JPH06257705A - 内面検査プラグ取付台の製作方法 - Google Patents

内面検査プラグ取付台の製作方法

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JPH06257705A
JPH06257705A JP4086293A JP4086293A JPH06257705A JP H06257705 A JPH06257705 A JP H06257705A JP 4086293 A JP4086293 A JP 4086293A JP 4086293 A JP4086293 A JP 4086293A JP H06257705 A JPH06257705 A JP H06257705A
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inspection plug
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JP4086293A
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Takayuki Furukawa
孝行 古川
Kimiya Sakamoto
公哉 坂本
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作コストを安価にし、製作時間を短くし、
信頼性を高くし、製作位置が限定されるのを防止し、製
作位置にかかわらず内面検査プラグをガス切断すること
を可能にする。 【構成】 内面検査用プラグ6を取り付けるためのねじ
孔31の径Dより小さい径d1の小径面2aおよびねじ
孔31の径Dより大きい径d2の大径面2bを有する逆
直円錐台状の円板2の小径面2aを管寄せ1に対向した
状態で、円板2を管寄せ1に溶接したのち、円板2、溶
接肉4、管寄せ1にねじ孔33、34、31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はボイラの管寄せ、配管
等の被製作部に内面検査用プラグの取付台を製作する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は管寄せの内面検査プラグを示す図
である。図に示すように、管寄せ1にねじ孔31が設け
られ、内面検査プラグ6の下部に設けられた雄ねじがね
じ孔31に螺合され、内面検査プラグ6が管寄せ1に溶
接(溶接肉7)されている。
【0003】ここで、管寄せ1の設計圧力、設計温度が
高い場合には、管寄せ1の厚さが大きい(たとえば、2
9mm以上)から、ねじ孔31の長さを十分大きくする
ことができるのに対して、管寄せ1の設計圧力、設計温
度が低い場合には、管寄せ1の厚さが小さくなるから、
ねじ孔31の長さを大きくすることができない。この場
合には、強度的に不必要であっても、ねじ孔31の長さ
を確保するために、管寄せ1の肉厚を大きくすること、
図4に示すように、管寄せ1に肉盛り溶接(肉盛り溶接
肉8)を行ない、肉盛り溶接肉8にねじ孔32を設ける
こと、図5に示すように、管寄せ1に溶接(溶接肉1
2)により高さが150〜200mmの検査管台10を
取り付け、検査管台10に溶接(溶接肉13)により端
板11を取り付けることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管寄せ1の肉
厚を大きくしたときには、材料上不経済であり、製作コ
ストが高価となる。
【0005】また、管寄せ1に肉盛り溶接を行なったと
きには、溶接作業に時間がかかるから、製作時間が長く
なるとともに、溶接欠陥の発生、過熱による管寄せ1の
質的損傷の生起の危険があるから、信頼性が低い。
【0006】また、管寄せ1に検査管台10を取り付け
たときには、検査管台10を製造するのが面倒であるか
ら、製作コストが高価であり、また図6に示すような管
寄せ構造の場合には、検査管台10の高さが大きいか
ら、検査管台10の取付位置が上部管寄せ1aの上部ま
たは上部管寄せ1aとコイル5によって接続された下部
管寄せ1bの下側に限定され、しかも下部管寄せ1bの
下側に検査管台10を取り付けたときには、図7に示す
ように、検査管台10の内部にドレン14が溜るから、
検査時に端板11をガス切断することができない。
【0007】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、製作コストが安価であり、製作時間が短
く、信頼性が高く、製作位置が限定されず、製作位置に
かかわらず内面検査プラグをガス切断することができる
内面検査プラグ取付台の製作方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、被製作部に内面検査用プラグ
の取付台を製作する方法において、上記内面検査用プラ
グを取り付けるためのねじ孔の径より小さい径の小径面
および上記ねじ孔の径より大きい径の大径面を有する円
板の上記小径面を上記被製作部に対向した状態で、上記
円板を上記被製作部に溶接したのち、上記円板、上記被
製作部に上記ねじ孔を設ける。
【0009】
【作用】この内面検査プラグ取付台の製作方法において
は、被製作部の肉厚を大きくする必要がなく、肉盛り溶
接を行なう必要がなく、円板を製造するのが容易であ
り、高さが小さく、内部にドレンが溜ることがない。
【0010】
【実施例】この発明に係る内面検査プラグ取付台の製作
方法、内面検査プラグの取付方法を図1により説明す
る。まず、図1(a)に示すように、内面検査用プラグ6
を取り付けるためのねじ孔31の径Dより小さい径d1
の小径面2aおよびねじ孔31の径Dより大きい径d2
の大径面2bを有する逆直円錐台状の円板2の小径面2
aを管寄せ1に対向した状態で、円板2を管寄せ1に溶
接(溶接肉4)する。つぎに、図1(b)に示すように、
円板2、溶接肉4、管寄せ1にねじ孔33、34、31
を設ける。つぎに、内面検査プラグ6の下部に設けられ
た雄ねじをねじ孔33、34、31に螺合し、内面検査
プラグ6を円板2に溶接する。
【0011】この内面検査プラグ取付台の製作方法にお
いては、管寄せ1の肉厚を大きくする必要がないから、
材料上不経済とはならないので、製作コストが安価とな
る。また、肉盛り溶接を行なう必要がないから、製作時
間が短くなるとともに、溶接欠陥の発生、過熱による管
寄せ1の質的損傷の生起の危険がないから、信頼性が高
い。そして、溶接肉4の小径面近傍部4aに溶接欠陥が
生じたとしても、溶接肉4にねじ孔34を設けると、小
径面近傍部4aが除去されるから、溶接欠陥が残ること
はない。また、検査管台10と比較して円板2を製造す
るのは容易であるから、製作コストが安価であり、また
検査管台10と比較して高さが小さいから、製作位置が
限定されず、さらに検査管台10のように内部にドレン
が溜ることがないから、製作位置にかかわらず内面検査
プラグ6をガス切断することができる。
【0012】図2はこの発明に係る他の内面検査プラグ
取付台の製作方法の説明図である。この製作方法におい
ては、ねじ孔31の径Dより小さい径d3の小径面9a
およびねじ孔31の径Dより大きい径d4の大径面9b
を有する多段突起状の円板9の小径面9aを管寄せ1に
対向した状態で、円板9を管寄せ1に溶接する。つぎ
に、円板9、溶接肉4、管寄せ1にねじ孔を設ける。
【0013】この内面検査プラグ取付台の製作方法にお
いては、円板9は円板2と比較して形状加工が容易であ
るから、製作コストがさらに安価になる。
【0014】なお、上述実施例においては、被製作部が
管寄せ1の場合について説明したが、被製作部が配管等
の場合にもこの発明を適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る内
面検査プラグ取付台の製作方法においては、被製作部の
肉厚を大きくする必要がないから、材料上不経済とはな
らないので、製作コストが安価となり、また肉盛り溶接
を行なう必要がないから、製作時間が短くなるととも
に、溶接欠陥の発生、過熱による被製作部の質的損傷の
生起の危険がないから、信頼性が高く、また円板を製造
するのは容易であるから、製作コストが安価であり、ま
た高さが小さいから、製作位置が限定されず、内部にド
レンが溜ることがないから、製作位置にかかわらず内面
検査プラグをガス切断することができる。このように、
この発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る内面検査プラグ取付台の製作方
法の説明図である。
【図2】この発明に係る他の内面検査プラグ取付台の製
作方法の説明図である。
【図3】従来の内面検査プラグ取付方法の説明図であ
る。
【図4】従来の内面検査プラグ取付方法の説明図であ
る。
【図5】従来の検査管台を示す断面図である。
【図6】図5に示した検査管台の問題点の説明図であ
る。
【図7】図5に示した検査管台の問題点の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…管寄せ 2…円板 2a…小径面 2b…大径面 6…内面検査プラグ 9…円板 9a…小径面 9b…大径面 31…ねじ孔 33…ねじ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被製作部に内面検査用プラグの取付台を製
    作する方法において、上記内面検査用プラグを取り付け
    るためのねじ孔の径より小さい径の小径面および上記ね
    じ孔の径より大きい径の大径面を有する円板の上記小径
    面を上記被製作部に対向した状態で、上記円板を上記被
    製作部に溶接したのち、上記円板、上記被製作部に上記
    ねじ孔を設けることを特徴とする内面検査プラグ取付台
    の製作方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036971A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Babcock-Hitachi Co Ltd 管体を管寄せに溶接する方法および管体が管寄せに溶接された溶接構造体
WO2015001812A1 (ja) * 2013-07-02 2015-01-08 三菱マテリアル株式会社 ボイラ水管の厚さ測定方法
WO2021157163A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 三菱パワー株式会社 プラグ及び蒸気配管構造物並びにプラグの設置方法

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JP2021122851A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 三菱パワー株式会社 プラグ及び蒸気配管構造物並びにプラグの設置方法

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