JPH06252212A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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Publication number
JPH06252212A
JPH06252212A JP3532693A JP3532693A JPH06252212A JP H06252212 A JPH06252212 A JP H06252212A JP 3532693 A JP3532693 A JP 3532693A JP 3532693 A JP3532693 A JP 3532693A JP H06252212 A JPH06252212 A JP H06252212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding
cleaning
tool
bonding tool
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP3532693A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ito
治 伊藤
Jitsuo Sekiya
實雄 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP3532693A priority Critical patent/JPH06252212A/ja
Publication of JPH06252212A publication Critical patent/JPH06252212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンディング装置において、ボンディングツ
ールの予防保全を可能とし、ボンディング不良の発生を
確実に防止する。 【構成】 ボンディングステージ12にて、1ボンディ
ングが終了する毎に、X−Yテーブル11を移動させ、
クリーニングステージ13の近傍に設けたモニタカメラ
14によってボンディングツール9を撮影する。それを
テレビモニタ15にてオペレータが、ボンディングツー
ル9の汚染や破損状況をチェックする。また、クリーニ
ング終了後のボンディングツール9の表面の状況もチェ
ックする。このチェックによって、何回のボンディング
でボンディングツール9のクリーニングが必要であるか
等のクリーニングのサイクルタイム、頻度、クリーニン
グ圧力等の最適なクリーニング条件が決定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボンディング装置技術
に関し、特に、TAB(Tape Automated
Bonding)方式のボンディング装置に適用して
有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体装置のボンディング装置
としては、たとえば、特開平2−109347号に記載
されているものがある。このボンディング装置において
は、ボンディングが完了したテープは、テープの位置決
め機構によって位置決めされた後、プローブ機構が降下
し、テープ上の検査パッドに複数のプローブ針を接触さ
せることにより、接続状態をチェックする。
【0003】そして、その結果をモニタ表示することに
よって、異常の有無をチェックし、異常がある場合には
ボンディング動作を停止することにより、ボンディング
不良の増発を防止している。
【0004】また、定期的なツールクリーニングは、設
定した数のボンディングを終えると、ボンディング動作
を一旦停止してボンディングツール部をクリーニングス
テージ上に移動させ、前記クリーニングステージ上のワ
イヤブラシまたは砥石を回転させることによって行う。
このツールクリーニングは、予め時間を設定して行って
いる。
【0005】そのツールクリーニングが終了した後、再
度ボンディングステージ上にボンディングツールを移動
させボンディング動作を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このプロー
ブによる接続検査方式であると、ボンディングツールに
インナリードのめっきが徐々に付着することによって、
ボンディング時に熱伝導率が低下してしまったり、ま
た、ボンディングツールの表面の一部分が欠損した場
合、ボンディングツールの平坦度が損なわれボンディン
グ不良が発生してしまう。また、この不良は、ボンディ
ング後のプローブによる接続検査でチェックされるの
で、ボンディング不良が発生してからでないと発見でき
ない。
【0007】さらに、約500℃程度の高温でボンディ
ングするために、テープが熱によって変形することやポ
リイミド等の合成樹脂製の薄いテープに位置決めピンを
挿入することによるテープの位置決め孔の変形等の原因
によって、TABテープの位置精度を出すことが難し
く、テスティングパッドとプローブ針との位置合わせ不
良が多発することによって、ボンディングが停止してし
まいボンダのスループットを低下させてしまう。
【0008】また、プローブ針がテスティングパッドに
正確に当たっている場合でも、TABテープが熱等によ
って変形し浮き上がってしまい、加圧力が不足してしま
うので、良品であるにも関わらず接触不良となってしま
う場合がある。
【0009】本発明の目的は、TAB方式の半導体装置
をボンディング不良等を発生させずに、効率良く製造で
きるボンディング装置を提供することにある。
【0010】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、ボンディング装置のクリーニン
グステージの近傍にツール表面観測用のモニタを配設す
ることによって、ツールの破損状況、汚れの度合いやツ
ールのクリーニング効果の確認等を行うものである。
【0013】また、前記ツール表面観測用のモニタに、
画像処理装置並びにデータ処理装置を接続することによ
って、正常なボンディングツール表面との比較を行い、
ツール破損の早期発見やツール汚れ除去のためのクリー
ニング動作を実施するものである。
【0014】
【作用】上記のような構成のボンディング装置によれ
ば、ツール表面の汚染や破損の有無等が明確に観察でき
る。すなわち、1回毎のボンディング後のツール表面を
容易に観察できるので、連続で何回ボンディングすれば
クリーニングを要するかを判別できるようになる。
【0015】また、クリーニング後のツール表面の状態
も観察できるようになり、サイクルタイム、クリーニン
グ頻度やクリーニング圧力等のクリーニング条件を決定
することもできる。
【0016】その結果、ボンディング装置のボンディン
グツールの予防保全が可能となるのでボンディング不良
が無くなり、多量の不良発生を防止することができるの
で、半導体装置の生産性および信頼性が向上する。
【0017】さらに、ツールクリーニングの条件出しが
容易となり、メンテナンス等の作業性が向上する。
【0018】
【実施例1】図1は、本発明の実施例1によるボンディ
ング装置におけるボンディングポイントでの断面拡大
図、図2は、本発明の実施例1によるボンディング装置
の外観斜視図である。
【0019】本実施例1において、図1に示すように、
ボンディング装置のキャリアテープ1がスプロケットホ
イール2、テープガイド3等により一定ピッチでボンデ
ィングポイントに送られる。このテープガイド3の中央
部には、フィルムキャリアのインナリード4を加圧でき
るように開孔部が設けられている。
【0020】また、ボンディング時には、ボンディング
ポイントのチップ搭載台5上に半導体チップ6がチップ
真空吸引穴18によって固定され置かれる。この半導体
チップ6には、半導体チップ6上に突起状の接続電極で
あるバンプ8が形成されている。
【0021】前記半導体チップ6のボンディングポイン
トには、ボンディング用のボンディングツール9とその
ボンディングツール9を作動させる加圧シリンダ10が
設置されている。
【0022】次に、図2に示すように、前記テープガイ
ド3の下部には、X軸方向とY軸方向に自在に動作する
ことのできるX−Yテーブル11が位置している。
【0023】このX−Yテーブル11上には、ボンディ
ングを行うボンディングステージ12、ボンディングツ
ール9をクリーニングするクリーニングステージ13が
位置しており、クリーニングステージ13の近傍には、
高倍率のカメラ等のツール表面撮影用のモニタカメラ1
4が配設されている。
【0024】前記クリーニングステージ13上には、ツ
ールクリーニング用のワイヤブラシまたは砥石13aが
取り付けられている。さらに、前記モニタカメラ14
は、オペレータが観察できるようにテレビモニタ15に
接続されている。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
【0026】キャリアテープ1が、スプロケットホイー
ル2等によって一定ピッチで、テープガイド3の下面を
沿うようにテープガイド3の開孔部であるボンディング
ポイントに送られ、テープクランパ7により、挟まれ
る。
【0027】このボンディングポイントにおいて、加熱
されたボンディングツール9を加圧シリンダ10によっ
て下降させ、これによって、インナリード4と接続電極
であるバンプ8とを加圧接合させる。
【0028】その後、X−Yテーブル11を、ボンディ
ングツール9がモニタカメラ14によって撮影できる位
置まで移動させ、ボンディングツール9を撮影する。そ
の映像をテレビモニタ15によってオペレータが観察
し、ボンディングツール9の汚染や破損状況をチェック
する。また、クリーニング終了後のボンディングツール
9の表面の状況もチェックする。
【0029】ツールクリーニング条件設定時には、この
チェックを1ボンディング毎に行うことによって、何回
のボンディングでボンディングツール9のクリーニング
が必要であるか、また、クリーニングのサイクルタイ
ム、頻度、クリーニング圧力等の最適なクリーニング条
件が決定できる。
【0030】これらによって、ボンディング回数を設定
し、その設定したボンディング回数に達するとボンディ
ング動作を中止させる。そして、ボンディングツール9
を図示しないX−Yテーブルを移動させることによって
テープガイド3の外側まで移動させると同時にクリーニ
ングステージ13をX−Yテーブル11を動作させてボ
ンディングツール9の直下まで移動させ、クリーニング
ステージ13上のワイヤブラシまたは砥石13aによっ
てクリーニングを行う。
【0031】それにより、実施例1によれば、ボンディ
ングツール9を最適の状態で使用できるので、ボンディ
ング不良が減少することによって、生産性が向上し、製
品の信頼性も向上する。
【0032】
【実施例2】図3は、本発明の実施例2によるボンディ
ング装置の外観斜視図である。
【0033】本実施例2では、ボンディング装置のモニ
タカメラ14に、画像処理装置16、データ処理装置1
7を接続する。そして、正常な状態のボンディングツー
ル9をモニタカメラ14にて撮影し、画像処理装置16
に登録する。また、クリーニング開始までのボンディン
グ回数も予めセットしておく。
【0034】その後、ボンディングを開始して、前記ボ
ンディング回数に達するとクリーニングが開始される。
そのクリーニング開始時のクリーニング直前のボンディ
ングツール9を、モニタカメラ14よって撮影する。
【0035】次に、ボンディング前に画像処理装置16
によって登録した正常な状態のボンディングツール9
と、クリーニング開始前のボンディングツール9を画像
処理装置16およびデータ処理装置17によって比較す
る。
【0036】これによって、ボンディングツール9の破
損等の異常が発見されれば、自動的にボンディングを停
止させ、異常がない場合には、クリーニングサイクルに
入るものである。
【0037】それにより、実施例2によれば、ツール破
損の早期発見が可能となり、また、ボンディングツール
9を最適の状態で使用できるので、ボンディング不良が
減少することによって、生産性が向上し、製品の信頼性
も向上する。
【0038】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき説明したが、本発明は前記実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
【0039】たとえば、ツール表面観察用のモニタカメ
ラ14は、実施例以外の場所に設けても良く、例えばボ
ンディングステージ12の近傍に設けても良いことは言
うまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によって開示される発明のうち、
代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0041】(1)本発明によれば、ボンディング装置
のボンディングツールの予防保全が可能となり、ボンデ
ィング不良がなくなる。
【0042】(2)また、上記(1)により、多量の不
良発生を防止することができ、また半導体装置の生産性
および信頼性が向上する。
【0043】(3)さらに、ツールクリーニングの条件
出しが容易となり、メンテナンス等の作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1によるボンディング
装置におけるボンディングポイントでの断面拡大図であ
る。
【図2】図2は、本発明の実施例1によるボンディング
装置の外観斜視図である。
【図3】図3は、本発明の実施例2によるボンディング
装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 スプロケットホイール 3 テープガイド 4 インナリード 5 チップ搭載台 6 半導体チップ 7 テープクランパ 8 バンプ 9 ボンディングツール 10 加圧シリンダ 11 X−Yテーブル 12 ボンディングステージ 13 クリーニングステージ 13a ワイヤブラシまたは砥石 14 モニタカメラ 15 テレビモニタ 16 画像処理装置 17 データ処理装置 18 チップ真空吸引穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニングステージの近傍に配設され
    たツール表面撮影用のモニタカメラと、前記モニタカメ
    ラの映像を表示するモニタが配設された構造よりなるこ
    とを特徴とするボンディング装置。
  2. 【請求項2】 前記ツール表面撮影用のモニタカメラ
    に、画像処理装置並びにデータ処理装置が接続された構
    造よりなることを特徴とする請求項1記載のボンディン
    グ装置。
JP3532693A 1993-02-24 1993-02-24 ボンディング装置 Pending JPH06252212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3532693A JPH06252212A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 ボンディング装置

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JP3532693A JPH06252212A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 ボンディング装置

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JPH06252212A true JPH06252212A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12438704

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JP3532693A Pending JPH06252212A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 ボンディング装置

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JP (1) JPH06252212A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044490A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Nikon Corp 観察装置、露光装置及びデバイスの製造方法
WO2014157134A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 東レエンジニアリング株式会社 実装方法および実装装置

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