JPH0625569Y2 - 車両のアウタハンドル装置 - Google Patents

車両のアウタハンドル装置

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JPH0625569Y2
JPH0625569Y2 JP1988017338U JP1733888U JPH0625569Y2 JP H0625569 Y2 JPH0625569 Y2 JP H0625569Y2 JP 1988017338 U JP1988017338 U JP 1988017338U JP 1733888 U JP1733888 U JP 1733888U JP H0625569 Y2 JPH0625569 Y2 JP H0625569Y2
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JP
Japan
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opening
outer handle
operation opening
recess
door
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JP1988017338U
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JPH01122155U (ja
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昇 庄野
征夫 西川
繁治 横山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のアウタハンドル装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、自動車等の車両におけるアウタハンドル装置
としては第9図に示すように、ドアアウタパネルaにア
ウタハンドルbを操作するための操作開口部cが穿設さ
れ、該操作開口部cへ、その外方からアウタハンドルb
を回動自在に支持したアウタハンドルケージングdがボ
ルト止めその他の手段によって装着されたものが一般的
であった。従って、前記操作開口部cの開口面積はアウ
タハンドルケージングdの前面の面積と略等しいものと
なっている。このようなドアアウタパネルの外方からア
ウタハンドルケージングを装着したものの一例として実
開昭61−53469号公報に示されるような車両用ド
アハンドルがある。
(考案が解決しようとする課題) 一方、近年において車両外観のデザイン性を向上させる
ために、アウタハンドル装置を小さく形成したものが要
求されつつある。即ち、ドアアウタパネルに穿設する操
作開口部はできるだけ小さくすることが望ましい。しか
し、従来のような構成のドアアウタハンドル装置にあっ
ては、単に操作開口部の開口面積を小さくした場合、ア
ウタハンドルケージング内部の操作空間が狭くなってし
まいアウタハンドルの操作に支障を来たすこともある。
この点を解決するために、アウタハンドルケージングを
ドアアウタパネルの内面に接合することによって操作空
間を狭くすることなく操作開口部の開口面積を小さく穿
設することができるが、この場合アウタハンドルの操作
時には操作開口部の周縁(エッジ部分)が人体(手)に
接触してしまい操作安全性に関し実用し難いものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の点に鑑み本考案はドアアウタパネルにアウタハン
ドルを操作するための操作開口部が穿設され、該操作開
口部の内側にはアウタハンドルを回動自在に支持する凹
部を有するアウタハンドルケーシングが配設され、前記
アウタハンドルケーシングは前記凹部の開口縦寸法が前
記操作開口部の開口縦寸法より大きく形成され、操作開
口部上縁が凹部開口上縁より下方に、操作開口部下縁が
凹部開口下縁より上方に位置するように前記ドアアウタ
パネルの内面に接合され、前記ドアアウタパネルの操作
開口部にはその周縁を覆う環状の保護部材が装着された
ことを特徴とする車両のアウタハンドル装置に係るもの
である。
(作用) 上記構成による本考案の作用は、アウタハンドルケーシ
ングは凹部の開口縦寸法が操作開口部の開口縦寸法より
大きく形成され、操作開口部上縁が凹部開口上縁より下
方に、操作開口部下縁が凹部開口下縁より上方に位置す
るようにドアアウタパネルの内面に接合され、ドアアウ
タパネルに穿設された操作開口部にはその周縁を覆う環
状の保護部材が装着されたことにより操作空間を狭くす
ることなく、しかもアウタハンドルの操作時に人体が操
作開口部周縁に接触することはないために操作安全性を
確保しつつ、デザイン性に優れたアウタハンドル装置が
得られるものである。
(実施例) 次に本考案における実施例を図面に沿って説明する。
<第1実施例> 本例は第1図乃至第6図に示し、周知の如くドア1に具
備されたアウタハンドル装置1a(第1図参照)であっ
て、ドアアウタパネル2に穿設された操作開口部3、該
操作開口部3の内側でドアアウタパネル2の内面2aに
接合されると共にアウタハンドル4を回動自在に支持し
たアウタハンドルケージング5、前記操作開口部3に装
着された保護部材6を主要部として構成されている。
第2図に示すようにドアアウタパネル2に穿設された操
作開口部3はその開口縦寸法lがアウタハンドルケー
ジング5の開口縦寸法lよりも短く形成され、操作開
口部3上縁が凹部5a開口上縁より下方に、操作開口部
3下縁が凹部5a開口下縁より上方に位置するようにド
アアウタパネルの内面に接合されて、乗員の手が入る程
度となっている。そして該操作開口部3の周縁3a附近
はドア内方へ折曲されて、後述する保護部材6が係合さ
れる係合部3bがその全周にわたって形成されている。
また、前記内面2aで操作開口部3の左右両側にはアウ
タハンドルケージング5を螺着するためのボルト2bが
立設されている(第3図参照)。
アウタハンドルケージング5は第2図および第4図に示
すように断面略コ字状の凹部5aが設けられ、該凹部5
aにアウタハンドル4が収納されたものであって、凹部
5aの前部はドアアウタパネル2の内面2aへ固着され
る取付けフランジ部5bが折曲形成されており、該取付
けフランジ部5bの右左両側部にはドアアウタパネル2
に立設されたボルト2bが挿入されるボルト挿入孔5c
が穿設されている。一方、前記凹部5aの上面5dの後
端にはアウタハンドル4を支持するための支持ブラケッ
ト5e,5eが突設されている。そして該支持ブラケッ
ト5e,5eの両外側にはアウタハンドル4から延設さ
れたブラケット4aが挿通される挿通孔5fが穿設さ
れ、該挿通孔5fから延出されたブラケット4aが支持
ブラケット5eへ回動自在に枢支されている。
保護部材6は前記係合部3bへ係合されて操作開口部3
の周縁3aを覆う合成樹脂製の環状部材であって、その
開口部6aは操作開口部3の形状と略合致していると共
に、操作開口部3内へ挿入される部分の後端には、その
上下左右の4箇所に係合突起6bが一体形成されている
(第2図および第5図参照)。
次に上記各部材を組付ける際について説明する。
先ず、ドアアウタパネル2の内面2aへアウタハンドル
4の具備されたアウタハンドルケージング5の取付けフ
ランジ部5bを取付け座2cを介して充填(接着)剤7
により固着すると共に、ボルト挿入孔5cにボルト2b
を挿入し、ナット8によって螺着することによって(第
3図参照)アウタハンドルケージング5はドアアウタパ
ネル2の内面2aへ強固に取付けられる。次に、保護部
材6をドアアウタパネル2の外方から操作開口部3へ適
用、押圧して係合突起6bを係合部3bへ係合、嵌着さ
せて操作開口部3の周縁3aを覆う。
この構成によってアウタハンドルの操作空間を狭くする
ことなく、操作開口部の開口面積を小さく形成できるた
めデザイン上優れたものとなっていると共に、アウタハ
ンドルの操作時に人体が操作開口部の周縁に接触するこ
ともなく操作安全性が確保されたものである。
尚、本例における操作開口部3の係合部3bは前述の形
状に限らず第6図に示すように折曲げ部3cとすること
も可能である。この場合、保護部材6の係合突起6b周
辺の形状は前記折曲げ部3cと合致した形状に形成され
たものが適用される。
<第2実施例> 本例は第7図および第8図に示し、保護部材6の一部に
キーシリンダ9の取付け部6cを形成したものである。
第7図に示すようにキーシリンダ取付け部6cはドア内
方へ向かってスリーブ状に一体形成されたものである。
また、この場合、保護部材6の背面においてキーシリン
ダ取付け部6cの近傍および右端部にはボルト10,1
0(第8図参照)が埋め込まれていると共に、ドアアウ
タパネル2およびアウタハンドルケージング5の該ボル
ト10,10に対応した箇所にはボルト挿入孔が穿設さ
れており、該部で3者はナット8によって一体に螺着さ
れている。
この場合、ボルトによる取付けであるために、その取付
け強度は第1実施例の構成に比べて大きくなっており、
キーシリンダを十分に保持し得るものである。
(考案の効果) 上述の如く本考案によれば、アウタハンドルケーシング
は凹部の開口縦寸法が操作開口部の開口縦寸法より大き
く形成され、操作開口部上縁が凹部開口上縁より下方
に、操作開口部下縁が凹部開口下縁より上方に位置する
ようにドアアウタパネルの内面に接合され、ドアアウタ
パネルに穿設された操作開口部にはその周縁を覆う環状
の保護部材が装着されたことにより操作空間を狭くする
ことなく、しかもアウタハンドルの操作時に人体が操作
開口部周縁に接触することはないために操作安全性を確
保しつつ、ドアアウタパネルに穿設される操作開口部が
小さくでき、デザイン性に優れたドアアウタハンドル装
置を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は本アウタハンドル装置の具備されたドアの斜視図、第
2図は第1図のII−II線に沿った縦断面図、第3図は第
1図のIII−III線に沿った横断面図、第4図はアウタハ
ンドルの具備されたアウタハンドルケージングの斜視
図、第5図は保護部材を裏側から見た斜視図、第6図は
操作開口部の他の例を示す中央縦断面図、第7図および
第8図は本考案の第2実施例を示し、第7図はキーシリ
ンダが取付けられた保護部材の斜視図、第8図はドアア
ウタパネルにアウタハンドルケージングおよび保護部材
が取付けられた状態の横断面図であり、第9図は従来の
アウタハンドル装置を示す中央縦断面図である。 1a……アウタハンドル装置、2……ドアアウタパネ
ル、2a……内面、3……操作開口部、3a……周縁、
4……アウタハンドル、5……アウタハンドルケージン
グ、6……保護部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアアウタパネルにアウタハンドルを操作
    するための操作開口部が穿設され、該操作開口部の内側
    にはアウタハンドルを回動自在に支持する凹部を有する
    アウタハンドルケーシングが配設され、前記アウタハン
    ドルケーシングは前記凹部の開口縦寸法が前記操作開口
    部の開口縦寸法より大きく形成され、操作開口部上縁が
    凹部開口上縁より下方に、操作開口部下縁が凹部開口下
    縁より上方に位置するように前記ドアアウタパネルの内
    面に接合され、前記ドアアウタパネルの操作開口部には
    その周縁を覆う環状の保護部材が装着されたことを特徴
    とする車両のアウタハンドル装置。
JP1988017338U 1988-02-12 1988-02-12 車両のアウタハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0625569Y2 (ja)

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JP1988017338U JPH0625569Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 車両のアウタハンドル装置

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JPH01122155U JPH01122155U (ja) 1989-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133060U (ja) * 1980-03-11 1981-10-08

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JPH01122155U (ja) 1989-08-18

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