JPH06259A - 往復式電気かみそり - Google Patents
往復式電気かみそりInfo
- Publication number
- JPH06259A JPH06259A JP16485192A JP16485192A JPH06259A JP H06259 A JPH06259 A JP H06259A JP 16485192 A JP16485192 A JP 16485192A JP 16485192 A JP16485192 A JP 16485192A JP H06259 A JPH06259 A JP H06259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- inner blade
- blade
- weight
- dynamic vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動が小さく快適に使用できる往復式電気か
みそりを提供する。 【構成】 駆動部３に一端を固定した板ばね５および板
ばね５の他端に取付けた重り６からなる動吸振器７を設
ける。 【効果】 板ばね５は比較的に減衰が小さく重り６の振
幅を大きくできるので、内刃２を往復駆動することによ
り発生する振動を効果的に低減できる。このため振動が
小さく快適に使用できる。
みそりを提供する。 【構成】 駆動部３に一端を固定した板ばね５および板
ばね５の他端に取付けた重り６からなる動吸振器７を設
ける。 【効果】 板ばね５は比較的に減衰が小さく重り６の振
幅を大きくできるので、内刃２を往復駆動することによ
り発生する振動を効果的に低減できる。このため振動が
小さく快適に使用できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、手持ちして使用する
往復式電気かみそりに関するものである。
往復式電気かみそりに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５に示した従来例の往復式電気かみそ
り１１０は、外刃１と、外刃１の内面に摺接する内刃２
と、内刃２を往復駆動する駆動部３と、駆動部３を内部
に収納した本体４と、動吸振器１０７とからなる。外刃
１は、薄い鋼板に網目状にひげ導入孔を設けたものであ
る。内刃２は、ベース部２ａの上部に複数枚の刃板２ｂ
を等間隔おきに平行に突設したものである。ベース部２
ａは、内刃２を矢印Ｘ方向に移動自在に支持するリンク
機構部２ｃを介して本体４の内壁に固定されている。駆
動部３は、モータ８とクランク機構部９を組み合わせた
ものである。動吸振器１０７は、天然ゴムまたはクロロ
プレンゴムからなる弾性部材１０５と鉄片である重り１
０６とを組合せたものである。
り１１０は、外刃１と、外刃１の内面に摺接する内刃２
と、内刃２を往復駆動する駆動部３と、駆動部３を内部
に収納した本体４と、動吸振器１０７とからなる。外刃
１は、薄い鋼板に網目状にひげ導入孔を設けたものであ
る。内刃２は、ベース部２ａの上部に複数枚の刃板２ｂ
を等間隔おきに平行に突設したものである。ベース部２
ａは、内刃２を矢印Ｘ方向に移動自在に支持するリンク
機構部２ｃを介して本体４の内壁に固定されている。駆
動部３は、モータ８とクランク機構部９を組み合わせた
ものである。動吸振器１０７は、天然ゴムまたはクロロ
プレンゴムからなる弾性部材１０５と鉄片である重り１
０６とを組合せたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動吸振
器１０７ではゴム系材料からなる弾性部材１０５の減衰
が大き過ぎ、重り１０６の振幅が制限された。このた
め、内刃２を往復駆動することにより発生する振動を効
果的に低減することができず、往復式電気かみそり１１
０を手持ちすると振動が激しく不快であった。
器１０７ではゴム系材料からなる弾性部材１０５の減衰
が大き過ぎ、重り１０６の振幅が制限された。このた
め、内刃２を往復駆動することにより発生する振動を効
果的に低減することができず、往復式電気かみそり１１
０を手持ちすると振動が激しく不快であった。
【０００４】この発明の目的は、振動が小さく快適に使
用できる往復式電気かみそりを提供することである。
用できる往復式電気かみそりを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の往復式電気か
みそりは、駆動部に一端を固定した板ばねおよびこの板
ばねの他端に取付けた重りからなる動吸振器を設けたも
のである。
みそりは、駆動部に一端を固定した板ばねおよびこの板
ばねの他端に取付けた重りからなる動吸振器を設けたも
のである。
【０００６】
【作用】この発明の往復式電気かみそりは、駆動部に一
端を固定した板ばねおよび板ばねの他端に取付けた重り
からなる動吸振器を設けているため、使用する際の振動
が小さい。すなわち、板ばねは比較的に減衰が小さく重
りの振幅を大きくできるので、内刃を往復駆動すること
により発生する振動を効果的に低減できるためである。
端を固定した板ばねおよび板ばねの他端に取付けた重り
からなる動吸振器を設けているため、使用する際の振動
が小さい。すなわち、板ばねは比較的に減衰が小さく重
りの振幅を大きくできるので、内刃を往復駆動すること
により発生する振動を効果的に低減できるためである。
【０００７】
【実施例】図１に示すように、この発明の一実施例の往
復式電気かみそり１０は、外刃１と、外刃１の内面に摺
接する内刃２と、内刃２を往復駆動する駆動部３と、駆
動部３を内部に収納した本体４とからなり、駆動部３に
一端を固定した板ばね５および板ばね５の他端に取付け
た重り６からなる動吸振器７を設けている。
復式電気かみそり１０は、外刃１と、外刃１の内面に摺
接する内刃２と、内刃２を往復駆動する駆動部３と、駆
動部３を内部に収納した本体４とからなり、駆動部３に
一端を固定した板ばね５および板ばね５の他端に取付け
た重り６からなる動吸振器７を設けている。
【０００８】動吸振器７は、固有振動数を158ＨZに設定
しており、図２および図３に示すように固定具１１を介
してモータ８の側部に固定されている。鉄製の固定具１
１は、モータ８の側部に溶接，接着またはろう付けする
湾曲部１１ａと、板ばね５の他端部を嵌着する溝部１１
ｂとを有したものである。板ばね５は、長さ0.92cm×幅
0.3cm×厚み0.1cm、ばね定数が 3154N/mの鋼板である。
重り６は、板ばね５の一端部の両面に固定した一対の銅
片であり、それぞれ長さ1.0cm×幅1.2cm×厚み0.15cm、
質量は約1.6gである。動吸振器７の固有振動数をｆ、板
ばね５のばね定数をｋ、重り６の質量をｍとすると、次
式が成り立つ。
しており、図２および図３に示すように固定具１１を介
してモータ８の側部に固定されている。鉄製の固定具１
１は、モータ８の側部に溶接，接着またはろう付けする
湾曲部１１ａと、板ばね５の他端部を嵌着する溝部１１
ｂとを有したものである。板ばね５は、長さ0.92cm×幅
0.3cm×厚み0.1cm、ばね定数が 3154N/mの鋼板である。
重り６は、板ばね５の一端部の両面に固定した一対の銅
片であり、それぞれ長さ1.0cm×幅1.2cm×厚み0.15cm、
質量は約1.6gである。動吸振器７の固有振動数をｆ、板
ばね５のばね定数をｋ、重り６の質量をｍとすると、次
式が成り立つ。
【０００９】ｆ＝(１／２π)(ｋ／ｍ)1/2 このように構成された往復式電気かみそり１０では、図
４に示すとおり従来例と比較してモータ８の角周波数が
約 975〜995(rad/s)において、重心位置での振動振幅値
が低減することになる。すなわち、板ばね５は比較的に
減衰が小さく重り６の振幅を大きくできるので、内刃２
を往復駆動することにより発生する振動を効果的に低減
できるためである。したがって、モータ８の角周波数を
約975〜995(rad/s)に設定して使用することにより、振
動が少なく快適である。
４に示すとおり従来例と比較してモータ８の角周波数が
約 975〜995(rad/s)において、重心位置での振動振幅値
が低減することになる。すなわち、板ばね５は比較的に
減衰が小さく重り６の振幅を大きくできるので、内刃２
を往復駆動することにより発生する振動を効果的に低減
できるためである。したがって、モータ８の角周波数を
約975〜995(rad/s)に設定して使用することにより、振
動が少なく快適である。
【００１０】
【発明の効果】この発明の往復式電気かみそりは、駆動
部に一端を固定した板ばねおよび板ばねの他端に取付け
た重りからなる動吸振器を設けているため、振動が小さ
く快適に使用できる。すなわち、板ばねは比較的に減衰
が小さく重りの振幅を大きくできるので、内刃を往復駆
動することにより発生する振動を効果的に低減できるた
めである。
部に一端を固定した板ばねおよび板ばねの他端に取付け
た重りからなる動吸振器を設けているため、振動が小さ
く快適に使用できる。すなわち、板ばねは比較的に減衰
が小さく重りの振幅を大きくできるので、内刃を往復駆
動することにより発生する振動を効果的に低減できるた
めである。
【図１】この発明の一実施例の往復式電気かみそりの破
断正面図。
断正面図。
【図２】動吸振器の斜視図。
【図３】モータと取付具と動吸振器とを分解した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図４】振動特性図。
【図５】従来例の往復式電気かみそりの破断正面図。
１ 外刃 ２ 内刃 ３ 駆動部 ４ 本体 ５ 板ばね ６ 重り ７ 動吸振器
Claims (1)
- 【請求項１】 外刃と、この外刃の内面に摺接する内刃
と、この内刃を往復駆動する駆動部と、この駆動部を内
部に収納した本体とからなる往復式電気かみそりにおい
て、前記駆動部に一端を固定した板ばねおよびこの板ば
ねの他端に取付けた重りからなる動吸振器を設けたこと
を特徴とする往復式電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16485192A JPH06259A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 往復式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16485192A JPH06259A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 往復式電気かみそり |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259A true JPH06259A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15801128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16485192A Pending JPH06259A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 往復式電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6390124B1 (en) | 1999-08-06 | 2002-05-21 | Futaba Industrial Co. Ltd. | Fuel inlet and manufacturing method thereof |
| US7748123B2 (en) | 2006-08-31 | 2010-07-06 | Rovcal, Inc. | Electric hair cutting appliance with counter weight |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16485192A patent/JPH06259A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6390124B1 (en) | 1999-08-06 | 2002-05-21 | Futaba Industrial Co. Ltd. | Fuel inlet and manufacturing method thereof |
| US6757974B2 (en) | 1999-08-06 | 2004-07-06 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Fuel inlet and manufacturing method thereof |
| US7748123B2 (en) | 2006-08-31 | 2010-07-06 | Rovcal, Inc. | Electric hair cutting appliance with counter weight |
| US8079149B2 (en) | 2006-08-31 | 2011-12-20 | Rovcal, Inc. | Electric hair cutting appliance with counter weight |
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