JPH0625442B2 - サブフレ−ムの接合構造 - Google Patents

サブフレ−ムの接合構造

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JPH0625442B2
JPH0625442B2 JP15975584A JP15975584A JPH0625442B2 JP H0625442 B2 JPH0625442 B2 JP H0625442B2 JP 15975584 A JP15975584 A JP 15975584A JP 15975584 A JP15975584 A JP 15975584A JP H0625442 B2 JPH0625442 B2 JP H0625442B2
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JP
Japan
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frame
sub
auxiliary plate
subframe
width
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JP15975584A
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JPS6138036A (ja
Inventor
敏光 酒井
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【従来分野】
本発明は、例えば一方の鉄骨(主材)に他方の鉄骨(サ
ブフレーム)の垂直に突き合わせ溶接する場合に実施さ
れる技術に関する。
【背景技術】
従来にあっては、サブフレーム2の横幅よりも横幅の狭
い矩形状の補助プレート3aを用い、この矩形状の補助
プレート3aをサブフレーム2の端部周面に当接し、補
助プレート3aの側縁及び端縁を補助プレート3aに隅肉
溶接し、サブフレーム2の端縁及び補助プレート3aを
端縁を主材1に突き合わせ溶接していた。このため補助
プレート3aにより主材1とサブフレーム2の溶接部の
補強をしているとはいえ、その補強はサブフレーム2の
全幅に亘るものでなく一部の補強にすぎなかった。これ
は補助プレート3aの側面をサブフレーム2に隅肉溶接
する必要から補助プレート3aの幅をサブフーレム2の
幅と等しくすることができなかったものである。
【発明の目的】
本発明の叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは補助プレートを用いた
サブフレームの突き合わせ溶接において、補助プレート
有効長さを限度一杯に延ばし、突き合わせ溶接部分の強
度を向上させることにある。
【発明の開示】
本発明サブフレームの接合構造は、主材1の表面にサブ
フレーム2の端面を突き合わせ、広幅部4の横幅がサブ
フレーム2の横幅と等しくなったT字状の補助プレート
3をサブフレーム2の端部周面に面接させて補助プレー
ト3の広幅部4をサブフレーム2の端面側に向けて配置
し、サブフレーム2の突き合わせ部分においてサブフレ
ーム2の端縁と広幅部4の端縁とを横幅全長に亘って主
材1に溶接し、補助プレート3の細幅部5周縁をサブフ
レーム2の周面に溶接して成ることを特徴とするもので
あり、これによって上記目的を達成するに至った。 以下本発明の実施例を添付図に基いて詳述する。1は主
材であり、図示例では鉄骨系プレハブ住宅の骨組のうち
のH型鋼の柱7であり、2はサブフレーム2であって、
図示例では架設梁や張り出し梁のようなH型鋼の横材で
ある。サブフレーム2の端面においてはウエブ8の上端
部及び下端部が4分の1円状に切り欠かれて切欠部9が
設けられており、上下のフランジ10の先端は全幅に亘
って斜めに開先6aをとられ開先6aをとったフランジ1
0の先端はウエブ8の端面よりも短く引っ込められれて
いる。3は広幅部4と細幅部5とからなるT字状の補助
プレートであり、広幅部4の横幅Bはサブフレーム2の
フランジ10の横幅Wと等しくなっており、細幅部5の
横幅bは補助プレート3自体の溶接に十分な寸法となっ
ており、全縦長Lはサブフレーム2の補強に必要な長さ
となっている。更に、広幅部4の端縁には全幅に亘って
サブフレーム2と同じ開先各で開先6bがとられてい
る。 而して、まず広幅部4が端面側を向くようにしてサブフ
レーム2の上下のフランジ10の端部表面に補助プレー
ト3を当接させ、広幅部4の横幅とフランジ10の横幅
を合わせ、フランジ10の開先6aと広幅部4の開先6b
を合わせる。合わせ終わったら細幅部5の両側面及び端
面を隅肉溶接する(図示イ)。この後、サブフレーム2
の端面を柱7の側面(フランジ)に突き合わせ、第3図
及び第4図のように切欠部9に左右に挿通させた裏当て
金11をフランジ10の先端裏面に当ててフランジ10
の先端と柱7との間の隙間を閉じる。この状態でサブフ
レーム2のフランジ10先端及び補助プレート3の広幅
部4先端と柱7の裏当て金11との間に横幅全幅に亘っ
てグループ溶接するのである(図示ロ)。このようにす
ると広幅部4の側面は隅肉溶接ができなくなるが、サブ
フレーム2の横幅には限度があるのに対し、長さには制
限がないので細幅部5の長さを十分な長さとすることで
サブフレーム2との溶接強度を確保することが可能であ
り、溶接強度が増すと共に溶接強度の設計も容易となる
のである。尚、上記実施例のように裏当て金11を用い
ることにより全断面有効溶接と見なすことができるよう
になるが、必要なければ裏当て金11及び切欠部9を省
くことでき、このときフランジ10先端とウエブ8端面
とは揃えておいてもよい。
【発明の効果】
本発明は叙述のごとく、主材にサブフレームの端面を突
き合わせ、広幅部の横幅がサブフレームの横幅と等しく
なったT字状の補助プレートをサブフレームの端部周面
に面接させて補助プレートの広幅部をサブフレームの端
面側に向けて配置し、サブフレームの突き合わせ部分に
おいてサブフレームの端縁と広幅部の端縁とを横幅全長
に亘って主材に溶接し、補助プレートの細幅部をサブフ
レームに溶接してあるから、補助プレートを用いたサブ
フレームの突き合わせ溶接において、補助プレートの横
幅方向での有効長さを限界となるサブフレームの横幅一
杯に用いることができ、主材とサブフレームとの間の突
き合わせ溶接部分の補強率を大きくでき溶接強度を向上
させられるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略斜視図、第2図は
同上の補助プレートの斜視図、第3図は主材とサブフレ
ームとの接合箇所を示す平面図、第4図は同上の正面
図、第5図は同上の全体正面図、第6図は従来例の斜視
図であり、1は主材、2はサブフレーム、3は補助プレ
ート、4は広幅部、5は細幅部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主材の表面にサブフレームの端面を突き合
    わせ、広幅部の横幅がサブフレームの横幅と等しくなっ
    たT字状の補助プレートをサブフレームの端部周面に面
    接させて補助プレートの広幅部をサブフレームの端面側
    に向けて配置し、サブフレームの突き合わせ部分におい
    てサブフレームの端縁と広幅部の端縁とを横幅全長に亘
    って主材に溶接し、補助プレートの細幅部の周縁をサブ
    フレームの周面に溶接して成ることを特徴とするサブフ
    レームの接合構造。
  2. 【請求項2】サブフレームの端縁と補助プレートの広幅
    部端縁とに開先をとって主材にグルーブ溶接することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のサブフレームの
    接合構造。
JP15975584A 1984-07-30 1984-07-30 サブフレ−ムの接合構造 Expired - Lifetime JPH0625442B2 (ja)

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JPS6138036A JPS6138036A (ja) 1986-02-24
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MX2018002980A (es) 2015-09-14 2018-05-28 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp Metodo de soldadura de filete y junta soldada de filete.

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JPS6138036A (ja) 1986-02-24

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