JPH0625549Y2 - 二重床用支持脚 - Google Patents

二重床用支持脚

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JPH0625549Y2
JPH0625549Y2 JP1919588U JP1919588U JPH0625549Y2 JP H0625549 Y2 JPH0625549 Y2 JP H0625549Y2 JP 1919588 U JP1919588 U JP 1919588U JP 1919588 U JP1919588 U JP 1919588U JP H0625549 Y2 JPH0625549 Y2 JP H0625549Y2
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雅道 小川
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扶桑軽合金株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、二重床(フリーアクセスフロア)を敷設構築
する際に床パネルを載置支持するための支持脚に関する
ものである。
〈従来の技術とその問題点〉 通常、二重床用支持脚は、第21図に示す如く、基礎床面
B上に立設される脚支柱a’と、その脚支柱の上端部
に上下動可能に嵌合装着されるパネル載置用台座a
と、脚支柱に螺合させてパネル載置用台座aを支承
する高さ調整ナット2とで構成され、高さ調整ナット2
を螺動操作することにより、パネル載置用台座aの高
さすなわち支持脚の高さを調整できるようになってい
る。
しかし、支持脚の高さを調整した後に高さ調整ナットが
不用意に螺動すると、支持脚の高さが変化してしまうの
で、従来では、第21図に示す如く、高さ調整ナット2に
螺動防止用固定ネジ30を設けていた。その為に、脚支柱
′の雄ネジ部1が螺動防止用固定ネジ30で潰されて
しまい、支持脚A′の高さを再調整する際に高さ調整ナ
ット2の螺動操作が不能になることがあると共に、支持
脚の高さを調整するたびに螺動防止用固定ネジを緩めた
り締込んだりしなければならず、作業性が悪い不具合が
あった。
そこで、第22図及び第23図に示す如く、脚支柱a′の
外周面に軸方向に延びる1本の凹溝31を形成すると共
に、高さ調整ナット2に上記凹溝に係合する突片32を備
えた六角袋状の螺動防止用金具33をその装着穴34を通し
て接離自在に被覆させることにより、高さ調整ナット2
が不用意に螺動しないようにしたものが提案された。
しかし乍ら、このものは支持脚の高さ調整を行なうべく
高さ調整ナット2を螺動操作するためには、パネル載置
用台座a及び螺動防止用金具33を上方に持ち上げて、
螺動防止用金具を高さ調整ナットから分離させなければ
ならないので、床パネルCをパネル載置用台座上に載置
させたままの状態では高さ調整が行ない難く、高さ調整
作業が非常に煩雑になる不具合があった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、支持脚の高さ調整を容易に行なうことが出来ると
共に、支持脚の高さを調整した後にその高さを確実に維
持することが出来、特に請求項1記載のものにあっては
床パネルをパネル載置用台座上に載置させたままの状態
でも容易に支持脚の高さ調整作業を行なうことが出来る
二重床用支持脚を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案の請求項1に係る二重床用支
持脚は、基礎床面上に立設される脚支柱と、該脚支柱の
上端部に上下動可能に嵌合装着されるパネル載置用台座
と、上記脚支柱の外周面に形成した雄ネジ部に螺合させ
て上記パネル載置用台座を支承する高さ調整ナットとで
構成され、前記脚支柱の外周面に凸部又は凹部を形成す
ると共に、前記高さ調整ナットの内周面に上記凸部又は
凹部に係合する凹部又は凸部を形成し、前記凸部はその
突出方向に出没自在に付勢させ、前記凹部は軸方向に延
びる溝状に形成すると共に周方向に適宜等間隔をおいて
複数本形成した事を特徴としたものであり、請求項2に
係る二重床用支持脚は、基礎床面上に立設される筒状脚
支柱と、該筒状脚支柱の内周面に形成した雌ネジ部に同
軸状に螺合される高さ調整ボルトと、該高さ調整ボルト
の上端に一体的に取付けられるパネル載置用台座とで構
成され、前記脚支柱の内周面に凸部又は凹部を形成する
と共に、前記高さ調整ボルトの外周面に上記凸部又は凹
部に係合する凹部又は凸部を形成し事を特徴としたもの
であり、また請求項3に係る二重床用支持脚は、基礎床
面上に立設される脚支柱と、該脚支柱の上端部に上下動
可能に嵌合する筒部を備えたパネル載置用台座とで構成
され、前記パネル載置用台座にナット部を同一体に形成
して前記脚支柱の外周面に形成した雄ネジ部に螺合さ
せ、前記脚支柱の外周面に凸部又は凹部を形成すると共
に、前記パネル載置用台座の筒部内周面に上記凸部又は
凹部に係合する凹部又は凸部を形成した事を特徴とした
ものである。また請求項4に係る二重床用支持脚は、脚
支柱の上端部に上下動可能に嵌合する筒部を備えたパネ
ル載置用台座にナット部を同一体に形成して前記脚支柱
の上部外周面に形成した雄ネジ部に螺合させ、前記脚支
柱の下部外周面又はパネル載置用台座の筒部内周面に複
数の凹溝を軸方向に沿って周方向に等間隔をおいて形成
し、これら互いに隣接する凹溝にわたり弾性弯曲板の両
側縁部に形成された凹部構成辺部を係合させて当該弾性
弯曲板を変形可能に設置すると共に各弾性弯曲板の間に
凹部を形成せしめ、前記パネル載置用台座の筒部内周面
又は脚支柱の下部外周面に上記凹部に係合する凸部を突
出形成した事を特徴としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明するが、全
図面を通して同じ構成部材には同じ符号を付して、重複
する説明は省略する。
第1図乃至第7図は、本考案の請求項1に係る各実施例
を示す。
この各実施例において支持脚Aは、基礎床面B上に立設
される脚支柱aと、その脚支柱aの上端部に上下動
可能に嵌合装着されるパネル載置用台座aと、脚支柱
の外周面に形成した雄ネジ部1に螺合させてパネル
載置用台座aを支承する高さ調整ナット2、及び脚支
柱aを起立状に支持する固定プレートaとで構成さ
れ、高さ調整ナット2を螺動操作することにより、パネ
ル載置用台座aの高さすなわち支持脚Aの高さを調整
できるようになっている。
そして、第1図乃至第3図に示した第1実施例のもの
は、脚支柱aの外周面に凹部3を形成すると共に、高
さ調整ナット2の内周面に上記凹部3と係合する凸部4
を設けて、高さ調整ナット2が不用意に螺動しないよう
に構成されている。
凹部3は、脚支柱aの外周面にその軸方向全長にわた
り略U字形状をした浅い溝状に形成すると共に、周方向
に適宜等間隔をおいて複数本、図面にあっては4本形成
してなり、また凸部4は、高さ調整ナット2の壁部に貫
通状に形成したネジ孔5に凸部構成部材6を組込んで高
さ調整ナット2の内周面から出没自在なるように形成し
てなる。即ち、この実施例における凸部4を構成する凸
部構成部材6は、筒体6a内にコイルバネ6b及びボール6c
を内蔵させ、コイルバネ6bでもってボール6cを筒体6aの
一端開口部に出没自在に付勢させてなり、そのボール6c
を高さ調整ナット2の内周面より出没自在に付勢突出さ
せて凸部4となしたものである。
而して、支持脚Aの高さを調整する場合には、支持脚A
のパネル載置用台座a上に床パネルCの四隅コーナー
を載置させたままの状態で、作業者が基礎床面B上に立
って、若しくは既に敷設した床パネルC上から手を差し
入れるなりして、高さ調整ナット2を螺動させる。この
際、高さ調整ナット2の内周面から付勢突出させた凸部
4は脚支柱aの外周面に形成した雄ネジ部1と凹部3
とを交互に通過し、高さ調整完了と同時に凸部4が凹部
3内に突出係合して、高さ調整ナット2の不用意な螺動
が阻止される。
尚、上記した実施例にあっては凹部3を4本形成した
が、8本または16本とその本数を増やせば、高さ調整ナ
ット2の停止位置の自由度がより増大することは容易に
理解されるだろう。
また、第4図に示した第2実施例のものは、前記第1実
施例のものとは逆に、脚支柱aの外周面に凸部4を設
け、高さ調整ナット2の内周面に前記第1実施例と同様
の凹部3を形成したものである。この実施例における凸
部4は、ゴム材等の弾性材を用いて形成した弾性部材19
を脚支柱aに形成した取付孔20に取着せしめ、その
先端を脚支柱aの外周面から突出させて凸部4とした
ものである。従って、高さ調整ナット2を螺動させる
と、弾性材からなる凸部4が変形しつつ高さ調整ナット
2の内周面と凹部3を交互に通過し、高さ調整完了と同
時に凸部4が凹部3内に突出係合して、高さ調整ナット
2の不用意な螺動が阻止される。尚、この実施例におい
て、凸部4として前記第1実施例で用いた凸部構成部材
6を用いることも可能である。
更に、第5図及び第6図に示した第3実施例のものは、
前記第2実施例のものと同様に、脚支柱aの外周面に
凸部4を設け、高さ調整ナット2の内周面に凹部3を形
成したものである。この実施例における凸部4は、細長
い平板状に形成した板バネ材11にボス部12を一体に突設
し、この板バネ材11を、脚支柱aの上端部軸方向に穿
設した空洞部a″の内周面に形成せしめたバネ取付溝13
に取着させると共に、上記ボス部12の先端部を脚支柱a
に穿設した窓孔14から出没自在に突出させることによ
り凸部4としたものである。従って、高さ調整ナット2
を螺動させると、板バネ材11が第6図の仮想線で示す如
く変形しつつ凸部4が高さ調整ナット2の内周面と凹部
3を交互に通過し、高さ調整完了と同時に凸部4が凹部
3内に突出係合して、高さ調整ナット2の不用意な螺動
が阻止される。
また、第7図に示した第4実施例のものは、上記第3実
施例における板バネ材11に替えて、リング状に形成した
バネ材15に軸方向に沿って切割り15′を形成すると共
に、一部を膨出させてボス部16を形成し、このリング状
バネ材15を脚支柱aの上端部軸方向に穿設した空洞部
a″内に挿入取着させ、上記ボス部16の先端部を脚支柱
に穿設した窓孔17から出没自在に突出させることに
より凸部4としたものである。従って、高さ調整ナット
2を螺動させると、リング状バネ材15が第7図の仮想線
で示す如く変形しつつ凸部4が高さ調整ナット2の内周
面と凹部3を交互に通過し、高さ調整完了と同時に凸部
4が凹部3内に突出係合して、高さ調整ナット2の不用
意な螺動が阻止される。
次に、本考案の請求項2に係る各実施例を第8図乃至第
11図に基づいて説明する。
この各実施例において支持脚Aは、基礎床面B上に立設
される筒状脚支柱a11と、その筒状脚支柱a11の内
周面に形成した雌ネジ部9に同軸状に螺合される高さ調
整ボルト10と、高さ調整ボルト10の上端に一体的に取付
けられるパネル載置用台座a21、及び脚支柱a11
起立状に支持する固定プレートaとで構成され、高さ
調整ボルト10を螺動操作することにより、パネル載置用
台座a21の高さすなわち支持脚Aの高さを調整できる
ようになっている。
そして、第8図及び第9図に示した第1実施例のもの
は、高さ調整ボルト10の外周面に凹部3を形成すると共
に、脚支柱a11の内周面に上記凹部3と係合する凸部
4を設けて、高さ調整ボルト10が不用意に螺動しないよ
うに構成されている。
凹部3は、高さ調整ボルト10の外周面にその軸方向全長
にわたり略U字形状をした浅い溝状に形成すると共に、
周方向に適宜等間隔をおいて複数本、図面にあっては4
本形成してなり、凸部4は、筒状脚支柱a11の上部に
前記請求項1に係る第1実施例で説明したものと同じ凸
部構成部材6を組込んで筒状脚支柱a11の内周面から
出没自在なるように形成してなる。
而して、支持脚Aの高さを調整する場合には、パネル載
置用台座a21を水平方向に回転操作して、高さ調整ボ
ルト10を螺動させる。この際、脚支柱a11の内周面か
ら付勢突出させた凸部4は高さ調整ボルト10の外周面と
凹部3とを交互に通過し、高さ調整完了と同時に凸部4
が凹部3内に突出係合して、高さ調整ボルト10の不用意
な螺動が阻止される。
また、第10図及び第11図に示した第2実施例のものは、
上記第1実施例のものと同様に、高さ調整ボルト10の外
周面に凹部3を形成し、筒状脚支柱a11の内周面に凹
部3と係合する凸部4を設けたものである。この実施例
における凸部4は、軸方向に切割り16′を形成したリン
グ状バネ材16の内周面にボス部17を突設し、このリング
状バネ材16を筒状脚支柱a11の上部外周面に取着させ
ると共に、上記ボス部17を筒状脚支柱a11に穿設せし
めた窓孔18から出没自在に突出させることにより凸部4
としたものである。従って、高さ調整ボルト10を螺動さ
せると、リング状バネ材16が外周方向に拡開変形しつつ
凸部4が高さ調整ボルト10の外周面と凹部3を交互に通
過し、高さ調整完了と同時に凸部4が凹部3内に突出係
合して、高さ調整ボルト10の不用意な螺動が阻止され
る。
尚、図示しなかったが、上記両実施例のものととは逆
に、凹部3を筒状脚支柱a11の内周面に形成し、凸部
4を高さ調整ボルト10の外周面に形成しても良いこと
は、容易に理解されるだろう。
次に、本考案の請求項3に係る実施例を第12図及び第13
図に基づいて説明する。
この各実施例において支持脚Aは、基礎床面B上に立設
され上端に雄ネジ部1aを同軸同一体に形成した脚支柱a
10と、脚支柱a10の雄ネジ部1aを含む上端部に上下
動可能に嵌合する筒部7並びに脚支柱a10の雄ネジ部
1aに螺合するナット部8を同一体に形成したパネル載置
用台座a20、及び脚支柱a10を起立状に支持する固
定プレートaとで構成され、パネル載置用台座a20
を水平方向に回転操作することにより、パネル載置用台
座a20の高さすなわち支持脚Aの高さを調整できるよ
うになっている。
そして、第12図及び第13図に示した第1実施例のもの
は、脚支柱a10の外周面に凸部4を設け、パネル載置
用台座a20の筒部7内周面に凸部4と係合する凹部3
を設けて、パネル載置用台座a20が不用意に回転しな
いように構成されている。
凹部3は、パネル載置用台座a20の筒部7内周面にそ
の軸方向全長にわたり略U字形状をした浅い溝状に形成
すると共に、周方向に適宜等間隔をおいて複数本、図面
にあっては4本形成してなり、凸部4は、脚支柱a10
の上部に前記請求項1に係る第1実施例で説明したもの
と同じ凸部構成部材6を組込んで脚支柱a10の外周面
から出没自在なるように形成してなる。
而して、支持脚Aの高さを調整する場合には、パネル載
置用台座a20のナット部8にボックスドライバーD等
を係合させてパネル載置用台座a20を水平方向に回転
させる。この際、脚支柱a10の外周面から付勢突出さ
せた凸部4はパネル載置用台座a20の筒部7内周面と
凹部3を交互に通過し、高さ調整完了と同時に凸部4が
凹部3内に突出係合して、パネル載置用台座a20の不
用意な螺動が阻止される。
次に、本考案の請求項4に係る実施例を第14図乃至第20
図に基づいて説明する。
この各実施例において支持脚Aは、上述した請求項3に
係るものと同様に、基礎床面B上に立設され上部外周面
に雄ネジ部1aを形成した脚支柱a10と、脚支柱a10
の雄ネジ部1aを含む上端部に上下動可能に嵌合する筒部
7並びに脚支柱a10の雄ネジ部1aに螺合するナット部
8を同一体に形成したパネル載置用台座a20、及び脚
支柱a10を起立支持する固定プレートaとで構成さ
れ、パネル載置用台座a20を水平方向に回転操作する
ことにより、パネル載置用台座a20の高さすなわち支
持脚Aの高さを調整できるようになている。
そして、第14図乃至第16図に示した第1実施例のもの
は、脚支柱a10の外周面に突起状の凸部4を一体に突
出形成し、パネル載置用台座a20の筒部7内周面に複
数枚の弾性弯曲板23を組込んで凹部3を形成したもので
ある。即ち、この実施例における凹部3は、パネル載置
用台座a20の筒部7内周面軸方向に等間隔に形成した
4つの凹溝24にわたって4枚の弾性弯曲板23をそれぞれ
変形揺動可能に架設配置して構成される。詳しくは、金
属製バネ材や合成樹脂材などの弾性材を用いて弾性弯曲
板23を弧状に湾曲した板状に形成すると共に、その弯曲
面部23cの両側縁部を外側(凹溝24方)へ折り曲げて凹
溝24内に係合される凹部構成辺部23aとし、凹部構成部
23aの先端部分を更に外側へ略直角に折り曲げて当接辺
部23bとし、この4枚の弾性弯曲板23をパネル載置用台
座a20の筒部7内周面に形成した凹溝24に順次架設す
ることにより、パネル載置用台座a20の筒部7内周面
4箇所、すなわち各弾性弯曲板23の間に凹部3を形成せ
しめたものである。尚、図中25は弾性弯曲板23の変形を
確保するための逃げ空間であり、C′はパネル載置用台
座a20のナット部8を被覆するためのカバー板であ
る。
而して、支持脚Aの高さを調整するべく、パネル載置用
台座a20のナット部8にボックスドライバーD等を係
合させてパネル載置用台座a20を水平方向に回転させ
ると、脚支柱a10の外周面から付勢突出させた凸部4
がパネル載置用台座a20の筒部7内周面と凹部3を交
互に通過するたびに、弾性弯曲板23の弯曲面部23cが逃
げ空間25側へ湾曲すると共に凹部構成辺部23aが変形し
(第16図参照)、凸部4が凹部3に落込むと弾性弯曲板
23が元の形状に弾性復元し、高さ調整完了と同時に凸部
4が凹部3内に落込み係合して、パネル載置用台座a
20の不用意な螺動が阻止される。
また、第17図に示した第2実施例のものは、凸部4を脚
支柱a10の外周面に軸方向に長く延びる凸条に形成し
たものであり、その他の構成は上記第1実施例のものと
同じである。凸部4をこのように形成することにより、
凹部3に対する係合力を大きくしてその係止状態をより
強固なものとすることができる。
更に、第18図乃至第20図に示した第3実施例のものは、
前記第1実施例のものとは逆に、パネル載置用台座a
20の筒部7内周面に凸部4を形成せしめ、脚支柱a
10の外周面に4個の凹溝26を軸方向に沿って周方向に
等間隔をおいて形成し、各凹溝26にわたって前記第1実
施例において説明したとほぼ同様の弾性弯曲板23を設置
せしめて各弾性弯曲板23の間に合計4個の凹部3を形成
したものであり、前記第1実施例のものとほぼ同様にし
て載置用台座a20の不用意な回転が阻止される。
〈考案の効果〉 本考案の二重床用支持脚は斯様に構成したので、下記の
効果を奏する。
高さ調整ナットや高さ調整ボルト或いはパネル載置用
台座を螺動回転させるといった簡単な操作でもって支持
脚の高さを調整することが出来るので、支持脚の高さ調
整作業を簡便に行なうことが出来る。
凸部と凹部との相互係合により高さ調整ナットや高さ
調整ボルト或いはパネル載置台座の不用意な螺動回転を
確実に防止することが出来るので、支持脚の高さを調整
した後にその高さを確実に維持することが出来る。
支持脚の高さ調整操作が完了すると同時に、それら高
さ調整ナット又は高さ調整ボルト或いはパネル載置用台
座の不用意な螺動回転を阻止するための作業も終了する
ので、作業性を向上させことが出来る。
支持脚の高さ調整作業に伴って脚支柱や高さ調整ナッ
ト又は高さ調整ボルトに形成せしめたネジ部を損傷する
虞れがないので、支持脚の高さを何度でも容易に再調整
することが出来る。
特に請求項1記載のものにあっては、床パネルをパネ
ル載置用台座上に載置させたままの状態でも容易に支持
脚の高さ調整を行なうことが出来、高さ調整の作業性を
大幅に向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の請求項1に係る各実施例を
示し、第1図は第1実施例を示す一部切欠正面図、第2
図は第1図の(II)−(II)線に沿う拡大断面図、第3
図は第2図における高さ調整ナットを螺動回転させた状
態の断面図、第4図は第2実施例を示す一部切欠正面
図、第5図は第3実施例を示す一部切欠正面図、第6図
は第5図の(VI)−(VI)線に沿う拡大断面図、第7図
は第4実施例を示す断面図である。 第8図乃至第11図は本考案の請求項2に係る各実施例を
示し、第8図は第1実施例を示す一部切欠正面図、第9
図は第8図の(IX)−(IX)線に沿う拡大断面図、第10
図は第2実施例を示す一部切欠正面図、第11図は第10図
の(XI)−(XI)線に沿う拡大断面図である。 第12図乃至第13図は本考案の請求項3に係る各実施例を
示し、第12図は第1実施例を示す一部切欠正面図、第13
図は第12図の(XIII)−(XIII)線に沿う拡大断面図で
ある。 第14図乃至第20図は本考案の請求項4に係る各実施例を
示し、第14図は第1実施例を示す一部切欠正面図、第15
図は第14図の(XV)−(XV)線に沿う拡大断面図、第16
図は第15図におけるパネル載置用台座を水平方向に回転
させた状態の断面図、第17図は第2実施例を示す一部切
欠正面図、第18図は第3実施例を示す一部切欠正面図、
第19図は第18図の(XIX)−(XIX)線に沿う拡大断面
図、第20図は第19図におけるパネル載置用台座を水平方
向に回転させた状態の断面図である。 第21図は従来例を示す正面図、第22図は他の従来例を示
す一部切欠正面図、第23図は同要部の斜視図である。 図中、Aは支持脚、Bは基礎床面、Cは床パネル、
,a10,a11は脚支柱、a,a20,a21
はパネル載置用台座、1は雄ネジ部、2は高さ調整ナッ
ト、3は凹部、4は凸部、7は筒部、8はナット部、9
は雌ネジ部、10は高さ調整ボルト、である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎床面上に立設される脚支柱と、該脚支
    柱の上端部に上下動可能に嵌合装着されるパネル載置用
    台座と、上記脚支柱の外周面に形成した雄ネジ部に螺合
    させて上記パネル載置用台座を支承する高さ調整ナット
    とで構成され、前記脚支柱の外周面に凸部又は凹部を形
    成すると共に、前記高さ調整ナットの内周面に上記凸部
    又は凹部に係合する凹部又は凸部を形成し、前記凸部は
    その突出方向に出没自在に付勢させ、前記凹部は軸方向
    に延びる溝状に形成すると共に周方向に適宜等間隔をお
    いて複数本形成した事を特徴とする二重床用支持脚。
  2. 【請求項2】基礎床面上に立設される筒状脚支柱と、該
    筒状脚支柱の内周面に形成した雌ネジ部に同軸状に螺合
    される高さ調整ボルトと、該高さ調整ボルトの上端に一
    体的に取付けられるパネル載置用台座とで構成され、前
    記脚支柱の内周面に凸部又は凹部を形成すると共に、前
    記高さ調整ボルトの外周面に上記凸部又は凹部に係合す
    る凹部又は凸部を形成し、前記凸部はその突出方向に出
    没自在に付勢させ、前記凹部は軸方向に延びる溝状に形
    成すると共に周方向に適宜等間隔をおいて複数本形成し
    た事を特徴とする二重床用支持脚。
  3. 【請求項3】基礎床面上に立設される脚支柱と、該脚支
    柱の上端部に上下動可能に嵌合する筒部を備えたパネル
    載置用台座とで構成され、前記パネル載置用台座にナッ
    ト部を同一体に形成して前記脚支柱の外周面に形成した
    雄ネジ部に螺合させ、前記脚支柱の外周面に凸部又は凹
    部を形成すると共に、前記パネル載置用台座の筒部内周
    面に上記凸部又は凹部に係合する凹部又は凸部を形成
    し、前記凸部はその突出方向に出没自在に付勢させ、前
    記凹部は軸方向に延びる溝状に形成すると共に周方向に
    適宜等間隔をおいて複数本形成した事を特徴とする二重
    床用支持脚。
  4. 【請求項4】基礎床面上に立設される脚支柱と、該脚支
    柱の上端部に上下動可能に嵌合する筒部を備えたパネル
    載置用台座とで構成され、前記パネル載置用台座にナッ
    ト部を同一体に形成して前記脚支柱の上部外周面に形成
    した雄ネジ部に螺合させ、前記脚支柱の下部外周面又は
    パネル載置用台座の筒部内周面に複数の凹溝を軸方向に
    沿って周方向に等間隔をおいて形成し、これら互いに隣
    接する凹溝にわたり弾性弯曲板の両側縁部に形成された
    凹部構成辺部を係合させて当該弾性弯曲板を変形可能に
    設置すると共に各弾性弯曲板の間に凹部を形成せしめ、
    前記パネル載置用台座の筒部内周面又は脚支柱の下部外
    周面に上記凹部に係合する凸部を突出形成した事を特徴
    とする二重床用支持脚。
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