JP2009152450A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の製造性の向上を図る。
【解決手段】チップピックアップ直後に、ピックアップを終えた半導体ウェハの情報と、ピックアップすべき半導体チップの位置情報及び不良チップの位置情報を含むウェハマップデータとを比較する抜け殻チェックを行って、不良チップがピックアップされたか否かを確認することで、不良チップがピックアップされたことを発見した際に、この不良チップがどのロットのものであるかを特定することができる。これにより、不良チップの特定をロット単位内に行うことが容易に可能になるため、半導体装置の製造性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造技術に関し、特に、不良チップのピックアップ検出に適用して有効な技術に関する。
ウェハテスト時に特性を測定する素子に対し座標認識用ターゲットチップとして標識を付し、その座標情報はチップの特性データと共に素子に添付し記録される。ダイボンド工程では、記録データより読取ったターゲットチップの座標情報を基準として各素子チップの座標決めを行った後、各チップのテスト情報を基に所望のチップを指定し、そのチップを座標データに従いピックアップする技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−91275号公報
半導体製造工程において、前工程処理を終えた半導体ウェハには複数の能動素子(デバイス形成領域)が形成されているが、この能動素子が損傷している不良品(不良チップ)が混入していることがある。そこで、半導体チップを半導体ウェハからピックアップする前に、半導体ウェハの検査工程により検出した不良チップ(不良品)のウェハマップデータ(座標データ、位置情報)をダインボンド装置に読み込ませ、そのウェハマップデータに基づいて半導体チップのピックアップを行っている。
近年の半導体装置は、小型化の傾向である。そのため、搭載される半導体チップの外形寸法(外形サイズ)は例えば、2μm以下と小さい。このような小径の半導体チップのピックアップ工程において、誤って別のチップ(不良品)をピックアップする問題が生じた。この誤ピックアップの問題について、本願発明者が検討した結果、以下の原因があることがわかった。
まず、半導体ウェハを複数の半導体チップに分割するダイシング工程は、高速回転するダイシングブレードを用いて行う。そのため、ダイシングブレードを半導体ウェハに接触させると、振動により切断応力が発生する。この結果、ダイシングブレードを走らせた後の半導体ウェハの切断面は、綺麗なストレート形状とはならず、蛇行した形状となる。これにより、半導体ウェハの製造段工程において取得しておいたウェハマップデータとダイシング工程が施された後の半導体ウェハを比べると、微妙な位置ずれ(誤差)が生じることが分かった。ここで、搭載しようとする半導体チップの外形寸法が相対的に大きければ、切断面の蛇行形状は微小な形状であるため、位置ずれの要因とはなり難い。しかしながら、例えば、外形寸法が2μm以下と小径の半導体チップの場合、このわずかな蛇行が切断面に生じることで、ウェハマップデータとの位置ずれに大きく影響する。
次に、切断された半導体チップをピックアップするときのエキスパンド工程に原因があることがわかった。これは、ダイシング工程は、切断された半導体チップが飛び散らないように、半導体ウェハの裏面(回路形成面とは反対側の面)にダイシングテープを貼り付けた状態で行っている。また、近年では、半導体チップの取得数を増加するために、使用するダイシングブレードの幅が細いものを使用している。そのため、切断後の隣接する半導体チップの間隔は狭いため、この状態で半導体チップをピックアップしようとすると、隣の半導体チップと接触する恐れがある。そこで、半導体チップをピックアップする前には、ダイシングテープを周囲に引き伸ばすエキスパンド工程を行ってから、ピックアップしている。このとき、使用するダイシングテープは常に同じ状態(厚さ、大きさなど)ではないため、ダイシングテープの伸張率が一定ではない。この結果、ウェハマップデータは、エキスパンド工程におけるダイシングテープの伸張率を考慮して算出していたとしても、実際にエキスパンド工程を施した半導体ウェハと比較すると、位置ずれ(誤差)が生じることが分かった。ここで、搭載しようとする半導体チップの外形寸法が相対的に大きければ、伸張率に誤差が生じたとしても、許容範囲で収まり、位置ずれの要因とはなり難い。しかしながら、例えば、外形寸法が2μm以下と小径の半導体チップの場合、このわずかな伸張率の誤差により、ウェハマップデータとの位置ずれに大きく影響する。
これまでは、不良チップを誤ってピックアップし、封止工程などの組み立てが行われたとしても、半導体装置の出荷又は実装基板への搭載前に行われる最終の外観検査や導通検査により、わずかであるが不良品を排除することができていた。
しかしながら、最終の外観検査は、半導体装置に欠けが生じていないか、製品のマークが確実に記載されているかの簡単な検査である。また、導通検査についても、半導体チップと外部端子が確実に接続されているかを確認する導通検査のみである。そのため、搭載された半導体チップまでの経路に断線が生じているかどうかを確認することはできるが、その半導体チップの能動素子(デバイス形成領域)に損傷があるかどうかは、判別できない。これにより、半導体装置を出荷又は実装基板に搭載する前に、確実に不良品を排除することは困難である。
また、最終の外観検査や導通検査により不良品を抽出できたとしても、その不良チップがどのロット(複数の半導体ウェハを収納するケース)のものか、あるいはどの組み立て工程で不良となったか等が特定できない。そのため、不良品が流出する問題を根本から改善することが困難である。
誤ピックアップの対策として、前記特許文献1(特開2000−91275号公報)に示すような、不良チップ特定のためのマークを付す方法についても本願発明者は検討した。しかしながら、半導体チップの外形が小さくなるとマークを付すのが困難である。さらに、不良マークを形成するためには、余計な後工程(塗布+キュア)が増えてしまうことや、塗布工程やキュア工程等でチップを汚染する恐れがあるため、不良チップ特定のためのマークを付す方法はあまり好ましくない。さらには、不良マークを不良の半導体チップに付したとしても、ピックアップ工程において確実に不良品のピックアップを抽出できなければ、封止工程により封止体が形成された後は、そのマークを確認することが困難となる。
本発明の目的は、半導体装置の不良の半導体チップを抽出することができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、不良品を流出したロットを特定することができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体装置の歩留りの向上を図ることができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体装置の品質の向上を図ることができる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、半導体装置の組み立てにおける効率向上を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、本発明は、
(a)複数のデバイス形成領域が設けられた主面を有する半導体ウェハを準備する工程;
(b)前記半導体ウェハの前記複数のデバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
(c1−1)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
(c1−2)前記複数の半導体チップをピックアップする工程;
を有し、
ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
(c2−1)良品のデバイス形成領域及び不良品のデバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータとして検出する工程;
(c2−2)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
(c2−3)前記複数の半導体チップのうち、前記良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップをピックアップする工程;
(c2−4)前記ウェハマップデータと前記良品のデバイス形成領域を備えた前記半導体チップがピックアップされた前記半導体ウェハとを比較し、前記不良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程;
を有するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
チップのピックアップ後に、不良チップ(不良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップ)がピックアップされたか否かを確認することで、不良チップを発見した際に、この不良チップがどのロットのものであるかを特定することができる。
以下の実施の形態では特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
さらに、以下の実施の形態では便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明などの関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数など(個数、数値、量、範囲などを含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良いものとする。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図面を分かりやすくするために斜視図や平面図であってもハッチングを付す場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態1は、半導体装置の組み立てについて説明するものであり、主に、ダイボンディング工程のピックアップについて説明する。なお、本実施の形態では、前記半導体装置の一例として、複数の半導体チップが1つの半導体装置内に組み込まれたSIP(System In Package)7と呼ばれる半導体パッケージを取り上げて説明する。
まず、図3に示す本実施の形態のSIP7の構成について説明すると、メモリ回路を有するメモリチップである第1の半導体チップ(第1半導体チップ)1と、この第1の半導体チップ1の動作を制御するとともにSIP7の外部との信号のやり取りを行うマイコンチップである第2の半導体チップ(第2半導体チップ)2とが組み込まれている。第1の半導体チップ1及び第2の半導体チップ2は、金属の薄板であるタブ3a上にダイボンド剤を介して接合されている。すなわち、第1の半導体チップ1と第2の半導体チップ2が横に並んだ状態でそれぞれタブ3a上に搭載されている。その際、両チップともそれぞれの主面1a,2aを上方に向けて搭載されており、したがって、それぞれの裏面1b,2bがダイボンド剤を介してタブ3aと接合している。
なお、メモリチップである第1の半導体チップ(第1半導体チップ)1は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory) 等である。
また、第1の半導体チップ1の表面電極であるパッド1cと、タブ3aの周囲に配置されたインナリード3bとがワイヤ4によって電気的に接続され、かつ第2の半導体チップ(第2半導体チップ)2の表面電極であるパッド2cと、インナリード3bとがワイヤ4によって電気的に接続されている。なお、第1の半導体チップ1と第2の半導体チップ2も一部のパッド同士がワイヤ4を介して直接電気的に接続されている。
また、第1の半導体チップ1、第2の半導体チップ2、複数のワイヤ4、複数のインナリード3b及びタブ3aは、封止用樹脂を硬化させて形成した封止体5によって覆われて、樹脂封止されている。さらに、各インナリード3bと一体で繋がった複数の外部端子であるアウタリード3cが封止体5の側面から外部に突出しており、これらアウタリード3cはガルウィング状に曲げ成形されている。
次に、本実施の形態1の半導体装置(SIP7)の組み立てを、図1〜図3を用いて説明する。
まず、図1のステップS1に示すダイシングを行う。ここでは、図2のダイシングに示すように、半導体ウェハ6をダイシングライン6aに沿って切断して個々のチップに個片化する。その際、ダイシングは、図4に示すように、ダイシングテープ8が貼り付けられたウェハリング9内に半導体ウェハ6が固定された状態で行われる。したがって、ダイシングによる半導体ウェハ6の個片化が終了しても各チップは、ばらけないようにダイシングテープ8上に固定された状態となっている。
その後、図1のステップS2に示す第1ダイボンディングを行う。ここでは、図2の第1ダイボンディングに示すように、まず、第1の半導体チップ(メモリチップ)1のダイボンディングから行う場合を説明する。すなわち、個片化によって形成された第1の半導体チップ1を図4に示す状態の半導体ウェハ6からピックアップし、これをタブ3a上に移送して、タブ3a上に第1の半導体チップ1を搭載する。その際、第1の半導体チップ1の主面1aが上方を向くようにタブ3a上に搭載する。
ここでは、1枚の半導体ウェハ6に対してのピックアップが終了するまでピックアップを行う。
1枚の半導体ウェハ6に対するピックアップを終了させた後、図1のステップS3に示す抜け殻チェックを行う。前記抜け殻チェックは、例えば、図4に示すように、ウェハリング9にダイシングテープ8を介して貼り付けられた状態の半導体ウェハ6に対してピックアップを行い、ピックアップ(ダイボンディング)終了後のウェハリング9上の残存チップから成るウェハ抜け殻10に対して、正しくピックアップが行われたか否かを確認するものである。すなわち、不良チップ12c(図7参照)のピックアップが行われたか否かを確認するものであり、ピックアップを終えた半導体ウェハ6の情報と、予め準備されかつピックアップすべき半導体チップの位置情報及び不良チップ12cの位置情報を含むウェハマップデータ12とを比較して、不良チップ12cがピックアップされたか否かを確認する。
ここでは、まず、図5に示す手動検査による抜け殻チェックについて説明する。
最初に、予めサーバー25内に格納された該当ウェハのデータであるウェハマップデータ12をダウンロードして、用紙11にウェハマップデータ12を印刷する。すなわち、サーバー25からウェハマップデータ12をダウンロードし、このウェハマップデータ12を出力して用紙11に不良チップ12cの位置を印刷する。
その後、作業者が目視検査を行う。すなわち、不良チップ12cが印刷された用紙11上にピックアップを終えた半導体ウェハ6であるウェハ抜け殻10を重ね合わせ、この状態で、作業者が、不良チップ12cがピックアップされたか否かを目視確認する。確認は、ピックアップ済みの半導体ウェハ6がウェハリング9に貼り付けられたそのままの状態で実施する。
作業者が行う判定では、用紙11に印刷した不良チップ12cがウェハ抜け殻10のダイシングテープ8を通して見えた場合、半導体ウェハ6上の不良チップ12cをピックアップしたことになり、不合格となる(図5の判定におけるBのパターン)。
一方、用紙11に印刷した不良チップ12cがウェハ抜け殻10のダイシングテープ8を通して見えなかった場合、半導体ウェハ6上の不良チップ12cはピックアップしていないことになり、合格となる(図5の判定におけるAのパターン)。
これにより、抜け殻チェックを終了する。
なお、抜け殻チェックは、1枚の半導体ウェハ6のピックアップを終了するごとに実施することが好ましい。これは、ウェハマップデータ12がウェハ1枚単位で管理されているためである。
第1の半導体チップ(メモリチップ)1のダイボンディングである第1ダイボンディング終了後、図1に示すステップS4の第2ダイボンディングを行う。ここでは、図2の第2ダイボンディングに示すように、第2の半導体チップ(マイコンチップ)2のダイボンディングを行う。すなわち、タブ3a上の第1の半導体チップ1の横に第2の半導体チップ2を、その主面2aを上方に向けて搭載する。
なお、第2の半導体チップ2についても、第1の半導体チップ1の場合と同様に、ピックアップ終了後、抜け殻チェックを行ってもよい。ただし、メモリチップとマイコンチップが組み込まれるSIP構造の半導体装置の場合には、メモリチップの不良の排除を行うことが重要であり、したがって、第2の半導体チップ(マイコンチップ)2の抜け殻チェックは、実施してもよいし、実施しなくてもよい。
第2の半導体チップ2のダイボンディングである第2ダイボンディング終了後、図1に示すステップS5のワイヤボンディングを行う。ここでは、図3のワイヤボンディングに示すように、第1の半導体チップ1のパッド1cとインナリード3bとを、さらに第2の半導体チップ2のパッド2cとインナリード3bとをそれぞれワイヤ4によって電気的に接続する。また、第1の半導体チップ1の一部のパッド1cと第2の半導体チップ2の一部のパッド2cとをワイヤ4で直接電気的に接続する。
その後、図1のステップS6に示す外観検査を行う。ここでは、ワイヤリング状態を含めた組み立て体の外観検査を実施する。
その後、図1に示すステップS7の樹脂モールドを行う。ここでは、図3の樹脂モールドに示すように、第1の半導体チップ1、第2の半導体チップ2、複数のワイヤ4、タブ3a及び複数のインナリード3bを封止用樹脂からなる封止体5によって覆う樹脂封止を実施する。
その後、図1のステップS8に示すメッキを行う。ここでは、封止体5から露出する複数のアウタリード3cに外装めっきを被覆する。
その後、図1のステップS9に示すマークを行う。ここでは、封止体5の表面に所望のマークを付す。
その後、図1に示すステップS10のリード切断・成形を行う。ここでは、図3のリード切断・成形に示すように、フレームとアウタリード3cの切断を行うとともに、アウタリード3cをガルウィング状に曲げ成形する。
その後、図1のステップS11に示すテスティングを行う。ここでは、SIP7の電気的特性検査(最終検査)を実施する。このテスティングは、ステップS3の抜け殻チェックとは異なっており、製品出荷前の最終導通テストであるため、リード切断工程後で、かつ製品(SIP7)出荷前に行うことが好ましい。詳細には、タブ3a上に搭載されたマイコンチップとメモリチップとの導通状態を確認するための検査であり、搭載されている半導体チップのデバイス形成領域に形成された能動素子が損傷しているかどうかは判別できないものである。
その後、図1のステップS12のスキャナ(最終外観)を行う。ここでは、製品(SIP7)の最終の外観検査を行う。
その後、図1のステップS13の出荷により製品出荷を行う。
本実施の形態1の半導体装置の製造方法によれば、1枚の半導体ウェハ6に対するピックアップを完了した直後に、ピックアップを終えた半導体ウェハ6の情報と、ピックアップすべき半導体チップの位置情報及び不良チップ12cの位置情報を含むウェハマップデータ12とを比較して、不良チップ12cがピックアップされたか否かを確認することで、次工程に移る前に不良チップ12cがピックアップされたことを発見できる。
その結果、不良チップ12cがピックアップされたことを発見した際に、この不良チップ12cがどのロットのものであるかを特定することができる。
なお、抜け殻チェックを、SIP7の組み立て工程のダイボンディング工程後で、かつ樹脂モールド工程前に実施することにより、不良チップ12cがピックアップされたか否かを確認する際にも封止体5によって覆われる前であるため、不良チップ12cを比較的容易に発見することができる。
これにより、不良チップ12cの特定をロット単位内に行うことが容易に可能になり、その結果、SIP7(半導体装置)の製造性の向上を図ることができる。
さらに、抜け殻チェックを、SIP7の組み立て工程のダイボンディング工程後で、かつワイヤボンディング工程前に実施することにより、SIP7の組み立てにおいて、ダイボンディング直後に不良チップ12cを発見できるようになるため、SIP7の組み立て後のテスティング工程での歩留りを向上できるとともに、製品(SIP7)の品質の向上を図ることができる。
また、抜け殻チェックを、ワイヤボンディング工程前に実施することで、ダイボンディングでのチップの着工順を見極めることができる。これにより、不良チップ12cを発見した際にどのロットから出た不良かを容易に特定することができる。
ただし、抜け殻チェックについては、少なくとも樹脂モールド工程前(図1に示すチップ外観可能領域)に実施すれば、ステップS6の外観検査において、ある程度不良チップ12cを発見することができる。
例えば、本実施の形態1のように半導体装置がメモリチップ(第1の半導体チップ1)とマイコンチップ(第2の半導体チップ2)を有するようなSIP7の場合、メモリチップにおいて良品チップでは必ずヒューズが切断されており、不良品チップは切断されていない。すなわち、良品チップと不良品チップとでは外観上の差があり、したがって、封止体5によって覆われる樹脂モールド前であれば外観検査で不良のSIP7を見極めて除去することができる。
また、本実施の形態1のSIP7の場合、組み立てにおける最終のテスティング(図1に示すステップS11)では、マイコンチップとメモリチップが正しく導通しているか否かという判断のみであり、メモリチップ自体に不良があるか否かはわからない。マイコンチップの場合には、導通したときに信号が正確に流れなければ不良と特定することができる。そのため、メモリチップを含むような製品(SIP7)では、本実施の形態1のようにダイボンディング(チップピックアップ)工程後に、抜け殻チェックを行うことが重要であり、非常に有効となる。
次に、本実施の形態1の変形例の抜け殻チェックについて説明する。
まず、図9及び図10を用いて、本実施の形態1の変形例で用いる抜け殻チェック装置と前記抜け殻チェック装置を含む抜け殻チェックシステムの構成を説明する。
図9及び図10に示すように抜け殻チェック装置26は、画像の取り込み処理を行うとともに、画像処理部14aを備えた制御部(処理部)14と、画像を映し出すモニタ16と、バーコード10aを読み取るバーコードリーダ15と、入力部であるキーボード17及びマウス18と、ウェハ抜け殻10を支持する検査ステージ19と、画像を取り込む認識手段であるカメラ20とを有している。検査ステージ19には、θ方向の回転角調整を行うθ合わせハンドル19aが取り付けられており、検査ステージ19上にウェハ抜け殻10を配置した際のθ方向の回転角が調整可能となっている。さらに、検査ステージ19とカメラ20は、外乱防止カバー21によって囲まれている。
なお、抜け殻チェック装置26の制御部14は、工場内LAN(Local Area Network) 27によってサーバー25に接続されている。
次に図6〜図11を用いて本実施の形態1の第1の変形例の抜け殻チェックについて説明する。
まず、図6を用いて第1の変形例の抜け殻チェックの基本の作業手順について説明すると、ステップS21に示すバーコード読み取りを実施してウェハマップデータ12をサーバー25から取得する。この時、取得するウェハマップデータ12の一例を図7に示す。ウェハマップデータ12上には、比較の際に基準位置となる基準チップ12a、良品チップ12b及び不良チップ12cが描かれている。
その後、ステップS22に示す被検査ウェハを検査ステージ19にセットする。この時、セットする被検査ウェハは、ピックアップが終了したウェハ抜け殻10である。
その後、ステップS23に示す画像取り込みを実施する。ここでは、カメラ20によってウェハ抜け殻10の画像を取り込む。
その後、ステップS24に示す取り込んだ画像の位置修正を行って被ウェハ画像のデータ13を形成する。前記取り込んだ画像によって形成された被ウェハ画像のデータ13の一例を図8に示す。被ウェハ画像のデータ13上には、比較の際に基準位置となる基準チップ13a、ピックアップ跡13b及び残留チップ13cが描かれている。なお、図8は、図7のウェハマップデータ12に対してピックアップが1ピッチ横にずれて行われた状態を示している。したがって、図8の×印の箇所で図7の不良チップ12cをピックアップしたことになり、複数箇所で不良チップ12cをピックアップした状態となっている。
その後、ステップS25に示すウェハマップデータ12(図7)と被ウェハ画像のデータ13(図8)を重ね合わせる。
その後、ステップS26に示す目視又は、自動にて良・不良の判定を行う。ここでの判定は、図9に示すモニタ16上で行う。例えば、図7と図8のデータ比較では不良という判定になる。
続いて、図11に示すフローに沿って第1の変形例の抜け殻チェックの詳細手順を、図6〜図11を用いて説明する。
まず、図11のステップS31に示す被検査ウェハ準備を行う。ここでは、ピックアップを終えた半導体ウェハ6であるウェハ抜け殻10を準備し、このウェハ抜け殻10を、図9に示すように検査ステージ19上に配置する。
その後、ステップS32に示すバーコード読み取り、ウェハマップデータ取得を実施する。ここでは、図9に示すバーコードリーダ15によって図10に示すウェハ抜け殻10上のバーコード10aを読み取り、サーバー25からウェハマップデータ用のデータをダウンロードする。
その後、ステップS33に示す検査データパターン生成を行う。すなわち、サーバー25からダウンロードした前記データを基にして図7に示すようなウェハマップデータ12を形成する。
その後、ステップS34に示す被ウェハ画像取り込み実施を行う。ここでは、図9に示すカメラ20によってウェハ抜け殻10を撮像してその画像を取り込む。
その後、ステップS35に示す確認用モニタに基準画像、取り込み画像を表示を実施する。ここでは、ウェハ抜け殻10の取り込んだ画像を図8に示す被ウェハ画像のデータ13として、カメラ20と電気的に接続されたモニタ16上に表示する。
その後、ステップS36に示す疑似画像(マップデータより取得)した画像を被ウェハ画像の下に表示を実施する。ここでは、モニタ16上で被ウェハ画像のデータ13の下にウェハマップデータ12を表示して両データを重ね合わせる。
その後、ステップS37に示すライブ画像処理でX,Y,θの手動位置合わせを行う。ここでは、モニタ16上で、被ウェハ画像のデータ13とウェハマップデータ12の位置を、X,Y,θを調整して手動で位置合わせする。
その後、ステップS38に示す目視確認、良否判定処理を行う。ここでは、作業者がモニタ16上で、不良チップ12cがピックアップされたか否かを目視確認する。すなわち、サーバー25より取得したデータで生成した不良チップパターン(ウェハマップデータ12)が被ウェハ画像のデータ13に隠れるか否かを、モニタ16上で目視で確認し、その後、良否判定処理を行う。
その後、ステップS39に示す合否判定を行う。
この第1の変形例によれば、ウェハマップデータ12を用紙11に印刷することなく、モニタ16上で被ウェハ画像のデータ13との比較を行うため、用紙代を省略することができるとともに、ウェハマップデータ12を用紙11に出力して比較する場合に比べて抜け殻チェックの効率を向上させることができる。
次に図12及び図13を用いて本実施の形態1の第2の変形例の抜け殻チェックについて説明する。ここでは、図12に示すフローに沿って第2の変形例の抜け殻チェックの手順を説明する。第2の変形例は、画像処理による自動検査方法を採用したものである。
まず、ステップS41に示すように被検査品種データ選択を行って、検査対象の品種を選択する。
その後、ステップS42に示すように被検査ウェハ検査ステージにセットを実施する。ここでは、ピックアップを終えた半導体ウェハ6であるウェハ抜け殻22を準備し、このウェハ抜け殻22を、図9に示す検査ステージ19上に配置する。ウェハ抜け殻22には、不良チップ22aとピックアップ跡22bが残されている。
その後、ステップS43に示すように、バーコード自動読み取りにて基準データのダウンロード、及びウェハマップデータ生成を行う。すなわち、図9に示すバーコードリーダ15によってバーコード10a(図10参照)を読み取り、サーバー25からウェハマップデータ用の基準データをダウンロードする。さらに、このダウンロードした基準データを基にしてウェハマップデータ12(図7参照)を形成する。
その後、ステップS44に示す検査開始を実施する。
まず、認識手段であるカメラ20によってウェハ抜け殻22の画像を取り込み、その後、取り込んだウェハ抜け殻22の画像に対して図9に示す抜け殻チェック装置26の制御部14の画像処理部14aで画像処理を行う。この画像処理では、基準点、基準パターンマッチ位置(座標)を基準にして規定したサーチを繰り返し、これによって、被ウェハ画像のデータ13(図8参照)を形成する。
続いて、ステップS45〜ステップS51を実施する。すなわち、図13に示す基準点サーチ用パターン22c、第1比較パターン22d、第2比較パターン22e、第3比較パターン22f、・・・比較パターンNを、ウェハ抜け殻22の画像上で基準パターンマッチ位置(座標)を基準にして規定したサーチを繰り返して行い、これによってステップS51に示す画像切り出しによって被ウェハ画像のデータ13を生成していく。
その後、ステップS52〜ステップS53に示すウェハマップデータ12と被ウェハ画像のデータ13のパターン一致を行って合否判定をする。不一致の場合、ステップS54〜ステップS56に示すように装置停止となる。また、一致の場合、ステップS57〜ステップS59に示すように合格判定となり、不合格(NO)であればアラーム処理(ステップS60)となり、一方、合格(YES)であれば終了(ステップS61)となる。
その後、ウェハ連続処理(ステップS62)または結果記録処理、他(ステップS63)に至る。
なお、本抜け殻チェックでは、ウェハ1枚分のサーチ完了にて結果の処理を行うことが好ましい。ただし、自動化された抜け殻チェック装置26では、ウェハ1枚単位か、あるいは連続して複数枚の処理を行うかは付属する機構により選択可能である。
このように第2の変形例の抜け殻チェックは、認識手段としてカメラ20を用い、このカメラ20によって取り込んだウェハ抜け殻22の画像を画像処理部14aで画像処理し、さらに、ウェハマップデータ12と被ウェハ画像のデータ13とを自動で照合するものであり、これにより、不良チップ22aがピックアップされたか否かを確認している。
第2の変形例によれば、ピックアップを終えた半導体ウェハ6の情報と、ピックアップすべき半導体チップの位置情報及び不良チップ22aの位置情報が含まれたウェハマップデータ12とを自動照合して不良チップ22aがピックアップされたか否かを確認することにより、作業者が目視で確認している照合作業を行わなくて済むため、不良チップピックアップの確認作業の効率を向上させることができる。
その結果、半導体装置(SIP7)の組み立てにおける効率向上を図ることができる。また、自動照合を行うことで、作業者の場合に発生していた不良チップ22aの見逃しを無くすことができ、照合作業の精度を向上させることができる。
次に図14〜図16を用いて本実施の形態1の第3の変形例の抜け殻チェックについて説明する。ここでは、図14に示すフローに沿って第3の変形例の抜け殻チェックの手順を説明する。第3の変形例は、スキャン画像による自動検査方法を採用したものである。
まず、ステップS71に示すように被検査品種データ選択を行って、検査対象の品種を選択する。
その後、ステップS72に示すように被検査ウェハ検査ステージにセットを実施する。ここでは、ピックアップを終えた半導体ウェハ6である図15に示すウェハ抜け殻24を準備し、このウェハ抜け殻24を、図9に示す検査ステージ19上に配置する。ウェハ抜け殻24には、不良チップ24aとピックアップ跡24bが残されている。
その後、ステップS73に示すように、バーコード自動読み取りにて基準データのダウンロード、及びウェハマップデータ生成を行う。すなわち、図9に示すバーコードリーダ15によってバーコード10a(図10参照)を読み取り、サーバー25からウェハマップデータ用の基準データをダウンロードする。さらに、このダウンロードした基準データを基にしてウェハマップデータ12(図7参照)を形成する。
その後、ステップS74に示す検査開始を実施する。
まず、認識手段であるスキャナ23によってウェハ抜け殻24のスキャンを開始(ステップS75のスキャン開始)する。
続いて、ステップS76〜ステップS80を実施する。すなわち、図15に示すように、スキャナ23をウェハ抜け殻24の一方の端部から反対側の端部まで移動させて全行のスキャンを実施してウェハ抜け殻24のパターンである被ウェハ画像のデータ13を生成する。その際、スキャンでは、図16に示すように、スキャンデータ24cに対してA列に示すようにチップ有無を0,1で表しておく。一方、B列に示すように、ウェハマップデータ12を基に配置データを形成しておく。
その後、ステップS81に示すように行単位比較結果検索を行ってA列のデータとB列のデータを比較し、さらにステップS82に示す合格判定となる。その結果、不合格(NO)であればアラーム処理(ステップS83)となり、一方、合格(YES)であれば終了(ステップS84)となる。
その後、ウェハ連続処理(ステップS85)または結果記録処理、他(ステップS86)に至る。
なお、本抜け殻チェックにおけるスキャン方式としては、幅広タイプのスキャナ23を採用してウェハ抜け殻24の行毎に連続してスキャンしてもよいし、あるいは個々の半導体チップ領域等の限定された領域を連続してスキャンしてもよい。
このように第3の変形例の抜け殻チェックは、認識手段としてスキャナ23を用い、このスキャナ23によってスキャンした画像から形成された被ウェハ画像のデータ13とウェハマップデータ12とを自動で照合するものであり、これにより、不良チップ24aがピックアップされたか否かを確認している。
第3の変形例によれば、第2の変形例と同様に、ピックアップを終えた半導体ウェハ6の情報と、ピックアップすべき半導体チップの位置情報及び不良チップ24aの位置情報が含まれたウェハマップデータ12とを自動照合して不良チップ24aがピックアップされたか否かを確認することにより、作業者が目視で確認している照合作業を行わなくて済むため、不良チップピックアップの確認作業の効率を向上させることができる。
その結果、半導体装置(SIP7)の組み立てにおける効率向上を図ることができる。また、自動照合を行うことで、作業者の場合に発生していた不良チップ24aの見逃しを無くすことができ、照合作業の精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、半導体装置として、2つの半導体チップ(第1の半導体チップ1と第2の半導体チップ2)を搭載したSIP7の場合を一例として説明したが、前記半導体装置は、図17及び図18に示すように1つの半導体チップ30を搭載したQFP(Quad Flat Package)35であってもよい。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、タブ3a上に複数の半導体チップを搭載したSIP型の半導体装置について説明したが、本実施の形態2では、図19に示すように、平面形状が略四角形から成る基板(配線基板)29の裏面29bに複数の半田バンプ(外部端子)31が行列配置されたBGA(Ball Grid Array)28で構成された半導体装置について説明する。
本実施の形態2のBGA28の構成について詳細に説明すると、図20に示すように、複数のボンディングリード(第1電極)29cが形成された主面29a、複数のランド(第2電極)29dが形成され、この主面29aと反対側の裏面29bを有する基板(配線基板)29を含む。また、複数のパッド(電極パッド)30cが形成された主面(デバイス形成領域)30aを有し、この基板29の主面29a上に搭載された半導体チップ30を含む。また、半導体チップ30の複数のパッド30cと基板29の複数のボンディングリード29cをそれぞれ電気的に接続し、接続部材である複数のワイヤ4を含む。また、この半導体チップ30と複数のワイヤ4を封止する封止体(樹脂体)5を含む。さらに、基板29の複数のランド29dにそれぞれ設けられ、外部端子である複数の半田バンプ31を含む。
ここで、半導体チップ30は、半導体チップ30の主面30aと反対側の裏面30bが基板29の主面29aと対向するように、ダイボンド材(接着剤)を介して基板29に搭載している。尚、ダイボンド材については、図示していない。
また、本実施の形態2の半導体チップ30の主面(デバイス形成領域)30aに形成される能動素子は、例えば他の半導体装置(又は半導体チップ)を制御する回路を有する。簡略すれば、本実施の形態2の半導体チップ30はマイコンチップ(コントローラチップ)である。しかしながら、マイコンチップに限らず、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)でもよい。
次に、本実施の形態2の半導体装置(BGA28)の組み立てについて、説明する。
まず、図21のステップS101に示すように、複数のデバイス形成領域が設けられた主面を有する半導体ウェハを準備する。そして、この主面と反対側の裏面にテープ(ダイシングテープ8)を貼り付ける。また、半導体ウェハの複数のデバイス形成領域のそれぞれに不良品が含まれているかどうかを検査する。この不良品のデバイス形成領域を抽出する検査工程により、不良品が含まれていることが判明した場合、良品のデバイス形成領域及び不良品のデバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータ(座標データ、位置情報)として検出しておく。
次に、図21のステップS102のダイシングを行う。このダイシング工程は、半導体ウェハの主面において、半導体ウェハの主面に設けられた複数のデバイス形成領域のうち、互いに隣接する領域(ダイシングエリア)に沿って、ダイシングブレードを高速回転させながら走らせることで、半導体ウェハを分割し、複数の半導体チップ30を取得する。ここで、半導体ウェハの裏面にはテープが貼り付けられているため、ダイシング工程により分割された半導体チップ30が飛散するのを抑制できる。
次に、図21のステップS103のエキスパンド工程を行う。このエキスパンド工程は、図示しないが、半導体ウェハの裏面に貼り付けられたテープを周囲に引き伸ばすものである。先のダイシング工程において、ダイシングブレードを走らせた領域は、ダイシングブレードの幅の分だけ、隣接する半導体チップ30の間に距離が生まれる。しかしながら、1枚の半導体ウェハから取得できる半導体チップ30の数を向上させるため、近年では、使用するダイシングブレードの幅も薄くなってきている。そのため、ダイシングブレードの幅に相当する間隔だけでは、次のピックアップ工程において、ピックアップしたい半導体チップ30が隣接する他の半導体チップと接触し、破損する可能性がある。そこで、本実施の形態2のように、テープを引き伸ばすことで、互いに隣接する半導体チップの間の距離をより広げることができるため、後のピックアップ工程において、ピックアップしたい半導体チップ30が隣接する他の半導体チップと接触するのを抑制できる。
次に、図21のステップS104のピックアップ工程を行う。このピックアップ工程は、半導体ウェハの裏面側からテープを介して、例えば複数のニードルを上方(主面側)に向かって突き上げることで、所望の半導体チップ30をピックアップする。ここで、所望の半導体チップ30とは、良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップ30であり、この半導体チップ30の位置は、先に検出したウェハマップデータにより、特定される。また、先に説明したように、テープを周囲に引き伸ばした状態で行うため、ピックアップしたい半導体チップ30と、これに隣接する他の半導体チップとの間の距離は広げられている。これにより、ピックアップしたい半導体チップ30だけでなく、ピックアップの対象ではない隣の半導体チップも謝ってピックアップする問題や、ピックアップしたい半導体チップ30が隣接する他の半導体チップと接触するのを抑制できる。
次に、図21のステップS105のダイボンディング工程を行う。このダイボンディング工程は、予め基板(配線基板)29を準備しておき、先の工程でピックアップした半導体チップ30をこの基板29の主面29a上に搭載する。ここで、図示しないが、基板29の主面29a上において、半導体チップ30を搭載する領域には、予めダイボンド材(接着剤)が供給されており、このダイボンド材を介して半導体チップ30を基板29の主面29a上に搭載する。また、本実施の形態2のダイボンド材は、例えばペースト状の熱硬化性タイプのものを使用しているが、これに限定されるものではなく、フィルムタイプの接着剤としてDAF(Die Attach Film)を使用してもよい。
次に、先のステップS101の半導体ウェハを準備する段階で行った検査(不良品の抽出検査)により、複数のデバイス形成領域に不良品が含まれていることが判明していた場合、図21のステップS106の抜け殻チェックを行う。この抜け殻チェックの詳細な手順については、前記実施の形態1の図4を用いて説明した内容と同様であるため、簡略して説明すれば、先に検出したウェハマップデータ12と良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップ30がピックアップされた半導体ウェハとを比較し、不良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程である。ステップS102のダイシング工程では、上記したように高速回転したダイシングブレードを用いて行うため、この振動により、切断応力が発生する。この結果、分割された半導体ウェハの切断面は、綺麗なストレート形状とはならず、蛇行した形状となり、半導体ウェハの製造段工程において取得しておいたウェハマップデータ12とダイシング工程が施された後の半導体ウェハを比べると、微妙な位置ずれ(誤差)が生じてしまう。
また、ステップS103のエキスパンド工程において、使用するダイシングテープ8は常に同じ状態(厚さ、大きさなど)ではないため、ダイシングテープ8の伸張率が一定ではない。そのため、エキスパンド工程でもウェハマップデータ12との位置ずれ(誤差)が生じる。これにより、ピックアップの対象ではない不良品を誤ってピックアップする恐れがある。しかしながら、本実施の形態2では、前記実施の形態1と同様に、ダイボンディング工程の後、後のワイヤボンディング工程に移る前に、この抜け殻チェックを行っているため、不良品を誤ってピックアップしたとしても、早い段階で発見することができる。これにより、製造歩留まりの低下を抑制できる。また、半導体ウェハはロット単位で管理されているが、ダイシング工程により分割された半導体チップ30が基板(配線基板)29に搭載され、次工程(ワイヤボンディング工程)に搬送されてしまうと、どのロットのものであるかを特定することが困難となる。しかしながら、本実施の形態2では、前記実施の形態1と同様に、ダイボンディング工程の後、後のワイヤボンディング工程に移る前に、この抜け殻チェックを行っているため、どの製造装置で不良品をピックアップされたのかを特定することができる。そのため、新たな半導体ウェハが不良品をピックアップしてしまった製造装置に搬送されるのを止めることができ、製造歩留まりの低下を抑制できる。
次に、ステップS107のワイヤボンディング工程を行う。このワイヤボンディング工程では、半導体チップ30の主面30aに形成された複数のパッド(電極)30cと基板(配線基板)29の複数のボンディングリード(電極)29cを接続部材である複数のワイヤ4により、それぞれ電気的に接続する。ここで、使用するワイヤ4は、例えば金(Au)またはアルミ(Al)である。金は、抵抗値が低いため、半導体チップ30のデバイス形成領域に形成された能動素子からの信号の伝達速度の低下を抑制できる。一方、アルミは、金に比べ、材料費が安い。そのため、金のワイヤ4を使用した半導体装置に比べ、半導体装置の低コスト化が可能である。
次に、ステップS108の外観検査を行う。この外観検査では、先の工程で形成された接続部材である複数のワイヤ(ボンディングワイヤ)4が、倒れて隣のワイヤ4と接触していないかどうかを確認するものである。
次に、ステップS109の樹脂モールド工程を行う。この樹脂モールド工程では、図示しないが、モールド金型のキャビティ内に、半導体チップ30を搭載した基板29を配置し、例えば熱硬化性のエポキシ系樹脂をキャビティ内に供給し、熱をかけることで、封止体5を形成する。この封止体5は、半導体チップ30の損傷、またワイヤ4に異物が付着することなどを抑制するために半導体チップ30の全面を封止するため、封止体5が形成された半導体チップ30の表面を確認することは困難となる。
次に、ステップS110の半田バンプ形成工程を行う。この半田バンプ形成工程では、外部端子となる複数の半田バンプ(半田ボール)31を、基板29の裏面29bに形成された複数のランド(電極)29dのそれぞれに形成する。
次に、ステップS111のマーク工程を行う。このマーク工程では、先の工程により形成された封止体5の表面に、製品の型番や製品名などのロゴを付す。
次に、ステップS112のテスト工程を行う。このテスト工程は、製品出荷前の最終導通テストであるため、半導体チップ30と半田バンプ31との間に断線が生じていないかどうかを検査するものである。すなわち、上記した抜け殻チェックとは異なるものであり、搭載されている半導体チップ30のデバイス形成領域に形成された能動素子が損傷しているかどうかは判別できない。また、テスト工程は、基板29の裏面29bの中央部に配置されたテスト用電極(半田バンプが形成されていないランド)29eに、例えばプローブ針を接触させることで、半導体チップ30の導通状態を検査する。このテスト用電極29eは、図示しないが、基板29の内層に形成された配線層を介して、基板29の主面29aのボンディングリード(電極)29cと繋がっている。また、本実施の形態2では、テスト用電極29eには半田バンプ31が形成されていないことについて説明したが、これに限定されるものではなく、半田バンプ31が形成されていても良い。
次に、ステップS113のスキャナ(最終外観検査)を行う。ここでは、形成された封止体5や基板29に欠けが生じているかどうかを確認する。また、半田バンプ31が、複数のランド29dのそれぞれに形成されているかどうかを確認する。
その後、問題のない製品(半導体装置、半導体パッケージ)は、ステップS114の出荷工程に移る。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施の形態1では、半導体装置として、複数の半導体チップを有するSIP7を取り上げて説明したが、前記半導体装置は、SIP7に限定されるものではなく、1つの半導体チップを有した半導体装置であっても、または複数の半導体チップを有した半導体装置であってもその何れであってもよい。
また、前記実施の形態2では、基板(配線基板)29の主面29a上に半導体チップ30を搭載することについて説明したが、これに限定されるものではなく、前記実施の形態1のように、リードフレームのような金属部材(例えば、銅合金)から成る基板を使用し、リードフレームの一部で構成されるタブ(ダイパッド)3a上に半導体チップ30を搭載しても良い。このとき、前記実施の形態1のタブ3aの外形寸法(サイズ)は、半導体チップ30の外形寸法(サイズ)よりも大きいもので説明したが、前記実施の形態2のように、搭載する半導体チップ30が1つの場合は、半導体チップ30の外形寸法(サイズ)よりも小さいタブ3a(小タブ構造)であってもよい。例えば、銅から成るリードフレームと封止体5との密着力は、シリコンから成る半導体チップ30と封止体5との密着力より低いため、封止体5とリードフレーム(特にタブ)との界面においてクラックが発生しやすい。しかしながら、小タブ構造にすることで、このクラックの発生を抑制できる。
また、前記実施の形態1及び2では、ダイボンディング工程の後であり、このダイボンディング工程の次の工程であるワイヤボンディング工程の前に抜け殻チェックを行うことについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、樹脂モールド工程の前に、この抜け殻チェックを行ってもよい。しかしながら、この場合、ワイヤボンディングが施されてから不良品を発見することになる。そのため、半導体装置の高機能化が進み、例えば金から成るワイヤ4を使用した場合、複数本分の金が使用されるため、製造歩留まりが低下してしまう。
また、前記実施の形態1及び2では、ダイボンディング工程の後であり、このダイボンディング工程の次の工程であるワイヤボンディング工程の前に抜け殻チェックを行うことについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、前記実施形態1及び2のように、不良品のデバイス形成領域をウェハマップデータ12として検出しておくのではなく、不良品のデバイス形成領域に不良品を認識するためのマークを付す場合である。半導体チップ30の主面30aを上方に向けた状態で、半導体チップ30を基板(配線基板、リードフレーム)29に搭載する半導体装置の構成であれば、樹脂モールド工程において半導体チップ30が樹脂で封止されるまでは、封止体5が形成された後に比べて、半導体チップ30の主面30aを容易に確認できる。そのため、たとえ不良品を誤ってピックアップしたとしても、封止体5が形成されるまでは不良品を特定するためのマークを確認することができるため、樹脂モールド工程ステップS109の前(ワイヤボンディング工程ステップS107、又は外観検査ステップS108工程の後)に抜け殻チェックステップS106を行っても良い。ここで、マークの一例としては、インクを付着させたものである。しかしながら、前記実施の形態の図8に示すように、半導体チップの主面(デバイス形成領域)に×印の傷をつけ、これを不良を確認するためのマークとしても良い。
また、上記したように、不良品を特定するためのマークを、不良品のデバイス形成領域に付す場合は、樹脂モールド工程ステップS109の前であれば、ワイヤボンディング工程ステップS107の前に抜け殻チェックを行わなくても良いと説明したが、図22に示すように、複数の半導体チップ(第1の半導体チップ1、第2の半導体チップ2)を、それぞれの主面1a,2aを上方に向けて積層し、1つの半導体装置内に搭載するSIP(System In Package)32の構成の場合、下段の第1の半導体チップ(第1半導体チップ)1のデバイス形成領域が上段の第2の半導体チップ(第2半導体チップ)ステップ2で覆われてしまう。そのため、積層型のSIP32では、図23のステップS121〜ステップS136の組み立てフローに示すように、ダイボンディング工程の後であり、ワイヤボンディング工程の前に、抜け殻チェックを行うことが好ましい。ここで、搭載される複数の半導体チップにおいて、下段の半導体チップ(第1の半導体チップ1)は、例えばSDRAMのようなメモリチップであり、上段の半導体チップ(第2の半導体チップ2)は、このメモリチップを制御するマイコンチップである。しかしながら、マイコンチップの外形寸法が、メモリチップの外形寸法よりも大きい場合は、マイコンチップが下段側に配置されても良い。さらには、一方がSDRAMのようなメモリチップであり、他方がFLASHのようなメモリチップであってもよい。
また、図24のBGA33に示すように、半導体チップ30の主面30aを基板29の主面29aと対向するように、半導体チップ30をバンプ電極34を介して基板(配線基板)29の主面29a上に搭載した場合、ダイボンディング工程の後は、不良品のデバイス形成領域に付されたマークを確認することが困難となる。そのため、前記実施の形態2のように、半導体ウェハを準備する段階で、複数のデバイス形成領域のうち、不良品のデバイス形成領域に不良品を認識するためのマークを付し、マークが付された位置をウェハマップデータ(座標データ、位置情報)12として検出しておくことが好ましい。これにより、ワイヤボンディング工程の前に、ウェハマップデータ12とマークが付されていない半導体チップ30がピックアップされた半導体ウェハとを比較し、マークが付された半導体チップがピックアップされたか否かを確認することができる。
本発明は、チップピックアップに好適である。
本発明の実施の形態1の半導体装置の組み立て手順の一例を示すフロー図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおけるダイシング及びダイボンディング後の構造の一例を示す斜視図と断面図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおけるワイヤボンディング〜リード切断・成形後の構造の一例を示す断面図である。 図1に示す半導体装置の組み立てのダイボンディング工程におけるピックアップ前とピックアップ後の半導体ウェハの構造の一例を示す斜視図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおける抜け殻チェックの作業手順の一例を示す斜視図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおける第1の変形例の抜け殻チェックの作業手順を示すフロー図である。 図5及び図6に示す抜け殻チェックにおけるウェハマップデータの一例を示す平面図である。 図6に示す抜け殻チェックにおける誤ピックアップ状態の被ウェハ画像のデータの一例を示す平面図である。 図6に示す抜け殻チェックで用いられる抜け殻チェック装置の構成の一例を示す概略構成図である。 図9に示す抜け殻チェック装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。 図6に示す抜け殻チェックの詳細の作業手順を示すフロー図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおける第2の変形例の抜け殻チェックの作業手順を示すフロー図である。 図12に示す抜け殻チェックにおける被ウェハ画像のデータ形成用の画像処理方法の一例を示す平面図である。 図1に示す半導体装置の組み立てにおける第3の変形例の抜け殻チェックの作業手順を示すフロー図である。 図14に示す抜け殻チェックにおける被ウェハ画像のデータ形成用のスキャン方法の一例を示す平面図である。 図14に示す抜け殻チェックにおけるウェハマップデータと被ウェハ画像のデータとの比較方法の一例を示す比較説明図である。 本発明の実施の形態1の変形例の半導体装置の表面図である。 図17に示す半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体装置の裏面図である。 図19に示す半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態2の半導体装置の組み立て手順の一例を示すフロー図である。 変形例の半導体装置の断面図である。 変形例の半導体装置の組み立て手順の一例を示すフロー図である。 変形例の半導体装置の断面図である。
符号の説明
1 第1の半導体チップ(第1半導体チップ)
1a 主面
1b 裏面
1c パッド
2 第2の半導体チップ(第2半導体チップ)
2a 主面
2b 裏面
2c パッド
3a タブ
3b インナリード
3c アウタリード
4 ワイヤ
5 封止体(樹脂体)
6 半導体ウェハ
6a ダイシングライン
7 SIP(半導体装置)
8 ダイシングテープ
9 ウェハリング
10 ウェハ抜け殻
10a バーコード
11 用紙
12 ウェハマップデータ
12a 基準チップ
12b 良品チップ
12c 不良チップ
13 被ウェハ画像のデータ
13a 基準チップ
13b ピックアップ跡
13c 残留チップ
14 制御部(処理部)
14a 画像処理部
15 バーコードリーダ
16 モニタ
17 キーボード
18 マウス
19 検査ステージ
19a θ合わせハンドル
20 カメラ(認識手段)
21 外乱防止カバー
22 ウェハ抜け殻
22a 不良チップ
22b ピックアップ跡
22c 基準点サーチ用パターン
22d 第1比較パターン
22e 第2比較パターン
22f 第3比較パターン
23 スキャナ(認識手段)
24 ウェハ抜け殻
24a 不良チップ
24b ピックアップ跡
24c スキャンデータ
25 サーバー
26 抜け殻チェック装置
27 工場内LAN
28 BGA(半導体装置)
29 基板(配線基板)
29a 主面
29b 裏面
29c ボンディングリード(第1電極)
29d ランド(第2電極)
29e テスト用電極
30 半導体チップ
30a 主面(デバイス形成領域)
30b 裏面
30c パッド(電極パッド)
31 半田バンプ(外部端子)
32 SIP(半導体装置)
33 BGA(半導体装置)
34 バンプ電極
35 QFP(半導体装置)

Claims (22)

  1. 以下の工程を有する半導体装置の製造方法:
    (a)複数のデバイス形成領域が設けられた主面を有する半導体ウェハを準備する工程;
    (b)前記半導体ウェハの前記複数のデバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (c1−1)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c1−2)前記複数の半導体チップをピックアップする工程;
    を有し、
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (c2−1)良品のデバイス形成領域及び不良品のデバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータとして検出する工程;
    (c2−2)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c2−3)前記複数の半導体チップのうち、前記良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップをピックアップする工程;
    (c2−4)前記ウェハマップデータと前記良品のデバイス形成領域を備えた前記半導体チップがピックアップされた前記半導体ウェハとを比較し、前記不良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程;
    を有する。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップは、前記半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップは、ダイシングブレードを用いて前記半導体ウェハを分割することで取得されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップをピックアップした後、前記半導体チップを基板の主面上に搭載し、前記半導体チップの前記デバイス形成領域に形成された複数のパッドと前記基板の前記主面に形成された複数の電極とをそれぞれ電気的に接続する工程を有し、
    前記(c2−4)工程は、前記半導体チップの前記デバイス形成領域に形成された前記複数のパッドと前記基板の前記主面に形成された前記複数の電極とをそれぞれ電気的に接続する工程の前に行われることを特徴する半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップの前記デバイス形成領域に形成された前記複数のパッドと前記基板の前記主面に形成された前記複数の電極とをそれぞれ電気的に接続する工程の後、前記基板の前記主面上に搭載された前記半導体チップを樹脂で封止することで封止体を形成し、前記封止体及び前記基板の外観を検査することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 以下の工程を有する半導体装置の製造方法:
    (a)複数の第1デバイス形成領域が設けられた主面を有する第1半導体ウェハを準備する工程;
    (b)前記第1半導体ウェハの前記複数の第1デバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(b)工程において、前記複数の第1デバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (c1−1)前記第1半導体ウェハを分割することで複数の第1半導体チップを取得する工程;
    (c1−2)前記複数の第1半導体チップをピックアップし、基板の主面上に搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(b)工程において、前記複数の第1デバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (c2−1)良品の第1デバイス形成領域及び不良品の第1デバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータとして検出する工程;
    (c2−2)前記第1半導体ウェハを分割することで複数の第1半導体チップを取得する工程;
    (c2−3)前記複数の第1半導体チップのうち、前記良品の第1デバイス形成領域を備えた第1半導体チップをピックアップし、前記基板の前記主面上に搭載する工程;
    (c2−4)前記ウェハマップデータと前記良品の第1デバイス形成領域を備えた前記第1半導体チップがピックアップされた前記第1半導体ウェハとを比較し、前記不良品の第1デバイス形成領域を備えた第1半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程;
    を有し、
    (d)複数の第2デバイス形成領域が設けられた主面を有する第2半導体ウェハを準備する工程;
    (e)前記第2半導体ウェハの前記複数の第2デバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(e)工程において、前記複数の第2デバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (f1−1)前記第2半導体ウェハを分割することで複数の第2半導体チップを取得する工程;
    (f1−2)前記複数の第2半導体チップをピックアップし、前記基板の前記主面上に搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(e)工程において、前記複数の第2デバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (f2−1)良品の第2デバイス形成領域及び不良品の第2デバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータとして検出する工程;
    (f2−2)前記第2半導体ウェハを分割することで複数の第2半導体チップを取得する工程;
    (f2−3)前記複数の第2半導体チップのうち、前記良品の第2デバイス形成領域を備えた第2半導体チップをピックアップし、前記基板の前記主面上に搭載する工程;
    (f2−4)前記ウェハマップデータと前記良品の第2デバイス形成領域を備えた前記第2半導体チップがピックアップされた前記第2半導体ウェハとを比較し、前記不良品の第2デバイス形成領域を備えた第2半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程;
    を有し、
    (g)前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域に形成された複数のパッドと前記基板の主面に形成された複数の第1電極とをそれぞれ電気的に接続する工程;
    (h)前記第2半導体チップの前記第2デバイス形成領域に形成された複数のパッドと前記基板の主面に形成された複数の第2電極とをそれぞれ電気的に接続する工程。
  7. 請求項6記載の半導体装置の製造方法において、前記第1半導体チップは、前記第1半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされ、
    前記第2半導体チップは、前記第2半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、前記複数の第1及び第2半導体チップは、ダイシングブレードを用いて前記第1及び第2半導体ウェハを分割することでそれぞれ取得されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、前記(h)工程の後、前記基板の前記主面上に搭載された前記第1及び第2半導体チップを樹脂で封止することで封止体を形成し、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとの導通状態を前記基板の前記主面とは反対側の裏面に形成されたテスト用電極を介して検査することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9記載の半導体装置の製造方法において、さらに前記封止体及び前記基板のそれぞれの外観を検査することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 以下の工程を有する半導体装置の製造方法:
    (a)複数のデバイス形成領域が設けられた主面を有する半導体ウェハを準備する工程;
    (b)前記半導体ウェハの前記複数のデバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (c1−1)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c1−2)前記複数の半導体チップをピックアップし、前記半導体チップの前記デバイス形成領域と反対側の裏面が基板の主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記半導体チップを搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (c2−1)前記複数のデバイス形成領域のうち、不良品のデバイス形成領域に不良品を認識するためのマークを付す工程;
    (c2−2)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c2−3)前記複数の半導体チップのうち、前記マークが付されていない半導体チップをピックアップし、前記半導体チップの前記デバイス形成領域と反対側の裏面が前記基板の前記主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記半導体チップを搭載する工程;
    (c2−4)前記基板の前記主面上に搭載された前記半導体チップの前記デバイス形成領域に前記マークが付されているか否かを確認する工程;
    を有する。
  12. 請求項11記載の半導体装置の製造方法において、前記(c2−4)工程は、前記基板の前記主面上に搭載された前記半導体チップを樹脂で封止する前に行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 請求項12記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップは、前記半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 請求項13記載の半導体装置の製造方法において、前記複数の半導体チップは、ダイシングブレードを用いて前記半導体ウェハを分割することでそれぞれ取得されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 以下の工程を有する半導体装置の製造方法:
    (a)複数の第1デバイス形成領域が設けられた主面を有する第1半導体ウェハを準備する工程;
    (b)前記第1半導体ウェハの前記複数の第1デバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(b)工程において、前記複数の第1デバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (c1−1)前記第1半導体ウェハを分割することで複数の第1半導体チップを取得する工程;
    (c1−2)前記複数の第1半導体チップをピックアップし、前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域と反対側の裏面が基板の主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記第1半導体チップを搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(b)工程において、前記複数の第1デバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (c2−1)前記複数の第1デバイス形成領域のうち、不良品の第1デバイス形成領域に不良品を認識するためのマークを付す工程;
    (c2−2)前記第1半導体ウェハを分割することで複数の第1半導体チップを取得する工程;
    (c2−3)前記複数の第1半導体チップのうち、前記マークが付されていない第1半導体チップをピックアップし、前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域と反対側の裏面が前記基板の前記主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記第1半導体チップを搭載する工程;
    (c2−4)前記基板の前記主面上に搭載された前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域に前記マークが付されているか否かを確認する工程;
    を有し、
    (d)複数の第2デバイス形成領域が設けられた主面を有する第2半導体ウェハを準備する工程;
    (e)前記第2半導体ウェハの前記複数の第2デバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(e)工程において、前記複数の第2デバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (f1−1)前記第2半導体ウェハを分割することで複数の第2半導体チップを取得する工程;
    (f1−2)前記複数の第2半導体チップをピックアップし、前記第2半導体チップの前記第2デバイス形成領域と反対側の裏面が前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域と対向するように、前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域上に前記第2半導体チップを搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(e)工程において、前記複数の第2デバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (f2−1)前記複数の第2デバイス形成領域のうち、不良品の第2デバイス形成領域に不良品を認識するための前記マークを付す工程;
    (f2−2)前記第2半導体ウェハを分割することで複数の第2半導体チップを取得する工程;
    (f2−3)前記複数の第2半導体チップのうち、前記マークが付されていない第2半導体チップをピックアップし、前記第2半導体チップの前記第2デバイス形成領域と反対側の裏面が前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域と対向するように、前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域上に前記第2半導体チップを搭載する工程;
    (f2−4)前記第1半導体チップの前記第1デバイス形成領域上に搭載された前記第2半導体チップの前記第2デバイス形成領域に前記マークが付されているか否かを確認する工程;
    を有する。
  16. 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、前記(f2−4)工程は、前記基板の前記主面上に搭載された前記第1及び第2半導体チップを樹脂で封止する前に行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 請求項16記載の半導体装置の製造方法において、前記第1半導体チップは、前記第1半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされ、
    前記第2半導体チップは、前記第2半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 請求項17記載の半導体装置の製造方法において、前記第1及び第2半導体チップは、ダイシングブレードを用いて前記第1及び第2半導体ウェハを分割することでそれぞれ取得されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 以下の工程を有する半導体装置の製造方法:
    (a)複数のデバイス形成領域が設けられた主面を有する半導体ウェハを準備する工程;
    (b)前記半導体ウェハの前記複数のデバイス形成領域のそれぞれを検査する工程;
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれていない場合、
    (c1−1)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c1−2)前記複数の半導体チップをピックアップし、前記半導体チップの前記デバイス形成領域が基板の主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記半導体チップを搭載する工程;
    を有し、
    ここで、前記(b)工程において、前記複数のデバイス形成領域に不良品が含まれている場合、
    (c2−1)良品のデバイス形成領域及び不良品のデバイス形成領域のそれぞれの位置をウェハマップデータとして検出する工程;
    (c2−2)前記半導体ウェハを分割することで複数の半導体チップを取得する工程;
    (c2−3)前記複数の半導体チップのうち、前記良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップをピックアップし、前記半導体チップの前記デバイス形成領域が前記基板の前記主面と対向するように、前記基板の前記主面上に前記半導体チップを搭載する工程;
    (c2−4)前記ウェハマップデータと前記良品のデバイス形成領域を備えた前記半導体チップがピックアップされた前記半導体ウェハとを比較し、前記不良品のデバイス形成領域を備えた半導体チップがピックアップされたか否かを確認する工程;
    を有する。
  20. 請求項19記載の半導体装置の製造方法において、前記(c2−1)工程では、前記複数のデバイス形成領域のうち、前記不良品のデバイス形成領域に不良品を認識するためのマークを付し、前記マークが付された位置を前記ウェハマップデータとして検出し、
    前記(c2−4)工程では、前記ウェハマップデータと前記マークが付されていない半導体チップがピックアップされた前記半導体ウェハとを比較し、前記マークが付された半導体チップがピックアップされたか否かを確認することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  21. 請求項20記載の半導体装置の製造方法において、前記半導体チップは、前記半導体ウェハの前記主面と反対側の裏面に貼りつけられたテープを引き伸ばした状態で、ピックアップされることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  22. 請求項21記載の半導体装置の製造方法において、前記複数の半導体チップは、ダイシングブレードを用いて前記半導体ウェハを分割することでそれぞれ取得されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH706426A1 (de) * 2012-04-24 2013-10-31 Esec Ag Verfahren für die Vorbereitung und Überwachung der Montage von Halbleiterchips und Montageautomat für Halbleiterchips.
WO2014128923A1 (ja) * 2013-02-22 2014-08-28 上野精機株式会社 マップ照合装置、照合方法及び照合プログラム
CN111916370A (zh) * 2020-05-29 2020-11-10 佛山市顺德区蚬华多媒体制品有限公司 一种固晶机及其半导体器件封装方法

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