JPH06251188A - 光学式文字読取装置 - Google Patents

光学式文字読取装置

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JPH06251188A
JPH06251188A JP5033546A JP3354693A JPH06251188A JP H06251188 A JPH06251188 A JP H06251188A JP 5033546 A JP5033546 A JP 5033546A JP 3354693 A JP3354693 A JP 3354693A JP H06251188 A JPH06251188 A JP H06251188A
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JP
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printing
loop
optical character
path
conveyance path
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Application number
JP5033546A
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Inventor
Masanaka Shibusawa
正中 渋沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帳票の印字領域を選択可能とすることによ
り、小さい帳票にもより多くの情報を印字可能とする光
学式文字読取装置を提供する。 【構成】 帳票搬送路32にループ搬送路33を接続
し、両搬送路32,33の接続部45に切換ゲート46
を設ける。またループ搬送路33上に印字部14を配設
する。この切換ゲート46を回動させることにより、帳
票4の印字部14における搬送方向を切換えて、帳票4
の表面、裏面、または両面に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票上に記載された情
報を光学的に読取る光学式文字読取装置に関し、特に印
字部を備えた光学式文字読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印字部を備えた光学式文字読取装
置においては、読取部で読取られた帳票の決った場所
に、印字ヘッドで通番等を印字していた。図7は従来の
光学式文字読取装置の概略構成図である。
【0003】図において、光学式文字読取装置1の搬送
路2の入口にはホッパ3が設けられており、ホッパ3に
は情報が記載された帳票4が集積されている。ホッパ3
の上部にはピッカローラ5が回転可能に取付けられてお
り、ホッパ3上の帳票4はこのピッカローラ5により給
紙ローラ6aと分離ローラ6bとの間に繰り出される。
そしてピッカローラ5により帳票4が一度に2枚以上繰
り出された場合、分離ローラ6bは1枚目だけを搬送路
2側へ送り出す。
【0004】また、搬送路2には搬送ローラ7a〜7n
が回転可能に取付けられており、給紙ローラ6a、分離
ローラ6bにより送り出される帳票4を排出口まで搬送
する。
【0005】搬送路2に沿って読取部8が設けられてお
り、搬送される帳票4上に記載された情報は、この読取
部8で読取られる。以下に読取部8の内部構造について
説明する。
【0006】読取部8は、搬送される帳票4に光を当て
る光源9a,9bと、帳票4で反射する光を受けてその
光をレンズ10へ送るミラー11と、集光するレンズ1
0と、レンズ10に集光された光を光電変換するCCD
センサ12から成っている。この読取部8は、光学式文
字読取装置1に設けられた認識制御部13に接続されて
おり、読取部8で光電変換されて電気信号となったイメ
ージデータは、認識制御部13へ送出される。そして、
認識制御部13ではあらかじめ登録された帳票フォーマ
ットに従い、情報を切出して認識を行うようになってい
る。
【0007】さらに、光学式文字読取装置1には印字部
14とプラテン15が設けられている。印字部14は、
これに固定された印字ヘッド16とリボンカセット17
とインクリボン17aから成っており、読取部8で読取
りを終了した帳票4は、この印字部14で通番等を印字
される。そして印字された帳票4は切換ゲート18側へ
搬送される。
【0008】搬送路2の下流は、2本の搬送路2a,2
bに分岐しており、これらの搬送路2a,2bとの間に
切換ゲート18が設けられている。
【0009】切換ゲート18は支点18aを回動支点と
して矢印A,B方向に回動可能になっている。この切換
ゲート18が矢印A方向へ回動すると、搬送路2aの入
口は切換ゲート18により遮断される。それ故帳票4は
搬送路2bへ搬送され、アクセプトスタッカ19に排出
される。また、切換ゲート18が矢印B方向へ回動する
と、搬送路2bの入口は切換ゲート18により遮断さ
れ、この結果帳票4は搬送路2aへ搬送されてリジェク
トスタッカ20へ排出される。
【0010】ところで、切換ゲート18の回動方向は図
示せぬ制御部により制御されている。つまり搬送される
帳票4に記載された情報が読取部8で全て読取ることが
できた場合、切換ゲート18は矢印A方向へ回動するよ
うになっている。また、帳票4に記載された情報が読取
部8で読取れなかった場合、つまり判読不可能情報があ
った場合、切換ゲート18は矢印B方向へ回動するよう
になっている。この場合、帳票4上には印字されない。
以上の構造により光学式文字読取装置1は成っている。
【0011】次に上記構造の光学式文字読取装置1の動
作を図7、図8に基づいて説明する。図8は従来の印字
状態を示す説明図である。
【0012】図7において、先ずピッカローラ5により
ホッパ3上の帳票4を1枚ずつ繰り出し、給紙ローラ6
a、分離ローラ6bと搬送ローラ7a,7bとにより帳
票4を読取部8へ搬送する。帳票4の先端が読取部8に
達すると、読取部8は読取り動作を開始し、帳票4上に
記載された情報を読取る。
【0013】この時、帳票4に記載された情報が読取部
8により全て読取られなかった場合、切換ゲート18は
矢印B方向へ回動し、搬送ローラ7c〜7lにより帳票
4は搬送されてリジェクトスタッカ20へ排出される。
また読取部8により全て読取られた場合、切換ゲート1
8は矢印A方向へ回動し、搬送ローラ7c〜7hは帳票
4を印字部14へ搬送する。
【0014】印字部14では、印字ヘッド16が図示せ
ぬピンをインクリボン17aを介して帳票4に打ち付け
て印字するが、印字部14は装置1に固定されているの
で、図8で示すように通番等の印字される情報は帳票4
の搬送(矢印E方向)とともに徐々に印字される。
【0015】印字終了後、切換ゲート18に案内され、
帳票4は搬送路2bを通ってアクセプトスタッカ19へ
排出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の光学式文字読取装置では印字部が装置に固定されて
いるので、帳票上の常に決った場所に1行で印字をしな
ければならなかった。さらに搬送路は入口から印字部ま
で1本になっているので、表面或いは裏面のどちらかの
片面印字に限られていた。それ故小型の帳票上に多量の
情報を印字する場合、1行で印字しなければならないの
で、印字可能領域の狭さから例えば印字文字同士が重っ
たり、帳票にあらかじめ記載された情報と、印字する情
報とが重ってしまうことがあった。この結果印字後、再
読取りする時に判読不可能になってしまい、帳票処理が
適切に行われないという問題が生じていた。また、帳票
上に記載された情報と印字情報とが重ってしまうことを
避けるために、あらかじめ帳票に記載する情報の帳票フ
ォーマットが規制されるという問題も生じていた。
【0017】本発明は以上述べた問題を除去するため
に、搬送路の一部にループ搬送路を接続し、帳票の両面
にも印字可能とすることにより、または複数行の印字を
可能とすることにより、帳票レイアウト等の帳票設計を
容易にするとともに、印字情報が増えても印字可能な優
れた光学式文字読取装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、帳票搬送路を搬送される帳票に記載された
情報を読取部で光学的に読取るとともに、印字部で前記
帳票に印字する光学式文字読取装置において、前記読取
部よりも搬送方向下流側に前記帳票搬送路と接続して形
成されたループ搬送路と、前記ループ搬送路上を両方向
に前記帳票を搬送する搬送手段と、前記帳票搬送路と前
記ループ搬送路との接続部に配設され、前記帳票の該ル
ープ搬送路への進入方向を切換える切換ゲートとを設け
たものである。
【0019】また別の解決手段として、帳票の搬送方向
と直交する方向に印字部を移動させるキャリッジ機構を
印字部に設けてもよい。
【0020】
【作用】帳票に記載された情報を読取部で読取った後、
読取り結果に応じて切換ゲートを回動する。これによ
り、帳票のループ搬送路への進入方向が切換えられ、搬
送手段により印字部において両方向に帳票が搬送される
ので帳票の表面、裏面、または両面に印字することがで
きる。それ故従来よりも帳票の印字可能領域が増え、こ
の結果印字位置を考慮することなく帳票レイアウトの設
計ができるので、帳票設計は容易になる。
【0021】また別の解決手段によれば、帳票の読取り
終了後帳票上に印字する際、キャリッジ機構により印字
部が帳票の搬送方向と直交する方向の任意の位置に移動
し、移動した位置で印字できるので、従来よりも印字行
数を増やすことができる。この結果、さらに多くの情報
を印字できる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は本発明に係る第1実施例の光
学式文字読取装置を示す概略構成図である。
【0023】図において、光学式文字読取装置30の搬
送路31は帳票搬送路32とループ搬送路33とにより
構成されている。この帳票搬送路32には、帳票4の排
出路となる排出搬送路32aが接続されており、その接
続部分には、支点56aを回動支点として第1切換ゲー
ト56が回動可能に取付けられている。また、排出搬送
路32aの排出口側には、スタッカ44が設けられてい
る。このスタッカ44に、排出された帳票4が積載され
る。
【0024】これら帳票、排出搬送路32,32aに沿
って搬送ローラ34,35,36,37,38,39が
回転可能に取付けられている。これらの搬送ローラ34
〜39は光学式文字読取装置30に設けられた第1搬送
モータ40により駆動されるようになっている。また搬
送ローラ35に設けられた伝達ギア41と分離ローラ6
aに設けられたギア42とを介して、搬送ローラ35の
回転力は分離ローラ6aに伝達され、分離ローラ6aの
回転により図示せぬ伝達部材を介してピッカローラ5が
回転するようになっている。さらにピッカローラ5は、
ブラケット43により矢印E,F方向に移動可能となっ
ている。
【0025】帳票搬送路32とループ搬送路33は接続
部45で接続されている。この接続部45には、支点4
6aを回動支点として第2切換ゲート46が矢印CD方
向に回動可能に取付けられている。そしてこの第2切換
ゲート46が回動することにより帳票4のループ搬送路
33への進入方向は、矢印Nの搬送方向(Aルート)
か、或いは矢印Mの搬送方向(Bルート)かに切換えら
れるようになっている。また、このループ搬送路33に
沿ってプラテン15、搬送ローラ47,48,49,5
0が回転可能に取付けられている。これらの搬送ローラ
47〜50とプラテン15は光学式文字読取装置30に
設けられたループ搬送モータ51により駆動されるよう
になっている。また印字部14はループ搬送路33に沿
って設けられている。
【0026】次にこの実施例の制御系の説明を図2に基
づいて説明する。図2は第1実施例の制御系を示すブロ
ック図である。
【0027】制御部52は光学式文字読取装置30の全
体動作を制御する。この制御部52には認識制御部13
と読取部8とが接続されており、さらに認識制御部13
と読取部8とが接続されている。
【0028】また制御部52は、切換ゲート駆動回路5
3、モータ駆動回路54、印字制御部55を制御するよ
うになっている。切換ゲート駆動回路53は第1切換ゲ
ート56、及び第2切換ゲート46を回動制御し、モー
タ駆動回路54は第1搬送モータ40及びループ搬送モ
ータ51を駆動する。印字制御部55は印字部14を制
御するようになっている。この他の構造については従来
技術と同様であり、以上の構造により光学式文字読取装
置30は成っている。
【0029】次に第1実施例の動作について図1、図
2、図3に基づいて詳細に説明する。図3は第1実施例
の動作を示すフローチャートである。
【0030】図1、図3において、先ず第1搬送モータ
40を矢印H方向へ回転、つまり正転させて搬送ローラ
35,37,39を回転させる(ステップ1)。搬送ロ
ーラ35の回転により伝達ギア41、ギア42を介して
給紙ローラ6aが回転する。給紙ローラ6aの回転に伴
い、ピッカローラ5が回転し、これによりホッパ3上の
帳票4は繰り出される。帳票4が2枚以上繰り出された
場合、その2枚目以降は分離ローラ6bにより帳票搬送
路32への搬送を食い止められ、給紙ローラ6a、搬送
ローラ34,35により1枚目の帳票4は読取部8へさ
らに搬送される。この時第1切換ゲート56は、図2に
示す制御部52に制御されて矢印J方向へ回動してい
る。またピッカローラ5は1枚目の帳票4が繰り出され
た後、ブラケット43により矢印E方向へ持ち上げら
れ、次の帳票4が繰り出されないようにする。
【0031】帳票4の先頭部が読取部8に達すると、制
御部52に制御されて読取部8の光源9a,9bが帳票
4上に光を当て、読取り動作を開始する。この光は帳票
4で反射し、レンズ10で集光され光電変換部12へ送
られ、そこで光電変換される。そして光電変換されて電
気信号となったイメージデータは、この後認識制御部1
3で認識処理され、制御部52へ送出される(ステップ
2)。制御部52では、帳票番号の読取結果または帳票
データの読取結果または読取回数等により、第2切換ゲ
ート46の回動方向を決定する(ステップ3)。
【0032】制御部52で帳票4の表面に印字すること
(Aルートで搬送)を決定すると、ステップ4へ進む。
つまり、第2切換ゲート46は矢印D方向へ回動して帳
票4を矢印N方向に進入させる。また、同時にループ搬
送モータ51を矢印K方向に回転、つまり正転させ、プ
ラテン15と搬送ローラ48,49を回転させる(ステ
ップ5)。以上の動作により、帳票4は矢印N方向に搬
送され印字部14へ送られる。印字部14では印字制御
部55に制御され、印字ヘッド16が帳票4の表面に通
番等を印字する(ステップ6)。
【0033】そして帳票搬送路32とループ搬送路33
との接続部45を帳票4の後端が通過し、帳票4全体が
ループ搬送路33に進入すると(ステップ7)、制御部
52に制御され第2切換ゲート46は矢印C方向へ回動
する(ステップ8)。なおステップ7における帳票4の
後端の検出は、図示せぬ光学センサにより行われる。そ
してステップ9において、第1搬送モータ40を矢印G
方向に回転、つまり逆転させる。これにより、ループ搬
送路33を一周した帳票4の先頭部が接続部45を通過
すると、帳票4は搬送ローラ36,37により帳票搬送
路32へ引き込まれる。帳票4の表面にのみ印字する場
合(ステップ10)、制御部52により制御され、第1
切換ゲート56は矢印I方向へ回動し、帳票4は排出搬
送路32aを搬送されスタッカ44へ排出される(ステ
ップ12)。
【0034】帳票4の裏面にも印字する場合(ステップ
10)、帳票4の後端が接続部45を通過するのを確認
する(ステップ11)と、第1搬送モータ40を正転さ
せ帳票4を再びループ搬送路33側へ搬送する(ステッ
プ13)。
【0035】ところで、帳票4はループ搬送路33を一
周して再び帳票搬送路32へ戻ると、帳票4の上面は繰
り出された時の面とは反対の面になっている。それ故両
面印字をする場合、第2切換ゲート46を再びD方向へ
回動し(ステップ4)、ステップ4からステップ9まで
の動作を繰り返して帳票4の裏面に印字する。そして印
字終了後、帳票4はスタッカ44に排出される(ステッ
プ12)。
【0036】次に帳票4の裏面だけに印字する場合につ
いて説明する。先ず帳票4の読取りが読取部8で終了し
(ステップ2)、制御部52で帳票4の裏面に印字する
ことを決定すると(ステップ3)、ステップ14へ進
む。つまり第2切換ゲート46は矢印C方向へ回動し
て、帳票4がBルートへ進入するようにする(ステップ
14)。また、同時にループ搬送モータ51を矢印L方
向へ回転、つまり逆転させる(ステップ15)。以上の
動作により、帳票4は矢印M方向に搬送され印字部14
へ送られる。印字部14では印字制御部55に制御さ
れ、印字ヘッド16で帳票4の裏面に通番等を印字する
(ステップ16)。
【0037】帳票4の後端が接続部45を通過し、帳票
4全体がループ搬送路33へ進入すると(ステップ1
7)、制御部52に制御され第2切換ゲート46は矢印
D方向へ回動し(ステップ18)、印字を終了した帳票
4が接続部45を通過できるようにする。この後第1搬
送モータ40を逆転し(ステップ19)、帳票4を帳票
搬送路32へ引き込む。そして、制御部52に制御さ
れ、第1切換ゲート56は矢印I方向へ回動し、帳票4
は排出搬送路32aへ搬送されスタッカ44へ排出され
る(ステップ12)。
【0038】次に第2実施例について図4、図5に基づ
いて説明する。図4は第2実施例の印字部を示す概略構
成図であり、図5は第2実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【0039】図4において、印字部70は図1に示す光
学式文字読取装置30の印字部14の代りに用いられる
もので、ループ搬送路33に沿って設けられている。こ
の印字部70は、ラインサーマルヘッド71と熱転写イ
ンクリボン72を使用する熱転写式のプリンタから成
る。そして駆動マグネット73を駆動させることによ
り、ラインサーマルヘッド71はプラテン15との間で
インクリボン72と帳票4を圧接挟持するようになって
いる。また、インクリボン72が巻回される2つの軸7
4,75において、一方の軸74には使用されていない
新しいインクリボン72が巻回され、他方の軸75には
使用済のインクリボン72が巻回されている。
【0040】インクリボン駆動モータ76は制御回路7
7により駆動され、軸74,75を駆動する。また、イ
ンクリボン駆動モータ76の駆動軸にはエンコーダ78
が設けられ、エンコーダ78は制御回路77に接続され
ている。以上の構造により印字部70は成っている。そ
の他の構造は第1実施例と同様である。
【0041】次に上記第2実施例の印字部70を用いた
場合の印字動作を図5に示すフローチャートに従って説
明する。なお、帳票4の搬送動作は第1実施例と同様な
ので、ここでは印字動作のみを説明する。帳票4が矢印
N方向、つまりAルートで搬送される場合(ステップ2
1)、先ず図5のステップ22へ進む。ここではプラテ
ン15と図示せぬ搬送ローラとにより、帳票4を印字位
置まで搬送する(ステップ22)。
【0042】次に駆動マグネット30を駆動させ、イン
クリボン72と帳票4をサーマルヘッド71とプラテン
15で挟持する(ステップ23)。そしてサーマルヘッ
ド71の発熱体71aを発熱させて、帳票4に印字を行
う(ステップ24)。この時インクリボン72はプラテ
ン15により帳票4とともに矢印P方向へ給送され、軸
74から繰り出される。リボン駆動モータ76は軸75
を回転して、サーマルヘッド71を通過した使用済のイ
ンクリボン72を軸75に巻取る。印字が終了すると、
リボン駆動モータ76と駆動マグネット73の駆動を停
止し、サーマルヘッド71をプラテン15から離隔させ
る(ステップ25)。帳票4の表面のみ印字する場合
(ステップ26)この後帳票4は図1の帳票搬送路3
2、排出搬送路32aを搬送されスタッカ44に排出さ
れる。
【0043】また両面にも印字する場合(ステップ2
6)、この帳票4が図1のループ搬送路33を一周した
後再び帳票搬送路32へ戻し、ステップ22〜25の動
作を繰り返せばよい。
【0044】次に、帳票4が矢印M方向つまりBルート
で搬送される場合について説明する。インクリボン72
はプラテン15により給送されるので、Bルートで帳票
4に印字する場合、インクリボン72の給送方向は矢印
Oで示される方向になる。それ故、軸74でインクリボ
ン72の巻取りを行う。
【0045】しかし、軸75には使用済のインクリボン
72が巻回されているので、この状態で印字を行うと使
用済のインクリボン72がサーマルヘッド71へ繰り出
されることになる。それ故印字を行う前に、印字で使用
される量分の未使用のインクリボン72を軸75に前も
って巻取っておく必要がある。この巻取りはリボン駆動
モータ76が軸75を回転することにより行われ、その
巻取り量はエンコーダ78により計測される(ステップ
27)。
【0046】エンコーダ78により計測された量分の未
使用のインクリボン72を軸75に巻取った後、帳票4
を印字位置までフィードする(ステップ28)。この
後、駆動マグネット73を駆動させてインクリボン72
と帳票4をサーマルヘッド71とプラテン15とで挟持
し(ステップ29)、サーマルヘッド71で通番等を印
字をする(ステップ30)。この時プラテン15により
帳票4の搬送とともに、インクリボン72は矢印O方向
へ搬送され、リボン駆動モータ76は軸74を回転して
使用済のインクリボン72を軸74に巻取る。印字が終
了すると、リボン駆動モータ76と駆動マグネット30
の駆動を停止し、サーマルヘッド71をプラテン15か
ら離隔させる(ステップ31)。
【0047】そして、サーマルヘッド71をプラテン1
5から離隔させた後、リボン駆動モータ76を再び駆動
して軸75を回転し、軸74に巻取られた使用済のイン
クリボン72を軸75に巻取る(ステップ32)。
【0048】この第2実施例の印字部70によれば、サ
ーマルヘッド71の発熱体71aの横幅は帳票4の横幅
よりも長くなっている。それ故サーマルヘッド71が印
字部70に固定されていても、帳票4の搬送に伴い発熱
体71aを選択して発熱させることにより、読取データ
の記入していない行間や帳票4上の空白部分、または2
度読み防止のために読取行中の一部等任意の場所に複数
行、印字ができる。この結果第1実施例の印字部14よ
りも多量の情報を印字できる。
【0049】またこの印字部70を図7に示す従来の光
学式文字読取装置1に印字部17の代りに設けた場合、
印字ヘッド71は帳票4の任意の位置に印字可能である
ので、片面のみの印字であっても多くの情報を印字する
ことができる。
【0050】次に第3実施例について図6に基づいて説
明する。図6は第3実施例の印字部を示す概略構成図で
ある。印字部90は印字ヘッド91、リボンカセット9
2、キャリッジ機構93から成るシリアルプリンタであ
る。
【0051】キャリッジ機構93のヘッドキャリッジ9
4は、印字ヘッド91を搭載し、帳票4の搬送方向に直
交して設けられたシャフト95に沿って移動可能となっ
ている。またヘッドキャリッジ94はキャリッジ駆動ベ
ルト96により駆動され、キャリッジ駆動ベルト96は
キャリッジ駆動モータ97により駆動されるようになっ
ている。以上の構造によりキャリッジ機構93は成って
いる。
【0052】次に上記第3実施例の印字部90による印
字動作を図1の光学式文字読取装置30の印字部14の
代りに設けた場合について、図1、図6に基づき説明を
する。なお帳票4の搬送動作は第1実施例と同様なの
で、ここでは印字動作のみを説明する。
【0053】図1のループ搬送路33を帳票4がAルー
ト或いはBルートで搬送されて印字部90へ達すると、
帳票4の搬送とともに印字ヘッド91が通番等を帳票4
に1行、印字する。また2行以上印字する場合、ヘッド
キャリッジ94を搬送方向と直交する方向へ移動し、ま
た帳票4を逆搬送して印字開始位置まで戻した後、再び
印字を行う。この第3実施例によれば、印字ヘッド91
は帳票4の搬送方向と直交する方向に移動可能に設けら
れているので、読取データの記入していない行間や帳票
4上の空白部分、または2度読み防止のために読取行中
の一部等任意の場所に複数行、印字ができる。この結果
第2実施例と同様、第1実施例の印字部14よりも多量
の情報を印字できる。
【0054】また、この印字部90を従来の光学式文字
読取装置1に印字部14の代りに設けた場合、第2実施
例の印字部70と同様に印字ヘッド91は帳票4の任意
の位置に印字可能であるので、片面のみの印字であって
も多くの情報を印字することができる。
【0055】ところで、各実施例の印字部14,70,
90をループ搬送路33上ではなく、接続部45と読取
部8との間に設けた場合、帳票4の両面に印字をする
際、帳票4がループ搬送路33を一周するだけで両面に
印字ができる。この結果、両面印字の場合、搬送時間の
短縮が可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、帳票の印字する面を表面、裏面または両面のいず
れかに選択でき、また複数行印字できるので、印字位置
を考慮することなく帳票レイアウトの設計ができる。こ
の結果小型帳票の場合でも、従来より多くの情報を印字
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の光学式文字読取装置
を示す概略構成図である。
【図2】第1実施例の制御系を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第2実施例の印字部を示す概略構成図である。
【図5】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第3実施例の印字部を示す概略構成図である。
【図7】従来の光学式文字読取装置を示す概略構成図で
ある。
【図8】従来の印字状態を示す説明図である。
【符号の説明】
4 帳票 8 読取部 14 印字部 30 光学式文字読取装置 31 搬送路 33 ループ搬送路 45 接続部 46 第2切換ゲート 70 印字部 90 印字部 93 キャリッジ機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票搬送路を搬送される帳票に記載され
    た情報を読取部で光学的に読取るとともに、印字部で前
    記帳票に印字する光学式文字読取装置において、 前記読取部よりも搬送方向下流側に前記帳票搬送路と接
    続して形成されたループ搬送路と、 前記ループ搬送路上を両方向に前記帳票を搬送する搬送
    手段と、 前記帳票搬送路と前記ループ搬送路との接続部に配設さ
    れ、前記帳票の該ループ搬送路への進入方向を切換える
    切換ゲートとを設けたことを特徴とする光学式文字読取
    装置。
  2. 【請求項2】 帳票搬送路を搬送される帳票に記載され
    た情報を読取部で光学的に読取るとともに、印字部で前
    記帳票に印字する光学式文字読取装置において、 前記印字部は熱転写式のインクリボンを使用する熱転写
    式印字部とし、 前記読取部よりも搬送方向下流側に前記帳票搬送路と接
    続して形成されたループ搬送路と、 前記ループ搬送路上を両方向に前記帳票を搬送する搬送
    手段と、 前記帳票搬送路と前記ループ搬送路との接続部に配設さ
    れ、前記帳票の該ループ搬送路への進入方向を切換える
    切換ゲートと、 前記帳票の搬送方向に応じて前記インクリボンの巻取方
    向を切換る切換制御手段とを設けたことを特徴とする光
    学式文字読取装置。
  3. 【請求項3】 帳票搬送路を搬送される帳票に記載され
    た情報を読取部で光学的に読取るとともに、印字部で前
    記帳票に印字する光学式文字読取装置において、 前記帳票の搬送方向と直交する方向に前記印字部を移動
    させるキャリッジ機構を設けたことを特徴とする光学式
    文字読取装置。
JP5033546A 1993-02-23 1993-02-23 光学式文字読取装置 Pending JPH06251188A (ja)

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