JPH0625381Y2 - 脱着式サンルーフの位置調整装置 - Google Patents

脱着式サンルーフの位置調整装置

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JPH0625381Y2
JPH0625381Y2 JP1533688U JP1533688U JPH0625381Y2 JP H0625381 Y2 JPH0625381 Y2 JP H0625381Y2 JP 1533688 U JP1533688 U JP 1533688U JP 1533688 U JP1533688 U JP 1533688U JP H0625381 Y2 JPH0625381 Y2 JP H0625381Y2
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JP
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JP1533688U
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賢司 向畑
繁治 横山
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乗物屋根に設けられる脱着式サンルーフの位
置調整装置に関する。
(従来の技術) 乗物屋根に形成された開口部を着脱自在に施蓋するルー
フパネルと、該ルーフパネルを上下方向に揺動自在とす
るトグル式開閉装置とを有し、該開閉装置は、屋根下面
側に固定されたベースプレートと、前記ルーフパネルの
後部下面に左右方向の枢軸回りに回動自在に枢支された
操作レバーと、一端に形成された第1軸がベースプレー
トに、他端に形成された第2軸が操作レバーに夫々左右
方向の軸回りに回動自在に枢支された左右一対のリンク
とを有するトルグ機構とからなり、該一対のリンクを対
向内方向へ移動させると、該リンクの第1軸とベースプ
レートとの結合が解除され、ルーフパネルが開口部から
取外し可能となる脱着式サンルーフがあった(実開昭57
-50415公報)。
また第8図に示される如く、ベースプレート101にはボ
ルト102,103が遊挿される前後方向に細長状とされた遊
挿孔104,105が後部に1箇所、前部に左右1対、計3箇
所形成されており、屋根105下面側に溶着されたナット1
06,107を利用してベースプレート101をボルト102,103締
結するよう構成されていた。
そして、屋根108側とルーフパネルとの取付け高さ調整
は、ベースプレート101を前後方向に位置調整すること
によって行なっていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構造にあっては、ベースプレー
ト101を目測で位置決めし、ボルト102,103を締結した
後、ルーフパネルを装着し、屋根108側との段差を確認
していた。そして段差が生じている場合にあっては、再
度同様の方法によって位置調整を行なっていた。従って
ベースプレート101の前後調整、位置決めは面倒な作業
となっていた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、ベースプレートの
位置決め調整作業が容易に行なえ、作業性の向上が図れ
るものを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、乗物屋根1に形成された開口部2を
着脱自在に施蓋するルーフパネル5と、該ルーフパネル
5を上下方向揺動自在とするトグル式開閉装置25とを有
し、該開閉装置25は、屋根1下面側に固着されたナット
35,36を利用してボルト17,18締結されたベースプレート
13と、ベースプレート13とルーフパネル5とを着脱自在
に連結するトグル機構10とからなり、ベースプレート13
にボルト17,18が遊挿される前後方向に細長状とされた
遊挿孔19,20が後部に1箇所、前部に左右1対形成さ
れ、ボルト17,18と各遊挿孔19,20との相対位置調整によ
りベースプレート13を屋根1側に対し位置調整自在に固
定したものにおいて、前記ベースプレート13の後部側下
面にアジャストプレート26が前後方向に位置調整自在に
ネジ31締結されると共にアジャストプレート26の前後位
置視認用の目盛部32が設けられ、アジャストプレート26
の後部側遊挿孔20と対応した位置にボルト18が挿通され
ると共にボルト18の前後方向の相対移動を規制する左右
方向に細長状とされた位置決め孔29が形成されてなる点
にある。
(作用) 本考案によれば、アジャストプレート26をベースプレー
ト13の後部側下面に固定するに際し、目盛部32を利用し
て所定位置に固定すれば、位置決め孔29とボルト18との
相対移動が規制されているため、ベースプレート13の前
後方向位置が決定される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第7図において、1は乗物屋根で、該屋根1の
前部に矩形状の開口部2が形成され、該開口部2の周縁
下部には雨樋部3が形成され、該雨樋部3の内周縁上端
にはシーリングストリップ4が設けられている。
5は開口部2を開閉するルーフパネルで、ガラス、金属
またはプラスチック等で形成されていて、その周縁には
ウエザーストリップ6が被冠され、該ウエザーストリッ
プ6の上端縁は開口部2の周縁にわたり略同一平面に位
置している。また、ルーフパネル5の前下面には左右一
対のメイル7が取付けられ、該メイル7は屋根1側に設
けられた左右一対のフィメイル8に挿入されて、着脱自
在に且つ上下揺動自在に枢支されている。
ルーフパネル5の後下面にはブラケット9を介してトル
グ機構10が取付けられている。
トルグ機構10は、ブラケット9に枢軸11を介して前端が
枢支された操作レバー12と、該操作レバー12と屋根1下
面側に固定のベースプレート13とを連結しているリンク
14とを有する。
ベースプレート13は第3図に示される如く、左右1対の
支持アーム15,15と、各支持アーム15,15の後端部を互い
に連結する後部連結部16とによって平面視略コ字状に主
構成され、各支持アーム15の前後方向途中部及び、後部
連結部16の左右方向中間部に、ボルト17,17,18が遊挿さ
れる前後方向に細長状とされた遊挿孔19,19,20が夫々形
成されている。
前記リンク14は左右1対あって略対称に配置されてお
り、前後端には互いに平行でかつ逆方向に突出した第1
軸21と第2軸22が形成され、各リンク14から外向きに突
出した第1軸21はベースプレート13の支持アーム15前端
部に形成された左右方向の挿通孔23に軸方向脱着自在に
挿入支持されている。また内向きに突出した第2軸22は
操作レバー12の上面に突設された左右1対の軸受部24に
貫通状に枢支連結されると共に、軸方向内方に相対移動
自在に弾発支持され、各リンク14の前記軸方向内方への
相対移動により、第1軸21が挿通孔23より離脱可能とな
る。
そして上記ベースプレート13及びトグル機構10によりル
ーフパネル5を上下方向に揺動自在とするトグル式開閉
装置25を構成している。
26は平板状のアジャストプレートで、後部連結部16の遊
挿孔20が形成された部分の下面側に取付けられている。
アジャストプレート26は前部及び後部に切欠溝27,28が
形成され、前後方向中間部には左右方向に細長状とされ
た位置決め孔29が形成されている。
アジャストプレート26は第1図乃至第3図に示される如
く、後部連結部16の後端部下面側に突設された突起部30
に後側切欠溝28が前後方向相対移動自在に係合されると
共に、後部連結部16に進退自在に螺合された固定ネジ31
が前側切欠溝27に前後方向に相対可能に係合されてい
る。また位置決め孔29は遊挿孔20と対応した位置に形成
されており、ボルト18の外径と略同巾の前後方向巾を有
し、ボルト18に対する前後方向の相対移動を規制すべく
構成されている。
また後部連結部16下面側にはアジャストプレート26の前
後位置調整用の目盛部としての目盛線32が前後方向に複
数設けられている。
そして固定ネジ31を緩めれば、各切欠溝27,28と、固定
ネジ31及び突起部30とが夫々前後方向に相対移動自在と
される。
33はカバー体を取付けるためのネジ孔である。
一方、屋根1下面側のプレート34上面にはベースプレー
ト13取付用のボルト17,18が螺合されるナット35,36が予
め、所定位置に溶接により固着されている。
本考案の実施例は以上のように構成されており、ベース
プレート13を屋根1下面側に取付けるに際し、ルーフパ
ネル5と屋根1面とが段差の生じない位置に予め、アジ
ャストプレート26を前後調整して固定ネジ31を締結し、
位置決め固定する。その状態でボルト18をアジャストプ
レート26の位置決め孔29及び後部連結部16の遊挿孔20を
通しナット36に螺合して仮締めすれば、位置決め孔29に
よってボルト18との前後方向の相対移動が規制されるこ
とから、ベースプレート13の前後方向の位置が決定され
る。次に前側の各遊挿孔19にボルト17を通し、ベースプ
レート13が相対移動可能な程度に、ナット35を螺合す
る。その後、ルーフパネル5を装着し、操作レバー12を
操作して、開口部2にルーフパネル5を嵌合させれば、
ベースプレート13の左右方向の位置が決定され、最終的
に各ボルト17,18を締結する。
以上のように、予め、目盛線32を利用してアジャストプ
レート26を所定位置に取付けることによって、ベースプ
レート13の前後位置調整が行なえ、従って、ベースプレ
ート13の位置決め調整作業が容易となり、作業性が向上
する。
また、段差が発生した場合にあっては、各ボルト17,18
を緩め、アジャストプレート26を目盛線32を利用して前
後に調整した後、再度各ボルト17,18を締結すればよ
く、調整が容易に行なえる。
尚、上記実施例において、アジャストプレート26の前後
方向移動が各切欠溝27,28と、突起部30及び固定ネジ31
との相対移動によるものを示しているが、アジャストプ
レート26側に突起部を設け、後部連結部16側にこの突起
部が相対移動自在な前後方向の案内溝を形成する構成で
あってもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、乗物屋根に形成された開口部を着脱自
在に施蓋するルーフパネルと、該ルーフパネルを上下方
向揺動自在とするトルグ式開閉装置とを有し、該開閉装
置は、屋根下面側に固着されたナットを利用してボルト
締結されたベースプレートと、ベースプレートとルーフ
パネルとを着脱自在に連結するトルグ機構とからなり、
ベースプレートにボルトが遊挿される前後方向に細長状
とされた遊挿孔が後部に1箇所、前部に左右1対形成さ
れ、ボルトと各遊挿孔との相対位置調整によりベースプ
レートを屋根側に対し位置調整自在に固定したものにお
いて、前記ベースプレートの後部側下面にアジャストプ
レートが前後方向に位置調整自在にネジ締結されると共
にアジャストプレートの前後位置視認用の目盛部が設け
られ、アジャストプレートの後部側遊挿孔と対応した位
置にボルトが挿通されると共にボルトの前後方向の相対
移動を規制する左右方向に細長状とされた位置決め孔が
形成されてなるものであり、目盛部を利用して予め、ア
ジャストプレートを所定位置に取付け固定しておけば、
ベースプレートの前後位置調整が行なえ、ベースプレー
トの位置決め調整作業が容易となり、作業性が向上す
る。またベースプレートの調整の必要が生じた場合であ
っても、容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図は第
1図II-II線矢視図、第3図はベースプレートの平面
図、第4図は第1図IV-IV線断面矢視図、第5図はアジ
ャストプレートの斜視図、第6図は乗物屋根の斜視図、
第7図は第6図VII-VII線断面矢視図、第8図は従来例
を示す要部断面図である。 1…乗物屋根、2…開口部、5…ルーフパネル、10…ト
グル機構、13…ベースプレート、17,18…ボルト、19,20
…遊挿孔、25…トグル式開閉装置、26…アジャストプレ
ート、31…固定ネジ、32…目盛線、35,36…ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗物屋根1に形成された開口部2を着脱自
    在に施蓋するルーフパネル5と、該ルーフパネル5を上
    下方向揺動自在とするトグル式開閉装置25とを有し、該
    開閉装置25は、屋根1下面側に固着されたナット35,36
    を利用してボルト17,18締結されたベースプレート13
    と、ベースプレート13とルーフパネル5とを着脱自在に
    連結するトグル機構10とからなり、ベースプレート13に
    ボルト17,18が遊挿される前後方向に細長状とされた遊
    挿孔19,20が後部に1箇所、前部に左右1対形成され、
    ボルト17,18と各遊挿孔19,20との相対位置調整によりベ
    ースプレート13を屋根1側に対し位置調整自在に固定し
    たものにおいて、前記ベースプレート13の後部側下面に
    アジャストプレート26が前後方向に位置調整自在にネジ
    31締結されると共にアジャストプレート26の前後位置視
    認用の目盛部32が設けられ、アジャストプレート26の後
    部側遊挿孔20と対応した位置にボルト18が挿通されると
    共にボルト18の前後方向の相対移動を規制する左右方向
    に細長状とされた位置決め孔29が形成されてなることを
    特徴とする脱着式サンルーフの位置調整装置。
JP1533688U 1988-02-06 1988-02-06 脱着式サンルーフの位置調整装置 Expired - Lifetime JPH0625381Y2 (ja)

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JPH01122320U JPH01122320U (ja) 1989-08-18
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