JP2002139453A - 実装検査装置および実装検査方法 - Google Patents

実装検査装置および実装検査方法

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JP2002139453A
JP2002139453A JP2000337855A JP2000337855A JP2002139453A JP 2002139453 A JP2002139453 A JP 2002139453A JP 2000337855 A JP2000337855 A JP 2000337855A JP 2000337855 A JP2000337855 A JP 2000337855A JP 2002139453 A JP2002139453 A JP 2002139453A
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JP2000337855A
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Yukihiro Ishimaru
幸宏 石丸
Takashi Kitae
孝史 北江
Tsutomu Mitani
力 三谷
Hiroteru Takezawa
弘輝 竹沢
Tetsuyoshi Ogura
哲義 小椋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続端子が実装面に配置された電子部品
実装体を基板上に実装する際に、接続部分の長期信頼性
を確実に保証することが可能な実装検査を実現する。 【解決手段】 電子部品実装体1は、電子部品である半
導体チップをキャリア基板上に搭載し、実装時に基板2
と対向する実装面に、外部接続端子であるはんだボール
1aを格子状に配置したBGA方式の電子部品実装体で
ある。また、電子部品実装体1と基板2との接続状態を
検査する実装検査装置3は、電子部品実装体1の反り量
等、表面形状の異常を測定することで、電子部品実装体
1と基板2との接続部分のはんだ形状、及び基板2の形
状が正常か否かを検出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装体を
基板上に実装する際に、前記電子部品実装体と基板との
接続部分の品質を検査するための実装検査装置および実
装検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、市場の要求により、半導体部品を
中心とする電子部品が搭載された電子部品実装体の開発
は、軽薄短小の言葉に代表されるように、小型化の方向
へと進んでいる。このように電子部品実装体の小型化が
進められる中で、電子部品実装体を基板上に接続してい
るはんだ接続部分も、小型化、狭ピッチ化されてきてい
る。
【0003】さらに、半導体集積回路に代表されるIC
(Integrated Circuit)チップの実装方式として、従来
からのリード部品を用いた方式だけでなく、最近では、
BGA(Ball Grid Array)方式やLGA(Land Grid A
rray)方式も使用されている。BGA方式およびLGA
方式とは、パッケージの裏面(実装する基板と対向する
面)に格子状に配置された外部接続端子により、基板上
に実装する方式である。
【0004】このような、はんだ接続部分の小型化や実
装方式の多様化のため、電子部品実装体と基板との接続
部分の品質を保証するための実装検査が、ますます重要
となってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子部品実装体をリー
ド部品にて基板上に実装する方式の場合、実装検査は、
電気的な機能検査と共に、電子部品実装体と基板との接
続部分のはんだ形状を観察することで行われている。図
16には、電子部品実装体101がリード部品101a
にて基板102上に実装されている様子が示されてい
る。このような実装方式の場合、図17(a)に示すよ
うに、リード部品101aと基板102側の接続端子1
02aとを接続するはんだ103がフィレット形状であ
れば、接続部分の品質が良好であると判断してよい。し
かしながら、はんだ103に図17(b)や図17
(c)に示すような異常形状が見られる場合、たとえ電
気的な機能検査を満足している場合であっても、接続部
分の長期信頼性を保証することは困難である。従って、
リード部品101aを用いる実装方式では、接続部分の
はんだ形状に異常が見られる場合に接続不良品と判定す
る接続部分の形状検査が、一般的に行われる。
【0006】ところが、外部接続端子が裏面に格子状に
配置されているBGA方式やLGA方式の電子部品実装
体の場合、基板への接続後に、基板との接続部分を外部
から目視にて観察することができない。このため、接続
部分の長期信頼性を保証することが困難となる。
【0007】本発明はこれらの問題を解決するために、
外部接続端子が裏面に配置された電子部品実装体を基板
上に実装する際に、接続部分の長期信頼性を保証するた
めの検査を行うことが可能な実装検査装置および実装検
査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に係る実装検査装置は、外部接
続端子が実装面側に設けられた電子部品実装体を、前記
外部接続端子を介して基板上へ実装する際に、前記電子
部品実装体と前記基板との接続状態を検査する実装検査
装置であって、前記電子部品実装体の表面形状を測定す
る表面形状測定手段と、前記表面形状測定手段により得
られる表面形状測定値を用いて、前記電子部品実装体と
前記基板との接続状態を判定する判定手段とを備え、前
記表面形状測定手段が、前記基板への接続後に前記電子
部品実装体の表面形状を測定することを特徴としてい
る。
【0009】ここで、実装面に外部接続端子が配置され
る電子部品実装体としては、例えば、実装方式としてL
GA方式やBGA方式が採用された、半導体集積回路に
代表されるICチップが挙げられる。なお、電子部品実
装体の実装面とは、ここでは、基板上へ実装される際に
該基板と対向する面を示している。
【0010】基板へ実装する際、LGA方式にて実装さ
れたICチップの場合には、前記基板との接続部分に、
スクリーン印刷方法等によりクリームはんだが適量与え
られる。従って、この場合は、接続時に与えられるクリ
ームはんだ量を調節することで、接続部分のはんだ量を
適量の範囲に制御することができる。
【0011】一方、BGA方式にて実装されたICチッ
プ場合には、外部接続端子として設けられたはんだボー
ルの大きさと、LGA方式の場合と同様に適量与えられ
るクリームはんだ量とにより、接続部分のはんだ量が決
定される。すなわち、BGA方式の場合、接続部分のは
んだ量は、はんだボールの大きさと、スクリーン印刷時
に与えられるはんだ量とを調節することで、適量の範囲
に制御することができる。
【0012】このように接続部分のはんだ量が一定に制
御されていれば、接続部分のはんだ形状に異常が発生し
た場合は、はんだ形状が正常な場合と比較して、接続部
分の厚み(高さ)が変化することになる。さらに、前記
接続部分の高さは、基板に接続された電子部品実装体の
表面形状に反映される。従って、電子部品実装体を基板
に接続した後に、前記電子部品実装体の表面形状を測定
することで、接続部分の形状が正常か否かを検出するこ
とができる。
【0013】また、接続部分に作用する残留応力は、電
子部品実装体と基板との接続の寿命に大きく影響する。
つまり、電子部品実装体が実装される基板に反り等の形
状異常が発生した場合、たとえ接続部分の形状が正常で
あっても、接続部分に作用する残留応力は大きくなる。
このため、接続部分の寿命が短くなってしまう。このよ
うな基板の形状異常は、接続部分を介して、実装された
電子部品実装体の表面形状に反映される。すなわち、接
続後の電子部品実装体の表面形状を測定することで、こ
のような基板の形状異常をも検出することができる。
【0014】上記のように、接続部分の長期信頼性を低
下させる原因として挙げられる、接続部分や基板の形状
異常は、接続後の電子部品実装体の表面形状に反映され
る。本発明の実装検査装置は、接続後の電子部品実装体
の表面を測定する表面形状測定手段を備え、前記表面実
装測定手段から得られる測定値に基づいて、判定手段で
接続状態を判定する構成である。従って、接続後に目視
にて観察できない接続部分や基板の形状異常を的確に検
出することができる。
【0015】これにより、接続部分の長期信頼性を正確
に判断することが可能な実装検査を実現できる。
【0016】本発明の請求項2に係る実装検査装置は、
請求項1に記載の構成において、前記表面形状測定手段
が、さらに、前記基板への接続前に前記電子部品実装体
の表面形状を測定することを特徴としている。
【0017】この構成によれば、表面形状測定手段によ
って、基板への接続前後それぞれの、電子部品実装体の
表面形状測定値を得ることができる。従って、判定手段
は、接続前後それぞれの表面形状測定値を用いて接続状
態を判断するので、電子部品実装体と基板との接続部分
や基板の形状異常を、より的確に検出することができ
る。
【0018】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0019】本発明の請求項3に係る実装検査装置は、
請求項1または2に記載の構成において、前記電子部品
実装体の表面形状測定時に、前記電子部品実装体および
前記基板を所定温度に保つ温度保持手段をさらに備えた
ことを特徴としている。
【0020】この構成により、基板と電子部品実装体と
の熱膨張の差が、前記電子部品実装体の表面形状に与え
る影響を、少なくすることができる。それゆえ、接続部
分や基板の形状異常を、より的確に検出することができ
る。
【0021】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0022】本発明の請求項4に係る実装検査装置は、
請求項1または2に記載の構成において、前記電子部品
実装体の表面形状測定時に、前記電子部品実装体の温度
を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段から得ら
れる温度測定値に基づいて、前記表面形状測定値を補正
する補正手段とをさらに備えたことを特徴としている。
【0023】この構成によれば、表面形状測定時に温度
測定手段にて測定された電子部品実装体の温度に応じ
て、補正手段が表面形状測定値を補正するため、電子部
品実装体と基板との熱膨張の差が、前記電子部品実装体
の表面形状へ与える影響を、少なくすることができる。
それゆえ、接続部分や基板の形状異常をより的確に検出
することができる。
【0024】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0025】本発明の請求項5の実装検査装置は、請求
項1ないし4の何れか一つに記載の構成において、前記
電子部品実装体と前記基板とを接続する接続装置上に設
置されていることを特徴としている。
【0026】電子部品実装体と基板とを接続する接続装
置としては、一般的にリフロー装置が用いられる。そこ
で、本発明の実装検査装置を、例えばリフロー装置と一
体的に形成することで、実装検査を、電子部品実装体と
基板とを接続する作業の一連として行うことができる。
これにより、実装検査の効率が向上する。
【0027】本発明の請求項6の実装検査装置は、請求
項5に記載の構成において、前記表面形状測定手段が、
前記基板上の電子部品実装体が搬送されている際に、表
面形状を測定することを特徴としている。
【0028】この構成によれば、搬送中に電子部品実装
体の表面形状を測定することにより、効率よく実装検査
を行うことができる。さらに、例えば接続装置の搬送手
段を利用することで、電子部品実装体を移動させる装置
を設ける必要がなくなり、より安価に実装検査をするこ
とができる。
【0029】本発明の請求項7の実装検査装置は、請求
項1ないし6の何れか一つに記載の構成において、前記
表面形状測定手段は、前記電子部品実装体の表面を、交
差する二方向に走査して、表面形状を測定することを特
徴としている。
【0030】この構成によれば、電子部品実装体の表面
を、ほぼ十字に走査することにより、表面形状を測定す
る。これにより、一方向のみの走査によって測定するよ
りも、正確に表面形状を測定することができる。
【0031】本発明の請求項8の実装検査装置は、請求
項1ないし7の何れか一つに記載の構成において、前記
表面形状測定手段が、前記表面形状として、前記電子部
品実装体の反り量を測定することを特徴としている。
【0032】接続部分や基板の形状に異常が生じて、接
続状態が不良である場合、その形状異常は、電子部分実
装体の表面に反り等の現象として反映される。従って、
表面形状として反り量を測定することにより、接続部分
や基板の形状異常をより的確に検出することができる。
なお、反り量とは、反りによって生じる、電子部品実装
体の厚み方向における、該電子部品実装体表面の変位差
の最大値である。
【0033】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0034】また、上記の目的を達成するために、本発
明の請求項9に係る実装検査方法は、外部接続端子が実
装面側に設けられた電子部品実装体を、前記外部接続端
子を介して基板上へ実装する際に、前記電子部品実装体
と前記基板との接続状態を検査する実装検査方法であっ
て、前記基板への接続後に、前記電子部品実装体の表面
形状を測定する第1の工程と、前記第1の工程で得られ
た接続後の表面形状測定値を用いて、前記電子部品実装
体と前記基板との接続状態を判定する第2の工程とを含
むことを特徴としている。
【0035】上述したように、接続部分の長期信頼性を
低下させる原因として挙げられる、接続部分や基板の形
状異常は、接続後の電子部品実装体の表面形状に反映さ
れる。従って、本発明の方法によれば、接続後に目視に
て観察できない接続部分や基板の形状異常を、的確に検
出することができる。
【0036】これにより、接続部分の長期信頼性を正確
に判断することが可能な実装検査を実現できる。
【0037】本発明の請求項10に係る実装検査方法
は、請求項9に記載の方法において、前記第1の工程の
前であって、かつ、前記基板への接続前に、前記電子部
品実装体の表面形状を測定する工程をさらに含み、前記
第2の工程では、接続前の表面形状測定値も用いて、前
記電子部品実装体と前記基板との接続状態を判定するこ
とを特徴としている。
【0038】この方法によれば、接続前後の表面形状測
定値を用いて接続状態を判定できるため、接続後の表面
形状測定値のみから判定するよりも、接続部分や基板の
形状異常をより的確に検出できる。
【0039】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0040】本発明の請求項11に係る実装検査方法
は、請求項9または10に記載の方法において、前記電
子部品実装体の表面形状として、前記電子部品実装体の
反り量を測定することを特徴としている。
【0041】接続部分や基板の形状に異常が生じて、接
続状態が不良である場合、その形状異常は、電子部分実
装体の表面に反り等の現象として反映される。従って、
この方法のように、表面形状として反り量を測定するこ
とにより、接続部分や基板の形状異常をより的確に検出
することができる。なお、反り量の定義は上述したとお
りである。
【0042】これにより、接続部分の長期信頼性をより
確実に保証することが可能な実装検査を実現できる。
【0043】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]以下、本発明の
第1の実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0044】図1(a)(b)は、電子部品実装体1を
基板2上に実装する際に行われる実装検査の様子を概略
的に示す説明図である。
【0045】電子部品実装体1は、電子部品である半導
体チップをキャリア基板上に搭載し、実装時に基板2と
対向する面(以下、実装面と称する)に、外部接続端子
のはんだボール1aを格子状に配置したBGA方式の電
子部品実装体である。電子部品実装体1は、はんだボー
ル1aにより基板2上に接続されている。
【0046】また、電子部品実装体1と基板2との接続
状態を検査する実装検査装置3は、電子部品実装体1の
反り量等、表面形状の異常を測定することで、電子部品
実装体1と基板2との接続部分のはんだ形状が正常か否
かを検出している。
【0047】ここで、接続部分のはんだ形状が正常な接
続良品例が図2(a)に示されており、接続部分の形状
が異常な接続不良品例が図2(b)(c)(d)に示さ
れている。図2(b)(c)に示された不良品は、接続
部分のはんだボール1aの形状に異常がある場合であ
り、図2(d)に示された不良品は、基板2の形状異常
により、はんだボール1aにかかる残留応力が良品と比
較して大きくなっている場合である。両不良品例は、共
に、接続部分の信頼性寿命が短くなる。そこで、本実施
の形態においては、このような接続状態の異常を、実装
検査装置3を用いて的確に検出する。
【0048】次に、図3を用いて、本実施の形態の実装
検査にて使用される実装検査装置3の構成について説明
する。図3には、実装検査装置3の概略構成が示されて
いる。
【0049】本実施の形態の実装検査装置3は、駆動装
置31と、レーザ変位計(表面形状測定手段)34と、
演算装置(判定手段)35とを備えている。駆動装置3
1は、電子部品実装体1および基板2を搬送および駆動
する。レーザ変位計34は、半導体レーザ発振機32お
よび検出器33からなり、電子部品実装体1の表面形状
を測定するために設けられている。演算装置35は、レ
ーザ変位計34により得られた電子部品実装体1の表面
形状測定値に基づいて、接続部分の良品・不良品を判定
する。
【0050】実装検査装置3による表面形状測定は、駆
動装置31にて駆動される電子部品実装体1に対して、
所定位置に固定された半導体レーザ発振機32からレー
ザ光Lを照射し、その反射光を検出器33にて検出する
ことにより行われる。この時、電子部品実装体1の表面
に照射されるレーザ光Lが図4に示す軌跡(図中、矢印
で示されている)を描くように、駆動装置31にて電子
部品実装体1を移動させる。電子部品実装体1の表面を
図4に示すように走査して得られたデータを用い、演算
装置35にて電子部品実装体1の表面形状(反り量等)
を求める。
【0051】なお、本実施の形態においては、レーザ変
位計34を固定し、被測定物である基板2に実装された
電子部品実装体1を移動させて表面形状を測定したが、
レーザ変位計34を移動させる、あるいは両方を移動さ
せることで測定してもよい。
【0052】以下に、実装検査装置3による本実施の形
態の実装検査方法について、図5を用いて説明する。図
5は、基板2上への電子部品実装体1の実装時に行われ
る、本実施の形態の実装検査方法を示すフローチャート
である。
【0053】まず、電子部品実装体1を、基板2の所定
の個所に実装機等を用いて載置する(S1)。次に、リ
フロー等の接続装置により、電子部品実装体1を基板2
上に接続する(S2)。次に、実装検査装置3により、
基板2と接続された電子部品実装体1の表面形状を測定
する(S3)。S3にて得られる表面形状測定値を用い
て、接続部分や基板2の形状が正常か否かを判定し(S
4)、正常であると判定された場合、基板2上に電子部
品実装体1が正常に接続された状態、つまり接続良品で
ある判定する(S5)。また、S4にて、接続部分の形
状が正常でないと判定された場合は、リペア作業(S
6)の後、再びS1からの作業を繰り返す。
【0054】以下に示す表1には、実装検査装置3によ
り検出された電子部品実装体1の表面の反り量と、信頼
性試験の結果との関係が示されている。ここでは、10
0個の電子部品実装体1を対象として行われた、反り量
と信頼性試験の結果との関係が示されている。なお、測
定された反り量とは、反りによって生じる、電子部品実
装体1の厚み方向における表面変位差の最大値である。
【0055】
【表1】
【0056】ここで使用された電子部品実装体1および
基板2の具体的な構成は、次のとおりである。
【0057】電子部品である半導体チップは、縦11m
m×横11mm、厚みが0.4mmである。前記半導体
チップを搭載するキャリア基板は、縦13mm×横13
mm、厚み0.4mmの、アルミナを材料としたセラミ
ック基板である。前記半導体チップを前記キャリア基板
に搭載する実装方式には、特開昭63−304587号
公報に開示されているSBB(Stud Bump Bonding)方
式が用いられている。さらに、外部接続端子のはんだボ
ール1aは、0.5mm径の共晶はんだからなり、図6
に示すように、16行16列の格子状に配置されてい
る。また、端子ピッチは0.8mmである。一方、基板
2は、縦50mm×横50mm、厚み0.8mmの、ガ
ラス繊維入りエポキシ樹脂からなる基板(ガラスエポキ
シ基板)である。
【0058】以上のように作製された電子部品実装体1
をリフロー装置により基板2上に接続し、その後、実装
検査装置3にて電子部品実装体1の反り量を測定した。
さらに、反り量測定後、信頼性試験(気相熱衝撃試験−
40℃〜+80℃,各30分)を行った。
【0059】本来、電子部品実装体1と基板2との熱膨
張係数を比較すると、電子部品実装体<基板となるた
め、リフローにより実装された後の電子部品実装体1の
表面には、図2(a)に示すように、わずかに凸状の反
りが生じている。表1によれば、反り量が5〜10μm
である場合の信頼性が最も良好であるため、この時の形
状が、わずかに凸状の反りが生じた正常の形状であると
考えられる。反り量がこれよりも大きくなると形状異常
が生じているものと判断でき、実際に信頼性試験におい
ても、短寿命であるとの結果が得られている。
【0060】本方法において良品・不良品を判定する際
には、まず、表1に示すような反り量と信頼性試験の結
果との関係を実験により明確にし、予め判定基準を設定
しておく。この判定基準を用いて、実際に測定された反
り量から、良品・不良品を判定する。
【0061】このように、実装後の電子部品実装体1の
反り量から接続部分の良品・不良品を判定する、本実施
の形態の実装検査装置3および実装検査方法を採用する
ことで、長期信頼性の保証が可能な実装検査を実現でき
ることが証明された。
【0062】[実施の形態2]以下、本発明の第2の実
施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、
説明の便宜上、実施の形態1で説明した部材と同じ機能
を有する部材については、同一の参照番号を付記し、そ
の説明を省略する。
【0063】図7は、本実施の形態の実装検査にて使用
される実装検査装置4の概略構成を示している。
【0064】実装検査装置4は、実施の形態1にて用い
た実装検査装置3と同様に、駆動装置31およびレーザ
変位計34を備え、また、演算装置35の代わりに演算
装置41を備えている。この演算装置41は、レーザ変
位計34から得られた、電子部品実装体1の接続前後の
表面形状測定値を比較して、接続後の接続部分や基板2
の形状を判定し、良品・不良品を決定する。実装検査装
置4は、さらに、電子部品実装体1の表面形状測定時に
電子部品実装体1と基板2との熱膨張の差により生じる
反りに起因する反り量の誤差を小さくするために、表面
形状測定時の電子部品実装体1および基板2の温度を一
定に保つ温度保持機構(温度保持手段)42も備えてい
る。温度保持機構42は、非検査部の温度を測定し、所
定の温度よりも高温あるいは低温側にずれたときには、
ヒータ等や冷却装置を稼動させて加熱あるいは冷却を行
い、温度を一定に保つ制御を行っている。
【0065】次に、実装検査装置4を用いて行われる本
実施の形態の実装検査方法について、図8に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
【0066】まず、電子部品実装体1を、基板2の所定
個所に実装機等を用いて載置する(S11)。次に、基
板2上に載置された電子部品実装体1の表面形状を、実
装検査装置4のレーザ変位計34にて測定し、接続前の
表面形状測定値を得る(S12)。次に、リフロー装置
等の接続装置により、電子部品実装体1を基板2に接続
する(S13)。次に、再びレーザ変位計34により電
子部品実装体1の表面形状を測定し、接続後の表面形状
測定値を得る(S14)。次に、演算装置41にて、接
続前後の表面形状測定値の比較により得られる電子部品
実装体1の反り量の差により、接続部分あるいは基板2
の形状が正常か否かが判定され(S15)、正常である
と判定された場合に、電子部品実装体1と基板2との接
続部分を良品とする(S16)。S15にて接続部分の
形状が正常でないと判定された場合は不良品とし、リペ
ア作業(S17)の後、再びS11からの作業を繰り返
す。
【0067】なお、本実施の形態では、電子部品実装体
1を基板2上に載置した後に、電子部品実装体1の表面
形状を測定したが、載置する前に予め表面形状を測定し
ても同様の効果を得ることができる。
【0068】以下に示す表2には、実装検査装置4によ
り得られた、電子部品実装体1における接続前後の反り
量の差と、信頼性試験の結果との関係が示されている。
ここでは、100個の電子部品実装体1を対象として行
われた、反り量の差と信頼性試験の結果との関係が示さ
れている。
【0069】
【表2】
【0070】ここで使用された電子部品実装体1および
基板2の具体的な構成は、前記した実施の形態1の場合
と同じであるため、ここでは省略する。
【0071】実施の形態1においても説明したように、
本来、電子部品実装体1と基板2との熱膨張係数を比較
すると、電子部品実装体<基板となるため、リフローに
より実装された後の電子部品実装体1の表面は、図2
(a)に示すように、わずかに凸状の反りが生じてい
る。従って、反り量の差が0〜マイナスとは、図2
(c)に示す状態に相当し、実際には起こってはならな
い形状異常が生じていることを示している。実際に、表
2に示された結果においても、反り量の差が0〜マイナ
スの場合は短寿命であるという結果になっている。一
方、反り量の差がプラスの場合には、反り量の差が2〜
6μm程度の場合に良好な信頼性結果が得られており、
反り量の差がこれよりも大きくなると短寿命となってい
る。これは、反り量の差がプラスであって、且つ大きい
ときには、図2(b)に示すような形状異常が生じてい
るためである。
【0072】本方法において良品・不良品を判定する際
には、まず、表2に示すような反り量の差と信頼性試験
の結果との関係を実験により明確にし、予め判定基準を
設定しておく。この判定基準を用いて、実際に測定され
た反り量の差から、良品・不良品を判定する。
【0073】このように、電子部品実装体1における接
続前後の反り量の差から、接続部分や基板2の形状を検
出して良品か不良品かを決定する、本実施の形態の検査
装置および方法を採用することで、長期信頼性の保証が
可能な実装検査を実現することができる。
【0074】さらに、本実施の形態の実装検査装置4
は、電子部品実装体1の表面形状測定時に電子部品実装
体1と基板2との温度を一定に保つ温度調節機構42を
備えている。従って、電子部品実装体1と基板2との熱
膨張の差により生じる反りによって及ぼされる、電子部
品実装体1の表面形状の影響を、小さくできる。このた
め、接続部分や基板2の形状が正確に反映された表面形
状測定値から、電子部品実装体1の接続前後の反り量の
差を求めることができるので、実装検査の信頼性がより
向上する。
【0075】[実施の形態3]以下、本発明の第3の実
施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、
説明の便宜上、実施の形態1または2で説明した部材と
同じ機能を有する部材については、同じ参照番号を付記
し、その説明を省略する。
【0076】図9は、本実施の形態の実装検査にて使用
される実装検査装置5の概略構成を示している。
【0077】本実施の形態の実装検査装置5は、電子部
品実装体1を基板2に接続するリフロー装置6の前後そ
れぞれに、電子部品実装体1の表面形状を測定するレー
ザ変位計34を複数備えている。さらに、基板2上の電
子部品実装体1を搬送する手段として設けられた基板搬
送装置51は、リフロー装置6の基板搬送手段としても
兼用されている。つまり、本実施の形態の実装検査装置
5は、リフロー装置6と一体的に形成されており、電子
部品実装体1と基板2との接続と、実装検査とを、一連
の作業として実行する。
【0078】実装検査装置5には、さらに、温度測定機
(温度測定手段)52と演算装置(判定手段、補正手
段)53とが設けられている。温度測定機52は、レー
ザ変位計34とほぼ同位置に配置されており、表面形状
測定時の電子部品実装体1の温度を測定する。演算装置
53は、電子部品実装基板1と基板2との熱膨張の差に
より生じる反りに起因する反り量の誤差を小さくするた
め、温度測定機52の測定結果に応じて表面形状測定値
から得られる電子部品実装体1の反り量を補正すると共
に、実施の形態2の演算装置41と同様に、接続前後の
表面形状測定値を比較して良品・不良品を判定する。
【0079】図10(a)ないし図10(c)には、基
板搬送装置51を駆動させて電子部品実装体1および基
板2を搬送し、所定位置に固定されたレーザ変位計34
から発射されるレーザ光Lを、電子部品実装体1の表面
に走査する様子が、段階的に示されている。このよう
に、本実施の形態の実装検査装置5は、電子部品実装体
1を搬送しながら表面形状を測定する構成であるため、
レーザ変位計34を固定したまま、効率よく実装検査を
行うことができる。
【0080】また、図11は、実装検査装置5におい
て、電子部品実装体1の表面形状を測定する様子を基板
2の搬送方向から見た図である。同図に示されているよ
うに、本実施の形態においては、接続前後の所定位置そ
れぞれに、6台のレーザ変位計34が搬送方向に対して
垂直に配置されている。従って、表面形状測定時に電子
部品実装体1上に照射されるレーザ光Lの軌跡は、図1
2に示すような、搬送方向に平行な6本線(図中、矢印
で示されている)となり、電子部品実装体1全体の表面
形状を測定することができる。
【0081】以上のように、本実施の形態の実装検査装
置5は、基板搬送装置51としてリフロー装置6の搬送
系を利用しているので、電子部品実装体1と基板2との
接続作業と実装検査とを、一連の作業として行うことが
できる。これにより、安価で、かつ効率の良い実装検査
を実現できる。さらに、実装検査装置5は、演算装置5
3にて、表面形状測定時の温度に応じて反り量を補正す
るため、より正確に接続部分の形状を検出して、良品・
不良品の判定を行うことができる。
【0082】また、図13には、実装検査装置5におい
て、表面形状測定部分の基板搬送装置51の搬送路、お
よびレーザ変位計34の配置を変形した例が示されてい
る。
【0083】同図に示す表面形状測定部分の基板搬送装
置51には、搬送方向順に、第1の搬送部51a、第2
の搬送部51b、および第3の搬送路51cが設けられ
ている。第2の搬送部51bは、第1の搬送部51aと
搬送方向がほぼ直交するように配置されている。第3の
搬送部51cは、第1の搬送部51aと搬送方向がほぼ
同じになるように配置されている。また、レーザ変位計
34は、第1の搬送部51aおよび第2の搬送部51b
の位置に、それぞれ1台ずつ固定配置されている。
【0084】上記の変形例のように基板搬送路51を形
成し、かつレーザ変位計34を配置することにより、表
面形状測定時に電子部品実装体1上に照射されるレーザ
光Lは、図14(a)または図14(b)に矢印で示す
ような、交差する2本線(十字線)の軌跡を描くことと
なる。すなわち、電子部品実装体1の表面形状を十字状
に測定することができる。これにより、一方向のみの走
査によって測定するよりも、接続部分の形状をより正確
に検出することができる。
【0085】なお、上記した実施の形態1ないし3にお
いては、表面形状測定手段としてレーザ変位計34を用
いたが、焦点深度を用いた変位計や接触式の変位計等を
用いても同様の結果を得ることができる。
【0086】また、表面形状を測定するための走査パタ
ーンは、上記した実施の形態1ないし3で示したパター
ンに限定されず、同様の結果が得られるパターンであれ
ばよい。
【0087】また、外部接続端子であるはんだボール1
aは、図6に示すように完全に格子状に配置される必要
はなく、例えば、図15(a)ないし図15(c)に示
すように、ほぼ格子状に配置されているものであっても
よい。
【0088】なお、実施の形態1ないし3では、電子部
品実装体1として半導体チップがキャリア基板にSBB
法にて搭載された実装体を用いており、さらに、電子部
品実装体1の表面に半導体がむきだしの状態のものが好
ましい。これは、半導体チップがSi等で形成されてお
り、その厚みや表面状態が均一であるため表面形状を測
定しやすく、さらにその測定値として接続部分等の異常
が反映されやすいためである。しかしながら、その他の
実装方法であっても良く、また樹脂等でモールドされた
実装体を用いても良い。
【0089】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の実装検
査装置および実装検査方法によれば、外部接続端子が裏
面に配置された電子部品実装体を基板上に実装する際
に、接続部分の長期信頼性を確実に保証することが可能
な実装検査を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態1における実装
検査の様子を概略的に示す斜視図であり、(b)は、断
面図である。
【図2】(a)は、電子部品実装体が基板上に正常に接
続された状態を示す断面図であり、(b)ないし(c)
は、電子部品実装体が基板上に正常に接続されない状態
を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における実装検査装置の
概略構成を示す説明図である。
【図4】上記実装検査装置において、電子部品実装体の
表面に形成されるレーザ光の軌跡を示す平面図である。
【図5】上記実装検査装置による実装検査方法を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1にて用いられる電子部品
実装体の外部接続端子を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態2における実装検査装置の
概略構成を示す説明図である。
【図8】上記実装検査装置による実装検査方法を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態3における実装検査装置の
概略構成を示す説明図である。
【図10】(a)ないし(b)は、上記実装検査装置に
よる電子部品実装体の表面形状を測定する様子を示す説
明図である。
【図11】上記実装検査装置において、電子部品実装体
の表面形状を測定する様子を搬送方向から見た断面図で
ある。
【図12】上記実装検査装置において、電子部品実装体
の表面に形成されるレーザ光の軌跡を示す説明図であ
る。
【図13】上記実装検査装置の表面形状測定部分におい
て、基板搬送装置の搬送路およびレーザ変位計の配置が
変形された例を示す説明図である。
【図14】図13に示す変形例の実装検査装置におい
て、電子部品実装体の表面に形成されるレーザ光の軌跡
を示す説明図である。
【図15】実施の形態1ないし3にて使用可能な、電子
部品実装体の外部接続端子を示す平面図である。
【図16】電子部品実装体が、リード部品を用いた実装
方式にて、基板上に実装されている様子を示す斜視図で
ある。
【図17】リード部品を用いた実装方式において、電子
部品実装体のリード部品と基板側の接続端子とを接続す
るはんだの形状を示す断面図であって、(a)は、はん
だ形状が正常な状態を示しており、(b)および(c)
は、はんだ形状が正常でない状態を示している。
【符号の説明】
1 電子部品実装体 1a はんだボール(外部接続端子) 2 基板 3 実装検査装置 4 実装検査装置 5 実装検査装置 6 リフロー装置(接続装置) 34 レーザ変位計(表面形状測定手段) 35 演算装置(判定手段) 41 演算手段(判定手段) 42 温度保持機構(温度保持手段) 52 温度測定機構(温度測定手段) 53 演算装置(判定手段、補正手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹沢 弘輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小椋 哲義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA54 BB13 CC26 EE01 FF61 GG04 MM02 PP12 SS04 2G051 AA65 AB14 AC11 BA10 CB01 DA07 DA20 EB01 5E319 AC01 BB05 CC33 CD04 CD29 CD53 GG03 GG15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続端子が実装面側に設けられた電
    子部品実装体を、前記外部接続端子を介して基板上へ実
    装する際に、前記電子部品実装体と前記基板との接続状
    態を検査する実装検査装置であって、 前記電子部品実装体の表面形状を測定する表面形状測定
    手段と、 前記表面形状測定手段により得られる表面形状測定値を
    用いて、前記電子部品実装体と前記基板との接続状態を
    判定する判定手段とを備え、 前記表面形状測定手段は、前記基板への接続後に前記電
    子部品実装体の表面形状を測定することを特徴とする実
    装検査装置。
  2. 【請求項2】 前記表面形状測定手段は、さらに、前記
    基板への接続前に前記電子部品実装体の表面形状を測定
    することを特徴とする請求項1に記載の実装検査装置。
  3. 【請求項3】 前記電子部品実装体の表面形状測定時
    に、前記電子部品実装体および前記基板を所定温度に保
    つ温度保持手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の実装検査装置。
  4. 【請求項4】 前記電子部品実装体の表面形状測定時
    に、前記電子部品実装体の温度を測定する温度測定手段
    と、 前記温度測定手段から得られる温度測定値に基づいて、
    前記表面形状測定値を補正する補正手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の実装検査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電子部品実装体と前記基板とを接続
    する接続装置上に設置されていることを特徴とする請求
    項1ないし4の何れか一つに記載の実装検査装置。
  6. 【請求項6】 前記表面形状測定手段は、前記基板上の
    電子部品実装体が搬送されている際に、表面形状を測定
    することを特徴とする請求項5に記載の実装検査装置。
  7. 【請求項7】 前記表面形状測定手段は、前記電子部品
    実装体の表面を交差する二方向に走査して、表面形状を
    測定することを特徴とする請求項1ないし6の何れか一
    つに記載の実装検査装置。
  8. 【請求項8】 前記表面形状測定手段は、前記表面形状
    として、前記電子部品実装体の反り量を測定することを
    特徴とする請求項1ないし7の何れか一つに記載の実装
    検査装置。
  9. 【請求項9】 外部接続端子が実装面側に設けられた電
    子部品実装体を、前記外部接続端子を介して基板上へ実
    装する際に、前記電子部品実装体と前記基板との接続状
    態を検査する実装検査方法であって、 前記基板への接続後に、前記電子部品実装体の表面形状
    を測定する第1の工程と、 前記第1の工程で得られた接続後の表面形状測定値を用
    いて、前記電子部品実装体と前記基板との接続状態を判
    定する第2の工程とを含むことを特徴とする実装検査方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1の工程の前であって、かつ、
    前記基板への接続前に、前記電子部品実装体の表面形状
    を測定する工程をさらに含み、 前記第2の工程では、接続前の表面形状測定値も用い
    て、前記電子部品実装体と前記基板との接続状態を判定
    することを特徴とする請求項9に記載の実装検査方法。
  11. 【請求項11】 前記電子部品実装体の表面形状とし
    て、前記電子部品実装体の反り量を測定することを特徴
    とする請求項9または10に記載の実装検査方法。
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