JP3938876B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の半導体集積回路チップを一括樹脂封止した樹脂封止体あるいは半導体集積回路チップを形成したウエハ状の樹脂封止体を個別半導体デバイス(装置)に分割、電極半田付けする実装工程における半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体チップの実装形態として、半導体チップを、金属配線が埋め込まれ、表面に電極を露出させた有機樹脂やセラミックの配線基板に電気的に接続させた後、半導体チップと配線基板とが樹脂により保護封止された状態のLGA(Land Grid Array)と呼ばれる形態があり、電極にはんだ付けされ、プリント基板に実装される。ところが、電子機器の小型化、低価格化及びプリント基板への実装信頼性の向上の要求から、上記のような個別のLGA半導体装置をプリント基板に接合する際、LGAの電極に半田を付加した形態のBGA(Ball Grid Array)実装体の形態でプリント基板に接合する事が望まれている。
【0003】
以上のような実装形態の半導体装置も含めて一般に樹脂封止半導体装置は、複数のチップを1つの樹脂に一括して1回で封止し、その後その樹脂封止体を切断し個々の樹脂封止半導体装置にするという製造方法が採られることが多い。これは、個々のチップを1個づつ樹脂封止する方法と比較して工程が短縮され、低コスト化できるという利点があるためである。
【0004】
図8はBGAタイプのパッケージの半導体装置を一括樹脂封止で製造する工程を示す工程フロー図である。まず、ウエハから個々にダイシングによって切断された複数の半導体チップが、前述した配線基板に搭載され、一括樹脂封止された樹脂封止体1を形成する。そして封止樹脂表面に品番などをマーキングする。図では3個の半導体装置が封止されたところを部分的に示しているものである。
【0005】
この樹脂封止体1の1個の半導体チップが搭載された部分の構造は例えば図10に示すようになっている。シリコン基板からなる半導体チップ21の表面上に形成された内部電極パッド22には金属バンプ23が形成されている。内部に配線が埋め込まれた配線基板24の表面上にも電極25があり、配線基板24と半導体チップ21が対向するバンプ23と電極25とが接合され、封止樹脂27で半導体チップ21が封止され、かつ埋め込まれた配線の先端は配線基板24の反対側に外部接続電極26として露出している。
【0006】
マーキング後、樹脂封止体1の、図10に示した外部接続電極26上に半田ボールを付加する半田付けを行う。この半田付け工程は例えば図11に示すように行われる。すなわち、一括樹脂封止体1の裏面に配列形成された外部電極26(工程(a),(b)では図示せず)にメタルマスク27の開口部を合わせ設置し、フラックス28をメタルマスク27表面に沿って掃引する(工程(a))。その後、メタルマスク27を除去すると、外部接続電極26上にはフラックスが塗布されている(工程(b))。そして半田ボール搭載ヘッド30から供給された半田ボール29を対応する外部接続電極26に付加する(工程(c))。その後リフロー炉によって溶融し固定する。
【0007】
半田付け後、樹脂封止体1をダイシングフレーム2に載せ、樹脂を切断して個々の実装済み半導体装置個片4とする。次いで半導体装置個片4はオートハンドラーのような検査装置に移載され、検査されて出荷される。
【0008】
以上は、個々の半導体チップに分割された後一括樹脂封止するような方式の樹脂封止体に対する製造工程を示したが、これとは別に、拡散処理工程が終了し、ウエハ状態のまま、つまり切断しない半導体チップが複数形成されたままのウエハ状態で一括樹脂封止した、樹脂封止体もある。図9はそのような樹脂封止体に対する製造工程フローを示すものである。
【0009】
この場合は、まず複数のチップが配列され、形成されたウエハ全体をダイシングせずに一括して樹脂封止した後、樹脂封止体11の裏面に露出した図10に示される外部接続電極26に対して半田付けを行う。そして樹脂封止体11をダイシングフレーム2に搭載して樹脂を切断し半導体装置個片4とする。その後マーキング工程を経て検査・出荷する。ウエハ状態で一括樹枝封止する方式は、図8に示した方式と比較して、樹脂封止する前に個々の半導体チップにダイシングする必要がなくそれだけ工程が短縮するという利点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の製造方法では以下のような問題点があった。まず、すでに述べた一括樹脂封止方式では、個別の半導体チップの樹脂封止とは異り複数のかなり多数の半導体チップを1つの樹脂封止体となるように封止するものであるからできあがった樹脂封止体の寸法は大きい。樹脂封止は一般に高温で行われるので樹脂封止体は熱の影響を受けて配線基板材料と封止材料の線膨張の違いによる内部応力が発生し、結果として反りが発生する。さらにその後の半田付け工程において、半田ボールを外部接続電極に付加し半田リフローを行う場合にも樹脂封止体は250℃〜300℃程度に加熱されるのでこの工程でも反りが発生することになる。
【0011】
特に半田ボール付加工程を樹脂封止体に反りが存在する状態で行うと、図11のような半田ボール搭載ヘッドから半田ボールを外部接続電極へ付加する瞬間において、反りによって半田ボール29の平面的および垂直方向の位置と、外部接続電極26の平面的、垂直方向位置との間でズレが生じ、うまく半田ボールを付加できなくなり、歩留まりが不安定になりやすい。
【0012】
そのため、従来は半田付け時に、樹脂封止体に発生した反りをなくす方法として、樹脂封止体全体を加圧し半田付け工程用ステージ面に押し当てる方法、または樹脂封止体を背面から真空吸引してステージ面に沿わせて反りを矯正する方法等を用いていたが、この場合、強制的に基板を矯正するため、配線基板内に埋め込み形成されている微細配線の断線およびクラック、欠けの発生要因となって別の問題点を引き起こす。
【0013】
次に、図8に示した工程では予め切断された半導体チップを用いるので、予備動作試験で良品となった半導体チップだけを選別し、良品チップだけで樹脂封止体1を形成できるが、しかしその一方で、図8の工程途中では複数の半導体チップを搭載する配線基板24は1枚であり、この上に複数の半導体チップを設置して一括樹脂封止される。従ってこのように形成された樹脂封止体では、半導体チップ自体はすべて良品であるが、ある特定の半導体チップを搭載する配線基板の部分において埋め込み配線不良などがある場合は、結果的に実装体としては不良品を含むこととなる。図8に示す工程ではそのような不良品にまで半田ボール付けを行うことになるので、半田付け工程としては生産性、歩留まりはよくないという問題点があった。
【0014】
そして図9に示すような工程では、動作不良である半導体チップを含むウエハ状態で一括樹脂封止するので、配線基板の不良はもちろん半導体チップの不良品も含む樹脂封止体を製造するので、さらに多くの不良品に半田ボール付けを行うことになり、図8の場合より生産性、歩留まりが低下する。
【0015】
したがって、この発明の目的は、以上のような問題点を解決できるもので、複数の半導体チップを一括樹脂封止したBGAタイプの半導体装置において、半田ボール付けの位置精度を向上させるとともに良品チップのみ半田付けして生産性を向上させることができる半導体装置の製造方法を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明の請求項記載の半導体装置の製造方法は、複数の半導体チップが形成された半導体基板を一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、前記樹脂封止体を載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、前記複数の半導体装置個片を前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片を試験する検査工程とを含む。
【0026】
このように、樹脂封止体を載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、複数の半導体装置個片を載置基板上に配列したまま、半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板上に配列したまま、半導体装置個片を試験する検査工程とを含むので、一括樹脂封止体から半導体装置個片への切断工程、半田付け工程、出荷前検査工程において共通の載置基板を使用できることになり、特別な搬送キャリヤは必要なくなる。
また、半導体装置個片は一括樹脂封止体よりはるかに寸法が小さくなっていることにより、高温に加熱されても反りは無視できる。したがって、半田付けを正確に半導体装置個片の露出した外部接続電極に付加できるので、安定した歩留まりが得られる。
また、単一の樹脂封止体を複数の半導体装置個片にした後、半田付けするので、個々に分割された半導体チップから良品だけを選別して半田付け工程を行うことができる。
また、検査工程においても半田付け工程で用いたのと同一の載置基板を用いることができる。このため、半田付け後、検査するための半導体装置個片の移し替えが必要なくなり、その際の半導体装置個片のハンドリングミスがなくせる。
【0027】
請求項記載の半導体装置の製造方法は、半導体基板を載置基板上に固定して複数の半導体チップに切断するダイシング工程と、切断された複数の半導体チップを一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、前記樹脂封止体を前記ダイシング工程で用いた載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、前記複数の半導体装置個片を前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片を試験する検査工程とを含む。
【0028】
このように、樹脂封止体をダイシング工程で用いた載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、複数の半導体装置個片を載置基板上に配列したまま、半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板上に配列したまま、半導体装置個片を試験する検査工程とを含むので、半導体基板から半導体チップへのダイシング工程、一括樹脂封止体から半導体装置個片への切断工程、半田付け工程、出荷前検査工程において共通の載置基板を使用できることになり、特別な搬送キャリヤは必要なくなる。
【0029】
請求項記載の半導体装置の製造方法は、請求項1または2記載の半導体装置の製造方法において、載置基板は、単一の開口を有するフレームに前記開口に面するように粘着シートを貼り付けてなり、半導体装置個片は、前記粘着シート上に固定して配列される。このように、載置基板は、単一の開口を有するフレームに開口に面するように粘着シートを貼り付けてなり、半導体装置個片は、粘着シート上に固定して配列されるので、半導体装置個片の周囲にガイドが無く仕切のない領域に半導体装置個片を配列するだけの構成となる。このため、ガイドがある場合に半導体装置個片との間に形成された細い隙間ができず、洗浄液残りによるしみ発生を防止することができる。さらに、半導体個片の上下位置は粘着シートのたわみで補正することができる。また、半導体装置個片デバイス品種毎のサイズに関係無く共用することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1(a)は、この発明の第1の実施形態を示す半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。これは個々にダイシング切断された半導体チップを複数個一括樹脂封止した樹脂封止体に関する工程であり、対象となる実装体の構造は、図10のLGAタイプである。
【0031】
図1に示すように、切断された複数の半導体チップを一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体1を得る封止工程と、樹脂封止体1を、封止した半導体チップ毎に切断し、複数の半導体装置個片4にする個片切断分割工程と、複数の半導体装置個片4を、フレームに粘着シートを貼り付けた搬送キャリヤ5のような載置基板上に配列し、半導体装置個片4の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田ボール付加を含む半田付けする半田付け工程とを含む。
【0032】
この場合、まず、テスターで予備動作検査が行われ、ダイシングされて個々に分割された半導体チップから良品だけが選別される。次に1枚の、図10に示したような配線基板24に複数の良品半導体チップ21がバンプ23を介して接続され、配列される。そしてこの配線基板を一括樹脂封止し、樹脂封止体1を形成し(S1)、封止樹脂表面に品番などをマーキングする(S2)。図では3個の半導体装置が封止されたところを部分的に示しているものである。
【0033】
次いで樹脂封止体1を、耐熱性粘着シート3を貼り付けたダイシングフレーム2に載せ、樹脂を切断して個々の半導体装置個片4とする(S3)。個々の半導体装置個片4はダイシングフレーム2から取り除き、次に半導体装置個片4の封止樹脂から露出している外部接続電極への半田付け工程S5へ移すが、この段階で配線基板が不良となっている半導体装置個片4を取り除き、配線基板が良品である物のみを選別して半田付け工程S5へ移送する(S4)。この半田付け工程S5は図11に示すものと同じであり、分割された半導体装置個片4をそれぞれ、搬送キャリヤ5の、半導体装置個片4よりも僅かに大きいサイズに形成した凹状のガイド中へ載置する。この状態で図11に示した工程に従って、図2のフローに示すように、フラックス28塗布(S51)、外部接続電極26への半田ボール29付加(S52)、250℃〜300℃程度の温度での半田リフロー処理を行う(S53)。最後に半田付け後洗浄処理を行う(S54)。
【0034】
次いで半導体装置個片4はオートハンドラーのような検査装置に移載され(S6)、検査されて出荷される(S7,S8)。
【0035】
図3は上記工程で使用した搬送キャリヤ5の構造を示すものであり、(b)は(a)のA―A’線で切断した断面図である。1枚の基板に半導体装置個片4の寸法より僅かに大きい寸法の凹状ガイド7が形成されており、図の場合は開口になっていて、内部に段差が設けられている。ガイド7にはその位置に合わせ、半田付け工程の高温に耐える例えばポリイミド製の耐熱性粘着テープ6が裏面から貼り付けられ、ガイド7内に半導体装置個片4を挿入したとき、耐熱粘着テープ6に固定できるようになっている。
【0036】
以上述べたようにこの実施の形態の製造方法では、樹脂封止体1を切断した後、半導体装置個片4の状態で搬送キャリヤ5のガイド7に配列し、半田付けを行うのであるが、半導体装置個片4は一括樹脂封止体1よりはるかに寸法が小さくなっているために、高温に加熱されても反りは無視できる。従って、半田ボール29を正確に半導体装置個片4の露出した外部接続電極に付加できるので、安定した歩留まりが得られる。また、半導体装置個片4は耐熱性粘着テープ6に貼り付けるだけであり、従来のように押圧しないから配線基板内の断線など損傷がない。
【0037】
さらに、この実施の形態の製造方法では、切断した半導体装置個片4で配線基板不良のものを除外した後、半田付け工程処理できるのでこの工程の生産性、歩留まりが向上するのである。
【0038】
この発明の第2の実施の形態を図4および図5に基づいて説明する。
【0039】
第1の実施の形態では、半田付け工程において、図3に示したように半導体装置個片4の寸法よりも僅かに大きい寸法を有する凹状のガイド7を複数個設けた搬送キャリヤ5を用いた。しかしながらこのような形式のキャリヤでは、(1)半導体装置個片4のサイズが一般にはデバイス品種毎に異なるため、その寸法に対応した寸法のガイドを有するキャリヤを準備しなければならない、(2)半導体装置個片4をガイド7に挿入したときに非常に狭い隙間8が出来、半田付け後のフラックス洗浄後の乾燥において、隙間8に洗浄液が残り、しみ(異物の付着)の発生が起こる、(3)同一品種であっても半導体装置個片4の切断時にばらつきが発生し、その寸法に変動が生じ、このため、ガイド7に挿入できないと半田ボール付け時に上下方向の位置ずれが起こったりする、等の問題点が残る。
【0040】
そこで本発明の第2の実施の形態では、少なくとも半田付け工程において図4に示すような搬送キャリヤを用いる。すなわち、板状で単一の開口を有する額縁状のフレーム9に開口に面するように耐熱性粘着シート10を貼り付けたものであり、半田付け時には切断された複数の半導体装置個片4をそれぞれ、耐熱性粘着シート10上に整然と配置固定し、半田ボール付加を行う(図4(a))。図4(b)は図4(a)のB−B’線で切断した搬送キャリヤ断面図である。
【0041】
この構成からわかるように、搬送キャリヤ5のようにガイドが無く仕切のない領域に単に半導体装置個片4を配列するだけなので細い隙間ができず、洗浄液残りによるしみ発生を防止することができる。さらに半導体装置個片4の上下位置は耐熱性接着シート10のたわみで補正する事が出来る。また半導体装置個片4デバイス品種毎のサイズに関係無く共用化する事ができる。
【0042】
図5(a)は、図4の搬送キャリヤを用いた半田付け工程を含む半導体装置製造方法を示す工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。図5も個々にダイシング切断された半導体チップを複数個一括樹脂封止した樹脂封止体に関する工程であり、対象となる実装体の構造は、図10のLGAタイプである。
【0043】
図5に示すように、第1の実施の形態において、半田付け工程で用いた載置基板5上に半導体装置個片4を配列したまま、半導体装置個片4を試験する検査工程を含む。
【0044】
この場合、まず、テスターで予備動作検査が行われ、ダイシングされて個々に分割された半導体チップから良品だけが選別される。次に1枚の、図10に示したような配線基板24に複数の良品半導体チップ21がバンプ23を介して接続し、配列する。そしてこの配線基板を一括樹脂封止し、樹脂封止体1を形成し(S1)、封止樹脂表面に品番などをマーキングする(S2)。図では3個の半導体装置が封止されたところを部分的に示しているものである。
【0045】
次いで樹脂封止体1を、耐熱性粘着シート3を貼り付けたダイシングフレーム2に載せ、樹脂を切断して個々の半導体装置個片4とする(S3)。個々の半導体装置個片4はダイシングフレーム2から取り除き、配線基板が不良となっている半導体装置個片4を取り除き、配線基板が良品である物のみを選別して半田付け工程S5へ移送する(S4)。そして分割された半導体装置個片4をそれぞれ、搬送キャリヤ5の耐熱性粘着シート10上の所定の位置に2次元的に載置する。この状態で図11に示した工程に従ってフラックス28塗布、外部接続電極26への半田ボール29付加、半田リフロー処理、洗浄処理を行う。
【0046】
次いで半導体装置個片4は、搬送キャリヤ5に載せられたままオートハンドラーのような検査装置に移載され、検査されて出荷される(S7,S8)。このように検査工程においても半田付けで用いたのと同一搬送キャリヤ5を用いることができる。搬送キャリヤ5上の半導体装置個片4を載置する位置座標を予め指定しておけば、オートハンドラーの測定部ソケットを個々の個片の外部接続電極と合わせ接触させることができる。
【0047】
本発明の第2の実施の形態における製造工程では、搬送キャリヤ5を半田付けと検査工程の両方に共用したので、図1に示した工程のように、半田付け後、検査するための半導体装置個片移し替えが必要なくなり、その際の半導体装置個片4のハンドリングミスがなくせるという利点も生まれる。
【0048】
この発明の第3の実施の形態を図6に基づいて説明する。
【0049】
図6(a)は、本発明の半導体装置製造工程に関する第3の実施の形態を示す工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。この工程は、複数の半導体チップを搭載したウエハ状態の基板を一括封止する方式のものであり、対象となる実装体の構造は、図10のLGAタイプである。
【0050】
図6に示すように、複数の半導体チップが形成された半導体基板(ウエハ等)を一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体11を得る封止工程と、樹脂封止体11を切断し、複数の半導体装置個片4にする個片切断分割工程と、複数の半導体装置個片4を載置基板5上に配列し、半導体装置個片4の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする半田付け工程とを含む。
【0051】
この場合、まず、1枚の、図10に示したような配線基板24の電極25にウエハの半導体チップ21上に形成された内部電極パッド22をバンプ23介して対向させて接続する。そしてこの配線基板を一括樹脂封止し、樹脂封止体11を形成する(S1)。次いで樹脂封止体11を、耐熱性粘着シートを貼り付けたダイシングフレーム2に載せ、樹脂を切断して個々の半導体装置個片4とする(S3)。
【0052】
次に個々の半導体装置個片4をダイシングフレーム2から取り除き、一括樹脂封止前の予備検査により動作不良となった半導体チップが搭載された個片、および配線基板が不良となっている半導体装置個片を取り除き、動作特性および配線基板が良品である物のみを選別して半田付け工程S5へ移送する(S4)。
【0053】
そして分割された半導体装置個片4をそれぞれ、図3に示した搬送キャリヤの耐熱性粘着シート10上の所定の位置に2次元的に載置する。この状態で図11に示した工程に従ってフラックス28塗布、外部接続電極26への半田ボール29付加、半田リフロー処理、洗浄処理を行う。
【0054】
次いで半導体装置個片4は、搬送キャリヤに載せられたままオートハンドラーのような検査装置に移載され、検査されて(S7)、封止樹脂表面へマーキング後出荷される(S2,S8)。
【0055】
以上述べたように本発明の第3の実施形態に関する製造工程は、ウエハ状態で一括封止する方式であるが、樹脂封止後半導体装置個片4に封止樹脂を切断してから半田付け工程を行うようにしたため、半田付け工程前に動作特性と配線基板不良となった半導体装置個片を除去することができるようになった。このため、良品の個片のみを半田付けできるので、従来のウエハ一括樹脂封止方式の工程と比較してこの工程の生産性、効率と歩留まりを大幅に向上することができる。
【0056】
また、この実施の形態においても半田付けで用いたのと同一構造の搬送キャリヤを用いることができ、半田付けおよびその後の出荷前検査において共用したので前記第2の実施形態と同じく移し替え工程を省略することができる。
【0057】
この発明の第4の実施の形態を図7に基づいて説明する。
【0058】
半導体装置の半田付け工程および検査工程においては、図3、図4の搬送キャリヤとは別の搬送キャリヤを使用することも可能である。図7はそのような搬送キャリヤの構成図である。この搬送キャリヤ15は、一般の半導体ウエハのダイシングや、一括封止方式で半導体チップを封止した樹脂封止体の切断工程(図1,5,6)で用いられたものである。
【0059】
図7に示すように、ほぼ円形状の単一の開口を有するダイシングフレーム2に円形の耐熱性粘着シート12を貼り付けたもので、実際の工程では樹脂封止された良品の半導体個片4を、粘着シート12上に位置を決めて配列固定して使用するものである。これを用いた半導体装置の製造工程は、ダイシングされた複数の半導体チップを一括樹脂封止する方式では、図1に示す工程における搬送キャリヤ5に代えて図7の搬送キャリヤ15を用い、図5に示す工程における搬送キャリヤ5に代えて図7の搬送キャリヤ15を用いることによって実現できる。すなわち、半導体基板を載置基板15上に固定して複数の半導体チップに切断するダイシング工程と、切断された複数の半導体チップを一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、樹脂封止体をダイシング工程で用いた載置基板15上に固定して切断し、複数の半導体装置個片4にする工程と、複数の半導体装置個片4を載置基板15上に配列したまま、半導体装置個片4の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板15上に配列したまま、半導体装置個片4を試験する検査工程とを含む。
【0060】
また、ウエハ一括樹脂封止する方式では、図6に示す工程における搬送キャリヤ5に代えて図7の搬送キャリヤ15を用いることによって実現できる。すなわち、複数の半導体チップが形成された半導体基板を一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、樹脂封止体を載置基板15上に固定して切断し、複数の半導体装置個片4にする工程と、複数の半導体装置個片4を載置基板15上に配列したまま、半導体装置個片4の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板15上に配列したまま、半導体装置個片4を試験する検査工程とを含む。
【0061】
従って本発明の実施の形態の様な樹脂封止された半導体装置個片にした後、半田付けを行う製造工程では、本発明の問題点を解決できることはもちろん、それに加えてウエハからチップへのダイシング工程、一括樹脂封止体から半導体装置個片への切断工程、半田付け工程、出荷前検査工程において共通の図7に示す搬送キャリヤ15を使用できることになり、特別なキャリヤは必要なくなるという利点が生じ、上記4つの工程においてキャリヤを共用できると共に、それら工程に付随した現在標準的な設備、カセット等を活用できる。
【0062】
このように、搬送キャリヤを現在半導体業界で標準のダイシングフレーム形状にし、ダイシング、半田付け、検査に同じ搬送キャリヤを使用することよって、現状ダイシングフレーム・カセットのインフラを活用でき、生産性の向上が図れる。
【0070】
【発明の効果】
この発明の請求項記載の半導体装置の製造方法によれば、樹脂封止体を載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、複数の半導体装置個片を載置基板上に配列したまま、半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板上に配列したまま、半導体装置個片を試験する検査工程とを含むので、一括樹脂封止体から半導体装置個片への切断工程、半田付け工程、出荷前検査工程において共通の載置基板を使用できることになり、特別な搬送キャリヤは必要なくなる。
また、半導体装置個片は一括樹脂封止体よりはるかに寸法が小さくなっていることにより、高温に加熱されても反りは無視できる。したがって、高温による反りに起因する半田ボール付けの位置ずれが生じず、半田ボール付け位置決めを高精度に行うことができ、半田付けを正確に半導体装置個片の露出した外部接続電極に付加できる。このため、半田付け精度を向上でき、安定した歩留まりが得られ生産性が向上する。
また、単一の樹脂封止体を複数の半導体装置個片にした後、半田付けするので、個々に分割された半導体チップから良品だけを選別して半田付け工程を行うことができる。
また、検査工程においても半田付け工程で用いたのと同一の載置基板を用いることができる。このため、半田付け後、検査するための半導体装置個片の移し替えが必要なくなり、その際の半導体装置個片のハンドリングミスがなくせる。その結果、半田付け工程後にキャリヤ状態で検査に移すことによって、搬送トラブルを無くし、搬送時間の大幅な短縮を可能とする。
【0071】
この発明の請求項記載の半導体装置の製造方法によれば、樹脂封止体をダイシング工程で用いた載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、複数の半導体装置個片を載置基板上に配列したまま、半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、載置基板上に配列したまま、半導体装置個片を試験する検査工程とを含むので、半導体基板から半導体チップへのダイシング工程、一括樹脂封止体から半導体装置個片への切断工程、半田付け工程、出荷前検査工程において共通の載置基板を使用できることになり、特別な搬送キャリヤは必要なくなる。
【0072】
請求項では、載置基板は、単一の開口を有するフレームに開口に面するように粘着シートを貼り付けてなり、半導体装置個片は、粘着シート上に固定して配列されるので、半導体装置個片の周囲にガイドが無く仕切のない領域に半導体装置個片を配列するだけの構成となる。このため、半導体装置個片デバイス品種毎のサイズに関係無く共通に使用することができるようになり、半田フラックス洗浄のしみが残ることもない。すなわち、ガイドがある場合に半導体装置個片との間に形成された細い隙間ができず、半田フラックス洗浄時の洗浄液残りによるしみ発生を防止することができる。また、半導体個片の上下位置は粘着シートのたわみで補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施形態を示す半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。
【図2】図1の製造工程において半田付け工程のフロー図である。
【図3】(a)はこの発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造工程に用いる搬送キャリヤの構成説明図、(b)は(a)のA―A’線で切断した断面図である。
【図4】(a)はこの発明の第2の実施の形態の半導体装置の製造工程に用いる搬送キャリヤの構成説明図、(b)は(a)のB−B’線で切断した断面図である。
【図5】(a)はこの発明の第2の実施形態を示す半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。
【図6】(a)はこの発明の第3の実施形態を示す半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態の半導体装置の製造工程に用いる搬送キャリヤの構成説明図である。
【図8】(a)は従来例の半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。
【図9】(a)は別の従来例の半導体装置の製造工程フロー図、(b)はこの製造工程フローに対応する説明図である。
【図10】樹脂封止された半導体装置の断面図である。
【図11】半田付け工程を示す工程断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂封止体
2 ダイシングフレーム
3 耐熱性粘着シート
4 半導体装置個片
5 搬送キャリヤ(載置基板)
6 耐熱性粘着テープ
7 ガイド
8 間隙
9 フレーム
10 耐熱性粘着シート
11 樹脂封止体
12 耐熱性粘着シート
15 搬送キャリヤ
21 半導体チップ
22 内部電極パッド
23 金属バンプ
24 配線基板
25 電極
26 外部接続電極
27 メタルマスク
28 フラックス
29 半田ボール
30 半田ボール搭載ヘッド

Claims (3)

  1. 複数の半導体チップが形成された半導体基板を一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、前記樹脂封止体を載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、前記複数の半導体装置個片を前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片を試験する検査工程とを含む半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板を載置基板上に固定して複数の半導体チップに切断するダイシング工程と、切断された複数の半導体チップを一括樹脂封止し、単一の樹脂封止体を得る工程と、前記樹脂封止体を前記ダイシング工程で用いた載置基板上に固定して切断し、複数の半導体装置個片にする工程と、前記複数の半導体装置個片を前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片の封止樹脂表面に露出している外部接続電極に半田付けする工程と、前記載置基板上に配列したまま、前記半導体装置個片を試験する検査工程とを含む半導体装置の製造方法。
  3. 載置基板は、単一の開口を有するフレームに前記開口に面するように粘着シートを貼り付けてなり、半導体装置個片は、前記粘着シート上に固定して配列される請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
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