JP3187562B2 - 布帛の捺染方法 - Google Patents

布帛の捺染方法

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一男 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式に
よる布帛の捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に図柄を印捺する方法として
は、スクリーン捺染法,ローラ捺染法,ロータリースク
リーン捺染法,転写捺染法等が用いられてきたが、図柄
の変更毎にスクリーン枠,彫刻ローラ,転写紙等を用意
する必要があり、これらスクリーン枠,彫刻ローラ,転
写紙の作成はかなり高価であるため、かなりのロットを
生産しないと経済的な面で合わない点のみならず、ファ
ッションの多様化に迅速に対応出来ないという欠点を有
する。
【0003】これ等の欠点を解決するために、スキャナ
ーで見本を読み取り、コンピュータで画像処理を行い、
その結果をインクジェット方式で印捺する技術が開発さ
れてきたが、これ等は被捺染物を紙に限定していたた
め、布帛に適用した場合に滲みが著しく鮮明性に劣ると
いう問題があり、問題の解決が望まれていた。
【0004】この滲みを防止する目的で、染料インクの
粘度を増大せしめる方法が知られているが、染料インク
の粘度を増大せしめると、インクジェットのノズル詰り
が発生する。
【0005】これらの問題を解決するために特開昭63
−85188号公報には予めデンプン,カルボキシメチ
ルセルロース等水溶性高分子で前処理することにより滲
みをを防止する方法が提案されているが、未だ十分な滲
み防止効果が得られていないという欠点を有す。
【0006】更に、特願平2−298399号には撥水
剤及び柔軟撥水剤から選ばれた1種とヒドロトロープ剤
で前処理することにより滲みを防止する方法が、また特
願平3−337720号には柔軟撥水剤と高吸水性樹脂
で前処理することにより滲みを防止する方法が、また特
公昭63−31593号公報には撥水度50点以上の布
帛を用いることにより滲みを防止する方法が提案されて
おり、これらの方法によれば滲みは防止できるものの、
得られた製品はインクのドットが見えて印刷調になり、
またその撥水性により捺染後の仕上加工時に仕上剤が多
量に必要となるなどの問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、布帛の
インクジェット方式による捺染方法について鋭意研究を
続けた結果既存法の有する諸問題点の悉くが解決された
新規捺染法を見出し本発明を完成したものである。
【0008】本発明の目的は、卓越した鮮明さと捺染品
位を有するインクジェット方式による捺染品を得うる布
帛の捺染方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明は次の構成をとる。即ち第一番目の発明は、染
料インクをインクジェット方式にて布帛に染着させ、所
望の捺染柄を形成する方法において、予め布帛に撥水剤
及び柔軟撥水剤から選ばれる少なくとも1種と糊材を含
有する処理液を付与した後、揉布処理を行ない、しかる
後該布帛の表面にインクジェット方式で染料インクを染
着させることを要旨とし、また第二番目の発明は染料イ
ンクをインクジェット方式にて布帛に染着させ、所望の
捺染柄を形成する方法において、予め布帛に撥水剤及び
柔軟撥水剤から選ばれる少なくとも1種と糊材を含有す
る処理液を付与した後、低温プラズマ処理を行ない、し
かる後該布帛のプラズマ処理面側にインクジェット方式
で染料インクを染着させることを要旨とする。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明において使用される布帛は綿,レー
ヨン,麻,絹,羊毛等の天然繊維、アセテート,トリア
セテート等の半合成繊維、ポリエステル,ナイロン,ア
クリル等の合成繊維及び各種繊維の混紡,交織等よりな
るものである。布帛としては、織物,編物,不織布など
の形態のものが挙げられる。
【0012】本発明の実施に際しては、先ず撥水剤及び
柔軟撥水剤から選ばれる少なくとも1種と糊材を含有す
る処理液を付与する。処理液を付与する方法としてはパ
ッディング法,スプレー法等が挙げられる。
【0013】本発明において、撥水剤は特に限定され
ず、フッ素系化合物,シリコン系化合物,ジルコニウム
系化合物等一般的な撥水剤がいずれも使用できる。ま
た、柔軟撥水剤としてはオクタデシルエチレン尿素,酢
酸ジルコニウム,ポリオレフィン系化合物,ワックス系
化合物,シリコーン系化合物等が挙げられる。かかる撥
水剤及び柔軟撥水剤の量は、乾燥重量で布帛に対して
0.1〜10%程度の割合で付着するように使用される
のが好ましい。即ち多量に用いると、撥水性が強すぎて
得られた製品が印刷調となり、またその後の仕上加工時
に仕上剤が多量に必要となる等の問題があるので、上記
の割合で用いる。
【0014】本発明において糊剤は特に限定されず、デ
ンプン類(デンプン、可溶性デンプン、水溶性デンプン
誘導体等)、水溶性のセルロース誘導体(カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース等)、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴ
ム、ガム類(ローカストビーンガム、グアーガム等)、
水溶性タンパク(ゼラチン、にかわ等)、水溶性の合成
高分子化合物(ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニル
アルコール、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミン、4級
化水溶性カチオンポリマー等)等が挙げられる。かかる
糊材の量は、乾燥重量で布帛に対して0.1〜3%程度
の割合で付着するように使用されるのが好ましい。即ち
多量に用いると、風合が硬くなり過ぎるので、上記の割
合で用いる。
【0015】そして、処理液には固着反応剤、例えば炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ性物質
やヒドロトロープ剤例えば尿素、モノメチル尿素、ジメ
チル尿素、チオ尿素、モノメチルチオ尿素、ジメチルチ
オ尿素、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等を加えても良い。
【0016】本発明において揉布処理とは処理液により
形成された皮膜にクラックを発生させるものであれば特
に限定されないが、例えばスパイラルブレーキによる方
法、圧迫収縮機(所謂サンフォライズ機)による方法、
布帛をベンチュリーチューブに導入し、布帛をエアーに
より移送し、金網に打つけてクラッシングするクラッシ
ング加工機による方法、しごき部材でしごく方法等が挙
げられる。処理速度、処理時間等は適宜のクラックが発
生するように選択する。
【0017】本発明における低温ガスプラズマとは、プ
ラズマ中の電子温度が、イオン又は他の活性原子の温度
より十分高い非平衡プラズマを言い、該プラズマを発生
させる方法としては公知のいずれの方法も採用する事が
出来る。即ち高周波発生器に連結された平行板電極の間
にガスを真空下で入れ、真空室の外部又は内部のいずれ
かの平行板を用いてプラズマを生成させることが出来
る。また外部誘導コイルによって電場を形成し、イオン
化ガスのプラズマを発生させてもよく、また反対に荷電
した電極を間隔を設けて直接真空室に入れてプラズマを
生成させてもよい。
【0018】使用するガスとしては、非重合性のガス例
えば、Ar,O2 ,N2 ,H2 ,空気,水,CO2 等の
無機非重合性ガスが使用可能であるが、CF4 ,CF3
C l,CF2 C l2 等の有機性ガスでも本目的に特性良
好なものは使用可能である。これらのガスは単独でも、
または混合しても使用可能である。
【0019】ガス圧力は、減量挙動、減量物の品質等に
大きく影響するがO2 ガスの場合通常0.2〜5tor
r、好ましくは0.3〜2torrである。0.2to
rr未満では減量速度が遅く、5torr以上では酸化
反応が活発になりすぎ、繊維表面の灰化が生じる。又、
2 ガスの場合、通常1torr以下、好ましくは0.
8torr以下であり、Arガスの場合は通常5tor
r以下、好ましくは0.2〜3torrである。
【0020】低温ガスプラズマにより形成されるクラッ
クはプラズマ電子、或いは活性ガスが接触する部分に生
成し、布帛では表面部分に集中して生成しやすく、裏面
或いは内部では生成しにくい。
【0021】印加する高圧は、直流、交流、高周波のい
ずれもが使用し得るが、プラズマ発生の容易さ及び安定
性、均一性より低周波、高周波の印加が好ましく、更に
好ましくは数MHZ 〜数十MHZ の高周波である。高周
波の出力は電極の単位面積当り通常0.01〜5W/c
2 であり、好ましくは0.02〜3W/cm2 程度で
ある。処理時間は出力が大きい程短時間でよいが、通常
30秒〜30分程度行なえばよい。
【0022】その後、かかる揉布処理又は低温ガスプラ
ズマ処理を施された布帛にインクジェット方式により染
料インクを付与する。尚、低温プラズマ処理を行った場
合には、プラズマ処理面側に染料インクを付与するよう
にする。
【0023】本発明に使用するインクジェット方式とし
てはノズル内に発熱抵抗素子を埋め込み、その発熱によ
りインクを沸騰させ、その泡の圧力によりインクを吐出
させるバブルジェット方式、圧電素子に電気信号を加え
て変形させインク室の体積変化を励起してインク粒子を
飛ばすパルスジェット方式、超音波振動しているノズル
からインクを加圧連続噴射させて粒子化し、粒子を荷電
量に制御一定電界中を通過偏向させ、記録、非記録粒子
に分けて記録する荷電制御方式等が挙げられる。
【0024】本発明に使用する染料としては、布帛を構
成する繊維構造物の素材に応じて直接染料,反応染料,
酸性染料,カチオン染料,分散染料等を用いることがで
きる。例えば絹繊維に対しては直接染料,酸性染料,反
応染料,綿繊維に対しては直接染料,反応染料、ポリエ
ステル繊維に対しては分散染料、ナイロン繊維には酸性
染料,反応染料などがある。
【0025】本発明において上記の如き染料を溶解もし
くは分散せしめる媒体としては、従来の一般的捺染にお
ける媒体,従来のインクジェット方式に用いられる媒体
が使用出来、水又は水と有機溶剤との混合物が挙げられ
るが、水を用いるのが一般的である。また、染料インク
には各種の分散剤,界面活性剤,粘度調整剤,表面張力
調整剤,pH調整剤,電導度調整剤等を必要に応じて添
加する。
【0026】かかる印捺を施した布帛は次に80〜12
0°Cで乾燥し、次いで染料に応じた方法で染料を固着
し、洗浄、乾燥する。
【0027】
【作用】布帛に糊材を付与することにより、捺染時にド
ット状に付着する染料インクを布帛表面に瞬間的に保持
させることができるようになり、一方布帛に撥水剤及び
柔軟撥水剤より選ばれた少なくとも1種を付与すること
により、上記の保持したインクの滲みを防止することが
できるようになり、滲みや混色がなく、染料インクは微
少ドット状に確実に染着されるようになる。更に、処理
液により形成された皮膜には揉布処理又は低温プラズマ
処理によりクラックが発生するため、染料インクはクラ
ックを通して裏面まで浸透しやすくなり印刷調とならな
い。
【0028】
【実施例】次に実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
【0029】実施例1 この実施例においては、布帛として経糸50番単糸、緯
糸50番単糸からなる経密度72本/吋、緯密度72本
/吋の綿平織物を常法にて毛焼、糊抜、精練、漂白、シ
ルケットの処理を行ったものを用いた。
【0030】該平織物に、スミフルオイルEM−21
(住友化学工業社製のフッ素系撥水剤、固型分30%)
30g/ l、ダックアルギンNSPM(紀文社製の中粘
度タイプアルギン酸ソーダ)5g/ l、尿素(ヒドロト
ロープ剤)50g/ l、重炭酸ナトリウム(固着反応
剤)30g/ l及び残部を水で調整した処理液をパッデ
ィング処理し、マングルで絞り率65%に絞った後、1
20°Cで2分熱風乾燥した。
【0031】このようにして前処理した織物をサンフォ
ライズ(サンフォライズ社製)により20m/分の速度
で揉布処理を行った後、該平織物にC.I.React
ive Blue 15 100g/ l、尿素(ヒドロ
トロープ剤)50g/ l及び残部を水で調整したインク
をパルスジェット方式のインクジェットプリンターに搭
載し、8ドット/mmの連続プリントを行い、次いで1
20°Cにて2分間乾燥し、飽和蒸気102°Cにて8
分間熱処理した後、洗浄、乾燥し実施例1の製品を得
た。
【0032】実施例2 実施例1において、サンフォライズによる揉布処理に代
えて酸素0.5torr,プラズマ出力2kw,時間2
0分で低温プラズマ処理を行った他は実施例1と同様の
処理を行い、実施例2の製品を得た。
【0033】比較例1 実施例1において、サンフォライズによる揉布処理を行
わなかった他は実施例1と同様の処理を行い、比較例1
の製品を得た。
【0034】実施例3 この実施例においては、布帛として経糸100番手単
糸、緯糸100番手単糸からなる経密度200本/吋、
緯密度170本/吋の絹平織物を常法にて精練したもの
を用いた。
【0035】該平織物に、スミフルオイルEM−21
(住友化学工業社製のフッ素系撥水剤、固型分30%)
30g/ l、セルパールSH−100(安達糊料社製の
天然ガム)10g/ l、尿素50g/ l、硫安10g/
l及び残部を水で調整した処理液をパッディング処理
し、マングルで絞り率65%に絞った後、120°Cで
2分熱風乾燥した。
【0036】このようにして前処理した織物をサンフォ
ライズにより20m/分の速度で揉布処理を行った後、
該平織物にC.I.Acid Red 6 80g/
l、尿素(ヒドロトロープ剤)100g/ l、チオグリ
コール100g/ l及び残部を水で調整したインクをパ
ルスジェット方式のインクジェットプリンターに搭載
し、8ドット/mmの連続プリントを行い、次いで12
0°Cにて2分間乾燥し、飽和蒸気100°Cにて30
分間熱処理した後、洗浄、乾燥し実施例3の製品を得
た。
【0037】実施例4 実施例3において、サンフォライズによる揉布処理に代
えて酸素0.5torr、プラズマ出力2kw、時間2
0分で低温プラズマ処理を行った他は実施例3と同様の
処理を行い、実施例4の製品を得た。
【0038】比較例2 実施例3において、サンフォライズによる揉布処理を行
わなかった他は実施例3と同様の処理を行い、比較例2
の製品を得た。
【0039】実施例1〜4、比較例1〜2で得られた製
品の滲み、浸透性、発色性を表1に示す。
【0040】滲みは10人の専門検査員の肉眼観察によ
り判断した。その判断基準は次の通りである。 ◎:滲みなし ○:滲み若干有り △:滲みやや有り ×:滲み大
【0041】浸透性は10人の専門検査員の肉眼観察に
より判断した。その判断基準は次の通りである。 ◎:浸透性非常に良好 ○:浸透性良好 △:浸透性やや不良 ×:浸透性不良
【0042】発色性は10人の専門検査員の肉眼観察に
より判断した。その判断基準は次の通りである。 ◎:発色性非常に良好 ○:発色性良好 △:発色性やや不良 ×:発色性不良
【0043】
【表1】
【0044】表1から明らかな様に実施例で得られた製
品は滲みがなく型際が鮮明であり、染料の浸透性が良好
で印刷調のものではなく、また発色性に優れ、非常に品
質のよい捺染布帛であった。
【0045】
【発明の効果】本発明では、特定の前処理した布帛にイ
ンクジェット方式で捺染するためドット状に染着される
染料インクは、捺染時に瞬間的に布帛に保持され、滲み
が防止され、更に染料インクは裏面にまで浸透するの
で、型際が鮮明で、印刷調でない高品位な捺染布帛を得
ることができる。また、本発明は極細線の均一な捺染を
も可能とするものであり、非常に効率よく、あらゆる分
野で品質のよい捺染を可能とするものであり、ファッシ
ョンの多様化に即応できる実用的な方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D06M 15/00 (56)参考文献 特開 平4−185480(JP,A) 特開 平2−47378(JP,A) 特開 昭60−99081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06P 5/00 B41J 2/01 B41M 5/00 D06M 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染料インクをインクジェット方式にて布
    帛に染着させ、所望の捺染柄を形成する方法において、
    予め布帛に撥水剤及び柔軟撥水剤から選ばれる少なくと
    も1種と糊材を含有する処理液を付与した後、揉布処理
    を行ない、しかる後該布帛の表面にインクジェット方式
    で染料インクを染着させることを特徴とする布帛の捺染
    方法。
  2. 【請求項2】 染料インクをインクジェット方式にて布
    帛に染着させ、所望の捺染柄を形成する方法において、
    予め布帛に撥水剤及び柔軟撥水剤から選ばれる少なくと
    も1種と糊材を含有する処理液を付与した後、低温プラ
    ズマ処理を行ない、しかる後該布帛のプラズマ処理面側
    にインクジェット方式で染料インクを染着させることを
    特徴とする布帛の捺染方法。
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