JPH06258A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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Publication number
JPH06258A
JPH06258A JP16485092A JP16485092A JPH06258A JP H06258 A JPH06258 A JP H06258A JP 16485092 A JP16485092 A JP 16485092A JP 16485092 A JP16485092 A JP 16485092A JP H06258 A JPH06258 A JP H06258A
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JP
Japan
Prior art keywords
inner blade
vibration
reciprocating
elastic body
arrow
Prior art date
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Pending
Application number
JP16485092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Arikawa
泰史 有川
Masahito Fukuda
正仁 福田
Susumu Kobayashi
晋 小林
Harunobu Hirata
治伸 平田
Futoshi Nishimura
太 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16485092A priority Critical patent/JPH06258A/ja
Publication of JPH06258A publication Critical patent/JPH06258A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動が小さく快適に使用できる往復式電気か
みそりを提供する。 【構成】 重心位置11に対して内刃2と反対側の位置
に、内刃2の往復方向である矢印X方向に変位する弾性
体5および弾性体5により保持した重り6からなる動吸
振器7を設ける。 【効果】 内刃2を往復駆動するときの反力として重心
位置11に対して内刃2と反対側の位置に発生する振動
を動吸振器7で低減できる。これによって、内刃2を往
復駆動することにより発生する矢印X方向の振動が低減
するので、快適に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手に持って使用する
往復式電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示した従来例の往復式電気かみそ
り110は、外刃1と、外刃1の内面に摺接する内刃2
と、内刃2を矢印X方向に往復駆動する駆動部3と、駆
動部3を内部に収納した本体4と、動吸振器17とから
なる。外刃1は、薄い鋼板に網目状にひげ導入孔を設け
たものである。内刃2は、ベース部2aの上部に複数枚
の刃板2bを等間隔おきに平行に突設したものである。
ベース部2aは、内刃2を矢印X方向に移動自在に支持
するリンク機構部2cを介して本体4の内壁に固定され
ている。駆動部3は、モータ8とクランク機構部9を組
み合わせたものである。動吸振器17は、モータ8の回
転方向である矢印Y方向に変位する弾性体15および重
り16とからなり、矢印Y方向の振動を低減するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の往復式電気か
みそり110では、モータ8が回転することにより発生
する矢印Y方向の振動を動吸振器17で低減することが
できたが、内刃2が往復駆動することにより発生する矢
印X方向の振動を低減することはできなかった。このた
め、往復式電気かみそり110を手持ちすると振動が激
しく不快であった。
【0004】この発明の目的は、振動が小さく快適に使
用できる往復式電気かみそりを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の往復式電気か
みそりは、内刃の往復方向に変位する弾性体およびこの
弾性体により保持した重りからなる動吸振器を設けたも
のである。
【0006】
【作用】この発明の往復式電気かみそりは、内刃の往復
方向に変位する弾性体およびこの弾性体により保持した
重りからなる動吸振器を設けているため、内刃を往復駆
動するときに発生する振動を低減することができる。こ
れによって、内刃を往復駆動することにより発生する振
動が低減することになる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例の往復式電気かみそりに
ついて図1および図2に基づいて説明する。往復式電気
かみそり10は、重心位置11に対して内刃2と反対側
の位置に、内刃2の往復方向である矢印X方向に変位す
る弾性体5および弾性体5により保持した重り6からな
る動吸振器7を設けたものである。
【0008】動吸振器7の固有振動数は、内刃2を往復
駆動することにより発生する矢印X方向の振動の周波数
に相当する(158HZ)。弾性体5は、天然ゴムまたはクロ
ロプレンゴムからなり厚み 0.4cm×長さ0.5cm×幅0.3cm
の直方体である。重り6は、鉄製で厚み0.25cm×長さ1.
0cm×幅0.5cm、質量が約1gの直方体である。動吸振器7
の固有振動数f、弾性体105のばね定数k、重り10
6の質量mとすると、次式が成り立つ。
【0009】f=(1/2π)(k/m)1/2 このように構成された往復式電気かみそり10は、内刃
2を往復駆動するときの反力として重心位置11に対し
て内刃2と反対側の位置に発生する振動を低減すること
ができる。これによって、図2に示すとおり内刃2を往
復駆動することにより発生する矢印X方向の振動が低減
することになるので、快適に使用できる。なお、この他
の構成については従来例と同様である。
【0010】また、図3および図4に示すように、動吸
振器7を内刃2の近傍に設けることによって、矢印X方
向の振動を低減することもできる。
【0011】
【発明の効果】この発明の往復式電気かみそりは、内刃
の往復方向に変位する弾性体およびこの弾性体により保
持した重りからなる動吸振器を設けているため、内刃を
往復駆動するときに発生する振動を低減することができ
る。これによって、内刃を往復駆動することにより発生
する振動が低減するので、快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の往復式電気かみそりの破
断正面図。
【図2】振動特性図。
【図3】この発明の他の実施例の往復式電気かみそりの
破断正面図。
【図4】この発明のさらに他の実施例の往復式電気かみ
そりの破断斜視図。
【図5】(a)は従来例の往復式電動かみそりの破断正
面図、(b)は動吸振器の斜視図。
【符号の説明】
2 内刃 5 弾性体 6 重り 7 動吸振器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図5に示した従来例の往復式電気かみそ
り110は、外刃1と、外刃1の内面に摺接する内刃2
と、内刃2を矢印X方向に往復駆動する駆動部3と、駆
動部3を内部に収納した本体4と、動吸振器17とから
なる。外刃1は、薄い鋼板に網目状にひげ導入孔を設け
たものである。内刃2は、ベース部2aの上部に複数枚
の刃板2bを等間隔おきに平行に突設したものである。
ベース部2aは、内刃2を矢印X方向に移動自在に支持
するリンク機構部2cを介して本体4の内壁に固定され
ている。駆動部3は、モータ8とクランク機構部9を組
み合わせたものである。動吸振器17は、矢方向に
変位する弾性体15および重り16とからなり、モータ
8の回転により発生する矢印方向の振動を低減するも
のである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の往復式電気か
みそり110では、モータ8転により発生する矢印
方向の振動を動吸振器17で低減することができた
が、内刃2往復駆動することにより発生する矢印X方
向の振動を低減することはできなかった。このため、往
復式電気かみそり110を手持ちすると振動が激しく不
快であった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】f=(1/2π)(k/m)1/2 このように構成された往復式電気かみそり10は、モー
タ8の回転により発生する矢印X方向の振動を低減する
動吸振器17に加えて、モータ8から遠くにある内刃2
を往復駆動することにより発生する矢印X方向の振動を
低減するための別の動吸振器7を設けているため、図2
に示すとおり内刃2を往復駆動することにより発生する
矢印X方向の振動を低減することになるので、快適に使
用できる。なお、この他の構成については従来例と同様
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 治伸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 西村 太 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外刃と、この外刃の内面に摺接する内刃
    と、この内刃を往復駆動する駆動部と、この駆動部を内
    部に収納した本体とからなる往復式電気かみそりにおい
    て、前記内刃の往復方向に変位する弾性体およびこの弾
    性体により保持した重りからなる動吸振器を設けたこと
    を特徴とする往復式電気かみそり。
JP16485092A 1992-06-23 1992-06-23 往復式電気かみそり Pending JPH06258A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16485092A JPH06258A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 往復式電気かみそり

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JPH06258A true JPH06258A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15801109

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JP16485092A Pending JPH06258A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 往復式電気かみそり

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JP (1) JPH06258A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7748123B2 (en) 2006-08-31 2010-07-06 Rovcal, Inc. Electric hair cutting appliance with counter weight
CN104385311A (zh) * 2014-11-05 2015-03-04 珠海新秀丽家居用品有限公司 一种带有视窗的毛发剪
US9643605B2 (en) 2002-05-03 2017-05-09 Magna Electronics Inc. Vision system for vehicle

Cited By (4)

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US7748123B2 (en) 2006-08-31 2010-07-06 Rovcal, Inc. Electric hair cutting appliance with counter weight
US8079149B2 (en) 2006-08-31 2011-12-20 Rovcal, Inc. Electric hair cutting appliance with counter weight
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