JP3454211B2 - 家具用脚装置 - Google Patents

家具用脚装置

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JP3454211B2
JP3454211B2 JP34133699A JP34133699A JP3454211B2 JP 3454211 B2 JP3454211 B2 JP 3454211B2 JP 34133699 A JP34133699 A JP 34133699A JP 34133699 A JP34133699 A JP 34133699A JP 3454211 B2 JP3454211 B2 JP 3454211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机やテーブル等の
家具に用いる高さ調節可能な脚装置に係わり、更に詳し
くは高さの粗調節と微調節とを可能となした家具用脚装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、机やテーブル等の家具に用いる高
さ調節可能な家具用脚装置としては、各種提供されてい
る。通常、テーブル等の支脚には、下端に接地部材を兼
ねたアジャスターが設けられており、アジャスターの螺
軸を支脚の下端の螺孔に螺合し、高さを微調節できるよ
うにしている。
【0003】しかし、前述のアジャスターを回転して高
さ調節する構造のものは、床面がアジャスターに対して
滑り易い面であれば比較的簡単に回転させることができ
るが、カーペットや絨毯を敷いている場合あるいはクッ
ションフロアの場合には回転させることが難しい。更
に、アジャスターは、構造上微調節には向いているが、
大きな高さ調節は不可能である。
【0004】尚、高さを大きく調節できる脚装置として
は、実公昭45−18952号公報にて開示される如
く、筒状の主脚体の下部に、複数の係合溝を上下方向に
一定間隔毎に形成した副脚体を嵌入し、前記主脚体の下
端に筒状の連結部材を固定し、該連結部材から下方へ延
びた複数のばね足下端の内向き突片を前記係合溝に嵌合
するとともに、連結部材の外側に環体を遊嵌し、該環体
下端の内向き周突縁を各ばね足の下端外側の凹溝に嵌
め、且つ環体の上端の内向き周突縁を連結部材の上端に
当止したものが提供されている。
【0005】しかし、前述の公報記載の脚装置は、比較
的簡単に高さを粗調節することができるものの、高さを
微調節することができない。仮に、副脚体の下端に設け
た接地板にアジャスター機能を持たせて微調節できるよ
うに構成しても、床面に接地した接地板を回転させると
きに前述の問題は生じるのである。更に、副脚体は主脚
体の下方に突出しているので、前記係合溝が露出して外
観性を損なうことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、机やテーブ
ル等の家具に用いる高さ調節可能な家具用脚装置であっ
て、高さの粗調節と微調節とが可能であるとともに、床
面の状態によらず簡単に高さを調節することができ、し
かも高さ調節後の状態を極めて安定に維持し、更に外観
性にも優れた家具用脚装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、机やテーブル等の家具に用いる高さ調節可
能な脚装置であって、筒体で形成した主脚体と、軸筒部
の下端部に受部を一体形成した副脚体と、前記主脚体の
下端部内に固定した筒状の外側連結部材と、前記副脚体
の軸筒部の外周に多段階に高さ調節可能且つ回転不能に
外嵌するとともに、前記外側連結部材の下部内に互いに
螺合した内側連結部材と、前記受部の下端部に取付けた
接地部材又はキャスターと、前記主脚体に上下移動可能
に外挿し且つ下端を前記受部に回転不能に凹凸嵌合した
筒状カバーとを備え、該筒状カバーを回転させることで
高さを微調節してなる家具用脚装置を構成した。
【0008】ここで、前記副脚体の軸筒部に上端から下
方へ縦ガイド溝を形成するとともに、該縦ガイド溝に連
続して円周方向へ延びた横ガイド溝を上下多段に形成
し、更に各横ガイド溝の終端に下方へ凹んだ係合溝を形
成する一方、前記内側連結部材の内周面には前記縦ガイ
ド溝及び横ガイド溝を摺動通過し、係合溝に係合し得る
弾性係合部を突設してなることが好ましい形態である。
【0009】更に、前記縦ガイド溝は、上部に直線溝部
を形成し、下部に前記直線溝部に連続して円周方向へ回
転角度を振った階段状の段溝部を形成し、該段溝部の各
肩部に対応して円周方向へ前記横ガイド溝を連続形成し
てなることがより好ましい形態である。
【0010】また、前記係合溝の入口には、前記弾性係
合部が強制的に下方へ通過し且つ上動を弾性的に規制す
る水平な突部を形成してなると、弾性係合部が所定の係
合溝に係合したことをクリック感で確認できるととも
に、その状態を確実に維持できるのである。
【0011】そして、前記副脚体の受部に支軸を下設
し、該支軸を利用して前記接地部材又はキャスターを回
転可能に選択的に取付けてなると、床面がどのような状
態であっても筒状カバーを簡単に回転させて高さを微調
節できるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明の家具用
脚装置を適用したテーブルを示し、図2〜図9は本発明
の代表的な実施形態を示し、図中符号1は天板、2は脚
柱(脚装置)、3はパネルをそれぞれ示している。
【0013】先ず、本実施形態におけるテーブルは、異
形天板1の四隅部を4本の脚柱2,…で支持し、後部の
2本の脚柱2,2は、天板1の一部に形成した切欠部
4,4に上端部を露出し、この上端部が露出した脚柱
2,2にキャップ5により、パネル3の支柱6,6を立
起状態で支持したものである。
【0014】そして、本発明の家具用脚装置2は、筒状
の金属製又は高強度合成樹脂製からなる主脚体7の下部
に、合成樹脂製からなる副脚体8を多段階且つ連続的に
高さ調節可能に連結するとともに、該副脚体8の下端部
に接地部材9又はキャスター10を取付けてなる基本構
造を有している。
【0015】更に詳しくは、筒体で形成した主脚体7
と、軸筒部14の下端部に受部15を一体形成した副脚
体8と、前記主脚体7の下端部内に固定した筒状の外側
連結部材11と、前記副脚体8の軸筒部14の外周に多
段階に高さ調節可能且つ回転不能に外嵌するとともに、
前記外側連結部材11の下部内に互いに螺合した内側連
結部材12と、前記受部15の下端部に取付けた接地部
材9又はキャスター10と、前記主脚体7に上下移動可
能に外挿し且つ下端を前記受部15に回転不能に凹凸嵌
合した筒状カバー13とを備え、該筒状カバー13を回
転させることで高さを微調節してなるものである。
【0016】具体的には、高さを多段階に調節する機構
は、図3に示すように、前記副脚体8の軸筒部14に上
端から下方へ縦ガイド溝16を形成するとともに、該縦
ガイド溝16に連続して円周方向へ延びた横ガイド溝1
7,…を上下多段に形成し、更に各横ガイド溝17の終
端に下方へ凹んだ係合溝18を形成する一方、前記内側
連結部材12の内周面には前記縦ガイド溝16及び横ガ
イド溝17を摺動通過し、係合溝18に係合し得る弾性
係合部19,19を突設してなるものである。
【0017】更に具体的には、前記縦ガイド溝16は、
上部に直線溝部16Aを形成し、下部に前記直線溝部1
6Aに連続して円周方向へ回転角度を振った階段状の段
溝部16Bを形成し、該段溝部16Bの各肩部16C,
…に対応して円周方向へ前記横ガイド溝17を連続形成
している。また、前記係合溝18の入口には、前記弾性
係合部19が強制的に下方へ通過し且つ上動を弾性的に
規制する水平な突部20を形成している。更に、同様に
前記縦ガイド溝16の直線溝部16Aの終端にも戻り止
めの水平な突部21を形成している。
【0018】次に、高さを連続的に調節する機構は、図
2、図4〜図7に示すように、前記外側連結部材11の
内周面下部に調節用雌ネジ部22を形成するとともに、
前記内側連結部材12の外周面の下部に調節用雄ネジ部
23を形成し、内側連結部材12と外側連結部材11と
を内外に同軸状に配設し、両調節用雌ネジ部22と調節
用雄ネジ部23を螺合し、この螺合深さを調節して高さ
を微調節するのである。ここで、前記接地部材9又はキ
ャスター10は、前記副脚体8の受部15に支軸24を
下設し、該支軸24を利用してを回転可能に選択的に取
付けることができるようになっており、前記筒状カバー
13を回転させると、接地部材9又はキャスター10が
回転しなくても、前記副脚体8が回転して、内側連結部
材12が回転する。一方、前記主脚体7は、上端を前記
天板1に固定され、また外側連結部材11は主脚体7に
固定されているので、調節用雌ネジ部22と調節用雄ネ
ジ部23が相対的に回転して螺合深さが変化し、もって
高さが微調節できるのである。
【0019】次に、本発明に係る家具用脚装置2の各部
を説明する。前記主脚体7は、本実施形態ではスチール
製の長尺丸パイプで形成したものである。前記副脚体8
は、強度の高いエンジニアリングプラスチックス製で一
体成形したものであり、前記軸筒部14に縦ガイド溝1
6、横ガイド溝17及び係合溝18を対角位置に一対形
成し、前記受部15は直径を増大させながら上方へ延設
した上端周縁部の外側に、前記筒状カバー13の下端を
嵌合する環状段部25を形成し且つ該環状段部25の側
面の対角位置2箇所に縦溝26,26を形成したもので
ある。また、前記受部15の下部中心部には、前記支軸
24を螺着する筒部27を形成し、下部の外周面は下方
へ向けて直径を減少させたテーパー面28となってい
る。
【0020】前記外側連結部材11は、合成樹脂製で二
つ割りに形成した分割部材11A,11Bの一対で構成
し、また両分割部材11A,11Bは接合状態では円筒
形となるものである。つまり、一方の両分割部材11A
の接合縁の四隅には凸部29,…を突設するとともに、
胴部の上下中間適所には両接合縁の外側に係合爪30,
30を突設し、他方の分割部材11Bの接合縁の四隅に
は前記凸部29,…を互いに凹凸嵌合する凹部31,…
を形成するとともに、胴部の上下中間適所には両接合縁
の外側に前記係合爪30,30を抜け止め嵌合する受入
孔32,32を形成している。更に、外側連結部材11
の外周面には円周方向に延び、軸方向に所定間隔ごとに
複数のリブ33,…を突設し、前記主脚体7の下端部内
に回転不能に密嵌状態で固定される。また、外側連結部
材11の下端縁には前記主脚体7の下端を当止する鍔部
34を形成している。尚、内周面の調節用雌ネジ部22
の成形が難しいが、外側連結部材11は一体成形するこ
とも原理的には可能である。
【0021】また、前記内側連結部材12は、合成樹脂
製で一体成形したものであり、外周面に前記調節用雄ネ
ジ部23を形成するとともに、内周面に前記弾性係合部
19,19を突設し、更に下端縁に前記外側連結部材1
1の鍔部34を当止するフランジ部35を形成してい
る。ここで、前記弾性係合部19は、内周面に突設した
ブロック体36の上面中央部に凹部を形成して肉厚を薄
くし、この薄肉部37で内外へ弾力性を持たせ、その内
面の上端部に爪を突設した構造である。
【0022】また、前記筒状カバー13は、合成樹脂製
で一体成形した円筒形のものであり、前記主脚体7に対
して上下動可能に外挿し得る寸法に設定されており、内
周面の2箇所に縦方向に突条38,38を形成してい
る。
【0023】更に、前記副脚体8の受部15の筒部27
に、前記支軸24の上端部に形成した螺軸39を螺入す
るとともに、該支軸24の中間部に一体形成したナット
部40を筒部27の下端に圧接し、もって受部15に支
軸24を垂設している。尚、前記支軸24の下端部の外
周面には環状溝41を有している。また、前記受部15
の筒部27と支軸24は、螺着する以外にもインサート
成形によって一体化することも可能である。
【0024】次に、前記副脚体8の受部15に、前記接
地部材9又はキャスター10を取付ける構造を説明す
る。先ず、前記接地部材9は、下部が広がった円錐台形
状であり、上部に前記受部15のテーパー面28を嵌合
する上方開放した凹部42を形成し、該凹部42の下面
板43の中心部には前記支軸24のナット部40を受け
入れる凹陥部44と、支軸24自体を嵌入する支持筒4
5を下方へ垂設し、更に該支持筒45の内壁面の下端部
に支軸24の環状溝41に係合する係合凸部46を形成
したものである。従って、前記受部15に前記接地部材
9を取付けるには、該接地部材9を下方から支持筒45
内に支軸24を嵌挿しながら受部15に嵌合するだけ
で、係合凸部46が環状溝41に抜け止め状態で係合す
るとともに、接地部材9の凹部42の上縁が受部15の
テーパー面28に密着した状態となる。ここで、前記接
地部材9は、受部15に対して回転可能であるので、該
接地部材9が床面Fに強く接触していて回転が困難で
も、副脚体8を回転させて高さを微調節することができ
る。
【0025】一方、前記キャスター10は、図9に示す
ように、前記接地部材9と同様な凹陥部47と支持筒4
8とを備えており、また支持筒48の内部に前記同様な
係合凸部49を有しているので、当該キャスター10を
下方から支持筒48内に支軸24を嵌挿しながら受部1
5に嵌合するだけで、前記同様に受部15に回転可能に
取付けることができる。尚、前記支軸24は、本来はキ
ャスター10を構成する部品であり、本実施形態では予
め受部15に固定しているので、その支軸24を利用し
て前記接地部材9を取付けるようにしたのである。
【0026】そして、本発明に係る家具用脚装置で高さ
を調節するには、先ず図6に示すように、前記筒状カバ
ー13を押し上げて、副脚体8の前記軸筒部14を露出
させ、当該副脚体8に対して前記主脚体7を持ち上げ、
前記弾性係合部19を突部20を乗り越えさせて係合溝
18から脱した後、副脚体8を一方向へ回転させて該弾
性係合部19を横ガイド溝17に沿って移動させ、それ
から段溝部16Bを移動させて所定の高さに位置させ、
特に弾性係合部19を下方へ移動させる際には前記肩部
16Cに当止した後、逆方向へ回転させて所定高さの横
ガイド溝17に沿ってその終端まで円周方向へ移動さ
せ、そして主脚体7を下降させて、弾性係合部19を突
部20を乗り越えさせて係合溝18に係合させる。この
状態で、副脚体8に対して内側連結部材12は円周方向
へ移動しない。また、前記弾性係合部19が、横ガイド
溝17の高さに一致した際に、前記内側連結部材12の
下端縁に対応する前記軸筒部14の外周面に凹部や色付
けによってマーカー50,…を設けている。このマーカ
ー50を目印にすれば、素早く高さ調節ができる。
【0027】次に、高さを微調節する場合には、図6に
示すように、前記筒状カバー13を押し下げて前記受部
15の環状段部25に下端を嵌合するとともに、縦溝2
6,26内に突条38,38を嵌合して回転に対して一
体となした後、該筒状カバー13を所定の回転方向へ回
転させると、前記調節用雌ネジ部22と調節用雄ネジ部
23の螺合深さ連続的に変化して、高さを微調節するの
である。
【0028】このように、前記内側連結部材12の弾性
係合部19を係合する係合溝18,…を選択することに
よって、高さを係合溝18,…の間隔に応じて段階的に
調節すること、即ち高さを粗調節することができるので
ある。また、前記筒状カバー13とともに副脚体8を回
転させて、調節用雌ネジ部22と調節用雄ネジ部23の
螺合深さを調節することにより、その回転状態に応じて
高さを微調節することができるのである。
【0029】尚、本発明に係る家具用脚装置は、内側連
結部材12と外側連結部材11とを一体化して、高さを
段階的にのみ調節できるようにすることもできる。
【0030】また、本発明に係る家具用脚装置(脚柱)
は、机やテーブルに用いることに限定されず、高さ調節
が必要な家具一般に適用できるものであり、例えば衝立
パネル、間仕切パネル、あるいは収納棚の支柱としても
利用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の請求項1に係る
家具用脚装置は、机やテーブル等の家具に用いる高さ調
節可能な脚装置であって、筒体で形成した主脚体と、軸
筒部の下端部に受部を一体形成した副脚体と、前記主脚
体の下端部内に固定した筒状の外側連結部材と、前記副
脚体の軸筒部の外周に多段階に高さ調節可能且つ回転不
能に外嵌するとともに、前記外側連結部材の下部内に互
いに螺合した内側連結部材と、前記受部の下端部に取付
けた接地部材又はキャスターと、前記主脚体に上下移動
可能に外挿し且つ下端を前記受部に回転不能に凹凸嵌合
した筒状カバーとを備え、該筒状カバーを回転させるこ
とで高さを微調節してなるので、高さの粗調節と微調節
とを行うことができるとともに、床面の状態によらず簡
単に高さを調節することができ、しかも筒状カバーを回
転させることで高さを微調節できるので調節作業が簡単
である。
【0032】請求項2によれば、主脚体に対して副脚体
を回転、上下変位させるだけで、簡単に高さを多段階に
調節することができ、また調節後の状態も極めて安定で
ある。
【0033】請求項3によれば、横ガイド溝の位置を段
溝部の各肩部に弾性係合部を当止させることにより、簡
単に確認することができ、短時間で高さの粗調節ができ
る。
【0034】請求項4によれば、弾性係合部が所定の係
合溝に係合したことをクリック感で確認できるととも
に、その状態を確実に維持できるのである。
【0035】請求項5によれば、副脚体の受部に下設し
た支軸を利用して接地部材又はキャスターを選択的に取
付けることができるので、部品の共通化によってコスト
の低減化が図れるとともに、接地部材又はキャスターを
床面に載置したまま、筒状カバーを回転させることで高
さを微調節できるので調節作業が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家具用脚装置を適用したテーブルの全
体斜視図である。
【図2】本発明の家具用脚装置の実施形態を示す分解斜
視図である。
【図3】同じく副脚体を示し、(a)は側面図、(b)
は(a)のX−X線断面図である。
【図4】同じく外側連結部材の分解斜視図である。
【図5】同じく内側連結部材を部分破断して示した側面
図である。
【図6】同じく筒状カバーを押し上げた調節途中の状態
を示す要部の縦断面図である。
【図7】同じく筒状カバーを押し下げた使用状態を示す
要部の縦断面図である。
【図8】同じく要部の横断面図である。
【図9】同じく接地部材の代わりにキャスターを装着し
た使用状態を示す要部の縦断面図である。
【符号の説明】 1 天板 2 家具用脚装置(脚柱) 3 パネル 4 切欠部 5 キャップ 6 支柱 7 主脚体 8 副脚体 9 接地部材 10 キャスター 11 外側連結部材 11A,11B 分割部材 12 内側連結部材 13 筒状カバー 14 軸筒部 15 受部 16 縦ガイド溝 16A 直線溝部 16B 段溝部 16C 肩部 17 横ガイド溝 18 係合溝 19 弾性係合部 20 突部 21 突部 22 調節用雌ネジ部 23 調節用雄ネジ部 24 支軸 25 環状段部 26 縦溝 27 筒部 28 テーパー面 29 凸部 30 係合爪 31 凹部 32 受入孔 33 リブ 34 鍔部 35 フランジ部 36 ブロック体 37 薄肉部 38 突条 39 螺軸 40 ナット部 41 環状溝 42 凹部 43 下面板 44 凹陥部 45 支持筒 46 係合凸部 47 凹陥部 48 支持筒 49 係合凸部 50 マーカー F 床面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机やテーブル等の家具に用いる高さ調節
    可能な脚装置であって、筒体で形成した主脚体と、軸筒
    部の下端部に受部を一体形成した副脚体と、前記主脚体
    の下端部内に固定した筒状の外側連結部材と、前記副脚
    体の軸筒部の外周に多段階に高さ調節可能且つ回転不能
    に外嵌するとともに、前記外側連結部材の下部内に互い
    に螺合した内側連結部材と、前記受部の下端部に取付け
    た接地部材又はキャスターと、前記主脚体に上下移動可
    能に外挿し且つ下端を前記受部に回転不能に凹凸嵌合し
    た筒状カバーとを備え、該筒状カバーを回転させること
    で高さを微調節してなることを特徴とする家具用脚装
    置。
  2. 【請求項2】 前記副脚体の軸筒部に上端から下方へ縦
    ガイド溝を形成するとともに、該縦ガイド溝に連続して
    円周方向へ延びた横ガイド溝を上下多段に形成し、更に
    各横ガイド溝の終端に下方へ凹んだ係合溝を形成する一
    方、前記内側連結部材の内周面には前記縦ガイド溝及び
    横ガイド溝を摺動通過し、係合溝に係合し得る弾性係合
    部を突設してなる請求項1記載の家具用脚装置。
  3. 【請求項3】 前記縦ガイド溝は、上部に直線溝部を形
    成し、下部に前記直線溝部に連続して円周方向へ回転角
    度を振った階段状の段溝部を形成し、該段溝部の各肩部
    に対応して円周方向へ前記横ガイド溝を連続形成してな
    る請求項2記載の家具用脚装置。
  4. 【請求項4】 前記係合溝の入口には、前記弾性係合部
    が強制的に下方へ通過し且つ上動を弾性的に規制する水
    平な突部を形成してなる請求項2又は3記載の家具用脚
    装置。
  5. 【請求項5】 前記副脚体の受部に支軸を下設し、該支
    軸を利用して前記接地部材又はキャスターを回転可能に
    選択的に取付けてなる請求項1〜4何れかに記載の家具
    用脚装置。
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