JPH10331078A - インクジェット染色用布帛、それを用いたインクジェット染色方法およびインクジェット染色物 - Google Patents

インクジェット染色用布帛、それを用いたインクジェット染色方法およびインクジェット染色物

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JPH10331078A
JPH10331078A JP9144012A JP14401297A JPH10331078A JP H10331078 A JPH10331078 A JP H10331078A JP 9144012 A JP9144012 A JP 9144012A JP 14401297 A JP14401297 A JP 14401297A JP H10331078 A JPH10331078 A JP H10331078A
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ink
fabric
dyeing
ink jet
jet
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Atsushi Aoki
淳 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥性に優れ、にじみがなく鮮明でかつ高濃
度で、高画質、高級な染色物を得る。 【解決手段】 酸化アルキレンの付加数が40〜150
であるポリアルキレングリコール付加型の非イオン系界
面活性剤を含有するインクジェット染色用布帛を用い
る。ポリアルキレングリコール付加型の非イオン系界面
活性剤として、例えばポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステルを使用し、含有量を布帛素材に対して0.05〜
30重量%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット方式
により画像を形成するに際し、繊細かつ高発色が得られ
るインクジェット染色用布帛、インクジェット染色方法
およびインクジェット染色物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、綿、絹、ポリエステル等の布
帛に染色を行う方法として、スクリーン染色、ローラ染
色の他にインクジェット染色という方法が知られてい
る。インクジェット染色はスクリーンや彫刻ロール等を
必要としない無製版のシステムであるため、多品種少量
生産に適している。このインクジェット染色を行うため
には、スクリーン、ローラ染色とは異なる特有の技術が
必要となる。これは、使用されるインクの適正粘度がス
クリーン等に用いられるものと比較して著しく低いこと
や、インクジェット染色ではヘッドの目詰まり等の信頼
性に関する対策をとらなければならないこと、あるいは
インクが同一地点に何色か重ね打ちされいわゆる加法混
色が行われること、インクのドットが非常に小さいこと
等のシステム上の違いに起因するものである。
【0003】インクジェット染色方法については特に発
色向上やにじみ防止などについて種々検討が試みられて
おり、たとえば特開平4−59282号公報において親
水性繊維素材からなる布帛素材に0.1〜3重量%の界
面活性剤を含有するインクジェット捺染用布帛が開示さ
れている。このような処理がされた布帛ではインクは繊
維内部拡散により吸収されるため、インクの移動距離は
比較的短くなり、にじみは防止されるが、染料が繊維内
部に入り込んでしまうため発色性に関しては大きな改善
効果がない。また、特公昭63−31594号公報にお
いては水溶性高分子/水溶性塩類/水不溶性無機微粒子
を含んだ布帛で捺染を行う方法が開示されている。この
ような処理がされた布帛ではインクの繊維内部への浸透
を抑えて染料の拡散を防ぎ発色を向上させるという考え
方であるため、ある程度濃度は上がるが、インクの乾燥
時間が遅い、インクの裏抜け性が悪い、インクが広がら
ないためドットの間に白地ができ発色性に限界がある等
の問題を有している。
【0004】以上のように従来技術では、優れた染色物
を得るのに必要なインクジェット染色方法に要求される
個々の性能をある程度満足させても、すべての性能を同
時に満足させることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は乾燥性に優れ、インクのにじみがなく鮮明でかつ高
濃度で、高画質、高級な染色物を得るためのインクジェ
ット染色用布帛、インクジェット染色方法、インクジェ
ット染色物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。即ち本発明に基づくインクジェ
ット染色用布帛は、インクジェット方式を利用して染色
が行われるインクジェット染色用布帛において、酸化ア
ルキレンの付加数が30〜150であるポリアルキレン
グリコール付加型の非イオン系界面活性剤を含有するこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明のインクジェット染色方法
は、インクジェット方式によりインクを吐出して布帛に
染色を行うインクジェット染色方法において、前記布帛
が、酸化アルキレンの付加数が30〜150であるポリ
アルキレングリコール付加型の非イオン系界面活性剤を
含有することを特徴とする。
【0008】また、本発明のインクジェット染色物は、
上記インクジェット染色方法によって染色されたことを
特徴とする。
【0009】本発明によれば酸化アルキレンの付加数が
30〜150であるポリアルキレングリコール付加型の
非イオン系界面活性剤を布帛中に含有しているため、イ
ンクは繊維内部拡散により吸収されるため、インクの移
動距離は比較的短くなり、にじみは防止される。また、
この種の界面活性剤は、布上で水分が蒸発した濃縮イン
ク中の染料が凝集しないような分散効果も同時に有する
ため、染料の繊維への染着が均一にかつ有効になるた
め、発色性に優れる。さらに、ポリアルキレングリコー
ル付加型の非イオン系界面活性剤がポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステルであるとこの作用はさらに大きい。
【0010】したがって、本発明のインクジェット染色
方法によれば、乾燥性、発色性、にじみ防止性に優れる
染色方法が達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明をさらに詳しく説明する。本発明に使用されるイン
クジェット染色用布帛の繊維素材は特に限定されるもの
ではなく、綿、絹、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レ
ーヨン、アクリル系繊維等種々の繊維素材が挙げられ、
またこれらの混紡、交織物であってもよい。
【0012】本発明に使用される酸化アルキレンの付加
数が30〜150であるポリアルキレングリコール付加
型の非イオン系界面活性剤としてはポリアルキレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリルエーテ
ル、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキ
レンアルキルアミン、ポリオキシアルキレンソルビタン
脂肪酸エステルのうち、酸化アルキレンの付加数が30
〜150のものなどが使用できる。酸化アルキレンの付
加数が30未満のものは、インクの発色性向上の効果を
ほとんど有しないため本発明の範囲から外れる。また酸
化エチレンの付加数が150を越えるものは、水への溶
解性がやや劣り、作業性に問題が発生する可能性もあ
る。特に酸化エチレンの付加数が40〜150であるポ
リエチレングリコール脂肪酸エステルが少量で発色性が
良好になるため好ましく用いられる。
【0013】ポリアルキレングリコール付加型の非イオ
ン系界面活性剤は、布帛素材に対して0.05〜30重
量%含有させることが好ましい。これは0.05重量%
未満ではインクのにじみ防止、及び発色性向上の効果が
小さく、30重量%を越えても性能的に大きな変化がな
いからである。
【0014】本発明には必要に応じてさらに撥水剤が使
用される。撥水剤はインク中の主成分である水をはじく
性能を有するものであり、たとえばパラフィン系、フッ
素系化合物、ピリジニウム塩類、N−メチロールアルキ
ルアミド、アルキルエチレン尿素、オキザリン誘導体、
シリコーン系化合物、トリアジン系化合物、ジルコニウ
ム系化合物、あるいはこれらの混合物が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。これらの撥水剤の中
でも、パラフィン系、フッ素系撥水剤が本発明における
撥水度の調整のしやすさ、滲み防止、濃度の点において
特に好ましい。
【0015】撥水剤の量は布帛素材に対して0.05〜
30重量%付与する。これは0.05重量%未満ではイ
ンク浸透を抑制する効果が小さく、30重量%を越えて
も性能的に大きな変化がないからである。
【0016】また本発明では、必要に応じて布へのイン
クの浸透性を向上させる界面活性剤を、酸化アルキレン
の付加数が30〜150であるポリアルキレングリコー
ル付加型の非イオン系界面活性剤と併用して使用するこ
とができる。浸透性を良くするために使用される界面活
性剤としてはアニオン性、非イオン性、両性等の界面活
性剤が好ましく、アニオン系としてはスルホン酸型、カ
ルボン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型等が挙
げられ、非イオン系としては、酸化エチレンの付加数が
40以下であるポリエチレングリコール付加型の界面活
性剤ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル、アセチレングリコー
ル等のエーテル型や、ポリオキシエチレンアルキルエス
テル、ソルビタン脂肪酸エステルなどのエステル型、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン等のアミノエーテル
型、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
エーテルエステル型等を使用することができる。また両
性界面活性剤としてはベタイン型等を使用することがで
きる。
【0017】界面活性剤の量は布帛素材に対して0.1
〜30重量%付与されるのが好ましい。これは30%を
超えても吸収性には変化がないためそれ以上の量は経済
性の点から好ましくない。また0.1%未満では効果が
劣る。
【0018】本発明の布帛にはこれ以外の化合物を含ん
でもよい。例えば水溶性無機塩、尿素、水溶性高分子、
触媒、アルカリ、酸、還元防止剤、酸化防止剤、均染
剤、濃染剤、キャリヤー、還元剤、酸化剤、金属イオン
等が用いられる。
【0019】特ににじみの防止や、発色性の向上に効果
があるものとして、水溶性無機塩が挙げられる。水溶性
無機塩としては例えばNaCl、Na2 SO4 、KC
l、CH3 COONaなどのアルカリ金属塩や、CaC
2 、MgCl2 等のアルカリ土類金属塩等が好ましく
用いられる。
【0020】また、尿素もにじみの防止や、発色性の向
上に非常に効果があり、特に水溶性無機塩と併用するこ
とによって相乗効果でさらに好ましい。
【0021】上記の物質を布帛素材に含有させる方法は
パッド法、スプレー法、浸漬法、印捺、インクジェット
法などいずれの方法でも付与することができる。
【0022】上記のような処理を行った後、最終的に乾
燥等を行い、必要ならばインクジェット装置で搬送でき
るサイズに裁断を行い、これをインクジェット染色用布
帛とする。
【0023】本発明のインクジェット染色用布帛に対し
て用いる染色用インクとしては特に制限はなく、布帛が
綿、絹等の素材の場合は反応性染料および水性媒体から
構成されるインクジェット染色用インクが好ましく用い
られ、ナイロン、羊毛、絹、レーヨン等の素材の場合は
酸性、直接性染料などと水性媒体から構成されるインク
ジェット染色用インクが好ましく用いられる。また布帛
がポリエステル素材の場合は分散染料と水性媒体から構
成されるインクジェット染色用インクが好ましく用いら
れる。その中でも特に反応性染料、酸性染料、直接性染
料等の水溶性染料を使用したインクにおいて、ポリアル
キレングリコール付加型の非イオン系界面活性剤の本発
明の作用効果が大きく好ましい。
【0024】これらの染料における好ましい具体例とし
て反応染料としてはC.I.リアクティブイエロー2、
15、37、42、76、95、168、175;C.
I.リアクティブレッド21、22、24、33、4
5、111、112、114、180、218、22
6、228、235;C.I.リアクティブブルー1
5、19、21、38、49、72、77、176、2
03、220、230、235;C.I.リアクティブ
オレンジ5、12、13、35、95;C.I.リアク
ティブブラウン7、11、33、37、46;C.I.
リアクティブグリーン8、19、;C.I.リアクティ
ブバイオレット2、6、22;C.I.リアクティブブ
ラック5、8、31、39等が挙げられる。
【0025】酸性、直接染料としてはC.I.アシッド
イエロー1、7、11、17、23、25、36、3
8、49、72、110、127;C.I.アシッドレ
ッド1、27、35、37、57、114、138、2
54、257、274;C.I.アシッドブルー7、
9、62、83、90、112、185;C.I.アシ
ッドブラック26、107、109、155;C.I.
アシッドオレンジ56、67、149;C.I.ダイレ
クトイエロー12、44、50、86、106、14
2;C.I.ダイレクトトレッド79、80;C.I.
ダイレクトブルー86、106、189、199;C.
I.ダイレクトブラック17、19、22、51、15
4、168、173;C.I.ダイレクトオレンジ2
6、39等が挙げられる。
【0026】分散染料としてはC.I.ディスパースイ
エロー3、5、7、33、42、60、64、79、1
04、160、163、237;C.I.ディスパース
レッド1、60、135、145、146、191;
C.I.ディスパースブルー56、60、73、14
3、158、198、354、365、366;C.
I.ディスパースブラック1、10、;C.I.ディス
パースオレンジ30、73、テラプリントレッド3GN
リキッド、テラプリントブラック2R等が挙げられる。
【0027】これらの染料の使用量(固形分)としては
インク全量に対して1〜30重量%の範囲が好ましい。
【0028】また染料とともに用いる水性媒体として一
般的なものが使用でき、好ましくはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール等の低級アルキレングリコール類
や、エチレグリコールメチル(またはエチル、プロピ
ル、ブチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル
(またはエチル、プロピル、ブチル)エーテル、トリエ
チレングリコールメチル(またはエチル、プロピル、ブ
チル)エーテル、プロピレングリコールメチル(または
エチル、プロピル、ブチル)エーテル、ジプロピレング
リコールメチル(またはエチル、プロピル、ブチル)エ
ーテル、トリプロピレングリコールメチル(またはエチ
ル、プロピル、ブチル)エーテル等のアルキレングリコ
ールの低級アルキルエーテル類や、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール類、およびこれらのモノ、ジアルキルエーテル
に代表される水酸基の1あるいは2個の封鎖物や、グリ
セリン、チオジエチレングリコール、スルホラン、N−
メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1、3−ジ
メチル−2−イミダゾレジノン等が挙げられる。
【0029】これらの水性媒体のインク全量に対する含
有量は通常は0〜50重量%が好ましい。また、水性イ
ンクの場合、主成分である水はインク全量に対して30
〜95重量%の範囲が好ましい。
【0030】さらに、インクの構成成分として必要に応
じて目詰まり防止剤として尿素やその誘導体、分散剤、
界面活性剤、粘度調整剤としてポリビニルアルコールや
セルロース系化合物やアルギン酸ソーダ、pH調整剤、
蛍光増白剤、防かび剤等を添加することが可能である。
【0031】使用するインクジェット記録方法および装
置は、従来公知のものを用いることができる。インクを
吐出するためのエネルギー発生手段としては、インクに
膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生させる電気熱変
換体を用いることができる。例えば、記録ヘッドの室内
のインクに記録信号を対応した熱エネルギーを与え、該
熱エネルギーにより液滴を発生させる方法および装置を
用いることができる。
【0032】以上の如くして本発明方法により本発明の
インクジェット染色用布帛に付与されるインクは、この
状態では単に布帛上にインクが付着しているに過ぎない
ので、引き続き繊維への染料の定着工程および未定着の
染料の除去工程を施すのが好ましい。このような染料の
定着方法は、従来公知の方法でよく、例えばスチーミン
グ法、HTスチーミング法、サーモフィックス法等が挙
げられる。また未定着染料の除去は従来公知の洗浄方法
により可能である。
【0033】このような方法でインクジェット染色およ
び布帛の後処理が行われたものを乾燥させたものが本発
明の染色物として得られる。上記は次に、本発明で使用
されるインクジェット染色装置の一例の概略的構成を説
明する。もちろん、本発明が適用可能な装置は以下のよ
うな構成に限定されるものでなく、当業者が容易に考え
られるいかなる構成上の変更あるいは構成要素を付加す
ることも可能である。
【0034】図1は、染色装置の概略構成を示す模式的
側断面図である。ここで、図中の1はプリント媒体とし
ての布帛であり、巻出しローラ11の回転に応じて巻出
され、中間ローラ13および15を介して、プリンタ部
1000に対向する部位に設けた搬送部100により実
質的に水平方向に搬送された後、送りローラ17および
中間ローラ19を介して巻取りローラ21に巻取られ
る。
【0035】搬送部100は、大略、布帛1の搬送方向
上、プリンタ部1000の上流側および下流側に設けた
搬送ローラ110および120を、それらローラ間に巻
回された無端ベルト形態の搬送ベルト130と、プリン
タ部1000による染色に際し布帛の被染色綿を平坦に
規制するべく搬送ベルト130を所定範囲で適切な張力
で展調し、平坦性を向上すべく設けた一対のプラテンロ
ーラ140とを有している。ここで、搬送ベルト130
は、この図の装置では特開平5−212851号公報に
開示されたような金属製のものを用いており、図1中に
部分的に拡大して示すように、その表面には粘着層(シ
ート)133が設けられている。そして、布帛1は貼付
けローラ150によって粘着層133を介して搬送ベル
ト130に接着され、染色時の平坦性が確保される。
【0036】そのように平坦性が確保された状態で搬送
される布帛1は、プランテンローラ140間の領域内で
プリンタ部1000によりプリント剤が付与され、搬送
ローラ120の部位において搬送ベルト130ないし接
着層133から剥離され、巻取りローラ21によって巻
取られていくが、その途中において乾燥ヒータ600に
より乾燥処理が施される。この乾燥ヒータ600は、特
にプリント剤として液体を用いる場合に有効なものであ
る。なお、乾燥ヒータ600としては、温風を布帛1に
対して吹付けるもの、赤外線を照射するもの等、形態は
適宜選択することができる。
【0037】図2はプリンタ部1000および布帛1の
搬送系を模式的に示す斜視図であり、この図と図1とを
用いてプリンタ部1000の構成を説明する。
【0038】まず、図1および図2において、プリンタ
部1000は、布帛1の搬送方向(副走査方向)fとは
異なる方向、例えば搬送方向fに直交する布帛1の幅方
向Sに走査されるキャリッジ1010を有している。1
020はそのS方向(主走査方向)に延在する支持レー
ルであり、キャリッジ1010に固着したスライダ10
12を支持し、案内するスライドレール1022を支持
している。1030はキャリッジ1010の主走査を行
われるための駆動源をなすモータであり、その駆動力は
キャリッジ1010が固定されたベルト1032その他
の適宜の伝動機構を介してキャリッジ1010に伝達さ
れる。
【0039】キャリッジ1010は、所定方向(この場
合では搬送方向f)に多数のプリント剤付与素子を配列
してなるプリントヘッド1100を、上記所定方向とは
異なる方向(この場合では主走査方向S)に複数段保持
したものを1組とし、かつこの場合ではこのプリントヘ
ッドの組を搬送方向に2段保持している。各組のプリン
トヘッド1100は、色を異にするプリント剤に対応し
て複数個を1組として設けられ、これによってカラープ
リントを可能とする。プリント剤に用いられる色および
プリントヘッドの1組中の個数は、布帛1上に形成しよ
うとする画像等に応じて適宜選択できるが、例えば印刷
の三原色であるイエロー(Y)、マゼンダ(M)および
シアン(C)、あるいはさらにこれにブラック(Bk)
を加えたものを一組とすることができる。またはそれら
に代えて、もしくはそれらとともに、三原色では表現が
不能もしくは困難である特色(金色、銀色などの金属色
や、鮮やかなレッド、ブルーなど)なども組に加えて用
いることができる。あるいは、同一色であっても、濃度
に対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよ
い。
【0040】この場合においては、主走査方向Sに複数
配置したプリントヘッド1100の組を、図1に示すよ
うに、搬送方向fに1組ずつ2段設けている。各段のプ
リントヘッドが用いるプリント剤の色、配置個数、配置
順序等は、染色しようとする画像等に応じて各段毎で同
一としてもよく、異なるものとしてもよい。また、1段
目のプリントヘッドの主走査によって染色される領域に
対し、次段のプリントヘッドによって再度染色を行うよ
うにすることもできるし(各段のプリントヘッドによっ
て相補的な間引き染色を行うものでも重ね染色を行うも
のでもよい)、染色領域を分担させて高速プリントを行
うようにすることもできる。さらに、プリントヘッドの
段数は2段に限らず、1段もしくは3段以上としてもよ
い。
【0041】これらの図においては、プリントヘッド1
100としてインクジェットヘッド、例えばインクを吐
出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰
を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素子を有した、
キヤノン株式会社の提唱になるバブルジェットヘッドを
用いている。そして、搬送部100によって実質的に水
平方向に搬送される布帛1に対し、プリント剤付与素子
としてのインク吐出口を下向きとした状態で用い、以て
各吐出口間での水頭差を無くし、吐出条件を均一化して
良好な画像形成を可能とするとともに、全吐出口に対す
る均一な回復処理を可能としている。
【0042】各プリントヘッド1100にはキャリッジ
1010の移動に追従すべく設けたフレキシブルケーブ
ル1110が接続され、不図示の制御手段との間でヘッ
ド駆動信号やヘッド状態信号など種々の信号の授受が行
われる。また、プリントヘッド1100に対しては各色
インクを収容したインク供給系1130よりフレキシブ
ルチューブ1120を介してインクが供給される。
【0043】図3はインクの供給系の一例を模式的に示
した斜視図である。インク供給系1130は2系統から
構成される。すなわち、第1の系統では、第1の1組の
インク貯蔵タンク1131に接合された第1のインク供
給チューブ1120がフレキシブルチューブ1110の
中を通ってヘッド接合部1150につながっており、第
2の系統では、同様に第2のインク貯蔵タンク1132
に接合された第2のインク供給チューブ1121がフレ
キシブルチューブ1110の中を通ってヘッド接合部1
150につながっている。
【0044】ここで、インク供給チューブ1120およ
び1121はそれぞれ、往路のインク供給チューブ11
20a、1121aおよび往路のインク供給チューブ1
120b、1121bからなる循環経路を形成してい
る。
【0045】また、前述したインク貯蔵タンク1131
および1132は、それぞれ不図示の加圧ポンプを有し
ており、タンク内のインクはこの加圧ポンプで加圧され
て図3の往路のインク供給チューブ1120a、112
1aを通ってプリントヘッド1100内を循環し、往路
のインク供給チューブ1120b、1121bを通って
インク貯蔵タンク1131および1132に戻るように
なっている。
【0046】さらに、この加圧ポンプにより、インク供
給チューブ1120および1121内にインクを再充填
でき、かつインクをヘッド内に循環させてこのときの何
分の1かのインクをノズルから流れ出すようにすること
により、ヘッドの回復操作をも行うことができる。ここ
で、インク貯蔵タンク1131および1132のそれぞ
れは、色を異にするプリント剤に対応して複数設けら
れ、これによってカラープリントを可能とする。
【0047】各組のインク貯蔵タンクの個数は、布帛1
上に形成しようとする画像等に応じて適宜選択できる
が、例えば印刷の三原色であるイエロー(Y)、マゼン
ダ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにこれにブ
ラック(Bk)を加えたものとすることができる。また
はそれらに代えて、もしくはそれらとともに、三原色で
は表現が不能もしくは困難である特色(金色、銀色など
の金属色や、鮮やかなレッド、ブルーなど)なども用い
ることができる。あるいは、同一色であっても、濃度に
対応して複数のプリント剤を用いるようにしてもよい。
【0048】ヘッド接合部1150は、図3の実線部に
示した第1の1組のヘッド接合部1151および破線で
示した第2の1組のヘッド接合部1152と、接合部カ
バー1160とで構成される。
【0049】次に、上記装置において用いられるヘッド
の概略的構成について、図4を参照しながら説明する。
【0050】図4は、本発明に用いられるインクジェッ
ト染色装置に搭載されるインクジェットヘッドの概略的
構成を説明するための断面斜視図である。
【0051】この図において、プリントヘッドは、天板
71と基板72とが重なり合って構成される。天板71
は、インクを通すためのノズルとなる複数の溝73、こ
れらの溝に連通した共通液室となる溝74、該共通液室
へインクを供給するための供給口75を有する。一方、
基板72は、各ノズルに対応した電気熱変換体76と各
電気熱変換体に電力を供給する電極77とが成膜技術に
より一体的に形成されたものである。このような天板7
1と基板72とが合わさってインクを吐出するための複
数の吐出口(オリフィス)78が形成される。
【0052】ここで、上記プリントヘッドで行われる上
記のバブルジェット方式のインク滴形成過程について簡
単に説明する。
【0053】まず、発熱抵抗体(ヒータ)が所定の温度
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また流路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外へ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバランスでくび
れが生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同
等に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供
給され次のパルスを持つ。
【0054】このように、電気熱変換素子をエネルギー
発生手段(以下、エネルギー発生素子ともいう)として
用いたプリントヘッド(以下、インクジェットヘッドと
もいう)は、駆動電気パルス信号により一対一の対応で
液路のインク内に気泡を発生させることができ、また即
時かつ適切に気泡の成長・収縮を行わせることができる
ので、特に応答性の優れたインク滴吐出が達成できる。
また、プリントヘッドのコンパクト化も容易であり、か
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマクロ加工技術の長所を十二分に活
用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも低いこと
から有利である。
【0055】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。 (A)インクジェット染色用布帛の製造 綿100%のサテン織物(シルケット加工品)、ナイロ
ン100%のタフタ織物を用いて表1に示す前処理をパ
ッド法にて行った後、マングルで絞り率70%に絞り乾
燥温度120度/2分で乾燥を行った。前処理処方とし
て実施例の他に、本発明の範囲外である比較例の処理処
方も示した。 (B)インクジェット染色用のインクの調整 次のように反応染料インク、酸性染料インク、分散染料
インクを調整した。なおインクの全量はいずれも100
部である。
【0056】(1)反応染料インク 反応染料 10部 チオジグリコール 40部 水 50部 (用いた染料はC.I.リアクティブイエロー95、
C.I.リアクティブレッド226、C.I.リアクテ
ィブブルー15、C.I.リアクティブブラック39) (2)酸性染料インク 酸性染料 10部 ジエチレングリコール 40部 水 50部 (用いた染料はC.I.アシッドイエロー110、C.
I.アシッドレッド266、C.I.アシッドブルー9
0、C.I.アシッドブラック29) (C)インクジェット染色 インクジェット記録装置としてバブルジェットプリンタ
ー(商品名、キヤノン製BJC−820J)を使用し、
これに上記染色インクを詰め替え、布帛に台紙を張り、
搬送可能なようにして印捺を行った。記録装置はこれに
限定されるものではなくどのようなものを使用しても構
わない。 (D)後処理 印捺された布帛を反応染料インクの場合は100℃で8
分間、酸性染料インクの場合は100℃で30分間スチ
ーミングを行い、洗浄後乾燥した。 (E)染色物等の評価 得られた染色物および布帛等の評価を以下のように行い
結果を表1に示した。
【0057】(1)にじみ;細線部の直線性を肉眼で判
定した。
【0058】 ○:良好 △:やや劣る ×:劣る (2)記録濃度;20mm各パターンの印捺部について
色のあざやかさを肉眼で判定した。
【0059】 ◎:非常に鮮やか ○:鮮やか △:矢や劣る ×:劣る (3)乾燥性;バブルジェットプリンター(商品名、キ
ヤノン製BJC−820J)による印捺を行い、30秒
後に布で印捺部をこすり、インク汚れの発生の有無で評
価した。
【0060】 ○:インク汚れなし △:インク汚れ小 ×:インク汚れ大 表1より、実施例1〜8のものはいずれもにじみがな
く、記録濃度が高く、乾燥性にも優れているのに対し
て、比較例のものはにじみが大きく記録濃度が低い等性
能が劣ることが明らかになった。また、実施例1〜8の
うち、特にポリエチレングリコール脂肪酸エステルを使
用したものが優れていることが明らかになった。
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット染色方法によれば、乾燥性に優れ、にじみがなく鮮
明でかつ高濃度で、高画質、高級な染色物を得ることが
できる染色が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット染色装置の
概略構成を示す模式的側断面図である。
【図2】図1のプリンタ部および搬送部を模式的に示す
斜視図である。
【図3】図1の装置におけるインク供給系の模式的斜視
図である。
【図4】図1の装置に搭載されるプリントヘッドの概略
的構成を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント媒体(布帛) 11 巻出しローラ 13 中間ローラ 15 中間ローラ 17 送りローラ 19 中間ローラ 21 巻き取りローラ 71 天板 72 基板 73 溝 74 溝 75 供給口 76 電気熱変換体 77 電極 78 吐出口(オリフィス) 100 搬送部 110 搬送ローラ 120 搬送ローラ 130 搬送ベルト 133 粘着層(シート) 140 プラテンローラ 150 貼り付けローラ 600 乾燥ヒータ 1000 プリンタ部 1010 キャリッジ 1012 スライダ 1022 スライドレール 1030 キャリッジ 1032 ベルト 1100 プリントヘッド 1110 フレキシブルチューブ 1120 インク供給チューブ 1121 インク供給チューブ 1130 インク供給系 1131 インク貯蔵タンク 1132 インク貯蔵タンク 1140 接続部材 1150 ヘッド接合部 1152 ヘッド接合部 1160 接合カバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット方式を利用して染色が行
    われるインクジェット染色用布帛において、酸化アルキ
    レンの付加数が30〜150であるポリアルキレングリ
    コール付加型の非イオン系界面活性剤を含有することを
    特徴とするインクジェット染色用布帛。
  2. 【請求項2】 前記ポリアルキレングリコール付加型の
    非イオン系界面活性剤がポリエチレングリコール脂肪酸
    エステルである請求項1に記載のインクジェット染色用
    布帛。
  3. 【請求項3】 前記ポリアルキレングリコール付加型の
    非イオン系界面活性剤の含有量が、布帛素材に対して
    0.05〜30重量%である請求項1または2に記載の
    インクジェット染色用布帛。
  4. 【請求項4】 撥水剤、界面活性剤、水溶性無機塩、尿
    素、水溶性高分子から選ばれた少なくとも一種を含有す
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェ
    ット染色用布帛。
  5. 【請求項5】 インクジェット方式によりインクを吐出
    して布帛に染色を行うインクジェット染色方法におい
    て、前記布帛が、酸化アルキレンの付加数が30〜15
    0であるポリアルキレングリコール付加型の非イオン系
    界面活性剤を含有することを特徴とするインクジェット
    染色方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリアルキレングリコール付加型の
    非イオン系界面活性剤がポリエチレングリコール脂肪酸
    エステルである請求項5に記載のインクジェット染色方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ポリアルキレングリコール付加型の
    非イオン系界面活性剤の含有量が、布帛素材に対して
    0.05〜30重量%である請求項5または6に記載の
    インクジェット染色方法。
  8. 【請求項8】 前記布帛が、撥水剤、界面活性剤、水溶
    性無機塩、尿素、水溶性高分子から選ばれた少なくとも
    一種を含有する請求項5ないし7のいずれか1項に記載
    のインクジェット染色方法。
  9. 【請求項9】 前記インクを吐出するためのエネルギー
    発生手段として、インクに膜沸騰を生じさせる熱エネル
    ギーを発生させる電気熱変換体を用いる請求項5ないし
    8のいずれか1項に記載のインクジェット染色方法。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし9のいずれか1項に記
    載のインクジェット染色方法によって染色されたインク
    ジェット染色物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290558A (ja) * 1999-04-08 2000-10-17 Seiko Epson Corp インクジェット捺染用インク組成物及びインクジェット捺染方法並びに布帛
JP2004051776A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Seiko Epson Corp インクジェット捺染用インクセット
EP2933212A1 (en) 2014-02-18 2015-10-21 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and method
JP2016124278A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 キヤノン株式会社 画像記録方法、インク及び液体組成物

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