JPH069849Y2 - トラクタ用キャビンにおけるウェザーストリップ取付構造 - Google Patents

トラクタ用キャビンにおけるウェザーストリップ取付構造

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JPH069849Y2
JPH069849Y2 JP15535787U JP15535787U JPH069849Y2 JP H069849 Y2 JPH069849 Y2 JP H069849Y2 JP 15535787 U JP15535787 U JP 15535787U JP 15535787 U JP15535787 U JP 15535787U JP H069849 Y2 JPH069849 Y2 JP H069849Y2
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strut
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満弘 九冨
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ用キャビンにおけるウェザーストリ
ップの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、トラクタ用キャビンの支柱において、支柱長手方
向に沿って嵌合凹部が形成され、この嵌合凹部に、窓形
成部材の外周縁に周設したウェザーストリップを嵌合し
たものがある。例えば、実開昭60−149474号公報に示さ
れる如くである。
この技術はオペレータの視界をさえぎるのを避けている
点で有利である。
しかし、この技術では、ウェザーストリップの取付けに
ついては、嵌合凹部に嵌合しているだけであり、このた
め、ウェザーストリップの離脱防止技術が必要となる。
第4図、第5図は、ウェザーストリップの離脱防止技術
に関するもので、第4図の第1従来例は、支柱101に帯
板102を溶接によって固着し、この帯板102に、窓形成部
材103の外周縁に周設したウェザーストリップ104の嵌合
溝を、その弾性変形により嵌入して取付けている。
また、第5図の第2従来例は、支柱101をリップ105付の
最中構造としたもので、リップ105にウェザーストリッ
プ104の嵌合溝を嵌入している。
(考案が解決しようとする問題点) 第1従来例にあっては、帯板102を溶着するものであ
り、製作誤差が大となる。
また、第2従来例にあっては、支柱101の製作自体が面
倒である。
各従来例はともに、支柱101と窓形成部材(ガラス、プ
ラスチック)103との寸法精度が要求され、組付にあた
って、専門家の手が必要となる。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、ウェザーストリッ
プを簡単かつ容易に取付け可能で、しかも、取付けの確
実化を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、車体31に装着されたキャビン支柱12
に、嵌合凹部24を支柱12長手方向にわたって形成し、こ
の嵌合凹部24に、窓形成部材20の外周縁に周設したウェ
ザーストリップ19を嵌入したものにおいて、ウェザース
トリップ19を嵌合凹部24内で挟着すべく、押え金具25の
基部26がウェザーストリップ19に埋入状に固着されると
共に、押え金具25の突出部27がキャビン支柱12にネジ28
締結され、これらネジ28及び突出部27の外面側を覆うリ
ップ部29がウェザーストリップ19の周縁部に沿って形成
され、該リップ部29の先端部が、ネジ28及び押え金具25
の外面側を越えてキャビン支柱12に接当されている点に
ある。
(作用) 本考案によれば、キャビン支柱12の嵌合凹部24に窓形成
部材20の外周縁に周設されたウェザーストリップ19を嵌
め込み、押え金具25の突出部27を支柱12側にネジ28締結
すれば、押え金具25の基部によってウェザーストリップ
19を嵌合凹部24内で挟持状に保持し、ここに窓形成部材
20を強固に取付けることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第3図において、1はトラクタであり、キャビ
ン2が装着されている。
3はエンジンで、その後部にはクラッチハウジング4を
介してミッションケース5が連結され車体31を構成して
いる。6はボンネットで、エンジン3等を覆っている。
8はエンジン3の両側から前方へ張出された前車軸受枠
7にセンタピポットされた前輪、9は後輪を示すもので
ある。また、10はボンネット6後端部を構成する補助ボ
ンネットで、その後部を介してステアリング11が立設装
備されている。
キャビン2は左右一対の前部支柱12と、左右一対の後部
支柱13、及び左右一対の中間支柱14を備えてなり、それ
ら各支柱12,13,14の下部を左右一対の基端側部枠15にて
連結すると共に、頂部を天蓋枠16にて四辺形に連結して
あり、また下部前端部及び下部後端部も基端前部枠及び
基端後部枠によって連結されている。
17は天井材で、天蓋枠16上に固着されている。
そして、車体31側にキャビン2が連結固定されている。
各支柱12,13,14間には、外周縁に弾性材料よりなるウェ
ザーストリップ19を周設したガラス、プラスチック製の
窓形成部材20を設けている。即ち窓形成部材20は、ヒン
ジ21を支点に開閉される左右のドア22、フロント部、サ
イド部及びリヤ部に夫々設けられている。
次に窓形成部材20の取付構造を第1図に示されるフロン
ト部について説明する。即ち、前部支柱12、天蓋枠16、
基端前部枠(以下、キャビン支柱として前部支柱12で代
表する)はキャビン2内周側において支柱長手方向にわ
たって嵌合凹部24が形成されている。一方、ウェザース
トリップ19の外周面側には押え金具25の基部26が埋入固
着されており、嵌合凹部24にウェザーストリップ19が嵌
入されると共に、押え金具25の突出部27をネジ28によっ
て支柱12に締結することにより、ウェザーストリップ19
が嵌合凹部24内で挟着され、ここに窓形成部材20が取付
けられる。また前記ネジ28及び押え金具25の突出部27の
外面側を覆うリップ部29がウェザーストリップ19の周縁
部に沿って一体に形成されている。
尚、押え金具25はウェザーストリップ19の長手方向全長
にわたる板状材でも、ウェザーストリップ19の長手方向
に間隔をおいて設けられた短辺ピース材であってもよ
い。また押え金具25の基部26はウェザーストリップ19の
溝に嵌入状に固着された構造であっても、一体成形によ
って固着する構造であってもよい。
またドア22、サイド部、リヤ部の窓形成部材20も上記同
様に取付けられている。
またドア22のヒンジ21の回動中心は、前部支柱12の前側
に位置され、ドア22の開き角度が大きくとれるよう構成
されている。
本考案の実施例は以上のように構成されており、支柱12
の嵌合凹部24に、窓形成部材20のウェザーストリップ19
を嵌め込み、押え金具25をネジ28で支柱12側に締結する
だけでよく、簡単かつ容易に取付けることができる。ま
たウェザーストリップ19は嵌合凹部24内で押え金具25に
よって挟持されることとなり、取付けが確実となり、離
脱が防止できる。さらに、押え金具25の突出部27やネジ
28がリップ部29によって覆い隠されるため、外観が向上
できる。またネジ28が直射日光や風雨に直接、さらされ
ず、さびつきや腐食等の損傷が防止でき、取外し時にお
ける作業性がよい。
尚、ネジ28の締結弛緩時においては、第11図仮想線で示
される如く、リップ部29を弾性変形させた状態で、締結
弛緩作業を行なえばよい。
(考案の効果) 本考案によれば、ウェザーストリップ19を嵌合凹部24内
で挟着すべく、押え金具25の基部26がウェザーストリッ
プ19に埋入状に固着されると共に、押え金具25の突出部
27がキャビン支柱12にネジ28締結されているので、ウェ
ザーストリップ19は嵌合凹部24内で押え金具25によって
挟持されることとなり、取付けが確実となる。しかも、
押え金具25の基部26がウェザーストリップ19に埋入状に
固着されされているため、窓形成部材20をキャビン支柱
12に取り付ける際に、窓形成部材20をキャビン支柱12に
対して適当な位置に保持しながら押え金具25をキャビン
支柱12にネジ28締結してゆけばよく、押え金具25を窓形
成部材20とは別に保持する必要は無くなり、窓形成部材
20を簡単かつ確実に取り付けることができる。
また、ネジ28及び突出部27の外面側を覆うリップ部29が
ウェザーストリップ19の周縁部に沿って形成され、該リ
ップ部29の先端部が、ネジ28及び押え金具25の外面側を
越えてキャビン支柱12に接当されているので、リップ部
29によってネジ28及び押え金具25を確実に覆い隠すこと
ができて、外観を著しく向上し得ると共に、ネジ28及び
押え金具25を錆び付きや腐食等の損傷から確実に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面平面図、第2図
は第1図II−II線矢視図、第3図は全体側面、第4図及
び第5図は従来例を示す要部断面平面図である。 1……トラクタ、2……キャビン、12……前部支柱、13
……後部支柱、14……中間支柱、19……ウェザーストリ
ップ、20……窓形成部材、24……嵌合凹部、25……押え
金具、26……基部、27……突出部、28……ネジ、29……
リップ部、31……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体31に装着されたキャビン支柱12に、嵌
    合凹部24を支柱12長手方向にわたって形成し、この嵌合
    凹部24に、窓形成部材20の外周縁に周設したウェザース
    トリップ19を嵌入したものにおいて、ウェザーストリッ
    プ19を嵌合凹部24内で挟着すべく、押え金具25の基部26
    がウェザーストリップ19に埋入状に固着されると共に、
    押え金具25の突出部27がキャビン支柱12にネジ28締結さ
    れ、これらネジ28及び突出部27の外面側を覆うリップ部
    29がウェザーストリップ19の周縁部に沿って形成され、
    該リップ部29の先端部が、ネジ28及び押え金具25の外面
    側を越えてキャビン支柱12に接当されていることを特徴
    とするトラクタ用キャビンにおけるウェザーストリップ
    取付構造。
JP15535787U 1987-10-08 1987-10-08 トラクタ用キャビンにおけるウェザーストリップ取付構造 Expired - Lifetime JPH069849Y2 (ja)

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