JPH06255757A - 海苔束反転装置 - Google Patents
海苔束反転装置Info
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- JPH06255757A JPH06255757A JP6745993A JP6745993A JPH06255757A JP H06255757 A JPH06255757 A JP H06255757A JP 6745993 A JP6745993 A JP 6745993A JP 6745993 A JP6745993 A JP 6745993A JP H06255757 A JPH06255757 A JP H06255757A
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L17/00—Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L17/60—Edible seaweed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B35/00—Supplying, feeding, arranging or orientating articles to be packaged
- B65B35/56—Orientating, i.e. changing the attitude of, articles, e.g. of non-uniform cross-section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B27/00—Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
- B65B27/08—Bundling paper sheets, envelopes, bags, newspapers, or other thin flat articles
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海苔小束を、海苔積層装置に搬送する途中で
反転させることができる海苔束反転装置を提供する。こ
れにより、積層海苔束の上面及び下面の両面共に、光沢
のある海苔の表面が現われる状態に積層することができ
るようにした。 【構成】 海苔を所定枚数に束ねた海苔小束Aを搬送す
る搬送装置1と、海苔小束を搬送装置上で受け止める海
苔受け装置2と、海苔受け装置を、搬送装置上の海苔小
束を通過させる待避位置と海苔小束を受け止める受け止
め位置とに昇降させる昇降装置3と、その受け止め位置
において、海苔受け装置を、海苔小束を受け止める受止
姿勢と海苔小束を搬送装置上で反転させる反転姿勢との
間で回動させる反転回動装置4と、を備えている。
反転させることができる海苔束反転装置を提供する。こ
れにより、積層海苔束の上面及び下面の両面共に、光沢
のある海苔の表面が現われる状態に積層することができ
るようにした。 【構成】 海苔を所定枚数に束ねた海苔小束Aを搬送す
る搬送装置1と、海苔小束を搬送装置上で受け止める海
苔受け装置2と、海苔受け装置を、搬送装置上の海苔小
束を通過させる待避位置と海苔小束を受け止める受け止
め位置とに昇降させる昇降装置3と、その受け止め位置
において、海苔受け装置を、海苔小束を受け止める受止
姿勢と海苔小束を搬送装置上で反転させる反転姿勢との
間で回動させる反転回動装置4と、を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海苔を所定枚数に束ね
た海苔小束を海苔積層装置への搬送途中で反転させるた
めの海苔束反転装置に関する。
た海苔小束を海苔積層装置への搬送途中で反転させるた
めの海苔束反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海苔の結束方法として、海苔を平
面状態にしたまま、所定枚数毎に積層して結束すること
が要求されている。この場合、一般的には、海苔の各辺
を手作業で揃えながら積層し、100枚単位の積層海苔
束にして結束されている。この従来の方法では、海苔の
各辺が揃っているため、枚数チェックが大変であると共
に、出荷時における等級検査が難しく不充分な為と、手
作業で所定枚数をまとめるには人手がかかり、効率が悪
く大量生産には不向きであった。
面状態にしたまま、所定枚数毎に積層して結束すること
が要求されている。この場合、一般的には、海苔の各辺
を手作業で揃えながら積層し、100枚単位の積層海苔
束にして結束されている。この従来の方法では、海苔の
各辺が揃っているため、枚数チェックが大変であると共
に、出荷時における等級検査が難しく不充分な為と、手
作業で所定枚数をまとめるには人手がかかり、効率が悪
く大量生産には不向きであった。
【0003】そこで、本出願人は、海苔を所定枚数に束
ねた海苔小束を交互にずらして積層することにより、海
苔の枚数チェックが容易で、かつ検査員が内部を見易く
なり、また、人手をかけずに積層海苔束を得ることがで
きる海苔積層装置を、特願平4−200424号(平の
り積層装置)によって、先行技術として既に提案してい
る。
ねた海苔小束を交互にずらして積層することにより、海
苔の枚数チェックが容易で、かつ検査員が内部を見易く
なり、また、人手をかけずに積層海苔束を得ることがで
きる海苔積層装置を、特願平4−200424号(平の
り積層装置)によって、先行技術として既に提案してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、海苔は海苔
簀上に抄成されるため、これを乾燥して海苔簀から剥ぎ
取ると、海苔簀に面した面(裏面)は、他方の面(表
面)に比べてザラツキが生じ、光沢がない。
簀上に抄成されるため、これを乾燥して海苔簀から剥ぎ
取ると、海苔簀に面した面(裏面)は、他方の面(表
面)に比べてザラツキが生じ、光沢がない。
【0005】従って、平面状態の海苔の表面を上面に
し、裏面を下面にして積層し、所定枚数の積層海苔束に
した場合、その積層海苔束の上面については、海苔の表
面が現われるため光沢が得られるが、積層海苔束の下面
については、海苔の裏面が現われるため光沢が得られな
い。このため、この積層海苔束を結束して出荷した場
合、その下面に光沢がない分、外観上の見栄えが悪くな
り、商品価値を向上できないという問題が生じる。
し、裏面を下面にして積層し、所定枚数の積層海苔束に
した場合、その積層海苔束の上面については、海苔の表
面が現われるため光沢が得られるが、積層海苔束の下面
については、海苔の裏面が現われるため光沢が得られな
い。このため、この積層海苔束を結束して出荷した場
合、その下面に光沢がない分、外観上の見栄えが悪くな
り、商品価値を向上できないという問題が生じる。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、海苔積層装置に搬送する途中
で、海苔小束を反転させることにより、積層海苔束の上
面及び下面の両面共に、光沢のある海苔の表面が現われ
る状態に積層することができるようにした海苔束反転装
置を提供することを課題としている。
ためになされたもので、海苔積層装置に搬送する途中
で、海苔小束を反転させることにより、積層海苔束の上
面及び下面の両面共に、光沢のある海苔の表面が現われ
る状態に積層することができるようにした海苔束反転装
置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の海苔束反転装置では、海苔を所定枚数に束
ねた海苔小束を搬送する搬送装置と、前記海苔小束を搬
送装置上で受け止める海苔受け装置と、前記海苔受け装
置を、搬送装置上の海苔小束を通過させる待避位置と搬
送装置上の海苔小束を受け止める受け止め位置とに昇降
させる昇降装置と、その受け止め位置において、前記海
苔受け装置を、海苔小束を受け止める受止姿勢と海苔小
束を搬送装置上で反転させる反転姿勢との間で回動させ
る反転回動装置と、を備えている。
に、本発明の海苔束反転装置では、海苔を所定枚数に束
ねた海苔小束を搬送する搬送装置と、前記海苔小束を搬
送装置上で受け止める海苔受け装置と、前記海苔受け装
置を、搬送装置上の海苔小束を通過させる待避位置と搬
送装置上の海苔小束を受け止める受け止め位置とに昇降
させる昇降装置と、その受け止め位置において、前記海
苔受け装置を、海苔小束を受け止める受止姿勢と海苔小
束を搬送装置上で反転させる反転姿勢との間で回動させ
る反転回動装置と、を備えている。
【0008】
【作用】例えば、上面を表面とし、下面を裏面とした海
苔を10枚束ねて海苔小束とし、この海苔小束を10層
に積層して積層海苔束にする場合の作用を説明する。
苔を10枚束ねて海苔小束とし、この海苔小束を10層
に積層して積層海苔束にする場合の作用を説明する。
【0009】海苔小束は、上面を表面にし、下面を裏面
にした状態で一定間隔毎に搬送装置により搬送される。
このとき、海苔受け装置は、海苔小束が5束通過する間
は、昇降装置によって待避位置にある。
にした状態で一定間隔毎に搬送装置により搬送される。
このとき、海苔受け装置は、海苔小束が5束通過する間
は、昇降装置によって待避位置にある。
【0010】そして、海苔小束が5束通過したのちは、
海苔受け装置が、昇降装置によって受け止め位置に移動
し、この受け止め位置において、海苔受け装置は、反転
回動装置によって受止姿勢と反転姿勢との間で回動す
る。すなわち、搬送装置により搬送される海苔小束は、
海苔受け装置の受止姿勢で受け止められたのち、海苔受
け装置が反転姿勢に回動するに伴い搬送装置上で、上面
を裏面にし、下面を表面にした状態に反転する。この反
転動作を5回繰り返すことにより連続して5束の海苔小
束が搬送装置上で反転し、その5束の海苔小束を反転し
たのちは、海苔受け装置は、受止姿勢で待避位置に移動
する。
海苔受け装置が、昇降装置によって受け止め位置に移動
し、この受け止め位置において、海苔受け装置は、反転
回動装置によって受止姿勢と反転姿勢との間で回動す
る。すなわち、搬送装置により搬送される海苔小束は、
海苔受け装置の受止姿勢で受け止められたのち、海苔受
け装置が反転姿勢に回動するに伴い搬送装置上で、上面
を裏面にし、下面を表面にした状態に反転する。この反
転動作を5回繰り返すことにより連続して5束の海苔小
束が搬送装置上で反転し、その5束の海苔小束を反転し
たのちは、海苔受け装置は、受止姿勢で待避位置に移動
する。
【0011】このように、搬送装置で搬送される海苔小
束は、搬送装置上において、5束連続して上面を表面に
し、次に、5束連続して下面を表面にするもので、この
動作を1サイクルとして繰り返す。
束は、搬送装置上において、5束連続して上面を表面に
し、次に、5束連続して下面を表面にするもので、この
動作を1サイクルとして繰り返す。
【0012】そして、海苔束反転装置で、表裏反転した
5束づつの海苔小束は、搬送装置によって、海苔積層装
置に向けて送られ、この海苔積層装置で、表裏反転した
5束づつの海苔小束が、一まとめに積層される。尚、先
行技術として示した平のり積層装置では、順次送られて
くる海苔小束を下から重ね合わせていくようにしている
ため、積層海苔束の上側の5層は上面が海苔の表面とな
り、他方、下側の5層は下面が海苔の表面となる状態に
積層される。このように、上下5層づつで、背中合わせ
に積層されるため、積層海苔束の上面及び下面の両面共
に、海苔の表面が現われる。
5束づつの海苔小束は、搬送装置によって、海苔積層装
置に向けて送られ、この海苔積層装置で、表裏反転した
5束づつの海苔小束が、一まとめに積層される。尚、先
行技術として示した平のり積層装置では、順次送られて
くる海苔小束を下から重ね合わせていくようにしている
ため、積層海苔束の上側の5層は上面が海苔の表面とな
り、他方、下側の5層は下面が海苔の表面となる状態に
積層される。このように、上下5層づつで、背中合わせ
に積層されるため、積層海苔束の上面及び下面の両面共
に、海苔の表面が現われる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。まず、実施例の構成を説明する。図1〜図3
は実施例の海苔束反転装置の動作説明図、図4は実施例
の海苔束反転装置に設けられた海苔受け装置を示す平面
図である。
説明する。まず、実施例の構成を説明する。図1〜図3
は実施例の海苔束反転装置の動作説明図、図4は実施例
の海苔束反転装置に設けられた海苔受け装置を示す平面
図である。
【0014】図において、1は搬送装置であって、2条
のベルト10,10が一定間隔で平行に設けられたベル
トコンベアに形成されている。この搬送装置1は、海苔
を平面状態のままで所定枚数(実施例では10枚)の海
苔小束Aに束ねる海苔集束装置(図示せず)と、この海
苔小束Aを所定束数(実施例では10束)の積層海苔束
に積層する海苔積層装置(図示せず)との間に設けられ
ている。尚、実施例では、前記海苔小束Aは、上面が海
苔の表面A1になり、下面が海苔の裏面A2になる状態
でベルト10,10上に載置され、図面左から図面右に
向けて一定間隔毎に搬送される。
のベルト10,10が一定間隔で平行に設けられたベル
トコンベアに形成されている。この搬送装置1は、海苔
を平面状態のままで所定枚数(実施例では10枚)の海
苔小束Aに束ねる海苔集束装置(図示せず)と、この海
苔小束Aを所定束数(実施例では10束)の積層海苔束
に積層する海苔積層装置(図示せず)との間に設けられ
ている。尚、実施例では、前記海苔小束Aは、上面が海
苔の表面A1になり、下面が海苔の裏面A2になる状態
でベルト10,10上に載置され、図面左から図面右に
向けて一定間隔毎に搬送される。
【0015】前記搬送装置1の途中には、海苔小束Aを
搬送装置1上で受け止める海苔受け装置2が設けられて
いる。この海苔受け装置2は、ベルト10,10の上側
に設けられた支持軸20に、搬送方向に対向するように
受け板21が設けられている。この受け板21には、前
記ベルト10,10を避けるように切欠部21a,21
aが形成されると共に、その両側にガイド板21b,2
1bが、また、その基端に止め板21cが立ち上げられ
ている。
搬送装置1上で受け止める海苔受け装置2が設けられて
いる。この海苔受け装置2は、ベルト10,10の上側
に設けられた支持軸20に、搬送方向に対向するように
受け板21が設けられている。この受け板21には、前
記ベルト10,10を避けるように切欠部21a,21
aが形成されると共に、その両側にガイド板21b,2
1bが、また、その基端に止め板21cが立ち上げられ
ている。
【0016】前記海苔受け装置2には、この海苔受け装
置2を、搬送装置1上の海苔小束Aを通過させる待避位
置(図2で示す)と、海苔小束Aを受け止める受け止め
位置(図1で示す)と、に昇降させる昇降装置3が設け
られている。この昇降装置3は、カム軸30に、海苔小
束Aが通過するたびに一爪づつ送られるラチェット31
と、このラチェット31が5爪送られるたびにリンク3
2を揺動させるカム33が設けられ、前記リンク32の
一端とベルクランク34の一端がロッド35により連結
され、そのベルクランク34の他端に前記海苔受け装置
2の支持軸20が遊嵌されている。従って、海苔受け装
置2は、海苔小束Aが5回通過するたび毎に、待避位置
と受け止め位置とに交互に位置決めされる。尚、海苔受
け装置2は、待避位置では、その全体がベルト10の上
方であってベルト10との間に海苔小束Aを十分通過さ
せる間隔を有するまで上昇し、受け止め位置では、受け
板21がベルト10と略同一位置に配置されると共に同
受け板21のガイド板21b及び止め板21cがベルト
10の上方に突出する。
置2を、搬送装置1上の海苔小束Aを通過させる待避位
置(図2で示す)と、海苔小束Aを受け止める受け止め
位置(図1で示す)と、に昇降させる昇降装置3が設け
られている。この昇降装置3は、カム軸30に、海苔小
束Aが通過するたびに一爪づつ送られるラチェット31
と、このラチェット31が5爪送られるたびにリンク3
2を揺動させるカム33が設けられ、前記リンク32の
一端とベルクランク34の一端がロッド35により連結
され、そのベルクランク34の他端に前記海苔受け装置
2の支持軸20が遊嵌されている。従って、海苔受け装
置2は、海苔小束Aが5回通過するたび毎に、待避位置
と受け止め位置とに交互に位置決めされる。尚、海苔受
け装置2は、待避位置では、その全体がベルト10の上
方であってベルト10との間に海苔小束Aを十分通過さ
せる間隔を有するまで上昇し、受け止め位置では、受け
板21がベルト10と略同一位置に配置されると共に同
受け板21のガイド板21b及び止め板21cがベルト
10の上方に突出する。
【0017】また、海苔受け装置2には、前記受け止め
位置において、この海苔受け装置2を、海苔小束Aを受
け止める受止姿勢(図1で示す)と海苔小束Aを搬送装
置1上で反転させる反転姿勢(図3で示す)との間で回
動させる反転回動装置4が設けられている。この反転回
動装置4は、受け止め位置にある海苔受け装置2に海苔
小束Aが受け止められると、それをリミットスイッチ4
0が検知して作動するモータ41を有し、そのモータ軸
42にクランク円板43が固定されている。また、前記
ベルクランク34の軸36に遊嵌した大スプロケット4
4と、海苔受け装置2の支持軸20に固定した小スプロ
ケット45とにチエン46が掛けられ、前記大スプロケ
ット44と前記クランク円板43とが、それぞれの偏心
位置でクランクロッド47により連結されている。尚、
48はリミットスイッチで、前記クランク円板43の1
回転を検知してモータ41を停止させる。従って、海苔
受け装置2は、受け止め位置で海苔小束Aを受け止める
と、クランク円板43が1回転するに伴い、受止姿勢と
反転姿勢との間を往復回動する。
位置において、この海苔受け装置2を、海苔小束Aを受
け止める受止姿勢(図1で示す)と海苔小束Aを搬送装
置1上で反転させる反転姿勢(図3で示す)との間で回
動させる反転回動装置4が設けられている。この反転回
動装置4は、受け止め位置にある海苔受け装置2に海苔
小束Aが受け止められると、それをリミットスイッチ4
0が検知して作動するモータ41を有し、そのモータ軸
42にクランク円板43が固定されている。また、前記
ベルクランク34の軸36に遊嵌した大スプロケット4
4と、海苔受け装置2の支持軸20に固定した小スプロ
ケット45とにチエン46が掛けられ、前記大スプロケ
ット44と前記クランク円板43とが、それぞれの偏心
位置でクランクロッド47により連結されている。尚、
48はリミットスイッチで、前記クランク円板43の1
回転を検知してモータ41を停止させる。従って、海苔
受け装置2は、受け止め位置で海苔小束Aを受け止める
と、クランク円板43が1回転するに伴い、受止姿勢と
反転姿勢との間を往復回動する。
【0018】次に、実施例の作用を、海苔小束Aを10
層に積層して積層海苔束にする場合で説明する。
層に積層して積層海苔束にする場合で説明する。
【0019】海苔小束Aは、上面を表面A1にし、下面
を裏面A2にした状態で一定間隔毎に搬送装置1によ
り、海苔集束装置から海苔積層装置へ搬送される。この
とき、海苔受け装置2は、海苔小束Aが5束通過する間
は、図2に示すように、昇降装置3によって待避位置に
ある。したがって、この5束の海苔小束Aは、海苔受け
装置2の下方で、上面を表面A1にし、下面を裏面A2
にしたまま通過し、海苔積層装置へ送られる。
を裏面A2にした状態で一定間隔毎に搬送装置1によ
り、海苔集束装置から海苔積層装置へ搬送される。この
とき、海苔受け装置2は、海苔小束Aが5束通過する間
は、図2に示すように、昇降装置3によって待避位置に
ある。したがって、この5束の海苔小束Aは、海苔受け
装置2の下方で、上面を表面A1にし、下面を裏面A2
にしたまま通過し、海苔積層装置へ送られる。
【0020】そして、海苔小束Aが5束通過したのち
は、海苔受け装置2が、図1に示すように、昇降装置3
のベルクランク34が支持軸20を下降させることによ
って受け止め位置に下降し、この受け止め位置におい
て、海苔受け装置2は、反転回動装置4の小スプロケッ
ト45が支持軸20を回動させることによって、図1に
示す受止姿勢と図3に示す反転姿勢との間で往復回動す
る。すなわち、搬送装置1により搬送される海苔小束A
は、海苔受け装置2の受止姿勢で受け止められたのち、
海苔受け装置2が反転姿勢に回動するに伴い、搬送装置
1上で、上面を裏面A2にし、下面を表面A1にした状
態に反転する。この反転動作を5回繰り返すことによ
り、連続して5束の海苔小束Aが搬送装置1上で反転
し、その5束の海苔小束Aを反転したのちは、海苔受け
装置2は、受止姿勢で待避位置に上昇する。
は、海苔受け装置2が、図1に示すように、昇降装置3
のベルクランク34が支持軸20を下降させることによ
って受け止め位置に下降し、この受け止め位置におい
て、海苔受け装置2は、反転回動装置4の小スプロケッ
ト45が支持軸20を回動させることによって、図1に
示す受止姿勢と図3に示す反転姿勢との間で往復回動す
る。すなわち、搬送装置1により搬送される海苔小束A
は、海苔受け装置2の受止姿勢で受け止められたのち、
海苔受け装置2が反転姿勢に回動するに伴い、搬送装置
1上で、上面を裏面A2にし、下面を表面A1にした状
態に反転する。この反転動作を5回繰り返すことによ
り、連続して5束の海苔小束Aが搬送装置1上で反転
し、その5束の海苔小束Aを反転したのちは、海苔受け
装置2は、受止姿勢で待避位置に上昇する。
【0021】このように、本実施例の海苔束反転装置
は、搬送装置1上において、海苔小束Aを5束連続して
上面を表面A1にし、次に、5束連続して下面を表面A
1にするもので、この動作を1サイクルとして繰り返
す。
は、搬送装置1上において、海苔小束Aを5束連続して
上面を表面A1にし、次に、5束連続して下面を表面A
1にするもので、この動作を1サイクルとして繰り返
す。
【0022】そして、海苔束反転装置で、表裏反転した
5束づつの海苔小束Aは、搬送装置1によって、海苔積
層装置に向けて送られ、この海苔積層装置で、表裏反転
した5束づつの海苔小束Aが、一まとめに積層される。
尚、この海苔積層装置が、例えば、順次送られてくる海
苔小束Aを下から重ね合わせていくように構成されてい
る場合、積層海苔束の上側の5層は上面が海苔の表面A
1となり、他方、下側の5層は下面が海苔の表面A1と
なる状態に積層される。このように、上下5層づつで、
背中合わせに積層されるため、積層海苔束の上面及び下
面の両面共に、光沢のある海苔の表面A1が現われる。
5束づつの海苔小束Aは、搬送装置1によって、海苔積
層装置に向けて送られ、この海苔積層装置で、表裏反転
した5束づつの海苔小束Aが、一まとめに積層される。
尚、この海苔積層装置が、例えば、順次送られてくる海
苔小束Aを下から重ね合わせていくように構成されてい
る場合、積層海苔束の上側の5層は上面が海苔の表面A
1となり、他方、下側の5層は下面が海苔の表面A1と
なる状態に積層される。このように、上下5層づつで、
背中合わせに積層されるため、積層海苔束の上面及び下
面の両面共に、光沢のある海苔の表面A1が現われる。
【0023】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はない。例えば、実施例では、昇降装置を、ラチェッ
ト、カム、リンクの組合せ機構で形成したが、海苔小束
の通過を検知するリミットスイッチと昇降シリンダを組
み合わせるなどして形成してもよい。
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はない。例えば、実施例では、昇降装置を、ラチェッ
ト、カム、リンクの組合せ機構で形成したが、海苔小束
の通過を検知するリミットスイッチと昇降シリンダを組
み合わせるなどして形成してもよい。
【0024】又、反転回動装置についても、リミットス
イッチ、モータ、クランク、チエンの組合せ機構で形成
したが、リミットスイッチの代わりに光電管スイッチを
用いたり、シリンダとリンクを組み合わせた機構等にし
てもよい。
イッチ、モータ、クランク、チエンの組合せ機構で形成
したが、リミットスイッチの代わりに光電管スイッチを
用いたり、シリンダとリンクを組み合わせた機構等にし
てもよい。
【0025】海苔受け装置2は、ベルト10の上方に設
けて海苔小束の反転時に受け板21をベルト10位置ま
で下降させるとしたが、海苔受け装置2はベルト10の
下方に設け、海苔小束の反転時にベルト10位置まで上
昇させるようにしてもよい。
けて海苔小束の反転時に受け板21をベルト10位置ま
で下降させるとしたが、海苔受け装置2はベルト10の
下方に設け、海苔小束の反転時にベルト10位置まで上
昇させるようにしてもよい。
【0026】又、海苔積層装置としては、例えば、順次
送られてくる海苔小束を上から重ね合わせていくように
構成したものでもよい。この場合には、まず、反転回動
装置によって下面が表面となるように反転した海苔小束
を積層し、次に、そのまま通過して上面が表面となった
海苔小束を積層して積層海苔束にすることになる。
送られてくる海苔小束を上から重ね合わせていくように
構成したものでもよい。この場合には、まず、反転回動
装置によって下面が表面となるように反転した海苔小束
を積層し、次に、そのまま通過して上面が表面となった
海苔小束を積層して積層海苔束にすることになる。
【0027】又、海苔小束の枚数も10枚に限らない
し、この海苔小束の積層数も10層に限らない。例え
ば、上面が表面となるようにした1束の海苔小束と、反
転により下面が表面となるようにした1束の海苔小束
を、上下に積み重ねた積層海苔束にしてもよい。
し、この海苔小束の積層数も10層に限らない。例え
ば、上面が表面となるようにした1束の海苔小束と、反
転により下面が表面となるようにした1束の海苔小束
を、上下に積み重ねた積層海苔束にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明の海
苔束反転装置にあっては、海苔積層装置に搬送する途中
で、海苔小束を反転させることができるため、積層海苔
束の上面及び下面の両面共に、光沢のある海苔の表面が
現われる状態の積層海苔束に積層することができる。
苔束反転装置にあっては、海苔積層装置に搬送する途中
で、海苔小束を反転させることができるため、積層海苔
束の上面及び下面の両面共に、光沢のある海苔の表面が
現われる状態の積層海苔束に積層することができる。
【0028】従って、この積層海苔束を結束して出荷し
た場合、上下両面に光沢があるため、外観上の見栄えが
よく、商品価値を向上できるという効果が得られる。
た場合、上下両面に光沢があるため、外観上の見栄えが
よく、商品価値を向上できるという効果が得られる。
【図1】本発明実施例の海苔反転装置を示す動作説明図
である。
である。
【図2】実施例の海苔反転装置を示す動作説明図であ
る。
る。
【図3】実施例の海苔反転装置を示す動作説明図であ
る。
る。
【図4】実施例の海苔束反転装置に設けられた海苔受け
装置を示す平面図である。
装置を示す平面図である。
A 海苔小束 A1 表面 A2 裏面 1 搬送装置 2 海苔受け装置 3 昇降装置 4 反転回動装置
Claims (1)
- 【請求項1】 海苔を所定枚数に束ねた海苔小束を搬送
する搬送装置と、 前記海苔小束を搬送装置上で受け止める海苔受け装置
と、 前記海苔受け装置を、搬送装置上の海苔小束を通過させ
る待避位置と海苔小束を受け止める受け止め位置とに昇
降させる昇降装置と、 その受け止め位置において、前記海苔受け装置を、海苔
小束を受け止める受止姿勢と海苔小束を搬送装置上で反
転させる反転姿勢との間で回動させる反転回動装置と、
を備えていることを特徴とする海苔束反転装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6745993A JPH06255757A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 海苔束反転装置 |
KR1019930020721A KR0129564B1 (ko) | 1993-03-02 | 1993-10-07 | 김다발 반전장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6745993A JPH06255757A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 海苔束反転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255757A true JPH06255757A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13345556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6745993A Pending JPH06255757A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 海苔束反転装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06255757A (ja) |
KR (1) | KR0129564B1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068484A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Nishihatsu Sangyo Kk | 平海苔束表だし装置 |
JP2007074943A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Nishihatsu Sangyo Kk | 平海苔束表出し装置 |
JP2007282579A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Nishihatsu Sangyo Kk | 平海苔束積層装置 |
JP2015034042A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | ニシハツ産業株式会社 | 不揃い海苔束排除装置 |
CN104553060A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-04-29 | 芜湖美威包装品有限公司 | 一种用于钉箱机的翻箱设备 |
CN106315180A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-01-11 | 山东明玮包装机械有限公司 | 一种全自动纸板上料机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548115A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-05 | Nikkei:Kk | Device for turning tile over |
JPH03236757A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-22 | Sanyo Shokuhin Kk | 豆腐の反転装置 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP6745993A patent/JPH06255757A/ja active Pending
- 1993-10-07 KR KR1019930020721A patent/KR0129564B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03236757A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-22 | Sanyo Shokuhin Kk | 豆腐の反転装置 |
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JP4571562B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2010-10-27 | ニシハツ産業株式会社 | 平海苔束表だし装置 |
JP2007074943A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Nishihatsu Sangyo Kk | 平海苔束表出し装置 |
JP4571563B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2010-10-27 | ニシハツ産業株式会社 | 平海苔束表出し装置 |
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CN106315180A (zh) * | 2016-08-25 | 2017-01-11 | 山东明玮包装机械有限公司 | 一种全自动纸板上料机 |
CN106315180B (zh) * | 2016-08-25 | 2018-09-28 | 山东明玮包装机械有限公司 | 一种全自动纸板上料机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940020959A (ko) | 1994-10-17 |
KR0129564B1 (ko) | 1998-04-02 |
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