JPH1053973A - インクジェット捺染用編物、その製造方法、インクジェット捺染方法、および、インクジェット捺染物 - Google Patents

インクジェット捺染用編物、その製造方法、インクジェット捺染方法、および、インクジェット捺染物

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JPH1053973A
JPH1053973A JP8202218A JP20221896A JPH1053973A JP H1053973 A JPH1053973 A JP H1053973A JP 8202218 A JP8202218 A JP 8202218A JP 20221896 A JP20221896 A JP 20221896A JP H1053973 A JPH1053973 A JP H1053973A
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yarn
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Takao Muramatsu
多賀夫 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 にじみ防止および、染色性を促進する前処理
剤が付与された高画質、高級な捺染物を与える波打ち、
歪みなどの形崩れのないインクジェット捺染用編物およ
び、その製造方法を提供すること。 【解決手段】 糸に、にじみ防止および染色性を促進さ
せる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付与し、この糸を
編むことにより製造した捺染用編物にインクジェット捺
染を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット捺
染用編物、インクジェット捺染用編物の製造方法、イン
クジェット捺染方法およびインクジェット捺染物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に捺染を行う方法として、ス
クリーン捺染、ローラ捺染のほかにインクジェット捺染
方法がある。インクジェット捺染はスクリーンや彫刻ロ
ール等を必要としない無製版のシステムであるため、多
品種少量生産に適している。このインクジェット捺染に
必要とされる技術はスクリーン、ローラ捺染のものとは
大きく異なる。これはインクジェット捺染に使用される
インクの物性のうち、粘度の適性値がスクリーン等の捺
染インクのものと異なっていてかなり低いことや、イン
クジェット捺染ではヘッドの目詰まり等の信頼性に関す
る対策をとらなければならないこと、あるいはインクが
同一地点に何色か重ね打ちされいわゆる加法混色が行わ
れること、インクのドットが非常に小さいこと等のシス
テム上の違いから発生するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような布帛
に図柄をインクジェット方式により形成し、染色する方
法としては、布帛に繊細な画像を得るためににじみ防止
や染色促進のための特殊な処理剤(以後、前処理剤とい
う)を布帛に付与し、乾燥後、インクジェット方式によ
り画像を形成し、染色する工程で行われている。例え
ば、この染色方法に用いる布帛に関して、特開平4−5
9282号公報には、親水性繊維素材からなり、0.1
〜3重量%の界面活性剤を含有するインクジェット染色
用布帛が開示されている。
【0004】しかし、布帛の中でも、特に、編物は伸び
縮みが大きいために、インクジェット方式により図柄を
形成し、染色するために、これらに開示されているよう
な順序、すなわち布帛に前処理液を付与し乾燥した後、
インクジェット画像形成し、染色するという工程で行う
と前処理液を付与した後、乾燥した際に編物の縁の部分
に波打ちが生じたり、部分的に伸びや縮みが発生し、編
物の形が正方形または、長方形でなくいびつになるとい
う不具合が生じる。
【0005】そのため、インクジェット方式により画像
形成を行い、プリントを染色してもいびつなプリントと
なり商品価値が失われたり、プリンタでプリントする際
に波打ち部分がプリンタに接触してすれるなどの支障が
生じる。また、従来の順序でインクジェット方式による
染色を行い、形のくずれない前処理液の付与された編物
を製造するための方法としては、編物を木枠などに固定
した後、前処理液を付与し、乾燥する方法があるが、こ
の方法は手間がかかり効率的でないため、コストも高く
量産化にも不向きで、工業的な手法とは言い難い。
【0006】一方、特開平07−070950には、前
もって糸にインク保持層を形成せしめた経糸および緯糸
により織布したインクジェット染色用布帛が開示されて
いる。この布帛は、経糸と緯糸の素材、形態の違いを考
慮して別々にインク保持層の形成をにじみ防止力に応じ
た最適なものにし、方向性のあるにじみ現象を回避する
ものである。しかし、この方法では、織布特有の経糸、
緯糸の違いによる方向性のあるにじみ現象は回避できる
ものの、特に布帛の中でも伸縮性の大きい編物の前処理
液の付与処理や乾燥処理による波打ち、歪みを回避し、
さらに、にじみがなく、染色性の優れたインクジェット
用編物を提供するものではない。
【0007】すなわち、編物にプリント画像をインクジ
ェット捺染方式により染色しようとする場合、編物の形
をくずさず、にじみ防止効果および、染色性促進効果の
ある前処理剤の付与された編物を製造することがもとめ
られている。
【0008】本発明の目的は、にじみ防止および、染色
性を促進する前処理剤が付与された高画質、高級な捺染
物を与える波打ち、歪みなどの形崩れのないインクジェ
ット捺染用編物および、その製造方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、糸に、にじみ防止および染色性を促進させ
る処理剤(前処理剤)をあらかじめ付与し、この糸を編
むことにより製造したインクジェット捺染用編物であ
り、にじみ防止および染色性を促進させる処理剤を糸に
対して1重量%〜15重量%含有させてなること、にじ
み防止および染色性を促進させる処理剤として少なくと
も水溶性高分子、水溶性塩類から選ばれる1種類以上の
化合物を含有させてなること、糸が、毛、綿、アクリル
繊維、または、これらの混紡糸であることを好ましい態
様として含む。
【0010】また、本発明は、糸に、にじみ防止および
染色性を促進させる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付
与する工程とこの糸を編む工程とを有するインクジェッ
ト捺染用編物の製造方法である。
【0011】インクジェット捺染装置からインクを吐出
して編物に捺染を行うインクジェット捺染方法におい
て、前記編物として上記記載の編物を用いることを特徴
とするインクジェット捺染方法である。また、本発明
は、インクジェット捺染装置からインクを吐出して編物
に捺染を行うインクジェット捺染方法において、インク
ジェット捺染装置がインクを吐出するためのエネルギー
発生手段として、インクに膜沸騰を生じさせる熱エネル
ギーを発生させる電気熱変換体を用いているものである
インクジェット捺染方法である。
【0012】また、本発明は、上記インクジェット捺染
方法によって製造されるインクジェット捺染物である。
【0013】また。本発明は、糸に、にじみ防止および
染色性を促進させる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付
与する工程と、該処理剤を付与された糸を編む工程と、
該編物をインクジェット記録する工程と、該インクジェ
ット捺染した編物を発色させる工程とを有する編物捺染
方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は前記の目的を達成するた
めに次の工程を有する。
【0015】すなわち、編物を作る前の糸に前処理液を
付与し、これを乾燥した後、編物をつくる工程を経るこ
とにより前記の目的を達成するものである。
【0016】本発明の編物をつくるために使用される糸
は毛糸、綿などの天然繊維、アクリル繊維などの合成繊
維があり、本発明はこれらの繊維からなる糸に適用でき
る。また、これらの繊維による混紡糸にも適用できる。
【0017】本発明に使用される処理剤(前処理剤)は
インクジェットインクで画像を高品位で染色するため
に、にじみ防止効果や、高濃度に染色するための染色性
向上効果、均一な染色性をえるため、水溶性高分子、水
溶性塩類から選ばれる少なくとも1種類を含有し、この
ほか、撥水剤、界面活性剤、酸化防止剤、還元防止剤、
均染剤などを添加しても良い。処理剤(前処理剤)は水
等に溶解させ、前処理液として使用される。
【0018】水溶性高分子は、インクジェット記録を行
う際にインクを取り込む効果があるため、にじみ防止剤
として使用される。水溶性高分子には天然糊剤(半合成
糊剤を含む)、合成糊剤があげられ、天然糊剤ではメチ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の
セルロース系、ローカストビーンガム、タマリンド等の
ガム系、生でんぷん、可溶化でんぷん等のでんぷん系、
アルギン酸ソーダなどがある。また合成糊剤ではポリビ
ニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル等のビニル
系、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリアクリ
ル酸塩、ポリアクリルアマイド等のアクリル系、ポリビ
ニリドン、ポリエチレンオキサイドやマレイン酸共重合
物としてスチロール、酢酸ビニールとの共重合体などが
あり、単独または2種類以上を配合してもよい。また、
これらの水溶性高分子をグラフト重合または部分架橋し
た高分子もよい。
【0019】撥水剤としては例えば、オクタデシルエチ
レン尿素、酢酸ジルコニウム、ポリオレフィン系化合
物、ワックス系化合物、シリコーン系化合物、等が効果
的である。
【0020】特に滲みの防止や、発色性の向上に効果が
あるものとして、水溶性塩が挙げられる。水溶性塩とし
ては例えばNaCl、Na2 SO4、KCl、CH3
OONaなどのアルカリ金属塩や、CaCl2、MgC
2等のアルカリ土類金属塩、NH4Cl、(NH42
4等が好ましく用いられる。
【0021】水溶性塩は布帛に対して0.1〜15重量
%付与することが好ましい。
【0022】また、染色性を促進させるためには、尿
素、チオ尿素、ホルムアミド等のヒドロトロープ剤と併
用することにより高い効果が得られる。
【0023】本発明は前記の目的を達成するために次の
工程を有する。
【0024】すなわち、編物をつくる前に糸に前処理剤
を付与し、これを乾燥した後、編物をつくる工程を経る
ことにより前記の目的を達成するものである。
【0025】糸に処理剤(前処理剤)を付与する方法と
しては、バッド法、スプレー法、浸漬法、インクジェッ
ト法等いずれの方法でも可能である。特に、上記記載の
処理剤(前処理剤)を任意に含有する前処理液の入った
浴槽に糸を漬ける方法が簡単であるが、他の方法として
前処理液を糸に噴霧してもよい。
【0026】浴槽に漬ける方法では、糸をあらかじめ部
分的に穴の開いた中空プラスチックボビンに一定量の糸
を巻いておき、前処理液をこのボビンの内側から圧力を
かけて流し込む方法を行なうと迅速に、かつ均一に前処
理液を糸に付与することができる。この方法はバッチ式
である。
【0027】連続的に糸に前処理液を付与する方法とし
ては、前処理液の入った浴槽に糸を充分染み込む時間、
漬けた後、乾燥機の中を通過させ、巻取ることにより連
続的に処理することが可能である。この時、糸に付与さ
れた前処理剤の量は1重量%〜15重量%になることが
好ましい。前処理剤の付与量が1重量%より少ない場合
には、所望のにじみ防止効果や、染色促進効果が得られ
ず、また、15重量%を超えると糸が固くなり編む際に
不具合が生じるようになる。
【0028】前処理剤を上記の方法で糸に付与し、乾燥
した糸を巻取った後に、編機で編んで本発明のインクジ
ェット捺染用編物とする。
【0029】本発明のインクジェット捺染用編物に対し
て用いる捺染用インクとしては特に制限はなく、編物が
綿素材または羊毛素材の場合は反応性染料及び水性媒体
から構成されるインクジェット捺染用インクが好ましく
用いられ、また、羊毛素材の場合は、酸性、直接染料な
どと水性媒体から構成されるインクジェット捺染用イン
クを用いてもよい。また、アクリル素材の場合は、塩基
性染料及び水性媒体からなるインクジェット用捺染イン
クが好ましく用いられる。
【0030】これらの染料における好ましい具体例を以
下記載する。
【0031】反応染料としてはC.I.リアクティブイ
エロー2、15、37、42、76、95、168、1
75;C.I.リアクティブレッド21、22、24、
33、45、111、112、114、180、21
8、226、228、235;C.I.リアクティブブ
ルー15、19、21、38、49、72、77、17
6、203、220、230、235;C.I.リアク
ティブオレンジ5、12、13、35、95;C.I.
リアクティブブラウン7、11、33、37、46;
C.I.リアクティブグリーン8、19;C.I.リア
クティブバイオレット2、6、22;C.I.リアクテ
ィブブラック5、8、31、39等が挙げられる。
【0032】酸性、直接染料としてはC.I.アッシド
イエロー1、7、11、17、23、25、36、3
8、49、72、110、127;C.I.アッシドレ
ッド1、27、35、37、57、114、138、2
54、257、274;C.I.アッシドブルー7、
9、62、83、90、112、185;C.I.アッ
シドブラック26、107、109、155;C.I.
アッシドオレンジ56、67、149;C.I.ダイレ
クトイエロー12、44、50、86、106、14
2;C.I.ダイレクトレッド79、80;C.I.ダ
イレクトブルー86、106、189、199;C.
I.ダイレクトブラック17、19、22、51、15
4、168、173;C.I.ダイレクトオレンジ2
6、39等が挙げられる。
【0033】塩基性染料としては、C.I.ベーシック
イエロー1、2、4、11、13、14、15、19、
21、23、24、25、28、29、32、35、4
0、41、45、49、51、53、63、65、6
7、70、73、77、79、87、91;C.I.ベ
ーシックオレンジ2、21、22、26、28、29、
30、37、40、42、47;C.I.ベ−シックレ
ッド2、12、13、14、15、18、22、23、
24、27、29、35、36、38、39、46、4
9、51、52、54、59、58、69、70、7
3、78、82、102、104、109、112;
C.I.ベーシックバイオレット1、3、7、10、1
1、15、16、20、21、25、27、35、3
9、40;C.I.ベーシックブルー1、3、5、7、
9、21、22、26、35、41、45、47、5
4、62、65、66、67、69、75、77、7
8、89、92、93、105、117、120、12
2、124、129、137、141、147、15
5;C.I.ベーシックグリーン1、4;C.I.ベー
シックブラウン1、4等が好適である。
【0034】また染料とともに用いる水性媒体としては
一般的なものが使用でき、好ましくはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール等の低級アルキレングリコール
類;エチレングリコールメチル(またはエチル、プロピ
ル、ブチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル
(またはエチル、プロピル、ブチル)エーテル、トリエ
チレングリコールメチル(またはエチル、プロピル、ブ
チル)エーテル、プロピレングリコールメチル(または
エチル、プロピル、ブチル)エーテル、ジプロピレング
リコールメチル(またはエチル、プロピル、ブチル)エ
ーテル、トリプロピレングリコールメチル(またはエチ
ル、プロピル、ブチル)エーテル等のアルキレングリコ
ールの低級アルキルエーテル類;ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリ
コール類、およびこれらのモノ、ジアルキルエーテルに
代表される水酸基の1あるいは2個が修飾されたもの;
グリセリン、チオジエチレングリコール、スルホラン、
N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1、3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。こ
れらの水性媒体のインク全量に対する含有量は通常は0
〜50重量%が好ましい。
【0035】また、水性インクの場合、主成分である水
はインク全重量に対して30〜95重量%の範囲が好ま
しい。
【0036】さらに、インクの構成成分として、必要に
応じて目詰まり防止剤として尿素やその誘導体、分散
剤、界面活性剤、粘度調整剤としてポリビニルアルコー
ルやセルロース系化合物やアルギン酸ソーダ、pH調整
剤、防かび剤等を添加することが可能である。
【0037】使用するインクジェット記録方法および装
置としては、従来公知のいずれのものでもよいが、例え
ば記録ヘッド内のインクに記録信号に対応した熱エネル
ギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生させる方
法および装置が挙げられる。
【0038】以上の如くして本発明方法により本発明の
インクジェット捺染用編物に付与されるインクは、この
状態では単に編物上にインクが付着しているに過ぎない
ので、引き続き繊維への染料の定着工程および未定着の
染料の除去工程を施すのが好ましい。このような染料の
定着方法は、従来公知の方法でよく、例えばスチーミン
グ法、HTスチーミング法、サーモフィックス法等が挙
げられる。また未定着染料の除去は従来公知の洗浄方法
が採用できる。
【0039】このような方法でインクジェット捺染およ
び編物の後処理が行われたものを乾燥させたものが本発
明の捺染物として得られる。
【0040】次に、本発明で使用されるインクジェット
捺染装置の一例の概略的構成を説明する。もちろん、本
発明が適用可能な装置は以下のような構成に限定される
ものでなく、当業者が容易に考えられるいかなる構成上
の変更あるいは構成要素を付加することも可能である。
【0041】図1は、捺染装置の概略構成を示す模式的
側断面図である。ここで、図中の1はプリント媒体とし
ての編物であり、巻出しローラ11の回転に応じて巻出
され、中間ローラ13および15を介して、プリンタ部
1000に対向する部位に設けた搬送部100により実
質的に水平方向に搬送された後、送りローラ17および
中間ローラ19を介して巻取りローラ21に巻取られ
る。
【0042】搬送部100は、大略、編物1の搬送方向
上、プリンタ部1000の上流側および下流側に設けた
搬送ローラ110および120を、それらローラ間に巻
回された無端ベルト形態の搬送ベルト130と、プリン
タ部1000による捺染に際し編物の被捺染面を平坦に
規制するべく搬送ベルト130を所定範囲で適切な張力
で展張し、平坦性を向上すべく設けた一対のプラテンロ
ーラ140とを有している。ここで、搬送ベルト130
は、この図の装置では特開平5−212851号に開示
されたような金属製のものを用いており、図1中に部分
的に拡大して示すように、その表面には粘着層(シー
ト)133が設けられている。そして、編物1は貼付け
ローラ150によって粘着層133を介して搬送ベルト
130に接着され、捺染時の平坦性が確保される。
【0043】そのような平坦性が確保された状態で搬送
される編物1は、プラテンローラ140間の領域内でプ
リンタ部1000によりプリント剤が付与され、搬送ロ
ーラ120の部位において搬送ベルト130ないし接着
層133から剥離され、巻取りローラ21によって巻取
られていくが、その途中において乾燥ヒータ600によ
り乾燥処理が施される。この乾燥ヒータ600は、特に
プリント剤として液体を用いる場合に有効なものであ
る。なお、乾燥ヒータ600としては、温風を編物1に
対して吹付けるもの、赤外線を照射するもの等、形態は
適宜選択することができる。
【0044】図2はプリンタ部1000および編物1の
搬送系を模式的に示す斜視図であり、この図2と図1と
を用いてプリンタ部1000の構成を説明する。
【0045】まず、図1および図2において、プリンタ
部1000は、編物1の搬送方向(副走査方向)fとは
異なる方向、例えば搬送方向fに直交する編物1の幅方
向Sに走査されるキャリッジ1010を有している。1
020はそのS方向(主走査方向)に延在する支持レー
ルであり、キャリッジ1010に固着したスライダ10
12を支持し、案内するスライドレール1022を支持
している。1030はキャリッジ1010の主走査を行
なうための駆動源をなすモータであり、その駆動力はキ
ャリッジ1010が固定されたベルト1032その他の
適宜の伝動機構を介してキャリッジ1010に伝達され
る。
【0046】キャリッジ1010は、所定方向(この場
合では搬送方向f)に多数のプリント剤付与素子を配列
してなるプリントヘッド1100を、上記所定方向とは
異なる方向(この場合では主走査方向S)に複数段保持
したものを1組とし、かつこの場合ではこのプリントヘ
ッドの組を搬送方向に2段保持している。各組のプリン
トヘッド1100は、色を異にするプリント剤に対応し
て複数個を1組として設けられ、これによってカラープ
リントを可能とする。プリント剤に用いられる色および
プリントヘッドの1組中の個数は、編物1上に形成しよ
うとする画像等に応じて適宜選択できるが、例えば印刷
の三原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)および
シアン(C)、あるいはさらにこれにブラック(Bk)
を加えたものを一組とすることができる。またはそれら
に代えて、もしくはそれらとともに、三原色では表現が
不能もしくは困難である特色(金色、銀色などの金属色
や、鮮やかなレッド、ブルーなど)なども組に加えて用
いることができる。あるいは、同一色であっても、濃度
に対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよ
い。
【0047】この場合においては、主走査方向Sに複数
配置したプリントヘッド1100の組を、図1に示すよ
うに、搬送方向fに1組ずつ2段設ける。各段のプリン
トヘッドが用いるプリント剤の色、配置個数、配置順序
等は、捺染しようとする画像等に応じて各段毎で同一と
してもよく、異ならせてもよい。また、1段目のプリン
トヘッドの主走査によって捺染される領域に対し、次段
のプリントヘッドによって再度捺染を行うようにするこ
ともできるし(各段のプリントヘッドによって相補的な
間引き捺染を行うものでも重ね捺染を行うものでもよ
い)、捺染領域を分担させて高速プリントを行うように
することもできる。さらに、プリントヘッドの段数は2
段に限らず、1段もしくは3段以上としてもよい。
【0048】これらの図においては、プリントヘッド1
100としてインクジェットヘッド、例えばインクを吐
出するために利用されるエネルギーとしてインクに膜沸
騰を生じさせる熱エネルギーを発生する発熱素子を有し
た、キャノン株式会社の提唱になるバブルジェットヘッ
ドを用いる。そして、搬送部100によって実質的に水
平方向に搬送される編物1に対し、プリント剤付与素子
としてのインク吐出口を下向きとした状態で用い、以っ
て各吐出口間での水頭差を無くし、吐出条件を均一化し
て良好な画像形成を可能とするとともに、全吐出口に対
する均一な回復処理を可能とする。
【0049】各プリントヘッド1100にはキャリッジ
1010の移動に追従すべく設けたフレキシブルケーブ
ル1110が接続され、不図示の制御手段との間でヘッ
ド駆動信号やヘッド状態信号など種々の信号の授受が行
われる。また、プリントヘッド1100に対しては各色
インクを収容したインク供給系1130よりフレキシブ
ルチューブ1120を介してインクが供給される。
【0050】図3は本実施例におけるインクの供給系を
模式的に示した斜視図である。インク供給系1130は
2系統から構成される。すなわち、第1の系統では、第
1の1組のインク貯蔵タンク1131に接合された第1
のインク供給チューブ1120がフレキシブルチューブ
1110の中を通ってヘッド接合部1150につながっ
ており、第2の系統では、同様に第2のインク貯蔵タン
ク1132に接合された第2のインク供給チューブ11
21がフレキシブルチューブ1110の中を通ってヘッ
ド接合部1150につながっている。
【0051】ここで、インク供給チューブ1120およ
び1121はそれぞれ、往路のインク供給チューブ11
20a、1121aおよび復路のインク供給チューブ1
120b、1121bからなる循環経路を形成してい
る。
【0052】また、前述したインク貯蔵タンク1131
および1132は、それぞれ不図示の加圧ポンプを有し
ており、タンク内のインクはこの加圧ポンプで加圧され
て図3の往路のインク供給チューブ1120a、112
1aを通ってプリントヘッド1100内を循環し、復路
のインク供給チューブ1120b、1121bを通って
インク貯蔵タンク1131および1132に戻るように
なっている。
【0053】さらに、この加圧ポンプにより、インク供
給チューブ1120および1121内にインクを再充填
でき、かつインクをヘッド内に循環させてこのときの何
分の1かのインクをノズルから流れ出すようにすること
により、ヘッドの回復操作をも行うことができる。ここ
で、インク貯蔵タンク1131および1132のぞれぞ
れは、色を異にするプリント剤に対応して複数設けら
れ、これによってカラープリントを可能とする。
【0054】各組のインク貯蔵タンクの個数は、編物1
上に形成しようとする画像等に応じて適宜選択できる
が、例えば印刷の三原色であるイエロー(Y)、マゼン
タ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにこれにブ
ラック(Bk)を加えたものとすることができる。また
はそれらに代えて、もしくはそれらとともに、三原色で
は表現が不能もしくは困難である特色(金色、銀色など
の金属色や、鮮やかなレッド、ブルーなど)なども用い
ることができる。あるいは、同一色であっても、濃度に
対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよい。
【0055】ヘッド接合部1150は、図3の実線部に
示した第1の1組のヘッド接合部1151および破線で
示した第2の1組のヘッド接合部1152と、接合部カ
バー1160とで構成される。
【0056】次に、上記装置において用いられるヘッド
の概略的構成について、図4を参照しながら説明する。
【0057】図4は、本発明に用いられるインクジェッ
ト捺染装置に搭載されるインクジェットヘッドの概略構
成を説明するための断面斜視図である。
【0058】この図において、プリントヘッドは、天板
71と基板72とが重なり合って構成される。天板71
は、インクを通すためのノズルとなる複数の溝73、こ
れらの溝に連通した共通液室となる溝74、該共通液室
へインクを供給するための供給口75を有する。一方、
基板72は、各ノズルに対応した電気熱変換体76と各
電気熱変換体に電力を供給する電極77とが成膜技術に
より一体的に形成されたものである。このような天板7
1と基板72とが合わさってインクを吐出するための複
数の吐出口(オリフィス)78が形成される。
【0059】ここで、上記プリントヘッドで行われる上
記のバブルジェット方式のインク滴形成過程について簡
単に説明する。
【0060】まず、発熱抵抗体(ヒータ)が所定の温度
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また液路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外へ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバランスでくび
れが生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同
時に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供
給され次のパルスを待つ。
【0061】このように、電気熱変換素子をエネルギー
発生手段(以下、エネルギー発生素子ともいう)として
用いたプリントヘッド(以下、インクジェットヘッドと
もいう)は、駆動電気パルス信号により一対一の対応で
液路のインク内に気泡を発生させることができ、また即
時かつ適切に気泡の成長・収縮を行わせることができる
ので、特に応答性の優れたインク滴吐出が達成できる。
また、プリントヘッドのコンパクト化も容易であり、か
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマクロ加工技術の長所を十二分に活
用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも低いこと
から有利である。
【0062】インクジェット記録方式とは、インクなど
の液体をノズルから吐出させて液滴化し、文字や画像を
記録する方式で、方法としては(1)連続吐出方式(偏
向型、発散型)(2)オンデマンド型(圧力パルス式、
バブルジェット式、静電吐出型)に分類されるが、本発
明の編物にプリントするのはいずれの方法を用いてもよ
い。
【0063】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1〜3 (A)インクジェット捺染用編物の製造 表1に記載した素材の糸を部分的に円形の穴の開いたプ
ラスチック製の中空ボビンに1kg巻き、表1に示す前
処理液をバケツに5リッター入れ、ボビンに巻いた毛糸
を漬け、1昼夜放置した。その後、取り出して遠心脱水
機で絞り、120℃の乾燥機にいれて乾燥した。乾燥し
た毛糸を編み機で幅70cm、長さ90cmに編んだ。
なお、%および部は重量基準である。
【0064】(B)インクジェット捺染用インクの調製 次のように反応染料インクを調製した。なお、インクの
全量はいずれも100部である。
【0065】染料インク組成: 染料 10部 チオジグリコール 40部 水 50部 染料としては以下の染料を用いた。
【0066】C.I.リアクティブイエロー95 C.I.リアクティブレッド226 C.I.リアクティブブルー15 C.I.リアクティブブラック39 (C)インクジェット捺染 インクジェット記録装置としてキャノン製バブルジェッ
ト捺染プリンタを使用し、これに上記捺染インクをつ
め、編物に印捺を行った。記録装置はこれに限定される
ものではなくどのようなものを使用しても構わない。
【0067】(D)後処理 印捺された編物を102℃で40分間スチーミングを行
い、洗濯乾燥した。
【0068】(E)捺染物などの評価 得られた編物及び捺染物などの評価を以下のように行い
結果を表2に示した。
【0069】(1)印捺用編物の形状 得られた前処理剤を付与した編物の形状の判定を目視で
行った。
【0070】(2)滲み 細線部の直線性を肉眼で判定した。
【0071】 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る (3)記録濃度(K/S) 20mm角パターンの印捺部についてミノルタ分光光度
計CM−2022にて最小分光反射率を測定し、これに
よりK/Sを求めた。このK/Sによって記録濃度の測
定を行った。
【0072】 ○:10以上 △:7〜10未満 ×:7未満 比較例1、2 以下の印捺用編物の製造方法を用いる以外は、上記実施
例と同様にしてインクジェット捺染および評価を行っ
た。評価結果は表2に示した。
【0073】(A)インクジェット捺染用編物の製造 表1に記載した素材の糸を実施例と同じ編み方で同じ大
きさ(幅70cm、長さ90cm)に編んだ後、表1に
記載した前処理液の入ったバケツの中に入れて充分しみ
込ませた。次に、絞りローラに通して絞り率80%で絞
り、平らなネットの上に広げて自然乾燥した。
【0074】比較例3 表1に示すように前処理剤の付与量以外は、上記実施例
と同様にしてインクジェット捺染および評価を行った。
評価結果は表2に示した。
【0075】
【表1】 アルコックスE60(水溶性高分子、明成化学製ポリエチレンオキサイド、分 子量110万) パラジウムSS(パラフィン系撥水剤、大原パラジウム製) ルテンゾール25(界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、BA SF製) BL.4.2(界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、日光ケミ カルズ製)
【0076】
【表2】
【0077】
【発明の効果】上述の方法により製造した前処理済みの
インクジェット捺染用編物は、編物を作った後に前処理
液を付与し、乾燥して製造した編物に比べて、編物の縁
の波打ち、伸び縮みによる形の変形がなく、インクジェ
ット記録装置にセットするときの作業性が著しく向上
し、容易にセットでき、プリント時の生産性が改善され
た。
【0078】今回、特に、編物のために最初に糸に前処
理液を付与する方法を考案したが、インクジェット捺染
用の織物、布帛を製造する場合にも、本発明の方法、す
なわち、糸に前処理液を付与したのち乾燥し、この糸を
織物や布帛にする製造方法を適用することも可能であ
る。この方法でつくれば、インクジェット方式で画像を
プリントし、染色しようとする場合、織物や布帛に即座
にプリント可能となり、生産性が向上するメリットがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット捺染装置の
概略構成を示す模式的側断面図である。
【図2】図1のプリンタ部および搬送部を模式的に示す
斜視図である。
【図3】図1の装置におけるインク供給系の模式的斜視
図である。
【図4】図1の装置に搭載されるプリントヘッドの概略
的構成を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント媒体 100 搬送部 1000 プリンタ部 1010 キャリッジ 1100 プリントヘッド 1130 インク供給系 1140 接続部材 1150 ヘッド接合部 1160 接合部カバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸に、にじみ防止および染色性を促進さ
    せる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付与し、この糸を
    編むことにより製造したことを特徴とするインクジェッ
    ト捺染用編物。
  2. 【請求項2】 にじみ防止および染色性を促進させる処
    理剤を糸に対して1重量%〜15重量%含有させてなる
    請求項1に記載のインクジェット捺染用編物。
  3. 【請求項3】 にじみ防止および染色性を促進させる処
    理剤として少なくとも水溶性高分子、水溶性塩類から選
    ばれる1種類以上の化合物を含有させてなる請求項1に
    記載のインクジェット捺染用編物。
  4. 【請求項4】 糸が、毛、綿、アクリル繊維、または、
    これらの混紡糸である請求項1乃至3のいずれかに記載
    のインクジェット捺染用編物。
  5. 【請求項5】 糸に、にじみ防止および染色性を促進さ
    せる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付与する工程とこ
    の糸を編む工程とを有することを特徴とするインクジェ
    ット捺染用編物の製造方法。
  6. 【請求項6】 インクジェット捺染装置からインクを吐
    出して編物に捺染を行うインクジェット捺染方法におい
    て、前記編物として請求項1乃至4のいずれかに記載の
    編物を用いることを特徴とするインクジェット捺染方
    法。
  7. 【請求項7】 インクジェット捺染装置がインクを吐出
    するためのエネルギー発生手段として、インクに膜沸騰
    を生じさせる熱エネルギーを発生させる電気熱変換体を
    用いているものである請求項6に記載のインクジェット
    捺染方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載のインクジェッ
    ト捺染方法によって製造されるインクジェット捺染物。
  9. 【請求項9】 糸に、にじみ防止および染色性を促進さ
    せる処理剤(前処理剤)をあらかじめ付与する工程と、
    該処理剤を付与された糸を編む工程と、該編物をインク
    ジェット記録する工程と、該インクジェット捺染した編
    物を発色させる工程とを有することを特徴とする編物捺
    染方法。
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