JPH06253781A - すじ鍋 - Google Patents
すじ鍋Info
- Publication number
- JPH06253781A JPH06253781A JP5063332A JP6333293A JPH06253781A JP H06253781 A JPH06253781 A JP H06253781A JP 5063332 A JP5063332 A JP 5063332A JP 6333293 A JP6333293 A JP 6333293A JP H06253781 A JPH06253781 A JP H06253781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- soup
- sinewy
- pan
- chowder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、不飽和脂肪酸が無く、得難い栄養
素を豊富に含有する軟らかいすじ肉を使用した鍋物の提
供を目的とする。 【構成】 鍋に予め所定量の出汁を入れ、該出汁に予め
７０℃以上の湯で３０分以上煮沸・溶出したすじ肉を添
加し、該出汁にキャベツ、韮、萌やし、水菜等の野菜と
大蒜、唐辛子等の嗜好料を適宜加えて煮上げつつ食する
ことを特徴とするすじ鍋。
素を豊富に含有する軟らかいすじ肉を使用した鍋物の提
供を目的とする。 【構成】 鍋に予め所定量の出汁を入れ、該出汁に予め
７０℃以上の湯で３０分以上煮沸・溶出したすじ肉を添
加し、該出汁にキャベツ、韮、萌やし、水菜等の野菜と
大蒜、唐辛子等の嗜好料を適宜加えて煮上げつつ食する
ことを特徴とするすじ鍋。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軟化すると共に脱脂し
たすじ肉を出汁炊き具として使用したすじ鍋に関するも
のである。
たすじ肉を出汁炊き具として使用したすじ鍋に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、我が国には、すき焼き鍋、水炊き
鍋、しゃぶしゃぶ等、鍋もの類は数多くあるが、最も栄
養価に富んでいるすじ肉を直接使った鍋はない。元来す
じ肉は硬くて直接食するには適せず、煮込んで出汁をと
って廃棄するとか、細かく切って串焼きとして歯応えを
楽しみつつ飲酒の肴にする等の使用に限られていた。
鍋、しゃぶしゃぶ等、鍋もの類は数多くあるが、最も栄
養価に富んでいるすじ肉を直接使った鍋はない。元来す
じ肉は硬くて直接食するには適せず、煮込んで出汁をと
って廃棄するとか、細かく切って串焼きとして歯応えを
楽しみつつ飲酒の肴にする等の使用に限られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の鍋類が
如何に高価な肉類を使用していても、その肉には血清コ
レストロール値を上げ、動脈硬化を促す飽和脂肪酸を多
量に含んでいる。しかもその煮出し汁をその儘にして直
接鍋内に調味料を添加するか、調味料を添加しない鍋内
から具を取り出し、調味料を基に調整した付け汁に取り
出した具を漬けて食している。その結果、鍋内の煮沸物
は飽和脂肪酸特有の重厚さに包まれているばかりでな
く、通常はその重厚さを楽しみつつ食するので、無意識
とは言え不健康体質を作る要因になる飽和脂肪酸を体内
に積極的に供給している。本発明は、安価なすじ肉が含
有する飽和脂肪酸を予め煮沸除去し、元来人体に望まし
い栄養素である良質の蛋白質、ビタミン類と共に、血清
コレストロール値を下げてコレストロールが動脈に付着
して動脈硬化の発生を防止すると言われている不飽和脂
肪酸を提供する共に、爽やかな味わいの下に柔らかくな
ったすじ肉を老弱男女を問わずに楽しく食することが出
来る鍋物の提供を課題とするものである。
如何に高価な肉類を使用していても、その肉には血清コ
レストロール値を上げ、動脈硬化を促す飽和脂肪酸を多
量に含んでいる。しかもその煮出し汁をその儘にして直
接鍋内に調味料を添加するか、調味料を添加しない鍋内
から具を取り出し、調味料を基に調整した付け汁に取り
出した具を漬けて食している。その結果、鍋内の煮沸物
は飽和脂肪酸特有の重厚さに包まれているばかりでな
く、通常はその重厚さを楽しみつつ食するので、無意識
とは言え不健康体質を作る要因になる飽和脂肪酸を体内
に積極的に供給している。本発明は、安価なすじ肉が含
有する飽和脂肪酸を予め煮沸除去し、元来人体に望まし
い栄養素である良質の蛋白質、ビタミン類と共に、血清
コレストロール値を下げてコレストロールが動脈に付着
して動脈硬化の発生を防止すると言われている不飽和脂
肪酸を提供する共に、爽やかな味わいの下に柔らかくな
ったすじ肉を老弱男女を問わずに楽しく食することが出
来る鍋物の提供を課題とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、鍋に予め所定量の出汁を入れ、該出汁に予
め７０℃以上の沸騰湯で３０分以上煮沸・溶出したすじ
肉を添加し、該出汁にキャベツ、韮、萌やし、水菜等の
野菜と大蒜、唐辛子等の嗜好料を適宜加えて煮上げつつ
食することを特徴とするすじ鍋を手段とするものであ
る。
成するため、鍋に予め所定量の出汁を入れ、該出汁に予
め７０℃以上の沸騰湯で３０分以上煮沸・溶出したすじ
肉を添加し、該出汁にキャベツ、韮、萌やし、水菜等の
野菜と大蒜、唐辛子等の嗜好料を適宜加えて煮上げつつ
食することを特徴とするすじ鍋を手段とするものであ
る。
【０００５】
【作用】本発明は上記した手段により、すじ肉の飽和
脂肪酸は予め除去されると共に該すじ肉は軟化する。
飽和脂肪酸が鍋内には実質的には存在しないので如何に
多量に食しても人体への不健康剤の取込みの心配がな
く、飽和脂肪酸が鍋内には実質的には存在しないので
味わいは極めて爽やかなものとなる。
脂肪酸は予め除去されると共に該すじ肉は軟化する。
飽和脂肪酸が鍋内には実質的には存在しないので如何に
多量に食しても人体への不健康剤の取込みの心配がな
く、飽和脂肪酸が鍋内には実質的には存在しないので
味わいは極めて爽やかなものとなる。
【０００６】
【実施例】 材料 使用した出汁： 市販の出汁の基を調整した出汁 ３００ｃｃ 特性の出汁 ３００ｃｃ すじ肉 ：最初に１００℃で５分煮沸し、その後７０℃迄温度降下する ２０分の間溶出を続け、次いで１００℃で５分煮沸し、その 間、一切の浮上物を略完全に除去し、飽和脂肪酸の除去と軟 化を完了したすじ肉を各々２００ｇ 野菜 ：きゃべつ、韮、水菜、萌やし、 適量 その他 ：焼き豆腐、蒟蒻、 適量 嗜好料 ：大蒜、唐辛子、 適量 調理 鍋 ：鉄製深鍋 加熱 ：ガス焜炉 以上により各々３人前を調理して食した。口当たり
は爽やかで、それぞれの出汁による味わいは頗る良好で
あった。食後も極めて爽やかで、食後の冷却鍋の残り汁
には凝固した脂肪等は見られなかった。これから見ると
飽和脂肪酸は略完全に除去されていたと思われる。尚上
記した筋肉の煮沸・溶出処理の時間は一例であって、本
発明を実施するに当たっては、上記した時間のそれぞれ
を倍として行っても良く、対象とするすじ肉により、各
煮沸時間を５分以上とし、溶出時間を１０分以上として
組合せて行っても良い。
は爽やかで、それぞれの出汁による味わいは頗る良好で
あった。食後も極めて爽やかで、食後の冷却鍋の残り汁
には凝固した脂肪等は見られなかった。これから見ると
飽和脂肪酸は略完全に除去されていたと思われる。尚上
記した筋肉の煮沸・溶出処理の時間は一例であって、本
発明を実施するに当たっては、上記した時間のそれぞれ
を倍として行っても良く、対象とするすじ肉により、各
煮沸時間を５分以上とし、溶出時間を１０分以上として
組合せて行っても良い。
【０００７】
【発明の効果】本発明のすじ鍋は、上記した手段によ
り、前記した作用を生ましめるので、年齢、体調による
制限をもうけることなく広く食して健康の心配はなく、
他方安価にして素晴らしい栄養素を楽しみつつ食するこ
とが可能となり、料理を供給する分野はもとより、関連
分野へのもたらす効果は大きい。
り、前記した作用を生ましめるので、年齢、体調による
制限をもうけることなく広く食して健康の心配はなく、
他方安価にして素晴らしい栄養素を楽しみつつ食するこ
とが可能となり、料理を供給する分野はもとより、関連
分野へのもたらす効果は大きい。
Claims (1)
- 【請求項１】 鍋に予め所定量の出汁を入れ、該出汁に
予め７０℃以上の湯で３０分以上煮沸・溶出したすじ肉
を添加し、該出汁にキャベツ、韮、萌やし、水菜等の野
菜と大蒜、唐辛子等の嗜好料を適宜加えて煮上げつつ食
することを特徴とするすじ鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5063332A JPH06253781A (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | すじ鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5063332A JPH06253781A (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | すじ鍋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253781A true JPH06253781A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13226191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5063332A Pending JPH06253781A (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | すじ鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06253781A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483284B1 (ko) * | 2002-06-04 | 2005-04-15 | 박범준 | 베이컨, 소세지와 콩나물을 주재료로 하는 볶음요리의제조방법 |
-
1993
- 1993-02-27 JP JP5063332A patent/JPH06253781A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100483284B1 (ko) * | 2002-06-04 | 2005-04-15 | 박범준 | 베이컨, 소세지와 콩나물을 주재료로 하는 볶음요리의제조방법 |
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