JP2854776B2 - 転写紙を用いた捺染法 - Google Patents

転写紙を用いた捺染法

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JP2854776B2 JP5085483A JP8548393A JP2854776B2 JP 2854776 B2 JP2854776 B2 JP 2854776B2 JP 5085483 A JP5085483 A JP 5085483A JP 8548393 A JP8548393 A JP 8548393A JP 2854776 B2 JP2854776 B2 JP 2854776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写紙を用いた捺染法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に図柄を印捺する方法として
は、スクリーン捺染法,ローラ捺染法,ロータリースク
リーン捺染法,転写捺染法等が用いられてきたが、図柄
の変更毎にスクリーン枠,彫刻ローラ,転写紙等を用意
する必要があり、これらスクリーン枠,彫刻ローラ,転
写紙の作成はかなり高価であるため、かなりのロットを
生産しないと不経済であるという点のみならず、ファッ
ションの多様化に迅速に対応出来ないという欠点を有す
る。
【0003】これらの欠点を解消するために、スキャナ
ーで見本を読み取り、コンピュータで画像処理を行い、
その結果をインクジェット方式で印捺する技術が開発さ
れ、近年紙の分野では実用化されている。このインクジ
ェット方式は時間と費用をかけることなく作製可能であ
る点で繊維分野においても注目され、布帛に適用する試
みがなされている。
【0004】しかしながら、インクジェット方式を布帛
に適用した場合には毛細管現象で布帛を構成する繊維や
糸に沿って染料インクが拡散し、滲みが発生するため著
しく鮮明性に劣るという問題がある。この問題を解決す
るために種々の前処理方法が提案されているが、滲みを
防止し過ぎると得られた製品にインクのドットが見え印
刷調になるという問題があり、インクジェット方式の優
れた特性にも拘らず、その布帛への適用が遅れている原
因の1つとなっている。
【0005】そこで、通常の転写捺染に使われる転写紙
へインクジェット方式にて熱昇華性染料を含む染料イン
クを付与した後、乾燥し、紙と布帛を重ね合わせて染料
を布帛に転写する方法も検討されてきたが、転写紙上に
形成されたインクのドットが布帛にそのまま転写され印
刷調になるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、インク
ジェット方式での布帛の捺染法について鋭意研究を続け
た結果、表面平滑で非浸透性のエンドレスベルトと転写
紙を仲介として用いることにより、既存法の有する諸問
題が解決することを見出し、本発明を完成したものであ
る。本発明の目的は、卓越した鮮明さと捺染品位を有す
る捺染品を得うる転写紙を用いた捺染法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、表面が平
滑で、染料に対して非浸透性であるエンドレスベルト上
にインクジェット方式にて染料インクを付与し、次いで
一側面に離型層を有し、更にその外層に糊剤と粘着剤と
からなるコーティング層を有する転写紙のコーティング
層側に、上記エンドレスベルト上の染料インクを吸収せ
しめ、溶媒除去後、上記転写紙のコーティング層側と布
帛とを合わせて両者を圧着し、転写紙のコーティング層
の染料インクを吸収した糊剤と粘着剤を布帛へ転移せし
め、しかる後発色することを特徴とする捺染法によって
達成される。
【0008】上記エンドレスベルトの材質は表面平滑で
染料に対して非浸透性のものであれば特に限定されるも
のではなく、例えば金属,ゴム,ガラス,プラスチック
等が挙げられるが、染料と親和性がなく、インクの拡散
性が少なく、拭き取りやすく、耐熱性が良好な金属が特
に好ましい。
【0009】そしてかかるエンドレスベルトの表面には
転写紙に対して接着性を有する接着剤層を形成するよう
にすることが好ましい。接着剤層を形成する接着剤は布
帛に対して接着性を有するものであれば特に限定され
ず、例えばアクリル酸系樹脂,ビニールエーテル共重合
体樹脂,天然ゴム,スチレン・ブタジエン共重合体樹
脂,アクリロニトリル−ブタジエン系樹脂,ポリウレタ
ン樹脂,シリコーン樹脂等が挙げられる。
【0010】更に必要であれば、粘着付与剤として例え
ばロジン,ダンマル,コーパル,水添ロジン,水添ロジ
ンエステル,フェノール樹脂,アルキッド樹脂,エポキ
シ樹脂等を添加しても良い。そして、かかる接着剤は、
例えば有機溶剤に溶解し、エンドレスベルトの表面にリ
バースロールコーターその他通常のコーティング機によ
り塗布し乾燥することにより接着剤層を形成するように
する。
【0011】次に、本発明において使用する染料インク
とは、染料と溶媒からなるものであり、必要に応じて分
散剤,界面活性剤,表面張力調整剤,pH調整剤,電導
度調整剤等を添加したものである。染料の種類は、布帛
を構成する繊維に応じて選択されればよく、直接染料,
反応染料,酸性染料,カチオン染料,分散染料,ナフト
ール染料等いずれも使用できる。
【0012】また溶媒としては水または水と水溶性有機
溶剤の混合物が挙げられ、水溶性有機溶剤としては、エ
チレングリコール,ジエチレングリコール,トリエチレ
ングリコール,チオジエチレングリコール,ジエチレン
グリコールジメチルエーテル,トリエチレングリコール
ジメチルエーテル,ポリエチレングリコールジメチルエ
ーテル等のグリコール類が挙げられる。
【0013】上記エンドレスベルトにインクジェット方
式によって染料インクを付与するには、 (A)ノズル内に発熱抵抗素子を埋め込み、その発熱に
よりインクを沸騰させ、その泡の圧力によりインクを吐
出させるバブルジェット方式、 (B)圧電素子に電気信号を加えて変形させインク室の
体積変化を励起してインク粒子を飛ばすパルスジェット
方式、 (C)超音波振動しているノズルからインクを加圧連続
噴射させて粒子化し、粒子を荷電量に制御一定電界中を
通過偏向させ、記録,非記録粒子に分けて記録する荷電
制御方式等により実施される。
【0014】また、本発明に用いられる転写紙として
は、クラフトパルプ又はグラインドパルプを原料として
抄紙されたものが好ましく、重量は40〜120g/m
2、厚味は0.02〜0.4mmの範囲が好適である。
【0015】かかる転写紙は先ず第一に離型剤からなる
層を有する。離型剤としては、シリコン樹脂,フッ素樹
脂,及びポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂等のポ
リオレフィン樹脂等が挙げられる。
【0016】そしてこの様な離型剤は、上記転写紙の表
面にリバースロールコーターその他の通常のコーティン
グ機により塗布し乾燥することにより、離型層を形成す
るようにする。尚、離型層の厚みは2〜20μm程度が
好ましい。
【0017】また、上記転写紙は離型層の外層に糊剤と
粘着剤とからなるコーティング層を有する。
【0018】糊剤としては、デンプン類(デンプン,可
溶性デンプン,水溶性デンプン誘導体),水溶性セルロ
ース誘導体(カルボキシメチルセルロース,ヒドロキシ
エチルセルロース,メチルセルロース等)アルギン酸ナ
トリウム,アラビアゴム,ガム類(ローカストビーンガ
ム,グアーガム類),水溶性タンパク(ゼラチン,にか
わ等),水溶性合成高分子化合物(ポリアクリル酸ナト
リウム,ポリビニルアルコール,ポリエチレンオキシ
ド,ポリビニルピロリドン,ポリアクリルアミド,ポリ
エチレンイミン4級化水溶性カチオンポリマー等)等の
捺染用糊剤が、粘着剤としては、水溶性ポリエステル樹
脂,ポリアクリル酸,ポリアクリル酸エステル,ポリビ
ニル化合物,マレイン酸系重合物,合成ロジンエマルジ
ョン,ダンマル,コーパル,水添ロジン,水添ロジンエ
ステル,フェノール樹脂,アルキッド樹脂,エポキシ樹
脂等が挙げられる。
【0019】そして、この様な糊剤と粘着剤は、上記離
型層を形成した転写紙の離型層側にリバースロールコー
ターその他通常のコーティング機により塗布し乾燥する
ことによりコーティング層を形成するようにする。尚、
コーティング層の厚みは1〜50μm程度が好ましい。
【0020】この様にして得た転写紙においては、転写
紙のコーティング層側と布帛とを合わせて両者を1〜4
kg/cm2で圧着した時の布帛への糊剤と粘着剤の転
移率が転移率が98%未満であると、この転写紙を用い
て捺染した場合に、転写紙のコーティング層に付着した
染料を布帛へ移行できる量が少ないため濃色が得られな
いが、98%を超えると、高度の剥離性を有し転写紙の
コーティング層に付着した染料を布帛へ移行できる量が
多く濃色が得られ、また転写紙の再使用が可能で加工コ
ストが安くなるので、転移率は98〜100%であるこ
とが好ましい。
【0021】そして、エンドレスベルト上の染料インク
を転写紙のコーティング層へ吸収せしめる方法として
は、エンドレスベルト上に染料インクをインクジェット
方式にて付与した後、転写紙のコーティング層側がエン
ドレスベルトに当接するように貼りつけ、1〜20秒後
に転写紙をエンドレスベルトより剥がす方法等が挙げら
れる。
【0022】エンドレスベルト上の染料インクを転写紙
のコーティング層へ吸収させた後は乾燥し、転写紙のコ
ーティング層側と布帛とを合わせて両者を圧着し、転写
紙のコーティング層の染料インクを吸収した糊剤と粘着
剤を布帛へ転移するようにする。そしてその後転写紙を
布帛より剥離し、布帛を染料インクに含まれる染料に応
じた方法で処理し、染料を繊維に固着せしめる。
【0023】尚、本発明において、布帛とは織物,編
物,不織布等が挙げられる。また布帛を形成する繊維と
しては、綿,レーヨン,麻,絹,羊毛等の天然繊維,ア
セテート,トリアセテート等の半合成繊維,ポリエステ
ル,ポリアミド,アクリル等の合成繊維が挙げられる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0025】(実施例1) ステンレス性のエンドレスベルトに、FD−Thick
ner100(古川化学社製のアクリル樹脂)20重量
%,サクシノールCSK(センカ社製高級アルコール系
活性剤)2重量%及び水78重量%からなるコーティン
グ液をリバースロールコーターにより付与し、乾燥し
た。粘着剤層の厚みは5μmであった。
【0026】一方、転写紙(重量60g/m2,厚さ
0.2mm)にKS776A(信越化学工業社製シリコ
ン樹脂,30%トルエン溶剤)98部,Cat−PL−
8(信越化学工業社製シリコン樹脂化触媒)2部をリバ
ースロールコーターにより付与し、乾燥した後130℃
にて2分間キュアーした。離型層の厚みは25μmであ
った。次いでこの転写紙に、メイロガムNP−8(Me
yhall社製、ガラクトマンナン,糊剤)8重量%,
サンコーゾールYS227(三興商事社製、変性ビニル
系樹脂,粘着剤)2重量%及び水90重量%からなるコ
ーティング液をリバースロールコーターにより付与し、
乾燥した。コーティング層の厚みは30μmであった。
【0027】C.I.Disperse Blue73
(分散染料)3重量%,ソルバライトC−45(共栄社
製、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物系分散剤)
15重量%及び水82重量%からなる染料インクを準備
し、インクジェットプリンターに搭載し、8ドット/m
mの連続プリントを上記粘着剤層を形成したステンレス
性のエンドレスベルトに実施した。
【0028】次いで、この染料インクを付与したエンド
レスベルトに上記離型層とコーティング層を有する転写
紙をコーティング層側からエンドレスベルトに当接する
ように貼り付け、10秒放置して染料インクを転写紙の
コーティング層に吸収せしめた後、転写紙をエンドレス
ベルトより剥離し、120℃にて2分乾燥した。
【0029】次いでこの転写紙をコーティング層側が当
接するようにポリエチレンテレフタレートからなる平織
物(ポリエチレンテレフタレート50d/18fを経糸
及び緯糸に用い、経糸密度110本/インチ,緯糸密度
95本/インチで織成し、公知の方法で糊抜,精練,ヒ
ートセット加工したもの)と合わせて両者を3kg/c
2で圧着し、転写紙を剥離した。尚、転写紙の糊剤と
粘着剤の布帛への転移率は99.8%であった。その後
平織物を210℃にて20秒の熱処理を行い、染料を平
織物に移行せしめ、洗浄した後、乾燥し実施例1の製品
を得た。
【0030】(比較例1) 実施例1で用いたヒートセット上りの平織物を実施例1
と同様の粘着剤を塗布したステンレス性のエンドレスベ
ルトに貼り付け、実施例1と同様のインクをインクジェ
ットプリンターに搭載し、8ドット/mmの連続プリン
トを平織物に実施した。次に、このようにして得た捺染
織物を120℃にて2分乾燥し、次いで210℃にて3
0秒間乾熱処理を行い、還元洗浄,湯洗,乾燥し比較例
1の製品を得た。
【0031】(実施例2) 転写紙(重量80g/m2,厚さ0.2mm)にKS7
76A(信越化学工業社製シリコン樹脂)98部,Ca
t−PL−8(信越化学工業社製シリコン樹脂化触媒)
2部をリバースロールコーターにより付与し、乾燥した
後130℃にて2分間キュアーした。離型層の厚みは2
0μmであった。次いでこの転写紙に、ダックアルギン
NSPH(紀文社製、高粘度アルギン,糊剤)10重量
%,サンコゾールYS227(三興商事社製、変性ビニ
ル系樹脂,粘着剤)2重量%及び水90重量%からなる
コーティング液をリバースロールコーターにより付与
し、乾燥した。尚、コーティング層の厚みは30μmで
あった。
【0032】C.I.Reactive Blue21
(反応性染料)15重量%,尿素5重量%及び水80重
量%からなる染料インクを準備し、インクジェットプリ
ンターに搭載し、12ドット/mmの連続プリントを、
実施例1と同様の粘着剤を塗布したステンレス性のエン
ドレスベルトに貼り付けた上記離型層とコーティング層
を形成した転写紙に実施した。尚、転写紙はコーティン
グ層側がエンドレスベルトに当接しないようにエンドレ
スベルトに貼り付けた。その後、この転写紙をエンドレ
スベルトより剥離し、120℃にて2分乾燥した。
【0033】次いでこの転写紙をコーティング層側が当
接するように綿平織物(60番手単糸を経糸及び緯糸に
用い、経糸密度90本/インチ、緯糸密度80本/イン
チで織成し、公知の方法で糊抜,精練,晒,シルケット
加工したもの)と合わせて両者を2kg/cm2で圧着
し、転写紙を剥離した。尚、転写紙の糊剤と粘着剤の布
帛への転移率は99.5%であった。その後平織物を1
02℃にて10分の蒸熱処理を行い、染料を平織物に移
行せしめ、洗浄した後、乾燥し実施例2の製品を得た。
【0034】(比較例2) 実施例2と同様のシルケット上りの平織物に、ダックア
ルギンNSPH(紀文社製、高粘度アルギン,糊剤)
0.5重量%,尿素(ヒドロトロープ剤)3重量%、炭
酸水素ナトリウム3重量%及び水93.5重量%からな
る処理液をパッディングし、マングルで絞り率90%に
絞った後、120℃にて2分乾燥した。
【0035】この前処理済みの平織物を実施例1と同様
の粘着剤を塗布したステンレス性のエンドレスベルトに
貼り付け、実施例2と同様のインクをインクジェットプ
リンターに搭載し、12ドット/mmの連続プリントを
織物に実施した。次に、このようにして得た捺染織物を
120℃にて2分乾燥し、102℃にて10分の蒸熱処
理を行い、洗浄した後、乾燥し、比較例2の製品を得
た。
【0036】実施例1,2及び比較例1,2で得られた
製品のにじみ、ドットの荒さ、濃度を10人の専門検査
員の目視観察により評価した。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかなように、実施例で得られ
た製品は滲みがなく鮮明性に優れ、インクのドットが見
えず捺染品位が高いことがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した様に本発明によれば卓越し
た鮮明さと捺染品位を有する捺染製品が得られ、頗る有
用である。又、捺染に際して従来の一般的な捺染におけ
るスクリーン枠等が不要であり、小ロット多品種生産が
でき、更にファッションの多様化に迅速に対応出来ると
いう利点を有する。加えて、従来は熱昇華性染料のみで
あった転写方法が、水溶性染料も可能となり、種々の素
材への応用が出来る利点が大きい。
【0040】又、転写率が高いため、高濃度のプリント
品が得られ、転写紙の再使用が可能となり、コストダウ
ン及び省資源の効果もある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−57656(JP,A) 特開 平6−128881(JP,A) 特開 昭48−33184(JP,A) 特開 昭49−108386(JP,A) 特開 昭51−84989(JP,A) 実開 平2−97069(JP,U) 特公 昭43−14865(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06P 5/00 118 B44C 1/17

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が平滑で、染料に対して非浸透性で
    あるエンドレスベルト上にインクジェット方式にて染料
    インクを付与し、次いで一側面に離型層を有し、更にそ
    の外層に糊剤と粘着剤とからなるコーティング層を有す
    る転写紙のコーティング層側に、上記エンドレスベルト
    上の染料インクを吸収せしめ、溶媒除去後、上記転写紙
    のコーティング層側と布帛とを合わせて両者を圧着し、
    転写紙のコーティング層の染料インクを吸収した糊剤と
    粘着剤を布帛へ転移せしめ、しかる後発色することを特
    徴とする転写紙を用いた捺染法。
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