機とし
ては、(1)インキを高周波で加圧し、静電的に偏向さ
せる連続同期ジェット方式の印刷機、(2)低周波で加
圧し、静電的にオン−オフを行う同期又は間欠ジェット
方式の印刷機、(3)低〜中周波で、加圧しないで衝撃
ジェット方式でインクオンデマンド又はドロップオンデ
マンド方式の印刷機の3種類の基本方式の印刷機を挙げ
ることができる。これらの中でも(1)インキを高周波
で加圧し、静電的に偏向させる連続同期ジェット方式の
印刷機を採用して印刷することが好ましい。
【0014】(c) インキ 上記インクジェット方式による印刷に用いられるインキ
としては、染料、顔料等の着色剤等、種々のものを挙げ
ることができるが、中でも水性顔料を含有する水性イン
キを用いることが好ましい。水性顔料を含有する水性イ
ンキとしては、水性顔料を主成分として、粘度、表面張
力、導電率、pH等の物性調整剤、防黴剤、紫外線吸収
剤等を副成分として含有するものである。
【0015】[III] 柔軟性織布を基材とする被印刷体
を用いた印刷体 (1) 構 造 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体を用いた印刷
体は、滲み防止剤が含浸される柔軟性織布層と、該柔軟
性織布層の表面上にインクジェット方式により印刷して
形成したインキ層とから基本的に構成されるものであ
る。しかし、これらインキ層/柔軟性織布層とから構成
される印刷体は、一般に印刷直後は印刷時に必要な接着
層/支持基盤層が残存しているインキ層/柔軟性織布層
/接着層/支持基盤層から構成されているが、印刷後に
は不要な接着層/支持基盤層が柔軟性織布層より剥離さ
れるのが普通である。
【0016】(2) 構成層 上記柔軟性織布を基材とする被印刷体の項にて記載し
た、滲み防止剤が含浸される柔軟性織布層と、該柔軟性
織布層の裏面側に形成される接着層と、該接着層を介し
て積層されている支持基盤層と基本的に同じ層より形成
されているが、該印刷体は、上記被印刷体の上にインク
ジェット方式により印刷したインキ層を形成したもので
ある。
【0017】(a) インキ層 本発明の柔軟性織布を基材とする被印刷体を用いた印刷
体のインキ層としては、染料、顔料等の着色剤等の種々
のものを挙げることができるが、中でも水性顔料を含有
する水性インキを用いることが好ましい。該インキ層は
前記柔軟性織布の表面に受容されるインキであることが
重要である。この様なインキとしては、水性顔料を含有
するインキ等を用いることが好ましい。これら水性顔料
を含有する水性インキは、水性顔料を主成分として、粘
度、表面張力、導電率、pH等の物性調整剤、防黴剤、
紫外線吸収剤等を副成分として含有することができるも
のである。このインキ層の厚みは、一般にインキの大部
分が柔軟性織布層内の繊維の間に浸積されてしまうの
で、通常、10μm以下である。
【0018】[IV] 用 途 上記本発明の柔軟性織布の印刷方法によって得られる柔
軟性織布の印刷物としては、ショッピングバッグ、ショ
ルダーバッグ、リュックサック、ナップサック等の布製
袋や鞄、シャツ、ワンピース、エプロン、タオル、浴
衣、カーテン、壁面インテリヤ、店頭立看板、街頭の捨
て看板、旗、幟等を挙げることができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
更に具体的に説明する。 実施例1 (1) 滲み防止剤の含浸 剛軟度が縦方向55mm、横方向47mmの柔軟性織布
に滲み防止剤としてポリエチレンワックスを含浸して5
0℃の温度で12時間保持して乾燥させた。 (2) 接着層/支持基盤層の形成 一方、100μmの厚みのパルプ紙を支持基盤層とし、
その表面に厚み15μmのアクリル系エマルジョンより
なる接着層を塗布した。この接着層を塗布した支持基盤
層を上記滲み防止剤を含浸した柔軟性織布の裏面側に積
層させた。 (3) インクジェット方式による画像の描画 この柔軟性織布を基材とする被印刷体の表面側のインク
受理層上にアップル(株)製卓上型パーソナルコンピュ
ーター(Power Mac G3型)で編集したイラ
ストレーターEPS画像を、該卓上型パーソナルコンピ
ューターと接続した(株)ミマキエンジニヤリング製イ
ンクジェットプロッターJV2−130を用いて、イン
キとして水性顔料インキを用いて、上記柔軟性織布と支
持基盤層との積層体の柔軟性織布側に画像を印刷した。
得られた画像は左右の歪みもなく、インキの裏抜けが良
好なものであった。
【0020】
【発明の効果】このような本発明の柔軟性織布の印刷方
法は、柔軟性織布を支持基盤層に積層した後、インクジ
ェット方式により印刷を施すことができるので、従来の
ように、厚手の織布にしか印刷できなかったものが、薄
手の織布にまで印刷することができるようになったの
で、広範囲の織布に印刷することができるようになっ
た。また、写真製版によりわざわざネガ型又はポジ型の
フィルムにせず、電子計算機上で作成した画像や文字を
直ちにスクリーン印刷用の版として基材層上に印刷する
ことができる。また、製版作業がないことから、少量の
印刷においても安価に印刷することができる。
フロントページの続き (72)発明者 小 坂 真 東京都墨田区横川五丁目3番10号 株式会 社ムラカミ内 (72)発明者 金 田 貞 良 東京都墨田区横川五丁目3番10号 株式会 社ムラカミ内 Fターム(参考) 4H057 AA01 CA21 CB08 CC01 DA01 DA17 GA06 GA15 HA90

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剛軟度が70mm以下の柔軟性織布の表面
    にインクジェット方式により印刷を施すために用いる柔
    軟性織布を基材とする被印刷体において、該柔軟性織布
    が滲み防止剤を含浸したものであり、裏面側に接着層を
    介して支持基盤層が積層されていることを特徴とする、
    柔軟性織布を基材とする被印刷体。
  2. 【請求項2】柔軟性織布が、ポリエステルポンチ、ポリ
    エステルスウェード、ポリエステルトロピカルである、
    請求項1に記載の柔軟性織布を基材とする被印刷体。
  3. 【請求項3】支持基盤層がパルプ紙である、請求項1又
    は2に記載の柔軟性織布を基材とする被印刷体。
  4. 【請求項4】滲み防止剤がポリオレフィンワックス及び
    弗素化合物から選ばれたものである、請求項1〜3のい
    ずれかに記載の柔軟性織布を基材とする被印刷体。
  5. 【請求項5】インクジェット方式により印刷するインキ
    が、水性顔料を含有するインキである、請求項1〜4の
    いずれかに記載の柔軟性織布を基材とする被印刷体。
  6. 【請求項6】滲み防止剤を含浸した剛軟度が70mm以
    下の柔軟性織布層と、該柔軟性織布層上にインクジェッ
    ト方式により印刷して形成したインキ層とから構成され
    ていることを特徴とする、柔軟性織布を基材とする印刷
    体。
  7. 【請求項7】柔軟性織布に滲み防止剤を含浸して乾燥さ
    せた後、該柔軟性織布の裏面側に接着層を介して支持基
    盤層を積層させた後、インクジェット方式により印刷を
    施すことを特徴とする、柔軟性織布を基材とする被印刷
    体に印刷する方法。
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